JPS59227762A - 左官作業用塗り材 - Google Patents

左官作業用塗り材

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JPS59227762A
JPS59227762A JP9805083A JP9805083A JPS59227762A JP S59227762 A JPS59227762 A JP S59227762A JP 9805083 A JP9805083 A JP 9805083A JP 9805083 A JP9805083 A JP 9805083A JP S59227762 A JPS59227762 A JP S59227762A
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JP
Japan
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mortar
particle size
fine aggregate
aggregate
weight
Prior art date
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JP9805083A
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JPH0118024B2 (ja
Inventor
柏木 正二
幡野 隆
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Resonac Holdings Corp
Original Assignee
Showa Denko KK
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Publication date
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  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
  • Soil Conditioners And Soil-Stabilizing Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明はモルタル組成物、特に建築物等の塗り材として
用いられるモルタル組成物に係る。
従来技術 建築物等の塗り材として用いられるモルタルはセメント
およびM骨材に、必要に応じて保水性向上剤、スサ、あ
るいは高分子エマルジョン(接着剤)などが添加され、
水と混練して使用される。
肉厚0.2〜1.0 mm程度の薄塗り用は主として粒
径100〜200μm程度の小粒径骨材を骨材−セメン
ト比(sya比)0.5〜1.5で用い、他方、肉厚1
.Qmrn程度以上の厚塗り用は主として粒径坐 500〜3000μm以上の大粒径骨材をs/a2.0
〜4.0で用いる。セメントは、通常、90重M%以上
が44μm以下の粒子で構成されている。
こうした塗り材としてのモルタルに求められる所望な特
性として作業性があり、モルタルペーストをコテ塗りす
るときペーストが容易に展延して途中で切れ目が発生し
ないこと、表面精度が高いこと、などが望ましい。モル
タルの#Jv的厚塗りの場合モルタルの作業性を向上せ
しめる簡単な方法はs7’a比を下げる、即ち、セメン
ト量を増加することであるが、そうするとモルタルの収
縮が増大し、亀裂が発生する原因になるという問題があ
る。小粒径の骨材を用いてsA比を上げた場合は、この
収縮亀裂は少なくなるがセメントペースト(いわゆるア
マ)を表面に出すことが困難になり終局的には接着強度
を低下させる。一方S/ O比をできるだけ上げると共
に、大粒径骨材を多用しかつ骨材を最密充填にすれば、
上記の亀裂の発生はやはり減少するけれども、作業性即
ちペーストの展延、表面精度に難点が出る。又、モルタ
ルの比較的薄塗りの場合コンクリート躯体の打設成形時
の型枠との接触面に発生するピンホールを埋めるために
は薄塗り用モルタルとしては薄塗り用骨材中でも比較的
大粒径の骨材を用いることが望ましいが、それはピンホ
ール部以外の平坦面に対する展延性、表面精度における
作業性の追求に障害となり、これら薄、厚塗り両方に対
して同時に満足を与えるようなモルタルを得ることは困
難であるという問題がある。
発明の目的 本発明は、以上の如き従来のモルタルにおける問題点を
