JPS5927506B2 - 調整偏向回路 - Google Patents

調整偏向回路

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JPS5927506B2
JPS5927506B2 JP53137760A JP13776078A JPS5927506B2 JP S5927506 B2 JPS5927506 B2 JP S5927506B2 JP 53137760 A JP53137760 A JP 53137760A JP 13776078 A JP13776078 A JP 13776078A JP S5927506 B2 JPS5927506 B2 JP S5927506B2
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
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    • H03K4/06Generating pulses having essentially a finite slope or stepped portions having triangular shape
    • H03K4/08Generating pulses having essentially a finite slope or stepped portions having triangular shape having sawtooth shape
    • H03K4/83Generating pulses having essentially a finite slope or stepped portions having triangular shape having sawtooth shape using as active elements semiconductor devices with more than two PN junctions or with more than three electrodes or more than one electrode connected to the same conductivity region
    • HELECTRICITY
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明はテレビ受像機用の調整回路に関する。
多くのSCR水平偏向回路では、その回路の転流スイッ
チに結合された入力チョークを介してB+動作電源から
その回路にエネルギが供給される。このような回路用の
普通の調整器はインダクタンスを調節して調整を行う可
飽和リアクトルや種々の切換装置を備えていた。従来法
の調整器のあるものは入力動作電流の順方向調整用に用
いられ、このような順方向調整器では、B+電源および
入力チョークに直列にSCRが結合されている。
このSCRは各偏向サイクルの転流期間中に、偏向回路
内のエネルギレベルに応動する位相調節発振器によつて
導通転換され、この転流スイッチ両端の電圧によつて入
力チョークおよびSCRを通る電流がそのSCR(7)
保持電流レベル以下に減少すると非転換期間中に遮断転
換される。このSCRの導通転換期間を変化させてB+
電源から偏向回路に供給されるエネルギ量を調節するこ
とにより調整が達せられる。調整器のSCRは転流電圧
によつて遮断されるから、その転流電圧がSCRの遮断
に不充分であるか、転流スイッチの短絡のために完全に
零である場合には、短絡保護のために固体回路遮断器の
働らきをする回路を用いる必要がある。
このための従来法の回路では交流線路の整流回路の出力
と肝濾波コンデンサとの間に直列に今1つのSCR装置
が挿入されていて、もし転換電圧が消滅するか過大動作
電流が流れると、回路遮断器のSCRからゲート信号が
除去されて電源回路が開路するようになつていた。この
ような保護回路は比較的大電流高電圧で動作し得る電力
装置が2個必要であるが、電力装置を1個しか要しない
回路中に調整機能と回路遮断機能とを組合せて比較的大
型で高価な2個のSCRを必要としない回路網を開発す
ることが望ましい。従来法の回路にはこの他にSCR水
平偏向回路の入カチヨーク誘導子と未調整B+電源とに
直列の1個のトランジスタ装置に順方向調整機能と回路
遮断器保護とを行わせるようにしたものがある。
このトランジスタのベースに印加された変調信号によつ
てそのトランジスタが転流期間中に導通し、次に非転流
期間中に遮断され、これによつて調整が行われる。誤動
作を生じるとベース信号が除去されて回路遮断器の保護
