JPS59166506A - 重合液組成物の連続的脱揮発方法 - Google Patents
重合液組成物の連続的脱揮発方法Info
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- JPS59166506A JPS59166506A JP58041796A JP4179683A JPS59166506A JP S59166506 A JPS59166506 A JP S59166506A JP 58041796 A JP58041796 A JP 58041796A JP 4179683 A JP4179683 A JP 4179683A JP S59166506 A JPS59166506 A JP S59166506A
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- Japan
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- stage
- polymer
- liquid composition
- preheater
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F6/00—Post-polymerisation treatments
- C08F6/06—Treatment of polymer solutions
- C08F6/10—Removal of volatile materials, e.g. solvents
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- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
- Polymerisation Methods In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はスチレン系重合体を含む重合液組成物力・ら未
反応単量体、溶剤、連鎖移動剤及び低分子量重合体等の
揮発性物質を連続的に除去する脱揮発方法の改良に関す
るものである。
反応単量体、溶剤、連鎖移動剤及び低分子量重合体等の
揮発性物質を連続的に除去する脱揮発方法の改良に関す
るものである。
従来、重合液組成物から揮発性物質を連続的に除去する
方法については、多管式熱交換器を用いて予熱、又は発
泡せしめつつ予熱して真空槽ヘフラツシュする方法等の
公知技術がある。例えば、特公昭45−31678、特
公昭48−29798および特開昭51−134.78
1記載のものである。
方法については、多管式熱交換器を用いて予熱、又は発
泡せしめつつ予熱して真空槽ヘフラツシュする方法等の
公知技術がある。例えば、特公昭45−31678、特
公昭48−29798および特開昭51−134.78
1記載のものである。
しかしながら、これらの従来技術による場合、揮発性物
質を出来るだけ減少させるのに有効な手段、即ち予熱器
による揮発性物質を含んだ重合液組成物の加熱及び真空
槽の真空度向上は以下に述べる理由によって限界があり
、重合体中に残存する゛未反応単量体、溶剤、連鎖移動
剤及び低分子量重合体等の揮発性物質をある程度以上に
減少させることは、次の理由により至難でめった。即ち
、重合液組成物の温度を上昇させていくと主として残存
単量体が予熱器中で重合する結果、重付体中の低分子量
重合体の量が増加し、成型物の耐熱性が低下したり、成
型時に金型に油状物質(ヤニ)が付着したり、又重合体
の熱履歴によっては色相が悪化したり、時には透明性が
害われる等の欠陥をもたらすからである。一方、真空槽
の真空度を向上させることは、揮発性物質のガス容積流
量の飛曜的増大を引き起し、配管及び凝縮器に於る圧力
損失が増大し、この様な装置は製作上莫大な費用を要す
る。更に蒸発分離させるべき揮発性物質の量が多い場合
には真空度をある程度以」二にした装置を作ることは実
質上困難である。
質を出来るだけ減少させるのに有効な手段、即ち予熱器
による揮発性物質を含んだ重合液組成物の加熱及び真空
槽の真空度向上は以下に述べる理由によって限界があり
、重合体中に残存する゛未反応単量体、溶剤、連鎖移動
剤及び低分子量重合体等の揮発性物質をある程度以上に
減少させることは、次の理由により至難でめった。即ち
、重合液組成物の温度を上昇させていくと主として残存
単量体が予熱器中で重合する結果、重付体中の低分子量
重合体の量が増加し、成型物の耐熱性が低下したり、成
型時に金型に油状物質(ヤニ)が付着したり、又重合体
の熱履歴によっては色相が悪化したり、時には透明性が
害われる等の欠陥をもたらすからである。一方、真空槽
の真空度を向上させることは、揮発性物質のガス容積流
量の飛曜的増大を引き起し、配管及び凝縮器に於る圧力
損失が増大し、この様な装置は製作上莫大な費用を要す
る。更に蒸発分離させるべき揮発性物質の量が多い場合
には真空度をある程度以」二にした装置を作ることは実
質上困難である。
上記の理由により、製品重合体中の残存揮発性物質を充
分に減少させる為には、例えばベント付押出機、薄膜蒸
発器等を併°用することが仰られている。し力・しなが
ら、この様な方法は設備費及び電力原単位が増大し、製
造コストが高くなり経済的に不利となる為、この欠点を
改良することが要請されている。
分に減少させる為には、例えばベント付押出機、薄膜蒸
発器等を併°用することが仰られている。し力・しなが
ら、この様な方法は設備費及び電力原単位が増大し、製
造コストが高くなり経済的に不利となる為、この欠点を
改良することが要請されている。
本発明は真空槽に於る揮発性物質除去能力を飛躍的に向
上させ、前記の如き不利をもたらすことなく、効率良く
重合液組成物から揮発性物質を連続的に除去する方法の
提供を目的とするものである。
上させ、前記の如き不利をもたらすことなく、効率良く
