JPS59166543A - ポリプロピレン製丁番用樹脂組成物 - Google Patents
ポリプロピレン製丁番用樹脂組成物Info
- Publication number
- JPS59166543A JPS59166543A JP3968583A JP3968583A JPS59166543A JP S59166543 A JPS59166543 A JP S59166543A JP 3968583 A JP3968583 A JP 3968583A JP 3968583 A JP3968583 A JP 3968583A JP S59166543 A JPS59166543 A JP S59166543A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ethylene
- propylene
- composition
- polypropylene
- mfr
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
詳しくは屈曲部材と支持部材とを接合して一体に成形さ
れたポリプロピレン製丁番用組成物に関する。
れたポリプロピレン製丁番用組成物に関する。
ポリプロピレンは優れた耐折曲げ疲労性を有しており、
この特性は成形品に薄肉部を設けここを屈曲部ど１〜で
使用する成形品２例えば器と本体とが一体に成形された
各種容器あるいは自動車のアクセルペダル等に応用され
ている。これら所謂一体ヒンジ構造の成形品は、屈曲部
材と非屈曲部材（以下支持体という）とけ同一の樹脂か
ら成り。
この特性は成形品に薄肉部を設けここを屈曲部ど１〜で
使用する成形品２例えば器と本体とが一体に成形された
各種容器あるいは自動車のアクセルペダル等に応用され
ている。これら所謂一体ヒンジ構造の成形品は、屈曲部
材と非屈曲部材（以下支持体という）とけ同一の樹脂か
ら成り。
その成形に際し樹脂は屈曲部に相当する金型の狭い空隙
を通って一方の支持体に相当するキャビティーから他方
の支持体に相当するキャビティーに充填される。従って
成形の容易さの観点からは流動性の高い樹脂が好ましい
が、一方成形品の強度や屈曲部の強度を高めるためには
流動性の低い樹脂を用いねばならず、このことが大形成
形品の製造に対する大きな障害となっていた。
を通って一方の支持体に相当するキャビティーから他方
の支持体に相当するキャビティーに充填される。従って
成形の容易さの観点からは流動性の高い樹脂が好ましい
が、一方成形品の強度や屈曲部の強度を高めるためには
流動性の低い樹脂を用いねばならず、このことが大形成
形品の製造に対する大きな障害となっていた。
本発明者らは従来の一体ヒンジ構造の上記問題点の解決
に欽意努力の結果、ポリプロピレン製丁番を成形する際
に予め成形して得た屈曲部材を支持部材に接合すること
により強度並びに成形性の優れたポリプロピレン製丁番
を得ることが出来ることを知り先にポリプロピレン製丁
番として実用新案登録を出願した（実願昭５’７−１６
０’ｉ’２２）。
に欽意努力の結果、ポリプロピレン製丁番を成形する際
に予め成形して得た屈曲部材を支持部材に接合すること
により強度並びに成形性の優れたポリプロピレン製丁番
を得ることが出来ることを知り先にポリプロピレン製丁
番として実用新案登録を出願した（実願昭５’７−１６
０’ｉ’２２）。
支持部材はヒンジ構造を有する成形品本体を構成するも
のであシ、この成形品に要求される物性に応じた特性の
ポリプロピレンを自由に選択使用でき、充填剤や着色剤
等を配合することも出来る。
のであシ、この成形品に要求される物性に応じた特性の
ポリプロピレンを自由に選択使用でき、充填剤や着色剤
等を配合することも出来る。
予め成形して得た屈曲部材を支持部材の成形用金型の所
定の位置に装着させておき、支持部材を構成すべき溶融
樹脂を圧入し、屈曲部材と支持部材を溶着により一体に
成形する所謂インサート成形法が好ましく利用できるが
