JPS5924759A - 加熱着色方法 - Google Patents

加熱着色方法

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JPS5924759A
JPS5924759A JP13376382A JP13376382A JPS5924759A JP S5924759 A JPS5924759 A JP S5924759A JP 13376382 A JP13376382 A JP 13376382A JP 13376382 A JP13376382 A JP 13376382A JP S5924759 A JPS5924759 A JP S5924759A
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compd
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wax
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coloring
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JP13376382A
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Masahiro Danno
団野 正博
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、新しい加熱着色方法に係り、詳しくは、一般
式(I)で表わされる発色剤ANH 11 (式中、Xはハpゲン原子、nはθ〜4の整数、を宍わ
し、R3はCN 、 C0CH,、coc、H,、C0
0CH,。
C00C,H,、又はベンズイミダゾール基を表わす)
と、一般式(II)で表わされるアミン化合物又はその
塩(発色剤B) R,(NH,)m(n) (式中、R8は置換基を有することのある芳香族化合物
残基、mは1又は2の整数を表わす)を一定の溶融点を
有するワックス類と結合剤の混合物中に各々独立に分散
させてなる感熱発色層を加熱して、加熱部分の化合物(
I)と(n)を接触反゛応させ、一般式(III)又は
(IV)で表わされる着色物N−R。
1 (式中、2はY又はC= NR,又はC= NR,N=
Cで式(rV)の両2部分を連結したものを表わし、X
an、R,、Yは上に定義した通り)を感熱発色相中に
生成せしめることからなる新しい感熱発色方法に関する
ものである。
近年、情報を記録するための種々の材料が開発されてき
ている。それらの中で感熱記録材料、す々わち、感熱記
録紙、感熱記録シート、フィルムなどが最も般用的な画
像記録方式になりうるものと期待されている。その理由
として、この方式が他に比べて装置コスト、ランニング
コストが安価で;かり保守が簡単なこと、騒音、臭の出
ないこと、解像性2階調性なども優れていることなどが
あげられる。これらの長所により、その用途も、ファク
シミリ、各種プリンター、レコーダー、発赤機など多方
面にわたりて開けてきている。
しかしながら、本方式が普及するに従りて本方式の欠点
、とくに感熱色素材料に起因する欠点、例えば耐光性、
耐水性、耐溶剤性、保存性郷に問題点を有することがら
POSや、合成皮革分野などの画像形成材料としての展
開は困離とされている。
また上述のファクシミリ、プリンター、レコーダー、発
券等の分野でも記録の長期又は永久保存への要望は強く
、現状で満足されている訳ではない。
本発明者はこれらの事情にかんがみ、従来の感熱発色材
料の欠点を改善した新しい感熱発色材料について鋭意研
究を行ない本発明に到達した。
すなわち本発明者は、上述した従来の感熱発色材の欠点
が主に用いた発色色素そのものに由来し、従って、物1
/にの優れた新規の色素を開発することにより、従来の
欠点を克服できると考え、種々の研究の結果、従来、用
いられている色素系とは全熱構造を異にした新規の発色
系を創出することによりこの問題を解決したのである。
本発明者の発見した新規骨格色素は前述した構造式(I
II)又は(IV)で表わされ、これらは従来−のもの
に比べて耐水性、耐溶剤性、耐光性等にすぐれており、
その結果保存安定性も格段に優れたものになる。また、
一般式(I)で表わされる発色剤Aと一般式(II)で
表わされる発色剤Bとの反応は非常に速やかで、常温で
もCI)と(II)を接触させれば容易に反応し、(m
)又は(IV)を生成する。したがって、発色剤Aと発
色剤Bを所望の温度で溶融する物質(ワックス等)でカ
プセル化したり、又はA、Bをそのような物質中に独立
に分散させておき、必要なときに溶融温度以上に加熱し
てAとBを混合接触させれば、直ちに反応して色素(I
II)又は(rV)を生成する。現在使用されている感
熱記録紙はこのような原理を応用したものであり、同様
な用法で本発明の発色剤A、Bは感熱記録紙。
感熱画像形成シート、フィルムなどに製作し使用可能で
