JPS5936377Y2 - 空気回転工具のトルク調節操作装置 - Google Patents

空気回転工具のトルク調節操作装置

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JPS5936377Y2
JPS5936377Y2 JP1978110632U JP11063278U JPS5936377Y2 JP S5936377 Y2 JPS5936377 Y2 JP S5936377Y2 JP 1978110632 U JP1978110632 U JP 1978110632U JP 11063278 U JP11063278 U JP 11063278U JP S5936377 Y2 JPS5936377 Y2 JP S5936377Y2
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JP
Japan
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clutch
adjustment
case
adjustment ring
piece
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978110632U
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English (en)
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JPS5526688U (ja
Inventor
敏正 南山
Original Assignee
不二空機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は作業操作トルクを外部から簡単に調節すること
ができるようにした空気回転工具のトルク調節操作装置
に関するものである。
従来、エヤードライバー等においてはその捻し込みトル
クを調節する手段について、一部考案がなされているも
、その調節量を外部から確認できないため使用に際して
これを即座に把握することができず不便である。
本考案は使用に際してドライバービット等の取付はスピ
ンドルの出力状態、即ちスピンドルと原動機出力軸との
動力伝達状態を、スピンドルに受ける外部抵抗に対し許
容するトルク以上になるとクラッチ部で伝導回転力が切
離される状態の設定をケーシング部に付した調節部にお
いて設定目盛により表示し、これによって予め使用者が
捻し込みトルクを察知できるようにした機能を有するエ
ヤードライバーを提案するものである。
以下本考案を一実施例について図面により詳述すれば、
第1図に示すものはエヤードライバーの一具体例であっ
て、1は本体で内部に周知構造の空気モータ(図示せず
)が内蔵してあり、2は把手、3は空気供給管接手、4
は正逆転切換バルブ操作レバー、5は給気弁操作ノブ、
6は排気口、7は減速機構、8は出力軸、10はスリッ
プクラッチ、12は出力クラッチシャフト、27は爪ク
ラッチでクラッチシャフト12の先端に被嵌してキー2
7止めされており、40はスピンドルでクラッチシャフ
ト12先端中心の中空部12′に一端部を遊嵌したアー
パー28を介して同一軸心上に配されており、後端面に
はクラッチシャフト12先端固着の爪クラッチ27と−
噛み合う構造のクラッチ爪41が突設してあり、更にク
ラッチシャフト12の中空部12′に内設した巻ばね2
9力でボール29′を介在して中央嵌着のアーバー28
を介し回転自在に離れ勝手となるよう設けられ、かつ先
端部42は中空にしてその中空孔43にドライバービッ
ト (図示せず)或いはこれに類する締付は具等の柄杆
が嵌脱可能なようになして、外周をブツシュ44を介し
ケース45に回転自在に受支されている。
30はクラッチケースで、本体1直結の減速機構7支持
体9先端部な螺着されており、このクラッチケース30
の先端部外周には先端部ケース45が螺着している。
而してスリップクラッチ10とクラッチシャフト12と
の関係は、第3図乃至第6図に示す如く、スリップクラ
ッチ本体11とクラッチシャフト12基端との嵌合部に
は多数のボール14を環状溝13、13’間に配列介在
させて遊転可能に連結支持し、かつクラッチ本体11の
前端面部には適宜数等分して浅い円孤状のローラ受溝1
5を放射状に設け、この受溝15に対向する位置にはク
ラッチシャフト12の外周に突設した鍔を前記ローラ受
溝15の数と等しく切込んでなる保持片16切欠き16
にローラ17を介在保持せしめて、該クラッチシャフト
12に被嵌するクラッチバネ受片18の前端面と前記ク
ラッチ本体11の受溝15とで前記ローラ17を転勤自
在に挾持するようになされており、クラッチバネ受片1