、このような屈曲部材としては大きな引裂強度、適度の
柔軟性、支持部材との強い接着強度が必要である。プロ
ピレンホモポリマーは剛性が大きく、これを屈曲部材と
して用いるとヒンジ部の折り曲げ抵抗が大きく。
定の位置に装着させておき、支持部材を構成すべき溶融
樹脂を圧入し、屈曲部材と支持部材を溶着により一体に
成形する所謂インサート成形法が好ましく利用できるが
、このような屈曲部材としては大きな引裂強度、適度の
柔軟性、支持部材との強い接着強度が必要である。プロ
ピレンホモポリマーは剛性が大きく、これを屈曲部材と
して用いるとヒンジ部の折り曲げ抵抗が大きく。
就中低温状態での使用に不向きであり、更に、融点が高
いため支持部材との良好な接着強度を得るためにはイン
サート成形時の金型温度、支持部材樹脂の溶融湯度を高
くしかつ、冷却時間を長くする必要があり、必らずしも
満足な素材ではなかった。
いため支持部材との良好な接着強度を得るためにはイン
サート成形時の金型温度、支持部材樹脂の溶融湯度を高
くしかつ、冷却時間を長くする必要があり、必らずしも
満足な素材ではなかった。
本発明者はポリプロピレン製丁番の屈曲部材用樹脂につ
いて検討の結果プロピレンホモポリマー。
いて検討の結果プロピレンホモポリマー。
プロピレンを主成分とするプロピレンとエチレンの共重
合体、低密度ポリエチレン（１・ＤＰＥ）、エチレン・
プロピレンラバー（Ｔｉ’ Ｐ Ｒ）及ヒエチレン・プ
ロピレンＨＷンターボリマー（ＥＰＤＭ） の中から
選ばれた１押もしくは２種以−ヒの樹脂から成る組成物
であって、該ネｆｌｌ＆物中のエチレン成分が５〜５Ｑ
ｗｔ俤であり、かつ、そのＭＦＲが０．５〜１０〜（，
９／ｍｉｎ ）であるような組成物が屈曲部材として優
れた特性を有することと発見し本発明を完成した。
合体、低密度ポリエチレン（１・ＤＰＥ）、エチレン・
プロピレンラバー（Ｔｉ’ Ｐ Ｒ）及ヒエチレン・プ
ロピレンＨＷンターボリマー（ＥＰＤＭ） の中から
選ばれた１押もしくは２種以−ヒの樹脂から成る組成物
であって、該ネｆｌｌ＆物中のエチレン成分が５〜５Ｑ
ｗｔ俤であり、かつ、そのＭＦＲが０．５〜１０〜（，
９／ｍｉｎ ）であるような組成物が屈曲部材として優
れた特性を有することと発見し本発明を完成した。
本発明の組成物の主成分であるポリプロピレンとしては
、プロピレンホモポリマーの他プロピレンを主成分とす
るプロピレンとエチにンのランダムコポリマーあるいけ
ブロックコポリマーを使用することが出来る。 上記ポ
リプロピレンにその柔軟性及び成形時の接着性を改善す
る目的で低密度ポリエことが出来る。低密度ポリエチレ
ンとしては密度が０．９１３〜０．９４ ！５ ｆ、／
藩３でメルトインデックス（ＭＩ、ＪＩＳＫ、７２１０
榮件４による）０．１〜８ゐ／１０ｍ１ｎのものが、ま
た、 Ｆ３ＰＲあるいはＥ Ｐ Ｄ ＭとしてはＭＦ
Ｒが０．２〜１０ ｙ／ １０ｍ１ｎ エチｖ ｙ成分
２０〜８Ｑ ｗｔ ｃｌ、のものがいずれも好ましく用
いられる。
、プロピレンホモポリマーの他プロピレンを主成分とす
るプロピレンとエチにンのランダムコポリマーあるいけ
ブロックコポリマーを使用することが出来る。 上記ポ
リプロピレンにその柔軟性及び成形時の接着性を改善す
る目的で低密度ポリエことが出来る。低密度ポリエチレ
ンとしては密度が０．９１３〜０．９４ ！５ ｆ、／
藩３でメルトインデックス（ＭＩ、ＪＩＳＫ、７２１０
榮件４による）０．１〜８ゐ／１０ｍ１ｎのものが、ま
た、 Ｆ３ＰＲあるいはＥ Ｐ Ｄ ＭとしてはＭＦ
Ｒが０．２〜１０ ｙ／ １０ｍ１ｎ エチｖ ｙ成分
２０〜８Ｑ ｗｔ ｃｌ、のものがいずれも好ましく用
いられる。
各原料樹脂は組成物中のエチレン成分（谷原料樹脂中の
エチレン成分と組成物中のその樹ｌ′ＩＮの濃度との損
の和）が５〜５ＱＷｔφでかつ組成物のメルトフローレ
ート（ＭＦＲ，Ｊ工５Ｋ７２１０榮件１４による）が０
．５〜１０＃／１０ｍ１ｎとなる様な範囲で混合されね
ばならない。エチレン成分が５ｗｔ９５未満あるいはＭ
