JPS59186120A - 磁気記録フレキシブルデイスク - Google Patents

磁気記録フレキシブルデイスク

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Publication number
JPS59186120A
JPS59186120A JP58060041A JP6004183A JPS59186120A JP S59186120 A JPS59186120 A JP S59186120A JP 58060041 A JP58060041 A JP 58060041A JP 6004183 A JP6004183 A JP 6004183A JP S59186120 A JPS59186120 A JP S59186120A
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JP
Japan
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humidity
maximum
film
temperature
flexible disk
Prior art date
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Pending
Application number
JP58060041A
Other languages
English (en)
Inventor
Kinji Hasegawa
欣治 長谷川
Masahiro Hosoi
正宏 細井
Hiroshi Noda
能田 豁
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
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Filing date
Publication date
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Priority to US06/597,692 priority patent/US4557982A/en
Publication of JPS59186120A publication Critical patent/JPS59186120A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/62Record carriers characterised by the selection of the material
    • G11B5/73Base layers, i.e. all non-magnetic layers lying under a lowermost magnetic recording layer, e.g. including any non-magnetic layer in between a first magnetic recording layer and either an underlying substrate or a soft magnetic underlayer
    • G11B5/739Magnetic recording media substrates
    • G11B5/73923Organic polymer substrates
    • G11B5/73927Polyester substrates, e.g. polyethylene terephthalate

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Magnetic Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 この発明はトラッキングミスを回避できる磁気記録フレ
キシブルディスクに関する。更に詳しくは、高いトラッ
ク密度記録の可能な磁気記録フレキシブルディスクに係
る。
従来技術 磁気フレキシブルディスク記録再生装置自体に、温度変
化を抑制する機構やトラック検出の特別な回路(トラッ
クサーボ等)を設けることによって、トラッキングミス
を防止することが従来から知られている。もっとも、こ
れらの手段では記録再生装置が′f1雑となるので汎用
的ではない。実際的には、基材フィルムや磁気材料に可
能な限り、熱膨張率及び湿度膨張率の小さい材料を選択
