JPS59222639A - 歯付きベルト用基布 - Google Patents

歯付きベルト用基布

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JPS59222639A
JPS59222639A JP58096357A JP9635783A JPS59222639A JP S59222639 A JPS59222639 A JP S59222639A JP 58096357 A JP58096357 A JP 58096357A JP 9635783 A JP9635783 A JP 9635783A JP S59222639 A JPS59222639 A JP S59222639A
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crimped
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Teruhiro Sato
彰宏 佐藤
Mitsuo Yamada
山田 光穂
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Ashimori Industry Co Ltd
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Ashimori Industry Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16GBELTS, CABLES, OR ROPES, PREDOMINANTLY USED FOR DRIVING PURPOSES; CHAINS; FITTINGS PREDOMINANTLY USED THEREFOR
    • F16G1/00Driving-belts
    • F16G1/28Driving-belts with a contact surface of special shape, e.g. toothed

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
  • Woven Fabrics (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、動力伝達用の歯付きベルトの、噛合面に貼着
される、伸縮性の基布に関するものである。
現在、各種機械の駆動、自動車の伝導部、事務機器等に
おいて、駆動側と従動側とのタイミングを合わせるため
に、歯付ぎベル1〜が使用されている。これらの歯付き
ベルトは、補強のために、噛合面に沿って、基布が貼着
されている。この基布における歯付きベルトの長さ方向
に延びるたて糸として、通常、合成繊維の捲縮加工糸が
使用されている。
歯付きベルトを成型する場合、第1図に示すように、外
周に凹凸を有する金型1の上に、基布2、抗張体3、及
び未加硫ゴムシート4を置き、これを加圧、加熱して、
第2図に示す如く歯付きベルト5を成型加硫するのであ
る。この過程において、基布2は第1図のようなはず平
面の状態から、第2図のように屈曲した状態に変化せし
められるため、基布2は小さい応力で、数十%伸長し得
るものでなければならない。それ故、基布のたて糸には
捲縮加工糸を使用し、該捲縮が伸ばされることにより、
小さい応力で容易に伸長し得るようにしているのである
なおこの明細書において、基布のたて糸及びJ、こ糸は
、歯付きベルトの長さ方向に延びる糸をたて糸と言い、
これに交差する糸をよこ糸と言う。
従って、基布を織成するときの織物組織上のたて糸、よ
こ糸の関係とは、必ずしも一致するものではなく、逆の
関係になることもある。
ところで、この種の歯付きベルトにおいては、噛合面に
おいて、駆動側及び従動側のプーリーと接触しながら、
回転するものであるから、この噛合面には、大きな摩擦
力が働く。また歯付ぎベルトの噛合面の歯には、プーリ
ーの歯によって、歯付ぎベルトの長さ方向に沿った剪断
力が作用し、特に歯の(=jけ根の部分には、極めで大
きい力が作用する。そのため、従来の歯付きベル]−に
おいては、前記基布が急速に摩耗され、また歯の付は根
の部分の基イ11が裂りで、歯(=Jきベルトの歯が欠
落するようなことも多く、耐久性に問題があったのであ
る。
本発明は、かかる事情に鑑がみなされたものであって、
前記基布のたて糸として、強度及び耐摩耗性に優れ、且
つ収縮率も大きな、特別のナイロ1.     ン捲縮
加工糸を使用することにより、基布の耐摩耗性や強度を
