JPS5916830B2 - 立体模様塗膜の形成方法 - Google Patents

立体模様塗膜の形成方法

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JPS5916830B2
JPS5916830B2 JP9149876A JP9149876A JPS5916830B2 JP S5916830 B2 JPS5916830 B2 JP S5916830B2 JP 9149876 A JP9149876 A JP 9149876A JP 9149876 A JP9149876 A JP 9149876A JP S5916830 B2 JPS5916830 B2 JP S5916830B2
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coating film
mastic
film
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尭 石川
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は粉粒物を介在した塗膜、所謂リシン塗装面に凹
凸の大きい模様を形成しやすいマスチツク塗料を施して
立体感、豪華さを有する立体模様塗膜の形成方法に関す
る。
一般に平面よりは凹凸のある面が視覚上、深み、 ’1
あるいは立体感がある。
このような塗膜面としては、例えばモルタルリシン面が
あV、それなわの効果を発揮している。しかし、これら
には、その凹凸高さが小さすぎて十分な立体感が感じら
れない。そして、例えば塗膜を厚く形成して、立体感を
増大せんとすると、粉粒物が塗膜面から脱落したク、焼
付時間の延長、不均一散布の困難性のため結局のところ
、その塗膜表面はリシン塗装程度の高低の模様しか形成
できない欠点があつた。本発明は、このような欠点を解
決せんと鋭意研究し、被着面により大きな凹凸模様と凹
凸模様間′ に細い粒状物からなる模様が分布し、かつ
、凹凸模様は粒状物によつて、より被着面とのーー体化
を強化すると共に、立体感を助長した立体塗膜模様を形
成する方法を提案するものである。以下に、本発明に係
る立体模様塗膜の形成方法: について図面を用いて詳
細に説明する。
なお、図面において、同一番号は同一物を意味するもの
である。すなわち、1つの発明は第1図に示すような工
程によつて形成される立体模様塗膜であわ。1は被立体
模様塗膜形成面(以下、単に被着面とフ いラ)で、例
えば金属板(鉄、アルミニウム、銅)、石膏板、スレー
ト板、チップボード、合成樹脂板。
石材などの1つからなるものである。2は下塗ク塗膜で
第1図aに示すように下塗わ塗料をフローコータ、ロー
ルコータ、ハケ等で平滑に約10〜550ミクロン(ウ
ェット)で被着面1に塗つたものであり、被着面1を被
覆すると共に、後記する粒状物を固着するためのもので
ある。
なお、下塗ク塗料としては透明塗料、着色塗料のいずれ
かであV)、その塗膜要素としては、熱硬化アクリル樹
0 脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、アルキッド
樹脂、その他の合成樹脂からなるものである。3は粒状
物で第1図bに示すように被着面1上に形成された下塗
シ塗膜2上に散布するもので、例えば珪砂、打粉、ガラ
ス粒、陶磁器片、パーライ5 卜粒、シラスバルーン、
スレート砕粒、石英粒。
プラスチック粒、およびその他の無機材を粒状に造粒等
したものの1つからなシ、主に小さい凹凸ニ:Z:?m
:叫上*;ニエ+るのに役立つものである。
なお、粒状物3の粒径は任意であるが60.1〜5騙位
が好適であジ、しかも粒状物3は着色されていたシ、生
地そのものであつたジする。4はマスチツク塗膜で第1
図cに示すように粒状物3を被着した下塗ジ塗膜2上に
タイル状吹付材、またはスタツコ状吹付材と称されるマ
スチツク塗料をスプレー、スポンジロー―:ニ坤:C二
種:重中τ亭讐ものである。
さらに説明すると.マスチツク塗料にはアクリル酸エス
テル,酢酸ビニルなどの重合物.または共重合物からな
る合成樹脂エマルジヨン、エポキシ樹脂などの反応硬化
型合成樹脂エマルジヨンなどがある。なお、上記マスチ
ツク塗料には顔料.安定剤6充填材,溶剤等を必要に応
じて添加するものである。また、上記立体模様の一例と
してはクレータ状、ゆずはだ状、はん点状、二;二:紳
;;゛3;:=神;膜2からその頂部までの高さ)は約
0.3〜6龍位あ96その彫9の深さによつて被着面1
の単調さを排除し、表面に起伏した変化を与えて6被着
面1に、意匠性.フアツシヨン性を具備せしめるように
したものである。
そして6被着面1上の下塗ジ塗膜2,マスチツク塗膜4
を常温、または焼付けによつて硬化することによつて人
工美と自然美とが混)合つた外観で、かつ6第1図cに
示すような断面の立体模様塗膜を有する化粧面が形成さ
れるものである。また,もう1つの発明は第2図a−d
に示すように前記発明において、下塗ジ塗膜2上に粒状
物3を散布した後の下塗D塗膜2の全面に上塗ク塗膜5
を上塗9塗料によつて形成した後に前記と同様の工程を
経て立体模様塗膜を有する化粧面を形成する方法である
。なお,この発明では粒状物3上に上塗b塗料を施した
ため,マスチツク塗膜4と粒状物3と下6上塗v塗膜2
,5との一体化を強化すると共に.人工美を強化したも
のである。さらに.もう1つの発明は第1図a−cで説
明した発明において,マスチツク塗膜4に対し、これら
を乾燥6硬化する前にコテ押さえの工程を付加して立体
模様塗膜を形成する方法である。すなわち6第3図a−
cは第1図a−cと同一であり、その後に第3図dに示
