JPS5920665Y2 - 原子吸光分析装置 - Google Patents
原子吸光分析装置Info
- Publication number
- JPS5920665Y2 JPS5920665Y2 JP12124679U JP12124679U JPS5920665Y2 JP S5920665 Y2 JPS5920665 Y2 JP S5920665Y2 JP 12124679 U JP12124679 U JP 12124679U JP 12124679 U JP12124679 U JP 12124679U JP S5920665 Y2 JPS5920665 Y2 JP S5920665Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- time
- analysis
- standard sample
- analysis result
- calibration curve
- Prior art date
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- Expired
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- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は検量線補正装置を備えた原子吸光分析装置に関
する。
する。
原子吸光分析で定量分析をするには通常、予め標準試料
を用いて検量線を作っておき、これによって未知試料の
濃度を求める。
を用いて検量線を作っておき、これによって未知試料の
濃度を求める。
しかし光源ランプの温度変化とか試料原子化部における
原子化効率の変動により長時間にわたって同じ検量線を
使うことか゛できなかった。
原子化効率の変動により長時間にわたって同じ検量線を
使うことか゛できなかった。
本考案は相当時間にわたって同一検量線を用いしかも正
しい定量分析が行えるようにするため検量線の補正装置
を備えた原子吸光分析装置を提供しようとするものであ
る。
しい定量分析が行えるようにするため検量線の補正装置
を備えた原子吸光分析装置を提供しようとするものであ
る。
原子吸光分析における検量線の変動は成る時間幅をとっ
てみると時間的変化率が一定とみなすことができる。
てみると時間的変化率が一定とみなすことができる。
即ち検量線の時間的変化は直線的である。
本考案はこのことを利用して適宜時間間隔で標準試料を
測定して検量線の時間的変化の勾配を求め、始めの標準
試料の測定の時点から以後次回の標準試料測定までの間
の分析に対してその分析を行った時刻と測定値とを記憶
しておき、2回目の標準試料測定後、前後の標準試料の
測定値を用いて内挿演算によって正しい濃度値を算出す
る記憶演算装置を主体とする検量線補正装置を備えた原
子吸光分析装置を提供するものである。
測定して検量線の時間的変化の勾配を求め、始めの標準
試料の測定の時点から以後次回の標準試料測定までの間
の分析に対してその分析を行った時刻と測定値とを記憶
しておき、2回目の標準試料測定後、前後の標準試料の
測定値を用いて内挿演算によって正しい濃度値を算出す
る記憶演算装置を主体とする検量線補正装置を備えた原
子吸光分析装置を提供するものである。
以下実施例によって本考案を説明する。
第1図は本考案の一実施例を示す。
1は光検出器で図外の試料原子化部を透過して来た光を
受光して電気信号に変える。
受光して電気信号に変える。
2はその電気信号を増幅する増幅器、3は増幅器2の出
力を対数変換して吸光度に比例した信号にする吸光度変
換器であり、その出力はA−D変換器4でテ゛イジタル
信号に変換されて通常の分析モードにおいてはメモリM
1に記憶せしめられる。
力を対数変換して吸光度に比例した信号にする吸光度変
換器であり、その出力はA−D変換器4でテ゛イジタル
信号に変換されて通常の分析モードにおいてはメモリM
1に記憶せしめられる。
5は計時装置で時刻信号を出しており、A−D変換器4
の出力がメモリM1に記憶せしめられるとき、そのとき
の計時装置出力か゛同時にメモリM1に記憶せしめられ
る。
の出力がメモリM1に記憶せしめられるとき、そのとき
の計時装置出力か゛同時にメモリM1に記憶せしめられ
る。
このようにしてメモリM1には各分析の時刻と吸光度値
とが記憶せしめられる。
とが記憶せしめられる。
Slは初回の標準試料測定結果を記憶させておくもので
、装置を検量線設定モードに設定すると、スイッチWが
Slに切換わり、標準試料に対する吸光度値がSlに記
憶せしめられる。
、装置を検量線設定モードに設定すると、スイッチWが
Slに切換わり、標準試料に対する吸光度値がSlに記
憶せしめられる。
計時装置5は検量線設定モードに切換えるとリセットさ
れ、試料原子化部に標準試料を注入し測定結果をメモI
J S 1に記憶させる時点で始動せしめられる。
れ、試料原子化部に標準試料を注入し測定結果をメモI
J S 1に記憶させる時点で始動せしめられる。
従ってメモ’JM1に記憶されている各データはこの時
点を起点とした時刻と共に記憶されている。
点を起点とした時刻と共に記憶されている。
検量線の設定動作は標準試料に対する吸光度値がSlに
記憶せしめられ・ば終了であるから、以後任意にスイッ
チWをMlの側に設定して通常の分析を行う。
記憶せしめられ・ば終了であるから、以後任意にスイッ
チWをMlの側に設定して通常の分析を行う。
適宜回数分析を行った後、装置を補正モードにするとス
イッチWがメモリS2に切換えられる。
イッチWがメモリS2に切換えられる。
こ・で一般試料の代りに再び標準試料を用いて分析動作
を行うとメモリS2には標準試料の2回目の分析におけ
る吸光度値及びその測定時刻がメモリS2に記憶せしめ
られる。
を行うとメモリS2には標準試料の2回目の分析におけ
る吸光度値及びその測定時刻がメモリS2に記憶せしめ
られる。
その後演算装置6を作動せしめると演算装置はメモリM
1内のテ゛−夕を順時読出し次の演算を行って各試料の
濃度を算出し、印字機等の表示装置7によってその濃度
値を表示する。
1内のテ゛−夕を順時読出し次の演算を行って各試料の
濃度を算出し、印字機等の表示装置7によってその濃度
値を表示する。
今2回目の標準試料測定を行った時点を初回の標準試料
測定を起点として測った値をTとする。
測定を起点として測った値をTとする。
これはSlに記憶されている。
