JPS5928338Y2 - 端子盤 - Google Patents

端子盤

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Publication number
JPS5928338Y2
JPS5928338Y2 JP4129679U JP4129679U JPS5928338Y2 JP S5928338 Y2 JPS5928338 Y2 JP S5928338Y2 JP 4129679 U JP4129679 U JP 4129679U JP 4129679 U JP4129679 U JP 4129679U JP S5928338 Y2 JPS5928338 Y2 JP S5928338Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
terminal board
main body
reference junction
input
Prior art date
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Expired
Application number
JP4129679U
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English (en)
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JPS55143538U (ja
Inventor
節昭 春原
和孝 荻谷
Original Assignee
株式会社 千野製作所
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Publication date
Application filed by 株式会社 千野製作所 filed Critical 株式会社 千野製作所
Priority to JP4129679U priority Critical patent/JPS5928338Y2/ja
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  • Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は信号変換器等に用いられる端子盤に関し、特
に熱電対からの入力線を接続させる入力端子盤として最
適な端子盤に関するものである。
一般にプラント等において温度を管理する場合には、測
定個所に設置される熱電対から入力線を用いて、基準接
点を有する信号変換器に接続し、その信号変換器で増幅
、リニアライズ等を行ってからデータ集録装置あるいは
制御装置に入力せしめている。
従来、上記入力導線が接続される端子盤は端子盤の端子
自体を基準接点として用いると共に、端子盤の温度を計
測し、その端子盤の温度により、基準接点と熱電対との
温度差による起電力を補償する構成とされていた。
然しなから基準接点としての端子間に、外気、内装部品
の発熱等の影響により温度差が生じた場合には、例えば
その温度差により起電力が100μV程度の変動がある
と、計測範囲が10mVの場合には約1%の測定誤差を
招いてしまう問題点があった。
従って基準接点はできるだけ温度変動が少ない個所に設
置することが望ましいと共に、補償のための温度計測に
おいてもできるだけ基準接点に近接した位置で計測する
のが望ましい。
所が上記基準接点とされる端子は、端子としての機能上
、外気と接し得る外部個所に取り付けられるものであり
、また端子間及び端子と温度計測素子との間を近付ける
にしても限度があるものである。
この考案は、以上のような点に鑑み、熱電対からの人力
線を、端子盤本体の表面側に設けた端子を介して、これ
とは別に設けた基準接点に接続させるようにした構造に
おいて、該接続配線の容易化と信頼性の向上を目的とし
たものである。
次に、この考案に係る端子盤を信号変換器の端子盤とし
て用いた場合の一実施例を図面について説明する。
図中1は信号変換器本体で、この本体1は長方体状の外
筐2と、該外筐2内に収納されるプリント基板3と、外
筐2の前面開口部2aに嵌合支持される端子盤ユニット
4とを有しており、このなかで端子盤ユニット4は端子
盤本体4aと、前面カバー4bと、後面カバー4Cとで
大略構成されている。
上記端子盤本体4aは長方板状とされており、長手方向
の両側部に端子取付部5,5を有する左右略対称形状と
され、この端子取付部5,5間、即ち端子盤本体4aの
中央部が外部配線通挿部6とされている。
上記端子取付部5,5は夫々内側に位置する低位置端子
部7と外側に位置する高位置端子部8とを有しており、
各端子部7,8の所定間隔毎に端子装着凹部7a、8a
が形成されている。
この端子装着凹部7a、gaの各内方側が開放とされ、
この各端子装置凹部7 a、8aが形成されることによ
り、各端子装着四部7a、8a間には絶縁仕切部7b、
8bが形成されており、この仕切部7b、sbの先端に
は該先端がやや拡張されてなる保持突部9が形成されて
いる。
然して上記端子装着凹部7a、8aの底部中央に貫通孔
が穿設され、第7,8図に示すように端子10を構成す