重合液組成物から揮発性物質を連続的に除去する方法の
提供を目的とするものである。
本発明においては、垂@発泡型予熱器と真空槽とを直結
した揮発分離器を3段階に分けて行うことがスチレン系
重合体中の揮発性物質を連続的に除去するのに極めて有
効である。第1段階では、溶液重合又は塊状重合によっ
て得られるスチレン系重合体を含む重合液組成物が、真
空槽底部から排出される重合液組成物の温度が70〜1
20°Cで、かつ重合液組成物中の重合体含量が60〜
80重量係となし得る圧力および温度条件下に脱揮発操
作が行なわれる。第1段階からの重合液組成物は、第2
段階において、真空槽底部から排出される重合液組成物
中の揮発成分が1重量φ以下となり、かつ得らるべき溶
融重合体が流動性を保持し得る温度および真空度におい
て脱揮発処理される。
した揮発分離器を3段階に分けて行うことがスチレン系
重合体中の揮発性物質を連続的に除去するのに極めて有
効である。第1段階では、溶液重合又は塊状重合によっ
て得られるスチレン系重合体を含む重合液組成物が、真
空槽底部から排出される重合液組成物の温度が70〜1
20°Cで、かつ重合液組成物中の重合体含量が60〜
80重量係となし得る圧力および温度条件下に脱揮発操
作が行なわれる。第1段階からの重合液組成物は、第2
段階において、真空槽底部から排出される重合液組成物
中の揮発成分が1重量φ以下となり、かつ得らるべき溶
融重合体が流動性を保持し得る温度および真空度におい
て脱揮発処理される。
第3段階では、第2段階からの重合液組成物に、得らる
べき溶融重合体と相互溶解性のない発泡剤を混合して5
0mmI(g(絶対)以下の圧力下において脱揮発処理
されて重合液組成物からの揮発性成分の除去が完了する
。
べき溶融重合体と相互溶解性のない発泡剤を混合して5
0mmI(g(絶対)以下の圧力下において脱揮発処理
されて重合液組成物からの揮発性成分の除去が完了する
。
本発明におけるスチレン系重合体とは、スチレン、アル
キルスチレン、例エバメチルスチレン、エチルスチレン
、イソプロピルスチレンナト、ノ蔦ロゲン化スチレン、
例えハ、クロロスチレン、ブロムスチレンなト、および
ハロゲン化アルキルスチレンなどのスチレン系単量体ρ
)ら選ばれた少なくとも一種からなる重合体、またはこ
れらのスチレン系単量体の少なくとも一種とアクリロニ
トリル、メタクリロニトリル、メチルアクリレート、エ
チルメタクリレートなどのアクリル系単量体の少くとも
一種とからなる共重合体、或いは上記スチレン系単量体
の少なくとも一種若しくはスチレン系単量体の少なくと
も一種とアクリル系単量体の少なくとも一種、並びにポ
リブタジェン、ブタジェンとスチレン、アクリロニトリ
ルおよび/またはメタクリル酸メチルなどとの各共重合
体、天然ゴム、ポリクロロプレン、エチレン−プロピレ
ン共重合体、エチレン−プロピレン−ジエンモノマー共
重合体などのゴム状重合体の少なくとも一種の共重合体
である。
キルスチレン、例エバメチルスチレン、エチルスチレン
、イソプロピルスチレンナト、ノ蔦ロゲン化スチレン、
例えハ、クロロスチレン、ブロムスチレンなト、および
ハロゲン化アルキルスチレンなどのスチレン系単量体ρ
)ら選ばれた少なくとも一種からなる重合体、またはこ
れらのスチレン系単量体の少なくとも一種とアクリロニ
トリル、メタクリロニトリル、メチルアクリレート、エ
チルメタクリレートなどのアクリル系単量体の少くとも
一種とからなる共重合体、或いは上記スチレン系単量体
の少なくとも一種若しくはスチレン系単量体の少なくと
も一種とアクリル系単量体の少なくとも一種、並びにポ
リブタジェン、ブタジェンとスチレン、アクリロニトリ
ルおよび/またはメタクリル酸メチルなどとの各共重合
体、天然ゴム、ポリクロロプレン、エチレン−プロピレ
ン共重合体、エチレン−プロピレン−ジエンモノマー共
重合体などのゴム状重合体の少なくとも一種の共重合体
である。
重合は公仰の溶液重合または塊状重合により行なわれる
。溶液重合の溶剤は、例えばベンゼン、のケトン類、ヘ
キサン、オクタンなどの脂肪族炭化水素である。また分
子量調節剤として用いら扛る連鎖移動剤は、脂肪族およ
び芳香族メルカプタン、ペンタフェニルエタン、α−メ
チルスチレンダイマーなどである。
。溶液重合の溶剤は、例えばベンゼン、のケトン類、ヘ
キサン、オクタンなどの脂肪族炭化水素である。また分
子量調節剤として用いら扛る連鎖移動剤は、脂肪族およ
び芳香族メルカプタン、ペンタフェニルエタン、α−メ
チルスチレンダイマーなどである。
本発明における第1段階は、揮発分離器の真空槽底部の
重合液組成物中の重合体の含量が60〜80重量係であ
り、かつ重合液組成物の温度が70〜1.20℃となる
ような圧力および温度条件で行なわれる。具体的には、
予熱器を通る重付液組成液は好ましくは70〜120℃
、特に好ましくは80〜110°Cに保持され、発泡状
態で重力および圧力勾配により、圧力が好ましくは80
〜300mm Hy (絶対)に保たれた真空槽へと流
下し、これによって重合液組成物中の揮発性成分は分離
されて上記の温度および組成の重合液組成物が得られる
。なお、真空槽の内部樹脂温度は、好ましくは80〜1
10℃である。
重合液組成物中の重合体の含量が60〜80重量係であ
り、かつ重合液組成物の温度が70〜1.20℃となる
ような圧力および温度条件で行なわれる。具体的には、
予熱器を通る重付液組成液は好ましくは70〜120℃
、特に好ましくは80〜110°Cに保持され、発泡状
態で重力および圧力勾配により、圧力が好ましくは80
〜300mm Hy (絶対)に保たれた真空槽へと流
下し、これによって重合液組成物中の揮発性成分は分離
されて上記の温度および組成の重合液組成物が得られる
。なお、真空槽の内部樹脂温度は、好ましくは80〜1
10℃である。
第2段階では4.第1段階の真空槽底部からの重合液組
成物が、その中の揮発性成分を1重量製以下、特に0.
