JPH09174790A - プラスチック化粧シートとその製造方法 - Google Patents
プラスチック化粧シートとその製造方法Info
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- JPH09174790A JPH09174790A JP7339177A JP33917795A JPH09174790A JP H09174790 A JPH09174790 A JP H09174790A JP 7339177 A JP7339177 A JP 7339177A JP 33917795 A JP33917795 A JP 33917795A JP H09174790 A JPH09174790 A JP H09174790A
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Abstract
乗的な装飾効果がより高度に発揮され、しかも表面の平
滑性が損なわれることのない、取り扱いの容易なプラス
チック化粧シートとその製造方法を提供する。 【解決手段】 少なくとも一部に光輝性(光反射性)の
模様部分を有する模様層2を表面に有するプラスチック
模様シート3の表面側に、透明若しくは半透明のプラス
チックオーバーレイシート4と、転写基材としてのポリ
エステルフイルム11により転写形成した樹脂転写コー
ト層7を熱ラミネートにより積層したプラスチック化粧
シートにおいて、前記模様シート3の裏面側から裏エン
ボス5を形成するとともに、この裏エンボス5により前
記模様層2に裏エンボス5に沿った中間エンボス6を形
成したことを特徴とする。
Description
具、又は家具や什器等の表面にラミネートして用いるプ
ラスチック化粧シート、特に、光輝性若しくは光反射性
の模様を全体又は一部に有するとともにエンボスを形成
して、光輝性模様とエンボスによる凹凸模様との相乗的
な装飾効果をねらったプラスチック化粧シートとその製
造方法に関するものである。
トに形成されるエンボスによる凹凸模様は、シート表面
に形成されていた。一部、裏面側よりエンボスされてい
るものもあるが、シートの厚みが1mm以上のものであっ
た。
裏面側よりエンボスする技術を厚みの薄いプラスチック
化粧シートに使用すると、表面までエンボスが影響され
表面状態の良好なプラスチック化粧シートが得られない
という課題がある。
もので、光輝性模様とエンボスによる凹凸模様との相乗
的な装飾効果がより高度に発揮され、しかも表面の平滑
性が損なわれることのない、取り扱いの容易なプラスチ
ック化粧シートとその製造方法を提供することを目的と
するものである。
するための手段を図の実施例を参照して説明する。すな
わち、請求項1の発明に係るプラスチック化粧シート1
(図1)、101(図4)は、少なくとも一部に光輝性
(光反射性)の模様部分を有する模様層2を表面に有す
るプラスチック模様シート3の表面側に、透明若しくは
半透明のプラスチックオーバーレイシート4と、転写基
材としてのポリエステルフイルムにより転写形成した樹
脂転写コート層を熱ラミネートによりを積層したプラス
チック化粧シートにおいて、前記模様シート3の裏面側
から裏エンボス5を形成するとともに、この裏エンボス
5により前記模様層2に裏エンボス5に沿った中間エン
ボス6を形成したことを特徴とする。
ート1(図1)では、前記樹脂転写コート層7が、平滑
なポリエステルフイルム11にコートされることにより
表面が平滑で硬度の高い層であることを特徴としてい
る。
ート101(図4)では、前記樹脂転写コート層8が、
微細な凹凸を有するポリエステルフイルム111にコー
トされることにより表面が微細な艶消し面9で高度の高
い層であることを特徴としている。
4は、塩化ビニル系樹脂、オレフィン系樹脂、アクリル
系樹脂を用いることができる。
リメチルメタアクリレートを主成分とする通常の樹脂転
写コート層を用いることができ、その他、紫外線硬化性
樹脂や電子硬化性樹脂など表面硬度の高い樹脂層を用い
ることができる。
1、111は、通常ポリエチレンテレフタレートフイル
ム(PETフイルム)が用いられる。
は半透明も含まれる。
光輝性顔料等光を反射する材料を用いて印刷する印刷シ
ートを用いるか、表面に光を反射する材料を練り込む
か、金属薄膜で形成することができる。シートの表面
に、金属箔を接着したり、金属蒸着により模様シート3