を行う。トランジスタを正常動作中に転流遮断する代り
に、すなわち転流電圧を用いてトランジスタのコレクタ
・エミツタ電路の電路を零まで低減してその接合を逆バ
イアスする代りに非導通化することにより、そのトラン
ジスタが非導通になつたとき正常状態において比較的大
電流が流れる筈で、トランジスタがこの遮断電圧に耐え
得る必要がある。
その上コレクタ電流を次に正常状態でもこれを不都合に
放散させる減衰急停止回路に転送しなければならない。
この発明の推奨実施例による調整偏向回路は偏向巻線(
例えば後述の巻線40)を含み、この偏向巻線に偏向回
路(例えば後述の回路28)が結合されてその巻線に走
査電流を生成する。
偏向回路の第1の端子に偏向周波数の電圧(例えば後述
の電圧VK8)が生成さね偏向回路には動作電圧源(例
えば後述の電源B+)からエネルギが供給される。偏向
回路中のエネルギレベルを表わす電圧源(例えば後述の
巻線42c)に感知手段(例えば後述の回路60)が結
合され、誤差信号(例えば後述の電圧VE)を生成し、
この誤差信号に応動する制御手段(例えば後述の回路4
5)が第1および第2の制御信号を生成する。上記動作
電圧源と第1の端子には偏向回路に動e作電流を供給す
るための可制御切換手段(例えば後述のトランジスタ2
4)が結合され、その可制御切換手段の制御端子(例え
ば後述の端子20)が上記制御手段に結合されている。
上記偏向周波数の電圧の第1の部分によつてその可制御
切換手段が遮断に転流され、その可制御切換手段は第1
の制御信号によつて導通に転じて正常状態において各偏
向サイクル中の可制御切換手段の導通時間を変調し、こ
れによつて偏向回路に対するエネルギの供給を調整する
。可制御切換手段が第2の制御信号が生じる前に偏向周
波数の電圧によつて遮断に転換されなかつたときは、こ
の可制御切換手段はその第2の制御信号により遮断され
得るようになつている。次に添付図面を参照しつつこの
発明をその実施例についてさらに詳細に説明する。
第1図において、入力端子21に直流300Vと例示さ
れた未調整B+電圧源が限流抵抗22およびダイオード
23を介して調整回路35の調整トランジスタとして例
示されたスイツチング素子24に結合されているが、こ
のスイツチング素子24の導通および調整回路35の動
作を以下に説明する。
ダイオード23およびトランジスタ24に跨つてコンデ
ンサ25および抵抗26から成る過渡減衰回路網が結合
され、トランジスタ24のエミツタは水平SCR偏向回
路28の入カチヨークコイル27に結合されている。水
平偏向回路28はSCR3Oおよびこれと反対極性のダ
イオード31から成る転流スイツチ29と、転流誘導子
32、コンデンサ33および第1図に例示するような帰
線コンデンサ34から成るリアクタンス性の転流回路3
6と、SCR38およびこれと反対極性のダイオード3
9から成る走査スイツチ37とを含み、水平偏向巻線4
0およびS字整形コンデンサ41の直列回路に結合され
ている。
偏向巻線40には水平出力変成器42の1次巻線42a
と減結合コンデンサ43との直列回路が結合され、3次
巻線42bはアルタ電圧生成用の高電圧回路44に結合
されている。水平偏向回路28は通常様式で動作する。
第2a図に示すように、転流期間の始点の時刻T。にお
いてゲートパルスが水平発振回路網(第1図に図示せず
)から転流用SCR3Oのゲートに印加される。転流ス
イツチ29の両端の電圧は第2図においてVKSで示さ
れるが、転流期間T。−T2中のスイツチ29の導通中
は約0Vである。帰線期間は、時刻T。よりも若干遅れ
て、すなわちリアクタンス性転流回路36中の循環電流
によりまず走査用SCR38が遮断され次にダイオード
39が逆バイアスされることにより走査スイツチ37が
開路するときに、始まる。また、走査期間は、転流期間
の終端より若干早く、すなわちリアクタンス性転流回路
36中の循環電流によりダイオード39が順バイアスさ
れて導通して走査スイツチ37が閉路するときに、始ま
る。走査期間の中点近くで走査用SCR38が通常の回
路(図示せず)から供給されるゲート信号により適当時
間導通する。転流期間は循環電流がダイオード31を逆
バイアスすることにより転流スイツチ29を開く時間T
2において終了する。
第2b図に示すように、期間T2〜T5は非転流期間で
あるが、時刻T5において転流用SCR3Oに次のゲー
トパルスが印加されて転流期間が再開される。B+電源
からのエネルギは転流期間の一部において入カチヨーク
27に蓄積され、非転流期間中に偏向回路28に転送さ
れる。
入カチヨーク27に蓄積されるエネルギの量は調整トラ
ンジスタ24の導通時間によつて決まり、制御回路45
