JPS59111740A - X線ハイブリツド減算用整合フイルタ - Google Patents

X線ハイブリツド減算用整合フイルタ

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JPS59111740A
JPS59111740A JP58221466A JP22146683A JPS59111740A JP S59111740 A JPS59111740 A JP S59111740A JP 58221466 A JP58221466 A JP 58221466A JP 22146683 A JP22146683 A JP 22146683A JP S59111740 A JPS59111740 A JP S59111740A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、今日、デジタル減鐸型面管造影技術と一般的
に呼称される分野に関するものである。
本明llI轡に開示する発明は、X線像のハイブリッド
(混成型)減算を行なって高い信号対雑音比を有する減
算した像を表わす信号を供給することの可能な方法及び
装置に関するものである。更に詳細には、本発明は整合
フィルタの方法及び装置を使用することによっrl音と
相対的に画像を表わす信号を最大とする技術に関するも
のである。
従来、X線時間的減算用の整合フィルタは、1982年
3月15日に出願された米国特許出願用358゜741
号に開示されている。ハイブリッド減鐸方法及び装置は
、1982年4月26日に出願された米国特許出願用2
71.683号に開示されている。これら両方の特許出
願は本出願人へm1lliされている。基本的なハイブ
リッド減n方法及びその方法を実施する為の装置は、W
、 R,Brodyの発明になる1981年5月5日に
出願されている米国特許出願用260.694号に記載
されている。
時間的減算は、周囲の柔らかい組織や骨構造を除いて血
管の映像化を向上さゼる為の公知の手法の1つである。
時間的減算に於いては、循環系内に注入された沃素化化
合物の様な不透明なX線造影剤ともげばれるコントラス
ト媒体が関心のある血管に到着する直前に、体内の関心
のある領域内の血管のXIIを取る。この像はプレコン
トラストマスク像と呼ばれ、それは血管及び通常背頻と
して柔らかい組織及び骨構造を包含している。このプレ
コントラストマスク像をデジタル化し、機内の画素(ビ
クセル)を表わすデジタルデータはデジタルフレームメ
モリ内に貯蔵される。コントラスト媒体が関心のある領
域内の血管に到達すると、一連のX線像が取られ、これ
らの像はデジタルデータへ変換される。次いで、マスク
即ちプレコントラスト像のデータはポストコントラスト
像のデータから減算されて、全ての柔らかい組織及び骨
構造とプレコントラスト像とポストコントラスト像との
両方に共通している全てのものを相殺即ち減算し、コン
トラスト媒体を有している血管の映像化を向上させる。
過言、プレコントラスト像及びポストコントラスト像に
対し、X線管の電流及び印加電圧は同一である。プレコ
ントラスト像とポストコン]・ラスト作との間にかなり
の時間が経過するので、この方法は時間的減算造影法と
呼ばれる。公知の如く、プレコントラストマスク像及び
ポストコントラスト像は常に幾分かのノイズ成分をhし
ており、それはXIIシステム及び画像を表わす信号を
発生すると共に処理する為に使用される電子部品等によ
って導入されるものである。
時間的減算方法は高い信号対雑音比(SN比)を与える
ものであり、プレコントラスト像とポストコントラス]
・像とを取る期間中に柔らかい組織が殆ど運動しない様
な場合に使用するのに好適な方法である。しかしながら
、組織が運動をする場合には、逐次的に取られる像に共
通ではない情報が必ず存在することとなり、従ってこの
情報は減算によっても相殺されることがなく、且つコン
トラスト媒体を充填させた血管とその周囲の組織との間
のコントラストが減少される。血管及びその周りの相様
の運動が存在する場合としては、消化器官の横動運動に
よって血管が動かされる腹部の血管の検査の場合が考え
られる。腎臓の動脈の場合も履々悪影響を受ける。この
様な運動は頚動脈の場合にも見られ、この場合には、物
を飲込む場合の反射的運動によって人為的構造が発生さ
れ、それが関心のある血管を知覚することを妨害する。
別の画像減算方法はエネルギ減算として特性付けられる
ものがある。エネルギ減算方法は、人体等の4P、な任
意の物質によるX線の減衰はX線のエネルギに依存する
現象であり、且つこの様なエネルギの依存性は異なった
平均的な原子番号を有する物質に対して異なるものであ
るという事実に基づくものである。エネルギ減算に於い
ては、体内の関心のある領域のX線像を、X線管に公称
的に低いキロボルト電ff(kV)を印加させて造影す
るものであり、従って人体を通過して投影されるX線ビ
ームは低いエネルギ平均を有する帯域内のエネルギスペ
クトル分布を有している。低平均エネルギ像を造影し且
つデジタル化した後に、比較的高いキロボルト電圧をX
II管に印加して高い平均的エネルギスペクトル帯域を
使用して少なくとももう1つの像を採取する。通常の組
織を検査する場合には、造影剤であるコントラスト媒体
を使用することなしにこれら2つの像を造影することが
可能である。一方、血管造影を行なう場合には、沃素化
化合物等の様なxi造影剤であるコントラスト媒体を血
管内に存在させた状態でこれら2つの像を採取する。何
れの場合にも、高平均エネルギ像のビクセルデータを低
平均エネルギ像のビクセルデータから減算し、それらの
差分像を得る。
減算を行なう前に、通常、データを挿々の方法で重み付
けを行なうか又はスケーリングをして、柔らかい組織が
相殺される俤にする。これらのデータをスケーリングし
て、組織の代りに骨が差分像から排除される様にするこ
とが可能である。しかしながら、沃素化化合物のコント
ラスト媒体の大部分を除去することなしに骨構造を除去
乃至は相殺させることは不可能であり、この様なコント
ラスト媒体は血管の内部形状を画定するものであるので
、血管造影検査に於いて実際に映像化することを必要と
するものである。
テレビカメラに接続して画像増感器を使用してこれらの
データを採取する場合には、種々の効果により減算され
た差分像内に明るさの不均一性が存在する。画像増感器
の入力乃至は出力螢光体に屡々存在する光の乱反射又は
散乱によって霞の様なベール状のグレアが発生する。広
範なX線ビームの光束はエネルギに依存して光束径路間
に於ける人体の組織によって散乱されるという事実も又
差分像内のコントラストを損失させる結果となる。
画像増感器の入力螢光体に於いて種々のエネルギでX線
が作動的に検知されるので、明るさの不均一性は更に助
長される。これらの現象の何れもエネルギ減算方法のみ
によって完全に解消することはできない。
コントラスト媒体を充填した血管の像を維持したままで
静止している骨及び柔らかい組織のコントラストを抹消
すると共に柔らかい組織の運動に起因する人為的構造を
取除く為に、ハイブリッド減紳方法が提案されている。
ハイブリッド減算方法は、エネルギ減算方法と時間的減
算方法とを組合せたものである。ハイブリッド減算に於
いては、異なった平均エネルギを有する2つのXl1a
スペクトルを使用しUX線像を採取し、且つ人体の様な
不均質な物体内の柔らかい組織に起因する信号を抑圧す
る様に結合させる。基本的には、ハイブリッド減算に於
いては、注入したX線コントラスト媒体が関心のある領
域内の血管に入る前に、最初に低平均エネルギX線ビー
ム(以後、低エネルギビーム又は低エネルギスペクトル
バンドとも呼称する)を物体を透過して投射することに
よりマスク像を冑、次いでより高い平均エネルギX線ビ
ーム(以後、高エネルギビーム又は高エネルギスペクト
ルバンドとも呼称する)を投射することによって像を冑
る。2つのエネルギに於いて得た主に骨及び柔らかい組
織から成るこれらの像を、適宜の定数を使用してスケー
リングすると共に重み付けを行ない、次いで減算を行な
って柔らかい組織の慴動に基づく信号成分を抑制乃至は
取除いており又骨構造が残存しているマスク像を形成す
る。
次いで、注入したコントラスト媒体が関心のある領域内
の血管に到達した時に、1対の高エネルギX線像及び低
エネルギX線像に対するデータを採取づる。この1対の
像に対するデータは、柔らかい組織に基づく信号を相殺
する為の最初の1対の像に於いて使用したものと同じ重
み係数を使用して処理する。この1対の像に於いて得ら
れた一方の像を他方の像から減算し、その結果前られる
ポストコントラスト像は骨構造とコントラスト媒体を含
有している血管を表わすデータを有している。
ハイブリッド減算に於ける最終のステップは、二重エネ
ルギポストコントラスト差分像を二重エネルギプレコン
トラストマスク差分像がら減算し、そうすることにより
骨構造を抑制乃至は抹消すると共にコントラスト媒体を
含有する血管を分離して取出すことである。時間的減算
のみを使用する場合と比へてハイブリッド減算を使用す
る場合の主要な利点としては、柔らかい組織の運動によ
る人為的構造に対する感度が減少されているということ
である。何故ならば、二重エネルギプレコントラスト像
及び二重エネルギポストコントラスト像に於いては柔ら
かい組織に基づく信号は抑制乃至は抹消されているから
である。
マスク像と1つ又はそれ以上のポストコントラスト像を
取る間の時間中に運動することのある柔らかい組織の構
造を排除するという点に於いてハイブリッド減算は優れ
ている。しかしながら、前述した如く、この様な運動が
存在しない場合には通常の時間的減算の方がハイブリッ
ド減算よりも。
SN比が良好であるので通常の時間的減算の方が好適で
ある。
xiビームが物体によって散乱されるということについ
ても考察を行なう。画像内の散乱は、X線ビーム1ネル
ギと、ビーム径路長と、浸透されている物体の密度とに
依存する。ハイブリッド減算に於いては、散乱は、基本
的に、エネルギ減算した対の像の各々に対し同じである
から、広範囲のX線ビームを使用することによって生じ
る散乱は特に重要ではない。従って、二重エネルギ差分
像の対を減算した場合には、像の明るさの不均一性に関
する散乱効果が抹消される。
前述した如く、ハイブリッド減算に於いては、プレコン
トラス]・高X線エネルギ像とプレコントラスト低X線
エネルギ像と減算して第1差分像を得、且つ低X線エネ
ルギポストコントラスト像と高X線エネルギポストコン
トラスト像とを減算して第2エネルギ減界差分像を得、
次いでこれら2つの差分像を減算するという多数の減算
を行なうので、信号対雑音比が著しく減少する。この様
に、時間的減算造影技術と比較してハイブリッド減算造
影技術に於ける信号対雑音比が減少されτいるというこ
とを補償する為に、通常、X線管の電流を増加させるか
、又は露光時間を増加させるか、又はこれらの両方を増
加させねばならない。この様な場合には、低及び高のプ
レコントラスト及びポストコントラストのX線露光の中
間点の間の時間が極めて長いものとならねばならず、こ
のことはエネルギ減算した像自身が何らかの運動に基づ
く人為的構造を有する場合があるということを意味する
。尚、この様な効果は正にハイブリッド減算方法が抑制
せんとするものそのものである。従って、明らかな如く
、現在4R成されているハイブリッド減算は、効率的な
X線ドーズの利用と、運動に基づく人為的椙造の減少と
、信号対雑音比の間の均衡をとることを必要としており
、水明amに開示されている発明が成される迄はその何
れもが最適化されているものではない。
時間的減算したX線像、即ち、成る時点に於いて得られ
tsマスク像をその直ぐ後に取った現在のコントラスト
媒体が表わしている像から減算することによって得られ
る差分像内に於けるノイズ効果を減少させる為に繰返し
フィルタ動作を行なうことが提案されている。反復フィ
ルタ動作は前掲の米国特許出願第358.74i号内に
詳しく記載されている。ハイブリッド減算システムでは
なく時間的減算システムに経ける反復フィルタ動作は最
近の種々の文献に記載されている。例えば、R,A。
K rugerの“コンピユータ化したX線透視検査法
を使用したR開領域フィルタ動作の方法(A  Met
t+od  for  7 ime  D omatn
  F ilteringU sit+gComput
erized  F 1uoroscopy)−メディ
カル・フィジックス、Vol、 f3、N094.19
81年7月/り月、465−469頁、R,Kruoe
r等の゛コンピュータ化したXm透視検−査法を使用し
た時間fR域フィルタ動作−−静脈血管造影法への適応
(T ime  D omain  F llterl
ngU sing Computer+zetj  F
 1uoroscopy −−1ntraVen011
sAr+giography  AFII)llcat
lons ) 、S P I E 、 Vol、  3
14、デジタル・ラジオグラフィ(1981)、319
−326頁、R,G、 Gould  等の゛ビデオフ
レーム平均化デジタル減算システムの研究(I nVe
Stigation  or  a  Video  
Erame  Averag+n。
Dioital 5ubtraction Syste
m ) ” 、SP IE、 Vol、314.184
−190頁(1981)、及びR,G。
Qould  等の゛′全タンデムデオ処理装置を有す
るテシタ)Lt減nシス−rL* (A  D 1g1
tal  5ubtrac    tlon  Sys
tem  with  Tandem  Vldeo 
 Pr。
cessino  Units)−8PIE1Vo1.
