JPS59133056A - オフセツト多色印刷機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、主として感圧接着型ラベルの連続体等のよう
な長尺材に印刷をするに適する、オフセット多色印刷機
に関するものである。

従来の多色印刷機としては、第８図に示す如く、版胴（
１０１）、ゴム胴（１０２）及び圧胴（１０ｇ）からな
る１ユニツト（１０４）・・で１色を刷る機構のものを
２または４基と連結して順次に紙を通して２色又は４色
の印刷をするものがあるが、その色数が多くなればそれ
だけユニツ）　（１０４）数を増加する必要性があり、
ゆえに広い据え着は場所を必要とする。

しかも、各ユニツ）　（１０４）・・・の版胴は印刷す
る毎に１回転するように構改されているために、１回の
印刷に対して版に１回だけインキが着肉されることにな
る。従って、印刷した時に、色ムラ（いわゆるオバケ現
象）ができる可能性が大となる。

本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、印刷機本
体の小型化を図り、しかも、色ムラ等ができる可能性が
極めて少ないオフセット多色印刷機を提供せんとするも
のである。

以下、本発明を図面に示した実施例に従って詳細に説明
する。

第１図は、本発明の実施例たる印刷装置を利用した感圧
接着型ラベルの連続体のオフセット印刷機の斜視図であ
る。

（１）は、被印刷材たるラベルの連続体であり、紙等の
帯状の台紙の表面にシリコーン樹脂等を塗布してなる剥
離剤層が形成された剥離シート（２）の表面に、その裏
面に感圧型接着剤を塗布してなるラベル（３）を、その
粘着剤層面において適宜な間隔を訴いて仮着してなる。

かかるラベルの連続体（１）は、ワイディングリール（
４）Ｋ捲装されており、ワインディングリール（４）よ
り送り出されたラベルの連続体（１）は、必要な印刷送
り量を得るべきための戻し機構を有する進退装置（５）
を経て、≠塗た＃吐乳＃送り装置（６）へと順次移送 されるが、その間に本発明に係る印刷装置（７）が設け
られている。

印刷装置（７）は、回転軸（８）に固定されたブ占・ト
胴（９）の周囲に、４組の版胴（ＩＱ＋が設けられ、そ
れぞれに凸版［１１１が円周面に取着され、各版胴１０
１　Ｋはインキ装置■が付設され、ブランケット胴（９
）の下面には圧胴０３）が圧設されている。そして、４
組の版胴００）の径は、略々同一であり、ブランケット
胴（９）の径の四分の−の長さである。

ブランケット胴（９）は、その外周に、２個のゴムのシ
ートよりなるブランケット（９ａ）（９ｂ）が捲装され
てなる。そして、ブランケット胴（９）において、ブラ
ンケット（９ａ）　（９ｂ）の長さは、版胴側における
版面の長さと等しく形成され、他の部分は一段低くなっ
ている。ブランケット（９ａ）　（９ｂ）の一端はブラ
ンケット胴（９）に固定され、他端はまき込みと協働し
て色分解した適当な色を各版胴（ｌｏａＸＩＧｂ）（１
０ｃ）（１０ｄ）にて印刷するように形成されており、
凸版Ｕが付着されている。

そして、ブランケット胴（９）を回転させてブランケッ
ト（９ａ）　（９ｂ）に、第１版胴（１０ａ）により第
１色にて版胴（１０ａ）の版の画線を転移させ、引き続
き１ＪＩＪ２版胴（ｔａｂ）により該版胴ααの版の画
線を第２色により転移させ、以下、順次第８版胴（ｆｏ
ｅ）及び第４版胴（１０ｄ）　Ｋよって所定の画線を転
移させ、ブランケット胴（９）の１回転の間て、プラン
ケラ）　（９ａ）　（９ｂ）の同一箇所に重ねて４色の
転移を完匠する。

そして、圧胴０３）をブランケット胴（９）のブランケ
ット（９ａ）　（９ｂ）に圧接回転させると、その間を
通過するラベル連続体（１）のラベル（３）の表面に、
ブランケット胴（９）の表面に形成された所定の多色の
画線（鏡像）が転移印刷される。