することによって、磁気フレキシブルディスクを造り、
1〜ラツキングミスを防止する手段が採られている。
しかしながら、この様な磁気フレキシブルディスクでも
高温(40〜50°C)及び/又は高湿(約80%RH
)で使用すると、トラッキングミスが発生する。特に低
温(10℃程度)ないし低湿(20%RH程度)の条件
下で記録した磁気フレキシブルディスクは、常温(25
℃程度)及び通常の湿度(60%RH程度)雰囲気のも
どで再生するとトラッキングミスが発生するという欠点
があった。このトラッキングミスによって、出力エンベ
ロープの低下が起り、S/N比が悪くなるという問題は
未だ未解決である。
発明の目的 本発明者は上記の欠点を解消するため研究を重ねた結果
、ポリ−1,4−シクロヘキシレンくジメチレンテレフ
タレート)系ポリエステルよりなる2軸配向フイルムの
温度及び湿度膨張率を特定範囲に調整することによって
、寸法安定性の高いフィルムを得、これを基材として磁
気記録フレキシブルディスクを造ることによって、トラ
ッキングミスの発生を回避できることを児出し本発明に
到達した。
本発明の目的は、使用可能な雰囲気条件湿度。
湿度範囲を拡大し、高温・高湿の条件でもトラックミス
が発生しない様に改良した磁気記録フレキシブルディス
クを提供することにある。
更に、この様な温度・湿度による寸法安定性の高い磁気
記録フレキシブルディスクは、磁気記録の高密度化、就
中、トラック密度の向上を可能にするものであって、か
ようなディスクを提供することも本発明の仙の目的であ
る。
発明の構成 本発明の、酸成分の80モル%以」二がテレフタル酸よ
り構成されたポリ−1,4−シクロヘキシレンくジメヂ
レンテレフタレ−1−)系ポリエステルからなる2軸配
向フイルムを基材とし、該フィルムの長手方向及び[1
]方向を含む而にお(プる最大の温度膨張率が9〜25
×1い°C−1.最大の湿度膨張率がO〜8.0X10
’℃(%Rl−1) −’ 、最大と最小との温度膨張
率の差がO〜B、0X104°C−1、かつ最大と最小
と湿度膨張率の差がO〜30X 10’ (%RH)−
’であるものに磁性層を塗設し、かつカレンダーロール
処理を施して表面を平滑化せしめてなる磁気記録フレキ
シブルディスクである。
この磁気記録フレキシブルディスクは、前記、ポリ−1
,4−シクロヘキシレン、ジメチレンテレフタレート系
ポリエステル2軸配向フイルム上に磁性層を塗布し乾燥
して、更に表面平滑化のためにカレンダー処理を施すこ
とによって19られる。
3− また、ポリ−1,4−シクロヘキシレン、ジメチレンテ
レフタレート系ポリエステル2軸配向フイルムは上記の
温度・湿度膨張率の条件を満足するように、製膜条件を
適宜にコントロールすることによって製造することがで
きる。
本発明の磁気記録フレキシブルディスクは、磁性層と基
材フィルムとによって構成されている。
磁性層は磁性粉体或は金属よりなる。本発明に使用する
強磁性粉体又は金属としてはγ−Fθ203゜6含有の
γ−F11203 、 Fl1304 、 Co含有の
Fe2O4゜CrO2,Co  Ni  P合金、 C
o  Ni  Fe合金、Co−Cr合金、Co−N五
合金、バリウムフェライト等、公知の強磁性体が使用で
きる。
本発明で磁性粉体と共に使用されるバインダーとしては
、公知の熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂。
反応型樹脂又はこれらの混合物である。具体的には、塩
化ビニール酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル塩化ビニリ
デン共重合体、塩化ビニルアクリロニトリル共重合体、
アクリル酸エステルアクリロニトロル共重合体、アクリ
ル酸エステル塩化ビニ4− リデン共巾合体、アクリル酸エステルスチレン共重合体
、メタクリル酸エステルアクリロニトリル共重合体、メ
タクリル酸エステル塩化ビニリデン共重合体、メタクリ
ル酸ニスチルスチレン共重合体、ウレタンエラス1−マ
ー、ポリフッ化ビニル。
塩化ビニリデンアクリロニトリル共重合体、ブタジェン
アクリロニトリル共重合体、ポリミアド樹脂、ポリビニ
ルブチラール、セルロース誘導体(セルロースアセテー
トブチレート、セルロースダイアセテート、セルロース
1〜リアセテート、セルロースプロピオネート、ニトロ
セルロース等)。
スヂレンブタジエン共重合体、ポリエステル樹脂。
