JPS59192499A

JPS59192499A - 不要書類処理装置

Info

Publication number: JPS59192499A
Application number: JP6303283A
Authority: JP
Inventors: 石舘　義之
Original assignee: Fuji Xerox Co Ltd
Current assignee: Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date: 1983-04-12
Filing date: 1983-04-12
Publication date: 1984-10-31

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は不要書類処理装置に関する。

〔従来技術〕

最近では、情報の多様化に伴い、大量の書類が作られて
いる。このような書類の中にはその役目を果たし、不要
となるものもある。ところが不要書類といえども、機密
保持のため安易に廃棄できないものがある。このため不
要書類を帯状に細断して処理することのできる不要−書
類処理装置が広く用いられている。

第１図および第２図は従来のこのような不要書類処理装
置の一例を表わしたものである。この装置では、装置本
体１の上面にガイド面２が適宜に傾斜して設けられてい
る。ガイド面２の両側にはガイド壁３が設けられている
。ガイド面２の奥の方には、上下２列のカッタ列５．６
が互いに噛み合って設けられている。カッタ列５．６は
、複数の円板状のカッタ７．８とスペーサ９．１０をシ
ャフト１１．１２に交互に配置した構造となっている。

またカッタ列５．６は、図示しないモーりの駆動力を同
じく図示しないベルト等を介して伝達され、第２図にお
いて矢印で示すように“互いに逆方向に回転するように
なっている。カッタ列５．６の上方には、カバー１３が
設けられている。カバー１３は、ヒンジ１４を介して装
置本体１に開閉自在に取り付けられ、通常図示しないね
じ等によって閉じた状態に保持されている。カッタ列５
．６の後段において装置本体１の外部には、受皿１５が
設けられている。

この装置で不要書類１６の細断を行う場合には、まずス
ター　トポタン１７を押し、モータを駆動させてカッタ
列５．６を第２図においてそれぞれ矢印方向に回転させ
る。この状態で不要書類１６をガイド面２に沿って送り
込み、カッタ列５．６の間に進入させる。この進入した
不要書類１６は、カッタ列５．６で縦方向に細断されて
帯状となり、受皿１５に排出される。

ところでこのような装置では、カッタ列５．６で細断さ
れた帯状の不要書類片を左右関係を保つたまま受皿１５
に排出しているので、受皿１５に排出された帯状の不要
書類片を左右関係を保って取り出し、時間をかけて張り
合わせると復元することができるおそれがある。ちなみ
にへ３判の書類を４〜５　ｍｍ幅に細断し、これにより
得られた帯状片を基にして本発明者が復元を図ったとこ
ろ、２０分程度で復元することができた。カッタ７．８
のピッチを小さくすれば、細断して得られる帯゛ゝ　　
　状片の幅をより一層小さくずろことができ、復元がよ
り一層困廿になる。しかしながらそれでも帯状片は左右
関係を保ったまま排出されるので、より一層の時間をか
ければ復元することができるおそれがある。またカッタ
７．８およびスペーサ９．１０の厚さを考慮した場合に
は、カッタ７．８のピッチにも限界があり、帯状片の幅
をあまり小さくすることはできない。従ってこのような
装置では、機密保持の点において十分であるとはいえな
い。

〔発明の目的〕

本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、不要
書類を復元することが不可能に近い程度まで処理するこ
とのできる不要書類処理装置を提供することを目的とす
る。

〔発明の構成〕

本発明では、ドラムの外周部に多数の穿孔棒を有してな
る雄型穿孔手段と、この雄型穿孔手段に対向して設けら
れ、ドラムの外周部に穿孔棒が出入する孔を有してなる
雌型穿孔手段とを、回転手段によって同期させて互いに
逆方向に回転させ、両市孔手段の間に進入される不要書
類を多数穿孔して処理するようにしたものである。

〔実施例〕

以下実施例につき本発明の詳細な説明する。

第２図と同一部分には同一の符号を付した第３図は本発
明の一実施例における不要書類処理装置の主要部分を表
わし、第４図は同装置の一部の詳細を表わし、第５図は
第４図の■−■線に沿う断面を表わしたものである。

この装置では、ガイド面２とカッタ列５．６の間に穿孔
機構２０が設けられ、また穿孔機構２０とカッタ列５．
６の間にガイド板２１が設けられている。穿孔機構２０
は、雄型穿孔ドラム２２と雌型穿孔ドラム２３とを備え
ている。雄型穿孔ドラム２２は、円筒状であって、ベア
リング２４を介してシャフト２５に回転自在に取り付け
られている。シャフト２５はフレーム２６に固定されて
いる。シャフト２５の外周部には、下部に突起２７を有
するカム棒２８が設けられている。雄型穿孔ドラム２２
の外周壁には、多数のガイド孔２９が周方向に間隔的に
かつ軸線方向に千鳥状に設けられている。ガイド孔２９
には穿孔棒３０がム（１型穿孔ドラム２２の径方向に移
動自在に嵌合されている。穿孔棒３０の所定の箇所には
フランジ３１が設けられ、このフランジ３１と雄型穿孔
ドラム２２の内周面の間にはスプリング３２が設けられ
ている。スプリング３２の力により、穿孔棒３０はカム
棒２８に向かう方向に付勢され、これの外周面にその一
端を当接されている。穿孔棒３０は、カム棒２８の突起
２７の最突出部に当接したとき雄型穿孔ドラム２２の外
部に所定の長さ突出し、他方カム棒２８の突起２７以外
の箇所に当接したときガイド孔２９内に退入するように
なっている。

