JPS59165747A - 屋根パネルの取付構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、屋根パネルの取付構造に係り、更に詳しくは
建物−に部のフレーム材上端面に束材を複数立設してこ
の束材間に屋根パネルを取付ける構造に於いて、束柱の
上端と方杖材の」二端とに添板を設け、該添板に屋根パ
ネルを載置して固定することを特徴とする屋根パネルの
増刊構造に関する。

従来、工業化生産住宅に於いて９Ｊ妻屋根や寄棟等の勾
配屋根を構築する場合は、現場で梁材や桁材上に束材を
立設し、その束材に母屋材を架設し、その上に棹木材と
野地板を敷き、次いでルーフィング材を張設する工法が
一般的であった。

しかし、所謂ユニット住宅等では、予めユニット上部に
勾配屋根を設けておくとユニット相互を接合する際に屋
根部分での接合が難しく、又ユニット搬送時の障害にな
る等の問題があり、その為ユニット上部にはデツキプレ
ー１・等で構成した単調な陸屋根とすることが多かった
。

本発明は、上記単調な屋根に代えて既存の建物と同様に
外観意匠上からも特徴のある各種の勾配屋根を構成する
為、建物の梁等のフレーム材の」二端面に束材を立設し
、その束材の束）］］」一端には屋根勾配とほぼ等しい
添板を設けておき、この添板上に屋根パネルを載１δし
固定することを概留とするものである。

以下、図面に基づき本発明に係る屋根パネルの増刊構造
を詳細に説明する。

第１図は、例えば鉄骨ラーメン構造からなる建物１の全
体斜視図である。

この建物ｌは、ユニット２，２を複数個集積し、その最
上階上部に屋根パネル３，３・・・を敷設して勾配屋根
を構成したものである。

第２図は、ユニッｌ−２、２を複数個集積して構成した
建物１の最上階ユニットのフレーム材上端面４，４に、
複数の束材を立設した状態の斜視図である。

上階ユニットのフレーム材上端面４，４・・・は、ユニ
ット２，２の柱頭部を継ぐ梁やフレーム材の上面からな
り、この斜視図で示すように例えば縦方向２列、横方向
４列の計８個のユニ・ソトのフレーム材によって構成さ
れている。この建物１の屋根として、例えば寄棟の勾配
屋根を構成する場合には、建物１のほぼ中央に配置され
たフレーム材」二輪面４，４・・・上に束材５を立設す
る。この束材５を中心として建物１の桁方向に束材６，
６・・・を建て、更に建物１の桁側出隅部のフレーム材
」一端面４，４・・・には、束材５，６の方杖材に対応
して束材７を建てる。そしてこれら束材５，６．７上に
屋根パネルを載置する。　第３図は、束材５の斜視図で
ある。

束材５は、略矩形状のベース板５１上にアングル材や角
パイプ材等からなる束柱５２を立設して構成される。束
柱５２の上端には妻行方向に屋根勾配とほぼ等しい形状
を有する二枚の添板５３ａ、５３ｂを設けている。

またベース板５１のウィングプレー１・５４．５４を介
して束材５の脚部から方杖材５５ｘ、５５ｙが張出され
ている。この方杖材５５ｘ、５５ｙの」二輪にも屋根勾
配にほぼ等しい勾配を有する添板５６ａ、５８ｂが設け
られている。

これら添板５３ａ、５３ｂ　、５Ｅｉａ、５８ｂにはパ
ネル枠材のガイド孔に挿通するガイドピンＧと止着用の
ボルト孔Ｖが適宜設けられている。

よって、添板５３ａと５６ａ及び添板５３ｂと５６ｂに
屋根パネルを一定勾配に載置して固定することができる
。

第４図は、前記屋根パネルＰを添板５３ａ、５８ａに載
置した状ｙμ′；を示した斜視図である。

すなわち、添板５３ａに設けられたガイドピンＧ及びｍ
＆５６ａ　に１□ジけられたガイドピンＧにパネルＰの
カイト孔を挿通する。

同様にして反対側の傾斜面の添板５３ｂと５６ｂに、没
けられた各ガイドピンＧにパネルＰ′のガイド孔を挿通
し載置する。

これによりパネルＰとＰ′の位置調整を行ない、ホルト
孔Ｖに挿通したボルトを介してパネルＰ、Ｐ’　　をそ
れぞれ添板に固定する。

以上の様にパネルＰ　、　Ｐ’　を添板に固定していく
ことによってパネルＰ　、　Ｐ’　・・・は建物１の上
部全体に亘って敷設されることになり、勾配屋根が構成
される。

第５図は、桁行方向に立設される束材６の斜視図を示し
たものである。この束材６は妻側屋根パネルと折倒屋根
パネルの交点下に配設されるもので、所謂軸組屋根の墨
心束に相当するものである。

この束材６も上記束材５とほぼ同様にベース板６１上に
束柱６２を立設し、束柱６２の上端に添板６３ａ。

６３ｂ、６３ｃを設けている。添板Ｅｉ３ａ、８３ｂは
束材５の添板５３ａ、５３ｂと同じ勾配を有し、且つ両
側には方杖材８５ｘ、６ｉ５ｙがウィングプレート６４
．６４を介して張出されている。方杖材Ｅｆ５ｘ、［（
５ｙの」二輪には束柱と同様に添板６１３ａ、６６ｂが
設けられている。これにより添板６３ａ　、　８８ａは
屋根勾配とほぼ同じ勾配平面」二に位置することとなり
、且つ添板６３ｂ、ｅ１３ｂも同様な位置関係となる。