クロロビニルエーテルアクリル酸エステル共重合体、ア
ミノ樹脂、名神の合成ゴム系の熱可塑f1樹脂およびこ
れらの混合物等が使用される。
支持体フィルム十への前記の磁性層を塗布する方法とし
ては、エアードクターコート、ブレード]−ト、エアナ
イフコート、スクイズコート、含浸コート、リバースロ
ール]−ト、トランスファーロールコート、グラ上アコ
−1−,キスコート。
キャスト]−ト、スプレィコート等が利用できる。
基体フィルムには磁性層を0.1〜20μの厚さに塗布
する。本発明における基体フィルムであるポリ−1,7
1−シクロヘキシレンジメチレンテレフタレート系ポリ
エステルとしては、二塩基酸成分のうち80モル%以上
がテレフタル酸より成り、グリコール成分は1,4−シ
クロヘキサンジメタツールのシスまたはトランス異性体
より選ばれたグリコールである。テレフタル酸以外の二
塩基酸成分としては、イソフタル酸、フタル酸、アジピ
ン酸。
セパチン酸、コハク酸、シュウ酸等の二塩基酸が例示さ
れる。好ましくは、イソフタル酸である。
本発明において用いる1、4−シクロヘキサンジメタツ
ールは、ジメチレンテレフタレートまたはテレフタル酸
の接触還元によって製造されたもの等の製造があるがい
ずれの方法で製造されたものでも支障がない。
1.4−シクロヘキサンジメタツールのシス体とトラン
ス体との比は特に制限するものではないが、シス体/ト
ランス体−4/6〜0/10の範囲のものが好ましい。
前記ポリ−1,4−シクロヘキシレン(ジメチレンテレ
フタレ−1−)系ポリエステル中には、例えば、リン酸
、亜リン酸及びそれらのエステル等の安定剤、二酸化チ
タン、微粒子状シリカ、カオリン、炭酸カルシウム、リ
ン酸カルシウム等の艶演剤、滑剤等が含まれていても良
い。
本発明で用いられるポリ−1,4−シクロヘキシレンジ
メチレンテレフタレート系ポリエステル2軸配向フイル
ムは、フィルムの長手方向及びl]力方向含む面におけ
る最大の温度膨張率が9〜25×10’℃″1、最大の
湿度膨張率が0〜8.OX 10’%R1−1−’、好
ましくは0〜5.0X 10’%R1−1−’であり、
しかも最大と最小との温度膨張率の差が0〜8、OX 
10″6°0−1、好ましくはO〜5.OX 10’℃
−1:また最大と最小との湿度膨張率の差が0〜3.0
×104%RH−1好ましくはO〜2.5x 10’%
RH−’である。フィルム基材の温度・湿度膨張率がこ
の範囲を満足すると、フレキシブルディスクのトラッキ
ングミスは防止でき、広い温度・湿度範囲で7− の使用が可能になる。温度又は温度膨張率が上記に規定
した範囲を超えると、磁気記録フレキシブルディスクに
記録した雰囲気と異なった温度で再生した場合に、温度
膨張率・湿度膨張率の差によって磁気フレキシブルディ
スクの中心から伸びが異なり磁気ヘッドと記録トラック
がずれてトラッキングミスを発生する原因となる。この
結果、出力が変化して、ドロップアウトを生ずる。
現状技術では磁気記録フレキシブルディスクとして最も
一般的に用いられているポリエチレンテレフタレート系
ポリエステルフィルムでは最大の温度膨張率は約17X
10’℃司、温度膨張率の最大と最小の差は8X10”
℃−1程度で、温度膨張率の面では記録再生装置の温度
膨張率とほぼ一致するものの、面内方向における温度膨
張率差によるトラムツクずれを完全に防止することはで
きない。
また湿rfI膨張率については約11x 10″G%R
l−1程度とかなり大きく湿度変化に対応したトラック
ずれは、記録再生装置の温度膨張率がOとみなせるので
かなり大きなものとなる。一方、本発明のポリ8− −1.4−シクロヘキシレン(ジメチレンテレフタレー
ト)系ポリエステルよりなる2@配向フイルムを用いる
ことによって、一般的に用いられているポリエチレンテ
レフタシー1〜系ポリエステルよりなる2軸配向フイル
ムよりも温度膨張及び湿度膨張に伴う1〜ラツクずれが
小さく、かつ渇rfI膨張率の最大値と最小値との差、
湿度膨張率の最大値と最小値との差を小さくすることに
よって、トラックずれを更に小さく抑えることができ、
広い温度・湿度範囲の雰囲気での使用に全く支障がない
しかもこの基本フィルムは磁気記録が高密度化された磁
気記録フレキシブルディスクが得られる。
上記の膨張特性を得るためのポリ−1,4−シクロヘキ
シレン(ジメチレンテレフタレート)系ポリエステルフ
ィルムの製膜方法は、ポリエチレンテレフタレート等の
通常のポリエステルフィルムの製膜法と同様な製造法が