ある。またどのような加熱発色システムは種々の高分子
成形品の発色、模様づけなどにも応用でき、しかもその
製造工程の最終段階で任意の発色、模様づりなどができ
るため、工程の合理化。
製品の多様化を同時に達成できるメリットがある。
したがってその応用は感熱記録紙に止まらず、ビニール
タイルやビニールクロスの着色、 模a付けの外1合成
皮革(人工皮革2合成皮革、ビニールレザーなど)の着
色、模様づけなどKも応用することができる。
本発明で用いられるワックス類は密ロウ、セラックロウ
などの動物性ワックス、カルナウバロウなどの植物性ワ
ックス、パラフィンワックス、微晶ワックスなどの石油
ワックスその他合成ワックス、たとえば高級脂肪酸やそ
の塩、高級アルコール、高級脂肪酸の多価アルコールエ
ステル、高級ケトン、高級アミン、高級アミド、高級脂
肪酸とアミンの縮合物1合成パラフィン、塩素化パラフ
ィン、低分子量ポリエチレン、低分子量ボリグロビレン
などがあげられる。これらのワックス類は常温では固体
であ伏、好ましくは60℃以上の融点あるいは軟化点を
もつものが賞出される。これらワックスの物性としてべ
とついたり、粘着性のあるものは好ましくない。
また結合剤としてはポリビニールアルコール。
ヒドロキシエチルセルロース、ゼラチン、スチレンーマ
レンン酸共重合体などの水溶性樹脂の外。
ポリスチレン、ポリビニールトルエン、ポリウレタンの
ような非水溶性樹脂も使われる。
本発色剤により発色される色範囲は黄から橙。
赤、茶にまでわたるが、これらの色は発色剤Bを選ぶこ
とにより自由に選定できる。
本発明で使用される発色剤Aは、一般式(I)で表わさ
れるものであり、その構造の中に1つ以上の>C=NH
基を有するものであり、その具体例としては例えば次の
ような化合物があげられる。
3−イミノ−イソインドリン−1−オン、3−イミノ−
5,6−ジクロロイソインドリン−1−オン、3−イミ
ノ−4,5,6,7−テトラクロロイソインドリン−1
−オン、3−イミノ−4゜5.6.7−テトラ゛ブロモ
イソインドリノン−1−オン、1,3−ジイミノイソイ
ンドリン、1゜3−ジイミノ−4,5,6,7−チトラ
クロロインインドリン、1,3−ジイミノ−4,5,6
゜7−ケトンブロモイソインドリン、1−イミノ−3−
チオイソインドリン、1−イミノ−4,5゜6.7−チ
インクロロ−3−チオイソインドリン。
1−ジシアノメチレン−3−イミノイソインドリン、1
−シアノカルボメトキシメチレン−3−イミノインイン
ドリン、1−シアノベンゾイルメチレン−3−イミノイ
ソインドリン、1−(シアノベンズイミダゾリル−2′
)−メチレン−3−イミノ−4、5、li 、 7−チ
トラクロロイソインドリン、3−イミノ−・1−スルホ
安息香醗イミド、3−イミツー1−スルホ−5,6−ジ
クロロ安息香酸イミド等である。
本発明で使用される発色剤Bは、一般式(II)で表わ
されるアミン又はその塩で、その具体例としては911
えば、アニリン、p−クロロアニリン、3.4−ジクロ
ロアニリン、トルイジン、4−−一 アミノ−1,2−・ジメチルベンゼン、3−クロロ−4
−アミノトルエン、2−アミノ−4−インフロビルトル
エン、 m −フロモアニリン、p−アニシジン、β−
ナフチルアミン、4−アミノビフェニル、2−アミノヒ
リシン、p−7二二レンジアミン、m−フェニレンジア
ミン、2,5−ジアミノトルエン、1.8−ジアミノナ
フタレン、4−アミツジフエニルアミン、4−アミノ−
5−ニトロ−1,3−ジメチルベンゼン+p+p’9ア
ミノジフェニルメタン、 p 、 p’−ジアミノジフ
ェニルスルフィド、p−アミノアセトフェノン、p−ア
ミノベンゾフェノン、4−アミノ−3−ニトロアニリン
、0−ジアニシジン、 4 、4’−ジアミノアソベン
セン、p−アミノアゾベンゼン、 4 、4’ −ジア
ミノスチルベン、o−ト’)ジン、ベンジジン。
ジクロロベンジジン、4−(N、N−ジメチル)−アミ
ノ−4′−アミノスチルベンなど又はそれらの塩、例え
ば、塩酸塩、硫酸塩、リン酸塩などがおげられる。これ
らアミン類は空気中に放置すると容易に酸化をうけ着色
物質となり易いので、本fl+でも、集用的には塩の形
で用いることが賞出さ−る。とくに発色剤Aとの反応は
、アミン塩とした場合の方が反応速度も大きく、この点
からも塩の形で用いる方が好ましい。上列はすべて無機
の塩酸塩、硫酸塩又はリン、酸塩の911であるが、勿
論使用目的によってはこの外にステアリン酸塩、ラウリ
ン酸塩等の有機酸塩として使用することもできる。とく
に媒体あるいはカプセル化剤として有機酸9ソクス、例
えば、ステアリン酸なトラ用いた場合にはアミンと塩を
作り易いため、媒体あるいはカプセル化剤との親和性が
まし、分散性やカプセル効果が向」ニするため好ましい
これら発色剤A、Bは、溶媒、ワックス類、結合剤の外
、要すれば、アラビヤゴム、カゼイン。
クレー、タルク、酸化チタン又は酸化亜鉛等と共に、好
ましくは別々に分散され、紙あるいはプラスチックスフ