によつて各偏向サイクル中トランジスタ24の導通転換
時間を位相角変調することにより調整が達せられる。制
御回路45の位相角変調器48にはその第1入力端子か
ら水平発振回路網から得られた同期パルス47が供給さ
れ、また入力端子49には偏向回路28のエネルギレベ
ルを表わす誤差電圧。
が供給される。この誤差電圧は、端子51の基準電圧V
Rを水平出力変成器42の2次巻線42cから得られた
端子53の水平帰線パルス52と比較する感知回路60
の比較器50の出力に得られる。帰線パルス52の大き
さは交流線路電圧の変動によつて変るB+電圧と水平出
力変成器に印加されるアルタビーム電流負荷その他の電
流負荷との関数である。位相角変調器48の端子54,
55からの駆動信号59は1駆動変成器56の1次巻線
56aに供給される。
その駆動変成器56の2次巻線56bは抵抗57および
コンデンサ58より成る整形回路網を介して調整トラン
ジスタ24のベース端子20とエミツタとの間に結合さ
れている。第2c図および第2d図において時刻T,に
見られるように、転流期間T。
−T2中において駆動信号59の最初の導通信号部59
aにより調整トランジスタ24が順バイアスされて飽和
導通の第1の導通状態になり、第2d図に示すように時
刻t1フにおいて正のベース電流が流れ始める。
この転流期間の残りt1〜T2の間は第2e図に示すよ
うにトランジスタ24および入カチヨーク27を流れる
順方向動作電流が増大する。時刻T2では転流スイツチ
29が開き、転流用誘導子32の両端の比較的小さい電
圧降下を無視すると、転流電圧、が転流コンデンサ33
の両端の電圧に実質的に等しくなるまで上昇する。
時刻T3においてB+電圧より低い転流電圧K8に等し
く極性反対の電圧が入カチヨーク27の両端間に生成し
て、調整トランジスタスイツチング素子24を遮断に転
換する。第2e図に示すように、トランジスタ24およ
びチヨーク27を介する順方向動作電流は時刻T3で電
流が方向を変えようとするまで減少し、この時点でトラ
ンジスタ24が遮断に転換する。時刻T3では駆動信号
59の導通信号部分59aがなおトランジスタ24を順
バイアスして導通させているため、このトランジスタ2
4はなお第1の導通状態にあることに注意すべきである
。しかしそのトランジスタ24のコレクタ・エミツタ電
路両端間の逆方向電圧のために順方向の電流は全く流れ
ない。ダイオード23はトランジスタ24のベース・コ
レクタ電路に逆方向電流が流れないような極性に配置さ
れている。時刻T4では,駆動信号59の第2の遮断信
号部分59bによつてトランジスタ24のベース・工ミ
ツタ電路が逆バイアスされ、トランジスタ24は第2の
状態の非導通状態に切換わる。トランジスタ24にはそ
のコレクタ・エミツタ間の逆バイアスを除去しても最早
電流は流れ得ない。変調器48は導通信号59aの時刻
t1〜T4までのパルス持続時間△tが正常動作状態で
遮断転換時刻T3を超えて充分延伸するように構成あれ
ている。このような構成が望ましい理由を次に説明する
。調整のための位相角変調は導通転換信号59aのパル
ス位置変調によりトランジスタ24の導通転換時間を変
化することによつて達せられる。B+電圧がその公称値
より低い低交流線路電圧の場合を考えると、帰線パルス
の大きさが減少するため誤差電圧が第1の信号部分59
aの始端を時刻T。すなわち転換期間の始端の方に進め
る方向に変化する。第2f図および第2g図に示すよう
に、トランジスタ24の導通はB+電圧公称値に対する
導通開始時刻Tl.よりも前の時刻t/に始まる。チヨ
ーク27の両端に印加される電圧は低線路電圧状態にお
いて公称線路電圧状態の印加電圧より低いから、第2g
図の動作電流の時刻t1′からT2までの傾斜が第2e
図における対応傾斜ほど急峻でない。しかし導通転換時
刻がt/に早められるため、転換期間の終端の時刻T2
で達するピーク電流は、公称線路電圧状態において達す
る第2e図の値と実質的に相等しい。チヨーク27に蓄
積されるエネルギ量は交流線路電圧の変動に拘らず実質
的に同等で、このため偏向回路28に供給されるエネル
ギ量が調整される。トランジスタ24は上記時刻T3よ
り早い時刻T3′で遮断され、駆動信号59の遮断第2
信号部分59bが上記時刻T4より早い時刻T4′に生
ずる。
しかし導通転換信号部分59aの時刻t/からT47ま
での持続時間Δtは不変である。ビーム電流負荷の変化
する状態においても同様形式の位相角変調が起ることに
注意すべきである。導通転換信号および遮断信号の両者
に応動するスイツチング素子を用いて、以下説明するよ
うに第2の電力定格装置を必要とせずに短絡防止を行う
こともできる。