解決し、モルタルの作業性を向上せしめると共に、モル
タルの接着強度を増大することを目的とする。
発明の構成 そして、上記目的を達成するために、本発明のモルタル
では、従来のモルタルの成分である主として粒径44μ
m以下の粒子よりなるセメントと主として粒径70μm
以上の粒子よりなる細骨材に加えて、主として粒径44
〜70μmの粒子よりなる微細骨材を特別に添加し、モ
ルタル成分の粒度分布における空白部分を埋めようとす
るものである。
従来、特に厚塗り用モルタルでは細骨材の粒径は主とし
て150〜5000μm程度にあり、粒径70μm以下
の成分は殆んど含まれていなかった。
また、薄塗り用モルタルでは細骨材の平均粒径は小さく
なるものの、粒径70μm以下の粒子はこの場合も少量
台まれているに過ぎなかった。即ち従来はセメントの粒
径と上記70μm程度の径との間の部分は全く使われて
いなかった。従って本発明のごとく粒径44〜70μm
の粒子よりなる微細骨材を粒径70 pm以上の粒子よ
りなる細骨材に加えて意図的に添加するということは本
発明者が知る限りではなかった。
本発明によるモルタル組成物において、セメントと骨材
を含めた全粒子の粒度分布は、従来のものよりもより連
続的なものになるが、例えば、単一モードになることは
必ずしも必要ではなく、粒径70μm以上の細骨材と粒
径44〜70μmの微細骨材の間、あるいは粒径44〜
70μmの微細骨材と粒径44μm以下のセメントの間
の分布に断絶があっても本発明の効果は失われない。要
は、中間的粒径の微細骨材が添加されることによって、
本発明の効果は得られるものである。
尚、骨材としてはケイ砂、黒曜石、パーライト、寒水石
、真珠岩パーライト、バーミキュライト等、セメントと
してはポルトランドセメント、アルミナセメント等、を
広く用いることができる。必要に応じて用いられる保水
性向上剤としてはメチルセルU−ス等、スサとしては各
種繊維など、接着性向上剤としてはエチレン酢酸ビニル
系、アクリル系、SBRのようなゴム系等高分子エマル
ジョンがあり、更には、その他の添加物を混和すること
ができる。
以下、実施例を用いて詳述する。
実施例 以下の実施例においては次の素材を用いた。
A、ポルトランドセメント(以下「p aJと称する)
: 、TASS  A15 (日本建築学会 左官工事3m
  15.3.2a )による普通ポルトランドセメン
ト、〔粒径〕44μm以下を90重世%以上含む。
B、大粒径細骨材(以下「砂A」と称する):、rAS
S  A15 (同上 5宜r  15.5.2.b)
によるAl1k(床用および下、中塗用)の硬、〔粒径
〕次の通り。
0、小粒径細骨材(以下「砂O」と称する):、TAS
S  A15 (同上 3節 15.!l、 2゜b)
による0種(上塗用、薄塗用)の砂、〔粒径〕次の通り
D、  @M骨材(以下「パーライト」と称する):、
TASS  A15 (同上 3tj  15.3.2
゜b)によるパーライト(記号1.2)、〔粒径〕次の
通り。
E、微細骨材: 粒径44〜70μmの粒子が65重量%程度含まれる微
細ケイ砂。
F、増粘剤: ハイメトローズ(信越化学社のメチルセルレースの商品
名)。
G、接着剤: ハイモルエマルジョン(昭和電工社のエチレン酢酸ビニ
ル系重合体の商品名)。
これらの素材を用いているいろな配合比のモルタルを混
練し、コンクリート面への塗り付は作業を行なってモル
タルの作業性、接着強度、その他を評価した。尚、すべ
てのモルタルはJ工S1’(5201セメントの物理試
験方法に基づいて混練し、モルタルフt2−180に調
整した。又、モルタルの作業性は塗り付は作業性および
アマ出し作業性を次の5段階表示で評価した。
〔塗り付は作業性〕
A : s/a比=2.0  の砂モルタルに比べて塗
す付は時のコテへの抵抗が小さく、かつモルタルの剥離
落下が少ない B;Aと0の中間 a : S10比=20の砂モルタルと同一の作業性D
:0とEの中間 R1!S10比=2.0の砂モルタルに比べて塗り付は
時のコテへの抵抗が大きく、かつモルタルの剥離落下が
多い 〔アマ出し作業性〕 A:金ゴテ押えにより容易にアマ出し作業ができる ERAとOの中間 O: S10比=2.0の砂モルタルと同一の作業性D
:0とEの中間 ■:金ゴテ押えを繰り返すことによりアマを出すことが
できる 例1 ポルトランドセメン上1大粒径納骨材(砂A ’)、微
細骨材、接着剤、および増粘剤を用いたモルタル組成物
について調べた。結果を第1表に示す。
以下余白 =トヘIN (N c4 m y s v1帽−v−r
