JPS5914382Y2 - クラツチ板包装容器 - Google Patents

クラツチ板包装容器

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Publication number
JPS5914382Y2
JPS5914382Y2 JP11149581U JP11149581U JPS5914382Y2 JP S5914382 Y2 JPS5914382 Y2 JP S5914382Y2 JP 11149581 U JP11149581 U JP 11149581U JP 11149581 U JP11149581 U JP 11149581U JP S5914382 Y2 JPS5914382 Y2 JP S5914382Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clutch plate
box
packaging container
hole
center
Prior art date
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Expired
Application number
JP11149581U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5817386U (ja
Inventor
達 白川
Original Assignee
株式会社白光社
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社白光社 filed Critical 株式会社白光社
Priority to JP11149581U priority Critical patent/JPS5914382Y2/ja
Publication of JPS5817386U publication Critical patent/JPS5817386U/ja
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  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
  • Packaging Of Machine Parts And Wound Products (AREA)
  • Cartons (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、内部に収納したクラッチ板が、搬送中又は
その他の取扱い中に、内部で移動しないようにしたクラ
ッチ板包装容器に関するものである。
円盤状のクラッチ板は、よく知られているように自動車
に用いられているが、この種のクラッチ板は、どのよう
なことがあっても完成後に変形を生ぜしめてはならない
仮に変形したものは、およそ使用不可能になってしまう
からである。
そして前記のようにクラッチ板は最終的には自動車に使
用されるものではあるが、自動車メーカーでは製造しな
いで、クラッチ板の専門メーカーが製造しているのが実
情である。
そしてクラッチ板のメーカーが製造してこれを自動車メ
ーカーに納品する場合は、クラッチ板1個づつを包装し
て、これを自動車メーカーに運搬するのである。
ところで、この包装に用いられていた容器は、第3図に
示すように薄型の正方形状の段ボール箱aの中に、コの
字状に形成した段ボール紙製の中子すを入れ、この中子
すの一方の片Cの中央にクラッチ板dの中央突状部eと
同径の孔fを穿設し、前記中子すによってクラッチ板d
を挾み込むようにしつつ前記突状部eを孔fにはめこみ
これら全体を段ボール箱a内に収納していたのである。
このようにしたのは、クラッチ板dが段ボール箱a中で
移動しないようにすることを企図したものではあるが、
クラッチ板d自体、非常に重量があり、その結果運搬中
に前記段ボール箱a内において微動することはどうして
も避けがたいのである。
段ボール箱a中でクラッチ板dが移動するということは
、段ボール箱aの外周からクラッチ板dに圧力がかかる
ことを意味するものであり、この結果クラッチ板dに変
形を与えることを意味するものであり、それゆえこれを
防止するために中子すによってクラッチ板dの段ボール
箱a中の位置を特定するようにしたのではあるが、硬く
重いクラッチ板とやわらかな中子b、とくに孔fの面と
が接触したのではどうしても中子すの孔fが拡大されて
しまいかねないのであり、現にそのような問題が生じて
いたのである。
その結果クラッチ板dの円周面は直接段ボール箱aの内
壁に当たり、外圧を受けやすい状態になってしまうので
ある。
これはクラッチ板dの硬い部分が中子すの孔fに直接触
れることに起因しているのであり、これを防止するため
には、同じ段ボール紙に当たるとしても、その中間に柔
かい材質のものを介在させればよいことになる。
そこでこの考案は円盤状のクラッチ枠の直径よりもわず
かに太き目の正方形の薄型の箱の底部に、この箱の底部
と同形の段ボール紙を敷き、この段ボール紙の中央にク
ラッチ板の中央に形成されているシャフト孔の内径と略
同−の外径を有するプラスチック製の中央突起物を配設
