JPS5919194B2 - 亜鉛または亜鉛合金メッキ鋼板の表面処理法 - Google Patents
亜鉛または亜鉛合金メッキ鋼板の表面処理法Info
- Publication number
- JPS5919194B2 JPS5919194B2 JP7398579A JP7398579A JPS5919194B2 JP S5919194 B2 JPS5919194 B2 JP S5919194B2 JP 7398579 A JP7398579 A JP 7398579A JP 7398579 A JP7398579 A JP 7398579A JP S5919194 B2 JPS5919194 B2 JP S5919194B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- treatment
- zinc
- steel sheet
- phytic acid
- surface treatment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Preventing Corrosion Or Incrustation Of Metals (AREA)
- Chemical Treatment Of Metals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は亜鉛または亜鉛合金メッキ鋼板の表面処理法に
関するものであり、特に亜鉛または亜鉛合金メッキ鋼板
の表面にクロムを含まない無害な、耐食性に優れ、かつ
塗料密着性、塗装後の耐食性の良い被膜を短時間に生成
せしむる表面処理法に関する。
関するものであり、特に亜鉛または亜鉛合金メッキ鋼板
の表面にクロムを含まない無害な、耐食性に優れ、かつ
塗料密着性、塗装後の耐食性の良い被膜を短時間に生成
せしむる表面処理法に関する。
亜鉛または亜鉛合金メッキ鋼板は、その表面の耐食性向
上、または塗料密着性、塗装後の耐食性向上等を目的と
した表面処理法が行なわれている。
上、または塗料密着性、塗装後の耐食性向上等を目的と
した表面処理法が行なわれている。
従来、このような表面処理法として、(1)クロム酸、
クロム酸塩またはこれらを主成分とした種々の処理液に
よる方法、仁撫機リン酸塩を主成分とする処理液による
方法、および(3)フィチッ酸塩を主成分とする処理液
による方法、等がある。これらの方法は、(1)の方法
では浸漬処理または電解処理が広く行なわれ、亜鉛また
は亜鉛合金メッキ鋼板表面の耐食性向上および塗料密着
性、塗装後の耐食性の向上に優れた方法である。また、
(2)の方法で&ち表面処理した鋼板の塗料密着性、塗
装後の耐食性の向上効果が優れている、さらに(3)の
方法はクロムのような有害な金属を含まない無害な処理
であつて、その処理効果は、耐食性、塗料密着性および
塗装後の耐食性のいずれにも優れた表面被膜を付与せし
める。しかしながら、これらの方法&L(1)の方法で
は、クロム化合物を用いるため、作業性、廃水処理およ
び製品の取扱い等の点で問題がある。
クロム酸塩またはこれらを主成分とした種々の処理液に
よる方法、仁撫機リン酸塩を主成分とする処理液による
方法、および(3)フィチッ酸塩を主成分とする処理液
による方法、等がある。これらの方法は、(1)の方法
では浸漬処理または電解処理が広く行なわれ、亜鉛また
は亜鉛合金メッキ鋼板表面の耐食性向上および塗料密着
性、塗装後の耐食性の向上に優れた方法である。また、
(2)の方法で&ち表面処理した鋼板の塗料密着性、塗
装後の耐食性の向上効果が優れている、さらに(3)の
方法はクロムのような有害な金属を含まない無害な処理
であつて、その処理効果は、耐食性、塗料密着性および
塗装後の耐食性のいずれにも優れた表面被膜を付与せし
める。しかしながら、これらの方法&L(1)の方法で
は、クロム化合物を用いるため、作業性、廃水処理およ
び製品の取扱い等の点で問題がある。
ヨ図方法では塗装しない用途または塗装迄の貯蔵期間が
長いと耐食性が劣り、(3)の方法でをAメッキ処理し
た後長時間経過した鋼板では処理時間に長時間を要し、
しかもメッキ処理直後に処理したものにくらべ耐食性、
塗料密着性および塗装後の耐食性が劣るとい5欠点があ
る。本発明者らは、亜鉛または亜鉛合金メッキ処理後長
時間を経過した鋼板について、メッキ処理直後の鋼板を
表面処理するのと同じ程度の短い時間で、かつ耐食性、
塗料密着性および塗装後の耐食性の優れた表面処理効果
をラるため、フィチッ酸を主成分とする処理液について
検討した。
長いと耐食性が劣り、(3)の方法でをAメッキ処理し
た後長時間経過した鋼板では処理時間に長時間を要し、
しかもメッキ処理直後に処理したものにくらべ耐食性、
塗料密着性および塗装後の耐食性が劣るとい5欠点があ
る。本発明者らは、亜鉛または亜鉛合金メッキ処理後長
時間を経過した鋼板について、メッキ処理直後の鋼板を
表面処理するのと同じ程度の短い時間で、かつ耐食性、
塗料密着性および塗装後の耐食性の優れた表面処理効果
をラるため、フィチッ酸を主成分とする処理液について
検討した。
その結果、フィチッ酸の金属塩とポリアミン類を含有し
・ た処理液で処理すると前記の目的を達しラることを
見出し、本発明を完成した。すなわち、本発明&Aフィ
チッ酸の金属塩の1種または2種以上を0.1〜25重
量%、およびポリアミン類の1種または2種以上を0.