を形成することもできる。
シート1(図1)、101(図4)では、表面が平滑面
又は艶消し面であるにも係わらず、内部に中間エンボス
6があり、層の内部において模様層2中の光輝性模様部
分2aが反射光により輝いて見え、且つ、中間エンボス
6による凹凸に沿って模様層2中の光輝性模様部分2a
が凹凸状になっていることから見る角度によって反射光
が変化する。また、エンボス作用を利用する構成であり
ながら、表面が平滑又は略平滑であることから、汚染が
少なく、清掃も容易である。
シート1(図1)、101(図4)の製造方法に係る。
図2は、該プラスチック化粧シートの製造工程における
シート各層を示す端面図、図3は、製造方式を示す図で
あり、図2及び図3を参照して、請求項4の発明に係る
製造方法を説明する。すなわち、請求項4の発明に係る
プラスチック化粧シートの製造方法は、少なくとも一部
に光輝性又は反射性の模様部分を有する模様層2を表面
に有するプラスチック模様シート3の表面側に、透明若
しくは半透明のプラスチックオーバーレイシート4を熱
ラミネートし、このオーバーレイシート4の表面側に転
写フイルム10を熱ラミネートした後に、前記模様シー
ト3、オーバーレイシート4及び転写フイルム10によ
る積層シートの模様シート3裏面側からエンボスロール
Fをかけて、模様シート3の裏面に裏エンボス5を形成
すると同時に前記模様層2に中間エンボス6を形成した
ことを特徴とする。
形態では、転写基材としてのポリエステルフイルム11
(111)と平滑表面を有する樹脂転写コート層7又は
艶消し表面を有する樹脂転写コート層8を構成するハー
ドコート層が剥離層12を介してラミネートされ、ハー
ドコート層の裏面には接着層14を有する積層構造であ
る。
1、101からは、転写フイルム10のポリエステルフ
イルム11、111を剥離することになる。なお、収
納、運搬あるいは張りつけ作業中においては、プラスチ
ック化粧シートの表面保護のためポリエステルフイルム
11、111をラミネートしたままの状態とすることが
よい。従って、工場からの出荷時には、通常、プラスチ
ック化粧シート1、101の表面にポリエステルフイル
ム11、111が設けられている。表面艶消しの樹脂転
写コート層8を有するプラスチック化粧シート101
(図4)を製造するためには、予め裏面に微細な凹凸を
形成したポリエステルフイルム111を用いた転写フイ
ルム10を使用する。
111の製造方法としては、予め1〜5μ程度の深さの
微細なエンボスを施す方法、或いは、粒径10μ以下、
好ましくは1〜8μの無機粒子を練り込む方法がある。
粧シートの本体となる積層シートの裏面にエンボスロー
ルFをかけて裏エンボス5を形成すると同時に中間エン
ボス6を形成する時に、該積層シートの表面側が転写フ
イルム10によって固く覆われてバックアップされてい
るため、積層シートの表面側の平滑性又は艶消し加工に
よる艶消し状態が損なわれるということがない。
に基づいて、具体的に説明する。図1は、実施の形態1
に係るプラスチック化粧シート1の端面図である。この
プラスチック化粧シート1は、少なくとも一部に光輝性
(光反射性)模様部分2aを有する模様層2を表面に有
するプラスチック模様シート3の表面側に、透明若しく
は半透明のプラスチックオーバーレイシート4を積層し
たプラスチック化粧シートにおいて、前記模様シート3
の裏面側から裏エンボス5を形成するとともに、この裏
エンボス5により前記模様層2に裏エンボス5に沿った
中間エンボス6を形成している。また、オーバーレイシ
ート4の表面には、表面が平滑で硬度の高い樹脂転写コ
ート層7が接着層を介して熱ラミネートにより転写形成
されている。
は、塩化ビニル系樹脂により形成され、樹脂転写コート
層7は、ポリメチルメタルアクリレートを主成分とする
通常の樹脂転写コート層により形成されている。模様シ
ート3は、光輝性顔料を少なくとも一部に用いた顔料に
より表面に模様層2を印刷した印刷シートを用いる。
ク化粧シート1の製造方法を図2及び図3を参照して説
明する。この実施の形態に係る製造方法は、上記特公平
7−39170号公報にも示されるダブリングエンボス
と呼ばれる積層方式を利用したものである。この製造方
法では、図3に示すように、光輝性(光反射性)模様層
2を表面に印刷した印刷シートとしてのプラスチック模
様シート3のロールBと、オーバーレイシート4のロー
ルCと、転写フイルム10のロールDを、予め形成して