Ｆ Ｒが０．５１１／１０ｍ１ｎ未満では得られる屈
曲部材は柔軟性に欠け、支持部材との接着性が劣る。又
エチレン成分が５Ｑｗｔ俤を超すとあるいけＭＦＲが１
０？／１０ｍ１ｎを超すと屈曲部材の強度が低下して実
用的で若い。
エチレン成分と組成物中のその樹ｌ′ＩＮの濃度との損
の和）が５〜５ＱＷｔφでかつ組成物のメルトフローレ
ート（ＭＦＲ，Ｊ工５Ｋ７２１０榮件１４による）が０
．５〜１０＃／１０ｍ１ｎとなる様な範囲で混合されね
ばならない。エチレン成分が５ｗｔ９５未満あるいはＭ
Ｆ Ｒが０．５１１／１０ｍ１ｎ未満では得られる屈
曲部材は柔軟性に欠け、支持部材との接着性が劣る。又
エチレン成分が５Ｑｗｔ俤を超すとあるいけＭＦＲが１
０？／１０ｍ１ｎを超すと屈曲部材の強度が低下して実
用的で若い。
実施例によって本発明を更に具体的に説明する。
各４ａ成物は所定の重量比のベレット状の原料樹脂をタ
ンブラ−ミキサーで混合し９次いでＴダイを ４− 装着した押出機を用い厚さＱ、４ｍｍのシート状に成形
してその件酔を評価した。各個で使用した原料樹脂並び
に性能評価方法を一括して以下に示す。
ンブラ−ミキサーで混合し９次いでＴダイを ４− 装着した押出機を用い厚さＱ、４ｍｍのシート状に成形
してその件酔を評価した。各個で使用した原料樹脂並び
に性能評価方法を一括して以下に示す。
評価結果を表に示した
■原料樹脂
ａポリプロピレン（ホモポリマー） ＭＦＲ？５．０
ｂポリプロピレン（ランダムコポリマー） ＭＰ’Ｒ：
’ｉ’、０エチレン： ；、ＱＷｔ俤 Ｃ；ｆ？＋）７’ロビレン（ランダムコポリマー）ＭＦ
Ｒ： ５．０エチレン： （５ｗｔチ ｄポリプロピレン（ブロックコポリマー）ＭＦＲ： ２
，５エチレン：１１．ＯＷｔ係 ｅポリプロピレン（ブロックコポリマー）ＭＦＲ： ２
．０エチレン： １８．Ｏｗｔ係 ｆ低密度ポリエチレン ＭＩ： １・５密 度 ０．９
１０ Ｖ□３ｇＫＰＲＭＦＲ＝４．４舌九り ５０
ｗｔ％ｈ ＫＰＤＭ ＭＦＲ： ０，５
エチＬ／、／ ５，５ ｗｔ％ｉ ＫＰＤＭ
ＭＦＲ： Ｑ、４ ｘ、１九ｙ ７５
ｗｔ［■メルトフローレート（ＭＦＲ）＝Ｊ］：５Ｋ
７２１０条６− 件１４による ｍ引裂強度：Ｊ工５Ｆ８１１６に準じ、試料シートのＴ
Ｄ力方向引裂強度を棚定した。
ｂポリプロピレン（ランダムコポリマー） ＭＰ’Ｒ：
’ｉ’、０エチレン： ；、ＱＷｔ俤 Ｃ；ｆ？＋）７’ロビレン（ランダムコポリマー）ＭＦ
Ｒ： ５．０エチレン： （５ｗｔチ ｄポリプロピレン（ブロックコポリマー）ＭＦＲ： ２
，５エチレン：１１．ＯＷｔ係 ｅポリプロピレン（ブロックコポリマー）ＭＦＲ： ２
．０エチレン： １８．Ｏｗｔ係 ｆ低密度ポリエチレン ＭＩ： １・５密 度 ０．９
１０ Ｖ□３ｇＫＰＲＭＦＲ＝４．４舌九り ５０
ｗｔ％ｈ ＫＰＤＭ ＭＦＲ： ０，５
エチＬ／、／ ５，５ ｗｔ％ｉ ＫＰＤＭ
ＭＦＲ： Ｑ、４ ｘ、１九ｙ ７５
ｗｔ［■メルトフローレート（ＭＦＲ）＝Ｊ］：５Ｋ
７２１０条６− 件１４による ｍ引裂強度：Ｊ工５Ｆ８１１６に準じ、試料シートのＴ
Ｄ力方向引裂強度を棚定した。
■接着性 ：インサート成形法により第１図に示したよ
うん丁番を造り２両１ｕ１１の支持部材を互いに逆の方
向に捩り、屈曲 部材の破損状態を観察し、屈曲部材 と支持部材間の剥離によるものを不 可、剥離と破断の共存するものを可。
うん丁番を造り２両１ｕ１１の支持部材を互いに逆の方
向に捩り、屈曲 部材の破損状態を観察し、屈曲部材 と支持部材間の剥離によるものを不 可、剥離と破断の共存するものを可。
破断のみによるものを良と判定した。
Ｖ柔軟性 ：接着性評１曲に用いたものと同様の丁番を
用い室温（２３℃）と低温（−３０℃）の２条件で、５
０ｔの分銅によ る折シ曲げ試験を行った。垂直に保 持した下部に対する上部の力す角度 が１２０°以上をＸ、 １２０°未満９００以上を△
、９０味満６０°以上を０ ６０°未満を◎と判定した。
用い室温（２３℃）と低温（−３０℃）の２条件で、５