001〜5重量%含有する処理液で処理することを特徴
とする亜鉛または亜鉛合金メツキ鋼板用の表面処理法で
ある。
・ た処理液で処理すると前記の目的を達しラることを
見出し、本発明を完成した。すなわち、本発明&Aフィ
チッ酸の金属塩の1種または2種以上を0.1〜25重
量%、およびポリアミン類の1種または2種以上を0.
001〜5重量%含有する処理液で処理することを特徴
とする亜鉛または亜鉛合金メツキ鋼板用の表面処理法で
ある。
本発明の方法で用いるフィチッ酸の金属塩とは、フィチ
ッ酸のアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、亜鉛堪、
ニツケル塩、コバルト塩等であり、またこれらの複塩で
あつてもよい。
ッ酸のアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、亜鉛堪、
ニツケル塩、コバルト塩等であり、またこれらの複塩で
あつてもよい。
フィチッ酸と金属イオン当量比&糺アルカリ金属イオン
では、フィチッ酸:金属イオンで1:1〜1:12であ
り、アルカリ金属イオン以外では1:1〜1:6である
。これらのフィチッ酸の金属塩は、フィチッ酸の水溶液
に前記金属の酸化物、水酸化物、リン酸塩、炭酸塩、硝
酸塩を溶解することにより容易に得られる。
では、フィチッ酸:金属イオンで1:1〜1:12であ
り、アルカリ金属イオン以外では1:1〜1:6である
。これらのフィチッ酸の金属塩は、フィチッ酸の水溶液
に前記金属の酸化物、水酸化物、リン酸塩、炭酸塩、硝
酸塩を溶解することにより容易に得られる。
さらにこれらの金属塩2種以上を混合使用してもよい。
本発明の方法で用いるポリアミン類と屯一般式(1)A
+HNCH2CH2NH+NB(1) (式中、AおよびBは水素または3−アミノプロピル基
を示し、nは1〜10の整数である)で表わされるもの
で、例えば、エチレンジアミン、ジエチレントリアミン
、トリエチレンテトラミン、ペンタエチレンヘキサミン
、2−アミノエチル−3−アミノプロピルアミン、4,
7−ジアザデカン−1,10−ジアミン等である。
本発明の方法で用いるポリアミン類と屯一般式(1)A
+HNCH2CH2NH+NB(1) (式中、AおよびBは水素または3−アミノプロピル基
を示し、nは1〜10の整数である)で表わされるもの
で、例えば、エチレンジアミン、ジエチレントリアミン
、トリエチレンテトラミン、ペンタエチレンヘキサミン
、2−アミノエチル−3−アミノプロピルアミン、4,
7−ジアザデカン−1,10−ジアミン等である。
これらのポリアミン類は1種または2種以上を混合して
使用してもよい。本発明の方法で用いる処理液は、使用
するフィチッ酸の金属塩およびポリアミン類の種類によ
つてその含有量は異るが、通常処理液中フィチッ酸の金
属塩の1種または2種以上を0.1〜25重量%、ポリ
アミン類の1種または2以上を0.001:〜5重量%
を含有するものであり、溶媒としては水性の媒体で水と
溶け合ラ有機溶媒を含有しても差し支えないが、とくに
溶解度の点で水が好ましい処理液中のフィチッ酸の金属
塩の含有量が0.1′重量%以下、ポリアミン類の含有
量が0.001重量%以下の場合は、処理時間が長くか
かる、あるいは表面処理膜が不完全である等、十分な効
果が得られず好ましくない。
使用してもよい。本発明の方法で用いる処理液は、使用
するフィチッ酸の金属塩およびポリアミン類の種類によ
つてその含有量は異るが、通常処理液中フィチッ酸の金
属塩の1種または2種以上を0.1〜25重量%、ポリ
アミン類の1種または2以上を0.001:〜5重量%
を含有するものであり、溶媒としては水性の媒体で水と
溶け合ラ有機溶媒を含有しても差し支えないが、とくに