調整回路35にはダイオード61と減衰帰線抵抗62と
の直列回路が含まれ、ダイオード61の陰極はチヨーク
27とトランジスタ24のエミツタとの接続点に結合さ
れている。たとえば、転換スイツチ29が動作中に短絡
された過誤状態を考える。第3c図に示すように、時刻
t1における導通転換信号59aによりトランジスタ2
4が順バイアスされて飽和状態に導通し、トランジスタ
24のコレクタ・エミツタ電路を含む第1の主導雷路を
動作電流が流れる。このトランジスタ24を通る電流は
第3d図に示すように増大し始める。転流スイツチ29
が短絡されているため、第3b図に示すように時刻T3
ではトランジスタ24を遮断に転換するような転換電圧
は ご生じない。この電流は増大を続けるが無限ではな
く、時刻T4において遮断信号59bのためにトランジ
スタ24が遮断に転換してその電流が短時間でOまで減
少する。この急激なトランジスタ24の電流低下によつ
4てチヨークコイル27は時刻T4においてダイオー
ド61の陰極の電圧はそのダイオード61の順バイアス
に充分なだけ負になつて第2の導電路が形成され、チヨ
ークコイル27の導通が維持されノる。
第3e図のダイオード電流波形に示すように、この電流
はダイオード61、チヨーク27、転流スイツチ29、
抵抗62からなる循環路を流れる。時刻T4の後夕゛イ
オード61の電流は抵抗62およびチヨークコイル27
の値に依存して指数関数的に減少する。ダイオード61
と抵抗62との接続点には普通のラツチ回路等の過誤検
出回路63が結合されている。
この回路63は過誤状態の動作時に抵抗62の両端間の
負の電圧を検出して位相角変調器48に除勢信号を送り
、過誤状態時にトランジスタ24に供給されている駆動
信号を除去してB+電源回路を開路する。トランジスタ
24の駆動信号を除去しない方がよいときでも、第1図
の回路は短絡状態においてB+電源により転送されるエ
ネルギの最大量の限定を許す。
トランジスタ24の導通転換時間は比較的一定であるか
ら、チヨーク27には一定量のエネルギだけが供給され
る。このエネルギは遮断期間中に抵抗62で消費される
。さらにたとえば誤差電圧VEが低いかOであれば、調
整トランジスタ24が早くも時刻T。
で導通することができる。トランジスタ24およびチヨ
ーク27の電流は時刻T。+△tまで増犬を続ける。但
し△tは位相角変調器48から発生された駆動波形59
の公称導通転換部である。このとき波形59の遮断信号
部はトランジスタ24を遮断し、これによつてチヨーク
27にエネルギが蓄積される時間を全転流期間ではなく
期間△tに限定する。第4図の回路は第1図の発明的特
徴を備えた詳細な実施例で、過誤状態が単に過渡的なも
のであれば正規の調整動作を回復する検出回路63を与
えるものである。
第1図および第4図では同様の機能素子を同じ引用数字
で示した。比較器50の入力端子53に印加された負の
帰線パルスはダイオード121で整流されて可変ピーキ
ング抵抗123およびタリツピングツエナーダイオード
124を介して戸波コンデンサ122に供給される。
この済波コンデンサ122の両端間の電圧は抵抗125
の可変タツプを介して端子51に得られる基準電圧V。
に加えられる。この和電圧は入力端子49に印加される
誤差電圧V。を成す。入力端子49の誤差電圧は通常の
単安定マルチバイブレータ126に印加され、入力端子
46には同期パルス47が印加される。
このマルチバイブレータ126の端子128における出
力は正の前端を持つ水平偏向周波数1/THの反復単発
波形127のもので、第2h図の点線で示すように入力
誤差電圧によつてパルス幅変調されている。正規のマル
チバイブレータ動作におけるこの変調の最大量はt1′
からt1′である。パルス127の正の部分の持続時間
は次の転流期間の始点T5まで延びている。パルス幅変
調パルスを比較的一定幅のパルス位置変調パルスに変え
るため、パルス127は抵抗130およびコンデンサ1
31から成る積分回路を介して整形トランジスタ129
のベースに印加される。
抵抗130の両端間にはダイオード199が結合されて
いる。パルス127は抵抗139を介してトランジスタ
129のコレクタに供給される。トランジスタ129の
ベース電圧はコンデンサ131が充電されるために21
図に示すように時刻t1から上昇する。
コンデンサ131の電圧は時刻T4においてトランジス
タ129を順バイアスして導通させるまでになる。時刻
T5まではトランジスタ129は導通を続け、コンデン
サ131の電圧もよく一定に維持されるが、この時点で
端子128のパルス電圧127がOに低下し、コンデン
サ131が第21図に示すように時刻T。からt1まで