して、クラッチ板の重量を、それよりも柔がな中空突起
物で受け、これにより緩衝して段ボール紙に伝わるよう
にして、前記クラッチ板が箱内において移動しにくいよ
うにしたクラッチ板包装容器を提供することを目的とし
て開発したものである。
いま、この考案にかかるクラッチ板包装容器の一実施例
を第1図及び第2図にもとづいて述べると、1は段ボー
ルで形成した正方形状の薄型の箱であり、2は、この箱
1の底部3と同形の段ボール紙である。
4は、円盤状のクラッチ板であり、5はこのクラッチ板
4の中央に形成されているシャフト孔である。
6は段ボール紙2の中央に穿設した孔であり、7はこの
孔6から段ボール紙2の中央部に突出せしめるためのプ
ラスチック製の中空突起物である。
これらのものは、次のような関係で構成されている。
すなわち、前記箱1は、クラッチ板4の直径よりもわず
かに太き目に形成されているとともに、中空突起物7の
外径はクラッチ板4のシャフト孔5の内径と略同−にし
である。
しかして、段ボール紙2の孔6に、この段ボール紙2の
裏面より中空突起物7を挿し込みこれら全体を箱1の底
部3に敷く。
そしてこの箱1の中にクラッチ板4を収納するのである
が、この場合突起物7をクラッチ板4のシャフト孔5に
挿し込むようにして収納するのである。
その後箱1の蓋8を閉じると包装は終了することになる
そしてこの状態で運搬すると、クラッチ板4の直径は箱
1の内径よりもわずかに小さ目になっているために、こ
の箱1内において、箱1の内壁とクラッチ板4とは直接
後していないことになり、振動が加えられるとクラッチ
板4はこの箱1内で移動しうる可能性がある。
しかし、このクラッチ板4が移動しようとすると、直接
的にはその負荷が中空突起物7にかかることになる。
そして中空突起物7にかかった負荷は、やがて段ボール
紙2の孔6にかかることになるが、この突起*7は中空
状態でかつプラスチックで形成されているのであるがら
、クラッチ板4から中空突起物7にかがった負荷は、こ
の中空突起物7によって緩衝されることになり、その結
果段ボール紙2の孔6にががる時点においては、非常に
小さい状態になり、この孔6を損傷しないこになるので
ある。
前記のようにこの考案にかるクラッチ板包装容器によれ
ば、中空突起物を用いたことによりクラッチ板の負荷が
段ボール紙の孔に達する時点では間接的に小さくなり、
したがって段ボール紙の孔に損傷を与えることがないと
ともに、これによってクラッチ板の箱内における移動を
防止することができ、また従来のコの字状に形成した中
子を使用したものに比してクラッチ板の収納作業が短縮
され、さらに包装材料の節減にもなるなどその効果はき
わめて大である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案にかかるクラッチ板包装容器の分解斜
視図、第2図はクラッチ板を包装した状態の縦断面図、
第3図は従来例を示す分解斜視図である。 1・・・・・・箱、2・・・・・・段ボール紙、3・・
・・・・箱の底部、4・・・・・・クラッチ板、5・・
・・・・シャフト孔、6・・・・・・孔、7・・・・・
・中空突起物、8・・・・・・蓋。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 円盤状のクラッチ板の直径よりもわずかに太き目の正方
    形の薄型の箱の底部に、この箱の底部と同形の段ボール
    紙を敷き、この段ボール紙の中央にクラッチ板の中央に
    形成されているシャフト孔の内径と略同−の外径を有す
    るプラスチック製の中空突起物を配設したことを特徴と
    するクラッチ板包装容器。
JP11149581U 1981-07-29 1981-07-29 クラツチ板包装容器 Expired JPS5914382Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11149581U JPS5914382Y2 (ja) 1981-07-29 1981-07-29 クラツチ板包装容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11149581U JPS5914382Y2 (ja) 1981-07-29 1981-07-29 クラツチ板包装容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5817386U JPS5817386U (ja) 1983-02-02
JPS5914382Y2 true JPS5914382Y2 (ja) 1984-04-26

Family

ID=29905827

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11149581U Expired JPS5914382Y2 (ja) 1981-07-29 1981-07-29 クラツチ板包装容器

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JPS5817386U (ja) 1983-02-02

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