る端子基部10aが嵌着されており、この端子基部10
aに端子螺子10bが螺着されている。
尚、上記端子10は前記プリント基板3に構成される回
路に応じてその数が決定されるものであり、その端子1
0の数だけの端子装着凹部7a、gaに貫通孔が穿設さ
れている。
また前記外部配線通挿部6には配線指示プレート11が
貼着されており、この配線指示プレート11には各端子
の類別及び極性が記載されている。
更に、上記端子取付部5,5の上部には夫々入力チェッ
ク端子12.12が形成されており、この入力チェック
端子12は2個の螺子状端子12a。
12b及びこの2個の螺子状端子12 a 、12 b
間の電気的な断続を行わせる可動片12Cとにより構成
されている。
この可動片12 Cは略長方板形状とされ、中央部に長
円形の開口部13が形成されており、一端に半円形の切
欠部1.4が形成されている。
然して上記開口部13には上記螺子状端子12aの軸部
が遊挿されており、螺子状端子12a、12bの接続状
態においては上記切欠部14が螺子状端子12b側の軸
部に嵌合された状態で螺子状端子12a、12bの螺締
操作により可動片12Cが固定されている。
また上記螺子状端子12a、12bの断絶状態において
は可動片12Cの一端が端子盤本体4aの一部に形成さ
れている保持凹部15内に嵌合された状態で螺子状端子
12 aの螺締操作により可動片12Cが固定されてい
る。
また、前記端子10のなかで熱電対からの人力線16と
接続される端子10には略正方形板状とされるチップ1
7が取り付けられており、このチップ17は端子装着凹
部8aに嵌合され、端子基部10aと当接されている。
然して上記入力線16の先端は、このチップ17と端子
螺子10bの頭部との間に挟持固定されており、更にチ
ップ17の一部にはリード線18の一端が固着されてい
る。
このリード線18は端子装着凹部8aの一部に形成され
た小径の貫通孔19より端子盤本体4aの背面側に導出
されており、この端子盤本体4aの背面側に設けられて
いる基準接点30に接続されている。
更に、この基準接点30には補償温度計測素子20が設
けられていると共に、該基準接点30は上記リード線1
8と一緒に前記後面カバー4Cにより略密閉状に覆われ
ており、基準接点30の他方と接続されるリード線18
は後面カバー40に設けられるプリント基板コネクタ2
1に接続されている。
このコネクタ21にはプリント基板3の接続片部22が
抜挿自在として挿着されており、このプリント基板3に
は増幅器、す゛ニアライザ等を構成する各種電子素子2
3が取り付けられている。
上記プリント基板3は該基板3の上下端辺3a、3aが
外筐2内の保持溝24に挾持された状態で外筐2内に収
納されており、この保持溝24は外筐2の上下内壁面に
形成されていると共に、この保持溝24の前面開口部2
a側が扇状に拡げられて基板誘導部24aとされている
また、上記外筐2の前面開口2aにおける外周辺部の一
部には互いに対称となる位置において2個の切込み25
.25が形成されており、この切込み25.25は端子
盤本体4が前面開口2aに嵌挿された際に端子盤本体4
に設けられている固定操作螺子26と係合せしめられ、
該固定操作螺子26の螺締操作により外筐2と端子盤ユ
ニット4とが一体に結合されている。
上述した信号変換器本体1の電気的な接続は第9図に示
すように、炉等の被測定体に取り付けられる熱電対27
から該熱電対27を構成する二種の金属と同材質の金属
による入力線16を介して信号変換器本体1の入力端子
に接続されており、この入力線16として例えばCA熱
電灯ではクロメルによる入力線16 aとアルメルによ
る入力線16bが用いられ、同様に上記入力端子から基
準接点30までのリード線18はクロメルによるリード
線18aとアルメルによるリード線18bが用いられて
いる。
更に、その基準接点30からあとのリード線18は通常
の配線に用いられる銅線18 Cが用いられている。
上記基準接点30はブリッジ回路等による計測回路28
に接続され、この計測回路28には更に基準接点30の
補償温度計測素子20からの計測値が入力されており、
この計測回路28の出力は入力チェック端子12.12
を介して増幅器、リニアライザ等で構成される演算回路
29に入力されている。
以上の構成による信号変換器1は固定操作螺子26を緩
めるだけで、端子盤ユニット4とプリント基板3を外筐
2から取り外すことができ、動作状態のまま調整、動作
チェック等を行うことができ、また端子盤本体4の背面
側は上下方向に方向性がないため上下逆にした状態で外
筐に装着することができ、これにより人力線16等を上
下いずれの方向からも引き出すことができる。
また端子盤ユニット4を外筐2から引き出す際に斜に傾
むけた状態で引き抜くことにより、プリント基板3を外
筐2内に残したまま端子盤ユニット4だけを取り外すこ
とができる。
更にまた、上記プリント基板3を外筐2内に装着する際
に、単に該基板3を挿入するだけで、基板3の上下端辺
3 a 、3 bは基板誘導部24 aにガイドされ、
確実に保持溝24内に挿入保持されることになる。
上記のような端子盤ユニット4の着脱操作を頻繁に行っ
てもリード線18はすべて後面カバー4b内に納められ
ているので切断等の虞がなく信頼性が高いものとされて