3〜1.0重量類となし、かつ得らるべき溶融重合体が
流動性を保持し得るような温度および圧力条件下におい
て処理される。具体的には予熱された重合液組成物の温
度は、好ましくは160〜250”C1特に好ましくは
180〜240°Cであり、圧力は好ましくは30〜1
00 mmHg(絶対)、特に好ましくは40〜80
mm 1−Ty(絶対)である。
成物が、その中の揮発性成分を1重量製以下、特に0.
3〜1.0重量類となし、かつ得らるべき溶融重合体が
流動性を保持し得るような温度および圧力条件下におい
て処理される。具体的には予熱された重合液組成物の温
度は、好ましくは160〜250”C1特に好ましくは
180〜240°Cであり、圧力は好ましくは30〜1
00 mmHg(絶対)、特に好ましくは40〜80
mm 1−Ty(絶対)である。
第3段階では、第2段階からの重合液組成物に、得らる
べき溶融重合体と相互溶解性がなく、かつ重合体組成物
中の残存揮発性成分と同程度に揮発性の発泡剤、例えば
水、メタノールなどを添加し、好ましくは静止型混合器
で混線をし、予熱器を通して50 mm T(g(絶対
)以下の圧力の真空槽にフランスされる。予熱器を通過
する重合液組成物の温度は、好ましくは190〜260
℃、特に好ましくは200〜250℃である。第3段階
から排出される重合液組成物中の揮発性成分の含量は通
常0.15重量%以下である。
べき溶融重合体と相互溶解性がなく、かつ重合体組成物
中の残存揮発性成分と同程度に揮発性の発泡剤、例えば
水、メタノールなどを添加し、好ましくは静止型混合器
で混線をし、予熱器を通して50 mm T(g(絶対
)以下の圧力の真空槽にフランスされる。予熱器を通過
する重合液組成物の温度は、好ましくは190〜260
℃、特に好ましくは200〜250℃である。第3段階
から排出される重合液組成物中の揮発性成分の含量は通
常0.15重量%以下である。
本発明の好ましい実施態様を、それを示すフローシート
である第1図を参照して説明する。
である第1図を参照して説明する。
溶液重合又は塊状重合により連続的に得られるスチレン
系重合体を含む重合液組成物は、重合域から入口バルブ
1を経由して供給される。こ\で、この重合液組成物は
、その温度が130〜150°Cでその中に含まれるス
チレン系共重合体の量は40〜60重量係である。入口
バルブ1は重合域における圧力を上記重合液組成物の反
応温度における蒸気圧よpも高く維持する働きを持つ。
系重合体を含む重合液組成物は、重合域から入口バルブ
1を経由して供給される。こ\で、この重合液組成物は
、その温度が130〜150°Cでその中に含まれるス
チレン系共重合体の量は40〜60重量係である。入口
バルブ1は重合域における圧力を上記重合液組成物の反
応温度における蒸気圧よpも高く維持する働きを持つ。
又、第1段垂直発泡型予熱器2の頭部における圧力は供
給される重合液組成物の反応温度における蒸気圧よりも
低くなる様に熱媒温度、流量等の条件を選ぶので、この
スチレン系重合体を含む重合液組成物は、減圧されてそ
の中に含まれる揮発性物質が蒸発し著しく発泡する。又
、同時に蒸発層熱が奪われるので、頭部に於る重合液組
成物の温度が低下し、低分子量重合体の生成が抑制され
る。更に、この発泡状の重合液組成物は予熱器2の熱文
部を70〜120℃で、好ましくは80〜110°Cに
保持されつつ通過し、重力及び圧力勾配により下部第1
段真空槽4へ流下する。この場合、第1段垂直発泡型予
熱器2の熱媒3及び第1段真空槽4の圧力および温度は
、真空槽下部における重合液組成物中のスチレン系重合
体濃度が60〜80重量楚で、重合液組成物の温度か7
0〜120℃となる条件に設定されている。第1真空槽
の内部樹脂温度および圧力は好ましくは80〜110°
C180〜300mmHヮ(絶対)である。更に予熱器
2を流下しつつ発泡し、且つ一定の温度になる様に保温
された重合液組成物中の揮発性成分の一部は、真空槽内
