JP2020131114A - 粒状色材含有塗料の塗装方法 - Google Patents

粒状色材含有塗料の塗装方法 Download PDF

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Abstract

【課題】多彩塗料や石材調塗料などの粒状色材の粒により構成された粒状色材含有塗料を塗装用ローラーにより容易に塗装を行うことができ、その仕上がりも良好な塗装面を得ることができる塗装方法を提供することにある。【解決手段】下塗塗料を塗装用ローラーにより塗布し乾燥後に、複数色の粒状色材により構成される粒状色材含有塗料を塗装用ローラーで凹凸状に塗装する塗装方法であって、粒状色材含有塗料のベース色が下塗塗料の色との色差がΔE=10以下であることにより、多彩塗料や石材調塗料などの粒状色材の粒により構成された粒状色材含有塗料を塗装用ローラーにより容易に塗装を行うことができ、その仕上がりも良好な塗装面を得ることができる。【選択図】なし

Description

本開示は、建物など構造物の内外壁表面の塗装を行うための塗装方法であり、特に粒状色材含有塗料を仕上げるための粒状色材含有塗料の塗装方法に関するものである。
従来、建物など構造物の内外壁表面には、その表面の美装と保護の目的で、塗料を用いて塗装されることが多い。
この美装のためにゲル化した着色粒子を分散させた多彩塗料や有色の骨材を含有させた石材調塗料などが使われることがある。
このような多彩塗料や石材調塗料などの粒状色材含有塗料を用いて塗装を行った壁面などの仕上がりは、その粒状色材の粒により構成され、多彩感のある美装されたものとなる。
しかし、これら粒状色材含有塗料の塗装には、塗装用ローラーによる塗装が
難しく、主にスプレーガンなどを用いたスプレー塗装が行われることが多い。
そのため、これらの塗料の塗装時は、塗料飛散などの問題や塗装の難しさもある。
粒状色材含有塗料を塗装用ローラーで塗装した場合、粒状色材が塗装面に均等に散らばることがなく、塗装方向に筋状に並ぶことなどがある。又、所望の粒状色材が塗装面に付着せずに塗装用ローラーに残ったままの状態の場合もある。
このように塗装面に対して、多彩感のある均一な仕上がりとならないことが多い。
これらのことにより、塗装下地に対して水系多彩塗料を配り塗りローラーで均一に配り塗りし、次いで配り塗りした塗料を押さえ具で一定方向に引き押さえて仕上げる水系多彩柄仕上材の施工方法(特許文献1)が提案されている。
これは、塗装下地に対して水中にゲル化した着色粒子が分散した状態の水系多彩塗料をローラーで均一に簡単に配り塗りし、引き押えて仕上げ、配り塗りした塗料を一定方向に引き押さえ、不均一な塗装面が押しつぶされて、より少量の材料で下地の隠蔽性の高い均一な模様に仕上がるのである。
ローラーの配り塗りの際の材料の塗布むら、塗継部分の継ぎむらも引き押さえることで均一に仕上げ、塗装時の塗料飛散も低減させることができる。
特開2006−326494号公報
しかしながら、特許文献1の水系多彩柄仕上材の施工方法では、ローラーの配り塗りの際の材料の塗布むら、塗継部分の継ぎむらも引き押さえることにより均一に仕上げることができるが、その押え方により筋などができ良好な仕上がりとならない場合がある。
これは、引き押えすることで、仕上材に分散されている着色粒子が潰れ、引き方向に流れたようになることがある。
また、着色粒子が潰れることで、その潰れ方により所望した意匠感にならない場合もある。更に、配り塗りした後に引き押えするため、仕上材の乾燥の程度により、つまり、工程間隔により引き押えによるむらも生じることもある。
この引き押えには、技術が必要で容易に行うことが難しく、その塗装工程も複雑なものである。
本開示は、多彩塗料や石材調塗料などの粒状色材の粒により構成された粒状色材含有塗料を塗装用ローラーにより容易に塗装を行うことができ、その仕上がりも良好な塗装面を得ることができる塗装方法を提供することにある。
