JPS5919827Y2 - アキユムレ−タ付き油圧式コンクリ−トポンプの安全装置 - Google Patents

アキユムレ−タ付き油圧式コンクリ−トポンプの安全装置

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Publication number
JPS5919827Y2
JPS5919827Y2 JP9280480U JP9280480U JPS5919827Y2 JP S5919827 Y2 JPS5919827 Y2 JP S5919827Y2 JP 9280480 U JP9280480 U JP 9280480U JP 9280480 U JP9280480 U JP 9280480U JP S5919827 Y2 JPS5919827 Y2 JP S5919827Y2
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JP
Japan
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accumulator
hydraulic
pressure
valve
concrete pump
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Expired
Application number
JP9280480U
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JPS5715994U (ja
Inventor
健次 坂井
Original Assignee
三菱重工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、アキュムレータを有する油圧式コンクリート
ポンプの安全装置に関する。
油圧式コンクリートポンプにおいては、その油圧回路に
、ゲート弁の作動速度を増加させるためのアキュムレー
タを装着したものがあるが、従来の装置では、アキュム
レータに一旦圧油が蓄圧されると、コンクリートポンプ
を停止しても油圧回路内に常時高圧油が密封された状態
が続くため、その蓄圧された圧油によって、何らかの原
因でコンクリートポンプ各部が不意に作動する可能性が
あり、万一それがゲート弁のオーバーホールや、コンク
リートピストンの点検中などに発生すると、重大な人身
事故を招く恐れがある。
また、油圧機器の点検などで油圧配管各部を分解する場
合も不測の事故を招く可能性がある。
本考案は、従来のアキュムレータ付きコンクノートポン
プにおける上述の問題点を解決しようとするもので、コ
ンクリートポンプの運転が終了した場合や、ある程度長
時間に渡って運転を中断する場合などに、アキュムレー
タに蓄圧されていた圧油が自動的に油タンクへ抜けるよ
うにして、油圧回路内の圧力が点検時等に危険を及は゛
すことのないようにした安全装置を提供することを目的
とする。
このため本考案の装置は、油圧供給源に主油圧シリンダ
切換弁を介して接続された主油圧シリンダと、この主油
圧シリンダにより駆動されるコンクリートポンプと、こ
のコンクリートポンプにおけるコンクリートの吸入およ
び圧送を切換えるゲート弁と、このゲート弁を制御すべ
く油圧供給源にゲートシリンダ切換弁を介して接続され
たゲートシリンダと、油圧供給源から上記ゲートシ)ン
ダヘ至る油圧回路に配設されたアキュームレータとをそ
なえ、上記コンクリートポンプの不使用状態への移行に
応じて上記アキュムレータによる油圧配管内の蓄圧を解
放しうるアキュムレータ圧抜弁が設けられよことを特徴
としている。
以下、図面により本考案の実施例としてのアキュムレー
タ付き油圧式コンクリートポンプの安全装置について説
明すると、第1図はその油圧回路図であって、第1図に
おいて、符号1は油圧ポンプ、2は吐出配管、3はリリ
ーフ弁、4はリリーフ弁のベント回路、5はベント回路
切換弁、6はシーケンス弁、7はチェック弁、8は主油
圧シリンダ切換弁、9は主油圧シリンダ、10はコンク
リートポンプ、11はゲートシリンダ、12はゲート弁
、13はチェック弁、14はアキュムレータ、15はゲ
ートシリンダ切換弁、16はアキュムレータ圧抜弁、1
7は圧抜配管、18は油タンクである。
油圧供給源としての油圧ポンプ1および油タンク18に
、主油圧シリンダ切換弁8を介して接続されたコンクリ
ートポンプ10は、そのコンクリートの吸入および圧送
の切換えをゲート弁12で行なわれるようになっている
そして、ゲート弁12の制御は、油圧供給源にゲートシ
リンダ切換弁15を介して接続されたゲートシリンダ1
1により行なわれるようになっている。
リリーフ弁3は、ベント回路切換弁5でベント回路4を
開閉することによって油圧ポンプ1がら吐出した圧油を
オンロード又はアンロードにして、コンクリートポンプ
10の運転・停止を制御する。
油圧供給源からゲートシリンダ11へ至る油圧回路に配
設されたアキュムレータ14には、ある一定圧力以上の
圧油が蓄圧されており、ゲートシリンダ切換弁15が切
り換わるとその圧油はデー1ヘシリンダ11へ一気に流
れ込み、ゲート弁12を瞬間的に切り換えうるようにな
っている。
チェック弁13は、アキュムレータ14に蓄圧された圧
油の逆流を防止するためのものであり、シーケンス弁6
は、アキュムレータ14への蓄圧を制御する弁で、ゲー
ト弁12が作動してアキュムレータ14の回路圧力が低
下すると、シーケンス弁6は閉となり、アキュムレータ
14への蓄圧が行なわれる。
この蓄圧によってアキュムレータ14の回路圧力が一定
値を越えると、シーケンス弁6は開となり、油圧ポンプ
1から吐出された圧油は主油圧シリンダ切換弁8を通っ
て主油圧シリンダ9へ送られる。
そして、チェック弁7は主油圧シリンダ側からの逆流を
防止する。
電磁弁としてのアキュムレータ圧抜弁16は、そのソレ
ノイドに、コンクリートポンプ操作盤の電源スィッチを
ONにすると通電され、電源スィッチをOFFにすると
通電を断たれるように、電気回路を組まれている。
そして、アキュムレータ圧抜弁16のソレノイドへの通