０ｔの分銅によ る折シ曲げ試験を行った。垂直に保 持した下部に対する上部の力す角度 が１２０°以上をＸ、 １２０°未満９００以上を△
、９０味満６０°以上を０ ６０°未満を◎と判定した。
＝３７１
第１図：試験用ポリプロピレン製丁番の斜視図第２図：
柔軟性試験の模式図 Ａ：丁番の長さく１５０ｍｍ）。 Ｂ：屈曲部材の巾（’１５ｍｍ）。 Ｃ：丁番の巾（５３ｍｍ）。 Ｄ：屈曲部材の厚さく 、０，４ＪＩＩ１ｍ ） 。 Ｅ：丁番の折り曲げ角辰 以上 ９− オ Ｌ口
柔軟性試験の模式図 Ａ：丁番の長さく１５０ｍｍ）。 Ｂ：屈曲部材の巾（’１５ｍｍ）。 Ｃ：丁番の巾（５３ｍｍ）。 Ｄ：屈曲部材の厚さく 、０，４ＪＩＩ１ｍ ） 。 Ｅ：丁番の折り曲げ角辰 以上 ９− オ Ｌ口
Claims (1)
- （１） ポリグロピレンホモポリマー、プロピレンを
主成分とするプロピレンとエチレンの共重合体。 低密度ポリエチレン（ＬＤＰｌＢ ）、エチレン・プロ
れた１種もしくけ２種以上の樹脂から成る組成物であっ
て、該組成物中のエチレン成分が５〜５０Ｗｔチであり
、かつ、そのＭＩＦＲが０．５〜１０ （ｆ／ｍ１ｎ）
であるポリプロピレン製丁番用樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3968583A JPS59166543A (ja) | 1983-03-10 | 1983-03-10 | ポリプロピレン製丁番用樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3968583A JPS59166543A (ja) | 1983-03-10 | 1983-03-10 | ポリプロピレン製丁番用樹脂組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59166543A true JPS59166543A (ja) | 1984-09-19 |
| JPS6411060B2 JPS6411060B2 (ja) | 1989-02-23 |
Family
ID=12559920
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3968583A Granted JPS59166543A (ja) | 1983-03-10 | 1983-03-10 | ポリプロピレン製丁番用樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59166543A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5196462A (en) * | 1991-05-16 | 1993-03-23 | Himont Incorporated | Zinc-salts of certain mercapto compounds as antioxidants for high temperature aging of thermoplastic elastomers |
-
1983
- 1983-03-10 JP JP3968583A patent/JPS59166543A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5196462A (en) * | 1991-05-16 | 1993-03-23 | Himont Incorporated | Zinc-salts of certain mercapto compounds as antioxidants for high temperature aging of thermoplastic elastomers |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6411060B2 (ja) | 1989-02-23 |
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