用意する。加熱ドラムA上に、上記予熱した模様シート
3を圧着し、その上から予熱したオーバーレイシート4
を圧着し、さらにその上から転写フイルム10を圧着さ
せる。
写基材としてのポリエステルフイルム11とハードコー
ト層としての樹脂転写コート層7が剥離層12を介して
コートされ、樹脂転写コート層7の裏面には接着層14
を有する積層構造である。ポリエステルフイルム11
は、最終的には剥離してプラスチック化粧シート1の表
面に平滑性を付与する部材である。
を加熱ドラムAから繰り出して、ゴムロールEとエンボ
スロールFにより、模様シート3の裏側から裏エンボス
をかけ、同時に模様層2に中間エンボス6を形成する。
ルム10の転写基材としてのポリエステルフイルム11
によりバックアップされているため、裏エンボスの影響
をほとんど受けることがなく、表面平滑性と高光沢性が
付与されることになる。
化粧シート101の断面図である。このプラスチック化
粧シート101は、オーバーレイシート4の表面に、表
面に前記中間エンボス6よりも微細な凹凸である艶消し
面9を、微細な凹凸を有するポリエステルフイルム11
1の熱転写により施した樹脂転写コート層8を形成した
構造であり、その他の構造は、上記実施の形態1に係る
プラスチック化粧シートと同様である。実施の形態2の
製造方法は、転写フイルム10のハードコート層として
の樹脂転写コート層8の表面側に艶消し加工を施す他
は、上記の製造方法と同じである。
ートの実施例1に相当) (1)明度7.0のグレーに着色した90μの半硬質P
VCフィルムに先ず、PVC用インキでメジューム(透
明インキ):シルバーインキ(アルミ顔料入りインキ)
=50:50で砂目調のネガ版(白い砂を黒い紙の上に
振りまいた時に見える、黒い紙の部分の印刷に相当す
る)で印刷して、裏エンボスした時に反射する部分を多
くする。 (2)次に、砂目調のポジ版((1)のネガ版を反転さ
せたもの)を使い、メジューム:黒インキ:赤インキ:
黄インキ=94.5:0.4:1.7:3.4からなる
ベージュ色のインキで印刷する。(1)(2)ともに、
グラビアの網点グラビアで製版したものを使用した。 (3)更にその上から150メッシュで40μの深さの
グラビアロールでベタ刷りをして深みを出す。インキ
は、メジューム:黒インキ:赤インキ:黄インキ=9
8.7:0.2:0.7:0.4からなる(2)より薄
いベージュ色のものを使用し、半硬質PVC印刷フイル
ム(模様シート3)を製造した。 (4)次に、3層ラミネーターにて、(1)〜(3)で
製造した半硬質PVC印刷フイルム(模様シート3)の
印刷面に60μの半硬質透明PVCフイルム(オーバー
レイシート4)、厚さ12μのPETフイルム転写基材
(転写基材11)を使用したハードコート転写箔(転写
フイルム10)の順にラミネートした後、印刷フィルム
(模様シート3)の裏面側からエッチングによって作っ
たクロス調のエンボスロール(深さ50μMAX)にて
エンボスする。 (5)PETフイルム転写基材(転写基材11)を剥離
することにより、平滑で光沢のあるハードコート転写箔
層を持った立体感のあるプラスチック化粧シートが得ら
れた。
チック化粧シートの実施例2に相当) (1)バーチの柾目の圧塗り塗装仕上げに近い100μ
の半硬質PVC印刷フイルム(マンセル記号:5YR
6/10)に先ず、ヘアーライン調の網点グラビアによ
る白黒調の版で、パーホワイト:パールゴールド=2
0:80のインキで印刷する。 (2)次にバーチの柾目を3色に分解した版を用いてそ
れぞれ、メジューム:黒インキ:赤インキ:黄インキ
を、1色目は90:1:2:7、2色目は73:3:
4:20、3色目が77:6:7:10で印刷し、半硬
質PVC印刷フイルム(模様シート3)を製造した。版
は、共に電子彫刻にて製版したものを使用した。 (3)次に、3層ラミネーターにて、(1)〜(3)で
印刷した半硬質PVC印刷フイルム(模様シート3)の
印刷面(模様層2)に、200μの半硬質PVCフイル
ム(オーバーレイシート4)、厚さ50μのPETフィ
ルム転写基材(ポリエステルフイルム11)を使用した
ハードコート転写箔(転写フイルム10)の順にラミネ
ートした後、印刷フイルム(模様シート3)の裏面側か
らエッチング方式によって作ったヘヤーラインのエンボ
スロール(深さ50μMAX)にてエンボスする。 (4)PETフィルム転写基材(転写基材11)を剥離
することにより、平滑で光沢のあるハードコート転写箔