適用できる。例えば、■−ダイ法、インフレーション法
等によって溶融押出された未延伸フィルムを造ることが
できる。
更に、2軸方向に延伸して2軸配向フイルムとなし得る
。この時の延伸温度は、ポリエチレンテレフタレートフ
ィルムの場合とほぼ同様の条件で実施できるが、ポリ−
1,4−シクロヘキシレン(ジメチレンテレフタレート
)系ポリエステル中のテレフタル酸含有量によりガラス
転移温度・融点が変化するので、これに対応して溶融温
度やキャスティングドラムの温度を適宜選択する必要が
ある。
延伸温度としては通常80〜140℃であり、また延伸
倍率としては縦方向に3.0〜5.0倍、好ましくは3
.5〜4.5倍、横方向に3,0〜5.0倍、好ましく
は3.5〜4.5倍程度を選択する。得られた2軸配向
フイルムを150〜260℃(好ましくは180〜25
0℃)で1〜100秒熱固定することによって、本発明
の温度・湿度膨張によるトラックずれの小さいフィルム
が得られる。しかし、本発明のポリ−1,4−シクロヘ
キシレン(ジメチレンテレフタレート)系ポエステルよ
りなる2軸配向フイルムは、この様な方法で得られたも
ののみには限られない。本発明の2軸配向フイルムは、
その用途によって適宜の厚さとなし得るが、通常25〜
125μ程度の範囲から選ばれる。もつとも、この厚さ
の範囲に限定されるものではない。本発明にお(ブる特
性値の測定方法は次の通りである。
(1)温度膨張率 日本自動制御ネII#の定荷重伸び試験[1(I T’
 L2型)を恒温恒湿槽内に置ぎ測定を行う。測定サン
プルは予め所定の条イ![(例えば70℃30分)で熱
処理を施し、このサンプルを試験機に取付は温度20℃
・湿度60%R1−1(相対湿度)と温度40℃・湿度
60%R日との間での寸法変化を読取ることによって温
度膨張率を測定する。このときの原サンプル長は、50
5 mm、サンプル巾は1/4インチである。測定時に
加える加重は57/ 1/4インチ巾当りで一定とした
。良いサンプルが得られない場合は、真空理工社製前機
械分析装置T M −3000を用い測定することもで
きる。温度膨張率の最大値及び最小値の差をもとめる場
合は、T M −3000を用いる。サンプルの寸法は
長さ15mm、中5mmであって、湿度10℃・湿度0
%R1−1と温度40℃・相対湿度O%における寸法変
化を読取ることによって、11一 温度膨張率の最大と最小との差を知ることができる。両
者の測定法によって得られた値は完全に一致するから、
いずれの測定法でもよい。
(2)湿度膨張率 温度膨張率を求める場合と同様に日本自動制御社製の定
荷重伸び試験機を用い、温度40℃・相対湿度90%の
条件で予め処理を施したサンプルを取付け、温度20℃
・相対湿度30%と20℃湿度7o%RHの間における
寸法変化を読取ることによって湿度膨張率を求める。サ
ンプルが長くとれない場合は温度膨張測定時と同様に真
空理工社製の熱機械分析装置を恒温恒室機に置き、前記
条件のもとて測定を行なった。この場合もいずれの方法
によって得られる値も完全に一致する。
(3)トラッキングずれテスト(温度変化)トラッキン
グずれテストとしては次の様な方法を用る。磁性層を塗
布し、カレンダーロールを施してディスク状に打法いた
磁気記録フレキシブルディスクを潤度15℃湿度60%
RHで記録し、そのときの最大出力と磁気シートの出力
エンベロープ12− を測定する。次に雰囲気温度を40’C湿度60%Rl
−1になる様に維持して、その温度における最大出力と
出力エンベロープを調べ、15℃湿度60%Rl−1の
時の出力■ンベロープと40℃湿度60%R1−1のど
きの出力エンベロープを比較して、1〜ラツキングの状
態を判定する。この差が小さいほど、優れたトラッキン
グ特性を有している。この差が36b以上になると、1
〜ラツキングが悪く、評価としては×であり、3db以
内のものは○として評価した。
(4)トラッキングずれテスト(湿度変化)前項と同様
に温度25℃・相対湿度20%の雰囲気で記録し、更に
雰囲気条件を25℃・相対湿度70%に保持し、25℃
・相対湿度20%のときと25℃相対湿度70%の出力
エンベロープを比較する。前項と同様にトラッキングの
良好性を評価づる。評価方法は3項と同様である。
実施例 次に、実施例により本発明を具体的に説明する。
実施例1〜4及び比較例1〜2 二塩基酸成分として、テレフタル酸を85モル%。
イソフタル酸を15モル%、グリコール成分として1.