273.125−132頁(1981ン等がある。
本発明は、以上の点に鑑みなされたものであって、上述
した如きハイブリッド減算技術に於ける2つの制限、即
ちX線ドーズ但の使用が非効率的であるということ及び
1m間的減算と比較して差分像内に於ける信号対雑音比
が劣っているということの限定を除去することを目的と
する。本発明によれば、これらのハイブリッド減算に於
ける問題点は、二mxtaエネルギ像減界技術と共に整
合フィルタを使用することによって解消されている。
信号処理技術に於いC1既知の波形を有する有用な信号
がノイズが混在している全体的な信号乃至は波形内に存
在しCいる場合には、ノイズが混在しCいる波形を有用
な信号の既知の波形と整合する関数冒1′′と相関させ
ることにより最大の有用な信号対雑音比が冑られるとい
うことが知られている。通常、有用な信号間隔に於いて
各時点に対しくこの関数の異なった値11エ が存在す
る。
本発明に於いては、注入箇所から血管内へ流れるX線コ
ントラスト媒体の濃度乃至は密度、従って投射強度は詩
間の関数であるという認識に基づいて整合ライルタが取
入れられている。ハイブリッドX線画像減算工程に於い
ては、造影剤であるコントラスト媒体が関心のある領域
内の血管の内部を画定すると共にその映像化を可能とさ
せる。
必要とせず有用でない部分の画像を表わす信号は、エレ
クトロニクスやX線画像採取システムに於いて発生する
種々のノイズ成分を有している。必要でない信号は、又
、骨構造や柔らかい組織を表わす成分を有しており、基
本的には、柔らかい組織がX線露光の間に運動すること
に基づくものであり、これらの信号成分はコントラスト
媒体によって画定される血管の画像をぼやかすものであ
る。
本発明に於いては、ノイズを減少させるばかりでなく、
更に、一連の低及び高エネルギX線露光を行なうことに
よって得られる一連の画像に於いて一定の状態を維持す
る全てのものを抹消乃至は減算させる様な方法で整合フ
ィルタを設けている。
長い一連の画像に於いて一定の状態を維持する全(のも
のを取除くということは、本発明によれば、最終的なハ
イブリッド減算信号を表わすフィルタした信号が定常状
態即ちゼロと等しい+IC成分を有しているという事実
から得られるものである。
簡単に説明すると、本発明によれば、夫々がハイブリッ
ド減算像を表わす信号乃至はデータを発生すると共に関
心のある血管部分をテレビのスクリーン上に表示する為
に使用することの可能な一連のX線像を得る為の2つの
異なった方法が開示されている。X線露光が成され且つ
如何にして画像を表わす信号が前処理されるかというこ
とを示すのに適した整合フィルタ構成も開示されている
更に、反復フィルタ動作特性を有する整合フィルタ構成
が開示されている。
整合フィルタ動作を使用覆るハイブリッド減算モードの
一例に於いては、身体の循環系内に注入されたX線コン
トラスト媒体が関心のある血管部分へ未だ到達していな
い時点から開始し、且つ前記コントラスミー媒体が前記
血管部分に存在している間の時間に亘って継続すると共
にその後の短時間に於い−Cも一連の低X線エネルギ露
光及び高X線エネルギ露光を交互に行なう。個々の画像
フレームを表わすアナログビデオ信号をデジタル化する
。この場合に、先ず、時間的減算方法が使用される。1
番目の低エネルギ画像をマスク画像として取り扱う。そ
の後の全ての低エネルギ像をこの1番目の低エネルギ(
低マスク)像から減算し、夫々の減算の結果として得ら
れる一連の差分像をビデオディスク上にストアする。同
様に、1番目の高エネルギ像以後の全ての高エネルギ像
を1番目の高エネルギ(高マスク)像から減算し、夫々
の減算の結果として得られる一連の差分像をビデオディ
スク上にストアする。従って、露光シーケンスの終了時
に於いて、ディスク上には一連の交互の低及び高エネル
ギ時間的差分画像がストアされる。露光シーケンスが完
了した後に、低エネルギ時間的差分像をディスクから読
取り、テレビモニタ上にディスプレイさせる。低エネル
ギマスク像及びそれに引続く全ての低エネルギ機内に於
いて一定である全てのものは、コントラスト媒体に関す
るものを除いて全て抹消されている。即ら、柔らかい組
織や骨等は通常削除されており、コントラスト媒体の最
良の形状及び強度を表わす像を使用しC診断を行なう。
例えば、ものを飲込んだり螺動等により露光シーケンス
中に柔らかい組織が運動をした場合には時間的差分像は
完全に満足の行くものではない。
この様な場合には、ストアされている差分像データの再
処理が行なわれ、その際にハイブリッド減算が行なわれ
、本発明により、像データが整合フィルタ処理される。
別のハイブリッド減算モードに於いては、X線露光シー
ケンスは、基本的に、前述したモードのものと同一であ
る。即ち、コントラスト媒体が関心のある血管部分に到
達する前と、コントラスト媒体が関心のある血管部分に
存在している期間に亘っC連続的に行なうと共に、コン
トラスト媒体が関心のある領域の血管部分から通り過ぎ
た後の期間に於いて一連の低及び近接して引続く高エネ
ルギ露光の対を採取する。このモードに於いては、エネ
ルギ減算を画像採取と同時的に行なう。各低エネルギ像
及び次の近接して引続く高エネルギ像を減算させる。引
続く減算から得られる差分像データを、減算が行なわれ
る毎にビデオディスク上にスt・アし、従ってX線露光
シーケンスを完了した後に一連のエネルギ減算した像が
ストアされる。
このモードに於いては、エネルギ減算した像のみがスト
アされているので、時間的に減算した像を直ぐにディス
プレイさせることはできない。必要に応じ、エネルギ減
算と詩間的減界とを組合せた再処理手順を使用すること
が可能であり、それによりハイブリッド減算を行ない、
本発明により、この再処理工程中に像は整合フィルタ動
作によって処理される。
又、水明isは、一連の高及び低X線露光対で得られた
像を反復フィルタ動作する為の方法及び装置を開示して
いる。
以下、添付の図面を参考に、本発明の具体的実施の態様
について詳細に説明する。
第1図は、水明1111に記載するハイブリッド減算整
合フィルタ又は反復フィルタ方法の何れに対しても使用
することの可能な二重X線エネルギ露光シーケンスを示
している。第1図に関して説明する前に、第9図を参照
し、X線露光を行なう為の装置のハードウェア構成につ
いて概略説明する。
第9図の左側の部分に於いて、血管造影検査を受けてい
る患者を楕円10で示しである。関心のある血管を11
で示しである。X線管12が患者の一端側に設けられて
おり、X線画像増感器13が他端側に設けられている。
X線管の電源をブロック14で示してあり、その電源に
対する制御器をブロック15で示しである。X線制罪器
は電源をスイッヂ動作させる能力を有しており、従って
テレビジョンの駒時間の程度の短い露光時間に亘りX線
管12のアノードとカソードとの間に約85キロボルト
のビーク電圧程度の比較的低い電圧と短い露光時間に亘
り約130キロボルト電圧程度の比較的高い電圧を交互
に印加する。全露光シーケンスの間中、この低及び高キ
ロボルト電圧が交互に印加され、例えば、1例として、
40個の低キロボルト電圧のX線ビームパルスを40個
の高キロボルト電圧ビームパルスを交互に印加する。
所望により、各月に於いて、高電圧露光を低電圧露光の
前に行なっても良い。唯一の条件としては、シーケンス
に於いて低電圧と高電圧又は高電圧と低電圧とが交互に
発生するということである。
低キロボルト電圧及び高キロボルト電圧がX線管に印加
されると、その結果得られるXSビームはそれと対応す
る単一エネルギX線ホ1−ンで構成されるのではなく、
平均エネルギを有するスペクトルバンド内のエネルギ分
布が存在している。従って、便宜上、比較的低いか又は
高い平均エネルギ露光をここに於いては単に低及び高エ
ネルギ露光と呼ぶ。
第9図に於いて、低及び高エネルギX線ビームを交互に
投射することによって得られるxmsを光学的像に変換
し、それは画像増感器筐13の出力螢光体16上に現わ
れる。テレビカメラ17がこの光学的像を観測し、且つ
各像フレームをアナログビデオ信号に変換し、その変換
された信号はライン18を介してアナログ・デジタル変
換器(ADC)19へ伝達される。アナログ・デジタル
変換器19はアナログビデオ信号をデジタル信号へ変換
するものであって、通常10ビット幅であり、その値は
画像フレームを構成する画素(ビクセル)の強度に対応
する。デジタル化されたビクセルはライン20を介して
対数ルックアップテーブル(tog LUT)21へ入
力され、そこにれらのビクセルは対応する対数値に変換
されると共に増幅される。対数的に表現されたデジタル
ビクセル値はライン22を介してデジタルビデオプロセ
サ22へ入力される。尚、デジタルビデオプロセサ22
の機能に付いては後に説明する。ここに記載する実施例
に於いては、画像採取と略同時的に像を表わすデータが
対数値に変換されると共に増幅される。従って、その後
の信号処理、特に像の減算は対数データで行なわれる。
しかしながら、理解すべきことであるが、リニアな信号
処理方法を使用して像を表わす信号乃至はデータを増幅
し、減算し且つその他の処理を行なう事も可能である。
更に、ここに記載した好適な方法に於いては、ビデオカ
メラ17からデータを得た後直ぐに画像データを対数の
形に変換しているが、この様な変換はその他の時点に於
いて行なうことも可能である。
プロセサ22からの一方の出力バス23がデジタル・ア
ナログ変換器(DAC)24へ入力しており、そこで色
々な形で処理されていることのある画像フレームを表わ
すデジタルデータが再びアナログビデオ信号に変換され
、且つライン25を介してビデオディスク記憶装置26
へ伝達されて貯蔵される。記憶装!26に於いてこのビ
デオ信号をデジタル信号の形でストアすることも可能で
あり、その場合には、プロセサ22の出力は記憶装置2
6の入力と直接接続される。
第1図に戻って、ハイブリッド減算及び整合フィルタ乃
至は反復フィルタモードの何れかを実行することを口論
んで画像採取を行なう為に使用されるX線露光シーケン
スに付いて説明する。何れの場合に於いても、血管造影
検査を行なう為の全ての準備が成されており、且つ時間
ゼロ(1=0)に於いてX線不透萌物体が映像化を所望
する血管の部分から離れた態者の循環系統内に注入され
るということを仮定している。直ぐその後で、不透明媒
体が関心のある血管部分へ向かって進んでいる最中に、
一連の低及び高エネルギX線露光を交互に行なうことを
開始づる。1番目の低エネルギ露光はLoで表わしてあ
り、又1番目の高エネルギ露光はHoで表わしである。
次の低及び高エネルギ露光はLl及びHlで表わしてあ
り、最後のものはLN及びHNで表わしてあり、そこで
X線パルスは終了される。本例に於いては、X線コント
ラス]・媒体は、約30番目の低及び高エネルギ露光(
L30及びト130>が行なわれている時点近傍に於い
て関心のある血管部分に到達している。曲線によって表
わされているコントラスト媒体の濃度は成る時間に亘っ
て増加し、ピークに到達し、通常増加する時間よりも多
少長い時間に亘って減少し、最終的にコントラスト媒体
は再び血液によって置換される。典型的には、成る濃度
を有するコントラスト・媒体は約20秒間に亘って血管
内に存在し、且つ典型的には、最大濃度乃至は投影した
強度レベルの半分の間の時間が約5乃至10秒である。
Loとコントラスト媒体が関心のある血管領域内に侵入
を開始する時点との間の期間をここではプレコントラス
ト期間と呼称する。幾らかのコントラスト媒体がその領
域の血管内に存在する間の期間をポストコントラスト期
間と呼び、又その模似及び高エネルギX線パルス対が終
了する迄の期間をポストコントラスト経過後の期間と呼
ぶ。
第1図に示した如く一連の低及び高エネルギX線露光を
交互に行なうこと及び各露光の後にテレビカメラ17の
画像ターゲットをスキャニング乃至は読取ることは、ハ
イブリッド減算に於いて整合フィルタ動作を使用する究
極の目的の為に様々にタイミングを取ることが可能であ
る。この様なタイミング関係の例を第5図の5A乃至5
Dの部分で示してあり、そこではX線露光パルス幅及び
テレビカメラのターゲットの読取を時間の関数としてプ
ロットしである。
第5図の部分5Aに於いては、低エネルギ露光をLで示
してあり、それはテレビの2駒分の時間間隔を有してい
る。所望により、低エネルギX線パルスはテレビの2駒
分の時間よりも短いものであっても良い。同様に、実際
の高エネルギX線、パルス幅を図示した1個の駒(フレ
ーム)よりも小さなものとすることが可能である。パル
ス幅に拘わらず、露光の開始から露光に引続くビデオ信
号乃至はテレビターゲットの読取までの時間は、通常、
テレビ駒時間の整数倍である。このことは、露光時間が
第5図の部分5Aに示したものよりも長いものとするこ
とを許容する。60H2のテレビシステムに於いては、
各駒時間は1秒の1/30と等しく、50H2のシステ
ムに於いては、フレーム特開は1秒の1/25と等しい
。本例に於けるタイミングは60Hzシステムのものに
基づいている。部分5Aに於いて、TV読取として示し
た線に於いてLで示したアナログビデオ信号によって表
わされている様に、低エネルギ露光の後にTVカメラの
ターゲットの読取を行なう為に1個の駒時間30が設け
られている。低エネルギ画像読取に引続く駒の期間中、
高エネルギ露光Hが行なわれ、それに引続いて駒時間3
1の期間中にTVカメラの読取が行なわれる。図示した
実施例に於いては、TVカメラの像ターゲットは前進的
なスキャンモードで読取られるが、インタレースしたス
キャンモードを使用することも可能である。
高及び低エネルギ露光用の選択したX線管の電流及びX
線ビーム強度は、X線現象に精通しているものにとって
公知の多数の要因に依存する。第5図の5A乃至5Dに
於けるタイミング関係の何れの場合に於いても、X線管
のアノードに印加されるキロボルト電圧は、低エネルギ
露光のものに対しては75乃至85kVpの範囲内のも
のであり、且つ高エネルギ露光に対しては125乃至1
35kV pの範囲内の値である。低エネルギビームを
フィルタして、物体を透過しない様な低いエネルギを有
するX線を除去することが望ましい。従って、低エネル
ギX線ビームに於いてアルミニウムフィルタを使用する
ことが可能である。高エネルギX線パルスの期間中、高
平均エネルギスペクトルのビ−りよりもかなり低い照射
を除去するフィルタ27を同期的に挿入する。銅は高エ
ネルギビーム用の適切なフィルタ物質の1つであり、そ
れはアルミニウムフィルタをビーム内に残存させたまま
で挿入する事が可能である。
上述した第5図の部分5Aに於いて、連続する低及び高
エネルギ露光対乃至は読取の各組合せが1つのエネルギ
差分像乃至はエネルギ減算像を形成することを可能とす
る。6対は5個の駒時間即ち1秒の5/30を使用して
おり、従って、所望により、1秒当たり最大6個のエネ
ルギ差分像を得ることが可能である。低及び高エネルギ
露光の間に於いて30分の1又は30分の数秒の駒時間
が経過する場合でも、低及び高エネルギ露光の間に於け
る休又は柔らかい組織の運動が著しい影響を与えること
はない。通常、露光の割合は、毎秒当たり少なくとも1
個であり好ましくはそれ以上のエネルギ差分像を19ら
れるのに十分に高い値に設定される。
第5図の部分5Bは、実際に使用して旨くぃくことが確
かめられており且つ好適なタイミングシーケンスとして
考えられているタイミングシーケンスを示している。低
及び高エネルギ露光は、夫々、[及びHで示しである。
各露光に対し1個のテレビ駒時間が割当てられている。
低及び高エネルギ駒時間に続いて単一の駒時間32及び
33の期間中にTVカメラの前進的なスキャン乃至はタ
ーゲットの読取が行なわれる。このタイミングは、毎秒
当たり 7.5個のエネルギ減算した像乃至はエネルギ
差分像を得ることを可能としている。
第5図の部分5Cは別のタイミングシーケンスを示して
いる。この場合は、単一のテレビ駒時間期間中に低エネ
ルギ露光りが成され、その低エネルギ露光の内211!
