JPS5935335A

JPS5935335A - 電磁スイツチ

Info

Publication number: JPS5935335A
Application number: JP58134550A
Authority: JP
Inventors: カ−ル−ハインツ・ベ−クナ−; クラウス・ボ−レンツ
Original assignee: Robert Bosch GmbH
Current assignee: Robert Bosch GmbH
Priority date: 1982-07-30
Filing date: 1983-07-25
Publication date: 1984-02-27
Also published as: DE8221714U1; DE3361221D1; EP0099998B1; EP0099998A1; US4604597A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は特許請求の範囲第１項の上位概念に記載した形
式の電磁スイッチに関する。この種の電磁スイッチでは
、切換ピンが電磁石の可動子に対して相対移動可能に配
置されている。切換ピンは可動子がある程度前進した後
にはしめて可動子によって連行される。内燃機関の始動
伝動装置が遮断されると、戻しばねが可動子をその休止
位置へ押戻す。その場合の公知装置の欠点は、始動伝動
装置によって始動ビニオンが解離されたさいに可動子が
戻しばねによって休止位置へ戻されても、切換ピンがは
じめは可動子の運動に追従しないことにある。接触ブリ
ッジが主接点に付着又は溶着すると、接触ブリッジを主
接点から引離すためには戻しばねの力が不十分となる。

主接点は接触ブリッジを介して閉成されたままとなる。

これによって始動装置は運転者に気付かれずに電源に接
続されたまま回転し、始動電動機及び電磁スイッチの損
傷を招く。それゆえ、切換ピ〉に、それ自体ひいては接
触ブリッジを強制的に休止位置へ戻すための付加的な切
換部材を設ける必要がある。切換ピンを可動子に固定し
た電磁スイッチも存在する。しかしこの場合には、可動
子を含めた切換ピン接触ブリツ、シュニットの組立が大
量生産で経済的に行なわれないのが欠点である。その上
ユニットの調節及び修理のための取外し時に部品が不必
要に損傷する。

特＃″ｆ請求の範囲第１項に記載した本発明電磁スイッ
チの利点は、切換ピン、接触ブリッジ支持体、接触ブリ
ッジ及び接触圧ばねから成る組立やすい構成ユニットが
始動装置遮断後に戻しばねの全力によって休止位置へ運
動させられ、そのさい切換ピンが可動子の全運動距離と
同じ距離だけ運動する。これによって接触ブリッジの解
離が簡単かつ迅速に行なわれる。なんとなれば可動子の
戻シ運動によって接触ブリッジも解離するからである。

従って、可動子と切換ピンとの構成ユニットを休止位置
に保つ戻し案内ばねが省ける。

特許請求の範囲の従属項は本発明の有利な実施例を示す
。切換ピンが簡単な構造に形成されることによって、切
換ピン接触ブリッジ構成ユニットをオートメーションで
可動子に紐イ・Ｊりることかでき、しかも切換ピンは振
動に対して十分に強く可動子に配置される。

次に図示の実施例につき本発明を具体的に説明する。

第１図に示す第１実施例において、電磁スイッチはコツ
プ状のケーシング１を有し、このケーシング１は電磁石
のヨークとしても役立っている。ケーシングの端面に磁
芯体２が当句けられている。磁芯体２の段部に真ちゅう
スリーブ３の一端が差しはめられており、真ちゅうスリ
ーブ３の他端はケーシング１の底部に設けた孔内に挿入
されている。真ちゅうスリーブ３上には巻線支持体４が
配置されており、この巻線支持体４上に励磁巻線が配置
されている。この励磁巻線は吸着コイル５と保持コイル
６とがら成る。ケーシング１の底部と巻線支持体４との
間にばね７が挿入されており、このばね７は巻線支持体
４の製作誤差を補償するとともにこれを振動しないよう
にケーシンク゛１内に保持する。

磁芯体２の外側の端面はキャップ９によって囲われた切
換室８に面している。キャップ９は磁芯体２に面した縁
に７ランジ１ｏを備えている。磁芯体２と７ランジ１０
との間に弾性体１１が挿入されている。ケーシング１の
固定縁１２が磁芯体２及び７ランジ１０にがぶされてフ
ラン）１０の後方でかしめられている。キャップ９には
２つの主接点１３．１４が固定されており、同主接点１
３．１４は切換室δ内へ突入しておりかつキャップ９か
ら外部へ通じた接続ｄ？シルト有しており、この接続ダ
ルトは夫々図示しないバッテリの陽極若しくは始動電動
機の界磁巻線に接続されている。