8の鍔後面18′と、クラッチシャフト12中間部に被
嵌する受座環19との間にはコイルバネ20を介挿し、
スラストベアリング21を介し調節片22にて該コイル
バネ20の圧縮量を調節自在となし、このコイルバネ2
0の圧縮量によりスリップクラッチ10の空転条件、即
ち捻し込みトルクを設定できるようになされている。
そして前記調節片22はクラッチケース30の先端部に
、軸線方向に適宜長さ刻設された複数の切割部31に遊
嵌する突起部22′を備え、かつこの突起部22′外周
にねし22′を刻設し、クラッチケース30に遊動自在
に被嵌した薄肉円筒状の調節環23内周雌ねじ23′と
前記調節片22のクラッチケース外周より突出した突起
部22′外周ねし22′とを螺合せしめ、調節環23の
回動により調節片22を軸線方向に移動させるようにな
っている。
なお、該調節環23の先端縁23′と先端部ケース45
の後端縁45′とには相互に噛み合う浅い凹凸が形成し
ており、調節環23の回動によるクラッチ調節用コイル
バネ20の圧縮量設定後目動的な変位を防止するような
し、また周面の適所には軸線方向に沿って長い透し孔2
4を設け、その縁部に適当な間隔で目盛25を付し、調
節片22の変位置を外部から確認できるようになされて
いる。
なお図中符号26はボール挿入孔プラグ、46はアタチ
メント取付けねじのプロテクター、47はビット係止用
ボールクラッチである。
本考案にては斯くの如く構成されているので、その使用
に際してはスピンドル40に作用する捻し込みトルオの
設定を行なうに当り、調節環23を第2図上銘板47に
示す符号H方向に回動すれば、該調節環23はケース4
5端とクラッチケース30の環状突起32との間で遊動
自在に被嵌して内部で調節片22と螺合しており、しか
もこの調節片22はクラッチケース30の切割部31に
係合して回動不能に設けられているので、減速機出力軸
8側に向は移動し、従ってクラッチバネ受片18との間
のコイルバネ20を圧縮し、スリップクラッチ10のロ
ーラ受溝15と該コイルバネ受片18との間の接触圧が
高くなり、逆に調節環23を符号りの方向に回動させる
と、前記とは逆に作用して接触圧が低くなる。
而して調節環23によるクラッチコイルバネ20の圧縮
量の調節によりスリップクラッチ10部に対する押圧力
を所望の状態に設置定し、スピンドル40先端の中空孔
43に例えばドライバービット(図示せず)を装着して
モータを正転させ、目的のねしく図示せず)を被取付は
部に捻し込む操作を行なえば、該ねじが捻し込まれると
スピンドル40とクラッチシャフト12との噛み合い爪
クラッチ27.41部を経て該シャフト12に所要以上
の負荷が作用して停止することになり、即ちクラッチシ
ャフト12の保持片16切欠き16′に保持されている
ローラ17が係合するスリップクラッチ本体11のロー
ラ受溝15から外脱して該クラッチ部でスリップし、ク
ラッチ本体11から減速機構7を含むモータ側のみが回
転する。
要するに調節環23によるコイルバネ20の圧縮量の加
減によりスリップクラッチ10における回転動力伝達の
限度を任意に設定できるのであり、この操作は工具の外
部において前記したように調節環23を回動することに
より自在に行なえるのであり、更にこの設定操作時該調
節環23に設けた透し孔24から調節片22の変位位置
を確認して捻し込みトルクの設定を行なえるので、予め
付設した目盛25により、設定トルクが定められるよう
にしておけばより好都合である。
そしてこのトルク設定に際して調節環23とその前部に
位置する先端部ケース45とは前記したように両者の当
接縁23”、 45’に浅い噛み合い凹凸が付され、調
節環23には常に螺合する調節片22を介してコイルバ
ネ20の推力が作用しているから前記のトルク設定操作
のため回動するとき、後方に引くことで噛み合いが解け
、回動後はバネ推力で凹凸縁が噛合するので使用中に意
に反して回動変位することなく設定状態を保ち得るので
ある。
なお、本考案のトルク調節操作装置は上記の如き実施例
のみならずトルク設定を必要とする捻し込み或いは締付
は等の作業を行なう空気工具に適用すること可能であり
、また各部の構成も本考案技術的範囲内において変更で
きることは謂うまでもない。
叙上の如く本願考案によれば工具の外部において調節環
を回動操作し、かつ設定条件を確認しつつ捻し込み或い
は締付は等回転作業トルクを任意作業条件に応じて速や
かに調節することができるので、目的作業物や工具に無
理な外力を負荷させず、常に適正な条件のもとて作業で
きるようになったのである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであって、第1図は
本考案装置を設備えたエアドライバーの要部縦断正面図