一般分析の測定時刻はメモリM1に記憶されており、そ
の一つをtとする。
の一つをtとする。
メモリS1とSlとにおける吸光度値の記憶を読出して
夫々をAI、A2としくA1−A2)/Tを算出すると
これは検量線の単位時間当りの変化率である。
夫々をAI、A2としくA1−A2)/Tを算出すると
これは検量線の単位時間当りの変化率である。
メモリM1から読出されたt時点の分析による吸光度値
をAとすると、このときの標準試料の吸光度値は、 であるから標準試料の既知濃度をDoとするとき、時刻
tに分析した試料の濃度値りは、 によって求められる。
をAとすると、このときの標準試料の吸光度値は、 であるから標準試料の既知濃度をDoとするとき、時刻
tに分析した試料の濃度値りは、 によって求められる。
以上の実施例ではスイッチWは手動的に切換えるように
なっているか゛、マイクロプロセッサを用いテンキーの
操作によって検量線設定、一般分析。
なっているか゛、マイクロプロセッサを用いテンキーの
操作によって検量線設定、一般分析。
2回目の標準試料測定等の指示を入力するだけでメモリ
の切換、計時装置のリセット、始動等のシーケンスを自
動的に行わせることもできる。
の切換、計時装置のリセット、始動等のシーケンスを自
動的に行わせることもできる。
第2図は本考案の他の実施例でメモIJ S 1を不要
にするものである。
にするものである。
光検出器1の出力は増幅器2、吸光度変換器3を経て可
変定倍数回路8に入力される。
変定倍数回路8に入力される。
回路8の出力がA−D変換器4でディジタル化され数字
表示器9で表示される。
表示器9で表示される。
1回目の標準試料測定で表示器9の表示が標準試料の既
知濃度の値と一致するように可変定倍数回路8の帰還用
可変抵抗を調節する。
知濃度の値と一致するように可変定倍数回路8の帰還用
可変抵抗を調節する。
調節を終った所で計時装置をスタートさせる。
この構成によると初回の標準試料のデータは可変定倍数
回路8の可変抵抗によってメモリされたことになり、第
1図のSlは不要となる。
回路8の可変抵抗によってメモリされたことになり、第
1図のSlは不要となる。
その他の構成及び動作は第1図の例と同じで゛ある。
2回目の標準試料測定を行うべき時点は一般論として決
められず測定者が経験的に定めればよいが例えば10分
或は1時間と云った時間間隔が一般的と思われる。
められず測定者が経験的に定めればよいが例えば10分
或は1時間と云った時間間隔が一般的と思われる。
本考案原子吸光分析装置は上述したような構成で前後2
回の標準試料の測定によりその間の分析結果を内挿的に
補正するから、単に一々検量線を作り直す手間が省ける
と云うだけでなく、成る期間同一検量線を用いて濃度値
を求める従来方法よりも精度の良い分析値が得られる効
果がある。
回の標準試料の測定によりその間の分析結果を内挿的に
補正するから、単に一々検量線を作り直す手間が省ける
と云うだけでなく、成る期間同一検量線を用いて濃度値
を求める従来方法よりも精度の良い分析値が得られる効
果がある。
第1図は本考案の一実施例装置の構成を示すブロック図
、第2図は他の実施例の構成を示すブロック図である。 1・・・・・・光検出器、8・・・・・・可変定倍数回
路。
、第2図は他の実施例の構成を示すブロック図である。 1・・・・・・光検出器、8・・・・・・可変定倍数回
路。
Claims (1)
- 標準試料の1回目の分析結果を記憶する手段と、2回目
の分析結果及び分析時刻を記憶する手段と、通常の分析
の分析時刻及び分析結果を記憶する手段と、上記標準試
料の1回目と2回目の分析結果の差とその間の時間とか
ら分析結果の時間的変化率を求め、この変化率によって
上記通常の分析時刻及び分析結果の記憶手段から読出し
た分析結果に補正を施す演算装置とを備えた原子吸光分
析装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12124679U JPS5920665Y2 (ja) | 1979-08-31 | 1979-08-31 | 原子吸光分析装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12124679U JPS5920665Y2 (ja) | 1979-08-31 | 1979-08-31 | 原子吸光分析装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5638859U JPS5638859U (ja) | 1981-04-11 |
JPS5920665Y2 true JPS5920665Y2 (ja) | 1984-06-15 |
Family
ID=29353400
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12124679U Expired JPS5920665Y2 (ja) | 1979-08-31 | 1979-08-31 | 原子吸光分析装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5920665Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60154161A (ja) * | 1984-01-24 | 1985-08-13 | Shimadzu Corp | 免疫反応測定に使用する検量線の作成方法 |
JPH0692969B2 (ja) * | 1986-07-30 | 1994-11-16 | 株式会社シノテスト | 免疫的測定方法 |
JP2795403B2 (ja) * | 1986-07-30 | 1998-09-10 | 株式会社 シノテスト | 免疫的測定方法及び装置 |
JPS6382360A (ja) * | 1986-09-26 | 1988-04-13 | Agency Of Ind Science & Technol | 陶石の化学組成による耐火度測定法 |
-
1979
- 1979-08-31 JP JP12124679U patent/JPS5920665Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5638859U (ja) | 1981-04-11 |
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