JPS59223620A - リ−ドフレ−ム搬送機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はリードフレーム搬送機構に関するものである。

従来、リードフレームの搬送は、主としてリードフレー
ム上に等間隔で形成されている同形の穴の１個あるいは
数個にピン或いは爪を差し込み、搬送方向にピン或いは
爪を一定量移動させ、その位置でピン或いは爪を穴から
抜き取り、該ピン、爪を次の搬送に備えてはじめの位置
に襄すという動作を繰９返し行うのが一般的であったが
以下のよ・うな欠点があった。すなわち、前述の方式で
はリー　ドア　Ｖ−ムの穴形状、穴間隔に合わせてピン
、爪等の形状および移動距離を設定する必要があるだめ
、多種異、形状のリードフレームを搬送することが不可
能であり、リードフレーム切換時に、搬送機構の変更、
調整に要する手間、時間が多かった。また送り爪刃式で
は１ピツチあるいは高々数ピツチの間欠送シしかできず
、一枚のリードフレームを一動作で送ることができない
ため、多くの搬送時間を必要としていた。

そこで、送９爪刃式に代えて回転するローラーによって
リードフレームを搬送することが考えられるが、この場
合以下のような問題が考えられる。

すなわち、ローラーによって高速でリードフレームを搬
送しようとする場合、慣性のためにリードフレームの停
止精度が悪くなり、組立精度に影響を力えて品質、歩留
シの低下を招くおそれがある。

まだ上述の欠点を除くだめ、リードフレームを停止位置
に停止させる目的でピン或いは爪を使用−することが考
えられΣが、この場合には、多種異形状のリードフレー
ムを停止させる場合にピン等の種類、取イ」け位置を変
更する必要が生ずる。

さらに、従来装置には以下の欠点があった。すなわち、
作業時にリードフレームのずれ、たわみ、浮き上９を防
止するだめ、リードフレームを押さえて保持する機構お
よび搬送時にその押さえを解放する機構が必要である。

従来はそれらの機構が搬送機構と独立していたため、装
置全体の機構が複雑となっていた。

本発明は従来装置のリードフレーム搬送機構の問題点を
改善し、多種異形状のリードフレームに対応でき、高速
で搬送でき、しかもリードフレームの停止位置精度が高
く、かつ単純な構造のＩＪ−ドフレーム搬送機構を提供
することを目的とするものである。

以下に、本発明の一実施例を図により説明する。

第１図において、作業ステージ１の上面長さ方向にリー
ドフレーム２の搬送路１ａとなる溝を形成する。前記搬
送路１ａの一側にリードフレーム２の上下面を挾圧して
送シを与える２対のローラ３１゜３ｂ　、　３ａ　、　
３ｂ　　を搬送方向前後に配設し、下段の駆動用ローラ
３ｂをブーＩＪ−、ベルト等からなる回転伝達機構４を
介してパルスモータ等の駆動用モータ５に連動させる。

また第２１図、第３図に示すように、水平軸６を軸受７
に回転可能に軸支させ、該軸６を搬送路ｌａ上の前後に
配設し、該軸６にローラ保持杆８を一体に取付け、下段
のローラ３ｂに対応させて該杆８に上段の弾性体ローラ
３ａを取付ける。また、前記各水平軸６にリンク１ｏを
枢支させる。一方、搬送路１ａの一側にエアシリンダ１
３によって水平方向に往復駆動される連結杆１１を一装
置し、該連結杆１１と前記２本のリンク１０．１０とを
リンク回転ピン１２により連結する。まだ前記水平軸６
に当て板１４を一体に取付け、リンク１ｏの回転に伴な
　　　１□い当て板１４に当接し、・当て板１４及び水
平軸６を回転させる押上げピン１５をリンク１ｏに取付
ける。さらにリンク１０には板ばね９を取付け、このば
ね９でローラ保持杆８を下方に押圧する。

さらに、搬送路ｌａ上でのリードフレーム停止位置にロ
ーラの送り停止制御検知用センサ１６ａを、またその手
前の位置に同様にローラの送り速度制御検知用センサ１
６ｂを設置し、両センサ゛１６ａ　、　１６ｂの出力端
を前記モータ５を制御してリードフレームを停止位置に
停止さぜる制御回路１７に電気的に接続する。

実施例において、リードフレーム２が作業ステージ１に
供給されると、リードフレームを挾む位置に置かれた駆
動用ローラ３ａおよび自由に回転する弾性体ローラ３ｂ
によってリードフレーム２はその上下面を挾圧され、駆
動用ローラ３ａが回転伝達機構４を介して駆動用モータ
５によって駆動され、リードフレーム２は送り爪、ピン
等を一切使用せずに搬送路ｌａ上を搬送される。これは
異種フレームを搬送する場合でも同じであり、調整は全
く不要である。

