JPS59163408A - 折りたたみ式ヘルメツト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は折りたたみ式の保護用ヘルメットに関するもの
であり、本発明のヘルメットは特に自動二軸車あるいは
自動車のドライバーの頭部防護用として有用である。

保護ヘルメットはその出現以来、新規なる構成技法およ
び／または新規材料の導入ならびに屡々遭遇する恐ろし
い経験で特別な経験的データおよび無数の効用の一般的
統計が得られた際に徐々に整備されてきたより厳密な安
全仕様の達成という２つの主要目的により極めて大きな
変更がなされてきた。すなわち年数の経過と共にガラス
ファイバ一層補強樹脂に基づく外側カバーの製造；耐火
塗料の利用；一体構造物；汚れていても直ちに発進でき
るための多層不燃性面；中間衝突防止層；高衝撃吸収性
内部スタッフィング；適意用エレクトロニクス手段の挿
入など多くの新機軸かもりこまれてきた。

しかしながら現在広く用いられているこれらヘルメット
のいづれに於ても、就中一体構造ヘルメットにおいても
、問題が残されている。というのはヘルメットのそなえ
るべき基本的特徴に対しては第２義的であるけれど重要
なある欠点をまだ有しているからである。それは非常に
かさだかいという点で、そのためヘルメットを頭に着用
しない時、持ちあるくのに非常に不便であるからである
。

本発明は上述の欠点を解消した折りたたみ式ヘルメット
に関する。

本発明にかかるヘルメットはその材料、成分、透視面、
内部スタッフィング、抵抗補強物その他に関し、要求せ
られるこういった全ての特徴をそなえ構成され、作られ
る。というのは本発明の新規ヘルメットの特徴はそれら
にあるのではなく、別の点に存するからである。これら
公知ヘルメットの大部分に対し、かかる特徴を是認しつ
つ本発明の新規特徴を組み入れて、折りたたみ式になし
うるのである。

この保護用ヘルメットは透視面、適当に内側につめられ
たスタッフィング手段、ならびに安全補助具締結具を有
し、その基本的特徴は上下２つの部分でヘルメットの全
体の形を構成し、これらはヘルメット赤道ラインあるい
はその近くで往復的にかみ合わされ、互に向きあい同軸
の２つの横の回転点で相互に結合され、これにはかみ合
い位置を確保するためのある種のかみ合わせ手段がもう
けられ、また前記２つの部分は上の部分を前記２つの回
転点のまわりに回転し、下の部分の内側に入れ、上部が
全体的にあるいは部分的にかくされるようになる寸法に
作られている点にある。

従ってこのヘルメットは使用しない時、折りたたんで使
用時の約半分のサイズになるようになしうるという非常
に有利な技術革新を与えるものである。

透視面回転は保護ヘルメットを実質的に構成する２つの
部分の回転点とは別途にあるいはそれら回転点自身を利
用しても行なうことができる。

２つのヘルメット位置の伸ばした位置すなわち使用位置
に確実にあわせることに関してはユニットに対し所望の
安全性ならびに信頼性を与えうるものであれば任意の有
効なかみ合わせ手段を付すことができる。しかしながら
その位置ならびに構造が開閉操作を容易に行えるもので
あることが推奨され、従って外部配置がこの際極めて有
利である。しかしスタッフィング部材あるいは装置成分
と適当に組み合わせれば、ヘルメット内面でかみ合わせ
ることもできるので、内側のかみ合わせの可能性も除外
されるものではない。

２つあるいはそれ以上のかみ合わせを採用することもで
き、この場合クランプ力がより良好にひろげられるであ
ろう。

上下部分のかみ合わせに関し、溝とダンプのような補助
的突起により、がん強な固定が可能である。

以下添付図により本発明を説明する。

図から明らかなように、本発明のヘルメットは実質的に
２つの部分、すなわち上部１と下部２がらできている。

これら２つの部分は大体赤道線３にそって互にかみ合い
、相互に向きあって横に配置された回転点４および５に
より連結され、これら回転点は第２図および第５図で示
されるように上部の回転を可能ならしめるべく同軸とな
っている。回転させた時は、前記の上部１は下部２の内
側で規定されるハウジングの中にかくされる。第６図お
よび第７図容重 第１図および第４図に示される引き出し位置のしっかり
した保持を確実ならしめるがみ合わせは任意の適切なも
のでよい。第７図にはその一例が示されており、図にお
いては滑りフック６が上下部１および２に意図的にもう
けられている適当な溝７および８にかけられる。このか
み合わせの解除はこれら溝いづれか一方にへこみを作る
とか高さを低くすることにより行なわれる。これらの溝
はヘルメット内面にもうけることもできることが理解さ
れよう。但しこの具体例は極めて容易に理解しうるため
特に図示する必要はなかろう。