層(平滑表面コート層7)を持った立体感のあるプラス
チック化粧シートが得られた。
を要求されるものは、PETフィルム転写基材(ポリエ
ステルフイルム11)を厚くするが、特にエンボスロー
ルに対向して使用するゴムロールの硬もJIS硬度で8
0度のものを使用し(通常70度程度)、ゴムの中に混
合する砂の粒子を通常の320メッシュより細かい50
0メッシュ程度とし、混入の量もゴム分に対し、50部
(通常60部程度)にした。すなわち、エンボスロール
の深さは10μ〜150μ、好ましくは15μ〜100
μとする。また、ゴムロールに使用する粒子の粗さは2
80メッシュ以上、好ましくは300〜800メッシュ
とする。また、プラスチック化粧シートの厚みは100
〜450μ、透明フイルム(オーバーレイシート4)の
厚みは50〜300μ、印刷フイルム(模様シート3)
の厚みは50〜150μとする。また、ハードコート転
写箔(転写フイルム10)のPETフィルム転写基材
(転写基材11)の厚さは10〜80μ、好ましくは1
2〜60μとする。
チック化粧シートの実施例1:マット調(艶消し調)の
ハードコート転写箔に相当) (1)スプルース柾目のツキ板に近い明るい90μの半
硬質PVCフイルム(マンセル記号:2.5Y 9/
2)に先ず、150メッシュで40μの深さのグラビア
ロールで、パールホワイト:パールゴールド=70:3
0のインキでベタ刷りする。 (2)次にスプルース柾目の木肌の材質感を表現した版
で、メジューム:黒インキ:赤インキ:黄インキ=9
6.3:1:1.2:1.5のインキで印刷する。 (3)更にスプルースの柾目を強調した版で、メジュー
ム:黒インキ:赤インキ:黄インキ=93.4:0.
6:1.5:4.5のインキで印刷し、半硬質PVC印
刷フイルム(模様シート3)を製造した。(2),
(3)の版は、共に電子彫刻にて製版したものを使用し
た。 (4)次に、3層ラミネーターにて、(1)〜(3)で
印刷した半硬質PVC印刷フイルム(模様シート3)の
印刷面(模様層2)に、100μの半硬質透明PVC印
刷フイルム(オーバーレイシート4)、4μ程度の深さ
に予めエンボスした厚さ12μのPETフィルム転写基
材(転写基材11)を使用したマット調ハードコード転
写箔(転写フイルム10)の順にラミネートした後、印
刷フィルム(模様シート3)の裏面側からミル方式によ
って作ったヘアーラインエンボスロール(深さ100μ
MAX)にてエンボスする。 (5)PETフィルム転写基材(ポリエステルフイルム
11)を剥離することにより、表面がマット調(艶消し
面)のハードコート転写箔層(樹脂転写コート層8)を
持った立体感のあるリアルなスプルース柄のプラスチッ
ク化粧シートが得られた。
チック化粧シートによれば、表面が平滑面又は艶消し面
であるにも係わらず、内部に中間エンボス6があり、層
の内部において模様層2中の光輝性模様部分2aが反射
光により輝いて見え、且つ、中間エンボス6による凹凸
に沿って模様層2中の光輝性模様部分2aが凹凸状にな
っていることから見る角度によって反射光が変化するこ
ととなり、光輝性模様とエンボスによる凹凸模様との相
乗的な装飾効果がより高度に発揮され、優れた装飾効果
がえられる。また、エンボス作用を利用する構成であり
ながら、表面が平滑又は略平滑であることから、汚染が
少なく、清掃も容易である。さらに、中間層からのエン
ボスによる輝きが、光沢表面又は艶消し表面と対比され
て一層の輝き効果が得られる。
4によって覆われて保護されており、中間の光輝性模様
に付与される中間エンボスも模様の裏側からかけられて
いることから、エンボスのよって光輝性模様の印刷等が
損傷されるということがない。
表面を有する樹脂転写コート層又は硬質の艶消し表面を
有する樹脂転写コート層が形成されていることから、汚
染が少なく、傷付きも防止され、清掃も容易であるばか
りでなく、中間エンボス6によるシート内部からの光輝
性が表面の高光沢又は艶消し面と対比されて、強く印象
づけられ、より一層優れた装飾効果がえられる。また、
裏エンボスが、硬質の樹脂転写コート層によるバックア
ップ作用により、表面の平滑面、高光沢面又は艶消し面
に影響を与えることがない。
プラスチック化粧シートの本体となる積層シートの裏面
にエンボスロールFをかけて裏エンボス5を形成すると
同時に中間エンボス6を形成する時に、該積層シートの
表面側が転写フイルム10によって固く覆われてバック
