JPS5911211Y2 - ころがり軸受用合成樹脂製保持器 - Google Patents
ころがり軸受用合成樹脂製保持器Info
- Publication number
- JPS5911211Y2 JPS5911211Y2 JP16914978U JP16914978U JPS5911211Y2 JP S5911211 Y2 JPS5911211 Y2 JP S5911211Y2 JP 16914978 U JP16914978 U JP 16914978U JP 16914978 U JP16914978 U JP 16914978U JP S5911211 Y2 JPS5911211 Y2 JP S5911211Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cage
- convex
- concave
- circumferential direction
- divided
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/30—Parts of ball or roller bearings
- F16C33/46—Cages for rollers or needles
- F16C33/4694—Single-split roller or needle cages
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、ころがり軸受用合戊樹脂製保持器、殊に軸受
が嵌合される軸が折曲している場合あるいは段付軸で軸
方向から組込みできない場合に使用されるため、円周に
多数の転勤体用ポケットを形戒する各保持器柱のうち少
くとも１個所の保持器柱が円周方向に分断されている保
持器の改良に関する。
が嵌合される軸が折曲している場合あるいは段付軸で軸
方向から組込みできない場合に使用されるため、円周に
多数の転勤体用ポケットを形戒する各保持器柱のうち少
くとも１個所の保持器柱が円周方向に分断されている保
持器の改良に関する。
従来この種の合或樹脂製保持器が種々提案されている。
例えば、英国特許第１， ３５２， ９０９号に示すよ
うに、保持器柱の分断部の互に対向するそれぞれの境界
面が、その長手方向（軸方向）で二つの面に分れており
、前記一方の境界面の持つ二つの面の各々が他方の境界
面のもつ二つの対応する面と一致し、かつ相互に半径方
向にオフセットされた歯形状の凸部を有する構造であり
、前記境界面の長手方向の二つの面のうちその一方の対
向面が互に合致するようにし、残された他方の面にはギ
ャップが残るように設計製作されている。
うに、保持器柱の分断部の互に対向するそれぞれの境界
面が、その長手方向（軸方向）で二つの面に分れており
、前記一方の境界面の持つ二つの面の各々が他方の境界
面のもつ二つの対応する面と一致し、かつ相互に半径方
向にオフセットされた歯形状の凸部を有する構造であり
、前記境界面の長手方向の二つの面のうちその一方の対
向面が互に合致するようにし、残された他方の面にはギ
ャップが残るように設計製作されている。
上記の構造にあっては、軸受の回転中上記ギャップに起
因して保持器の倒れを助長し、また転勤体がころである
場合にはころのスキューを生じ、さらに保持器のねじれ
や境界面における突き合せ面の摩耗を生じる等、軸受回
転性能を阻害する欠点がある。
因して保持器の倒れを助長し、また転勤体がころである
場合にはころのスキューを生じ、さらに保持器のねじれ
や境界面における突き合せ面の摩耗を生じる等、軸受回
転性能を阻害する欠点がある。
また、実開昭５３−１０４８４９号公報に記載の保持器
は、柱の切断部の互に対向する境界面の両端側の非対称
位置で、一方の面に凸部を、他方の面に凹部を設けた構
造であるから、保持器柱の切断部の両端は、保持器の内
向き半径方向または外向き半径方向のいずれる一方しか
移動を阻止されない。
は、柱の切断部の互に対向する境界面の両端側の非対称
位置で、一方の面に凸部を、他方の面に凹部を設けた構
造であるから、保持器柱の切断部の両端は、保持器の内
向き半径方向または外向き半径方向のいずれる一方しか
移動を阻止されない。
このためころがスキューを生し、保持器のポケット側壁
に極部当りをすると、柱の切断部に半径方向のいずれを
生じ、保持器にねじれを生じやすく、軸受回転性能を阻
害する欠点がある。
に極部当りをすると、柱の切断部に半径方向のいずれを
生じ、保持器にねじれを生じやすく、軸受回転性能を阻
害する欠点がある。
本考案は、このような従来保持器における軸受回転性能
を阻害する欠点を解消することを目的としたものである
。
を阻害する欠点を解消することを目的としたものである
。
以下実施例を第１図乃至第４図にもとづいて説明すると