大幅に向上せしめ、前述のような諸問題を、−挙に解決
することに成功したものであ従来ウーリーナイロン等を
製造づる場合に、ナイロン原糸に仮撚り法により捲縮加
工を施して、   ′捲縮加工糸とすることが行なわれ
ている。この捲縮加■の条件は、通常法のようなもので
あった。
すなわち、加工温度は、ナイロン原糸の軟化’SR1度
と同程度ないしはそれよりもや)低い温度であって、ナ
イロン6(軟化温度180℃)にあっては、約160〜
195℃、ナイロン66(軟化温度235℃)にあって
は、約200〜235℃の温度で行われる。
またこの加熱時間は、繊度100d(デニール)当り0
.45〜0,60秒を目安とし、糸の太さが変る場合に
は、前記時間を約、v’ (d/100 )倍して決定
している。
また、糸の仮撚り数は、次の数式により綽出した値(T
)を適正撚り数とし、これを基準として、必要に応じて
若干増減して、決定される。
T= 275,000/ (dl−60> +800な
お、この撚り数は、収縮率の高い捲縮糸を得るにうな場
合には、前記適正撚り数よりも、若干上乗せして行われ
る。さらに、加工時には加熱部に、0.1〜O13g/
dPi!麿のテンションが加えられ、0〜−1のフィー
ド率の下で、加工される。
ところでこのような捲縮加工糸は、従来衣料用のナイロ
ン原糸に限って製造されていた。ナイロン原糸には、衣
料用のものと、産業資材用のものと、さらにタイ八7コ
ード用のものとがあり、これらが区別して供給されてい
る。衣料用原糸は、そのポリマーの重合度が最も小さく
(硫酸相対粘度が2.50前後)、又単繊維の繊度も小
さい(通常的3d)のであって、強度や耐摩耗性は、他
のものに化ぺて劣るが、しなやかで且つ安価であって、
衣料用として適している。
これに対し、タイヤコード用原糸は、そのポリマーの重
合度が最も大きく(硫酸相対粘度が3゜0〜3.2)、
又単繊維の繊度は衣料用に比べてやや大きいく約6d 
)ので、特にその強度は、他のものに比べて格段に大き
い。又、耐熱性も良好である。
一方産業資材用原糸は、そのポリマーの重合度が衣料用
に比べてやや大きく(硫酸相対粘度2゜65〜2.80
>、又単繊維の1Jli度が最も大きいく約6〜10d
>ので、強度はタイA7コード用のものに比べて劣るも
のの、衣料用のものよりも優れ、また耐摩耗性にも優れ
ている。又耐熱性も良い。
而して、前述の従来の歯付ぎベル1−の基イ1]のたて
糸として使用されていた捲縮加工糸は、衣料用のもので
あった。
発明者は、前記歯付きベル1−の基布のたて糸として使
用するため、強度及び耐摩耗性に優れ、且つ収縮率の大
きな捲縮加工、糸を1jFるべく、先ず市販の捲縮加工
糸を種々検討したのであるが、市販の糸は全て衣料用原
糸よりなるものであって、特に強度及び耐摩耗性が不十
分であり、所望の性能を有するものが得られなかった。
そこで発明者は、市販の産業資材用ナイロン原糸を使用
して、これに衣料用原糸と同様の条件下で捲縮加工を施
し、強度が大きく、且つ耐摩耗性に優れた捲縮加工糸を
得ようとしたのであるが、所望の性能の糸を得ることが
できなかったのである。すなわち、産業資材用のナイロ
ン原糸は、ポリマーの重合瓜が大ぎく配向麿も高いため
、衣料用原糸と同様の条件で捲縮しても、熱セツト効果
が少なく、収縮率の極めて劣るものしか得られなかった
のである。
従って、歯付きベル]−の基イムとして使用しても、基
布の伸び率が低いため、歯付きベルトの成型時に基布が
噛合面に沿って充分に伸長せず、正規の歯形を右する歯
(Stきベルトが得られなかった。また熱セツト効果を
高め、収縮率を向上させるために、加工温度を高(て試
みたが、強度が大幅に低下すると共に繊維が熱融着を起
し、解撚することができず、捲縮加工糸を得ることすら
できなかつ、!   た。
そこで発明者はさらに鋭意検討を重ねた結果、本発明を
完成するに至ったものであって、前記産業資材用原糸を
、特殊な条件下で加工することにより、強度及び耐摩耗
性に優れ、且つ収縮率の大きい、従来の衣料用原糸の捲
縮加工糸に比べて、大幅に性能の向上した、優れたナイ
ロン捲縮加工糸を得ることに、成功したものである。さ
らにこのナイロン捲縮加工糸を、たて糸として使用′り
ることにより、耐摩耗性及び強度が大幅に向上し、歯付
ぎベルトの耐久性を格段に向−[ざゼた、歯イ1きベル
ト用基布を得ることに、成功したものである。
なお本明細書において収縮率というのは、次に承り一方
法で測定したものである。
すなわち、パーン状またはコーン状に巻かれた捲縮加工
糸を、一定の張力の下でかぜに10回巻ぎ、これに0.