下塗塗料を塗装用ローラーにより塗布し乾燥後に、複数色の粒状色材により構成される粒状色材含有塗料を塗装用ローラーで凹凸状に塗装する塗装方法であって、粒状色材含有塗料のベース色が下塗塗料の色との色差がΔE=10以下である。
これにより、多彩塗料や石材調塗料などの粒状色材の粒により構成された粒状色材含有塗料を塗装用ローラーにより容易に塗装を行うことができ、その仕上がりも良好な塗装面を得ることができる。
下塗塗料に平均粒径150〜800μmの範囲の骨材が含まれることで、より粒状色材が固定され易く、安定した仕上がりを得ることができる。
前記塗装用ローラーがスポンジ状のものであることにより、塗料を比較的多く含むことができるので一度に塗る面積が広くなり、効率的に作業することができる。
被塗装面がタイル模様調で、タイル部と目地部が凹凸により形成され、そのタイル部の短辺が塗装用ローラーの長さより短いものである。
これにより、塗装ローラーによる塗り継ぎが目立ち難く良好な仕上がりとなる。
本開示の実施形態を詳細に説明する。
本開示の粒状色材含有塗料の塗装方法は、下塗塗料を塗装用ローラーにより塗布し乾燥後に、複数色の粒状色材により構成される粒状色材含有塗料を塗装用ローラーで凹凸状に塗装する塗装方法であって、粒状色材含有塗料のベース色が下塗塗料の色との色差がΔE=10以下である。
まず、色差(ΔE)とは、粒状色材含有塗料のベース色と下塗塗料の色との差のことで、色の違いを数値化したものであり、JIS K 5600−4−6にその測定方法が記載されている。
基準とする粒状色材含有塗料のベース色を測定し、対象となる下塗塗料の色を測定し、その色との色差(ΔE)を求める。
この色差(ΔE)は、ΔL*=L*(基準)−L*(対象),Δa*=a*(基準)−a*(対象),Δb*=b*(基準)−Δb*(対象)としたときに、ΔE=(ΔL*+Δa*+Δb*0.5で表される。
粒状色材含有塗料は、ゲル状着色粒子を使った多彩塗料や有色骨材を使った石材調塗料などの粒状色材と合成樹脂とを主成分とした塗料のことである。
この粒状色材含有塗料を後述する下塗塗料を塗布した後に、塗装用ローラーで凹凸状に塗装することで、被塗装面に良好な意匠を得ることができるものである。
つまり、下塗塗料で得られる塗膜の色と粒状色材含有塗料での塗膜の色が近似(色差ΔE=10以下)であり、凹凸状に塗装された粒状色材含有塗料の塗膜の凹部が透けることがあっても斑にならず塗装面を得ることができる。
また、粒状色材含有塗料を凹凸状に塗装することで、凸部毎に独立した状態とし、その粒状色材のよりなど斑を少なくすることができ、塗装面が凹凸状となり、その仕上がりに重厚感をもたらすことができる。
この粒状色材含有塗料の中でもゲル状着色粒子を使った多彩塗料は、複数のゲル状着色粒子を単色塗料やクリヤー塗料の塗料など合成樹脂中に分散させたものであり、形成された塗膜は、その粒子が塗膜中に粒状の形で存在した多彩感のある意匠を容易に得ることができるものである。
この多彩塗料は、後述される石材調塗料に比べ、比較的薄膜で多彩感のある仕上がることができるため好ましく用いられる。
この多彩塗料に使われるゲル状着色粒子とは、塗料や着色液などの液状の色材をゲル状の粒子にしたものであり、その塗料の溶媒を含んだ柔らかい状態で形状を保持したものである。
ゲル状着色粒子の形状は、球状に限らず、楕円形状,円盤状,円筒状,それらに類似した形のものや円形に近い不定形な略球状のものも含まれる。
ゲル状着色粒子の大きさが45〜1500μmの範囲のものが好ましく、色や大きさの異なったゲル状着色粒子が複数混在した場合の塗膜に陰影感が生じ立体感のある意匠性であり、鮮明な多彩模様と自然な風合いを有する優れたものとなる。
その大きさが45μmより小さい場合では、粒状色材含有塗料により形成された塗膜のベース色が他のゲル状着色粒子にかぶり、その多彩感に影響を及ぼすことがある。1500μmより大きい場合では、塗装時に塗装用ローラーが詰まり、塗装の斑を生じることがある。
