JPS5936016Y2 - 電力増幅器 - Google Patents

電力増幅器

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Publication number
JPS5936016Y2
JPS5936016Y2 JP9276777U JP9276777U JPS5936016Y2 JP S5936016 Y2 JPS5936016 Y2 JP S5936016Y2 JP 9276777 U JP9276777 U JP 9276777U JP 9276777 U JP9276777 U JP 9276777U JP S5936016 Y2 JPS5936016 Y2 JP S5936016Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current limiting
output
transistor
transistors
variable resistor
Prior art date
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Expired
Application number
JP9276777U
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English (en)
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JPS5420647U (ja
Inventor
伸一郎 細川
寛 後藤
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 松下電器産業株式会社 filed Critical 松下電器産業株式会社
Priority to JP9276777U priority Critical patent/JPS5936016Y2/ja
Publication of JPS5420647U publication Critical patent/JPS5420647U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電流制限機能を有する電力増幅器に関し、電流
制限の範囲や出力波形の型開始点の制御が容易に行なえ
るようにしたものである。
第1図は従来より使用されている電流制限機能を付加し
た電力増幅器を示すものである。
第1図において、1,1は正負の電源ライン、2は低周
波信号の入力端子、3は周知の入力回路、4は電流制限
回路、5,6はドライブ用トランジスタ、7.8はコン
プリメンタリ接続された出力トランジスタ、9は出力中
点Aに接続されたスピーカ、10〜14は抵抗、15は
コンデ゛ンサである。
そして電流制限回路4は、電流制限用トランジスタ16
.17と、ダイオード18〜21と、抵抗22〜25に
より構成されている。
なお、入力回路3の具体的な構成とその動作、およびシ
ングルエンディラドプッシュプル電力増幅器としての基
本動作はいずれも周知であり、第1図においてもそれと
変わることはないからその詳細な説明は省略する。
上記構成において、出力トランジスタ7,8、およびそ
れらのエミッタ抵抗13,14に規定以上の大電流が流
れ、出力中点Aに規定以上の大出力が現われたとする。
この場合、抵抗13.14の両端に現われる電圧が極め
て大きくなり、これが電流制限用トランジスタ16.1
7のベースに印加されるため、これらのトランジスタ1
6.17はより導通する方向に駆動され、ドライブ用ト
ランジスタ5,6へ印加される信号レベルを減少させる
その結果、出力トランジスタ7,8に流れる電流が制限
され、これらの出力トランジスタ7,8が破壊されるの
を防止する。
ところで、第1図に示すように構成した場合には、一対
の電流制限用トランジスタ16.17の動作特性にばら
つきがあると、これにより、入力信号の正の半サイクル
に応動するトランジスタ5,7の電流制限開始点と、負
の半サイクルに応動するトランジスタ6.8の電流制限
開始点とがばらついてしまう。
このため出力波形の上下が対称にクツツブしなくなり、
増幅器そのものの出力特性が損なわれてしまうという問
題がある。
一方、このような問題を解決するために、従来より第2
図に示すような回路が提案されている。
すなわち、第2図に示す回路は、第1図における抵抗2
2.23の代りに可変抵抗器26.27を用いたもので
あり、このように構成すれば、可変抵抗器26.27を
それぞれ独立に操作することができ、このことにより、
各電流制限用トランジスタ16゜17の動作特性のばら
つきを吸収することができる。
ところが、この場合には各電流制限用トランジスタ16
.17を互に独立して調整しなければならないため、そ
の調整作業が非常に煩わしくなるという問題がある。
たとえば、片方のトランジスタだけを調整した場合には
出力波形が正、負いずれか一方だけクリップされた状態
になってしまい、増幅器の動作点そのものが大きく変動
してしまうという問題がある。
そこでもう一方のトランジスタを調整すると、先に調整
した時点での動作点が再度変化し、先の調整点がずれて
しまうため、また最初の調整をし直さなければならない
このように、第2図の場合には、相互に何度も調整を繰
り返さなければならないため、調整作業が非常に煩わし
く、調整時間も長くかかり、量産化に適さないという問
題がある。
本考案はこのような従来の問題を解決する電力増幅器を
提供するものである。
以下本考案の一実施例について第3図とともに説明する
第3図において、第1図、第2図と同一機能の部分には