アップされているため、積層シートの表面側の平滑性又
は艶消しエンボスによる艶消し状態が損なわれるという
ことがないという優れた効果がある。
ートの端面図である。
工程を示すシート層の端面図である。
法の方式を示す図である。
ートの端面図である。
層、3 模様シート、4 オーバーレイシート、5
裏エンボス、6 中間エンボス、7、8樹脂転写
コート層、9 艶消しエンボス、10 転写フイル
ム、11、111 ポリエステルフイルム、12
剥離層、14 接着層、A加熱ドラム、B プラ
スチック模様シート3のロール、C オーバーレイシ
ート4のロールC、D 転写フイルム10のロール、
E ゴムロール、Fエンボスロール
Claims (6)
- 【請求項1】 少なくとも一部に光輝性又は反射性の模
様部分を有する模様層を表面に有するプラスチック模様
シートの表面側に、透明若しくは半透明のプラスチック
オーバーレイシートと、転写基材としてのポリエステル
フイルムにより転写形成した樹脂転写コート層を熱ラミ
ネートにより積層したプラスチック化粧シートにおい
て、前記模様シートの裏面側から裏エンボスを形成する
とともに、この裏エンボスにより前記模様層に裏エンボ
スに沿った中間エンボスを形成したことを特徴とするプ
ラスチック化粧シート。 - 【請求項2】 前記樹脂転写コート層が、平滑なポリエ
ステルフイルムにコートされることにより表面が平滑で
硬度の高い層であることを特徴とする請求項1に記載の
プラスチック化粧シート。 - 【請求項3】 前記樹脂転写コート層が、微細な凹凸を
有するポリエステルフイルムにコートされることにより
表面が微細な艶消しで硬度の高い層であることを特徴と
する請求項1に記載のプラスチック化粧シート。 - 【請求項4】 少なくとも一部に光輝性又は反射性の模
様部分を有する模様層を表面に有するプラスチック模様
シートの表面側に、透明若しくは半透明のプラスチック
オーバーレイシートを熱ラミネートし、このオーバーレ
イシートの表面側にポリエステルフイルムにより転写形
成した樹脂転写コート層を熱ラミネートにより積層した
後に、前記模様シート、オーバーレイシート、樹脂転写
コート層及びポリエステルフイルムによる積層シートの
模様シート裏面側からエンボスロールをかけて、模様シ
ートの裏面に裏エンボスを形成すると同時に前記模様層
に中間エンボスを形成したことを特徴とするプラスチッ
ク化粧シートの製造方法。 - 【請求項5】 前記樹脂転写コート層が、前記ポリエス
テルフイルムの平滑な表面にコートされることにより表
面が平滑で高度の高い層であることを特徴とする請求項
4に記載のプラスチック化粧シートの製造方法。 - 【請求項6】 前記樹脂転写コート層が、前記ポリエス
テルフイルムの微細な凹凸表面にコートされることによ
り表面が微細な艶消しで高度の高い層であることを特徴
とする請求項4に記載のプラスチック化粧シートの製造
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33917795A JP4033924B2 (ja) | 1995-12-26 | 1995-12-26 | プラスチック化粧シートの製造方法 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005046971A1 (en) * | 2003-11-12 | 2005-05-26 | Kyung Tae Park | A sheet paper for irregular reflection and method of fabricating the same |
KR100704462B1 (ko) * | 2006-07-18 | 2007-04-09 | 주식회사지엠피 | 인쇄면상에 서멀라미네이트 필름을 이용한 부분가열 형압엠보싱 방법 |
JP2008510638A (ja) * | 2004-08-27 | 2008-04-10 | レオンハード クルツ ゲーエムベーハー ウント コー.カーゲー | 転写フィルムおよびその用途、並びに加飾樹脂製品の生産方法 |
-
1995
- 1995-12-26 JP JP33917795A patent/JP4033924B2/ja not_active Expired - Fee Related
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