ゲル状着色粒子の大きさが45〜1500μmの範囲のものが、塗装面に60%以上を占めている場合が好ましく、このことにより、多彩塗料の多彩感が良く表現できるものである。
60%より少ない場合では、多彩感が若干劣ることもあり、塗装による斑も発生することがあり良好な仕上がりを得ることができないことがある。
この多彩塗料の塗布量は、150〜800g/mとなるように塗布するのが好ましく、この範囲内であれば、ゲル状着色粒子により形成されたものだけではなく、立体感、陰影感を有し、かつ、下地も透けて見え、複雑な深みのある意匠的に優れたものとなる。
また、その塗膜の厚みは、20〜500μmの範囲が好ましく、被塗物を十分に被覆することができ、耐候性に優れた塗装物を得ることができる。
ゲル状着色粒子の固形分が10〜40重量%の範囲で、樹脂分が5〜25重量%の範囲であり、その大きさが45〜1500μmの範囲であるため、塗料中のゲル状粒子の形状安定性がより優れ、多彩塗料による塗膜においても鮮明な粒子を表現できるものである。
有色骨材を使った石材調塗料とは、複数の有色骨材をクリヤー塗料などの合成樹脂に分散させたものであり、形成された塗膜は、多彩塗料同様に、その粒子が塗膜中に粒状の形で存在した多彩感のある意匠を容易に得ることができるものである。
有色骨材とは、珪砂などの天然砂、珪石,寒水石,大理石,御影石を含む天然石の粉砕物、陶磁器粉砕物、ガラス,プラスチックからなるビーズ、黒曜石,真珠岩,ガラス粉を発泡体とした軽量骨材、などがあり色の付いた骨材のことで、これら有色骨材を粒度調整して用いることが多い。
また、これら有色骨材に着色を施し、色を安定させた着色骨材もある。更に、ガラスを略球状にしたガラスビーズや合成樹脂を略球状にしたものなども含まれる。
この中でも着色骨材が粒度や色が安定するため好ましく用いられる。この着色骨材は、珪砂や寒水砂などの骨材に着色を施すためのものであり、この骨材の表面に塗料などの着色材で被覆層を設けるものである。
有色骨材の粒度は、45〜1500μmの範囲のものが好ましく、45〜1000μmの範囲のものがさらに好ましい。
この粒度が45μmより小さい場合では、粒状色材の多彩感を表現することが難しく、1500μmより大きい場合では、塗装用ローラーでの塗装が難しいことがある。
このゲル状粒子や有色骨材を混合するクリヤー塗料などの合成樹脂は、粒状色材含有塗料の結合材であり、被塗布面と粒状色材含有塗料とを結合するものである。
また、粒状色材の色やその質感を生かし、意匠感を高めるために乾燥し造膜した後に透明となるものであることが好ましいものである。
この合成樹脂は、アクリル樹脂,ウレタン樹脂,塩化ビニル樹脂,シリコーン樹脂,酢酸ビニル樹脂,ポリエステル樹脂,スチレン樹脂,フッ素樹脂などの樹脂を単独又は共重合したもの、これら樹脂を有機溶媒に溶解させたもの、エマルションとして水に分散させたものが使用される。
塗料の使いやすさ、製造の容易さ、入手の容易さより合成樹脂エマルションが好ましく用いられる。
合成樹脂エマルションは、乳化重合のような常用の重合技術で製造することができる一般的なもので良く、塗料適性,塗膜の物性,入手の容易性などの点から、アクリル樹脂、スチレン樹脂より製造されたアクリル系合成樹脂エマルション及びアクリルスチレン系合成樹脂エマルションが好ましい。
この粒状色材含有塗料には、その他の添加剤としての低沸点アルコール,高沸点溶剤,界面活性剤,増粘剤,着色顔料,難燃剤,pH調整剤,防腐剤等のような一般に塗料製造に配合されている成分を使用することができる。
高沸点溶剤は、造膜助剤や防凍剤として用いられ、界面活性剤は、消泡剤,分散剤,湿潤剤などとして用いられる。増粘剤は、粘度及び粘性調整のために用いられる。