ilの駒時間の間に高エネルギ露光Hが成される。低又
は高エネルギ露光の後の、例えば、1番目の駒時間34
の期間中に、T Vカメラのターゲットが前進的なスキ
ャンモードで読取 −られる。次の駒時間35即ちその
次の高エネルギ露光の前の期間中に、TVカメラのター
ゲットが電子ビームでスキャンされ、その前の露光がら
の残存信号を消去する。このことは、低エネルギ露光か
ら残存している像が読取られることがないということを
確保している。同様に、各高エネルギ露光の後にターゲ
ットを消去することが可能である。成る神のTVカメラ
のターゲットは残留性でありこの様な消去動作を必要と
する。連続する低及び高エネルギ読取の各相合せは本例
に於いても1個のエネルギ差分像を形成する。第5図の
部分5Cのタイミング形式は、毎秒当たり1qられるエ
ネルギ差分像を5つに制限している。
第5図の部分5Dは更に別のタイミング形式を示してお
り、この場合は、低エネルギ露光し及び高エネルギ露光
Hはtiめで短期間であり、且つ引続くテレビ駒の間の
作例時間中に露光が行なわれる。TVカメラのターゲッ
トの読取は、TV読取を付した線に示した如く各掃引期
間に引続く駒時間中に行なわれる。この形式では、毎秒
当たり最高で15ffP;lのエネルギ差分像を得るこ
とが可能であり、それはハイブリッド減算に於ける整合
フィルタ動作にとって好ましいものではあるが、信号処
理システムのデータ処理速度の制限に近付くものである
第5図の部分5A乃至5Dに示したちの以外の露光シー
ケンスも可能である。例えば、部分5Cに示した様な消
去駒35を低エネルギ露光ターゲット読取34に引続い
てのみ使用し、同様な消去駒を高エネルギ露光読取に引
続いては使用しない構成とすることも可能である。この
場合には、低及び高XSエネルギパルス幅の両方が1駒
時間よりも小さい場合には、毎秒当たり6個のエネルギ
減算した像を発生させる速度とすることが可能である。
同様に、前に暗示した如く、画像データの採取は各画像
駒に対し前進的モードビデオ乃至はTVカメラターゲッ
ト読取に制限される必要はない。
露光タイミングを適切に設定する限り、インタレース型
乃至は連続的なフィールド読取を行なうことも可能であ
る。
以後に説明するハイブリッド減算及び整合フィル゛り動
作モードの少なくとも一方に於いて、対を形成する連続
的な低及び高エネルギ像が、その対の2番目の現在の1
つが採取されている間に互いに減算され、一連のエネル
ギ減算したエネルギ差分像を形成し、貯蔵する為に記憶
装置へ供給される。理解される如く、低エネルギ露光が
高エネルギ露光よりも先行するか又は後続するがという
ことは問題ではない。何れの順番でも可能である。
このことは、通常、種々のモードに於いて言えることで
ある。
基本的に、前掲した特許出願に記載されているハイブリ
ッド画像減算方法に於いては、少なくとも1個の低及び
高XIエネルギ露光対のプレコントラスト像を形成し、
且つこれらの像を表わすデータに適宜の定数を乗じて、
これらの像を減算して1番目のエネルギ差分マスク像を
形成した場合に骨ではなく柔らかい組織の相殺を行なわ
せる。
低及び高エネルギ像の少なくとも1個のポストコントラ
スト対を形成し、これらの像を表わすデータに適宜の定
数を乗じて、これらの像を減算して2番目のエネルギ差
分像を形成する際に、骨及びX線コン1−ラスト媒体を
除いた柔らかい組織の相殺を行なわせる。次いで、これ
らの1番目及び2番目の差分像を時間的な基準に基づい
て減算して、骨を相殺し、コントラスト媒体で充填した
血管を表わす信号乃至はデータを残存させる。
エネルギ減算を時e1的減算の前に行なうが、又はプレ
コントラストとポストコントラストの低エネルギ露光を
最初に減算して1番目の時間的差分像を形成し次いでプ
レコントラストとポストコントラストの高エネルギ像を
減算して2番目の時間的差分像を形成するかということ
は最終的な結果に関する限り何等差異がないということ
を示すことが可能である。これら2つの時間的な差分像
を減算してハイブリッド減算像を形成する場合には、乗
算定数が同じであればこれらのハイブリッド像は両方の
減算のオーダーに対し同じである。何れの場合にも、ハ
イブリッド画像の信号対NM比(SN比)は直接的な時
間的減算から得られる像よりも低いものである。以後に
記載する新規な整合フィルタ方法は、SN比を改善する
ものであり、且つ何れのオーダーのエネルギ及び時間的
減算に対しても適用可能なものである。
本発明に基づくハイブリッド減算及び整合フィルタモー
ドに於いては、先ず一連の低及び高エネルギ時間的差分
西を形成し、且つ、例えば、第9図に於りるビデオディ
スク記憶装置26上にストアする。整合フィルタ動作は
、画像を採取した後に行なわれ、且つス1〜アされてい
る画像を使用する。この手順の開始部分を第1図及び第
2図を参照して説明する。
第1図に於いて、何れの場合に於いてもそうである様に
、一連の低及び高エネルギのプレコントラスト像化はボ
ス1〜コントラスト像及びボストコントラスト経過後の
像を形成する。第2図は、露光と同時的に一連の低及び
高時間的差分像が形成される場合を示している。Lo及
び[]0は第1図に於ける1番目のプレコントラスト像
であり、且つこれらの像は第2図の場合に於ける一連の
時間的差分像を1qる為の夫々低及び高エネルギマスク
像として使用される。1番目の低プレコントラスト像駒
Lo及び1番目の高プレコントラスト像駒Haを表わす
対数デジタルビクセルデータがそれらの採取と同時的に
第9図のビデオ信号プロセサ内のフルフレームメモリ(
不図示)内にストアされる。Haの後所定特開経過後、
L1露光が行なわれ、且つビデオプロセサ22内に於い
てLoがLlから減算され、1番目の低エネルギ時間的
差分If)TD+、Lを形成し、それはL+−Loと等
しく、ディスク上にストアされる。Llの後2番目の所
定時間経過後、Hlが発生し、Hoが(」1から減算さ
れて2番目の呵間的差分tfJTD+、+が形成され、
それはH+−Hoと等しく且つアナログビデオ信号の形
態でディスク上にストアされる高エネルギ差分像である
。最後の低及び高エネルギ露光対しN及びHNが発生す
るまでこの工程が交互に繰返される。即ち、各低エネル
ギビクセルフレームデータL+ 、L2・・・LNはそ
の各々からLoを減算しており、その結果骨られる低エ
ネルギ時間的差分ITDNLがストアされる。又、交互
に、各高エネルギビクセルフレームデータt」1゜H2
・・・1−INがその各々からf−1oを減算しており
、その拮果冑られる高エネルギ時間的差分子1TDNH
がディスク上にストアされる。尚、脚字Nは時間的差分
像の番号を表わしており、又脚字り及びHは夫々低及び
高エネルギ像を表わしている。
従って、露光シーケンスが終了すると、ディスク上には
、一連の交互の低エネルギ時間的差分像及び高エネルギ
時間的差分像がストアされる。低エネルギ時間的差分像
データは、白雪の形状を画定するコントラスト媒体のみ
が残留する様にシーケンスの間中患者の運動が無かった
場合には、骨及び柔らかい組織等の様なこれらの差分像
に共通な全てのものは減算して消去されている。画像が
形成されると、全ての低エネルギ時間的減算した像を第
9図に示したテレビモニタ36上にディスプレイするこ
とが可能である。TVモニタ36のスクリーン37上に
現われている不透明な白雪を11′で示してあり、一方
体10内に於けるものを11で示しである。1デイスプ
レイ方法に於いては、画像フレームを慴成するデジタル
ビクセル信号をビデオプロセサ22の出力端からバス3
8を介してデジタル信号マルチプレクサ(MUX)40
の1入力端39へ伝達させる。マルチプレクサ40の出
力バス41は42で示したブロックで表わされている回
路へデジタルデータを供給すべく接続されており、回路
42に於いては、信号利得が導入されて、ビクセル信号
がテレビモニタ36の動的範囲全体に亘って適合するこ
とが確保され、且つ信号オフセットが導入されて所望の
階調が得られる。デジタル・アナログ変換器(DAC)
43はTVモニタ36をドライブする為にアナログビデ
オ信号を変換する。
本実施例に於いては、デジタル形状ではなくディスク2
6上にはアナログビデオ信号の形態で低エネルギ時間的
差分像がストアされているので、それらの像を露光シー
ケンスの終了に引続き1つずつゆっくりとディスプレイ
させて観察することが可能である。この様な観察は、コ
ントラスト媒体を除いて全てのものが減算して消去され
ている低エネルギ時間的像の何れもが患者の運動にょっ
て発生される人為的構造を有するものではなく、診断を
行なうのに1fl又はそれ以上のものが満足のいく様な
画像を有するものであること?確かめる為に行なう。満
足のいく場合には、ハイブリッド減算及び整合フィルタ
動作は不必要である。一方、運動に基づく人為的構造が
存在する場合には、ハイブリッド減算及び整合フィルタ
動作を行なう。
−第9図に於いて、ディスク26から低エネルギ時間的
差分信号を表わすアナログビデオ信号を読取る場合には
、ライン45を介してその信号をアナログ・デジタル変
換器<ADC>46の入力端へ供給し、そこで画像フレ
ームをデジタルビクセル値に変換する。アナログ・デジ
タル変換器46の出力バス47は後に説明する回路へ接
続されている。現段階では、このデジタル差分信号ビク
セルデータはこの回路内に於いて変更されることがなり
、最終的にはマルチプレクサ40の他方の入力端48へ
供給され、その後に利1q及びオフセットが導入され、
且つデジタル・アナログ変換器43で変換が行なわれ、
アナログビデオ信号となってTVモニタ36を駆動する
低エネルギ時間的差分信号の観察により露光シーケンス
中に柔らかい組織が運動することによって全ての像が人
口的構造で侵されるか又はぼやけている場合には、ハイ
ブリッド減算を行な6X、本発明に基づいて整合フィル
タ動作が行なわれる。
数式的に表わすと、ハイブリッド減算を行なうことによ
って得られる像Rは以下の如く表わされる。
R=  kL (LM−Lo  ) −に+  (HM−Ha  )     (1)尚、L
Mはストアされる一連の低エネルギ時間的差分像T D
 M、Lを得る為にそれから低マスク像Loが減算され
る露光シーケンスに於ける任意の低エネルギ像である。
HMは、ストアされる別の一連の高エネルギ時間的差分
像TDM、+を得る為にそれから高エネルギマスク像H
Oが差引かれる任意の高エネルギ像である。又、  k
L及びkH&よ、動翼の相殺を行なわせる為に低及び高
時間的差分像に乗算されねばならない係数である。kL
/に+の比は、通常、高及び低エネルギX線スペクトル
の夫々に対し相殺されるべき物質の′Rt減衰係数の比
に比例する。異なった物質を相殺する場合には、kL/
 kHの比を変えねばならない。
この時点に於いて、ディスク上の時間的減算した像のシ
ーケンスを以下の如く表わすことが可能である。
TDLI 、TD)−II 、TDL2 、TDH2・
・・TDLN、TDHN ハイブリッド減算及び整合フィルタ動作を行なう為には
、低時間的差分像の各々は、iを低差分像の番号を表わ
すものとして、整合フィルタ関数(111−b  )の
夫々の伯によって乗算されねばならず、且つその乗算の
結果を加算してSL (整合フィルタ動作させた時間的
差分像の和)を形成せねばならない。整合フィルタ11
は、通常、時間・の関数としてのコントラスト媒体の塊
の投射強度のプロットに対応するが、ゼロの平均値を有
する様に修正されている。任意の差分像が得られる時点
に於ける関数の値は、対応する差分像に乗算されるもの
である。加算された像SLが第9図のフレームメモリ7
0内にストアされ、後に詳細に説明する如く、R終的な
ハイブリッド減算ステップに於いて使用される。同様に
、高時間的差分像の夫々がユニークな整合フィルタ h
+−1の値によって乗算され、その乗算の結果が加算さ
れてS+ (整合フィルタ動作された高エネルギ時間的
差分像の和)を形成する。この和SHは更に処理をする
為に、第9図のフレームメモリ77内にストアされる。
次いで、メモリ70からの和SLに前述した重み係数k
Lを乗算させる。これは、実際には、第9図に示したマ
ルチプライヤ(MULT)84で行なう。同様に、メモ
リ77からの和SHへ第9図内のマルチプライヤ85内
の重み係数kHを乗算させる。整合フィルタ動作させた
ハイブリッド1iMFがこれら2つの重み付けした和の
差として1りられ、その結果を次式で表わす。
、MF  =  [kL(!  hLi  TDi、し
)コa =1 目 尚、関数h L ’+  とFl)−1+  の値はそ
れらと対応する低及び高エネルギ時間的差分像に対する
ものと互いに等しい。上式2の括弧内の項は第90内の
演界論理ユニット(ALU)83内で減算され、且つ最
終的なハイブリッド減算され整合フィルタ動作された@
MFが画像をディスプレイする為にデジタルバス86を
介して演界論理ユニット83から出力される。デジタル
整合フィルタ動作されたハイブリッド像のデータも何ら
かのタイプのメモリ内にストアされており、従ってその
像は連続的にディスプレイさせたり又は所望によりアク
セスしたりJることが可能である。このメモリはフレー
ムメモリ87としで示しであるが、磁気ディスク(不図
示)又はその他の記憶媒体を使用することも可能である
シーケンス中の画像に共通して一定な全てのものを取除
く為に、整合フィルタ処理した〜=I Fの最終像の中
に於番ノるゼロと等しい直流成分を取除く為には、低又
は高整合フィルタマルチプライヤの全ての値h↓ (1
)がゼロに等しくなければならない。
時間の関数として異なった整合フィルタマルチプライヤ
の値がどの様なものであるべきかということを決定する
1つの方法について説明する。通常、整合フィルタ関数
を決定することが可能であり、且つそれを使用して全て
の画像フレームに対しコントラスト媒体の塊の投影強度
を強調する。
第7図は関心のある領域内の血管に対し、コントラスト
媒体の塊の投影強度と時間との関係を示したプロットで
ある。投影強度乃至はコントラスト媒体濃度と時間との
間の多くのプロットは大略この様な形状を有し°【いる
。この塊のプロットは第1図とは分離して取り扱うこと
が可能である。整合フィルタ関数J(t)は第8図で代
表され、且つ第7図の塊乃至はコントラスト媒体強疾の
プロットと関係している。従って、コントラスト媒体の
塊が関心のある領域に到達した後に行なう造影シーケン
スの期間中に於ける任意の時間tに於いて得られる任意
の像は、フィルタ関数のプロット内の同一の時間と対応
する縦座標の値りえによって重みが付けられる。前述し
た如く、ゼロと等しい直流成分を有するフィルタ関数シ
ーケンスを有するということは、露光シーケンス中の挿
々の時間に於いて得られるフィルタ関数の値が加粋され
てゼロになるということを要求することと等しい。第8
図に於けるフィルタ関数は初期的にコントラスト媒体の
塊と整合され、次いでフィルタ関数の和がゼロ(即ち、
Σ 1)尤(t’)=O)であることを確保する俤に修
正することが可能である。
画像から全てのバックグラウンド及び一定な情報を除去
する為に1li(t)の和がゼロと等しくなければなら
ないという条件が無かった場合には、第8図に於ける横
座標の上方のフィルタ開数即“ち全ての正の値だけで満
足される。しかしながら、プレコントラスト像と、ポス
トコントラスト像と、ポストコントラスト経過後の像は
全て、例えば、柔らかい組織や、骨や、マスク露光から
のノイズ等に基づく同一のバックグラウンドを有してい
る。
第8図に於けるコントラスト媒体の塊の関数それ自身は
常にゼロより大きく、従ってそれらの値の和はゼロと等
しくなることはできない。この状態を回避する為に、曲
線51及び52で取囲まれている様な負方向の関数を使
用する。これら負の曲線51及び52は、コントラスト