0021J/dの初荷重をかりて、かぜの原長くし1)
を測定する。次にこのかせを水温20±2℃の水中に入
れて、水中で06002 !J/dの荷重をかけて3分
間浸漬し、水中から取りだしたのち、vJmを除いて2
0±2℃で12〜24時間風乾し、再度0.002 M
dの荷重を加えて、収縮後のかせ長(L2)を測定づる
而して収縮率は次の式で求める。
収縮率−(Ll −12>/Il x 1oo(%)こ
の方法で求めた収縮率は、JIS−1−1090により
測定した、捲縮加工糸の伸縮復元率(CRI自)に比べ
て、捲縮加工糸を織物にしたときの収縮の状態に、より
強く対応しており、歯付きベルトの基布の性能としては
、より実際的である。
而して、本Je IIl]は、歯付きベル1〜の噛合面
に、貼着される基布において、該基布の、前記ベルトの
長さ方向に延びるたて糸が、硫酸相対粘度が、2.65
〜2.80で、単繊維の繊度が、5〜10dの、産業資
材用ナイロン原糸よりなり、強度が5 (]/d以、]
二であって、且つ収縮率が50%以上の捲縮加工糸であ
ることを、特徴とするものである。
本発明の、前記1q能の捲縮加工糸を臂るための加工条
件は、大略、次に示すような加工条件である。
先ず加工温度【よ、衣料用ナイロン原糸の場合とは望同
程度であって、ナイロン原糸の軟化温度よりもや)低い
温度において行う。すなわち、ナイロン6の場合には、
160〜180℃、ナイロン66の場合には、205〜
225℃程度が適当である。ナイロン6の場合は、軟化
温度が約180℃であり、加工温度は、この軟化温度と
ばず同温度まで適用できるが、ナイロン66の場合には
、軟化温度(235℃)よりも幾分低い温度で行うのが
J:い。加工温度があまりに低いと、充分な収縮率が得
られず、また高ずぎると強度の低下をきたづので、好ま
しくない。
また加熱時間は、繊度100d当り、1.2〜2.0秒
間加工する。繊度が変れば、前述の扛1粋式に基づいて
、繊度に応じた加熱時間を算出する。
産業資材用ナイロン原糸として広く用いられている、2
10dの糸であれば、1.8〜3.0秒程麿が適当であ
る。なお、この加熱時間は、従来の衣料用の加工条件と
比べると、2−・3倍と相当に長い時間である。
さらに糸の仮撚り数は、先に衣料用について述べた針線
式を適用づることができ、この式で算出した適正撚り数
(T)を基準として決定する。収縮率を向上させるため
には、前記適iE撚り数(T)よりも、若干大きくする
のがよい。210dの糸であれば、前記適正撚り数(T
)は1819回となるが、1800〜2100回とする
のが適当である。またフィード率は、0〜−1%が適当
である。
本発明において使用Jるたて糸の、捲縮加工糸の加工条
件は、従来の衣料用原糸の、捲縮加工の条件に比べて、
加工時の加熱時間が、大幅に長くなっており、衣料用ナ
イロンの場合の、約2〜3倍の時間をか番ノ”C加工づ
ることに、特徴を有している。而してこの加工条件は、
産業資材用ナイロン糸、ずなわち硫酸相対粘度が、2.