難燃剤としては、水酸化アルミニウム,ハロゲン系、リン系、三酸化アンチモン系化合物などがある。又、必要により酸化チタンなどの白色顔料や炭酸カルシウムなどの充填材を添加することもできる。
このようなものにより粒状色材含有塗料は構成される。この粒状色材含有塗料のベース色は、比較的細かい粒状色材により構成される色であり、その塗料や塗膜の地色となるものである。
この色と下塗塗料で得られる塗膜の色とが近似(色差ΔE=10以下)に調整されることになる。
下塗塗料は、粒状色材含有塗料の塗装前に被塗装面に塗布するもので、下塗塗料で得られる塗膜の色が粒状色材含有塗料の塗膜の色と近似(色差ΔE=10以下)である必要がある。
これにより、多彩塗料や石材調塗料などの粒状色材の粒により構成された粒状色材含有塗料を塗装用ローラーにより容易に塗装を行うことができ、その仕上がりも粒状色材含有塗料の塗膜が薄い凹部であっても同色の仕上がりとなり、良好な塗装面を得ることができる。
この下塗塗料は、必要な色に調色できるものであり、被塗装面との密着が良好であり、粒状色材含有塗料との密着も良好なものであるものであれば良く、好ましくは、部分的に露出する場合もあるため、耐候性などの耐久性の優れたものが良い。
下塗塗料は、一般的に市販されているようなもので良く、合成樹脂を主成分とし、白色顔料,着色顔料,フィラー成分を含有するものである。
また、その他に低沸点アルコール,高沸点溶剤,界面活性剤,増粘剤,難燃剤,pH調整剤,防腐剤等のような一般に塗料製造に配合されている添加成分が使用されることが多い。
さらに、セメントやコロイダルシリカなどの、無機系結合材を添加する場合もある。
この合成樹脂には、合成樹脂エマルションが多く用いられ、これをバインダーとする水系下塗塗料が良く使われる。この水系下塗塗料により、粒状色材含有塗料との密着性がより優れたもので、耐久性の優れたものとなる。
この合成樹脂エマルションは、粒状色材含有塗料と同様で、乳化重合のような常用の重合技術で製造することができる一般的なもので良く、アクリル樹脂,シリコーン樹脂,スチレン樹脂,ウレタン樹脂,フッ素樹脂などの樹脂により製造された合成樹脂エマルションなどが挙げられる。
また、白色顔料,フィラー成分のいずれか1種又は2種を含むことにより、比較的厚膜の下塗層を形成することができ、下地の色や多少の凹凸などを隠すことができることで、仕上がりがより良好なものとなる。
この白色顔料は、酸化チタン,亜鉛華などがあり、主に下地の色を隠し、粒状色材含有塗料の仕上がりを良好とするためのものである。
フィラー成分には、炭酸カルシウム,珪藻土,カオリン,タルク,クレー,ベントナイト,ホワイトカーボン,ガラスビーズ,プラスチックビーズ,水酸化アルミニウムや珪砂などが挙げられ、塗膜にボリュームを与えることで、下地の凹凸の程度を低減させることができるものである。
このフィラー成分の平均粒子径は、150μm以下のものが用いられることが多く、炭酸カルシウム,珪藻土,水酸化アルミニウムや珪砂が容易に入手することができるため好ましく用いられる。
また、着色のための着色顔料を加え、粒状色材含有塗料のベース色に調整する。この着色顔料には、酸化鉄などの無機系の顔料や有機系顔料などがある。
これら白色顔料,体質顔料などの顔料の含有量は、下塗塗料の顔料体積濃度(PVC)が、10%〜80%になる範囲が好ましく、30〜70%の範囲がより好ましい。
この顔料体積濃度が10%より少ない場合には、下塗塗料により形成される塗膜の隠ぺい性が低下し、80%を超える場合には、塗膜の樹脂量が少なく、耐久性や仕上がりに影響を与えることがある。
そのため、この範囲内で必要に応じた顔料体積濃度を調整するが、30〜70%の範囲に調整することで、より仕上がりが良好なものとなる。
30重量%より少ない場合には、下地の凹凸などを目立たなく仕上げることが難しく、70重量%を超える場合には、粒状色材含有塗料の仕上がりで、所望の艶を得ることができないなどその仕上がりが悪い場合がある。