媒体の塊が到着する前の期間及び通り過ぎた後の期間に
亘って存在しており、即ち、そこにコントラスト媒体の
塊が存在せずバックグラウンドが存在する期間に亘って
設けられている。第8図に於ける横座標の上側の領域は
、横座標の下側の2つの領域の和と略等しい。実際上第
7図に於ける曲線を下側に移動させて第8図に於ける位
置に移動させたものと同じであるが、第8図のフィルタ
関数はプレコントラスト像信号と、ポストコントラスト
像信号と、ポストコントラスト経過後の像信号とに適用
されるものであるということを認識すべきである。
第1印象としては、曲線51及び52の下11jの間数
11の負の値が一体としては第8図に於#する横座標の
上側の曲線の面積と略等しく、全てのイ言号を相殺する
様に思われる。ところがこうIitならない。その理由
は、フィルタ関数が負の場合にG、t 。
信号を表わす浄内には殆ど又は全くX線コントラスト媒
体が存在しないからである。実際上、J(1)が負の場
合には、通常、殆ど又は全くコントラスト媒体を有する
ことがない像に適用される。
正のフィルタの値は、通常、かなりの号のコントラスト
媒体を有する像の重み付けを行なう。
夫々の画像フレームに適用可能なフィルタ関数のm h
(t )は種々の方法で決定することが可能である。多
種多様の患者に於ける特定の血管に対してコントラスト
媒体の塊の投影強度と時間との関係をプロットして平均
化し、一般的に適用することの可能なフィルタ関数の値
と時間との間のプロットを導出することが可能である。
しかしながら、面管内のコントラスト媒体の濃度がゼロ
から最大値に変化し、且つ再度ゼロ濃度に復帰する迄の
時間乃至は投影強度は患者毎に異なり、又同−の患者に
於いても異なった血管毎に異なる。従って、各画像フレ
ームに対してフィルタ関数の値を決定する場合の本例に
於ける好適な方法は、現在検査中の患者から得られた差
分像から情報を導き出すことである。
前述した如く、低及び高エネルギの時間約1こ減算した
像の交互のシーケンスがディスク26上にストアされて
おり、ノイズ及び運動によって生じる人工的な構造を抑
制するのに必要なハイブリッド減算及び整合フィルタ手
順を行なう為の準備が成されている。コントラスト媒体
はストアされている時間的差分像の幾つかに存在してい
る。約100ビクセル平方の関心のある領域乃至は区域
(ROI)を各画像フレームの際にコントラスト媒体の
投影強度を表わす血管ゾーン内に選択することが可能で
ある。このことを第6図に示してあり、そこに於いては
1乃至Nの一連の低エネルギ時間的差分像のフレームを
示しである。血管は11で示しである。選択した関心の
ある領域ROI53は影線を付けて示しである。この関
心のある領域内のコントラス1へ媒体の投影強度は、1
及びNの間のポストコントラスト画像のシーケンスに亘
りゼロから最大値l\変化し且つ再度ゼロに変化する。
投影強度の値は、TVフレーム乃至は画像に検線したフ
ィルタ関数の値と特開との間の関係に対応して変化する
。従って、露光シーケンスに於ける任意の差分像フレー
ムに対するフィルタ関数の値を決定づることか可能であ
る。
第9図を参照して、整合フィルタ関数の値を1qる為の
ハードウェア動作について説明する。低エネルギ時間的
差分像のフレームがアナログビデオ信号の形態でディス
ク26上にストアされている。
フィルタ関数を決定する手順を開始覆る為に、低エネル
ギ差分像がディスク記憶装@26からアクセスされ視覚
的にI!察される。この場合に、アナログ・デジタル変
換器46を使用して差分像フレームをデジタル化し、且
つその像を直接的にデジタルフレームメモリ70の1つ
へ伝達する。この伝達径路はアナログ・デジタル変換器
46の出力からバス47及び61と、マルチプライヤ6
3と、バス67と、演算論理ユニット68と、バス69
とを介しフレームメモリ70へ到達する径路である。勿
論、この転送の動作中、マルチプライヤ63と演算論理
ユニット68とはデータに何らの影響も与えない様にセ
ットされ、従ってそれらの入力側に与えられるものは全
て同一の形態でその出力側に現われる。メモリ70の内
容が読取られ、且つマルチプライヤ84及び演算論理ユ
ニット83を介して何らの変更なく通過される。演算論
理ユニット83の出力端から、デジタル画像データがバ
ス86と、マルチプレクサ40と、利得・オフセット挿
入回路42とを介して、デジタル・アナログ変換器43
へ供給され、アナログビデオ信号に変換される。これら
の信号がTVモニタ36を駆動し、且つ差分画像をその
スクリーン37上にディスプレイし、所望により1つず
つ観察を行なう。
尚、第9図のシステムに対するタイミング及びデータ転
送及び操作機能はコンピュータシステム54によって制
御される。コンピュータシステムに対する外部バス55
はコンピュータを本システムの種々の電子コンポーネン
トに接続しており、制御を行なうことを可能としている
。オペレータの制御及びディスプレイターミナル56が
コンピュータ54に接続されている。このターミナルは
キーボード57を有している。システムソフトウェアが
オペレータによってTVディスプレイスクリーン37上
を動かすことの可能なカーソルを発生させており、キー
ボード57上の制御手段を使用して関心のある領域RO
Iを指定することが可能である。コンピュータバス55
へ接続されており且つバス91.92及び93等を有す
るシーケンスコントローラ90は、種々の機能の中で、
ディスク記憶装置26とフレームメモリ70との間の画
像の転送を制御する。
フィルタ係数の値を決定する点についての説明を続ける
と、コントラスト媒体で・充填されている血管がピーク
の不透明度を有するポストコントラスト像が現われるま
で前述した差分像を順次ディスプレイする。この場合に
、オペレータはピークの不透明度ゾーン内に関心のある
領域ROI上にカーソルをセットする。次いで、コンピ
ュータへこの関心のあるゾーンの位置を供給する。次い
で、シーケンスコントローラ90がストアされている差
分像の全シーケンスのデジタル化を制御し、且つこの関
心のある領域内の内容又はビクセル強度がフレームメモ
リ70内の各画像からバスシステム55を介してコンピ
ュータ54へ送られる。コンピュータは各画像内の関心
のある領域ROI内のビクセルの強度を画像の番号又は
シーケンス内のTVフレーム時間と関連付ける様にプロ
グラムされており、その際にコントラスト媒体の塊の曲
線を決定する。勿論、この曲線の縦座標はそれらが関連
する差分像の値乃至は整合フィルタ係数を表わしている
。差分像のフレームはOから50又はシーケンスに於け
る最大数までの連続番号が与えられる。これにより、オ
ペレータは、ピークコントラストの強度を有するフレー
ムを積極的に判別することが可能である。このフレーム
番号をオペレータのターミナルのキーボード57によっ
てコンピュータへ入力させ、コンピュータは、後にフィ
ルタ関数をストアされている画像データと整合させる。
整合フィルタ関数を決定するプロセスを、更に、第4図
を参照して説明する。ここでは、例として、プレ]ント
ラスト像のシーケンスは1=0からt=30に亘ってい
る。コントラスト媒体はt=30に到達し、差分像が形
成される。サンプリングゾーン内の強度に対する投影し
たコントラスト媒体の塊のプロットを横座標の上側の実
線として示しである。基本的には、投影された強度と差
分像フレーム時間との関係に基づいてコンビュ〜りは境
面1b(t)をプロワi〜1′る為のデータを有してい
る。コンピュータは平均強度を得る為に実線の下側の面
積を計算づる様にプログラムされており、従って実線の
曲線は座標上を下側にシフトさせて点線の様な曲線どす
ることが可能であり、その際に横座標の下側の負の領域
の和が横座標の上側の点線の関数の面積と等しくするこ
とが可能である。従って、一連の係数値即ちフレームデ
ータが乗算される整合フィルタ関数は、フィルタ関数が
導出される同大々のフレームに関連している関数の負及
び正の値である。
第15図には、整合フィルタ関数の幾つかの変形例を示
しである。これらは、第1に、直流周波数応答をゼロと
させる幾つかの方法に関するものであり、第2に、運動
に対する補償に関するものである。この点について以下
説明する。
第15A図に於いて、180で示した時刻tは全シーケ
ンスに於1ノる1番目のX線露光であり、181で示し
た時刻は全シーケンスに於ける最後の露光を表わしてい
る。182で示した時刻は、コントラスト媒体が到着し
た時刻に対応しており、且つ183で示した時刻は関心
のある領域内の血管からコントラスト媒体が一見完全に
過ぎ去った時刻に対応している。直1!!184は、コ
ントラスト媒体の塊が関心のある領域内の血管内に存在
している際の塊の投影強度乃至は不透明度の濱す定値で
ある。第15A図に於いて、点線18514 i1!l
定した塊の値から形成した整合フィルタ(こ対応してい
る。注意すべきであるが、コントラスト媒体の到着時刻
182と出発時刻183との間の期間中は、整合フィル
タはコントラスト媒体の塊それ自身と比例している。コ
ントラスト媒体が111着する前又は通り過ぎた後の露
光時間に対してIよ、フィルタ関数は点Pa186及び
187で示した如く負の値が与えれている。これは、時
刻180h\ら時刻181への全露光シーケンスに亘っ
て整合フィルタの積分値がゼロと等しいということを確
保する為である。露光シーケンスが時刻183又Iよそ
の時刻より前に終了される場合には、領域187は存在
しないがfiUIrX186を拡大して全プロットの積
分値がゼロとする様にされる。同様に、最初のX線露光
が時刻182で行なわれるか又【よコントラス1〜媒体
が到着した後に行なわれる場合に1よ、曲l!1118
6が存在せず、直111187を拡大して積分値をゼロ
と等しくさせる。これが整合フィルりの一般的な場合で
ある。
実際上発生することのある整合フィルタの特定のタイプ
の形態を第15B図に示しである。この場合に於いても
第15A図と同様に、露光シーケンスは時刻180に於
いて開始されており且つ時刻181に於いて終了されて
いる。しかじなh<ら、この場合の整合フィルタ関数1
88は、時刻180と181との間の時間の全ての点か
ら境面線184の平均値を減算することによって形成さ
れている。このことは、事実上、境面II 84を下側
にシフトさせ、負の部分189と190との面積の和が
正の部分の面積と等しく、従って全体e′]な積分がゼ
ロとなる様にされている。
実際上発生することのある別の特定のタイプの整合フィ
ルタを第15C図に示しである。この場合に於いても露
光シーケンスは時刻180で開始し、且つ時刻181で
終了している。患者の動き等によってシーケンス内の全
ての像が整合して(為ない場合がある。例えば、第15
C図に於0て、時刻191の前及び時刻192の後に運
動が発生したものと仮定する。従って、整合フィルタの
値は、時刻191と192との間の様な整合が存在する
時刻の間に於いてのみ形成されるべきである。
ここに於いても、正の部分193の面積は負の部分19
4のものと等しく、従って静的な像の特性を相殺する場
合に必要とされる如く全体的な積分値がゼロと等しい。
時刻191の前及び時刻192の後に使用される積分の
外側の時間に対しては、フィルタ関数の値はゼロと等し
くセットされている。
第150図は実際上起こり得る別の特定の整合フィルタ
である。この場合は、患者の運動が時刻195と時刻1
96との間に於いて発生している。
その他の全ての時間に於ける像は整合状態にある。
時刻195と時刻196との間のフィルタ関数の値は、
移動中に形成された像が捨てられるので、ゼロと等しく
されている。その他の時間及び像を使用しで、負のフィ
ルタ関数の値197及び198が形成されており、それ
らの全体的な負の面積が点線で示した正の部分199及
び200と等しくされており、従って前述した例と同様
に、全体的な積分値はゼロと等しくなっている。
厳密な数学的な意味に於いては、第15B図の整合フィ
ルタ曲線189−188−190は観測されるか又は推
測される塊曲線184と正確に比例するものではない。
何故ならば、整合フィルタ係数値は多少修正されている
からであって、例えば、フィルタの積分値がゼロである
ことを確保する為にフィルタは下側にシフトされている
。同様に、第15C図及び第150図に於いて、廃棄さ
れる像に対してフィルタ係数値がゼロと等しくセットさ
れているので、厳密には比例特性は保持されていない。
しかしながら、整合フィルタ関数の全体的な形状は略塊
曲線の形状と類似しているので、整合フィルタ関数は実
質的に塊曲線と比例関係にあると言える。
ハイブリッド減算に於いて要求される如く、エネルギ減
算と時間的減算とを組合せた場合に、低エネルギ時間的
差分像フレーム及び高エネルギ時間的差分像フレームは
連続して夫々のフレームに関連する整合フィルタ係数に
よって乗拝される。
第9図に関し説明すると、フィルタ関数が計算された後
に、それらの関数は係数記憶装置59及び60内にロー
ドされる。これらの装置は、基本的に、デジタルメモリ
であって、整合フィルタ係数は低及び高時間的差分像T
D+ L乃至TDNL及びT O+、+乃至TDN+−
1の数値的なシーケンスに対応するアドレスの位置に存
在している。
アドレス可能な係数記憶装置がロードされた後に整合フ
ィルタ動作及びハイブリッド減算プロセスが進行する。
次いで、低及び高エネルギ時間的差分像がディスク26
から順番に読取られ、アナログ・デジタル変換器46に
於いてデジタル化される。低エネルギチャンネルに於い
ては、バス61を介して低エネルギ時間的差分像フレー
ムがマルチプライヤ(MULT)63への1人力となる
マルチプライヤ63への他方の入力65は記憶装置59
から夫々のフィルタ点又は係数シーケンスを与える。バ
ス62によって、高エネルギ時間的差分信号フレームが
マルチプライヤ64への1人力となり、その他方の入力
66は記t!装置60からのフィルタ関数を与える。
マルチプライヤ63からの出力バス67は演粋論理ユニ
ット(ALU)63への1人力である。
演棹論理ユニット68からの出力バス69はフルフレー
ムデジタルメモリ70への入力である。出カバスフ1は
バス72によってフィードバックしており、且つ演算論
理ユニット68への別の入力となっている。
高エネルギチャンネルも同様である。マルチプライヤ6
4からの出カバスフ4は演算論理ユニット75への1人
力である。その出カフ6はフレームメモリ77への入力
であり、フレームメモリ77の出カフ8はバス79を介
して演n論理ユニット75の他方の入力80ヘフイード
バツクしている。マルチプライヤ63及び64への時間
的差分像人力どフレームメモリ70及び77の出カフ1
及び78の間の2つのチャンネルに於いて何が起こるか
ということについて以下詳細に説明する。
シーケンスコントローラ、90は係数記憶装置59及び
60をアドレスづる為のアドレスバス91及び92を右
している。コントローラ90はディスク26からの低及
び高エネルギ時間的差分像の読取を同WJさせる為のう
、rン93を有している。低エネルギ8:1間的差分像
フレームが読取られる場合には、シーケンスコントロー
ラが記憶装置59をアドレスし、それが対応する整合フ
ィルタ係数をマルチプライヤ63へ与え、そこでフレー
ム内の各ピクセルを表わすデジタルデータへ乗算される
高エネルギR間的差分像が読取られる場合には、シーケ
ンスコントローラは記憶装置60をアドレスして乗算を
行なう為に対応するフィルタ縞数をマルチプライ1フ6
4内に挿入する。1番目の高及び低エネルギ時間的差分
像は順番に演算論理ユニット66及び75を単に通り過
ぎ、メモリ70及び77内に入る。次いで、爾後の時間
的差分像は、それらのフfルタ係数によって乗算され!