65〜2゜80で、単繊維の繊度が、5〜10dの糸に
ついてのみ、適用できる。衣料用の原糸について、前述
の加工条件を適用すると、繊維が部分的に溶着し、解撚
できない部分が生じて、適正な捲縮加工糸が得られない
。なお、産′業資材用の原糸であれば、ナイロン6でも
ナイロン66でも適用可能である。
上記方法によれば、重合瓜が高く且つ単繊維の繊度が大
きい産業資材用ナイロン原糸を、捲縮加工することがで
き、しかも初めて、収縮率が50%以上と大きく、且つ
強度が5076以上と大ぎな、ナイロン捲縮加工糸が得
られるのである。また単繊維の繊度が大きいので、耐摩
耗性の優れたものが得られる。
以下、種々の加工条件において加工した捲縮糸の性能を
比較して表−1に示す。なお試験に供したナイロン原糸
は、硫酸相対粘度が2.70で、単繊維の繊度が6dの
、産業資材用ナイロン66原糸(210d /35f’
 )である。
表−1 」 表1から明らかな如く、前述の範囲内の条件において加
工した捲縮加工糸は、強疫が5 u/d以上、収縮率が
50%以上と、共に優れた値を示しており、歯付ぎベル
ト用基布のたて糸として優れた、ナイロン捲縮加工糸と
なることが、理解できる。
而して、本発明の基布は、前記性能を右するナイロン捲
縮加工糸をたて糸とし、これとJ、こ糸とを、織成して
なるものである。基イ0のよこ糸は、ナイロン、ポリエ
ステル等の、通常の合成繊維のフィラメント糸、又は紡
績糸を使用することができる。基布としての、歯付きベ
ルトのゴムに対する接着性や、耐摩耗性を考慮寸れば、
たて糸と同種の、産業資材用ナイロン糸(フラシトヤー
ン)を使用するのがよい。
次に本発明の実施例を示し、従来例と比較する。
実施例 たて糸:ナイロン66(産業資材用ナイロン66原糸、
硫酸相対粘度2.70、単mtIlt繊度6d )の、
210d/35fフィラメント糸を、220℃で2秒間
加熱しつつ、1930回/mの仮撚りを加えて加工した
、強度5゜9iJ/d、収縮率61%の捲縮加工糸よこ
糸:ナイロン66(同上)の、210dフィラメン1−
系(但し、加熱糸) 織物組織二たて糸密度−88本/ 1nch。
J:こ光密IM == 90本/10011、組織−2
/2綾織り 従来例 1こて糸:ナイロン66(衣料用ナイロン66原糸、硫
酸相対粘度2.47、単繊維繊度3d)の100d/3
4fフイラメント糸を、215℃で0.54秒間加熱し
つつ、2850回7mの仮撚りを加えて加工した、強度
4.80/d、収縮率58%の捲縮加工糸を、2本引き
揃え 、     よこ糸二実施例に同じ(但し、無撚糸)織
物組IJi:たて糸密度=71本/ 1nch。
J:こ糸密度=108本/1nc11、組織=2/2綾
織り 試験項目 引張り強度:基布の縦方向の引張り強度を測定低荷重時
伸度:基布の縦方向に2 k(]/ 5 cmの荷重を
かけ、そのときの伸び率を測定 耐熱試験:基布をギヤーオーブン中にて、150℃で、
24時間、72時間、及び180時間それぞれ加熱し、
縦方向の強ノコ及び破断時伸度の変化率を測定 摩耗試験:基布を約50%伸長した状態で、未加硫のゴ
ムシー1−に貼り付1ノ、該ゴムシー1〜を4−4の圧
力で、150℃×30分間加硫し、20(1m(長)X
30111111(幅)X3+11111(厚)の試験
片を成型する。該試験片を前記基布がローラーに接触す
るように、45II1mφの鋼鉄製ローラーに掛け、一
方の端を水平に固定し、他端に1 kiの重りを吊下げ
る。而してローラーを1210rpmで回転させ、5時
間摩耗した後、摩耗面の状態を顕微鏡で観察する。
試験の結果を表−2に示す。
表−2 表−2によれば、本発明の基布は従来例に比較して、低