4−シクロヘキサンジメタツールを用い、触媒として酸
化チタン0.05モル%とをオートクレーブに入れ、撹
拌下で加熱してエステル交換し、次いで重縮合して、1
,4−シクロヘキサンジメタツールとテレフタル酸及び
イソフタル酸よりなるポリ−1,4−シクロヘキシレン
、ジメチレンテレフタレート系ポリエステルを得た。
一方、テレフタルM100モル%、1,4−シクロヘキ
サンジメタツール100モル%よりなるポリシクロヘキ
シレン−1,4−ジメチレンテレフタレートも同様にし
て重合を行った。比較例として、ポリエチレンテレフタ
レートを常法により重合した。
この2種のポリエステルを300℃で溶融押出し、10
50μの未延伸フィルムを得た。次いで、90〜120
℃にて縦方向に3.3〜3.7倍、100〜130°C
で横方向に3.4〜3.8倍延伸し、更に200〜24
0℃において10〜30秒間熱固定して、厚み75μの
製膜条件の異なった2軸配向フイルムを得た。この様に
して得られた2軸配向フイルムに下記組成の磁性塗布液
を5μの厚さに塗布した。
(磁性塗布液) 7”  Fe 203               
200fi 14 部塩化ビニールー酢酸ビニル共重合
樹脂 (tJcc製■△G +−1)        30重
量部ポリウレタン(日本ポリウレタン 工業製PP−88>         20重回部イソ
シアネー1〜化合物(日本ポリウレタン工業製]ロネー
ト1−]L )    40重置部カーボン(平均サイ
ズ0.5μφ)    20ffiffi部ジメチルシ
ロキサン          2重量部トルエン   
           70重量部メチルエチルケトン
         70重量部シクロヘキサノン   
       70重量部上記塗判を充分に混合撹拌し
、ポリシクロヘキシレン−1,4−ジメチレンテレフタ
レートフィルム士に塗布し、次いでカレンダーロール処
理を施した。この侵、外径20 Cmで内径3,8Ct
nの磁気記録フレキシブルディスクに切抜き、記録再生
装置に15− より配録再生操作を行った。シートレコーダーは360
γpmで回転し、磁気ヘッドの位置はディスクの中心よ
り8 cmとした。トラックの中は300μ、ヘッドの
材質はフェライトであった。磁気記録フレキシブルディ
スクには1MHzの信号を所定の条件で記録し、所定の
条件で再生して、出力エンベロープの差を測定した。こ
の磁気記録フレキシブルディスクの15℃、 60%R
Hの条件及び25℃。
20%RHときのエンベロープは0.2 dB以下であ
った。
ポリ−1,4−シクロヘキシレンジメチレンテレフタレ
ート系ポリエステルを種々に製膜条件を変化させたもの
について、温度・湿度膨張率及びトラックずれテストを
行い、その結果を第1表に示した。
 16− 以上の結果から明らかな通り、温湿度膨張率が適当範囲
のものは実施例1〜6で示したようにトラッキングミス
が改善されており、高温高湿雰囲気において磁気ディス
クの記録再生等の使用が可能であることが判る。これに
対し、比較例1〜3においてはトラッキングミスが発生
している。このように本発明のディスクは高トラツク密
度のフレキシブルディスクとして工業的価値が高いもの
であることが判った。
発明の効果 本発明の磁気記録フレキシブルディスクは、特定のポリ
エステル、即ちポリ−1,4−シクロヘキシレンジメチ
レンテレフタレートを主成分として、長手方向と幅方向
にバランスするように2軸延伸を施したものを基材とし
、このポリエステルフィルムの表面に磁性層を設けたた
ものである。基材フィルムが、所定の温度膨張率と湿度
膨張率とを備えた場合には、磁気ディスクとしてトラッ
ク密度を高めても、トラッキングミスが生じないので、
高密度記録が可能となる利点を備えている。更に、この
磁気ディスクは、記録と再生との温度・湿度条件が相違
してもトラッキングミスがないという利点も備えている
。従って、本発明のフレキシブルディスクは、雰囲気の
変化に耐えられる、適用範囲の広いものである。
特許出願人 帝 人 株 式 会 社 手続補正書 昭和58年8 月7θ日 特許庁長官殿 1、事件の表示 特願昭 58 −60041   号 2 発明の名称 磁気記録フレキシブルディスク 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 大阪市東区南本町1丁目11番地 (300)帝人株式会社 代表者岡本佐四部 明細書の「特許請求の範囲」及び「発明の詳細な説明」