ご後に、演算論理ユニット68及び75内に於いて夫々
のフレームメモリ70及び77のフーf−ドパツクされ
た内容l\加綿され・る。ディスク26からの低及び高
エネルギシーケンスの像をこの様にして読出し且つ処理
した後に、メモリ70は式2の最初の大括弧内の小括弧
内の項を有することとなり、且つフレームメモリ77は
2番目の大括弧内の小括弧内の項を有することとなる。
式2によって表わされる如く、大括弧内の項を減算して
柔らかい組織や骨が除去されておりX線コントラスト媒
体のみが残存するハイブリッド又は時間的で且つエネル
ギ減算された像を得る為には小括弧内の項に重、み定数
kL及びkHを乗算せねばならない。フレームメモリ7
0及び71からの各整合フィルタ動作させた画像ピクセ
ルに夫々kL及びL−+を乗算させる為にマルチプライ
ヤ84及び85が設けられている。乗算を行なった後に
得られる像はバス81及び82を介して8IIn論理ユ
ニツト83へ入力される。かくして1qられる像は式2
に於ける1番目及び2番目の大括弧の内容によって表わ
されている。演算論理ユニット83に於いては、2番目
の大括弧の内容が1番目の大括弧の内容から減算され、
且つ最終的なハイブリッド減算された画像データがバス
86を介して演算論理ユニット83から出力される。マ
ルチプレクサ40を介してゲート動作された後にハイブ
リッド画像データは、前述した如く、利得・オフセット
押入回路42及びデジタル・アナログ変換器43によっ
て処理され、且つコントラスト媒体を充填した血管11
−の像がテレビスクリーン37上にディスプレイされる
前述したモードに於いては、時間的減算は画像採取の期
間中に行なわれており、且つエネルギ減算及び整合フィ
ルタ動作は再処理中に行なわれている。次の第3図に関
して説明する2番目のハイブリッド減算モードに於いて
は、最初にエネルギ減算が行なわれ、次いで時間的減算
及び整合フィルタ動作が同時的に行なわれる。この2番
目のモードに於いては、前述したモードと同様に、画像
採取は第1図の形態である。換言すると、交互の低及び
高X線エネルギプレコントラスト像、ボストコン1−ラ
スト像及びポストコントラスト経過後の像のシーケンス
が前と同じ様に形成される。しかしながら、この2番目
のモードに於いては、エネルギ減算は画像採取と同時的
に行なわれ、再処理モードに於いて、時間的減算が整合
フィルタ動作と関連して行なわれる。エネルギ差分造影
を前に示したのと同様に第3図に示しである。第3図に
示す如く、第1図の場合と同様に、低プレコントラスト
露光Loと高プレコントラスト露光1−t。
の最初の対が行なわれる場合には、LoがHoから減算
されて第3図に於いてEDo =f−1o −L。
と示しであるエネルギ差分像EDoを形成する。
同様に、露光シーケンスに亘って引続く6対に於ける低
及び高エネルギフレームが減算されて一連のエネルギ差
分像フレームを形成する。典型的には、約80個の低及
び高エネルギ露光が成され、従って第3図に於けるED
oからEDNの範囲に亘り40個の差分像が形成される
。実際上は、1個の対に於ける低及び高エネルギフレー
ムが減算される前に、低エネルギフレームを構成する全
てのピクセルが重み係数にしによって乗算され、且つ高
エネルギフレーム内のピクセルが異なった重み(糸数k
Hによって乗算される。前述した如く、kL及びkHの
値は同一である。従って、各エネルギ差分フレームはE
DM = kL LM −kg HMであり、尚0≦M
≦Nである。重み定数kL及びkMの値は、フレームが
減算される場合に、柔らかい組織が相殺され、且つ差分
像EDMはその対がプレコントラスト対か又はポストコ
ントラスト経過後の対である場合には骨のみを有してお
り又その対がポストコントラスト と血管内のX椋コン1〜ラスト媒体のみを有する様に設
定されている。
最初にエネルギ減粋を行ない且つ後に時間的減算と整合
フィルタ動体とを行なうのに必要とされるもののみを示
した簡単化したシステムを第10図に示しである。ここ
でも、ビデオディスク記憶装置を26で示しである。第
9図に於いて22で示した様なビデオプロセVに於いて
対数的に表現された画像フレームに重み何が成されると
共に減算がなされており、且つ一連のエネルギ差分像E
Do乃至EDNがバス99を介してディスク26内へ供
給され且つアナログビデオ信号の形態であるものと仮定
づる。次いで、整合フィルタ動作と#量的減算動作の組
合せが進行する。
最初のステップは、夫々のエネルギ差分像フレームに対
する整合フィルタ関数の値を得、それらの値を前述した
モードに於いて成されたのと同様に第10図内の係数記
憶装置101内ヘロードする。前の場合と同様に、アナ
ログ・デジタル変換器103に於いて全てのアナログビ
デオ画像フレームはデジタル値に変換され、且つ直接フ
レームメモリ111へ転送される。マルチプライヤ10
5と演界論理ユニット109とはこの転送の間中データ
に何の影費も与えない様にセットされる。
フレームメモリ111の出力から、デジタル化された画
像フレームデータが利得・オフセット挿入回路113と
デジタル・アナログ変換器114を介して供給されてア
ナログビデオ信号へ変換され、TVモニタ上で順番にエ
ネルギ差分像をディスプレイすることを可能とする。
110図のシステムに於けるタイミング・データ処理関
数はキーボード97を有しているオペレータのディスプ
レイ・制御ターミナル98と接続されているコンピュー
タシステム100によって制御される−。コンピュータ
の外部バスは102で示しである。シーケンスコントロ
ーラ107は、種々の制n機能の内、ディスク記憶装置
26とフレームメモリ111との間で差分像データの転
送を制御する。
フィルタ係数の値11;を得る為に、コントラス1〜媒
体で充填した血管内に於いてピークの不透明度を有する
ポストコントラスト像が現われるまでTVモニタ上でエ
ネルギ差分像を順次ディスプレイさせる。コンビュ〜タ
ソフトウエアにより、オペレータはTVススクリーン上
カーソルをピークの不透明度の関心のある領域をセット
する。次いで、コンピュータ100に関心のある領域R
OIゾーンの位置を供給する。次いで、シーケンスコン
トローラ107が全てのストアされているエネルギ差分
像のデジタル化を制御し、且つフレームメモリ111内
の6像の同一の関心のある領域ROf内のビクセル強度
乃至は明かるさのレベルがバスシステム102を介して
コンピュータへ送られる。コンピュータは、シーケンス
内のT Vフレーム時間又は各画像内の関心のある領域
ROI内のビクセルの強度を関連付けるべくプログラム
されており、その際に婉曲線を決定する。この曲線の縦
座標はそれらが関連するエネルギ差分像の値乃至は整合
フィルタ係数hjを表−わしている。次いで、この曲線
の縦座標を修正して、第4図及び第8図に関連して前に
述べた様にゼロの平均値を有する様にせねばならない。
次いで、これらの整合フィルタ係数は係数記憶装置10
1内でそれらと関連づる夫々の画像フレーム番号に対応
するアドレスヘロードされる。
整合フィルタプロセスを行なう為に、エネルギ差分像フ
レームをアナログビデオディスク26から順番に読取る
ことが可能である。フレームが読取られると、アナログ
・デジタル変換器103に於いてデジタルビクセル値に
変換され、且つマルチプライヤ(MULT)105の一
方の入力104へ送られる。マルチプライヤ105の別
の入力は106で示しである。この入力は整合フィルタ
関数係数用である。シーケンスコントローラ1゜7はコ
ンピュータによってクロック動作される。
エネルギ差分フレームが連続した順番でマルチプライヤ
105の入力104へ入力されると、コントローラ10
7はフレーム番号で係数発生器をアドレスし、且つ入力
104を介して導入されている画像フレームにrgJ連
する係数をマルチプライヤの入ノj106へ供給さぜる
。従って、このモードに於いては、全てのエネルギ差分
フレームは適宜の整合フィルタ値乃至は係数によって乗
算される。
第8図及びM4図に関連して前に説明した如く、整合フ
ィルタ値の幾つかは負であり且つ幾つかは正である。
各エネルギ差分フレームがマルチプライヤ1゜5内に於
いてそれと対応する整合フィルタ関数乃ヱは係数ハロこ
よって乗算された後に、それは演算論理ユニット109
の1人力108へ供給される。このシーケンスに於ける
1番目のエネルギ差分像はバス110を介してフルフレ
ームデジタルメモリ111へ供給される。その出力バス
112はバス113を介して演算論理ユニット109の
第2の入力114へ接続している。この櫟な構成により
、演算論理ユニット109はその人力114上にあるフ
レームメモリ111の現在の内容をバス108を介して
供給される次のフレームと加算し、その結果をフレーム
メモリ777へ帰還させる。整合フィルタ差分像の全シ
ーケンスが加算された後に、フレームメモリ111内に
は、後述する如く、フィルタされるのみならず時間的減
算と均等の処理がなされた単一の最終画像に対するデジ
タルデータがストアされる。
第10図に於いて、最終デジタル画像データ乃至信号は
回路113に於いて利得及びオフセットが与えられる。
その後に、デジタル信号はデジタル・アナログ変換器1
14内でアナログビデオ信号へ変換され、TVモニタを
駆動して整合フィルタ動作と加算プロセスから得られる
運動による人工的#l造を有す、ることなく改善された
信号対II比を有する像をディスプレイする。
時間的減算ど均等なものが得られるということは、第4
図に関連して前に説明した様に、整合フィルタはゼロと
等しい直流応答成分を有する様に選択されており、且つ
整合フィルタ関数の係数の和がゼロと等しくされている
からである。従って、1個のエネルギ差分角から次の像
に於いて静止状態乃至は一定の状態で残存する全てのも
のは除去される。要約でると、運動するか又は運動しな
かった柔らかい組織はエネルギ減算によって相殺され、
一定状態をiff持する骨は整合フィルタ動作及び加n
プロセスによって相殺される。一定の状態のものの全て
が相殺されるということは時間的減算に於いて達成され
るものである。
ハイブリッド減算の第1のモードとして先に説明したと
ころに於いては、時間的に減算した低及び高x梢エネル
ギ差分像が形成され且つディスク上に交互にス1〜アさ
れるものであった。低及び高エネルギマスクをそれに引
続く各々の且つ交互の低及び・高エネルギX t@ 露
光から全露光シーケンスに亘って行なう減算は画像採取
と同詩的に行なわれ且つストアされていた。次いで、引
続く低及び高エネルギ時間的差分像に対するデータが別
々に整合フィルタ動作され、重み付けが成され且つ最終
的にエネルギ減算を行なって、最終的なハイブリッド減
算像を発生していた。従って、最初に時間的減nが行な
われ、次いで整合フィルタ動作が行なわれ、最終的にエ
ネルギ減算が行なわれるものであった。
前のバラグラフに述べた事象の順番を変更することが可
能である。即ち、エネルギ減算を整合フィルタ動作の前
に行なうことが可能である。この場合には、時間的に減
算した低及び高エネルギ差分像は前の場合と同様に最終
的にディスク26上にストアされる。しかしながら、こ
の場合には、デジタル的に表わされた低及び高エネルギ
時間的差分像は、それらがディスク26からアクセスさ
れている間に、第9図に於けるマルチプライヤ84及び
85の均等物に於いてkL及びに+−+によって乗算さ
れることにより重み付けが成される。例えば、シーケン
ス内の1番目のプレコント・ラスト低エネルギ時間的差
分像はディスク26からアクセスされ、直接的に重み付
けが成され即ちマルチプライヤ84に於いてkしが乗算
され、且つ同時的にlit目のプレコントラスト高エネ
ルギ時間的差分像が直接的に重み付けが成され即ちkH
が乗算される。同時的に重み付けが成された低及び高画
像は、次いで、例えば演n論理ユニット83によって互
いに減算され、整合フィルタ動作されるべきプレコン1
−ラストハイブリッド像を形成する。
ストアされている全での低及び高時間的差分像は同様に
引続いて重み付けが成され、即ちプレコントラスト、ボ
ストコン1−ラスト及びポストコントラスト経過後の全
体のシーケンスに亘って行なわれ、従ってハイブリッド
減算フレームの全体的なシーケンスが連続して発生され
る。しかしながら、ハイブリッド画像フレームが発生さ
れる毎に、そのフレームに適用される整合フィルタ係数
によって直ぐに@惇が行なわれる。この場合には、係数
記iR装置59又は60の一方のみが必要である。
前述した如く、整合フィルタ係数が計算されており、且
つそれらの係数が例えば59の様な1個の係数記1装置
に存在するものと仮定する。この場合には、各ハイブリ
ッド画像フレームが形成され且つ例えば演算論理ユニッ
ト83の均等物から出力される場合には、画像フレーム
データはマルチプライヤ63の入力61の一方へ直接的
に供給される。尚、マルチプライヤ63の他方の入力6
5はそのフレームに対する整合フィルタ係数である。
演算論理ユニット63に於いて整合フィルタ係数によっ
て乗算を行なった後、整合フィルタ動作がハイブリッド
画像が形成する前に行なわれていた前述したモードに於
ける如く、演算論理ユニット68とフレームメモリ70
によって構成されているアキュムレータ内に於いてこれ
らのフレームが加算される。現在説明しているものの場
合には、露光シーケンスに於ける個々のハイブリッドフ
レームの全てに対し加算が行なわれる場合には、単一の
整合フィルタ処理されたハイブリッド像がフレームメモ
リ70又はそれと均等物の中に存在する。この画像はデ
ジタルマルチプライヤ84及び演界論理ユニツ1〜83
を介してテレビモニタ36へ転送してディスプレイを行
ない又メモリ87へ転送してストアすることが可能であ
り、その転送中、マルチプライヤ84及びユニット83
はそれらがデータに何等影胃を与えない様な状態に維持
される。注意すべきことであるが、簡単化の為に、演算
論理ユニツ1−83の出力から加算を行なう前にフィル
タ係数によって型締が行なわれるマルチプライヤ63の
一方の入力6コヘフイルタされていないハイブリッド画
像フレームを引続いて転送するのに使用されるバスは第
9図中には示していない。
前述した全ての動作モードに於いて、ごデオプロセサ2
2内に於いて減算を行なった後に時間的又はエネルギw
、nされた像はディスク記憶装置26に供給されていた
。減算の前に低及び高エネルギ像をディスク26上にス
トアすることも可能である。例えば、第1図に於ける如
く交互の低及び高エネルギX線露光、によって得られる
画像は生データとしてディスクへ直接供給することが可
能である。生の減算していない画像データを記憶してお
くということは、それが減算乃至は整合フィルタ動作を
行なう前に種々の方法でデータを処理する機会を与える
こととなる。従って、記述した整合フィルタ動作及びそ
の他の信号処理又は前処理の何れかを実行することが必
要とされる場合に常にデータを入手することが可能であ
る。
次に、ディスク上にストアする為の一連の交互の低及び
高時間的減算した像、又はディスク上にストアすべき一
連のエネルギ減算した像、又は減算されていないが後に
減算及び整合フィルタ動作を行なう為にディスク上にス
トアすべき一連の交互の低及び高エネルギ像を得る為に
積分プロセスを使用する整合フィルタ構成について説明
する。
この積分プロセスは信号対雑音比を改善することが可能
である。
時間的積分プロセス乃至は工程は、幾つかの連続する低
エネルギ露光像及び幾つかの高エネルギ露光像を積分し
て低及び商工・ネルギマスク像を形成することを特徴と
している。次いで、同数の連続する低エネルギ露光像及
び高エネルギ露光像を積分し、各積分期間の終了時に於
いて、低エネルギ積分したマスク像を現在の積分した低
エネルギ像から減算し、且つ差分像をディスク上にス1
〜アし、且つ交互的に、高エネルギ露光マスク像を現在
の積分した高エネルギ像から減算し、且つその差分像を
ディスク上にスl−アする。従って、露光シーケンスが
完了すると、一連の低エネルギ積分された時間的差分像
と高エネルギ積分した時間的差分像とが爾後に整合フィ
ルタ動作及びエネルギ減算を行なう為に交互にディスク
上に存在している。
時間的積分工程は、図示していない幾つかのフレームメ