この下塗塗料に平均粒径150〜800μmの範囲の骨材が含まれることが好ましい。これにより、より粒状色材が固定され易く、安定した仕上がりを得ることができる。
つまり、この骨材により、塗膜に粒状色材が引っ掛かり易くなり下塗塗料による塗膜に着きやすくなる。又、塗装用ローラーが滑ることなく安定した回転により、塗装することができる。
この骨材には、寒水砂や珪砂などが用いられることが多く、その含有量は、下塗塗料に対して、20〜50重量%の範囲が好ましい。この範囲であることにより、塗布することが比較的容易なものとなる。
次に、塗装用ローラーは、下塗塗料や粒状色材含有塗料を被塗装面に対して塗装を行うためのものであり、一般的に市販されているものを使うことができる。
この塗装用ローラーは、塗装用ローラーカバーをローラー器具に装着することにより塗装が可能な塗装用ローラーとなる。
塗装用ローラーカバーは、円筒状部材と塗料保持層により構成される。この塗料保持層は、その内部に塗料を含ませることができる空間が有り、塗料に浸し圧力を掛け、変形させ圧力を開放すると空間の空気と置換される形で液体を吸い取り塗料を保持することができる。
このように保持された塗料は、被塗装面に接し、塗装時の圧力により放出され、塗装することができる。
塗料保持層は、下塗塗料や粒状色材含有塗料を含めることができるもので、繊維毛状のものやスポンジ状のものが用いられる。
多くの場合、繊維毛状のものが使われ、この塗装用ローラーは、円筒状部材に繊維毛を植毛して作られているもので、ウールローラーと呼ばれるものなどがあり、繊維毛状が羊毛状のものを用いたものがある。
このウールローラーは、毛丈,素材,サイズや形状などの異なったものが多様にある。
ウールローラーは、大きく分けると3種類に分類でき、円筒状部材の表面から毛先までの長さ(以下、毛足)で分類されている。この毛足が塗料保持層になる。
毛足が4〜5mm程度と短い短毛ローラー,毛足が13mm程度と中程度の長さの中毛ローラーや毛足が20mm以上の長さを持つ長毛ローラーがある。
この短毛ローラーは、毛足が短いことから滑らかな仕上がり得ることができ、塗装を均一に保ちやすく、外壁の模様をそのまま活かした状態で塗装する場合に用いられることが多い。
中毛ローラーは、最も広く使われているウールローラーで、長毛ローラーは、凸凹のある塗装面でも毛足が長いので容易に塗装することができるものである。
スポンジ状の塗装用ローラーは、スポンジローラーや砂骨ローラーと呼ばれ、そのスポンジの厚みや空隙を変えることで、塗料保持層を調整することができる。
また、一度に多くの塗料を含ませることができ、十分な量の塗料を均一に塗装することができる。
この塗装用ローラーは、粒状色材含有塗料の塗装の場合にスポンジ状の塗装用ローラーが好ましく用いられる。
このスポンジの空隙による模様を利用して、粒状色材含有塗料を安定的な凹凸に塗装することができる。又、比較的多く含むことができるので一度に塗る面積が広くなり、塗料保持層の弾力性のある空隙が下塗塗料により形成された塗膜に対してもよく馴染み、効率的に作業することができる。
塗装用ローラーの塗料保持層の長さは、50〜300mmの範囲のものが好ましく用いられる。50mmより小さい場合では、塗装作業での塗り継ぎが多くなり、塗装斑が目立つことがある。
また、300mmより大きい場合では、扱い難いことがある。100〜200mmの範囲のものであれば作業が行い易く、塗り継ぎが比較的少なくなるためより好ましいものである。
塗料保持層の外径が直径で20〜75mmの範囲が好ましく、この範囲であることで、塗装作業性に適したものであり、保持することができる塗料の量が適切となり、安定的に塗装することができるものである。
これらにより本開示の塗装方法は、被塗装面に塗装される。この被塗装面には、建築物の壁面を構成するコンクリート,モルタル,ALCパネル,サイディングボード,押出成型板,石膏ボード,スレート,セラミック,プラスチック,木材,石材,タイル等の種々の対象物に塗布することが可能である。
