JPS5929669A - アミノピラゾ−ル誘導体 - Google Patents

アミノピラゾ−ル誘導体

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JPS5929669A
JPS5929669A JP13978182A JP13978182A JPS5929669A JP S5929669 A JPS5929669 A JP S5929669A JP 13978182 A JP13978182 A JP 13978182A JP 13978182 A JP13978182 A JP 13978182A JP S5929669 A JPS5929669 A JP S5929669A
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JP
Japan
Prior art keywords
compound
formula
carbamate
compounds
amide
Prior art date
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Pending
Application number
JP13978182A
Other languages
English (en)
Inventor
Minaaki Seki
関 南昭
Hironori Yamaguchi
裕紀 山口
Yukihiro Nakamura
幸博 中村
Hiroshi Kubo
博司 久保
Tetsuo Tsuruya
徹雄 鶴谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Resonac Holdings Corp
Original Assignee
Showa Denko KK
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Publication date
Application filed by Showa Denko KK filed Critical Showa Denko KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規化合物である5(3)−アミノ−3(5)
−ターシャリ−ブチルピラゾール(以下ABPと略称す
る。)を提供せんとするものである。
ABPは2種の互変異性体があり、それぞれ次の構造式
にて示される。
σ)           0 本発明のABPは文献、特許等に未載の新規化合物であ
るが、農薬等の合成用中間体として有用な化合物であり
、例えば、これをカルボン酸ノーライド、ハロホルメー
ト又はカルバモイルハライド等と反応させることにより
、それぞれアミド化合物、カーバメート化合物又は尿素
化合物が得られる。これらの化合物の中のいくつかのも
のは除草剤として優れた効力を有する。因みに、本発明
の化合物の同族体として、ピラゾール環のt−ブチル基
がメチル基、  1so−プロピル基、5eC−ブチル
基或いはフェニル基である化合物は公知であるが(ケミ
カル・アプストラクツ、第83巻、43233J)、本
発明のt〜ブチル基を有するアミノピラゾールから誘導
される除草活性を有するアミド化合物及びカーバメート
化合物を、上記の如き同族体から誘導される同じ構造の
化合物と比較した場合、後記参考例からも明らかなよう
に、その除草活性には極めて顕著な差異がある。
本発明の化合物は、シアノビナコリンとヒドラジンを適
当な溶媒中で加熱反応させる方法等により容易に合成す
ることができる。
CH3 【 CH2O−COCH2CN十H2NNH2−〉ABPC
H3 この反応に於ける溶媒としては、メタノール、エタノー
ル、インプロパツール等のアルコール類、ベンゼン、ト
ルエン、キシレン等の芳香族炭化水素、四塩化炭素、ク
ロロホルム、塩化メチレン等のハロゲン化炭化水素等が
適当であり、反応温度は30〜100℃の範囲で行うこ
とが好ましい。
以下に本発明の化合物の合成法について、代表的な例を
示し更に具体的に説明する。但し、これは単なる例示で
あり、何ら限定的なものでないことは言うまでもない。
合成例 シアノビナコリン94gをエタノール30〇−に溶解し
、これに抱水ヒドラジン509を加えて、70〜80℃
の温度で2時間反応させた。反応抜工゛タノールを留去
した後、塩化メチンン300艷を加えて分液ロートに移
し、更に適量の水を加えて振とうして未反応のヒドラジ
ンを水洗して除去する。残った有機相を芒硝にて脱水し
、溶媒を留去した後室温にて放置すると次第に結晶化し
て98gのABPが得られた。精製はベンゼンを溶媒と
する再結晶法にて行った。
融点ニア8〜79℃(未補正) 元素分析(括弧内は計算値):C:60.15(60,
40) 、 H: 9.63(9,41)、N: 30
.29 (30,19)(係) マススペクトル: m
/z 139.124.97゜84、 赤外線吸収スペ
クトル(KBr錠剤)=3370.3340.3200
.2960,1600.1500゜1490.800.
715(cIn−’)主要ピークのみ紫外線吸収スペク
トル(メタノール溶媒)二人maX223m  核磁気
共鳴スペクトル(重クロロホルム溶媒、基準物質テトラ
メチルシラン、60メガヘルツ) : 1.24 (S
、 9H)、5.42 (s、 I H)%5.5〜6
.2 (b r、 3H) 本発明の化合物より除草活性を有するアミド化合物及び
カーバメート化合物を合成するには、それぞれ以下の如
き方法に従って行われる。
(アミド化合物の合成法) アミノピラゾールを溶媒に溶かしておき、これに酸ハラ
イド又は酸無水物を滴下して反応させる。
反応は、塩基の存在外しでも進行するが、より温和な条
件で行うため無機又は有機の塩基を共存させてもよい。
溶媒としてはベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族
炭化水素、(四塩化炭素クロロホルム、塩化メチレン等
のハロゲン化炭化水素、T HF 、ジオキサン等の環
状エーテル、アセトンMEK等のケトン、酢酸エチル等
のエステル、アセトニトリル等のニトリル等である。塩
基としてはアルカリ金属炭酸塩、アルカリ金属重炭酸塩
、三級アミンピリジン等である。アミノピラゾールに対
する酸ハライド又は酸無水物のモル比は1.0〜1.2
であり、反応温度は0〜150℃程度が適当である。
(合成例)5(3)−ターシャリブチル−3(5)−ビ
バ岬イルアミノピラゾール ABP 90 gをベンゼン200艷に溶解し、塩化ピ
パロイル80gを滴下する。3時間加熱還流したのち1
反応液を攪拌下に炭酸ナトリウム水溶液に加えて結晶化
させ、口過、洗浄、乾燥して116gの5(3)−ター
シャリブチル−3(5)−ピバロイルアミノピラゾール
を得た。
