JPS592630B2 - 感熱記録装置の筐体開閉部機構 - Google Patents

感熱記録装置の筐体開閉部機構

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JPS592630B2
JPS592630B2 JP55064067A JP6406780A JPS592630B2 JP S592630 B2 JPS592630 B2 JP S592630B2 JP 55064067 A JP55064067 A JP 55064067A JP 6406780 A JP6406780 A JP 6406780A JP S592630 B2 JPS592630 B2 JP S592630B2
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JP
Japan
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front cover
opening
recording device
thermal recording
closing
Prior art date
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JP55064067A
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JPS56162190A (en
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英一 原
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は感熱記録装置の筐体開閉部機構に関する。
第1図について、従来のファクシミリ等の感熱記録装置
の筺体の開閉部の機構を説明する。
前記装置の基体である1対の側板1、2の間には、下方
にロール状の感熱記録紙4、その斜上方に記録紙ガイド
Tbその上方にプラテンローラ16、該プラテンローラ
に圧接するサーマルヘッドユニット11、プラテンロー
ラの斜側方にカー自γを付設したカッタユニット17が
配置されている。感熱記録紙4は、その紙筒に嵌着する
ペー’(ーホルダー5を介して、側板1、2に取付けら
れた記録紙挿入ガイド3の溝部に挿着され、ペーパーホ
ルダー5に圧接するブレーキ板6によつて位置決めされ
、かつ、張力を付与される。
感熱記録紙4は記録紙ガイドTに案内され、上方に向い
プラテンローラ16により送り出され、圧接するサーマ
ルヘッドユニット11によつて感熱記録される。送り出
された感熱記録の終つた記録紙はカッタユニット17に
より切断される。記録紙ガイドTに取付けられたマイク
ロスイッチ8は感熱記録紙4の有無を検知し、感熱記録
紙が無くなつた場合にはサーマルヘッドユニット11の
作動と、プラテンローラ16の回転を停止させる役割を
している。筺体の開閉部であるフロントカバー18は、
該装置の前面を被覆し、本体カバー19と共に筺体を構
成している。このフロントカバー18の内側には、更に
別の開閉部材である回転側板ユニット18が配設され、
該回転側板ユニットは側板1、2の下端部間に張設され
る支点軸9の周りに矢印A方向に約900回動自在に支
持されている。該回転側板ユニット10の上端部には、
支軸14の周りに回動自在に1対のロックレバー14が
取付けられ、該ロックレバーは側板1を2に設けられた
ロックピン13に係合して、閉鎖時の回転側板ユニツト
10を位置決めし、かつ、ロツクする。前記1対のロツ
クレバ一14の先端部は把手軸15の両端部に固設され
る。また回転側板ユニツト10は前記プラテンローラ1
6側に固設したプラケツト117に圧縮ばね12によつ
て前記サーマルヘツドユニツト11を弾性支持し、回転
側板ユニツト10の閉鎖時にサーマルヘツドユニツト1
1をプラテンローラ16に圧接するように付勢している
このような構成において、感熱記録紙4を前記記録紙挿
入ガイド3に装填する場合、あるいはサーマルヘッドユ
ニット11に付着した紙かすを除去する場合などに、回
転側板ユニツト10を一点鎖線で示す位置まで開放する
必要がある。
この場合は、まずフロントカバー18を開き、次に前記
把手軸15を手でつかみ、ロツクレバ一14をその支軸
11(の周りに上方に回動し、ロツクピン13と係合を