 r ? ? ? 、r r ? ?週1 −cN(イ)寸り℃へのへO豐 第1表から、本発明に依り、微細骨材(粒径44〜70
μmの粒子)を添加することにより作業性が塗り付けお
よびアマ出しのいずれにおいても向上していることは明
白である。又、例えば、試料F&llと試料N115の
s/ a比はどちらも2.5、試料Nn4と試料IVk
l乙のsla比はどちらも3.0であるが、それらの試
料の接着強度を比較すると、同じS/ O比の場合には
微細骨材(粒径44〜70μmの粒子)を含むモルタル
の方が接着強度が増大していることが見られる。更に、
試料陰1と試料I!113、あるいは試料11kL6と
試料Nn8のように同じ接着強度を与えるようなモルタ
ルの場合、微細骨材(粒径44〜70μmの粒子)を含
むモルタルの方が亀裂の発生が少ないことが見られる。
例2 ポルトランドセメント、小粒径細骨材(砂0 )、微細
骨材、接着剤、および増粘剤を用いた薄塗り用モルタル
について調べた。配合比と接着強度は第2表の通りであ
った。
第2表 f  1 0.5 0 0,05 0.005 22.
62 1 0.5 0.1 0,05 0.005 2
2.43 1 0:5 0.250,05 0.005
 22.64 1 0.50.5  ’0.05 0.
005 20.にれらの試料陽1〜4の接着強度につい
ては大きな差は見い出されなかった。薄塗り用しごき材
のモルタルには、通常、作用性を向上させるためにセメ
ントの10重量%程度の石綿粉を添加することが多い。
そこで、試料Nn1のモルタルにのみセメントに対し外
割で10重量%の石綿粉(ノザワ社のノザワテーリング
)を添加し、試料Nn2〜4には石綿粉を添加せず、こ
れらの試料についてモルタルの塗り付は時のモルタルの
「のび」の作業性を調べた。ここにモルタルの「のび」
とはモルタルをコテ塗りする場合にモルタルが途中で切
れ目を生ずることなく展延する性質をいう。すると、試
料lI&12、階3、陽4のモルタルの「のび」は試料
N[11に石綿粉を添加したモルタルと同程度の「のび
」を示した。
例3 ポルトランドセメント、パーライト、微細骨材、および
接着剤を用いたモルタルについて調べた。
結果を第6表に示す。
以下余白 本例では細骨材(粒径70μm以上)として砂ではなく
パーライトを用いているが、例1におけると同様に、?
t’&、1lIII骨材(粒M44〜70 pm )の
添加によって、作業性の向上、接着強度の向上、亀裂発
生の減少が見られる。
発明の効果 以上の説明から明らかな通り、本発明に依り、モルタル
の塗り付けあるいはアマ出し等の作業性が向上し、同じ
S/ O比の場合の接着強度が増大し、そして同じ接着
強度の場合の亀裂発生が減少したモルタルが提供される
特許出願人 昭和電工株式会社 特許出願代理人 弁理士 青 木   朗 弁理士西舘和之 弁理士古賀性成 弁理士山口昭之

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、 粒径44μm以下の粒子が90重量%以上をなす
    セメント粒子と、粒径70μm以上の粒子を70重景%
    以上含有するMI骨材と、粒径44〜77μmの粒子を
    65%以上含有する微細骨材とを含んでなるモルタル組
    成物であって、セメント粒子総量を100重量部として
    、納骨材を30以上、80未満の重量部含む場合には微
    細骨材を10〜200重量部、細骨材を80以上150
    未満の重量部含む場合には微細骨材を7〜600重量、
    細骨材を150重量部以上含む場合には微細骨材を5〜
    300重量部含んでいるモルタル組成物。
JP9805083A 1983-06-03 1983-06-03 左官作業用塗り材 Granted JPS59227762A (ja)

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JPH0118024B2 JPH0118024B2 (ja) 1989-04-03

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US4666521A (en) * 1985-10-03 1987-05-19 Cem Tech Laboratories Inc. Cementatious admixtures and method
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