溶解度の点で水が好ましい処理液中のフィチッ酸の金属
塩の含有量が0.1′重量%以下、ポリアミン類の含有
量が0.001重量%以下の場合は、処理時間が長くか
かる、あるいは表面処理膜が不完全である等、十分な効
果が得られず好ましくない。
また処理液中のフィチッj酸の金属塩の含有量が25重
量%、ポリアミン類の含有量が5重量%に達すると本発
明の効果は十分に満たされ、これ以上の濃度の処理液で
はコストが高くなるため不経済であり好ましくない。
量%、ポリアミン類の含有量が5重量%に達すると本発
明の効果は十分に満たされ、これ以上の濃度の処理液で
はコストが高くなるため不経済であり好ましくない。
処理液はPHlO以下に調整するのが好ましく、PHl
O以上では表面処理膜の耐食性能が低下する。PHの調
整はフィチッ酸の金属塩とアミンのみによるか、または
リン酸、シユウ酸、酒石酸、クエン酸、リンゴ酸等によ
り調整してもよい。本発明の処理液による亜鉛または亜
鉛合傘メツキ鋼板の処理方法fζ室温から90℃の範囲
の処理浴を用い、短時間(0.5〜25秒、好ましくは
1〜10秒)の浸漬処理、またはスプレー処理、ロール
コーター処理等の塗布処理を行ない、つづいてゴムロー
ル、高圧気体等公知の払拭手段によつて過量の残液を除
き、40〜330℃、好ましく11ζ70〜200℃の
範囲で乾燥、熱処理をおこなうものである。この処理方
法において、乾燥、熱処理の工程が特に重要であり、こ
の工程での処理被膜の不溶解化反応が充分でないと耐食
性が劣り、塗装、焼付け後の放置により、塗装全面に微
少フクレ(ブリスタ一)が発生する等の欠点を生じ、塗
料の密着性および塗装後の耐食性が著しく劣化する。
O以上では表面処理膜の耐食性能が低下する。PHの調
整はフィチッ酸の金属塩とアミンのみによるか、または
リン酸、シユウ酸、酒石酸、クエン酸、リンゴ酸等によ
り調整してもよい。本発明の処理液による亜鉛または亜
鉛合傘メツキ鋼板の処理方法fζ室温から90℃の範囲
の処理浴を用い、短時間(0.5〜25秒、好ましくは
1〜10秒)の浸漬処理、またはスプレー処理、ロール
コーター処理等の塗布処理を行ない、つづいてゴムロー
ル、高圧気体等公知の払拭手段によつて過量の残液を除
き、40〜330℃、好ましく11ζ70〜200℃の
範囲で乾燥、熱処理をおこなうものである。この処理方
法において、乾燥、熱処理の工程が特に重要であり、こ
の工程での処理被膜の不溶解化反応が充分でないと耐食
性が劣り、塗装、焼付け後の放置により、塗装全面に微
少フクレ(ブリスタ一)が発生する等の欠点を生じ、塗
料の密着性および塗装後の耐食性が著しく劣化する。
本発明の処理法では亜鉛または亜鉛合金メツキ処理後長
時間(例えば、2日以上)経過した鋼板であつても、短
時間の浸漬処理またはスプレィ、ロールコーター等によ
る溶液の塗布処理で耐食性、塗料密着性、塗装後の耐食
性に優民従来のタロム酸系または無機リン酸塩系の表面
処理液によるものより優れた表面処理被膜が得られる。
また、亜鉛または亜鉛合金メツキ処理直後の鋼板であつ
ても同様に表面処理で耐食性、塗料密着性、塗装後の耐
食性に優れた表面処理被膜が得られる。以下、実施例お
よび比較例を示す。実施例 1 厚さ0.8v!tの冷延鋼板を、オルソケイ酸ソーダ水
溶液中で電解?臥次いで硫酸水溶液中で酸洗した後、酸
性亜鉛電気メツキ浴を用い、片面当りメツキ量20V/
dの電気亜鉛メツキを行なつた。
時間(例えば、2日以上)経過した鋼板であつても、短
時間の浸漬処理またはスプレィ、ロールコーター等によ
る溶液の塗布処理で耐食性、塗料密着性、塗装後の耐食
性に優民従来のタロム酸系または無機リン酸塩系の表面
処理液によるものより優れた表面処理被膜が得られる。
また、亜鉛または亜鉛合金メツキ処理直後の鋼板であつ