進退装置（５）は、三木のローラａ（イ）ｕ５！＋１６
１よりなり、前ローラ０ａの下面を経て、変位ローラａ
ωの上面そして後ローラ０６１の下面を経て、ラベルの
連続体（１）を送るように、前ローラ圓と後ローラα０
の間に、変位ローラ叫が垂直方向に昇降自在に設けられ
てなる。

又、ラベル連続体（１）を、印刷装置（７）を経て、次
の捲き取り工程（図示せず）に移送する送り装置（６）
は、その周囲に吸引孔ｕ？ｌが貫設された送りローラ（
１８）を真空吸引装置叩に連設してなり、真空吸引装置
α９にて該送りローラｌ稀の吸引孔０ηよりラベル連続
体（１）の剥離シート（）を吸引し、且つ、該送りロー
ラ（１８１を回転させて、ラベル連続体（１）を適宜な
スピードで送るように構成されている。

ところが、ブランケット胴（９）の径や回転速度、そし
てラベル（３）間の間隔や移送速度との間に相違がある
ので、ブランケット胴（９）のブランケット（９ａ）　
（９ｂ）の位置と次に送られてくるラベル（３）の位置
関係との間にズレが生じる。すなわち、ラベル（８）の
長さ及びラベル（８）間の長さよりも、ブランケット胴
（９）の外周長の方が長い場合は、半回転して次にブラ
ンケット（９ａ）　（９ｂ）が印刷すべきラベｌしく３
）よりも遅れて回転して（ることＫなり、ラベル（３）
の方が一歩先に進むことになる。そこで、ブランケット
胴（９）による１回の印刷が終了すると、ブランケット
胴（９）の表面はブランケット（９ａ）　（９ｂ）部分
より一段低くなっているので、前記進退装置（５）の変
位ローラａ９を、ラベル連続体（１）の進行方向とは異
なる略々直交する方向たる上方に上昇移動させ、ラベル
連続体（１）を、ラベル間の距離、そして、次の印刷す
べきブランケット胴（９）のプランケラ）　（９ｂ）の
画線までの距離等を勘案して、必要な印刷送り量だけ引
き戻す。すなわち、送り装置（６）の吸引力より、変位
ローラα９の引戻力の方が大となるように構成し、変位
ローラ０９の上昇によりラベル連続体（１）を反対方向
に引き戻すのである。そして、所定幅だけ引き戻し、ブ
ランケット胴（９）の次の版膜様を有するブランケット
（９ｂ）の画線の位置と、ラベル連続体（１）のラベル
（３）の印刷位置とか一致する箇所まで引き戻すと、変
位ローラＯ０の上昇運動を停止し、送り装置（６）　Ｋ
よりラベル連続体（りを移送方向に移送させ、それに伴
い、ラベル連続体（１）の移送スピードに合わせて変位
ローラα９を初期位置まで下降させ、次の上昇運動開始
時まで待機させる。

そして、次のラベル（３）に対する印刷を印刷装置（７
）にて終了すれば、また先のとおりの作動を繰り返すの
である。

なお、圧胴ＯＪは、ブランケット胴（９）側に常に圧接
されるのではなく、ブランケット胴（９）に向けて進退
自在となしておけば、見当合わせ等が正確にできず、失
敗をした場合にも、即座にブランケット）刺（９）より
引き離し、次に進んできたラベル（３）に印刷されるの
を防ぐことができる。

本発明は、上記実施例に限定されることなく、かかる事
項に基づきなされる変更仕様、応用ならびに変形等は本
発明の技術的思想に包含されるものであることはいうま
でもない。