雌型穿孔ドラム２３は、円筒状であって、ベアリング３
３を介してフレーム２６に回転自在に取り付けられてい
る。雌型穿孔ドラム２３は、雄型穿孔ドラム２３の下方
に適宜の距離を隔てて設けられている。雌型穿孔ドラム
２３の外周壁において穿孔棒３０と対応する多数の所定
の箇所には円孔３４が設けられている。雌型穿孔ドラム
２３のほぼ中心部にはンユ−ト３５が適宜に傾斜して設
けられている。ンユート３５の両端部は、雌型穿孔ドラ
ム２３の外部に突出され、図示しない取付部材を介して
フレーム２６に固定されている。

両片孔ドラｌ、２２．２３の−り；（（ｔイ１４にはギ
ヤ３６．３７が設けられている。これらのギヤ３６．３
７は互いに噛合されている。一方のギヤ３６は、図示し
ないモータの駆動力を同じく図示しないギヤ等を介して
伝達され、所定の方向に回転するようになっている。一
方のギヤ３６が所定の方向に回転すると、穿孔ドラム２
２．２３が同期してそれぞれ矢印で示すように互いに逆
方向に回転するようになっている。

この装置の図示しないスタートボタンが押されると、モ
ータが駆動し、カッタ列５．６がそれぞれ矢印方向に回
転し始めると共に、穿孔ドラム２２．２３がそれぞれ矢
印方向に回転し始める。雄型穿孔ドラム２２が矢印方向
に回転すると、これに伴い多数の穿孔棒３０が同方向に
移動しながら′）カム棒２８の外周面を摺動する。穿孔棒３０がカム棒２
８の突起２７と対応する位置に到達すると、この到達し
た穿孔棒３０のみがスプリング３２の力に抗して所定の
方向に瞬時に移動し、１ｆｔ型穿孔ドラム２２の外部に
所定の長さ突出する。この突出した穿孔棒３０は、ム（
［型穿孔ドラム２２と同期して回転している雌型穿孔ド
ラム２３の所定の円孔３４に進入する。１（ｔ、型穿孔
ドラム２２が更に矢印方向に回転すると、突出した穿孔
棒３０がカム棒２８の突起２７から離間し、スプリング
３２の力によって逆方向に瞬時に移動せしめられ、ガイ
ド孔２９内に退入する。ずなわち穿孔棒３０と円孔３４
が互いに対向する直前になると、当該穿孔棒３０のみが
瞬時に移動して円孔３４に進入し、一方互いに対向した
直後になると瞬時に移動して円孔３４から退出するよう
になっている。

この状態で不要書類１６がガイド面２に沿って送り込ま
れると、これは穿孔ドラム２２．２３の間に進入し、こ
こで円孔３４に進入する穿孔棒３０によって穿孔される
。この穿孔によって得られた円形の紙片はシュート３５
に落下し、これを介して雌型穿孔ドラム２３の外部に排
出される。一方穿孔後の不要書類１６はガイド板２１を
経てカッタ列５．６の間に進入し、ここで縦方向に細断
されて帯状となり、この後受皿１５に排出される。

穿孔棒３０の径がカッタ列５．６のカッタ７．８のピッ
チよりも大きい場合には、帯状に細断されると共に適宜
に切り離されて小片となってしまう。

このように不要書類１６を多数穿孔した後細断して帯状
としているので、復元することはほとんど不可能である
。

なお、穿孔機構２０で穿孔するだけで不要書類１６の情
報を読み取ることができない程度まで処理することがで
きる場合には、カッタ列５．６を省略してもよい。この
場合でも穿孔によって得られだ円形の紙片の復元を図る
のはほとんど不可能である。またこの場合には、穿孔棒
３０および円孔３４のピッチを小さくすれば、復元する
ことがより一層不可能となる。

〔発明の効果〕

以」二説明したように本発明によれば、不要書類を復元
することが不可能に近い一程度まで処理することができ
るので、機密保持が向上する。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の不要書類処理装置の一例を示す斜視図、
第２図は第１図のＵ−ｎ線に沿う縦断側面図、第３図は
本発明の一実施例における不要書類処理装置の主要部分
を示す縦断側面図、第４図は同装置の一部の詳細図、第
５図は第４図のＶ−Ｖ線に沿う断面図である。１６・・・・・・不要書類、　２０・・・・・・穿孔機
構、２２・・・・・・雄型穿孔ドラム、２３・・・・・・雌型穿孔ドラム、２８・・・・・・カム棒、　３０・・・・・・穿孔棒、
３４・・・・・・円孔、　　３５・・・・・・シュート
、′３６．３７・・・・・・ギヤ。出　願　人　　　富士ゼロックス株式会社代　　理　　
人　　　　　弁理士　　山　　内　　梅　　雄０第　２　図１６第　３　図第　５　開

Claims

【特許請求の範囲】

ドラムの外周部に多数の穿孔棒を有してなる雄型穿孔手
段と、この雄型穿孔手段に対向して設けられ、ドラムの
外周部に穿孔棒が出入する孔を有してなる雌型穿孔手段
と、両穿孔手段を同期させて互いに逆方向に回転させる
回転手段とを具備し、両穿孔手段の間に進入される不要
書類を多数穿孔して処理することを特徴とする不要書類
処理装装置。