部でガス化して重合体と分離され真空槽の上部配管21
を経由して、冷媒で冷却された凝縮器23で凝縮され、
液状にて配管22により回1115Inされ、未凝縮ガ
スはコントロールバルブ24i経て次の工程に送られる
。一方、揮発性物質の一部が除去されてその中に含まれ
る重合体が60〜80重量係である重合液組成物5は真
空槽4下部の排出ギア・ポンプ6により第2段垂直発泡
型予熱器7へ送出される。この操作を以下第1段脱揮発
操作と称する。
給される重合液組成物の反応温度における蒸気圧よりも
低くなる様に熱媒温度、流量等の条件を選ぶので、この
スチレン系重合体を含む重合液組成物は、減圧されてそ
の中に含まれる揮発性物質が蒸発し著しく発泡する。又
、同時に蒸発層熱が奪われるので、頭部に於る重合液組
成物の温度が低下し、低分子量重合体の生成が抑制され
る。更に、この発泡状の重合液組成物は予熱器2の熱文
部を70〜120℃で、好ましくは80〜110°Cに
保持されつつ通過し、重力及び圧力勾配により下部第1
段真空槽4へ流下する。この場合、第1段垂直発泡型予
熱器2の熱媒3及び第1段真空槽4の圧力および温度は
、真空槽下部における重合液組成物中のスチレン系重合
体濃度が60〜80重量楚で、重合液組成物の温度か7
0〜120℃となる条件に設定されている。第1真空槽
の内部樹脂温度および圧力は好ましくは80〜110°
C180〜300mmHヮ(絶対)である。更に予熱器
2を流下しつつ発泡し、且つ一定の温度になる様に保温
された重合液組成物中の揮発性成分の一部は、真空槽内
部でガス化して重合体と分離され真空槽の上部配管21
を経由して、冷媒で冷却された凝縮器23で凝縮され、
液状にて配管22により回1115Inされ、未凝縮ガ
スはコントロールバルブ24i経て次の工程に送られる
。一方、揮発性物質の一部が除去されてその中に含まれ
る重合体が60〜80重量係である重合液組成物5は真
空槽4下部の排出ギア・ポンプ6により第2段垂直発泡
型予熱器7へ送出される。この操作を以下第1段脱揮発
操作と称する。
この第2段予熱器7は、送入される重合液組成物中に存
在する揮発性成分が発泡し、その大部分が第2段真空槽
9中でガス化し、溶融重合体中に残存する揮発性成分が
1重量製以下となっても溶融重合体の流動性を害わぬ温
度に熱媒8の温度及び流量をコントロールする。この場
合、熱媒の温度は出来る限り低温であることが望ましく
、好ましくは260″C以下である。第2段予熱器7を
通過する重合液組成物の温度は好ましくは160〜25
0℃である。第2段真空槽の圧力は、この温度で溶融重
合体中に残存する揮発性成分が0.3〜1.0重量優に
なる様に決定され、好ましくは30〜1.00 mm
IIy(絶対)である。第2段真空槽でガス化した揮発
性成分は、真空槽上部配管25を経由して冷媒で冷却さ
れた凝縮器27で凝縮され液状にて配管26より回収さ
れ未凝縮ガヌはコントロールバルブ28を経て次の工程
に送られる。一方、真空槽下部の溶融重合体10は排出
ギア・ポンプ11により第3段垂直発泡型予熱器15へ
送出される。この操作を以下第2段脱揮発操作と称する
。
在する揮発性成分が発泡し、その大部分が第2段真空槽
9中でガス化し、溶融重合体中に残存する揮発性成分が
1重量製以下となっても溶融重合体の流動性を害わぬ温
度に熱媒8の温度及び流量をコントロールする。この場
合、熱媒の温度は出来る限り低温であることが望ましく
、好ましくは260″C以下である。第2段予熱器7を
通過する重合液組成物の温度は好ましくは160〜25
0℃である。第2段真空槽の圧力は、この温度で溶融重
合体中に残存する揮発性成分が0.3〜1.0重量優に
なる様に決定され、好ましくは30〜1.00 mm
IIy(絶対)である。第2段真空槽でガス化した揮発
性成分は、真空槽上部配管25を経由して冷媒で冷却さ
れた凝縮器27で凝縮され液状にて配管26より回収さ
れ未凝縮ガヌはコントロールバルブ28を経て次の工程
に送られる。一方、真空槽下部の溶融重合体10は排出