ダイオード199の順方向抵抗を介して放電を始め、こ
れによつてトランジスタ129が遮断される。第2j図
に電圧波形132で示すように、端子133すなわちト
ランジスタ129のコレクタの電圧がコンデンナ131
の充電期間中の時刻t1からT4までだけ高レベルを占
めるが、他の期間ではトランジスタ129が導通してい
るか端子128の電圧が0のためにOになる。
このように、コンデンサ131の充電期間が変らないた
め、電圧132のパルス幅も変らず、電圧132の正向
きの前端の開始時刻だけがマルチバイブレータ126の
端子49の電圧レベルVEに依存する変化を受ける。電
圧132は抵抗135を介して増幅および反転用の1駆
動トランジスタ134のベースに印加さノれる。
第2c図に示される前述の駆動信号59は駆動トランジ
スタ134のコレクタに得られ、駆動変成器56の1次
巻線56aに供給されて調整トランジスタ24の導通の
位相角変調を行う。過度減衰回路網はこの1次巻線の両
端間に結合された抵抗136およびダイオード137と
、駆動トランジスタ134のコレタタと接地点との間に
挿入されたコンデンサ138とを含んでいる。過誤検出
回路63は駆動トランジスタ134のベース端子140
とダイオード61と抵抗62との接続点の帰還端子14
1との間に挿入されている。回路63は端子140,1
41間に接続された2個の直列ダイオード142,14
3および2個の直列抵抗144,145を含み、抵抗1
44,145の接続端子147と接地点との間には積分
コンデンサ146が結合されている。転流スイツチ29
が偏向回路動作中に短絡された過誤状態を考える。
調整トランジスタ24を遮断するための転流電圧は存在
しないので、トランジスタ24の電流はこのトランジス
タが駆動信号59の遮断信号部で遮断されるまで増加を
続ける。この電流は次にダイオード61および抵抗62
に送られ、端子141の帰還電圧が負になつてコンデン
サ146により積分され、端子147に充分な負の電圧
を生じてダイオード142,143を順バイアスして導
通させ、駆動トランジスタ134からベース電流を分路
放流する。このように、単安定マルチバイブレータ12
6がなお端子127に信号パルス128を生成しても、
この信号は充分な大電流が抵抗62を通つて循環してい
る限り偏向サイクル中のどの時刻にもトランジスタ13
4のベース電圧とこのトランジスタを順バイアスして導
通させるほど正力向に上昇することはない。
駆動変成器56には駆動信号が印加されないため、調整
トランジスタ24は遮断のままであつて短絡保護を行う
。第5c図に示すように、ある時間後の時刻T,におい
て、ダイオード61および抵抗62を介する指数関数的
減衰電流は充分減少して端子147の積分された負電圧
も充分に低下し、第5b図、第5d図および駆動トラン
ジスタ134のベース電圧波形Vl4Oを示す第5f図
に見られるように、信号パルス127の正の前端によつ
て駆動トランジスタ134が順バイアスされて必ずしも
飽和状態ではないが導通するようになる。
駆動信号59′の導通転換第1信号部は駆動変成部56
に結合され、第5d図および第5e図に示すように時刻
T,において調整トランジスタ24を順バイアスしてB
+電源電流を導通させる。トランジスタ24のエミツタ
のこの実質的B+電源電圧に等しい電圧によりダイオー
ド61が逆バイアスされ、抵抗62から循環チヨーク電
流および帰還電圧が除去される。
駆動トランジスタ134のベース端子140の交流電圧
Vl4Oは整形トランジスタ129の積分コレクタ電圧
を表わし、第5f図に示すように徐々に変化する平均電
圧に重畳される。トランジスタ134の記憶時間を無視
すると、トランジスタ134の導通期間T1〜T2は第
5f図に時刻T1からT2までV,4Oで示すように、
電圧,40がトランジスタ134のベース・エミツタ接
合のV6eであるVl97を超える期間に等しい。調整
トランジスタ24が導通している期間T,〜T2の間、
チヨーク27の電流は時間T2でLpに等しくなるまで
増大する(第5e図)。
時刻T2で調整トランジスタ24が遮断されると、ダイ
オード61がチヨーク電流を導通し、徐々に減衰する負
の帰還電圧が端子141に発生してコンデンサ146に
より積分され、端子147に徐々に低下する負の電圧を
生成する。駆動トランジスタ134のベース端子140
の平均電圧は、端子133の一定の正の平均電圧に釣合
うように加えられる徐々に低下する負の帰還電圧に比例
する。
依つて調整トランジスタ24の導通直後の平均電圧は導
通前より負であつて、次の2時点たとえばT3,T4に
おいては第5f図に点線で示すように、電圧V,4Oの