すコテ押さえを工程によつてマスチツク塗膜4の頂点を
平坦なスタツコ状に形成するものである。な}6この発
明では粒状物3と下塗り塗膜2.マスチツク塗膜4がよ
く密着すると共に、起伏の人工美6自然美に6平坦なス
タツコ模様を分布して、より立体感のある塗膜の化粧面
としたものである。次ぎに実施例について説明する。
からなる組成である。
そこで6第1図aに示すように被着面1上にフローコー
タによつて下塗D塗料を30ミクロン(ウエツト)塗布
し6下塗り塗膜2を形成する。
次ぎにこの塗料2上に対して3秒後に粒状物3を50〜
100個/Cdの割合となるように自然落下によつて散
布し6次ぎに下塗ジ塗膜2を焼付け固化する。また,上
記した焼付け工程は100℃→3分間→160℃→3分
間→200℃→2分間→250℃→1分間の時間配分で
通過せしめるものである。なふ・6この場合、上記温度
は炉の指示温度であり,かつ、温度ゾーンを区分してい
るのは250℃の区域だけである。このように形成した
被着面1に対し,マスチツク塗料をモルタルガン(空気
圧約2〜8kg/Cd)でスプレー塗装し、これを約2
00℃で3分間焼付けた。この場合の焼付け後の膜厚.
すなわち、マスチツク塗膜4だけの膜厚は約1.5肱あ
つた。そこで、このようにして形成した立体模様の付着
力を試験したところ6標準状態で約9kgf/C!!i
以上あつた。これはマスチツク塗膜4が凹凸した粒状物
3を有する接着面1によく付着し6粒状物3(珪砂)が
この両塗膜2,4の骨材的作用を果たしていたからであ
ると推測される。なお、1は、 つ ゜5 そこで、このような構成材を実施例1と同じ工程で第3
図a−cまで行レ\次ぎにマスチツク塗膜4が未硬化の
うちに,第3図dに示すようにコテでマスチツク塗料の
塊の頂点を押圧して平坦な頂面4aを形成し6スタツコ
状の模様とする。
次ぎにこれを焼付けして立体模様塗膜を完成するもので
ある。上述したように2本発明に係る立体模様塗膜の形
成方法によれば、被着面に下塗り塗膜を介して粒状物を
確実に固着すると共に露出し、その上にマスチツク塗膜
を形成したため、マスチツク塗膜と粒状物の一体化を強
化でき、しかも樹脂成分からなる塗膜にマスチツク塗膜
が接着しやすいことが相乗的に作用してマスチツク塗膜
が被着面から脱落したf).剥離した9することがない
特徴がある。
また、大きい塊のマスチツク塗膜と細い粒状物との分布
は人工美と自然美を醸し出し、立体感のある外観を形成
しうる特徴がある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明に係る立体模様を形成する方法
の工程順を示す説明図である。 1・・・・・・被立体模様塗膜形成面62・・・・・・
下塗り塗膜.3・・・・・・粒状物、4・・・・・・マ
スチツク塗膜。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 被立体模様塗膜形成面に下塗り塗料を塗布し、その
    上に粒状物を散布すると共に固着し、次ぎにその上にマ
    スチツク塗料を塗布したことを特徴とする立体模様塗膜
    の形成方法。 2 被立体模様塗膜形成面に下塗り塗料を塗布し、その
    上に粒状部を散布すると共に固着し、次ぎにその上に上
    塗り塗料を塗布し、その上にマスチツク塗料を散布した
    ことを特徴とする立体模様塗膜の形成方法。 3 被立体模様塗膜形成面に下塗り塗料を塗布し、その
    上に粒状物を散布すると共に固着し、次ぎにその上にマ
    スチツク塗料を塗布し、その後にマスチツク塗料をコテ
    押さえしてマスチツク塗膜をスタツコ状に仕上げたこと
    を特徴とする立体模様塗膜の形成法。
JP9149876A 1976-07-31 1976-07-31 立体模様塗膜の形成方法 Expired JPS5916830B2 (ja)

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JPS5316740A JPS5316740A (en) 1978-02-16
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ID=14028067

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Families Citing this family (5)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5688164A (en) * 1979-12-20 1981-07-17 Tokyo Shibaura Electric Co Inputtwork training machine
JPS56137381A (en) * 1980-03-28 1981-10-27 Tokyo Shibaura Electric Co Keying trainer
JPS5896664A (ja) * 1981-12-05 1983-06-08 Meiken Kagaku Kogyo Kk 天然石模様を形成する被覆組成物
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JPH0194985A (ja) * 1987-03-27 1989-04-13 Ishii:Kk 立体表示が可能な塗料及び表示方法並に立体表示板

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JPS5316740A (en) 1978-02-16

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