ても同様に表面処理で耐食性、塗料密着性、塗装後の耐
食性に優れた表面処理被膜が得られる。以下、実施例お
よび比較例を示す。実施例 1 厚さ0.8v!tの冷延鋼板を、オルソケイ酸ソーダ水
溶液中で電解?臥次いで硫酸水溶液中で酸洗した後、酸
性亜鉛電気メツキ浴を用い、片面当りメツキ量20V/
dの電気亜鉛メツキを行なつた。
このようにして作つた電気亜鉛メツキ鋼板を大気中に一
週間放置した。この後、これをフィチッ酸の50%水溶
液255.6r/Kfl水酸化カリウム32.6f/肱
エチレンジアミン22.5t/Kfl残部水よりなる処
理液中に70℃で5秒間浸漬処理して引き揚げ、その後
ロールで余剰の処理液を絞り、100℃で7秒間乾燥、
熱処理を行なつた。実施例 2厚さ1.2藺の冷間圧延
材を用い、無酸化炉方式による熱漬メツキ方式により、
メツキ量片面当り75f/M2のZn−7.5%Al系
合金メツキを行なつた。
週間放置した。この後、これをフィチッ酸の50%水溶
液255.6r/Kfl水酸化カリウム32.6f/肱
エチレンジアミン22.5t/Kfl残部水よりなる処
理液中に70℃で5秒間浸漬処理して引き揚げ、その後
ロールで余剰の処理液を絞り、100℃で7秒間乾燥、
熱処理を行なつた。実施例 2厚さ1.2藺の冷間圧延
材を用い、無酸化炉方式による熱漬メツキ方式により、
メツキ量片面当り75f/M2のZn−7.5%Al系
合金メツキを行なつた。
このようにして作つた熱漬Zn−Al合金メツキ鋼板を
、大気中に5日間放置した。この後、これをフィチッ酸
の50%水溶液154ft/K9、水酸化ナトリウム4
2V/Kflトリエチレンテトラミン5t/Kflシユ
ウ酸29t/KKfl残部水よりなる処理浴液中に60
℃で4秒間浸漬処理して引き揚げ、その後ロールで余剰
の処理液を絞り、150℃で3秒間乾燥、熱処理をおこ
なつた。実施例 3 厚さ0.4uの冷間圧延材を用い、ゼンジマ一法により
、メツキ量片面当り150t/M2の熱漬亜鉛メツキを
行なつた。
、大気中に5日間放置した。この後、これをフィチッ酸
の50%水溶液154ft/K9、水酸化ナトリウム4
2V/Kflトリエチレンテトラミン5t/Kflシユ
ウ酸29t/KKfl残部水よりなる処理浴液中に60
℃で4秒間浸漬処理して引き揚げ、その後ロールで余剰
の処理液を絞り、150℃で3秒間乾燥、熱処理をおこ
なつた。実施例 3 厚さ0.4uの冷間圧延材を用い、ゼンジマ一法により
、メツキ量片面当り150t/M2の熱漬亜鉛メツキを
行なつた。
このようにして作つた熱漬亜鉛メツキ鋼板を大気中に一
週間放置した。この後、これをフィチッ酸の50%水溶
液13.2t/!、硝酸コバルト17.4t/Kfl2
−アミノエチル−3−アミノプロピルアミン1V/Kg
、85%りん酸3.5y/Kfl残部水よりなる処理液
中に50℃で3秒間浸漬処理して引き揚げ、その後ロー
ルで余剰の処理液を絞り、80℃で6秒間乾燥、熱処理
をおこなつた。実施例 4 厚さ1.271J!の冷延鋼板を、オルソケイ酸ソーダ
水溶液中で電解脱脂、次いで硫酸水溶液中で酸洗した後
、電気メツキ法により、メツキ量片面片り10V/Df
)Zn−40%Sn合金メツキを行なつた。
週間放置した。この後、これをフィチッ酸の50%水溶
液13.2t/!、硝酸コバルト17.4t/Kfl2
−アミノエチル−3−アミノプロピルアミン1V/Kg
、85%りん酸3.5y/Kfl残部水よりなる処理液
中に50℃で3秒間浸漬処理して引き揚げ、その後ロー
ルで余剰の処理液を絞り、80℃で6秒間乾燥、熱処理
をおこなつた。実施例 4 厚さ1.271J!の冷延鋼板を、オルソケイ酸ソーダ
水溶液中で電解脱脂、次いで硫酸水溶液中で酸洗した後
、電気メツキ法により、メツキ量片面片り10V/Df