解除してから、回転側板ユニツト10を開く手順をとり
、著しく操作性が悪い。このことは、筐体の開閉部の操
作性が重要なセールスポイントの一つであるフアクシミ
リ等の感熱記録装置のような一般事務機では、大きな欠
点となつている。本発明の目的は、上記した従来技術の
欠点をなくし、操作性の良い構造簡単な感熱装置の筐体
開閉部機構を提供するにある。
かXる目的は、筐体の開閉部を構成するフロントカバー
にサーマルヘツドユニツトを弾性支持し、かつ、プラテ
ンローラに圧接するように付勢している圧縮ばねの反力
を利用して、フロントカバーを開放する回動モーメント
を得る構成によつて達成される。
以下図面を参照して本発明をその一実施例について詳細
に説明する。
第2図において第1図と同符号のものは、同一部品ある
いは等価のものを表している。
唯一の筐体開閉部であるフロントカバー20は感熱記録
装置の前面を被覆し、本体カバー19と共に該装置の筐
体を構成している。
該フロントカバー20はその下端部に穿設された軸孔で
、支点軸9の周りに矢印A方向に約900回動自在に支
持され、また上端部両側面から外側にロツクピン21を
突設している。該フロントカバー11のロツク手段は、
側板1,2に軸支されるレバー軸23と、該レバー軸2
3の側板から突出している端部に固設されるロツクレバ
一22と、該ロツクレバ一22をレバー軸23の周りに
上向き(図では時計廻り方向)に付勢しているばね(図
示せず)と、該ばねの付勢力に抗してロツクレバ一22
を押し下げる解除ボタン(図示せず)とよりなつている
。ロツクレバ一22は先端に上向き傾斜部を、それに続
いて上向きの溝部とを形成している。自重により開放す
るフロントカバー20の回動モーメントを緩衝する弾性
手段は、支持体24と、側板1に固設された取付板25
と、前記両者の間に張設されたコイルばね26とよりな
つている。支持体24は、そのコイルばね26を掛止す
る点Pが、図において、フロントカバー20が矢印A方
向に回動し、自重により開放を始めよううする位置、す
なわちその重心の垂直投影位置が支点軸9の軸線上にあ
るときに、取付板25のコイルばね26を掛止する点と
、支点軸9の軸線とを結ぶ直線Lの上にあるようにフロ
ントカバー20の側面下端部に固設されている。このよ
うに構成されているので、コイルばね26は、支持体2
4のコイルばねの掛止点Pが直線Lより下側の範囲では
、フロントカバー20に開放方向への、また直線Lを越
える範囲では閉鎖方向への回動モーメントを与える。第
2図および第3図について、サーマルヘツドユニツト2
7をフロントカバー20へ支持する構成を説明する。
サーマルヘツドユニツト27はそのプラテンローラ16
側の両端部に案内溝28を固設しており、またフロント
カバー20側の両端部にはそれぞれ2個の取付ボス2′
r′を突設している。
案内溝28は軸支29の外径に係合する巾を有し、軸受
29は側板1,2に固装され、プラテンローラ16を軸
支している。サーマルヘツドユニツト27は、その取付
ボス277とフロントカバー20の両縦縁部に突設され
た取付座2σとの間に張設される4個の圧縮ばね30に
押圧され、案内溝28が軸受29と係合していないとき
はその両端部をフロントカバー20の両側面に固設され
たガイド体31の折曲部31′によつて係止される。
この状態では、サーマルヘツドユニツト27はフロント
カバー20に対し弾性的に支持され、矢印B方向に回動
自在であり、また、矢印CおよびD方向に移動が自在で
ある。またフロントカバー20が閉鎖時には、サーマル
ヘツドユニツト27はブラテンローラ16に圧接するよ
うに圧縮ばね30により付勢される。この圧縮ばね30
の付勢力は、フロン゛トカバ一20の閉鎖のロツクを解
除した場合に、フロントカバーを開放しようとする反力
となるが、図において、F:圧縮ばね30の付勢力の反
力 T2:Fの支点軸9周ワのモーメントの臂W:フロンド
カバ一20の重量 t1:wの支点軸9周りのモーメントの臂T:フロント
カバ一20の矢印A方向への回動を妨げる摩擦トルクG
:フロントカバ一20の重心 としたときに、 F−4〉W−T,+T であつて、かつ、少くともフロントカバー20力(その
自重により開放を始める位置、すなわちGの垂直投影位
置(Wの延長線)が支点軸9の軸線を越える位置まで、
フロントカバー20を回動するに充分なように圧縮ばね
30のばね定数を設定しておく。