モリを有しているビデオプロセサ23に於いて実行する
ことが可能である。本目的の為には4個のメモリを使用
する。積分されるべき低及び高エネルギ露光の数は典型
的には3乃至5である。典型的に、これらの露光は毎秒
約5個の割合で行なわれる。例えば、4個の露光のグル
ープが積分されるものと仮定する。全ての場合に於ける
如く、TVカメラ17から供給される各露光用のアナロ
グビデオ信号はアナログ・デジタル変換器19に於いて
デジタル化され、且つ対数ルックアップテーブル21に
於いて対数形式に変換され、ビデオプロセサ22へ供給
される。例えば、第1図に於ける最初の4個の低エネル
ギII)Lo乃至L3をビデオプロセサ22内の第1メ
モリ内に於いて積分し、そこに於いて低エネルギ露光マ
スク像としてストアする。インタリーブした即ち交互の
最初の4個の高エネルギ露光像をビデオプロセサ内の第
2メモリ内に於いて積分し、高エネルギ露光マスク像と
してストアする。次のグループの4個の低エネルギ像の
全てをプロセサ内の第3メモリ内に於いて積分し、次の
グループの4111の高エネルギ像の全てをプロセサ内
の第4メモリ内に於いて積分する。各低エネルギ像のグ
ループの積分の終了時に於いて、第3メモリ内のこの低
エネルギの積分した像は第1メモリ内にストアされてい
る低エネルギマスク像をそれから減算しており、その結
果前られる低エネルギ時間的に減算した差分像がディス
ク記憶装置26へ供給される。各高エネルギグループの
積分の終了時に於いて、第4メモリ内のこの積分した像
は第2メモリ内の低エネルギマスク像をそれから減算し
ており、その結果1qられる高エネルギの時間的に減算
した像がディスク記憶装置26へ供給される。積分した
マスク像を積分したグループから減算する工程を全露光
シーケンスに対して繰返し行ない、ディスク上に一連の
交互の低及び高時間的差分像を得る。
信号対1音比を改善する為にエネルギ露光積分工程を使
用することも可能である。この場合には、幾つかの低エ
ネルギ露光像のグループを第1プロセサメモリ内で梢介
する一方、幾つかのインタリーブした高エネルギ露光像
を第2プロセサメモリ内で積分する。積分された低エネ
ルギ露光像を積分した高エネルギ像から滅桿し、且つそ
の結果前られる各エネルギ差分像をディスク上にストア
する。交互のグループを第3及び第4メモリ内に於いて
積分し、画像データのオーバーラツプや損失を回避する
本発明の別の特徴は、直接的な整合フ、rルタ動作の代
替として反復モードでフィルタしたハイブリッド減算を
実行することである。
基本的に、反復フィルタ動作に於いては、一連の低及び
高エネルギ露光対が形成される。しかしながら、シーケ
ンスの始めから終りに至るまで、毎回低エネルギと高エ
ネルギの露光対が形成され、低エネルギ像ILは直ぐに
重み係数kして乗梓され、且つそれと関連する高エネル
ギII+−+は重み係数tl−+で乗絆される。その後
に、その結果1りられる像が互いに減算されて、一連の
エネルギ差分IDLEDを形成する。従って、各々の像
はED=kLIL −k+ IHである。前に説明した
如く、異なったエネルギ像のこの様な重み付は及び減算
は夫々の異なった像EDに於いて柔らかい組織を相殺す
ることとなる。
エネルギ差分像のシーケンスが形成されると、それらは
異なった時定数を有することによって特性付けられてい
る個々の反復フィルタチャンネルへ同時的に供給される
。フィルタチャンネルの各々は1の直流応答特性を有し
ており、従ってプレコントラス1〜像と、ポストコント
ラスト像と、ポストコントラス1へ経過後の像の夫々に
於いて一定である情報が消去されることがないというこ
とを意味する。しかしながら、本発明によれば、2つの
チャンネルから出力される反復的にフィルタ動作された
像の和が最終的に互いに減算され、その結果直流応答成
分は1−i=oとなり、全てのエネルギ差分像内に於い
て一定な全てのものは相殺され、プレコントラスト露光
とポストコントラスト露光との間に於いて変化するもの
のみが残存される。変化されるものはX線コントラスト
媒体のみであり、それは医者が背景がぼやけることがな
いか又はそれを最小に抑えて映像化することを望むもの
である。
エネルギ減算を行なって柔らかい組織を相殺さけ且つ反
復フィルタ動作を行なって時間的減算と均等なものを行
なわせ、ノイズ及びX線露光シーケンス中に於いて一定
状態を維持する全てのものを相殺させる為にハイブリッ
ド減算を行なわせる為の適宜のハードウェアを第11図
に示しである。
第11図に於いて、高及び低エネルギビデオ画像はTV
カメラから供給され且つバス121を介してアナログ・
デジタル変換器122へ入力されるものと仮定する。8
対に於ける低エネルギ像はバス124を介してフレーム
メモリ(FM)123内へスイッチ動作されて供給され
る。それに引続く高エネルギ像はバス126を介してフ
レームメモリ125内へスイッチ動作により供給される
マルチプライヤ127に於いては、低エネルギ像フレー
ムを構成するビクセルが重み係数に1によって乗算され
る。マルチプライヤ128に於いては、高エネルギ像フ
レームが重み係数に2によって型枠される。重み係数は
、高及び低エネルギ像が前述した如く減算された場合に
柔らかい組織が相殺される様な値を有している。低及び
高エネルギ像は、バス129及び130を介して演算論
理ユニット131へ転送され、そこで重みを付けられた
エネルギ減算が行なわれ番。従って、論理演算ユニット
131からバス132を介して与えられる出力は一連の
プレコントラストエネルギ差分像と、ポストコントラス
トエネルギ差分像と、ポストコントラスト経過後のエネ
ルギ差分像EDである。バス132に於ける出力に対す
る式は次の様に与えられる。
ED  =   k+IL−LI+     (3)尚
、IL及びIHはシーケンスに於ける個別的な低及び高
エネルギ像である。
エネルギ差分子!EDは分岐バス133及び134によ
って2個の反復フィルタチャンネル内へ同詩的に供給さ
れる。反復フィルタは異なった時定数を有している。第
1チヤンネルに対する入力段は演算論理ユニット135
であり、第2チヤンネルに対する入ツノ段は演n論理ユ
ニット136である。第1チヤンネルは演n論理ユニッ
ト135と、ルックアップテーブル(LUT)137と
、演算論理ユニット138と、フルフレームデジタルメ
モリ(FM)139とで構成されている。これらのコン
ポーネントはバス140.141及び142によって接
続されている。フレームメモリ139からの出力バス1
43はフィードバックバス144を介して入力段演算論
理ユニット135へ接続されている。遅延回路145が
、後述する理由により、バス146及び147によって
フィードバックバス144と演算論理ユニット138の
一方の入力との間に接続されている。
第2反復フィルタチャンネルは第1チヤンネルと同様に
構成されている。第2チヤンネルは演算論理ユニット1
36と、ルックアップテーブル148と、演算論理ユニ
ット149と、フレームメモリ150と、遅延回路15
1とで構成されている。フレームメモリ150からの出
ツノバス152はフィードバックバス153によってW
Ats論理ユニット136の一方の入力へ接続されてい
る。その他の相互接続バスを154乃至15Bで示しで
ある。
前述した如く、反復フィルタ動作に於いては、デジタル
化したエネルギ減n像EDが各チャンネルに同時的に供
給される。フルフレームメモリ139及び150の目的
は、全ての以前の画像フレームを現在導入される差分像
フレームEDへ加算されることを可能とし、前のフレー
ム上の信号の相対的な重要性を係数II K +1の値
によって決定する様にづるということである。例えば、
Klfio、5と等しく且つ(1−K)が0.5と等し
い場合には、フレームメモリからの出力信号は現在のフ
レーム信号の1./2と、その前のフレーム信号の1/
4と、更にその前のフレーム信号1/8と、更にその前
のフレーム信号の1/’16等々から構成されており、
従って現在の信号の前の任意のフレームが信号乃至は画
像フレームの和に於いて殆ど重みを有するものではない
。選択した定数によって処理された多数のフレーム信号
が加算される場合に、Kと(1−K)の和は常に1であ
るので、その結果は加算した信号の何れか1つと同一で
あり且つ減衰されていない導入される現在の差分画像信
号と同じ大さ・さである。信号対雑音比に於ける改善は
101o(1(2−K)/にデシベルと等しいことを証
明することが可能である。
前述した基本的な反復フィルタプロセスは第1図のチャ
ンネルに於いて実行され、定数Kが一方のチャンネルに
於いて使用され且つ異なった定数に′が他方のチャンネ
ルに於いて使用される。フレームメモリ143及びフレ
ームメモリ150から出力される一連の差分像の加算の
結果を減算し、その際に、本発明に基づいて、連続する
像に於いて一定状態の全てのものが相殺されるが、血管
の形態を表わすxBコントラスト媒体は残留する。
このことは、ハイブリッド減算に於いて必要とされる時
間的減算のステップと等価である。異なった定数K及び
に′を選択することを第12図乃至第14図に関し説明
する。第12図に於いて、低及び高エネルギ露光のシー
ケンスが第1図に於ける場合の様に時間軸に沿って発生
する。コントラスト媒体の塊166が表示した時間間隔
の間到来し且つ通過する。2つの最大値の半分の投影画
像強度の点が示され・ている。最大値の半分の強度の点
の間の時間が特に重要である。
第13図乃至第14図は、時間と夫々の反復フィルタチ
ャンネルに対する反転したインパルス応@関数との間の
関係を示している。インパルス応答は、チャンネル内に
唯1つの画像を挿入し、且つフレームメモリ内の信号が
繰返しく1−K>によって操作される毎に如何にしてフ
レームメモリ内の信号の値が減少するかという事を示し
ている。
第13図に於いて、1くの値はに−の値よりも高い。
高い値の定数1くは第13図に於ける如く、一層短い蓄
fj!i時間を有しており、低い値の定数に′は、第1
4図に示した如く、−R長い蓄積時間を有している。第
13図において、ブレコン1〜ラスト信号は殆ど重みを
有しておらず、一方第14図に於いては、これらの信号
は著しい重みを有している。
一方のチャンネルに於ける反復フィルタプロセスは以下
の如く表わJことが可能である。
Sn     ”’     K  ”  E  D 
 n     +     (I     K  ) 
  Sa−+(4) 上式の右側は、入力される何れのエネルギ差分像EDr
Lが定数Kによって乗算され、且つフレームメモリ13
9内の画像の現在の和、即ち50−4が(1−K)によ
って乗算され且つ第1項に加算されてシーケンスの終了
時に於いてフィルタされた像SrXの和を形成すること
を必要としている。第11図に於ける特定の回路要素構
成に於いて実行を行なうことを容易とする為に、上式を
以下の如く書直すことが可能である。
Sn=  5rL−、−K (SrX、−、−ED、、
 )(5) 第11図に於ける最も上のチャンネルに於いてKを使用
し、且つそれはに′よりも高い値を有しており、且つこ
れが第13図と一致して一磨短い時定数即ち蓄積時間を
発生させるものとする。
第11図に於ける最も下側の反復フィルタチャンネルに
対する式は以下の如くである。
S夜  = 錦−、−に−(S、−、−ED、)(6) これは前の式と同じ形を有しているが、より低い値の定
数に′を有している。定数の値が低いので、第14図と
一致して一層長い詩定数即ち蓄積時間を有している。
第11図に於いて、連続するエネルギ差分像FDがバス
133を介して演算論理ユニット135へ入力される。
tN n論理ユニット135の他方の入力は、最後即ち
51−1の前の画像の和であるフレームメモリ139の
内容がバス144を介してフィードバックされるもので
ある。従って、演算論理ユニット140の出力はバス1
40上に於けるSニー、−ED−である。これらの連続
する値はルックアップテーブル137へのアドレスであ
り、それは1く及び(S−t  E Dr−)の値のに
倍を有している。従って、ルックアップテーブル137
のバス141上に於ける出力は以下の如く表わされる。
K(Sニー+  −ED、、)    ’     (
7)演算論理ユニット135及びルックアップテーブル
へSニー、を供給する工程は有限の時間を必要とし、例
えば数個のビクセルをクロックさせる時間を必要とする
。演算論理ユニット138に於いてSoを発生する為に
、前の式5からS、、、を結合させることが必要である
。従って・、57−1は常にバス144から遅延回路1
45を介して演算論理ユニット138の十入力端へ供給
され、演算論理ユニット135及びルックアップテーブ
ル137によって使用される時間を補償する。何れの場
合に於いても、演算論理ユニット138のバス142上
の出力はSlであり、これは露光シーケンス内に存在す
るエネルギ差分BEDと同じ数だけフレームメモリ13
9へ帰還される。
第11図に於ける最も下側の反復フィルタチャンネルは
、演算論理ユニット136で始まっておりフレームメモ
リ150で終わっており、今説明したチャンネルと同様
な動作を行なうが、ルックアップテーブル148は長い
時定数に−を有している。フレームメモリ139内に於
(為で81が完成されるのと同時に、最終的な加粋像S
′、がフレームメモリ150内に完成される。
R終ステップは、フレームメモリ139及びフレームメ
モリ150からの加算f@をバス157及び158を介
して演算論理ユニット159の夫々の入力へ供給し、そ
こで画像が減算されて演算論理ユニットの出力バス16
0上に最終的な)1イブリッドビデオ画像フレームを形
成する。最終的なハイブリッドビデオ画像を有するデジ
タル化さ1tたビクセル1才、ルックアップテーブル給
され、そこで利得が与えられてテレビのディスプレイ用
の動的範囲が与えられ、且つオフセットが挿入されて適
宜のlvILM lfi 1!’tられる。ルックアッ
プテーブル161はデジタル・アナログ変換器(DAC
)162へ接続されており、そこでデジタルフレームが
アナログビデオ信号に変換されてTVモニタを駆動し、
その際にX HA Ti光ヤシ−ケンスら得られた単一
の最終的な像をディスプレイする。
前に、1つのチャンネルに於いて一定の強度に維持され
るものは全て他のチャンネルに於いても一定に維持され
るので、2つの反復フィルタに於ける信号の直流成分は
このフィルタ動作によって影響を受けることはないと説
明した。唯一の変数はコントラスト媒体の強度であった
。従って、演算論理ユニット159に於いて最終的な減
算が行なわれる場合に、一定のものは相殺し、且つ残存
するものは血管を画定するコントラスト媒体の画像信号
のみである。
以上、本発明の具体的実施の態様について詳細に説明し
たが、本発明はこれら具体例にのみ限定されるべきもの
ではなく、本発明の技術的範囲を逸脱することなしに種
々の変形が可能であることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は種々の二重Xfaエネルギ、ハイブリッド減算
整合フィルタ方法に使用するxm露光シーケンスを示し
た説明図、第2図は1つの操作モ−ドに於いて如何にし
て時間的差分信号が得られ、且つビデオディスク上にス
トアされ、且つエネルギ減算及び整合フィルタ動作が夫
々行なわれるかということを示した説明図、第3図は別
のモードに於いてエネルギ差分像が得られ、且つビデオ
ディスク上にストアされ、且つ時間的減算及び整合フィ
ルタ動作が夫々行なわれるかということを示した説明図
、jffJ図は血管内のX線コントラスト媒体の魂の投
影強度と時間との関係を実線で示してあり且つこの塊強
度から派生された整合フィルタ関数を点線のプロットで
示した説明図、第5図はテレビカメラの読取期間に関連
して種々の低X線エネルギ及び高xtlAエネルギ露光
シーケンスの限定的でない幾つかの具体例を部分5A乃
至5Dで示した説明図、第6図は検査中の患者にとって
独特のコン1〜ラスト媒体の塊の投影強度の値を使用し
てフィルタ関数の値を得る為の好適な方法を示した説明
図、第7図は例えば第6図に示した画像を得た患者に対