この被塗装面がタイル模様調で、タイル部と目地部が凹凸により形成され、そのタイル部の短辺が塗装用ローラーの長さより短いものである場合、塗装用ローラーによる塗り継ぎが目立ち難く良好な仕上がりとなる。
これは、そのタイル部が塗り継ぐことが無く塗装することができることで、より塗装での斑が少なくなるためである。
これらにより構成される塗装方法を実施形態により詳細に説明する。
実施形態1では、建築物の壁面に対して塗装を行った。この建築物は、鉄筋コンクリートで建設され、その塗装の対象は、コンクリート面であり、粒状色材含有塗料として多彩塗料1と下塗塗料Aを用意した。これらの塗料は、グレー系の塗料であった。
この下塗用塗料Aとは別に、黒系の下塗用塗料Bも用意した。これは、仕上がりの比較用とするためで、塗装対象面とは別に1m×1mのスレート板を用意し、そのスレート板に塗布することとした。
塗装対象であるコンクリート面には、養生などを行い、欠損部への補修やプライマー処理を行った。
多彩塗料1と下塗塗料Aは、どちらもグレー系の色であり、その色差は、ΔE=3.2であった。多彩塗料1と下塗塗料Bは、グレー系と黒系と色調が異なるもので有ったため、その色差は、ΔE=6.5であった。
この色差の測定は、それぞれの塗料を台紙になるべく平坦になるように塗布し、塗膜を形成させ、その塗膜の色をJIS K 5600−4−6に準じた測定方法で、色差計を用いて、その測定を行い、その差を求めた。
多彩塗料1の測定部分は、ベース色となるグレー部分の色について測定した。
このゲル状着色粒子を使った多彩塗料1は、複数の近い不定形な略球状のゲル状着色粒子をアクリル樹脂エマルションのクリヤー塗料の塗料に分散させたものであった。
この多彩塗料1を構成するゲル状着色粒子の多くは、グレー色のもので、その粒子径が45〜800μmであり、その中に1000μm程度の白,黒のゲル状着色粒子を含むものであった。
下塗塗料Aと下塗塗料Bは、色のみ異なる塗料で、これら下塗塗料には、一般的に市販されているもので、アクリル合成樹脂エマルションを主成分としたものであった。
白色顔料として酸化チタンを用い、炭酸カルシウムをフィラー成分とし、無機系のカーボンブラックを着色顔料として使って、グレー色と黒色に調色したものである。これら下塗塗料の顔料体積濃度(PVC)は65%程度であった。
この下塗塗料A,Bのそれぞれに平均粒径500μmの珪砂を骨材として、下塗塗料に対して、40重量%混合した。
多彩塗料1の塗装に用いた塗装用ローラーカバーは、塗料保持層がスポンジ状の砂骨ローラーを用いた。この砂骨ローラーはスポンジの目が細かいものであった。塗装用ローラーカバーをローラー器具に装着し塗装用ローラーとした。
下塗塗料A,Bの塗布に用いた塗装用ローラーは、円筒状部材に繊維毛を植毛して塗料保持層が作られているウールローラーで、その毛足が13mm程度と中程度の長さの中毛ローラーを塗装用ローラーカバーとし、その塗装用ローラーカバーをローラー器具に装着し用いた。
これらの塗装用ローラーの塗料保持層の長さは、200mmで、その外径が直径で50mmのものであった。
これらの塗料や塗装用ローラーを用意し、塗布及び塗装を行った。下塗塗料A,Bを中毛の塗装用ローラーにより塗布を行った。その表面は、混合した骨材のためザラザラした状態となった。
この表面に多彩塗料1の塗装を行った。この塗装には、砂骨ローラーのスポンジの目が細かいものであったため、塗装後の表面には、このスポンジの空隙による模様ができ、小さめの凹凸に塗装することができた。この時の塗布量は、500g/m程度であった。
また、多彩塗料1を比較的多く含ませることができ、塗る面積が広くなり、スポンジの弾力性のある空隙が下塗塗料により形成された塗膜に対してもよく馴染み、効率的に作業することができた。
下塗塗料A,Bにより形成された塗膜の骨材に多彩塗料1が引っ掛かり易く、塗装用ローラーが滑ることなく安定した回転により、塗装することができる。