いる。
また上記後面カバー4b内には基準接点30が挿抜され
ている一部共に、該基準接点30と端子盤本体aの表面
に設けられている端子10との間を接続するリード線1
8は熱電対を構成している金属と同材質の金属が用いら
れており、このリード線は端子盤本体4aを貫通して端
子盤本体4aの表面において夫々同材質による熱電対か
らの入力線16と上記端子10により直接接続されてい
るので端子10の部分における異種金属接触による起電
力が生ずる虞がないものとされている。
また模擬入力を接続して動作チェック等を行う際には、
入力チェック端子12を開放状態とするだけで入力線1
6を外す必要がなく、然も基準接点の補償温度計測素子
及びその回路の影響を受けることなく正確な動作チェッ
クを行うことができるものである。
以上説明したように、この考案によれば、熱電対からの
人力線16を端子盤木44aに設けた端子10を介して
基準接点30に接続させる端子盤において、該基準接点
30を上記端子盤本体4aの背部空間側に設けると共に
、上記端子10は端子盤本体4aの表面側に設け、この
端子10の一部を形成するチップ17に接続されるリー
ド線18は、端子盤本体4aに形成された貫通孔19を
通って、上記背部側の基準接点30に接続させるように
したので、各熱電対からの入力線16と、基準接点30
への接続リード線18を、端子盤本体4aの表裏に振り
分けて配線出来、その多数の配線が整理される効果があ
る。
また上記端子10は、その上記チップ10が端子盤本体
4a表面の凹部8a内に嵌入され、且つこのチップ10
は上記リード線18により貫通孔19を介して端子盤本
体4aの背部側に引かれているので、端子螺子10bの
着脱作業時に、端子盤本体4a内に埋設されてチップ1
0によって押えられる端子基部10 aに浮き上り及び
上記リード線18の移動が少なく、その着脱作業すなわ
ち熱電対人力線16の着脱作業が容易化する効果がある
また端子10の部品として、通常使われている端子螺子
10bを用いていることから、製造コストの低減が計れ
、着脱作業性も向上する。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案に係る端子盤を信号変換器に応用した際の
一実施例を示すものであり、第1図は同本体の斜視図、
第2図は同分離状態を示す斜視図、第3図は同端子盤ユ
ニットの前面カバーを解放した状態を示す斜視図、第4
図は同背面からの一部切欠斜視図、第5図は端子盤本体
の正面図、第6図は入力チェック端子の開閉状態を示す
説明図、第7図は入力端子の断面図、第8図は同斜視図
、第9図は信号変換器の電気的接続を示す説明図である
。 4a・・・・・・端子盤本体、10・・・・・・端子、
10a・・・・・・端子基部、10b・・・・・・端子
螺子、16・・・・・・人力線、17・・・・・・チッ
プ、19・・・・・・貫通孔、30・・・・・・基準接
点。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 熱電対からの人力線16を、端子盤本体4aに設けた端
    子10を介して基準接点30に接続させる端子盤におい
    て、前記端子盤本体4aの背部空間側に前記基準接点3
    0が設けられると共に、該基準接点30に一端が接続さ
    れるリード線18の他端は、端子盤本体4a表面の凹部
    8a内に嵌入される孔明チップ17に、端子盤本体4a
    に形成された貫通孔19を通って接続され、他方前記熱
    電対からの人力線16の端末は、端子盤本体4aに埋設
    されるナツト状端子基部10 aに、前記チップ17の
    孔を介して螺締される端子螺子10bによって挟着固定
    されていることを特徴とする端子盤。
JP4129679U 1979-03-31 1979-03-31 端子盤 Expired JPS5928338Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4129679U JPS5928338Y2 (ja) 1979-03-31 1979-03-31 端子盤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4129679U JPS5928338Y2 (ja) 1979-03-31 1979-03-31 端子盤

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Publication Number Publication Date
JPS55143538U JPS55143538U (ja) 1980-10-15
JPS5928338Y2 true JPS5928338Y2 (ja) 1984-08-16

Family

ID=28911620

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JP4129679U Expired JPS5928338Y2 (ja) 1979-03-31 1979-03-31 端子盤

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