、１は保持器で、円周に多数の転勤体用ポケット２を形
或する各保持器柱３のうち少くとも１個所の保持器柱が
円周方向に分断４されている。
、１は保持器で、円周に多数の転勤体用ポケット２を形
或する各保持器柱３のうち少くとも１個所の保持器柱が
円周方向に分断４されている。
前記転勤体用ポケット２は、金型を軸方向に抜くことに
より形或される。
より形或される。
すなわち保持器の肉厚の半分から外径側は第２図の矢符
Ａで示す軸方向に金型を抜き、内径側は矢符Ａとは反対
の軸方向に金型を抜くことによって転勤体用ポケット２
が形威される。
Ａで示す軸方向に金型を抜き、内径側は矢符Ａとは反対
の軸方向に金型を抜くことによって転勤体用ポケット２
が形威される。
また前記分断部４の互に対向する境界面５，６の一方の
面５の長手方向中央部に円周方向に突出しかつその内外
径面が保持器の内外径面と同一円周上に位置する凸部７
が、他方の面６の長手方向中央部に前記凸部７を嵌入し
かつ保持器の内外径面のみに連通ずる凹部８がそれぞれ
形威されている。
面５の長手方向中央部に円周方向に突出しかつその内外
径面が保持器の内外径面と同一円周上に位置する凸部７
が、他方の面６の長手方向中央部に前記凸部７を嵌入し
かつ保持器の内外径面のみに連通ずる凹部８がそれぞれ
形威されている。
前記凸部７は角部７ａがそれぞれ面取りされた断面略矩
形に形或され、凹部８は該凸部７と同一形状の断面略矩
形に形或されている。
形に形或され、凹部８は該凸部７と同一形状の断面略矩
形に形或されている。
前記凹凸部８，７のそれぞれは、その嵌合状態において
、保持器の内向き半径方向、外向き半径方向および軸方
向の相対移動を制限されてはいるが、円周方向の自由な
相対移動を許容する断面積にされている。
、保持器の内向き半径方向、外向き半径方向および軸方
向の相対移動を制限されてはいるが、円周方向の自由な
相対移動を許容する断面積にされている。
すなわち、凹部８の各角部は凸部７の面取りされた角部
７ａに対応する突起部８ａに形或されており、従って前
記凹凸部８，７のそれぞれが、その嵌今時、凸部７の各
角部７ａと該角部７ａに対応する凹部８の各突起部８ａ
との接触および凸部７の側面７ｂと凹部８の側面８ｂと
の接触によって保持器の内向き半径方向、外向き半径方
向および軸方向の相対移動を制限される。
７ａに対応する突起部８ａに形或されており、従って前
記凹凸部８，７のそれぞれが、その嵌今時、凸部７の各
角部７ａと該角部７ａに対応する凹部８の各突起部８ａ
との接触および凸部７の側面７ｂと凹部８の側面８ｂと
の接触によって保持器の内向き半径方向、外向き半径方
向および軸方向の相対移動を制限される。
さらに前記凸部７の円周方向長さは凹部８の円周方向長
さより若干短かく形威されており、その嵌金時、凸部７
が形或された一方の面５の平坦部９と凹部８が形或され
た他方の面６の平坦部１０とが当接し、凸部７の先端面
７Ｃとこれと対向する凹部８の底面８Ｃとの間にスキマ
ｔが形或される。
さより若干短かく形威されており、その嵌金時、凸部７
が形或された一方の面５の平坦部９と凹部８が形或され
た他方の面６の平坦部１０とが当接し、凸部７の先端面
７Ｃとこれと対向する凹部８の底面８Ｃとの間にスキマ
ｔが形或される。
上記実施例では、前記凹凸部８，７の形状を断面略矩形
としたが、これに限定されず、少くとも凹凸部８，７の
それぞれが、その嵌今時保持器の内向き半径方向、外向
き半径方向および軸方向の相対移動を制限されると共に
、円周方向の自由な相対移動を許容する断面積と互に同
一の断面形状に形威されていればよい。
としたが、これに限定されず、少くとも凹凸部８，７の
それぞれが、その嵌今時保持器の内向き半径方向、外向
き半径方向および軸方向の相対移動を制限されると共に
、円周方向の自由な相対移動を許容する断面積と互に同
一の断面形状に形威されていればよい。
本考案は以上の構造であるから、軸受回転時、保持器が
分断部において保持器の内向き半径方向、外向き半径方
向および軸方向にずれるを生じたり、ねじれたりするこ
とがなく、したがって保持器の分断部の端部内径がシャ
フトに接触あるいは端部外径がハウジングに接触してト
ルクが大きくなり異常昇温、摩耗等が発生するというこ
とがなくなる。
分断部において保持器の内向き半径方向、外向き半径方
向および軸方向にずれるを生じたり、ねじれたりするこ
とがなく、したがって保持器の分断部の端部内径がシャ
フトに接触あるいは端部外径がハウジングに接触してト
ルクが大きくなり異常昇温、摩耗等が発生するというこ
とがなくなる。
また前記凸部の先端面とこれと対向する凹部の底面との
間にスキマを形或して分断部の互に対向する境界面の各
平坦面が完全に当接するようにしたため、保持器の倒れ
や転勤体がころである場合の該ころのスキューを生じる