ギア・ポンプ11により第3段垂直発泡型予熱器15へ
送出される。この操作を以下第2段脱揮発操作と称する
。
この排出ギア・ポンプ11により第2段真空槽9から排
出された溶融重合体に第3段真空槽17の内部で発泡す
る発泡剤をフィードロ13から加え、静止型混合器14
により溶融重合体中に良く分散混合し、第3段垂直発泡
型予熱器15によシその中音流下する溶融重合体の流動
性が害われぬ限υの低温の熱媒16で好ましくは190
〜260°Cに加熱して50 mm 14g(絶対)以
下の$3段真空槽17ヘフラツシユする。
出された溶融重合体に第3段真空槽17の内部で発泡す
る発泡剤をフィードロ13から加え、静止型混合器14
により溶融重合体中に良く分散混合し、第3段垂直発泡
型予熱器15によシその中音流下する溶融重合体の流動
性が害われぬ限υの低温の熱媒16で好ましくは190
〜260°Cに加熱して50 mm 14g(絶対)以
下の$3段真空槽17ヘフラツシユする。
ここで発泡剤とは、溶融重合体に非相溶であり、且つ溶
融重合体中の残存揮発分と同程度に揮発性の強い物質で
例えば水、メタノールであり、使用される量は他の実験
から、第2段脱揮発操作迄で残存する揮発細物質量に対
しモル比で2〜30倍であり、5〜20倍が望ましい。
融重合体中の残存揮発分と同程度に揮発性の強い物質で
例えば水、メタノールであり、使用される量は他の実験
から、第2段脱揮発操作迄で残存する揮発細物質量に対
しモル比で2〜30倍であり、5〜20倍が望ましい。
又、使用される静止型混合器は駆動部分を有しない混合
器であり、例えば[化学装置2l−(3)20(197
9)Jに例示されている商品名スタティック・ミキサー
(ケエックス社製)、同スタティック・ミキシング・エ
レメント(スルザー社製)、同ロスISOミキザー、同
LPDミキサー(東し社製)等の混合器要素を挙げるこ
とが出来る。
器であり、例えば[化学装置2l−(3)20(197
9)Jに例示されている商品名スタティック・ミキサー
(ケエックス社製)、同スタティック・ミキシング・エ
レメント(スルザー社製)、同ロスISOミキザー、同
LPDミキサー(東し社製)等の混合器要素を挙げるこ
とが出来る。
上記の混合器要素は通常管内に於る溶融重合体の流れ方
向に複数個設置して使用される。この様にしてギア・ポ
ンプ11により第3段垂直発泡型予熱器15に送入され
る溶融重合体は発泡剤を添加することにより第3段真空
槽内部17で著しく発泡し表面更新が促進され前述した
第2段脱揮発操作迄のみでは蒸発しきれずに残存した揮
発性成分が発泡剤とともにガス化する。このガス化され
た発泡剤と揮発性成分は、真空槽上部配管29を経て、
凝縮器31で一部凝縮し、配管30より回収される。未
凝縮ガス33はコントロール・バルブ32を経て次の工
程へ送られる。この様に揮発性成分が、さらに減少した
溶融重合体18を一?’7−ポンプ19により連続的に
抜き出し配管20を経由して製品化する。
向に複数個設置して使用される。この様にしてギア・ポ
ンプ11により第3段垂直発泡型予熱器15に送入され
る溶融重合体は発泡剤を添加することにより第3段真空
槽内部17で著しく発泡し表面更新が促進され前述した
第2段脱揮発操作迄のみでは蒸発しきれずに残存した揮
発性成分が発泡剤とともにガス化する。このガス化され
た発泡剤と揮発性成分は、真空槽上部配管29を経て、
凝縮器31で一部凝縮し、配管30より回収される。未
凝縮ガス33はコントロール・バルブ32を経て次の工
程へ送られる。この様に揮発性成分が、さらに減少した
溶融重合体18を一?’7−ポンプ19により連続的に
抜き出し配管20を経由して製品化する。
本発明の脱揮発方法を用いれば、従来技術では達成困難
であった程の低濃度の未反応単量体、連鎖移動剤及び低
分子量重合体等の揮発性物質を含む重合体を得ることが
可能であり、この様にして得られたスチレン系重合体は
耐熱性が向上し、且つ成型時の欠陥(ヤニ)の発生が少