以上のように構成されている本実施例の作動について説
明する。
フロントカバー20を回動し閉鎖するとき、該フロント
カバーに弾性支持されるサーマルヘツドユニツト27は
、矢印G方向に回動自在であり、かつ矢印D方向に移動
自在なので、その案内溝228は先ず先端の丸角部で、
次いでその溝部で軸受29に係合し、サーマルヘツドユ
ニツト27を位置決めする。
同時に、フロントカバー20のロツクピン21は、先ず
ロツクレバ一22の先端の傾斜部に、次いで溝部に係合
して、閉鎖時のフロントカバー20を位置決めし、かつ
、ロツクされる。フロントカバー20を開放するときは
、解除ボタンを押し下げると、ロツクレバ一22はレバ
ー軸23の周りに下向き(図では反時計廻り方向)に回
動し、ロツクピン21から外れ、ロツクを解除する。
すると前述のように設定されている圧縮ばね30の付勢
力の反力Fによる回動モーメントは、フロントカバー2
0が自重により開放を始める位置まで、フロントカバー
20を矢印A方向に付勢し固動させる。このとき、前記
弾性手段のコイルばね26も前述のように、圧縮ばね3
0と共にフロントカバー20を矢印A方向に回動するよ
うに付勢する。引続いて、フロントカバー20は、その
自重によりA方向に回動するが、前記コイルばね26の
張力によつて開放方向への回動モーメントが緩衝され、
スムーズに二点鎖線の位置まで約900回動する。
本実施例によれば、このように、フロントカバー20の
閉鎖、開放はワンタツチで極めて操作性が良い効果があ
る。
以上詳細に説明したように、本発明によれば、サーマル
ヘツドユニツトをプラテンローラに付勢圧接させるため
配設した圧縮ばねを、簡単な構造でその反力を利用する
ことにより、感熱記録装置の筐体開閉部の良好な開閉操
作性が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の感熱記録装置の筐体開閉部機構を示す側
断面図、第2図は本発明の一実施例を示す側断面図、第
3図は第2図のX矢視断面図である。 1,2・・・側板、9・・・固定軸、10・・・回転側
板ユニツト、11,27・・・サーマルヘツドユニツト
、12,30・・・圧縮ばね、13,21・・・ロック
ピン、14,22・・・ロツクレバ一、15・・・把手
軸、16・・・プラテンローラ、17・・・カツタユニ
ツト、18,20・・・フロントカバー、19・・・本
体カバー、23・・・レバー軸、24・・・支持体、2
6・・・コイルばね、28・・・案内溝、29・・・軸
受、31・・・ガイド体。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 感熱記録装置の基体下端部に設けられた支点軸と、
    該支点軸の周りに回動自在に支持され、感熱記録装置の
    筺体の開閉部を構成するフロントカバーと、該フロント
    カバーの閉鎖時の位置決め、ロックおよびロック解除を
    司掌するロック手段と、感熱記録を司掌するサーマルヘ
    ッドユニットを前記フロントカバーに弾性支持し、かつ
    、フロントカバー閉鎖時に該サーマルヘッドユニットを
    感熱記録紙を送り出すプラテンローラに圧接するように
    付勢する圧縮ばねと、自重により開放するフロントカバ
    ーの回動モーメントを緩衝する弾性手段とを備える感熱
    記録装置の筺体開閉部機構であつて、フロントカバーの
    ロック解除時において、前記圧縮ばねの付勢力の反力に
    よるフロントカバーを開放方向に付勢する回動モーメン
    トが、閉鎖時におけるフロントカバーの自重による閉鎖
    方向への回動モーメントとフロントカバーの開放に抗す
    る摩擦モーメントの和より大きく、自重により開放を始
    める位置までフロントカバーを回動するに充分なもので
    あることを特徴とする感熱記録装置の筺体開閉部機構。
JP55064067A 1980-05-16 1980-05-16 感熱記録装置の筐体開閉部機構 Expired JPS592630B2 (ja)

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JPS56162190A JPS56162190A (en) 1981-12-12
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