JPS5938267Y2 - 天然木調化粧板 - Google Patents
天然木調化粧板Info
- Publication number
- JPS5938267Y2 JPS5938267Y2 JP12104977U JP12104977U JPS5938267Y2 JP S5938267 Y2 JPS5938267 Y2 JP S5938267Y2 JP 12104977 U JP12104977 U JP 12104977U JP 12104977 U JP12104977 U JP 12104977U JP S5938267 Y2 JPS5938267 Y2 JP S5938267Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wood
- colored
- decorative board
- decorative
- entire surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は主に針葉樹と天然木に酷似した化粧板を提供す
ることを目的とするものである。
ることを目的とするものである。
従来人力的に木目柄を施した化粧板として、プリント合
板、ポリエステル化粧板、メラミン化粧板、塩化ビニー
ル樹脂フィルムオーバレイ化粧板等があり、天然材によ
り似たものを得るために種々の方法が採用されてきた。
板、ポリエステル化粧板、メラミン化粧板、塩化ビニー
ル樹脂フィルムオーバレイ化粧板等があり、天然材によ
り似たものを得るために種々の方法が採用されてきた。
しかし天然木に見られる色調即ち春材部と秋材部の光沢
の差、立体感、さらに耐摩耗性、耐薬品性のような物理
化学的性能を同時に満足するものは得られていなかつフ
ラ 本考案は上述なような点に鑑み鋭意研究した結果針葉樹
の天然木に酷似した色調、立体感を有し、さらに物理化
学的性能に於ても充分使用に耐える堅牢な化粧板を提供
するものである。
の差、立体感、さらに耐摩耗性、耐薬品性のような物理
化学的性能を同時に満足するものは得られていなかつフ
ラ 本考案は上述なような点に鑑み鋭意研究した結果針葉樹
の天然木に酷似した色調、立体感を有し、さらに物理化
学的性能に於ても充分使用に耐える堅牢な化粧板を提供
するものである。
次に本願化粧板を本願の一実施例である図面に基いて説
明する。
明する。
本化粧紙は紙、合成樹脂フィルム、樹脂含浸紙等のシー
ト状基材１の表面にグラビア印刷で全面に着色印刷層２
を施し、次に木目柄の春材部、導管溝等の印刷層４を施
した後、無色又は着色された艶消しのトップコート３を
全面塗布し、さらに最上層に適宜着色された艶のある透
明熱硬化性樹脂で木目柄の秋材部模様層５を印刷して得
られる化粧シートを板状基材６に接着剤を介して貼着す
ることによシ得られるものである。
ト状基材１の表面にグラビア印刷で全面に着色印刷層２
を施し、次に木目柄の春材部、導管溝等の印刷層４を施
した後、無色又は着色された艶消しのトップコート３を
全面塗布し、さらに最上層に適宜着色された艶のある透
明熱硬化性樹脂で木目柄の秋材部模様層５を印刷して得
られる化粧シートを板状基材６に接着剤を介して貼着す
ることによシ得られるものである。
更に詳しく説明すると、薄葉紙、樹脂含浸紙、チタン紙
、合成樹脂フィルム等のようなグラビア印刷が可能なシ
ート状基材表面にグラビア印刷で全面に着色印刷層を施
す。
、合成樹脂フィルム等のようなグラビア印刷が可能なシ
ート状基材表面にグラビア印刷で全面に着色印刷層を施
す。
印刷に使用するインキの色調は木目柄の下地色であって
、そのインキの顔料の一部としてアルミ粉のような光を
反射する組成物を混入して趣向の違った化粧シートを得
ることもできる。
、そのインキの顔料の一部としてアルミ粉のような光を
反射する組成物を混入して趣向の違った化粧シートを得
ることもできる。
上記全面着色印刷した後木目柄の春材部、導管溝等を印
刷し、更に全面に熱硬化性樹脂よりなるトップコートを
施す。
刷し、更に全面に熱硬化性樹脂よりなるトップコートを
施す。
該熱硬化性樹脂には艶消し剤を混入して艶消し仕上げに
なるようにし適宜透明に着色する。
なるようにし適宜透明に着色する。
前記熱硬化性樹脂としてはアミノアルキッド、゛樹脂、
アクリルウレタン樹脂等が好ましへ 上記トップコートの上に更に秋材部模様を適宜着色され
た光沢度の高いアミノアルキッド樹脂、アクリルウレタ