)Zn−40%Sn合金メツキを行なつた。
このようにして作つた、電気Zn−Sn合金メツキ鋼板
を大気中に3日間放置した。この後、これをフィチッ酸
の50%水溶液159f/Kf,塩基性炭酸ニツケル4
5.3t/Kfl4.7−ジアザデカン−1.10−ジ
アミン20V/V4酒石酸2f/Kf、残部水よりなる
常温の処理浴を5秒間スプレイ処理して、ロール絞り後
、160℃で3秒間乾燥・熱処理を行なつた。実施例
5 厚さ0.8uの冷延鋼板を、水酸化ナトリウム水溶液中
で電解脱脂し、次いで塩酸水溶液中で酸洗した後、酸性
亜鉛電気メツキ浴を用い、片面当りメツキ量20f/M
2の電気亜鉛メツキを行なつた。
を大気中に3日間放置した。この後、これをフィチッ酸
の50%水溶液159f/Kf,塩基性炭酸ニツケル4
5.3t/Kfl4.7−ジアザデカン−1.10−ジ
アミン20V/V4酒石酸2f/Kf、残部水よりなる
常温の処理浴を5秒間スプレイ処理して、ロール絞り後
、160℃で3秒間乾燥・熱処理を行なつた。実施例
5 厚さ0.8uの冷延鋼板を、水酸化ナトリウム水溶液中
で電解脱脂し、次いで塩酸水溶液中で酸洗した後、酸性
亜鉛電気メツキ浴を用い、片面当りメツキ量20f/M
2の電気亜鉛メツキを行なつた。
このようにして作つた電気亜鉛メツキ鋼板を10日間大
気中に放置した。この後、これをフィチッ酸の50%水
溶液365.61/Kg、酸化亜鉛225y/!、ペン
タエチレンヘキサミン2f/Kg、残部水よりなる80
℃の処理浴で1.5秒浸漬処理して引き揚げ後、高圧空
気で余剰の処理液を絞り180℃で4秒間乾燥・熱処理
をおこなつた。実施例 6実施例5で作成した電気亜鉛
メツキ鋼板を大気中に1力月放置後、フィチッ酸の50
%水溶液92.2V/V−f1水酸化マグネシウム10
.2V/Viflジエチレyトリアミン2.5V/!、
残部水よりなる50℃の処理浴を用い、ロールコーター
で処理浴を塗布後、190℃で3秒間の乾燥熱処理をお
こなつた。
気中に放置した。この後、これをフィチッ酸の50%水
溶液365.61/Kg、酸化亜鉛225y/!、ペン
タエチレンヘキサミン2f/Kg、残部水よりなる80
℃の処理浴で1.5秒浸漬処理して引き揚げ後、高圧空
気で余剰の処理液を絞り180℃で4秒間乾燥・熱処理
をおこなつた。実施例 6実施例5で作成した電気亜鉛
メツキ鋼板を大気中に1力月放置後、フィチッ酸の50
%水溶液92.2V/V−f1水酸化マグネシウム10
.2V/Viflジエチレyトリアミン2.5V/!、
残部水よりなる50℃の処理浴を用い、ロールコーター
で処理浴を塗布後、190℃で3秒間の乾燥熱処理をお
こなつた。
実施例 7〜9
実施例−1と同様に作成した電気亜鉛メツキ鋼板を大気
中に1週間放置した後、第1表に示した組成の処理液で
第1表の条件で浸漬処理した後、ロールで余剰の処理液
を絞り、100℃で10秒間乾燥、熱処理を行つた。
中に1週間放置した後、第1表に示した組成の処理液で
第1表の条件で浸漬処理した後、ロールで余剰の処理液
を絞り、100℃で10秒間乾燥、熱処理を行つた。
比較例 1
実施例1で作成した電気亜鉛メツキ鋼板を大気中で一週
間放置後、実施例1で用いた処理浴のエチレンジアミン
を除いた組成の処理浴を用い、同様の条件で処理及び乾
燥、熱処理をおこなつた。
間放置後、実施例1で用いた処理浴のエチレンジアミン
を除いた組成の処理浴を用い、同様の条件で処理及び乾
燥、熱処理をおこなつた。
比較例 2実施例2で作成した熱潰Zn−A!合金メッ
キ鋼板を大気中で5日間放置後、実施例2で用いた処理
浴のトリエチレンテトラミンを除いた組成の処理浴を用
い、同様の条件で処理及び乾燥、熱処理をおこなつた。
キ鋼板を大気中で5日間放置後、実施例2で用いた処理
浴のトリエチレンテトラミンを除いた組成の処理浴を用