の欄 6 補正の内容 (1)明細書第1頁の特許請求の範囲を別紙の通り訂正
する。
(2)同第4頁9行に、「9〜25」とあるを「9〜3
5」に訂正する。
(3)  同第4頁10行に、[(チRH)jとあるを
[係RH−’ Jに訂正する。
(4)同第4頁12〜13行に、[0〜30X10’(
チRT()−”Jとあるを「0〜3.OX 10−’%
RH″″1.1に訂正する。
(5)  同第8頁11行に、「9〜25」とあるな「
9〜35X10  ℃ 、好ましくは9〜25」に訂正
する。
e)  同第18頁第1表を、別紙の表に訂正する。
以上 2− 別紙 2、特許請求の範囲 ポリエステルフィルム基材に磁性層を設け、かつ表面を
平滑化処理してなる磁気記録ディスクにおいて、ポリエ
ステルフィルムが実質的にポリ−1,4−シクロヘキシ
レンジメチレンテレフタレートからなる二軸配向フィル
ムであり、核フィルムの長手方向及び幅方向を含む面で
の最大の温度膨張率が9〜35X10  ℃ 、最大の
湿度膨張率が0〜8,0XIORH、最大と最小との温
度膨張率の差が0〜8.0×10 ℃ 、及び最大と最
小との湿度膨張率の差がO〜3.OX 10−6壬RI
(”であることを特徴とする磁気記録フレキシブルディ
スク。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ポリエステルフィルム基材に磁性層を設け、かつ表面を
    平滑化処理してなる磁気記録ディスクにおいて、ポリエ
    ステルフィルムが実質的にポリ=1.4−シクロヘキシ
    レンジメチレンチレフタレ−1〜からなる二軸配向フィ
    ルムであり、該フィルムの長手方向及び幅方向を含む面
    での最大の温度膨張率が9〜25x 10″G ℃−1
    ,最大の湿度膨張率がO〜8.Ox 10’ Rl−4
    −+ 、最大と最小との温度膨張率の差がO〜8.OX
     10”−℃” 、及び最大と最小との湿度膨張率の差
    が1〜3.OX 10’%Rトヒ1であることを特徴と
    する磁気記録フレキシブルディスク。
JP58060041A 1983-04-07 1983-04-07 磁気記録フレキシブルデイスク Pending JPS59186120A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58060041A JPS59186120A (ja) 1983-04-07 1983-04-07 磁気記録フレキシブルデイスク
US06/597,692 US4557982A (en) 1983-04-07 1984-04-06 Magnetic recording flexible disc

Applications Claiming Priority (1)

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JP58060041A JPS59186120A (ja) 1983-04-07 1983-04-07 磁気記録フレキシブルデイスク

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JPS59186120A true JPS59186120A (ja) 1984-10-22

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JP58060041A Pending JPS59186120A (ja) 1983-04-07 1983-04-07 磁気記録フレキシブルデイスク

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6282511A (ja) * 1985-10-08 1987-04-16 Teijin Ltd 高密度磁気記録媒体
JPS6284424A (ja) * 1985-10-09 1987-04-17 Teijin Ltd 磁気記録フレキシブルデイスク

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6282511A (ja) * 1985-10-08 1987-04-16 Teijin Ltd 高密度磁気記録媒体
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