電が断たれた状態では、アキュムレータ14の回路はア
キュムレータ圧抜弁16を介して油タンク18に連通さ
れる。
またアキュムレータ圧抜弁16のソレノイドに通電され
ると、アキュムレータ14と油タンク18との連通は遮
断される。
コンクリートポンプ運転中は、シーケンス弁6の作用に
よってアキュムレータ14へは必ず一定値以上の圧力の
蓄圧が行われている。
すなわち、コンクリートポンプ運転中は、コンクリート
ポンプ操作盤の電源スィッチは必ずONとなっていて、
アキュムレータ圧抜弁16のソレノイドに通電され、し
たがってアキュムレータ14の回路とタンク18との連
通が遮断されるからである。
コンクリートポンプの作業終了時や、ある程度長時間に
わたって作業が中断される時には、コンクリートポンプ
操作盤の電源スィッチはOFFとされ、アキュムレータ
圧抜弁16のソレノイドへの通電が断たれるので、アキ
ュムレータ圧抜弁16は連通状態となる。
このようにアキュムレータ圧抜弁16が連通状態になる
と、アキュムレータ14内に蓄圧されていた圧油は圧抜
配管17を通って油タンク18へ逃げ、圧力は零となる
ゲート弁のオーバーホールやコンクリートピストンの点
検、油圧機器の分解等を行う場合は、電源スィッチは必
ずOFFとされるので、前述の場合と同様に、アキュム
レータ14内の圧力は自動的に零となる。
このように、本考案の安全装置によれば、コンクリート
ポンプ操作盤の電源スィッチを切ることによって、自動
的にアキュムレータ14に蓄圧されていた圧油が抜け、
回路内の圧力がなくなるので、点検時などに不測の事故
が発生するのを防止することができる。
なお、アキュムレータ圧抜弁16の作動は、コンクリー
トポンプの運転・停止と連動させてもよい。
すなわち、電気回路によりベント回路切換弁5と連動さ
せることができる。
第2図は、アキュムレータ圧抜弁16の作動をパイロッ
ト圧力で制御する例を示しており、この例では、油圧ポ
ンプ吐出配管2から取り出したパイロット配管101で
、アキュムレータ圧抜弁16ヘパイロツト圧力が供給さ
れるようになっている。
一般に油圧ポンプ1より圧油が吐出されている間は、リ
リーフ弁3がアンロード状態であっても、吐出配管2に
は数kg/cm2の圧力が発生しており、その圧力はパ
イロット配管101を通じてアキュムレータ圧抜弁16
へ伝達され、これにより圧抜弁16は切り換わってアキ
ュムレータ圧抜回路は遮断される。
作業の終了時などに油圧ポンプ1が停止すると、前述の
パイロット圧力は完全に零となるため、圧抜弁16は中
立位置へ戻り、アキュムレータ圧抜回路は連通されて、
アキュムレータ14内の圧油は油タンク18へ抜け、蓄
圧は零となる。
なお、アキュムレータ圧抜弁の切り換わりに要するパイ
ロット作動圧力を適当に高くすることによって、圧抜弁
の作動をコンクリートポンプ10の運転・停止と連動さ
せることも可能である。
またパイロット圧力としては、他の油圧ポンプ(例えば
アジテータ回路、ブーム回路等)の圧力を利用してもよ
い。
また、ゲート弁構造は、特に板弁構造のものに限定され
るものではなく、スイングタイプゲートあるいはフラッ
パバルブ等のものについても同様である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例としてのアキュムレータ付き油
圧式コンクリートポンプの安全装置を示す油圧回路図で
あり、第2図はその変形例の要部を写す油圧回路図であ
る。 1・・・・・・油圧ポンプ、2・・・・・・吐出配管、
3・・・・・・リノーフ弁、4・・・・・・リリーフ弁
のベント回路、5・・・・・・ベント回路切換弁、6・
・・・・・シーケンス弁、7・・・・・・チェック弁、
8・・・・・・主油圧シリンダ切換弁、9・・・・・・
主油圧シリンダ、10・・・・・・コンクリートポンプ
、11・・・・・・ゲートシリンダ、12・・・・・・
ゲート弁、13・・・・・・チェック弁、14・・・・
・・アキュムレータ、15・・・・・・ゲートシリンダ
切換弁、16・・・・・・アキュムレータ圧抜弁、17
・・・・・・圧抜配管、18・・・・・・油タンク、1
01・・・・・・パイロット配管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 油圧供給源に主油圧シリンダ切換弁を介して接続された
    主油圧シリンダと、この主油圧シリンダにより駆動され
    るコンクリートポンプと、このコンクリートポンプにお
    けるコンクリートの吸入および圧送を切換えるゲート弁
    と、このゲート弁を制御すべく油圧供給源にゲートシリ
    ンダ切換弁を介して接続されたゲートシリンダと、油圧
    供給源から上記ゲートシリンダへ至る油圧回路に配設さ
    れたアキュムレータとをそなえ、上記コンクリートポン
    プの不使用状態への移行に応じて上記アキュムレータに
    よる油圧配管内の蓄圧を解放しつるアキュムレータ圧抜
    弁が設けられたことを特徴とする、アキュムレータ付き
    油圧式コンクリートポンプの安全装置。
JP9280480U 1980-06-30 1980-06-30 アキユムレ−タ付き油圧式コンクリ−トポンプの安全装置 Expired JPS5919827Y2 (ja)

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JPS5715994U JPS5715994U (ja) 1982-01-27
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JPS641493Y2 (ja) * 1980-12-18 1989-01-13
JPS6123477U (ja) * 1984-07-19 1986-02-12 技術資源開発株式会社 コンクリ−トポンプ
JP7197438B2 (ja) * 2019-07-26 2022-12-27 日立建機株式会社 建設機械

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