ン樹脂等の透明熱硬化性樹脂で印刷する。
アクリルウレタン樹脂等が好ましへ 上記トップコートの上に更に秋材部模様を適宜着色され
た光沢度の高いアミノアルキッド樹脂、アクリルウレタ
ン樹脂等の透明熱硬化性樹脂で印刷する。
この透明熱硬化性樹脂に雲母粉のようなパール色を発す
る顔料を混入することにより穏やかな色調の秋材部を衣
現することもできる。
る顔料を混入することにより穏やかな色調の秋材部を衣
現することもできる。
上述した如く艶消し仕上げをしたトップコートの下側に
印刷されている春材部、導管溝等はややぼやけて現出す
るのに対し、該トップコートの上側に印刷された艶のあ
る秋材部模様は非常に鮮明に現出するので立体感に富み
針葉樹の天然木に酷似したてりを有した化粧シートが得
られる。
印刷されている春材部、導管溝等はややぼやけて現出す
るのに対し、該トップコートの上側に印刷された艶のあ
る秋材部模様は非常に鮮明に現出するので立体感に富み
針葉樹の天然木に酷似したてりを有した化粧シートが得
られる。
又、トップコート及び秋材部模様のインキは共に熱硬化
性樹脂であるので耐摩耗性、耐薬品性に富むものである
。
性樹脂であるので耐摩耗性、耐薬品性に富むものである
。
このようにして得られた化粧シートを合成樹脂接着剤を
介して合板、パーティクルボード・−一ドボード、パル
プセメント板、石綿スレート板等の板状基材に貼合せて
針葉樹の天然木に酷似した化粧板を得ることができるの
である。
介して合板、パーティクルボード・−一ドボード、パル
プセメント板、石綿スレート板等の板状基材に貼合せて
針葉樹の天然木に酷似した化粧板を得ることができるの
である。
図面は本考案の一実施例を示す天然木調化粧板の断面図
を示すものである。 １・・・・・・シート状基材、２・・・・・・着色印刷
層、３・・・・・・トップコート、４・・・・・・春材
部、導管溝等の印刷層、５・・・・・・秋材部模様層、
６・・・・・・板状基材。
を示すものである。 １・・・・・・シート状基材、２・・・・・・着色印刷
層、３・・・・・・トップコート、４・・・・・・春材
部、導管溝等の印刷層、５・・・・・・秋材部模様層、
６・・・・・・板状基材。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 シート状基材の表面全面に着色印刷を施し、次に木目柄
の春材部、導管溝等を印刷した後無色又は着色さ刺た艶
消しのトップコートを全面塗布し。 該トップコートの上にさらに適宜着色された艶のある透
明熱硬化性樹脂で木目柄の秋材部模様を印刷して得られ
る化粧シートを板状基材に貼着した天然木調化粧板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12104977U JPS5938267Y2 (ja) | 1977-09-07 | 1977-09-07 | 天然木調化粧板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12104977U JPS5938267Y2 (ja) | 1977-09-07 | 1977-09-07 | 天然木調化粧板 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5447691U JPS5447691U (ja) | 1979-04-03 |
| JPS5938267Y2 true JPS5938267Y2 (ja) | 1984-10-24 |
Family
ID=29077826
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12104977U Expired JPS5938267Y2 (ja) | 1977-09-07 | 1977-09-07 | 天然木調化粧板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5938267Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-09-07 JP JP12104977U patent/JPS5938267Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5447691U (ja) | 1979-04-03 |
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