ことがなく、さらには保持器のねじれや境界面における
突き合せ面の摩耗を生じることがなく、軸受回転性能を
良好に維持できる。
間にスキマを形或して分断部の互に対向する境界面の各
平坦面が完全に当接するようにしたため、保持器の倒れ
や転勤体がころである場合の該ころのスキューを生じる
ことがなく、さらには保持器のねじれや境界面における
突き合せ面の摩耗を生じることがなく、軸受回転性能を
良好に維持できる。
第１図は本考案における保持器の組合せ前の側面図、第
２図は第１図の要部斜面図、第３図は第２図のＢ矢視図
、第４図は保持器を組合せた状態での要部平面図である
。 １・・・・・・保持器、２・・・・・・転動体用ポケッ
ト、３・・・・・・保持器柱、４・・・・・・分断部、
７・・・・・・凸部、８・・・・・・凹部。
２図は第１図の要部斜面図、第３図は第２図のＢ矢視図
、第４図は保持器を組合せた状態での要部平面図である
。 １・・・・・・保持器、２・・・・・・転動体用ポケッ
ト、３・・・・・・保持器柱、４・・・・・・分断部、
７・・・・・・凸部、８・・・・・・凹部。
Claims (1)
- 円周に多数の転勤体用ポケットを形戊する各保持器柱の
うち少くとも１個所の保持器柱が円周方向に分断されて
おり、分断部の互に対向する境界面の一方の面に円周方
向に突出する凸部を、他方の面に前記凸部を嵌入する凹
部をそれぞれ形威して前記の凸部を凹部に嵌入するよう
にしたころがり軸受用合或樹脂製保持器において、保持
器柱の長手方向の中央部に前記凹凸部を、凸部の内外径
面が保持器の内外径面と同一円周上に位置しかつ凹部が
保持器の内外径面にのみ連通するように形戊すると共に
、該凹凸部を、嵌合状態において保持器の内向き半径方
向、外向き半径方向および軸方向の相対移動を制限する
と共に円周方向の自由な相対移動を許容する互いに同一
の断面積で同一の断面多角形状にそれぞれ形或し、前記
凸部の先端面とこれと対向する凹部の底面との間にスキ
マを形或するとともに、各境界面の前記凹部または凸部
の軸方向両側を平担面にそれぞれ形威したことを特徴と
するころがり軸受用合成樹脂製保持器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16914978U JPS5911211Y2 (ja) | 1978-12-07 | 1978-12-07 | ころがり軸受用合成樹脂製保持器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16914978U JPS5911211Y2 (ja) | 1978-12-07 | 1978-12-07 | ころがり軸受用合成樹脂製保持器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5584316U JPS5584316U (ja) | 1980-06-10 |
| JPS5911211Y2 true JPS5911211Y2 (ja) | 1984-04-06 |
Family
ID=29170950
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16914978U Expired JPS5911211Y2 (ja) | 1978-12-07 | 1978-12-07 | ころがり軸受用合成樹脂製保持器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5911211Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104471262A (zh) * | 2012-07-17 | 2015-03-25 | 日本精工株式会社 | 向心滚子轴承用保持架 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5974697B2 (ja) * | 2012-07-17 | 2016-08-23 | 日本精工株式会社 | ラジアルころ軸受用保持器 |
-
1978
- 1978-12-07 JP JP16914978U patent/JPS5911211Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104471262A (zh) * | 2012-07-17 | 2015-03-25 | 日本精工株式会社 | 向心滚子轴承用保持架 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5584316U (ja) | 1980-06-10 |
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