正のピーク値をトランジスタ134の順バイアスレベル
V,,7以下に維持するに足るだけ負になる。循環する
チヨーク電流が第5f図に示すように140の正のピー
クによつてトランジスタ134が再び順バイアスされ得
るほど端子147の負の電圧を充分に低下させるに足る
だけ減少したときは、時刻T5までトランジスタ134
は非導通を維持する。第5e図に示すように、時刻T,
後の調整トランジスタ24の導通時間は比較的短かく、
時刻T1からT2までしか持続しないが、トランジスタ
134の記憶時間を無視すると、この期間中端子140
の電圧は駆動トランジスタ134を順バイアスして導通
させるに足るだけ正である。トランジスタ134を非導
通にバイアスするに要する電圧低下はたとえば僅か01
Vまたは0.2Vであるから、この期間は比較的短かい
。B+電源から調整トランジスタ24を介して供給され
るピーク電流はそのトランジスタの導通時間が比較的短
かいため比較的小さいから、これによつて短絡保護が得
られる。その上、循環チヨータ電流回路のL/R時定数
等の種々の因子によつて、第5e図に偏向サイクル3回
に1回の導通が示されているように、調整トランジスタ
24は偏向サイクル数回に1回だけB+電源電流を導通
する。
このようにB+電源からのエネルギの供給度数を偏向サ
イクル数回に1回に制限することによつても短絡保護が
得られる。前述のように第4図の反復過誤検出動作では
、過誤状態が単に過渡的であると証明されると、正規の
調整動作を回復することができる。たとえば過渡的な過
誤状態が終つた後転流スイツチ29の両端に再び転流電
圧が発生するから、ダイオード61を通る電流がOに減
少して方向を変えようとするとき、そのダイオード61
は結局自身が遮断に転換される。導通転換電圧59aに
よつて調整トランジスタ24が導通されると正規の調整
回路動作が回復し、転流電圧VK8によりそのトランジ
スタが遮断される。位相角変調器48または水平偏向回
路28に単安定マルチバイブレータ126以外のマルチ
バイブレータ回路を追加すると、これに応じて過誤検出
回路63を改変してそのマルチバイブレータ回路と共働
する反復過誤検出回路動作を得ることもできる。
たとえば第4図の端子141の帰還電圧により、第5e
図の時刻T,でマルチバイブレータ126によつて導通
転換信号を駆動トランジスタ134に供給し、時点T2
で他のマルチバイブレータ回路によつて遮断信号を供給
することもできる。調整スイツチング素子24はトラン
ジスタである必要はなく、ゲートターンオフ(GTO)
サイリスタ等のように陰陽両極間の主導電路に動作電流
が流れ、制御電極に印加される導通信号および遮断信号
に応じて導通および非導通の転換とし得る装置であれば
任意のものでよい。
第6図はGTO224をスイツチング素子として用いた
水平偏向回路の調整部35を示す。この第6図の回路は
電流過負荷状態において一部GTO224を遮断する働
きもする。GTO224の陰極およびチヨークコイル2
7に電流感知抵抗221が結合され、この抵抗221の
両端間に済波コンデンサ222が結合されている。
GTO224のゲート電極220と抵抗221、チヨー
ク27の接続点との間にはSCR223が結合されてい
る。GTO224のゲートにはツエナーダイオード22
5の陰極が結合され、SCR223のゲートにはツエナ
ーダイオード225の陽極が結合されている。抵抗22
1の電流が所定量以上増大すると、ツエナーダイオード
225の電圧がその降伏電圧を超え、SCR223の陰
極に対して正の電圧をSCR223のゲートに印加して
SCR223を導通させる。
このSCR223が導通するとGTO224のゲートが
陰極より負になつてGTO224が非導通になり、これ
によつて電流過負荷状態における回路遮断器型保護が得
られる。第7図の回路は比較的大きな遮断電流を与える
ためある種のGTOまたはダーリントン装置を要するこ
とのある調整回路35の一部を示す。
チヨークコイル27のタツプ部分の電圧は抵抗322を
介してダイオード321に供給され、転流期間中に整流
されてコンデンサ323で淵波される。コンデンサ32
3の一方の端子はGTO224の陰極に、他方の端子は
SCR325および抵抗326を介してGTO224の
ゲートに結合されている。2次巻線56bの黒点印の端
子は抵抗331を介して抵抗326に結合されている。
トランジスタ332のベースおよびエミツタは抵抗32
9の両端に結合され、トランジスタ332のコレクタは
抵抗333を介してSCR325のゲートに結合されて
いる。,駆動変成器56の2次巻線56bに遮断信号が
印加されると、その黒点印のない方の端子が黒点印の端