荷重時伸度が同程瓜であつ“(、歯付きベルトの成型時
にも、問題なく歯付きベルトの噛合面に、貼りつ番プる
ことができる。まlCS基布の強力、特に縦方向の強力
がたて糸密度が異なるものの大きく、さらにまた耐熱試
験においてもイの強力の低下及び破断時伸度の低下が少
なく、耐熱性にも優れていることが理解できる。従って
、歯付きベルトの駆動時の剪断力によって、歯の付G)
根の部分が裂G3るようなことがなく、また駆動前のプ
ーリーとの摩擦熱にも、充分に耐えることができる。
第3図及び第4図は、従来例及び本発明の実施例の基布
の、摩耗試験前後の顕微鏡写真である。
なa3この写真は、上下方向をたて糸方向、左右方向を
よこ糸方向を表わすにうに撮られている。従来例のもの
は、摩耗試験前(第3図(a))に比べて、摩耗試験後
(第3図(b))には、基布のたて糸6が大幅に摩耗し
て擦り減っており、糸mは明らかに減少し、残った糸に
も単繊維が切断された端部が目立っている。またたて糸
6が減っているために、よこ糸7が激しく露出して、よ
こ糸7まぐも摩耗を受けており、部分的に単繊維が切れ
かかつているのが分る。
これに対して、実施例の基布においては、摩耗前(第4
図(a))に比べて、摩耗後(第4図(b))には、た
て糸6が擦られた形跡は見られるものの、その糸起はほ
とんど変化しておらず、単繊維にも切断された部分は見
られない。またよこ糸7の状態も、摩耗前とほとんど変
らず、摩耗されていない。なJ3、この実施例の写真に
おいては、よこ糸が従来例のものよりも矧1く、また密
度が相当、多、見え。が1.桐よ韮。糸、加熱糸を使用
しているためであり、また従来例のものはJ:こ糸が拡
がって隣合う糸が相互に重なり合って判別しにくいため
である。
°p     このように、本発明の歯付きベルト用基
布は、強力が大きく、耐熱性にイ9れ、耐摩耗性にも優
れたものであって、しがも伸縮性は、従来の衣料用ナイ
ロンを使用したものと同等であり゛、従来の歯付きベル
ト用基布に比べて何等遜色ないものである。それ故、本
発明の基布を画伯ぎベルトの噛合面に貼着するのは従来
の基布と同様に行うことができ、また本発明の基布を噛
合面に貼着した歯イ4ぎベルトは、耐摩耗性に優れ、ま
た噛合面にお1ノる歯の付は根で裂けるようなことがナ
ク、極めて大ぎな耐久性を有し、長期に亘って安定して
使用することができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、歯付きベルI−の製造過稈を示す
断面図である。第3図は、従来の歯付きベルト用基布の
、摩耗試験前後の顕微鏡写真であり、第4図は、本発明
の歯付きベル1−用阜布の、摩耗試験前後の顕微鏡写真
である。 2・・・・・・基布     6・・・・・・/=−C
糸7・・・・・・よこ糸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 歯付きベルトの噛合面に貼着される基布において、
    該基布の前記ベルトの長さ方向に延びるたて糸が、硫酸
    相対粘痕が2.65〜2.80で、単m紐の繊度が5〜
    10dの産業資材用ナイロン原糸よりなり、強度が5 
    o/d以上であって、収縮率が50%以上の性能を有す
    るナイロン捲縮加工糸であることを特徴とする、歯付き
    ベルト用基布
JP58096357A 1983-05-30 1983-05-30 歯付きベルト用基布 Granted JPS59222639A (ja)

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