(カーバメート化合物の合成法) アミノピラゾールを溶媒に溶かし、クロルギ酸エステル
を滴下したのち加熱反応させる。溶媒はベンゼン、トル
エン、キシレノ等の芳香族炭素水素、四塩化炭素、塩化
メチレン、クロロホルム等フ のハロゲン化炭化水素、テトラヒドロxラン、ジオキサ
ン等の環状エーテル等が適当であり、反応温度は20〜
150℃程度が好ましい。
(合成例)メチル−N−(5(31−ターシャリブチル
−3(5)−ピラゾリル〕カーバメートABP10gを
四塩化炭素100ゴに溶解し、クロルギ酸メチル648
gを加えたのち加熱還流下に5時間反応する。冷却後炭
酸カリウム水溶液を加えると結晶を生ずる。これを口過
し、水および四塩化炭素で洗浄し3.8gのメチル−N
−[5(3)−ターシャリブチル−3(5)−ピラゾリ
ル〕カーバメートを得た。
本発明の化合物より誘導された上記化合物及び類似の構
造を有するアミド化合物及びカーバメ−1・化合物の除
草効果を示すために、代表的な試験例をいくつかあげて
更に具体的に説明する。
試験例1 発芽前土壌処理した場合の植物に対する除草効果。
面積100 r、nlのポットに火山灰土壌をつめ、メ
ヒシバ(Digitaria sanguinalis
)、イヌビエ(Echinochloa crus−g
alli)、オオイヌクデ(Po−1ygonum n
odosum )、アオビユ(Amarantbusr
etroflexus )、トウモロコシ(Zeama
yS)、コムギ(Triticum aestivum
 )、ヤエナリ(Phase−olus radiat
us )の種子を1き、約5mの覆土をし、その直後に
表1にあげたような化合物を実施例1に順じて水利剤に
調製し、これを水で稀釈して、有効成分が1ヘクタール
当D 2.5 Ks+に相当する薬量を各ポットの土壌
表面に投与した。処理後2週間目に植物に対する除草効
果を調整した。除草効果は肉眼観察しO:効果なし〜5
:完全枯死06段階の指数にて表に示した。
試験例2 茎葉接触処理した場合の植物に対する除草効果。
表面積100cJのポットに火山灰土壌をつめ、メヒシ
バ(Digitaria sanguinalis )
、イヌビエ(Echinochloa crus−ga
lli )、オオイヌタデ(Polygonum no
dosum )、アオビユ(Amaran−thus 
retroflexus )、トウモロコシ(Zeam
ays)コムギ(Triticum aestivum
 )、ヤエナリ(pHa−seolus radiat
us )の種子をまき、約1 onの覆土をして温室内
に置き、雑草が1〜2葉になった時に、本発明化合物の
水利剤を1ヘクタール当925に9に相当する薬量を1
00OA!/lla相当の水で稀釈し、噴霧器を使用し
て散布した。薬剤散布した10日後に試験例1と同様な
基準で調査し、6段階の指数で表示した。試験結果は表
のとおりである。
試験例3 水田雑草に対する除草効果と水稲に対する薬害試験 表面積120cy+fのポットに水田土壌を充填し、ノ
ビ:r−(Echinochloa crus−gal
li)、コナギ(Monochoria vagina
lis )の種子を表層約2c1nの土壌に浸入し、マ
ツバイ(Eleocharis acicularis
)及び2葉期の水稲雑菌をそれぞれ2ケ所に移植し、水
深を約311771に保つ。3日後に本発明化合物を実
施例1に準じて調整された水利剤を、1ヘクタール当p
 2.5 Kgに相当する薬量で水中に投与した。
薬剤処理後3週間目に除草効果及び水稲に対する薬害を
調査した。除草効果及び作物に対する薬害は、試験例1
と同様な基準で調査し、6段階の指数で表示した。試験
結果は表のとおっである。
化合物 ニーCB(CH2CI−I3D CH3 ニーC61−I5E R’ニーC(CH3)、   F この結果からも明らかな如く、除草活性を有するピラゾ
リルアミド化合物及びピラゾリルカーバメート化合物の
ピラゾリル環のt−ブチル基をメチル基、1so−プロ
ピル基、5ec−ブチル基環類似の置換基に変えた化合
物は除草活性が殆んど消失するか、非常に弱くなる。
特許出願人 昭和電工株式会社 代理人菊地精−

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 5(3)−アミノ−3(5)−ノーシャリーブチルピラ
    ゾール。
JP13978182A 1982-08-13 1982-08-13 アミノピラゾ−ル誘導体 Pending JPS5929669A (ja)

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JP13978182A JPS5929669A (ja) 1982-08-13 1982-08-13 アミノピラゾ−ル誘導体

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JP13978182A JPS5929669A (ja) 1982-08-13 1982-08-13 アミノピラゾ−ル誘導体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS5929669A true JPS5929669A (ja) 1984-02-16

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ID=15253267

Family Applications (1)

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JP13978182A Pending JPS5929669A (ja) 1982-08-13 1982-08-13 アミノピラゾ−ル誘導体

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6210069A (ja) * 1985-07-05 1987-01-19 Konishiroku Photo Ind Co Ltd 5―アミノ―1h―ピラゾール系化合物を用いる写真用マゼンタカプラーの合成方法
JPH07267932A (ja) * 1994-11-07 1995-10-17 Konica Corp 5−アミノ−1h−ピラゾール系化合物

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5781467A (en) * 1980-09-16 1982-05-21 Lilly Co Eli N-arylbenzamide derivative and herbicide containing same

Patent Citations (1)

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