真ぢゆうスリーブ３内には電磁石の可動子１５ががたつ
かないように案内されている。可動子の、真ちゅうスリ
ーブ３がら、従ってケーシング１から突出した端部に、
図示しない始動伝動装置のシフトレバ−のための連行子
１６が固定されている。可動子１５は磁芯体２へ向がっ
て開いた袋孔１７を有しており、この袋孔１７内に切換
ピン１９の一方の端部１８が案内されている。切換ビン
１９はさらにその端部１８の近くに環状溝２０を備えて
おり、この環状溝２０内にストツノξとしてスナップリ
ング２１が配置されている。切換ピン１９には、スナッ
プリング２１に当付けられる***状の案内部２２が設け
られている。案内部２２の縁２３はスナップリング２１
にかぶさっておりがっ可動子工５の袋孔１７内に案内さ
れている。切換ピン１９は金属又はプラスチック例えば
ウルトラミド（Ｕｌｔｒａｍｉｄ　）から成る。切換ピ
ン１９は磁芯体２の縦孔２４内でも案内されている。切
換ピン１９は縦孔２４内で案内されている部分に比して
小径の終端部分２５で切換室δ内へ突入している。この
終端部分２５には、接触圧ばね２６、絶縁相から成る接
触ブリッジ支持体２７、これに支持された接触ブリッジ
２８、絶縁板２９及び環状溝３０内に嵌込まれたストツ
ノミリング３１が設けられている。接触ブリッジ支持体
２７はスイッチの休止位置では磁芯体２の、切換室８に
面した端面に設けた凹設部３２内に位置する。

切換ビン１９上には戻しばね３３が配置されている。こ
の戻しばね３３はその一端で案内部２２にかつ他端で磁
芯体２に支持されている。

戻しばね３３は、切換ピン１９、接触圧ばね２６、接触
ブリッジ支持体２７、これに支持された接触ブリッジ２
８及び可動子１５から成る構成ユニットを図示の休止位
置に保持する。その場合、切換ピン１９は戻しばね３３
によって袋孔１７の底部に圧着される。

吸着コイル５及び保持コイル６とから成る励磁巻線が励
磁されると、可動子１５が戻しばね３３の力に抗して磁
芯体２に引寄せられ、可動子１５に設けられた連行子１
６に枢着されたシフトレバ−によって図示しない始動伝
動装置の始動ビニオンが内燃機関のリングギヤと噛合わ
される。そのさい、袋孔１７の底部に接していた切換ピ
ン１９がただちに可動子１５によって連行されて一層深
く切換室８内に突入する。［；ＩＪ換ビン１９のこの運
動によって、接触ブリッジ支持体２７に取付けられた接
触ブリッジ２８には接触圧ばね２６の力によって助成さ
れて切換室１８内で主接点１３．１４に圧着される。こ
れによって、主接点１３の接続ボルトに接続された図示
しない始動電動機が、主接点１４の接続ｉルトに接続さ
れた同様に図示しないバッテリに接続される。始動電動
機は電流を得て内燃機関を始動せしめる。

内燃機関の始動の後、電磁スイッチの励磁巻線への電流
供給が遮断される。可動子１５は戻しばね３３の力によ
って磁芯体２から引離される。そのさい、戻しばね３３
はじかに案内部２２に作用する。この案内部２２ばすで
に述べたように切換ビン１９のスナップリング２１に当
例けられているため、可動子１５と一緒に切換ピン１９
を休止位置へ押戻す。切換ピン１９ｉｌ−ｊ：ストツノ
８リング３１を介して、接触ブリッジ２Ｂを備えた接触
ブリッジ支持体２７ｆ：連行し、接触ブリッジ２８が主
接点１３．１４から引離され、バッテリから始動電動機
への電流供給が遮断され、始動電動機が停止する。可動
子１５の引戻し時に、戻しばね３３のすべての力が切換
ビシ１９へ作用するため、接触ブリッジ２８が主接点１
３．１４に付着していても又は溶着していても接触ブリ
ッジ２８は主接点から引離される。可動子１５及び切換
ピン１９は、切換ピン１９が可動子１５の袋孔１７に挿
入されているだけで可動子１５に固定されていなくとも
、強制的に一緒に運動する。戻しばね３３は案内部２２
を介して切換ピン１９を常時袋孔１７の底部に圧着して
いる。さらに案内部２２はその縁２３を介して切換ピン
１９を可動子１５０袋孔１７内でがたつかないように十
分に固定的に保持する。

本発明の第２実施例を第２図に示す。同一部品は同一符
号を以って示される。

可動子１５の袋孔１７内に切換ピン３４が挿入されてお
り、袋孔１７の底部に当付けられたその端部はストン・
ξ３５として形成されている。このストン・ξ３５に戻
しばね３３が支持されている。ストッパ３５は可動子１
５の袋孔１７内での切換ピン３４の案内としても役立っ
ている。切換ピン３４が金属製の場合はストン・ξ３５
が例えば一体の７ランジとして形成される。