例えば、必要印刷量を得るべきための戻し機構として、
第２図に示す如く、一対の変位ローラ（１５ａ）と（１
５ｂ）と前ローラαａと後ローラα印を有してなる進退
装置（５）を用いてもよい。該進退装置（５）は、印刷
装置（６のブランケット胴（９）の印刷部位を挾んで、
その下方に前ローラ０４）と後ローラ（１６）とが所定
間隔をおいて配設され、且つ、該前ローラ圓の上方で被
印刷材（１）の進行方向とは逆の後方に、前変位ローラ
（１５ａ）が設けられるとともに後ローラα口の上方で
被印刷材（１）の進行方向とは順な前方に、後変位ロー
ラ（１５ｂ）が設けられている０そして、被印刷材（り
は、前ローラ（１４）　Ｋ捲かれてその下端より前変位
ローラ（１５ａ）を経て、印刷装置（７）へと送られ、
更に進んで後変位ローラ（１５ｂ）に捲かれてその下端
より反対方向たる後方に進み、後ローラ（１６にて再び
方向転換されて前方の送り装置（６）に進むように送ら
れる。

は、前ローラ圓の後方位置に設けられた適宜なストップ
装置（２０）にて被印刷材（１）の進行が停止され、そ
れと同時に前後の変位ローラ（１５ａ）（１５ｂ）が同
一間隔を保持した状態にて、水平に移動し、プラン終了
すると前後の変位ローラ（１５ａ）（１５ｂ）はその進
行を停止し、再び前後の変位ローラ（１５ａ）（１５ｂ
）は、その進行方向を変え後方に逆に移動し、初期の位
置まで戻る。そこで、前後の変位ローラ（ｘ５ａＸ１５
ｂ）はその移動動作を停止し、ストップ装置＠）のスト
ップ機構が外れ、被印刷材（１）が順の方向に移送され
る。この間の被印刷材（１）の移送量は、先に印刷され
た印刷部分の長さ、一方のブランケット（９ａ）ともう
一方のプランケラ）　（９ｂ）間の距離（印刷部分の終
端と次に印刷されるべき印刷部分の始端との距離）等を
考慮して決定せられるべきである。

本発明は、上記のように構成され、印刷装置は、複数個
の版胴を、該版胴径がブランケット胴径の整数倍であり
、ブランケット胴の周囲に、適宜な間隔をおいて設け、
該ブランケット胴のブランケット部に版胴の数だけ画線
を順次転移して重ね、かかる画線をもつてラベル等の被
印刷材に印刷するように構成しているので、印刷ユニッ
トを複数基列設した従来の多色印刷機に比較して、印刷
速度は速いにも拘わらず小型化することができ、印刷機
の設置場所も従来機に比して狭い場所で足りる。

胴が回転することになり、従って１回の印刷のために、
版胴に整数回（２回以上）インキ装置にて着肉すること
になり、版面全体に亘って満遍なくインキが着肉され、
色ムラ等が生じるおそれが少ない。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の実施例たる印刷装置を利用した感圧
接着型ラベルの連続体のオフセット印刷機の斜視図であ
り、第２図は変形例たる印刷機の正面図である。第８図
は従来例の説明図である。 （１）・−・ラベルの連続体、（１）・・・被印刷材、
（２）・・−剥離ψシート、（３）・・・ラベル、（４
）・・・ワインディングリール、（５）　（５）・−・
進退装置、（６）　、　（６）・・・送り装置、（７）
、（７）・・・印刷装置、（８）・・・回転軸、（９）
　、　（９）・・・ブランケット胴、０■・・・版胴、
Ｕυ・・・凸版、ｕ２１・−・インキ装置、０３１・・
・圧胴、（１４１（１４１−・・前ローラ、（１５）　
（１５ａ）（１５ｂ）＝変位ローラ、（１６）０６）・
・・後ローラ、（１７１−・・吸引孔、（ｌａ・・−送
りローラ、（２））・−・真空吸引装置。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 凸版オフセット印刷機において、被印刷材が適宜な印刷
   送り量を得るべきための戻し機構を有し、且つ、その局
   面の一部にブランケット部が設けられたブランケット胴
   の周囲に、該ブランケット胴が一回転する間に見当合わ
   せられた複数の画線をブランケット部に複数回転移すべ
   く、適宜な間隔をおいて複数の凸版印刷用版胴が設けら
   れ、且つ、ブランケット胴の一回転の間に被印刷材に複
   数回の印刷を施すべく、ブランケット胴に複数のブラン
   ケット部が設けられたことを特徴とする凸版オフセット
   多色印刷機。