塗料の乾燥後に塗装面とスレート板を確認した。多彩塗料1の膜厚は、平均で100μm程度であった。
どちらも粒状色材含有塗料を凹凸状に塗装することで、凸部毎に独立した状態とし、そのゲル状着色粒子のよりなどが少なくすることができ、塗装面が凹凸状となり、その仕上がりに重厚感をもたらすことができた。
コンクリート面に塗装した仕上がりは、色の斑もなく良好な仕上がりとなった。しかしながら、スレート板に塗装した方は、部分的に下塗塗料Bの黒色が目立ち色斑になっている部分があった。これは、多彩塗料1により形成された塗膜の凹部が斑になって存在しているため、その部分が透けて、下塗塗料Bの塗膜の色が目立ったためである。
このように多彩塗料1を塗装用ローラーにより容易に塗装を行うことができ、凹凸状に塗装された多彩塗料1の塗膜の凹部が透けることがあっても斑にならず、同色で塗装されたかのような仕上がりとなり、良好な塗装面を得ることができる。
次の実施形態2では、タイル状のサイディングボードにより外壁が構成されている建築物の壁面に対して塗装を行った。この建築物は、戸建て住宅の塗り替えであり、既存塗膜の表面への塗装であった。
この塗装には、粒状色材含有塗料として石材調塗料1と下塗塗料Cを用意した。これらの塗料は、クリーム系の色の塗料であった。
この場合も前記実施形態1と同じく、下塗用塗料Cとは別に、赤系の下塗用塗料Dも用意した。これは、仕上がりの比較用とするためで、塗装対象面とは別に1m×1mのスレート板を用意し、そのスレート板に塗布することとした。
塗装を行う前に、その被塗装面に対して、洗浄を行い、必要な部分の養生などを行い、欠損部への補修やプライマー処理も行った。
石材調塗料1と下塗塗料Cは、どちらもクリーム系の色であり、その色差は、ΔE=1.3であった。石材調塗料1と下塗塗料Dは、クリーム系と赤系と色が異なるもので有ったため、その色差は、ΔE=7.2であった。
石材調塗料1の測定部分は、ベース色となるクリーム部分の色について測定した。
この有色骨材を使った石材調塗料1は、寒水砂や着色骨材をアクリル樹脂エマルションに分散させたものであった。
この石材調塗料1を構成する寒水砂や着色骨材の粒子径は、45〜500μmであり、その中に1000μm程度の黒の着色骨材を含むものであった。
下塗塗料Cと下塗塗料Dとは、色のみ異なる塗料で、これら下塗塗料には、一般的に市販されているもので、アクリルスチレンの合成樹脂エマルションを主成分としたものであった。
白色顔料として酸化チタンを用い、炭酸カルシウムをフィラー成分とし、無機系の着色顔料を使って、クリーム色と赤色と異なる色に調色したものである。これら下塗塗料の顔料体積濃度(PVC)は55%程度であった。
これら下塗塗料に平均粒径800μmの珪砂を骨材として、下塗塗料に対して、50重量%混合した。
石材調塗料1と下塗塗料C,Dの塗装に用いた塗装用ローラーカバーは、塗料保持層がスポンジ状の砂骨ローラーを用いた。石材調塗料では、この砂骨ローラーのスポンジの目がやや細かいものを用い、下塗塗料C,Dでは、この砂骨ローラーのスポンジの目がやや粗いものを用いた。この塗装用ローラーカバーをローラー器具に装着し塗装用ローラーとした。
これらの塗装用ローラーの塗料保持層の長さは200mmで、その外径が直径で60mmのものであった。
このような塗料や塗装用ローラーを用意し、塗装を行った。下塗塗料C,Dを砂骨ローラーにより塗付を行ったため、その表面の凹凸が大きく、混合した骨材のためザラザラした状態となった。
この表面に石材調塗料1の塗装を行った。この塗装には、砂骨ローラーのスポンジの目がやや細かいものであったため、塗装後の表面には、このスポンジの空隙による模様と下塗塗料C,Dにより形成された凹凸とにより、その塗装面は、凹凸が強調された塗膜を得ることができた。この時の塗布量は、800g/m程度であった。