い、同様の条件で処理及び乾燥、熱処理をおこなつた。
比較例 3
実施例3で作成した熱潰亜鉛メツキ鋼板を大気中一週間
放置後、実施例3で用いた処理浴の2一アミノエチル一
3−アミノプロピルアミンを除いた組成の処理浴を用い
、同様の条件で処理及び乾燥、熱処理をおこなつた。
放置後、実施例3で用いた処理浴の2一アミノエチル一
3−アミノプロピルアミンを除いた組成の処理浴を用い
、同様の条件で処理及び乾燥、熱処理をおこなつた。
比較例 4
実施例4で作成した電気Zn−Sn合金メツキ鋼板を大
気中に3日間放置後、実施例4で用いた処理浴の4,7
−ジアザデカン−1,10−ジアミZを除いた組成の処
理浴を用い、同様の条件で処理及び乾燥、熱処理をおこ
なつた。
気中に3日間放置後、実施例4で用いた処理浴の4,7
−ジアザデカン−1,10−ジアミZを除いた組成の処
理浴を用い、同様の条件で処理及び乾燥、熱処理をおこ
なつた。
比較例 5
実施例5で作成した電気亜鉛メツキ鋼板を大気中に10
日間放置後、実施例5で用いた処理浴のペンタエチレン
ヘキサミンを除いた組成の処理浴を用い、同様の条件で
処理及び乾燥、熱処理をおこなつた。
日間放置後、実施例5で用いた処理浴のペンタエチレン
ヘキサミンを除いた組成の処理浴を用い、同様の条件で
処理及び乾燥、熱処理をおこなつた。
比較例 6
実施例5で作成した電気亜鉛メツキ鋼板を大気中に1力
月放置後、実施例6で用いた処理浴のジエチレントリア
ミンを除いた組成の処理浴を用い、同様の条件で処理及
び乾燥、熱処理をおこなつた。
月放置後、実施例6で用いた処理浴のジエチレントリア
ミンを除いた組成の処理浴を用い、同様の条件で処理及
び乾燥、熱処理をおこなつた。
比較例 7〜12亜鉛または亜鉛合金メツキ鋼板をクロ
ム酸系処理を施した。
ム酸系処理を施した。
比較例 13
実施例1で作成した電気亜鉛メツキ鋼板を大気中で一週
間放置後、実施例1で用いた処理浴のフィチッ酸の50
%水溶液と水酸化カリウムを除いた組成の処理浴を用い
、同様の条件で処理及び乾燥、熱処理をおこなつた。
間放置後、実施例1で用いた処理浴のフィチッ酸の50
%水溶液と水酸化カリウムを除いた組成の処理浴を用い
、同様の条件で処理及び乾燥、熱処理をおこなつた。
比較例 14
実施例2で作成した熱漬Zn−Al合金メツキ鋼板を大
気中で5日間放置後、実施例2で用いた処理浴のフィチ
ッ酸の50%水溶液と水酸化ナトリウムを除いた組成の
組成の処理浴を用い、同様の条件で処理及び乾燥、熱処
理をおこなつた。
気中で5日間放置後、実施例2で用いた処理浴のフィチ
ッ酸の50%水溶液と水酸化ナトリウムを除いた組成の
組成の処理浴を用い、同様の条件で処理及び乾燥、熱処
理をおこなつた。
比較例 15実施例3で作成した熱漬亜鉛メツキ鋼板を
大気中一週間放置後、実施例3で用いた処理浴のフィチ
ッ酸の50%水溶液と硝酸コバルトを除いた組成の処理
浴を用い、同様の条件で処理及び乾燥、熱処理をおこな
つた。
大気中一週間放置後、実施例3で用いた処理浴のフィチ
ッ酸の50%水溶液と硝酸コバルトを除いた組成の処理
浴を用い、同様の条件で処理及び乾燥、熱処理をおこな
つた。
比較例 16
実施例4で作成した電気Zn−Sn合金メツキ鋼板を大
気中に3日間放置後、実施例4で用いた処理浴のフィチ
ッ酸の50%水溶液ど塩基性炭酸ニツケルを除いた組成
の処理浴を用い、同様の条件で処理及び乾燥、熱処理を
おこなつた。
気中に3日間放置後、実施例4で用いた処理浴のフィチ
ッ酸の50%水溶液ど塩基性炭酸ニツケルを除いた組成
の処理浴を用い、同様の条件で処理及び乾燥、熱処理を
おこなつた。
比較例 17
実施例5で作成した電気亜鉛メツキ鋼板を大気中に10
日間放置後、実施例5で用いた処理浴のフィチッ酸の5