しコントラスト媒体の塊の投影強度と時間との関係を示
した説明図、第8図は第6図及び第7図に関する患者か
ら得た差分像に独特のフィルタ関数を適用した結果を示
した説明図、第9図はここに記載した整合フィルタハイ
ブリッド減算方法を行なう為に使用されるハードウェア
ーを示した説明図、第10図は反復フィルタ動作によっ
てハイブリッド減算を行なう為のハードウェアを示した
説明図、第11図は反復フィルタ処理によってハイブリ
ッド減算を行なう為のハードウェアを示したブロック図
、第12図乃至第14図は反復フィルタモードを説明す
るのに有用な各説明図、第15図は整合フィルタ関数の
特定のタイプをA乃至りで示した説明図、である。 (符号の説明) 10: 患者 11: 血管 12: X線管 13: X線画像j鋪感器 14: X線管電源 15:  1jllltlJt[1W 16: 螢光体 17:  TVカメラ 19: アナログ・デジタル変換器 21: 対数ルックアップテーブル 22: ビデオプロセサ 24:、デジタル・アナログ変換器 26: ビデオディスク記憶装置 36:  TVモニタ 37: スクリーン 40: マルチプレクサ 42: 利得・オフセット挿入回路 43: デジタル・アナログ変換器 46: アナログ・デジタル変換器 54: コンピュータ 56: ターミナル 57: キーボード 63.64,84,85  :  マルチプライV68
.75,83:  ?1i11論理ユニット70.77
.87 :  フレームメモリ90: シーケンスコン
トローラ FIG、2 FIG、’3 FIG、4 FIG、5 θ弁開 − FIG、7(+) FIG、8       吟聞−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、体内の血管を造影する方法であって、X線コントラ
    スト媒体の塊が前記血管に到達する前の期間をプレコン
    トラスト期間と呼び、コントラスト媒体が前記血管を介
    して流れている期間をポストコントラスト期間と呼び、
    前記コントラスト媒体が前記血管を通り過ぎた後の期間
    をボス]・コントラスト経過後の期間と呼び、X線源が
    付勢されることにより身体を透過してビームを投影して
    XS像を形成し、且つビデオカメラを具備する手段が操
    作されて夫々の像を表わすデータを発生する血管造影方
    法において、前記プレコントラスト期間中に前記血管の
    一連の密接して引き続く低及び高XI!i!エネルギ露
    光を開始し且つ前記ポストコントラスト期間及び前記ポ
    ストコントラスト経過後の期間中に前記露光を継続して
    行ないその際にこれらの露光から1qられる像を表わす
    データを供給し前記低X線エネル、ギにおける1個のプ
    レコントラスト露光から得られる像を表わすデータを低
    エネルギマスク像データと呼び且つ前記高X線エネルギ
    における1個のプレコントラス1〜n光から得られるデ
    ータを高エネルギマスク像データと呼び、前記低及び高
    エネルギマスク像データを採取した後に前記低エネルギ
    マスク像データをそれに引き続く低エネルギ像の各々の
    データから減算すると共にその結果得られる一連の低エ
    ネルギ時間的差分像データをそれらが発生される毎に記
    憶手段へ供給し又交互に前記高エネルギマスク像データ
    をそれに引続く高エネルギ像の各々のデータから減算す
    ると共にその結果得られる一連の高エネルギ時間的差分
    像データをそれらが発生されると共に記憶手段へ供給し
    、前記時間的減算により一連の像に亘って一定の状態を
    維持する全てのものが相殺されると共に前記コントラス
    ト媒体を表わすデータ及び変化する全てのものを残留さ
    せ、前記記憶手段から前記低エネルギ時間的差分像デー
    タを連続してアクセスす葛と共に前記高エネルギ時間的
    差分像データを連続してアクセスし且つ前記連続する低
    エネルギ時間的差分像データを夫々整合フィルタ係数で
    乗算すると共に前記連続する高エネルギ時間的差分像デ
    ータを夫々整合フィルタ係数で乗算し、前記像データへ
    乗算される前記整合フィルタ係数は時間(1)における
    前記X線コントラスト媒体の投影強度(h)と実質的に
    比例すると共に前記ポストコントラスト時間的差分像と
    時間的に略整合しており従って前記係数の選択した1個
    が最大のコントラスト媒体を有しており対応覆るボスト
    コントラスト詩間的差分像へ与えられると共に前記プレ
    コントラスト時間的差分像及びポストコントラスト経過
    後の時間的差分像へ与えられる前記係数は前記係数の全
    ての和が略ゼロと等しくなる様に選択されており、夫々
    の整合フィルタ係数で乗算された後に前記低エネルギ時
    間的差分像データの結果を加算すると共に別途夫々の整
    合フィルタ係数で乗算された後に前記高エネルギ時間的
    差分像データの結果を加棹して整合フィルタ処理した低
    エネルギ時間的差分像を表わす1組のデータと整合フィ
    ルタ処理した高エネルギ時間的差分像を表わす別の1組
    のデータとを形成し、前記低エネルギ時間的差分像デー
    タの組に定数(kL)を乗算すると共に前記他方の高エ
    ネルギ時間的差分像データを定数(k+)で乗算し、前
    記定数は前記乗算を行なった像データの夫々の組を減算
    した場合に特定の部分の運動を表わすデータが略相殺さ
    れる様に選択されており、前記乗算を行なった後にその
    結果前られるデータの組を減算して前記血管内の前記コ
    ントラスト媒体の像を表わす1組のデータを発生するこ
    とを特徴とする方法。 2、特許請求の範囲第1項において、前記コントラスト
    媒体がそれを注入した1つ又はそれ以上の特性的人体内
    の前記血管内に存在する期間中に前記血管の成る点にお
    いて前記コントラスト媒体の時間に関する投影強度を測
    定することによって前記係数が決定され、次いで任意の
    時間において前記強度と略比例する前記係数を使用して
    対応する時間において採取された像を表わす前記低エネ
    ルギ差分像データ及び前記高エネルギ差分像データを乗
    n1−ることを特徴とする方法。 3、特許請求の範囲第1項において、記憶されている一
    連の時間的差分像データを順番にディスプレイすると共
    に前記コントラスト媒体が前記血管内を流動している間
    に採取された引き続くポストコントラス]・仰向に対応
    するゾーンをそのゾーンが夫々のディスプレイされた時
    間的差分像内の投影されたコントラスト媒体の強度を表
    わすゾーンを泗択することによって前記係数を決定し、
    又前記ポストコントラスト時間的差分像の各々における
    前記ゾーンにおける強度(h)を決定すると共に前記強
    度(11)を前記時間的差分像が採取さ11だ引き続く
    時間(1)において夫々略(h)と比例する整合フィル
    タ係数へ変換させ、且つ前記係数をス1−アすると共に
    アクセスされた低エネルギ時間的差分西データの01記
    乗棹及びアクセスされた高エネルギ時間的差分像データ
    の前記乗算を行なうために前i′、L!係数を順番にア
    クセスすることを特徴どする方法。 4、特許請求の範囲第3項おいて、前記ゾーンにおける
    前記強度(h ’)はポストコントラスト時間的差分像
    の各々において決定され、ゼロの強度値(11)がプレ
    コントラスト時間的差分像及びポストコントラスト経過
    後の時間的差分像に対して仮定され、測定又は仮定され
    た強度値(’h)の全体の組の平均的強度(π)が決定
    され、且つ組内の時間(1)における整合フィルタ係数
    の値は時間(1)において測定又は仮定された強度(h
    )と平均的強度(h)との間の差に比例することを特徴
    とする方法。 5、特許請求の範囲第1項乃至第4項の内の何れか1項
    において、前記コントラスト媒体が前記血管内に存在す
    る時間中に採取された夫々の低エネルギ時間的差分像デ
    ータ及び夫々の高エネルギ時間的差分像データへ与えら
    れる前記係数は正の係数であり、前記プレコントラスト
    期間及びボストコントラスト期間の間に採取された前記
    低エネルギ時間的差分像及び高エネルギ時間的差分像へ
    与えられる前記係数は負の係数であり、前記係数の全て
    の和がゼロと等しく引き続く像において一定の状態を維
    持でる全てのものを相殺させることを特徴とする方法。 6、特許請求の範囲第1項において、ストアされている
    一連の低エネルギ時間的差分像データを順番にテレビモ
    ニタ上にディスプレイし且つ前記コントラスト媒体が前
    記血管内を流動している間に採取された引き続くポスト
    コントラスト像の中に対応するゾーンであって夫々のデ
    ィスプレイされた時間的差分像における投影されたコン
    トラスト媒体の強度を表わ1ゾーンを選択し且つディス
    プレイされたポストコントラスト差分像のシーケンスに
    おいて破棄することを正当化り゛る様な程度の人為的構
    造を表わt像を見付は出すことによって前記整合フィル
    タ係数を決定し、又前記ポストコントラスト時間的差分
    像内のゾーンにおける強度(h)を決定すると共に前記
    強度(:1)を前記時間的差分像が採取された引き続く
    時間(1)における(h )と夫々略比例する整合フィ
    ルタ係数へ変換−し、前記係数をストアすると共にアク
    セスされた低エネルギ時間的差分像データの前記乗搾及
    びアクセスされた高エネルギ時間的差分像データの前記
    乗算を行なう為に前記係数を順番にアクセスし人為的構
    造を有するものとして判別された低エネルギ時間的差分
    像データへ乗算される係数をゼロにセットすると共にそ
    れと対応する高エネルギ時間的差分像データをゼロにセ
    ットし、且つ前記係数の幾つかに負の値を与えて全部の
    係数の和がゼロとなる様にすることを特徴とする方法。 7、体内の血管を造影する方法であって、X線コントラ
    スト媒体の塊が前記血管に到達する前の期間をプレコン
    トラスト期間と呼び、前記コントラスト媒体が前記血管
    を介して流れている期間をポストコントラスト期間と呼
    び、前記コントラスト媒体が前記血管を通り過ぎた後の
    期間をポストコントラスト経過後の期間と呼び、XI源
    が付勢されることにより身体を透過してビームを投影し
    X線像を形成すると共にビデオカメラを具備する手段が
    動作されて前記像を表わすデータを発生する血管造影方
    法において、前記プレコントラスト期間とポストコント
    ラスト期間とポストコントラスト経過後の期間とに亘っ
    て行なう一連の近接して引き続き且つ交互的に前記血管
    の低及び高X線エネルギ露光を開始して各露光において
    採取された像を表わすデータを発生し、一番目の組の低
    及び高エネルギ像データから始めてこれらのデータが減
    算された場合に柔かい11械が相殺されるが骨及びコン
    トラスト媒体が残存する様にこれらのデータの重み付を
    行ない次いで各組におけるこれらの高及び低エネルギ像
    データの減算を行ない且つその結果書られる差分像デー
    タをストアし、この工程を全露光シーケンスに対し繰返
    し行ない引き続く高及び低エネルギ像の対に対するデー
    タの重み付を行なうと共にこれらのデータを減算し且つ
    その結果書られる差分像データをストアすることによっ
    て一連のエネルギ差分像を記憶手段にス1〜アし、前記
    記憶手段から連続して一連のエネル。 ギ差分像データをアクセスすると共にこれらのデータを
    夫々整合フィルタ係数で乗算し、前部差分を 像データが乗算される前記整合フィルタ係数は時間<1
    >におけるX線コントラスト媒体の投影強度(h )と
    略比例すると共に前記ポストコントラスト時間的差分像
    と時間的に略整合しており従って前記係数の選択した1
    つが最大のコントラスト媒体を有しており対応するポス
    トコントラス1〜時間的差分像へ与えられ且つ前記プレ
    コントラスト時間的差分像及びボストコントラスト経過
    後の時間的差分像へ与えられる係数は前記係数の全ての
    和が略ゼロに等しいように選択されておりその際に前記
    整合フィルタ動作を行なうことにより時間的減算を行な
    うのと均等の結果を発生し、前記エネルギ減算された像
    データを夫々の係数で乗算し各乗算の結果書られる像デ
    ータを加評して前記血管内の前記コントラスト媒体のみ
    を略表わす単一のハイブリッド減算され且つ整合フィル
    タ動作された像を表わすデータを発生することを特徴と
    する方法。 8、特許請求の範囲第7項において、前記コントラスト
    媒体が注入された1つ又はそれ以上の特性的人体の血管
    内に存在する期間に亘って前記血管における成る点にお
    いて前記コントラス1〜(11体の投影強度を測定づる
    ことによって前記係数を決定し、次いで任意の時間にお
    いて前記強度に略比例する前記係数を使用して対応する
    時間において採取された像を表ねJエネルギ差分像デー
    タを乗算することを特徴とlる方法。 9、特許請求の範囲第6項において、ストアされている
    一連のエネルギ差分像データを順番にディスプレイし且
    つ前記コントラスト媒体が前記血管内を流動している間
    に採取された引続くボスト]ントラスト仰向の対応(る
    ゾーンであって夫々のディスプレイされたエネルギ差分
    像における投影されたコントラスt−a体の強度を表わ
    すゾーンを選択することによって前記係数を決定し、前
    記ポストコントラストエネルギ差分像の各々の内の前記
    ゾーンにおける強度(1)〉を決定すると共に前記強度
    (11)を前記エネルギ像が採取された引き続く時間(
    1)において夫々(h)に比例する整合フィルタ係数へ
    変換し、且つ前記係数をストアすると共にアクセスされ
    たエネルギ差分像データの前記乗算を行なう為に前記係
    数を順番にアクセスすることを特徴とする方法。 10、特許請求の範囲第8項において、前記ゾーンにお
    ける強度(h)は前記ポストコントラストエネルギ差分
    像の各々においC決定され、ゼロの強度値(h)がプレ
    コントラストエネルギ差分像及びポストコントラスト経
    過後のエネルギ差分像に対して仮定され、測定又は仮定
    された強度の値(h)の全体の組における平均的強度(
    h )が決定され、時間(1)における整合フィルタ係
    数の値が時間([)において測定乃至は仮定された強度
    (h)と平均的強度(h)との間の差に比例する様にセ
    ットされることを特徴とする方法。 11、特許請求の範囲第7項乃至第10項の内の何れか
    1項において、前記コントラスト媒体が前記血管内に存
    在する間の時間内に採取された夫々のエネルギ差分像デ
    ータに与えられる前記係数は正の係数であり、且つ前記
    プレコントラスト期間及びポストコントラスト期間の間
    に採取されたエネルギ差分像に与えられる前記係数は負
    の係数であり、前記係数の全ての和がゼロと等しく従っ
    て引き続り像【こおいて一定の状態を維持する全てのも
    のが相殺されることを特徴とする方法。 12、特許請求の範囲第7項において、ストアされてい
    る一連のエネルギ差分像データをテレビモニタ上に順番
    にディスプレイし且つ前記コントラス1媒体が前記血管
    内を流動している間に採取された引き続くポストコント
    ラスト像内に対応するゾーンであって夫々のディスプレ