子に対して正電位になる。
トランジスタ332が順バイアスになつてそのコレクタ
からSCR325の陰極電位に対して正の電圧がSCR
325のゲートに印加されるからこのSCR325は導
通する。SCR325が導通するとコンデンサ323が
GTO224の陰極ゲート電路を介して放電し、GTO
224を非導通に転換する大きな遮断電流を生成する。
第1図、第4図、第6図および第7図の回路は調整トラ
ンジスタまたはGTOを1次巻線に、転流スイツチを2
次巻線に結合した交流線路分離式に構成することもでき
ることに注意すべきである。
このようにすると入カチヨーク27を省略してその漏洩
インダクタンスで同じ働らきをさせることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を実施した偏向回路調整器を示す図、
第2図および第3図は第1図の回路に関連する波形を示
す図、第4図はこの発明を実施した他の偏向回路調整器
を示す図、第5図は第4図の回路に関連する波形を示す
図、第6図および第7図はこの発明を実施した他の調整
器回路の部分を示す図である。 40・・・・・・水平偏向巻線、28・・・・・・水平
偏向回路、B+・・・・・・動作電圧源、60・・・・
・・感知回路、45・・・・・・制御回路、24・・・
・・・可制御切換手段、VKS・・・・・・第1の端子
、20・・・・・・制御端子、52・・・・・・第1の
制御信号、59・・・・・・第2の制御信号。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 偏向巻線と、この偏向巻線に結合されてその偏向巻
    線に走査電流を生成すると共に、第1の端子に偏向周波
    数の電圧が発生される偏向回路と、この偏向回路にエネ
    ルギを供給する動作電圧源と、上記偏向回路内のエネル
    ギレベルを表わす電圧源に結合されて誤差信号を発生す
    る感知手段と、上記誤差信号に応じて第1および第2の
    制御信号を生成する制御手段と、上記動作電圧源および
    上記第1の端子に結合されて上記偏向回路に動作電流を
    伝送する可制御切換手段とを含み、上記可制御切換手段
    の制御端子は上記制御手段に結合され、上記偏向周波数
    の電圧の第1の部分は上記可制御切換手段を遮断に転換
    し、上記第1の制御信号は上記可制御切換手段を導通に
    転換して正常動作状態において各偏向サイクル中上記可
    制御切換手段の導通時間を変調することにより上記偏向
    回路に対するエネルギの供給を調整し、上記第2の制御
    信号はこの信号の発生前に上記偏向周波数の電圧によつ
    て上記可制御切換手段が遮断に転換され得なかつた時に
    その可制御切換手段を遮断し得るようになつている調整
    偏向回路。
JP53137760A 1977-11-07 1978-11-07 調整偏向回路 Expired JPS5927506B2 (ja)

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US000000849221 1977-11-07
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AT (1) AT381815B (ja)
AU (1) AU520844B2 (ja)
CA (1) CA1114943A (ja)
DE (1) DE2848318A1 (ja)
FI (1) FI69734C (ja)
FR (1) FR2408245B1 (ja)
GB (1) GB2007453B (ja)
IT (1) IT1100068B (ja)
NZ (1) NZ188829A (ja)
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ZA (1) ZA786129B (ja)

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FR2408245B1 (fr) 1985-11-22
AU4123078A (en) 1979-05-17
FI69734C (fi) 1986-03-10
PL117506B1 (en) 1981-08-31
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GB2007453B (en) 1982-09-15
AU520844B2 (en) 1982-03-04
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