0%水溶液と酸化亜鉛を除いた組成の処理浴を用い、同
様の条件で処理及び乾燥、熱処理をおこなつた。
日間放置後、実施例5で用いた処理浴のフィチッ酸の5
0%水溶液と酸化亜鉛を除いた組成の処理浴を用い、同
様の条件で処理及び乾燥、熱処理をおこなつた。
比較例 18
実施例5で作成した電気亜鉛メツキ鋼板を大気中に1力
月放置後、実施例6で用いた処理浴のフィチッ酸の50
%水溶液と水酸化マグネシウムを除いた組成の処理浴を
用い、同様の条件で処理及び乾燥、熱処理をおこなつた
。
月放置後、実施例6で用いた処理浴のフィチッ酸の50
%水溶液と水酸化マグネシウムを除いた組成の処理浴を
用い、同様の条件で処理及び乾燥、熱処理をおこなつた
。
比較例 19〜22
実施例−1と同様に作成した電気亜鉛メツキ鋼板を大気
中に1週間放置した後、第2表に示した組成の処理液で
第2表の条件で浸漬処理を行い、その後ロールで余剰の
処理液を絞り、100℃で10秒間乾燥、熱処理を行つ
た。
中に1週間放置した後、第2表に示した組成の処理液で
第2表の条件で浸漬処理を行い、その後ロールで余剰の
処理液を絞り、100℃で10秒間乾燥、熱処理を行つ
た。
上記実施例および比較例で得られた処理鋼板について次
の試験をおこなつた。
の試験をおこなつた。
Claims (1)
- 1 フイチン酸の金属塩の1種または2種以上を0.1
〜25重量%、および一般式( I )A■HNCH_2
CH_2NH■_nB( I )(式中、AおよびBは水
素または3−アミノプロピル基を示し、nは1〜10の
整数である)で表わされるポリアミン類の1種または2
種以上を0.001〜5重量%含有する処理液で処理す
ることを特徴とする亜鉛または亜鉛合金メッキ鋼板の表
面処理法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7398579A JPS5919194B2 (ja) | 1979-06-14 | 1979-06-14 | 亜鉛または亜鉛合金メッキ鋼板の表面処理法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7398579A JPS5919194B2 (ja) | 1979-06-14 | 1979-06-14 | 亜鉛または亜鉛合金メッキ鋼板の表面処理法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56279A JPS56279A (en) | 1981-01-06 |
JPS5919194B2 true JPS5919194B2 (ja) | 1984-05-02 |
Family
ID=13533900
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7398579A Expired JPS5919194B2 (ja) | 1979-06-14 | 1979-06-14 | 亜鉛または亜鉛合金メッキ鋼板の表面処理法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5919194B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01155495U (ja) * | 1988-04-18 | 1989-10-25 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10349728A1 (de) | 2003-10-23 | 2005-05-25 | Basf Ag | Im wesentlichen Chrom-freies Verfahren zum Passivieren von metallischen Oberflächen aus Zn, Zn-Legierungen, AI oder AI-Legierungen |