、第2図は第1図の平面図、第3図はスリップクラッチ
とその作動調節部の拡大断面図、第4図は第3図のX
4−X 4視図、第5図は第3図のX5−X5視図、第
6図はクラッチケース先端部と調節片との関係を示す平
面図である。 1・・・・・・本体、8・・・・・・減速機構出力軸、
10・・・・・・スリップクラッチ、11・・・・・・
クラッチ本体、12・・・・・・クラッチシャフト、1
5・・・・・・ローラ受溝、16・・・・・・保持片、
17・・・・・・ローラ、18・・・・・・バネ受片、
19・・・・・・受座環、20・・・・・・コイルバネ
、22・・・・・・調節片、22′・・・・・・突起部
、22′・・・・・・ねじ部、23・・・・・・調節環
、23′・・・・・・雌ねじ、24・・・・・・透し孔
、27・・・・・・爪クラッチ、28・・・・・・アー
バー、30・・・・・・クラッチケース、31・・・・
・・切割部、40・・・・・・スピンドル、41・・・
・・・クラッチ爪、45・・・・・・先端部ケース。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. モータに繋がる減速機構の出力軸と捻し込み又は締付は
    等の機素に回転力を付加するためのビットを装着するス
    ピンドルとの間にスリップクラッチを介在させた空気回
    転工具において、スリップクラッチの従動側クラッチシ
    ャフトに被嵌するバネ受片と、本体に連結のクラッチケ
    ース先端部に設けた複数の切割りにそれぞれ挿入して突
    出す突起部を有してその外周にねじを刻設してなる調節
    片との間に、該調節片背後でベアリングを介してコイル
    バネを介在させ、前記クラッチケースに遊動被嵌して外
    脱不能に設けた調節環の内円錐ねし部に前記調節片のね
    じを螺合せしめ、該調節環の回動で調節片の移動量を調
    節環適所に設けた透し孔を介し確認できるようになし、
    該調節環の前端縁とクラットケース先端に螺着の先端部
    ケース後端縁とが浅い戻り止めの凹凸にて噛合するよう
    にしたことを特徴とする空気回転工具のトルク調節操作
    装置。
JP1978110632U 1978-08-12 1978-08-12 空気回転工具のトルク調節操作装置 Expired JPS5936377Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978110632U JPS5936377Y2 (ja) 1978-08-12 1978-08-12 空気回転工具のトルク調節操作装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978110632U JPS5936377Y2 (ja) 1978-08-12 1978-08-12 空気回転工具のトルク調節操作装置

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Publication Number Publication Date
JPS5526688U JPS5526688U (ja) 1980-02-21
JPS5936377Y2 true JPS5936377Y2 (ja) 1984-10-06

Family

ID=29057696

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978110632U Expired JPS5936377Y2 (ja) 1978-08-12 1978-08-12 空気回転工具のトルク調節操作装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5566735B2 (ja) * 2010-03-12 2014-08-06 一般財団法人関東電気保安協会 トルクドライバ
JP2016055376A (ja) * 2014-09-09 2016-04-21 パナソニックIpマネジメント株式会社 電動工具

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS529879A (en) * 1975-07-14 1977-01-25 Furukawa Electric Co Ltd:The Automatic traversing device for wire rod winding machine

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JPS5526688U (ja) 1980-02-21

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