また、これも塗料を比較的多く含ませることができ、塗る面積が広くなり、スポンジの弾力性のある空隙が下塗塗料により形成された塗膜に対してもよく馴染み、効率的に作業することができた。
どちらも下塗塗料C,Dにより形成された塗膜の骨材に石材調塗料が引っ掛かり易く、塗装用ローラーが滑ることなく安定した回転により、塗装することができた。
塗料の乾燥後にサイディング面とスレート板を確認した。石材調塗料1の膜厚は平均で1mm程度であった。
どちらも石材調塗料1を凹凸状に塗装することで、凸部毎に独立した状態で、寒水砂と着色骨材の粒を斑なく確認することができ、塗装面が凹凸状となり、その仕上がりにより重厚感をもたらすことができた。
コンクリート面に塗装した仕上がりは、色の斑もなく良好な仕上がりとなった。しかし、スレート板に塗装した方は、部分的に下塗塗料の赤色が確認され、斑な仕上がりとなった。これは、石材調塗料1により形成された塗膜の凹部が斑になっているため、その部分が透けて、下塗塗料の塗膜の色が目立ったためである。
このように石材調塗料1を塗装用ローラーにより容易に塗装を行うことができ、凹凸状の塗膜の凹部が透けることがあっても斑にならず、同色で塗装されたかのような仕上がりとなり、良好な塗装面を得ることができる。
また、このサイディングボードがタイル状模様で、そのタイル状模様のみに石材調塗料1を塗装したものであり、そのタイル状模様毎に塗装を行ったため、塗装に際しての塗り継ぎもなく仕上げることができた。
以上のように、この実施形態によれば次のような効果が発揮される。
下塗塗料を塗装用ローラーにより塗布し乾燥後に、複数色のゲル状色材により構成される多彩塗料を塗装用ローラーで凹凸状に塗装する塗装方法であって、多彩塗料のベース色が下塗塗料の色との色差がΔE=10以下である。
これにより、塗装用ローラーにより容易に塗装を行うことができ、その仕上がりも良好な比較的薄膜で多彩感のある塗装面を得ることができる。
ゲル状着色粒子の大きさが45〜1500μmの範囲のものであることにより、色や大きさの異なったゲル状着色粒子が複数混在した場合の塗膜に陰影感が生じ立体感のある意匠性であり、鮮明な多彩模様と自然な風合いを有する優れたものとなる。
ゲル状着色粒子の大きさが45〜1500μmの範囲のものが、塗装面に60%以上を占めていることにより、多彩塗料の多彩感が良く表現できるものである。
多彩塗料の塗布量が150〜800g/mとなるように塗布することにより、ゲル状着色粒子により形成されたものだけではなく、立体感、陰影感を有し、かつ、下地も透けて見え、複雑な深みのある意匠的に優れたものとなる。
多彩塗料により形成された塗膜の厚みが20〜500μmの範囲であることにより、被塗物を十分に被覆することができ、耐候性に優れた塗装物を得ることができる。
下塗塗料の顔料体積濃度(PVC)が、10%〜80%になる範囲であることにより、より粒状色材が固定され易く、下地の色など隠すことができ安定した塗膜の耐久性の仕上がりを得ることができる。


Claims (4)

  1. 下塗塗料を塗装用ローラーにより塗布し乾燥後に、複数色の粒状色材により構成される粒状色材含有塗料を塗装用ローラーで凹凸状に塗装する塗装方法であって、
    粒状色材含有塗料のベース色が下塗塗料の色とΔE=10以下である粒状色材含有塗料の塗装方法。
  2. 下塗塗料に平均粒径25〜800μmの範囲の骨材が含まれる請求項1に記載の粒状色材含有塗料の塗装方法。
  3. 粒状色材含有塗料の塗装に用いられる塗装用ローラーがスポンジ状のものである請求項1に記載の粒状色材含有塗料の塗装方法。
  4. 被塗装面がタイル模様調で、タイル部と目地部が凹凸により形成され、そのタイル部の短辺が塗装用ローラーの長さより短いものである請求項1〜請求項3のいずれかに記載の粒状色材含有塗料の塗装方法。

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