この様な位置関係にある添板に屋根パネルＰをガイドピ
ンＧを介して載置し、前記同様固定する。

一方、妻側屋根面においても、束柱６２の上端には添板
６３ｃが設けられ、脚部からは方杖材６７が張出されて
いる。しかも方杖材６７の上端に添板６８が添板８３ｃ
とほぼ等′しい勾配の傾斜面上に設けられている。また
方杖材６５ｘと６７及び６５ｙと６７の各中間部にも方
杖材Ｂ９ｘ、６むを張出し、その−Ｌ端に添板７０ａ　
、　？Ｏｂを設ける。

これら方杖材Ｂ９ｘと６９７には折倒屋根パネルと表側
屋根パネルの両方を支持させる為、添板７０ａには添板
６３ａ、ｅＥｉａと同一傾斜面内に小板７０ａ１及び添
板６３ｃ、Ｈと同−傾斜内に小板？’Ｏａ２を設ける。

同様にして添板７０ｂにも小板７０ｂ１と７０ｂ２を設
ける。

尚、これら各添板８３ａ、６３ｂ、６３ｃ、Ｅｉ６ａ、
８８ｂ、８８．７０ａ、７０ｂには前記したと同様にガ
イドピンＧと止着用のボルト孔Ｖが適宜設けられている
。

第６図は、妻側及び折倒の出隅部上端面に設けられる束
材７を示す斜視図である。

束材７はベース板７１に束柱７２を立設し、その上端に
添板７３を設けたものである。この束柱７は、建物１の
妻側と折倒の間部に配置されたフレーム材上端面におい
て、束材５，６の方杖材５５ｘ、５５ｙ。

６５ｘ、６５ｙ、６７．８９ｘ　、　８９ｙに対応して
配置され、針近傍で妻側の勾配屋根パネル及び折倒の勾
配屋根パネルを支持するものであるから他の束材よりも
短柱に形成されており、しかも各束材と対応する束柱７
２の添板７３は、束柱５，６の各添板と同じ勾配の傾斜
面上に設けられている。添板７３も他の添板と同様に、
ガイドピンＧと止着用のボルト孔Ｖが設けられている。

上記の様に構成された各束柱の添板と、方杖材の添板と
にパネルをガイドピンを介して載置し、ボルトにより固
定すると建物上部にパネルが敷設される。そして隣接す
るパネル相互の接合目地部にはルーフィング材を増貼り
して屋根パネルに葺材を葺くと十分な雨仕舞を有する屋
根が完成される。

以上の様に本発明の取付構造は、束柱の上端と方杖材の
上端とに設けられた添板に、屋根パネルを載置固定する
ので、建物上部に於いて各束材が屋根パネルと一体とな
り、所謂トラス組みを構成することとなるので屋根全体
として極めて剛性の高い取付構造となる。又、束材と方
杖材等の１３４１係を適宜に追択することにより、屋根
全体の形状を切妻や寄棟などに変更することも容易とな
る等極めて施工性、且つ強度的にも優れた勾配屋根パネ
ルの取付構造となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、′１ご棟屋根か構成された建築物の斜視図、 第２１ノは、建物梁等のフレーム材上端面に束材を）ｆ
設した状態を示す説明図、 第３図は、束材の斜視図、 第４図は、束材にパネルを載置した状ｊハ９を示す一部
省略の斜視図、 第５図は、桁行方向に立設される束材の斜視図、 第６図は、妻側及び折倒上端面に取付けられる束材の斜
視図である。 ５・・・束材、５１・・・ベース板、５２・・・束柱。 ５３ａ、５３ｂ　−・−添板、　　　　　５５３５５ｙ
一方杖材。 ５６ａ、５６ｂ・・・添板、　　　　　６・・・束材。 ６１・・・ベース板、６２・・・束柱。 ６３．６３ａ、６３ｂ・−・添板、　　　　６８ａ、Ｂ
Ｅｉｂ−添板。 ［ｉ　８−・・添板、　　　　　　　　７０ａ、７０ｂ
　・＝添板。 ８５ｘ、８５Ｙ、８７，６９ｘ、Ｅｉ９ｙ・・・方杖材
、　　７・・・束材。 ７１・・・ベース板、７２・・・束柱、７３・・・添板
。 Ｇ・・・カイトピン、　　　　■・・・ボルト孔。 Ｐ　、　Ｐ’　・・・屋根パネル。 出願人　　ミサワホーム株式会社 代理人　　弁理士　船　橋　國　則 第１図 第２図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、束柱の上端と束柱の脚部から張出した方杖材の北端
   とに屋根勾配に略等しい勾配を有する添板を設け、該添
   板に屋根パネルを載置して固定する屋根パネルの増刊構
   造。 ２、前記添板に突設されたガイドピンを屋根パネルのカ
   イト孔に挿通して固定すること特徴とする特許３＋！１
   求の範囲第１項記載の屋根パネルの取付構造。