また駆動用モータ５にパルスモータ等停止時の保持トル
クの大きいモータを用いるだめ、モータの停止中駆動用
ローラ３ａは回転せず、加えてローラ３ｂが弾性体であ
るためにフレーム２はローラ間で強力に保持され、ずれ
、たわみ、浮き上が９の恐れがない。したがって、従来
のようにフレーム押え機構および押さえの解放機構を独
立に付加する必要がなく、構造を単純化できるという効
果がある。

また、リードフレーム搬送路１ａの途中に複数個のセン
サ１６ａ　、　１６ｂを配し、これらのセンサによって
得られたリードフレームの位置情報を制御回路１７に送
り、モータ５の回転数が制御される。すなわち、−例と
して、フレーム搬送中は高速回転させ、停止位置近傍で
低速回転させて慣性力を小さくなるように制御し、また
一旦停止したフレーム位置を検出して再度位置を修正す
るようにすれば、搬送後の位置決め精度がτ高くな９位
置決め用ピン等を使用することなく定位置で正確に停止
できる。

以上の実施例では送りと垂直方向の位置補正は位置補正
板１８で行なうものであるため、補正の際は弾性体ロー
ラ３を上昇させてクレームを解放する必要がある。なお
、リードフレームの搬送時には第３図に示すように、ロ
ーラ３ｂばばね９によって駆動用ローラ３ａにある荷重
で押しつけられている。なぜなら、ローラ保持部の軸６
とリンク１０とが固定されておらす、ローラ保持杆８な
らびに軸６が自由に回転できるだめである。ローラ３ｂ
を上昇させるにはまずエアシリンダ１３で連結杆１１を
第２図中左方に索引する。連結杆１１の移動によりリン
ク１０は軸６のまわりに回転し、ピン１５が軸６に固定
された尚で板１４を押し上げるため、軸６およびローラ
保持杆８が回転して第４図に示す如く、駆動用ローラ３
ａと弾性体ローラ３ｂとの間にすきまが生じ、その間に
あるリードフレーム２は自由な状態となる。この機構の
うち、特にばね９とそのばね９がリンク１０に接続され
ているため、ローラ上昇時にはばねの力がローラ保持杆
８に及ばず、搬送中ないし停止中のリードフレームに対
し、ローラごとに常に適正な押しつけ荷重が加えられ、
かつローラ上昇に要する力が小さく動作が軽快になる。

以上の実施例では第１図の如く、リードフレームの上下
面をローラで挾圧して送りを与えたが゛、第５図に示す
ようにリードフレームの左右端縁をローラで挾圧して送
りを与えるようにしても良く、この場合第２図〜第４図
に示す機構を用いて両ローラの間隔を拡開可能とし、リ
ードフレームの位置補正を前実施例と同様に実施するこ
とができる。

以上に述べたとおシ本発明は搬送のだめのローラとその
駆動機構、弾性体ローラ、パルスモータ等よりなるモー
タ停止時のリードフレーム保持機構、ローラの間隔を拡
開する機構と、リードフレームの位置を検出し、搬送速
度を制御する機構とを有するものであるため、リードフ
レームの切換時に搬送機構を調整することなく、異種フ
レームを搬送でき、しかも間欠送りでなく連続送りによ
り搬送するため、搬送時間を短縮でき、また、搬送速度
を制御してリードフレームを停止させるた　　　　、め
、その位置精度が高く、まだローラに、搬送機能に加え
て、リードフレームを保時する機能を合わせもたせてい
るため、装置全体の機構を簡素化できる効果を有するも
のである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるリードフレーム搬送機構の一例を
示す斜視図、第２図は本発明においてローラ回転軸を移
動させる機構の原理を示す図、第３図は本発明において
ローラ回転軸を移動させる機構の具体例を示す図、第４
図は第３図においてローラ回転軸を移動させた後の状態
図、第５図はリードフレームとローラとの位置関係を示
す別の実３九 −−・・弾性体ローラ、５・・駆動用モータ、１６ａ　
、　１６ｂ・・・センサ、１７・・・制御回路 特許出願人　　日本電気株式会社 ′ｉ亨 代理人　弁理士　　菅　　　野　　　　中　・バ・；・
′１＼・　・

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）リードフレームを両者間で挟圧してリードフレー
   ムの搬送路に沿って送９を与える駆動ローラ及び弾性体
   ローラと、前記搬送路上へのリードフレーム停止位置に
   設置されだローラの送り停止制御検知用センサ及び該停
   止位置の手前の位置に設置されたローラの送り速度減速
   制御検知用センサと、ローラの駆動機構と、前記各セン
   サの出力信号を検知して前記ローラの回転駆動を制御す
   る制御回路とを有することを特徴とするリードフレーム
   搬送機構。