いものであった。又、ゴム状重会体を用いない重付には
、色相、透明性についても外観の秀れた重付体を得るこ
とが出来た。
であった程の低濃度の未反応単量体、連鎖移動剤及び低
分子量重合体等の揮発性物質を含む重合体を得ることが
可能であり、この様にして得られたスチレン系重合体は
耐熱性が向上し、且つ成型時の欠陥(ヤニ)の発生が少
いものであった。又、ゴム状重会体を用いない重付には
、色相、透明性についても外観の秀れた重付体を得るこ
とが出来た。
以下に実施例および比較例を示して、本発明をさらに説
明する。なお、実施例において用いた試験装置は第1図
に示した様な構成を有するものである。
明する。なお、実施例において用いた試験装置は第1図
に示した様な構成を有するものである。
実施例1
数平均分子量が16万でメタノール可溶分e1.2重量
%含むポリメチレフ50重量係、エチルベンゼン10重
量%、残部が未反応スチレンである重合液組成物を、温
度135°Cの熱重合により調整した。この重合液組成
物を135°Cの温度、4.0kg/cy&の圧力下で
連続的に6.3kg/Hrの流量で第1図の装置へ入口
バルブ1を経由して供給した。第1段垂直発泡型予熱器
2の」二部圧力は0.5 kg/fflまで減圧されて
重合液組成物は発泡し、この部分に於る温度は120℃
であった。ジャケットを循環する熱媒3は110℃であ
り、加熱されつつ真空槽4ヘフラツシユされた発泡状態
の重合液組成物の温度は102℃であった。ここで真空
槽内の圧力はl 70 mmHyに保たれ、外套は12
5°Cの熱媒を流して保温した。真空槽下部に於る重合
液組成物中のポリスチレン濃度は68重量係であった。
%含むポリメチレフ50重量係、エチルベンゼン10重
量%、残部が未反応スチレンである重合液組成物を、温
度135°Cの熱重合により調整した。この重合液組成
物を135°Cの温度、4.0kg/cy&の圧力下で
連続的に6.3kg/Hrの流量で第1図の装置へ入口
バルブ1を経由して供給した。第1段垂直発泡型予熱器
2の」二部圧力は0.5 kg/fflまで減圧されて
重合液組成物は発泡し、この部分に於る温度は120℃
であった。ジャケットを循環する熱媒3は110℃であ
り、加熱されつつ真空槽4ヘフラツシユされた発泡状態
の重合液組成物の温度は102℃であった。ここで真空
槽内の圧力はl 70 mmHyに保たれ、外套は12
5°Cの熱媒を流して保温した。真空槽下部に於る重合
液組成物中のポリスチレン濃度は68重量係であった。
この重合液組成物5を、ギヤポンプ6により第2段垂直
発泡型予熱器7へ送出した。予熱器のジャケラトラ循環
する熱媒8は250℃であり、加熱されつつ真空槽9ヘ
フラツシユされた発泡重合液組成物の温度は225℃で
あった。真空槽の圧力は50mmHyに保った。真空槽
下部の溶融重合体10をギヤポンプ11により第3段垂
直発泡型予熱器15へ送出した。この溶融重合体に0.
06 kg/Hrで常温の水をフィード日13より添加
した。配管及び静止型混合器14の外套は235°Gに
保持した。260°Cの熱媒16が流れる第3段垂直発
泡型予熱器15に送出された溶融重合体は、発泡しつつ
真空槽17にフラッシュされた。発泡重合液組成物の温
度は220°Cであり、真空槽内の圧力は30mml−
1,yに保った。真空槽下部の溶融重合体18はギヤポ
ンプ19によって3.3 kg/I−(rの速度で排出
して製品化した。得られた製品ポリスチレンの分析値を
表−1に示す。このポリスチレンを使用して射出成型器
にて2時間連続成型を実施し、その際の金型へのヤニ付
着度合を観察したところ、ヤニの付着が少なく極めて良
好であった。
発泡型予熱器7へ送出した。予熱器のジャケラトラ循環
する熱媒8は250℃であり、加熱されつつ真空槽9ヘ
フラツシユされた発泡重合液組成物の温度は225℃で
あった。真空槽の圧力は50mmHyに保った。真空槽
下部の溶融重合体10をギヤポンプ11により第3段垂
直発泡型予熱器15へ送出した。この溶融重合体に0.