切換ピン３４がシラスチック製の場合は、ストツノ８３
５は例えば射出法によって切換ピ〉に固定される。

本発明の第３実施例を第３図に示す。同一部品は同一符
号を以って示される。

可動子１５の袋孔１７内に挿入された切換ピン３６は金
属から成シかつ戻しばね３３のためのストン・ξ３７と
して役立つ据込まれた端部を有する。この端部は可動子
１５内での切換ピン３６の案内にも役立っている。自動
車の乱暴な運転時に戻しばね３３が切換ピン３６を傷付
けることがあるので、切換ピン３６はガラス繊維で補強
されたウルトラミｆ’　（Ｕｌｔｒａｍｉｄ　）のよう
な熱可塑性材料から成るスリーブ３８によって被覆され
ている。このスリーブ３８はストン・ξ３７のところか
ら磁芯体２の縦孔２４内で案内された切換ビン部分まで
延在している。スリーブ３８の端部は接触圧ばねの一端
部のためのストン・々３９を形成しており、接触圧ばね
の他端部は接触ブリッジ支持体２７に支持されている。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１実施例の縦断面図、第２図は本発
明の第２実施例の部分縦断面図及び第３図は本発明の第
３実施例の部分縦断面図である。１・・・ケーシング、２・・・磁芯体、３・・・真ちゅ
うスリーブ、４・・・巻線支持体、５・・・吸着コイル
、６・・・保持コイル、７・・・ばね、８・・・切換室
、９・・・キャップ、１０・・・７ランジ、１１・・・
弾性体、１２・・・固定縁、１３．１４・・・主接点、
１５・・・可動子、１６・・・連行子、１７・・・袋孔
、１８・・・端部、１９・・・切換ピン、２０・・・環
状溝、２１・・・スナップリング、２２・・・案内部、
２３・・・縁、２４・・・縦孔、２５・・・終端部分、
２６・・・接触圧ばね、２７・・・接触ブリッジ支持体
、２８・・・接触ブリッジ、２９・・・絶縁板、３０・
・・環状溝、３１・・・ストン・？リング、３２・・・
四設部、３３・・・戻しばね、３４・・・切換ピン、３
５・・・ストン・ξ、３６・・・切換ピン、３７・・・
ストン・ξ、３８・・・スリーブ、３９・・・ストツパ

Claims

【特許請求の範囲】１、特に内燃機関の始動装置のための電磁スイッチであ
って、ケーシンダ内に案内スリーブ上に設けた巻線支持
体が設けられており、巻線支持体に励磁巻線が配置され
ており、励磁巻線内に可動子が案内されており、ケーシ
ングの一方の端面に磁芯体が配置されており、可動子が
、磁芯体に支持された戻しばねの力に抗して磁芯体に引
寄せられるようになっており、磁芯体内に接触ブリッジ
支持体が可動に案内されており、この接触ブリッジ支持
体が、磁芯体を貫通して延在して長手方向移動可能な切
換ピン上に接触圧ばねの力に抗して移動可能に配置され
ており、切換ピンと接触ブリッジ支持体と、が協働して
切換室内で接触ブリツー）を支持しており、切換室がキ
ャップによって覆われており、同キャップ内に、切換室
内へ突入した２つの主接点が配置されている形式のもの
において、前記切換ピン（１９；３４；３６）が可動子
（１５）の孔（１７）内に挿入された端部にストン・”
（２１゜２２；３５；３７）を備えておシ、このストツ
ＡＫ戻しばね（３３）が当イ」けられており、かつこの
ストッパが可動子（１５）内での切換ピン（１９；３４
；３６）の案内としても形成されていることを特徴とす
る電磁スイッチ。２、　切換ピン（１９）が可動子（１５）内に挿入され
た端部（１８）の近傍にストン・ξ板（２１）を備えて
おり、このストン・ξ板に案内部（２２）が圧着されて
おり、この案内部（２２）に戻しばね（３３）が当付け
られており、この案内部が、切換ピン（１９）の長手軸
線に対して平行に延在する案内部分（２３）を有してお
り、同案内部分が可動子（１５〕内で坐着している特許
請求の範囲第１項記載の電磁スイッチ。３、　切換ピン（３４；３６）の可動子（１５）内に挿
入された端部が７ランジ（３５；３７）として形成され
ており、このフランジに戻しはね（３３）の一端が当何
けられており、かつ、この一端が可動子（１５）内で案
内されている特許請求の範囲第１項記載の電磁スイッチ
。牛、　切換ピン（１９，３４；３６）が金属から成る特
許請求の範囲第１項乃至第３項のいずれか１項記載の電
磁スイッチ。５、　切換ピン（３４）が絶縁性プラスチックから形成
されている特許請求の範囲第１項又は第３項記載の電磁
スイッチ。６、　切換ピン（３６）が少なくとも戻しばね（３３）
の存在する範囲でプラスチック製のスリーブ（３８）に
よって被覆されており、このスリーブがストツノξ（３
７）に当伺けられている特許請求の範囲第１項又は第４
項記載の電磁スイッチ。７、　スリーブ（３８）の、切換ピン（３６〕のストン
・ξ（３７）の存在する側とは逆の側の端面（３９）に
接触圧ばね（２６）が支持されている特許請求の範囲第
６項記載の電磁スイッチ。