かみ合わせの別の例は互に向きあった留めがね掛けの突
起をもうけ、それにフックをかけることである。内側に
もうけた例を第８図に示してあり、これは外側にもうけ
ることもできる（図示なし）。第８図に突起９および１
０と滑りフック１１が示されている。

第１２図にはこれらより遥かに複雑なメカニカルかみ合
わせが例示されている。この例では利用者は簡単な押し
こみで閉止が行なわれ、押しボタン１２をおすと開き、
この押しボタン１２は押された時適当なバネ１３で自動
的に元にもどるから弾性がみ合わせ手段で容易にファス
ニングならびに閉止操作が行いうる。

第７図〜第１２図の全てにおいて、ヘルメットを構成す
る上部１と下部２の２つでの向きあった端線１４および
１５の調整は平滑面で行なわれるのではなく補助的な突
起により行なわれることが理解されよう。第７図および
第８図ではこの突起はボックス１６およびピン１７とな
っている溝およびタングである。第９図では階段状の継
ぎ口型１８である。第１０図および第１１図ではピン１
７が上側にもうけられたり下側にもうけられたりする溝
およびタングによる継ぎ目を示している。向きあった端
線１４および１５にそって同一のヘルメットにおいて別
々のストレッチをもうけ、それらの一方のセクションは
第１０図に示されるようなものとし、他方は第１１図に
示されるようにする。すなわちピン１７を上部１にもう
けまた下部２にもうけると良好なバランスが達成せられ
る。

本発明にかかるヘルメットの外形は前述の要件に合致す
る限り任意のものとなしうる。また通常のヘルメットの
如く透視面１９および内部スタッフィング２０をもうけ
うる。このスタッフィング２０は上部１の折りまげおよ
び引き出し回転を可能にするのに最適の形とされること
は当然である。

上部１を回転させるということは単に相対的なもので折
りたたみおよび引き出し操作中、ユニットを動かさない
最も適当な成分は下部２であるとの通常の方法を考慮し
たからに外ならない。しかしながら上部１を動かさずに
下部２を回転させること、あるいは上部１と下部２の双
方を回転させることも可能である。いづれの場合も同じ
配置が考慮せられる。

本発明にかかるヘルメットの利用範囲に関しては従来の
型のヘルメットの用途のいづれであってもかまわない。

すなわち自動車、自転車、飛行機、ウィンタースポーツ
等に用いられる。図示せるものは特に好ましい具体例に
ついてであるが、本発明範囲内に於て任意の改変が可能
である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の好ましい一具体一例にかかるヘルメッ
トの引き出した位置における斜視図某第２図は第１図の
ヘルメットを完全に引き出すまで、あるいは折りたたむ
際の中間段階での斜視図；第３図は同じく折りたたんだ
状態でのヘルメットの斜視図；第４図はヘルメットを引
き出した場合の側面図；第５図は折りたたみと引き出し
の中間段階でのヘルメッ１〜の側面図；第６図は完全に
折りたたんだ状態のヘルメットの側面図；第７〜第１２
図はヘルメットの上部と下部のかみ合わせ部分を示す部
分拡大断面図。 特許出願代理人 弁理士　伊　藤　武　雄 一 第１図 第２図 第４図 １ 第５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 上部と下部の２つの部分からなり、それらはヘルメット
   の一体外形を構成しつつヘルメット赤道ラインあるいは
   その近傍ラインでかみ合わさり、これら２つの部分は互
   に向きあった同軸の２つの横側回転点で連結され、これ
   ら２つの部分にはかみ合わせ位置を確実ならしめるかみ
   合わせ手段が設けられ、上部を前記２つの回転点のまわ
   りに回転させると完全な折りたたみ状態となり、上部が
   下部の内側にはまりこみ、完全にあるいは部分的に下部
   内にかくされるような寸法となっており、且つ透視面、
   内部スタッフィング手段、安全手段、締結手段を含む折
   りたたみ式保護用ヘルメット。