-
1979
- 1979-06-14 JP JP7398579A patent/JPS5919194B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01155495U (ja) * | 1988-04-18 | 1989-10-25 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56279A (en) | 1981-01-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0018841B1 (en) | Composition and process for zinc-phosphate coating a metal surface, coated metal surface and a process for painting the coated surface | |
EP0060716B1 (en) | Phosphating metal surfaces | |
US4749418A (en) | Chromate coating of zinc surfaces | |
JPS6136588B2 (ja) | ||
JPH07505445A (ja) | ニッケルを含まないリン酸塩処理方法 | |
US4026728A (en) | Steel sheets and strips having a surface layer of M-Si-R | |
US4637838A (en) | Process for phosphating metals | |
JPH06506263A (ja) | 金属表面のリン酸塩処理方法 | |
JPH08501829A (ja) | 片側に亜鉛被覆を有する鋼のリン酸塩処理方法 | |
JPH09501202A (ja) | 片面を亜鉛鍍金した鋼帯板の燐酸塩処理法 | |
CN104451633A (zh) | 除锈防锈液及其制备方法 | |
EP0061911A1 (en) | Process and composition for treating phosphated metal surfaces | |
JPH055899B2 (ja) | ||
JPS5919194B2 (ja) | 亜鉛または亜鉛合金メッキ鋼板の表面処理法 | |
JPS6256579A (ja) | 亜鉛または亜鉛−アルミニウム合金表面の不動態化用酸性水溶液および不動態化方法 | |
EP0135622B1 (en) | Phosphating metal surfaces | |
JPS6141987B2 (ja) | ||
JPS6128751B2 (ja) | ||
JP4258924B2 (ja) | 亜鉛めっき鋼板のりん酸塩化成処理方法 | |
EP0013328A1 (en) | Method for treatment of a metal surface | |
JPS6233780A (ja) | 金属材料の表面処理方法 | |
JPS62278297A (ja) | 金属表面処理鋼板のクロメ−ト処理方法 | |
US4844748A (en) | Process for the chemical surface treatment of an aluminous product with a view to its phosphating | |
JPS5891187A (ja) | 高耐食性表面処理鋼板 | |
JP3881392B2 (ja) | 金属表面処理組成物及び金属表面処理方法 |