同一符号を付して説明を省略する。
そして28は一対の電流制限用トランジスタ16.17
のベース間に挿入された第1の可変抵抗器であり、29
は第1の可変抵抗器28の摺動端子とアース間に挿入さ
れた第2の可変抵抗器である。
このようにすれば、第1の可変抵抗器28を操作するこ
とにより、一対の電流制限用トランジスタ16、17の
動作特性を互に連動して同時に調整することができるか
ら、各トランジスタ16.17の型開始点の波形の対称
性をきわめて速やかに、かつ、正確に調整することがで
きる。
しかもこの実施例のように、第2の可変抵抗器29を付
加すれば、これを調整することにより電流制限の範囲、
換言すれば電流制限効果の程度を調整することができる
から、増幅器の電流制限機能を大幅に向上することがで
きる。
なお、第2の可変抵抗器29は、第1の可変抵抗器28
の摺動端子と出力中点Aの間に挿入してもよい。
また各トランジスタをFET等の他の能動素子で構成し
ても同様の効果が得られる。
以上のように、本考案は、コンプリメンタリ接続された
一対の出力トランジスタの出力端と出力中点の間にそれ
ぞれ抵抗を挿入し、上記各出力トランジスタのベースと
上記出力中点の間にそれぞれ電流制限用トランジスタを
挿入し、上記各電流制限用トランジスタのベースに上記
各抵抗の両端に現われる電圧を印加し、該電流制限用ト
ランジスタの導通を制御することにより、上記出力トラ
ンジスタに流れる電流を制限するように構威し、上記一
対の電流制限用トランジスタのベースに、各電流制限用
トランジスタの動作特性を同時に調整する可変抵抗手段
を挿入するとともに、上記可変抵抗手段を、一対の電流
制限用トランジスタのベース間に挿入された第1の可変
抵抗器と、上記第1の可変抵抗器の摺動端子と接地また
は出力中点間に挿入された第2の可変抵抗器とで構成し
たものであるから、第1の可変抵抗器により、電流制限
による出力波形の型開始点の調整がきわめて容易に行な
え、しかも、第2の可変抵抗器を付加することによって
電流制限の範囲そのものも可変できるという優れた効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は従来の電力増幅器を示す回路図、第3
図は本考案の一実施例を示す回路図である。 1・・・・・・電源ライン、2・・・・・・入力端子、
3・・・・・・入力回路、4・・・・・・電流制限回路
、5,6・・・・・・ドライブ用トランジスタ、7,8
・・・・・・出力トランジスタ、9・・・・・・スピー
カ、13.14・・・・・・抵抗、16.17・・・・
・・電流制限用トランジスタ、28・・・・・・第1の
可変抵抗器、29・・・・・・第2の可変抵抗器、A・
・・・・・出力中点。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コンプリメンタリ接続された一対の出力トランジスタの
    出力端と出力中点の間にそれぞれ抵抗を挿入し、上記各
    出力トランジスタのベースと上記出力中点の間にそれぞ
    れ電流制限用トランジスタを挿入し、上記各電流制限用
    トランジスタのベースに上記各抵抗の両端に現われる電
    圧を印加し、該電流制限用トランジスタの導通を制御す
    ることにより、上記出力トランジスタに流れる電流を制
    限するように構成し、上記一対の電流制限用トランジス
    タのベースに、各電流制限用トランジスタの動作特性を
    同時に調整する可変抵抗手段を挿入するとともに、上記
    可変抵抗手段を、一対の電流制限用トランジスタのベー
    ス間に挿入された第1の可変抵抗器と、上記第1の可変
    抵抗器の摺動端子と接地または出力中点間に挿入された
    第2の可変抵抗器とで構成したことを特徴とする電力増
    幅器。
JP9276777U 1977-07-12 1977-07-12 電力増幅器 Expired JPS5936016Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9276777U JPS5936016Y2 (ja) 1977-07-12 1977-07-12 電力増幅器

Applications Claiming Priority (1)

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JP9276777U JPS5936016Y2 (ja) 1977-07-12 1977-07-12 電力増幅器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5420647U JPS5420647U (ja) 1979-02-09
JPS5936016Y2 true JPS5936016Y2 (ja) 1984-10-04

Family

ID=29023227

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9276777U Expired JPS5936016Y2 (ja) 1977-07-12 1977-07-12 電力増幅器

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6234642U (ja) * 1985-08-13 1987-02-28

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JPS5420647U (ja) 1979-02-09

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