06 kg/Hrで常温の水をフィード日13より添加
した。配管及び静止型混合器14の外套は235°Gに
保持した。260°Cの熱媒16が流れる第3段垂直発
泡型予熱器15に送出された溶融重合体は、発泡しつつ
真空槽17にフラッシュされた。発泡重合液組成物の温
度は220°Cであり、真空槽内の圧力は30mml−
1,yに保った。真空槽下部の溶融重合体18はギヤポ
ンプ19によって3.3 kg/I−(rの速度で排出
して製品化した。得られた製品ポリスチレンの分析値を
表−1に示す。このポリスチレンを使用して射出成型器
にて2時間連続成型を実施し、その際の金型へのヤニ付
着度合を観察したところ、ヤニの付着が少なく極めて良
好であった。
比較例1
実施例1と同じ重合液組成物を以下の脱揮発条件下で脱
揮発した。第1垂直発泡型予熱器2の熱媒3の温度全2
70°C1発泡重合液組成物の温度は230 ”Cであ
り真空槽4の圧力を30mmH,に保ち、脱揮発後ギヤ
ポンプ6で排出して、第2および第3の脱揮発操作を行
なうことなく、そのまま製品化した。結果は表−1に示
すように、実施例1と比較して残留揮発分の量が多く、
分子量の低下が著しく、またメタノール可溶分の量も多
かった。また成型時の金型へのヤニ付着度合が激しかっ
た。
揮発した。第1垂直発泡型予熱器2の熱媒3の温度全2
70°C1発泡重合液組成物の温度は230 ”Cであ
り真空槽4の圧力を30mmH,に保ち、脱揮発後ギヤ
ポンプ6で排出して、第2および第3の脱揮発操作を行
なうことなく、そのまま製品化した。結果は表−1に示
すように、実施例1と比較して残留揮発分の量が多く、
分子量の低下が著しく、またメタノール可溶分の量も多
かった。また成型時の金型へのヤニ付着度合が激しかっ
た。
比較例2
第1垂直発泡予熱器2の熱媒3の温度1240℃、真空
槽内の圧力f 30 mm Hgとした以外は比較例1
と同じ条件で脱揮発を行なった。結果を表−1に示す。
槽内の圧力f 30 mm Hgとした以外は比較例1
と同じ条件で脱揮発を行なった。結果を表−1に示す。
分子量の低下の程度は実施例1と同程度であるが、残留
揮発分及びメタノール可溶分の量が著しく多く、成型時
の金型へのヤニ付着度合も著しく激しかった。
揮発分及びメタノール可溶分の量が著しく多く、成型時
の金型へのヤニ付着度合も著しく激しかった。
実施例2
還元粘度が078でメタノール可溶分を1.5重量裂含
み、樹脂の組成が重量比でアクリロニトリル:スチレン
−1:3であるアクリロニトリル−スチレンコポリマー
(以下ASと略称する)51.5重量%、エチル重量上
フ10重量係、残部が未反15− 厄年量体である重合液組成物’i、142℃の熱重合に
より調製した。この重合液組成物を、142℃の温度、
4.2 kg/fflの圧力下で連続的に6.5 kg
/fT rの流量で第1図の装置へ入口バルブ1を経由
して供給し、実施例1と同様に脱揮発を行なった。
み、樹脂の組成が重量比でアクリロニトリル:スチレン
−1:3であるアクリロニトリル−スチレンコポリマー
(以下ASと略称する)51.5重量%、エチル重量上
フ10重量係、残部が未反15− 厄年量体である重合液組成物’i、142℃の熱重合に
より調製した。この重合液組成物を、142℃の温度、
4.2 kg/fflの圧力下で連続的に6.5 kg
/fT rの流量で第1図の装置へ入口バルブ1を経由
して供給し、実施例1と同様に脱揮発を行なった。
ただし第1垂直発泡型予熱器2を流れる熱媒3の温度を
120°G、第1段目の真空槽4の圧力k 180+n
m H,!i+、第2垂直元泡型予熱器7の熱媒8の温
度をタノールk O,l l kg/i(rの速度でフ
ィードライン13から添加した。第3段目の真空槽17
の圧力は30 mm X−Tgで第3垂直発泡型予熱器
の熱媒16の温度は270℃とした。得られた製品の分
析値を表−2に示す。このAS樹脂を使用して実施例1
と同様に連続成型を実施したところ、ヤニの付着が少な
く極めて良好であった。また成型物の色相、透明性も良
好であった。
120°G、第1段目の真空槽4の圧力k 180+n
m H,!i+、第2垂直元泡型予熱器7の熱媒8の温
度をタノールk O,l l kg/i(rの速度でフ
ィードライン13から添加した。第3段目の真空槽17
の圧力は30 mm X−Tgで第3垂直発泡型予熱器
の熱媒16の温度は270℃とした。得られた製品の分
析値を表−2に示す。このAS樹脂を使用して実施例1
と同様に連続成型を実施したところ、ヤニの付着が少な
く極めて良好であった。また成型物の色相、透明性も良
好であった。
比較例3
実施例2と同じ重合液組成物を比較例1と間装=16−
直で脱揮発ケ行なった。第1垂直発泡型予熱器2の熱媒
3の温度を280℃、真空槽4の圧力ヲ30ny+n
Hgに保ち、脱揮発後ギヤポンプ6で排出して第2およ
び第3脱揮発操作を行うことなく、そのま5製品化した
。結果は表−2に示すように、実施例2と比較して残留
揮発分の量が多く、且つ分子量低下が著しかった。また
メタノール可溶分が多く、成型時の金型へのヤニの付着
が激しかった。
3の温度を280℃、真空槽4の圧力ヲ30ny+n
Hgに保ち、脱揮発後ギヤポンプ6で排出して第2およ
び第3脱揮発操作を行うことなく、そのま5製品化した
。結果は表−2に示すように、実施例2と比較して残留
揮発分の量が多く、且つ分子量低下が著しかった。また
メタノール可溶分が多く、成型時の金型へのヤニの付着
が激しかった。
また実施例2と比較して成型物の色相が著しく悪化し透
明性が害われていた。
明性が害われていた。
比較例4
第1垂直発泡型予熱器2の熱媒3の温度を250°C4
,真空槽4の圧力を20 mm I−1,19とした以
外は、比較例3と同じ条件で脱揮発を行なった。結果は
表−2に示すように、分子量の低下は同程度であるが、
残留揮発分及びメタノール可溶分の量が多く、成型時の
金型へのヤニ付着が激しく成型物の色相及び透明性も悪
化していた。
,真空槽4の圧力を20 mm I−1,19とした以
外は、比較例3と同じ条件で脱揮発を行なった。結果は
表−2に示すように、分子量の低下は同程度であるが、
残留揮発分及びメタノール可溶分の量が多く、成型時の
金型へのヤニ付着が激しく成型物の色相及び透明性も悪