ィルムあるいはシート、布等の上に別々にあるいは混合
したのち塗布あるいは成形されることにより感熱発色材
料となる。この材料を加熱素子で所定温度、所定時間加
熱走査することにより所望の色9図柄2文字・数字等を
発偉き・せることができる。以下実施fl+により本発
明の詳細な説明するが、本発明の請求範囲はこれらの例
に腿定されるものではない。以下の実′MM列において
r部」は1重量部」を示す。
実施例 3−イミノ−4,5,6,7−テトラクロロイソインド
リン−1−オフ20部を溶融したステアリン酸アミド2
o部に加え、よく混合したのち冷却固化し粉砕して粉末
んとする。
次にo −) !Jレジン酸塩20部を溶融したステア
リン酸アミド2o部に加え、よく混合したのち冷却固化
したものを微粉砕し粉末B。とする。
粉末A。5部と5チボリビニ一ルアルコール水溶液5部
と水5部をボールミル中で20分間分散させ分散液A1
とする。一方、Boも同様な組成、方法で分散させ分散
液B1とする。
次に分散液A、2部と分散液Bo1部をと9、これに2
0%ポリビニールアルコール水溶液1部を加えて混合し
塗料とした。これを上質紙表面上にバーコアターを使っ
て約20ミクロンの厚みになるよう塗布し感熱記録紙を
作成した。
この感熱記録紙の静的発色特性を調べる目的で熱発色試
験機を用いて150℃で5秒間加熱したところ、加熱部
分は鮮明な赤色に着色した。この着色相は有機溶剤2日
光等に優れた耐性を示した。
実施例2 3−イミノ−5,6−ジクロロインインドリン−1−オ
ンとp−フェニレンジアミン塩酸塩とを実施例1と同様
な方法で、ただしステアリン酸アミドの代りにラウリン
酸アミドを用いて粉末A0゜Boを作成した。
粉末AOS部と25%ポリビニールアルコール水溶液1
0部とから分散液A、を得た。同様に粉末B0から分散
Q B、を作成した。次にこの分散液A、とB。
を2:1の割合で混合しこれに20%ポリビニールアル
コール水溶液を1の割合で加え塗料とした。
これを上質紙表面上に約10ミクロンの厚みになるよう
塗布し感熱記録紙を作成した。
この物を実施例1と同様な方法で発色特性を調べたとこ
ろ150℃、5秒で非常に鮮明な黄色の−着色物が得ら
れた。この着色物は耐溶剤性、耐水性、耐光性に関して
従来の物に比べて格段に優れていfc。
実施例 1.3−ジイミノ−4,5,6,7−ケトラクロロイソ
イ/ドリンと4−(N、N−ジメチル)−アミノ−4′
−アミノスチルベン塩酸塩を実施例1と同様な方法で、
ただしステアリン酸アミドの代りにオレイン酸亜鉛を用
いて粉末A0.Boを作成した。
粉末AOI BO各10部をビニールトルエンブタジェ
ン樹脂20部、シクロヘキサン70部の混合液にて別々
にボールミル中で約20分間分散させ、分散*A、、B
、を調製した。
この分散液A、、B、を1:lの割合でよく混合し、こ
れを上質紙表面上に約20ミクロンの厚みKなるようパ
ーコーターで塗布し、感熱記録紙を作成した。
この物は150″G、5秒の加熱で鮮明な赤色に発色、
した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式(I)で表わされる化合物 NH 1 (式中、Xはハロゲン原子、nは0〜4の整数。 を表わし、R1はCN 、 COCH3,COC,H,
    、C00CHs 。 C00C,H,、又はベンズイミダゾール基を表わす)
    と、一般式(n)で表わされるアミン化合物又はその塩 Rt (NH,)m               (
    II)(式中、R7は置換基を有することのある芳香族
    化合°物残基2mは、!“又は2・の−整数を宍わす)
    を各々独立に、一定の溶融点を有するワックス類と結合
    剤を含む媒体中に分散させ、熱時、化合物(I>と(n
    )の接触反応により、一般式(m)又は(IV)で表わ
    される着色物 N−R。 1 N −R,−N 111 (IV) (式中、ZはY又はC= NR,又はC= NR,N=
    Cで式(IV)の両Z部分を連結したものを表わし、X
    。 n、’R1,Yは上に定義した通り)を媒体中に生成せ
    しめることを特徴とする加熱着色方法。
JP13376382A 1982-08-02 1982-08-02 加熱着色方法 Pending JPS5924759A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5964582A (ja) * 1982-10-04 1984-04-12 日産化学工業株式会社 セメント系材料の改質方法

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JPS5964582A (ja) * 1982-10-04 1984-04-12 日産化学工業株式会社 セメント系材料の改質方法

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