化していた。
比較例5
実施例2と同じ重合液組成物を、実施例2の脱連発条件
の中、第3段目の脱揮発操作を省略し、即ち第2段真空
槽9の下部ギヤポンプ11から重合体を抜き出し製品化
した。この時1段目の脱揮発操作条件は実施例2と同じ
とし、第2垂直発泡型予熱器7は熱媒温度270℃で第
2真空槽9の圧力は30 mm I−Tgとした。結果
は表−2に示す様に残留揮発物量及びメタノール可溶分
計は比較例3、及び4より良好であったが特に耐熱性に
於て実施例2には及ばなかった。
の中、第3段目の脱揮発操作を省略し、即ち第2段真空
槽9の下部ギヤポンプ11から重合体を抜き出し製品化
した。この時1段目の脱揮発操作条件は実施例2と同じ
とし、第2垂直発泡型予熱器7は熱媒温度270℃で第
2真空槽9の圧力は30 mm I−Tgとした。結果
は表−2に示す様に残留揮発物量及びメタノール可溶分
計は比較例3、及び4より良好であったが特に耐熱性に
於て実施例2には及ばなかった。
第1図は本発明の重合液組成物の連続的脱揮発方法の一
実施態様のフローシートで、Th、6゜図において、 2:第1段垂直発泡予熱器 3:熱媒 4:第1段真空槽 6:ギヤポンプ7:第2段
垂直発泡予熱器 9:第2段真空槽14:静止型混合器
15:第3段垂直発泡予熱器17:第3段真空槽 である。 東洋エンジニアリング株式会社 11開昭59−IGG50G (7) 第11図 “°¥2
実施態様のフローシートで、Th、6゜図において、 2:第1段垂直発泡予熱器 3:熱媒 4:第1段真空槽 6:ギヤポンプ7:第2段
垂直発泡予熱器 9:第2段真空槽14:静止型混合器
15:第3段垂直発泡予熱器17:第3段真空槽 である。 東洋エンジニアリング株式会社 11開昭59−IGG50G (7) 第11図 “°¥2
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、 溶液重合または塊状重合により得られたスチレン
系重合体を含む重合液組成物から垂直発泡型予熱器と真
空槽全直結した揮発分離器を用いて、連続的に揮発性成
分を3段階で分離する方法であって、その第1段階は、
それから排出される重合液組成物が60〜80重量係の
重合体を含有し、かつ温度が70〜120°Cとなり得
る圧力および温度条件下で操作され、第2段階代それか
ら排出される重合液組成物中の揮発性成分が1重量製以
下となり、かつ得らるべき溶融重合体が流動性を保持で
きる圧力および温度条件下で操作され、第3段階は、得
らるべき溶融重付体と相互溶解性がない発泡剤の存在下
に、50 mm% (絶対)以下の。 圧力下で操作されることを特徴とする重合液組成物の連
続的脱揮発方法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58041796A JPS59166506A (ja) | 1983-03-14 | 1983-03-14 | 重合液組成物の連続的脱揮発方法 |
US06/587,592 US4537954A (en) | 1983-03-14 | 1984-03-08 | Process for the preparation of polymer compositions having low volatile content |
DE19843409066 DE3409066A1 (de) | 1983-03-14 | 1984-03-13 | Verfahren zur herstellung von polymerzusammensetzungen mit einem geringen gehalt an fluechtigen bestandteilen |
KR1019840001274A KR910002463B1 (ko) | 1983-03-14 | 1984-03-14 | 저휘발성분을 갖는 중합체 조성물의 제법 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58041796A JPS59166506A (ja) | 1983-03-14 | 1983-03-14 | 重合液組成物の連続的脱揮発方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59166506A true JPS59166506A (ja) | 1984-09-19 |
JPH0130848B2 JPH0130848B2 (ja) | 1989-06-22 |
Family
ID=12618294
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58041796A Granted JPS59166506A (ja) | 1983-03-14 | 1983-03-14 | 重合液組成物の連続的脱揮発方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4537954A (ja) |
JP (1) | JPS59166506A (ja) |
KR (1) | KR910002463B1 (ja) |
DE (1) | DE3409066A1 (ja) |
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- 1983-03-14 JP JP58041796A patent/JPS59166506A/ja active Granted
-
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- 1984-03-08 US US06/587,592 patent/US4537954A/en not_active Expired - Lifetime
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- 1984-03-14 KR KR1019840001274A patent/KR910002463B1/ko not_active IP Right Cessation
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