    イされたエネルギ差分像にお(プる投影されたコントラ
    スト媒体の強度を表わすゾーンを選択し且つ一連のディ
    スプレイされたボス1へコントラスト差分像において破
    棄することを正当化する様な程度に人為的構造を表わす
    像を判別することによって前記整合フィルタ係数を決定
    し、前記ボス1−フントラストエネルギ差分像内の前記
    ゾーンにおける強度(h)を決定すると共に前記強度(
    11)を前記エネルギ差分像が採取された引き続く時間
    (1)において夫々略比例する整合フィルタ係数へ変換
    し、前記係数をストアすると共に前記エネルギ時間的差
    分像データの前記乗算を行なう為に前記係数を順番にア
    クセスし且つ人為的構造を有するものと判別されたエネ
    ルギ差分像に乗算される前記係数をゼロにセットすると
    共に対応する高エネルギ差分像に対する前記係数をゼO
    にセットし、且つ前記係数の幾つかに負の値を与えて前
    記係数の全ての和がゼロとなる様にすることを特徴とす
    る方法。 13、体内の血管を造影する方法であって、X線コント
    ラスト媒体の塊が前記血管に到達する前の期間をプレコ
    ントラスト期間と呼び、前記コントラスト媒体が前記血
    管を通して流れている期間をポストコントラスト期間と
    呼び、前記コントラスト媒体が前記血管を通り過ぎた後
    の期間をポストコントラスト経過後の期間と呼び、X線
    源が付勢されることにより身体を透過してビームを投影
    しX線像を発生すると共にビデオカメラを具備した手段
    が動作されて夫々の像を表わすデータを発生する血管造
    影方法において、前記プレコントラスト期間中に前記血
    管の一連の近接して引き続く低及び高xmエネルギ露光
    を開始すると共に前記ボス1へコントラスト期間及びポ
    ストコントラスト経過後の期間において前記露光を継続
    して行ないその際にこれらの露光から得られる像を表わ
    すデータを供給し、前記シーケンスにおける第1所定数
    の低エネルギ像に対するデータを積分し且つ前記積分の
    結果を低エネルギマスク像として第1記憶IN内にスト
    アし且つ前記シーケンス内の同一の第1所定数の交互の
    高エネルギ像を積分すると共にその積分の結果を高エネ
    ルギマスク像として第2記憶装置内にストアし、第3記
    憶装置内において前記シーケンス内の全ての連続する所
    定数の低エネルギに対するデータを積分すると共に第4
    記憶装置内における前記シーケンス内の全ての連続する
    所定数の高エネルギ像に対するデータを積分し且つ前記
    第2メモリ装置内において積分が完了する毎に前記低エ
    ネルギマスク像データを前記第2メモリ装置内の腺デー
    タから減算すると共にその結果の差分像を低エネルギ時
    間的差分像とし゛Cストアする為に供給し且つ前記第4
    記憶装置内において1i分が完了する毎に前記高エネル
    ギマスク像データを前記第4記憶装置内の像データから
    減算すると共にその結果得られる差分像を高エネルギ時
    間的差分像として記憶する為に供給しその際に一連の交
    互の低及び高エネルギ時間的差分像をストアして保有し
    前記シーケンスに亘って一定状態を維持する全てのもの
    が相殺されると共に前記コントラスト媒体を表すデータ
    と変化する全てのものが残留し、前記記憶装置から前記
    低エネルギ時間的差分像データ及び前記高エネルギ時間
    的差分像データを連続してアクセスすると共に前記連続
    する低エネルギ差分像データを夫々整合フィルタ係数で
    乗算すると共に前記連続する高エネルギ時間的差分像デ
    ータを夫々整合フィルタ係数で乗算し、前記像データへ
    乗算される前記整合フィルタ係数は時間(1)における
    X線コントラスト媒体の投影強度(h)と略比例してお
    り且つ前記ポストコントラスト時間的差分像と時間的に
    略整合しており従って前記係数の選択した1つが最大の
    コントラスト媒体を有しており対応するポストコントラ
    スト時間的差分像へ与えられ且つ前記プレコントラスト
    時間的差分像及びポストコントラスト経過後の時間的差
    分像へ与えられる前記係数は前記係数の全ての和が略ゼ
    ロとなる様に選択されており、夫々の整合、フィルタ係
    数で乗算された後に前記低エネルギ時間的差分像データ
    の結果を加梓すると共に別途前記夫々の係数で乗算され
    た後に前記高エネルギ時間的差分像データの結果を加絆
    して整合フィルタ処理された低エネルギ時間的差分像を
    表わづ一1組のデータを発生すると共に整合フィルタ処
    理された高エネルギ時間的差分像を表わづ別のデータの
    相を発生し、前記低エネルギ時間的差分像データの組に
    定数(kL)を乗算すると共に前記使方の高エネルギ時
    間的差分像データの組に定数(kH)を乗算し前記定数
    は前記乗算された像データの夫々の組が減算された場合
    に特定の部分の運動を表わすデータが相殺される様に選
    択されており、前記乗算を行なった後にその結果1りら
    れるデータの組を減算して前記血管内の前記コントラス
    ト媒体の像を表わす1組のデータを発生ずることを特徴
    とする方法。 14、特許請求の範囲第13項において、前記コントラ
    スト媒体がそれが注入された1つ又はそれ以上の特性的
    人体の血管内に存在する期間中に前記血管内の成る点に
    おいて時間に関する前記コントラスト媒体の投影強度を
    測定することによって前記係数を決定し、次いで任意の
    時間において前記強度に略比例する前記係数を使用して
    対応する時間において採取された像を表わす前記低エネ
    ルギ時間的差分像データ及び高エネルギ時間的差分像デ
    ータを乗算することを特徴とする方法。 15、特許請求の範囲第13項において、ストアされて
    いる一連の時間的差分像データを順番にディスプレイす
    ると共に前記コントラスト媒体が前記血管内を流動して
    いる際に採取された引続くポストコントラスト像内の対
    応するゾーンであって夫々のディスプレイされた時間的
    差分像において投影されたコントラスト媒体の強度を表
    わすゾーンを選択することによって前記係数を決定し、
    前記ポストコントラスト時間的差分像の各々の内の前記
    ゾーンにおける強度(h)を決定すると共に前記強度(
    II )を前記時間的差分像が採取された引き続く時間
    (1)において(11)に夫々略比例する整合フィルタ
    係数へ変換し、前記係数をストアすると共にアクセスさ
    れた低エネルギ時間的差分像データの前記乗算を行なう
    為及びアクセスされた高エネルギ時間的差分像データの
    前記乗算を行なう為に順番に前記係数をアクセスするこ
    とを特徴とする方法。 16、特許請求の範囲第13項において、前記ゾーンに
    お【ノる強度(h )は前記ポストコントラスト時間的
    差分像の各々において決定され、ゼロの強11iff(
    h)がプレコントラスト時間的差分像及びポストコント
    ラスト経過後後の時間的差分像に対して仮定されており
    、測定又は仮定された強度1ift(liの全体の組の
    平均的強度(b)が決定され、時間(1)における整合
    フィルタ係数の値が時間(t)において測定又は仮定さ
    れた強度(h)と平均的強度(1+)との間の差に比例
    してセットされることを特徴とする方法。 17、特許請求の範囲第13項乃至第16項の内の何れ
    か1項において、前記コントラスト媒体が前記血管内に
    存在している時間中に採取された夫々の低エネルギ時間
    的差分像データ及び夫々の高エネルギ時間的差分像デー
    タへ与えられる前記係数は正の係数であり、又プレコン
    トラスト期間及びポストコントラスト期間中に採取され
    た低エネルギ時間的差分像及び高エネルギ時間的差分像
    へ与えられる係数は負の係数であって、全係数の和がゼ
    ロと等しく従って引き続く像において一定状態を維持す
    る全てのものが相殺されることを特徴とする方法。 18、特許請求の範囲第13項において、ストアされて
    いる一連の低エネルギ時間的差分像データを順番にテレ
    ビモニタ上にディスプレイし前記コントラスト媒体が前
    配血管内を流動している際に採取された引き続くポスト
    コントラスト像内の対応するゾーンであって夫々のディ
    スプレイされ   ′た時間的差分像における投影され
    たコンi・ラスト媒体の強度を表わすゾーンを選択し且
    つディスプレイされたポストコントラスト差分像のシー
    ケンスに於いて破棄することを正当化する様な程度に人
    為的構造を表わす像を判別することよって前記整合フィ
    ルタ係数を決定し、前記ポストコントラスト時間的差分
    像内の前記ゾーンにおける強度(]))を決定すると共
    に前記強度(h )を前記時間的差分像を採取した引き
    続く時間(1)における(11)に夫々略比例する整合
    フィルタ係数へ変換し、前記係数をス1〜アづると共に
    前記低エネルギ時間的差分像データの前記乗算及びアク
    セスされた高エネルギ時間的差分像データの前記乗算を
    行なう為に順番に前記係数をアクセスし且つ前記人工的
    構造を有するものとして判別されている低エネルギ時間
    的差分像へ乗算される前記係数をゼロにセットすると共
    にそれと対応する高エネルギ時間的差分像データの係数
    をゼロにセットし、次いで前記係数の幾つかに負の値を
    与えて前記係数の全ての和がゼロとなる様にすることを
    特徴とする方法。 19、体内の血管を造影する方法において、X線コン1
    へラスト媒体の塊が前記血管に到達する前の期間をプレ
    コントラスト期間と呼び、前記コントラスト媒体が前記
    血管を通して流れている期間をポストコントラスト期間
    と呼び、前記コントラスト媒体が前記血管を通り過ぎた
    後の期間をポストコントラスト経過後の期間と呼び、X
    I!源が付勢されることにより身体を透過してビームを
    投射してX線像を形成し且つビデオカメラを具備する手
    段が動作されて前記像を表わすデータを発生する血管造
    影方法において、前記プレコントラスト期間とポストコ
    ントラスト期間とポストコントラスト経過後の期間とに
    亘って前記血管の一連の近接して引き続き且つ交互的な
    低及び高X線エネルギ露光を開始し各露光において採取
    された像を表わすデータを発生し、所定数の引き続く低
    エネルギ像に対するデータ及び同数の引き続く交互の高
    エネルギ像に対するデータを交互に積分し且つ一対の低
    及び高エネルギの積分された像データが完成される毎に
    前記積分された低及び高エネルギ像データを重み付する
    と共に次いで前記積分された低及び高エネルギデータを
    減拝してエネルギ差分像を表わすデータを発生し且つ前
    記差分像をストアするために供給すると共に前記プロセ
    スを全体の露光シーケンスに対して繰り返しを行ない従
    って引き続く一連の低及び高エネルギ像を積分すると共
    に重み付けを行ない且つ減算すると共にストアして記憶
    装置内に柔かい組織が実質的に相殺されると共に骨とX
    線コントラスト媒体が残存している一連のエネルギ減搾
    した像データをストアさゼ、前記記憶装置から連続して
    前記一連のエネルギ像データをアクセスすると共にこれ
    らのデータを夫々整合フィルタ係数で乗拝し、前記像デ
    ータに乗算される前記整合フィルタ係数は時間(1)に
    おけるX線コントラスト媒体の投影強度(h)と略比例
    しており且つ前記ボスI〜コントラスト時間的差分像と
    時間的に略整合しており従って前記選択した係数の1つ
    が最大のコントラスト媒体を有しており対応するポスト
    コントラスト時間的差分像へ与えられると共に前記プレ
    コントラスト時間的差分像及びポストコン1−ラスト経
    過後の時間的差分像へ与えられる係数は前記係数の全て
    の和が略ゼロと等しくなる様に選択されており従って前
    記整合フィルタステップを行なうことにより時間的減粋
    を行なったのと均等の効果を発揮させ、前記エネルギ差
    分像データを夫々の係数で乗算し且つ各乗算から得られ
    る像データを汀線して前記血管内のコントラスト媒体の
    みを略表わす単一のハイブリッド減算され且つ整合フィ
    ルタ処理された像を表わすデータを発生することを特徴
    とする方法。 2、特許請求の範囲第19項において、前記コントラス
    ト媒体が注入された1つ又はそれ以上の特性的な人体の
    血管内に前記コントラスト媒体が存在している期間中に
    前記血管内の成る点において前記コントラスト媒体の投
    影強度を測定することによって前記係数を決定し、次い
    で任意の時間において前記強度と比例する前記係数を使
    用して対応する時間において採取された像を表わすエネ
    ルギ差分像データを乗算することを特徴とする方法。 2、特許請求の範囲第19項において、ストアされてい
    る一連のエネルギ差分像データを順番にディスプレイす
    ると共に前記コントラスト媒体が前記血管内を流動して
    いる間に採取された引き続くボストコン]−ラスト仰向
    における対応するゾーンであつC夫々のディスプレイさ
    れたエネルギ差分像内の投影されたコントラスト媒体の
    強度を表わすゾーンを選択づることによって前記係数を
    決定し、前記ポストコントラストエネルギ差分像の各々
    の内の前記ゾーンにおける強度(h)を決定すると共に
    前記強度(I))を前記エネルギ差分像が採取された引
    き続く時間<1 >における(h)に夫々略比例する整
    合フィルタ係数へ変換し、前記係数をストアすると共に
    アクセスされたエネルギ差分像データの前記乗算を行な
    う為に前記係数を順番にアクセスすることを特徴とする
    方法。 2、特許請求の範囲第21項において、前記ゾーンにお
    ける強度(11)は前記ポストコントラストエネルギ差
    分像の各々において決定され、ゼロの強度1iI(11
    )がプレコントラストエネルギ差分像及びポストコント
    ラスト経過後のエネルギ差分像に対して仮定されており
    、測定又は仮定された強度値(h)の全体の組の平均的
    強度(b)が決定されており、時間(1)における整合
    フィルタ係数の値が時間(1)において測定又は仮定さ
    れている強度(h )と平均的強度(h)との間の差に
    比例する様にセットされていることを特徴とする方法。 2、特許請求の範囲第19項乃至第22項の内の何れか
    1項に於いて、前記コントラスト媒体が前記血管内に存
    在する時間の間に採取された夫々のエネルギ差分像デー
    タに与えられる前記係数は正の係数であり、且つ前記プ
    レコントラス]・期間及びポストコントラスト期間の間
    に採取された1ネルギ差分像に与えられる前記係数は負
    の係数であり、前記係数の全ての和がゼロであってその
    際に引き続く漁において一定の状態を維持づる全でのも
    のが相殺されることを特徴とする方法。 2、特許請求の範囲第19項において、ストアされてい
    る一連のエネルギ差分像データをテレビモニタ上に順番
    にディスプレイし且つ前記コントラスト媒体が前記血管
    を流動している間に採取された引き続くポストコントラ
    スト像内の対応するゾーンであって夫々のディスプレイ
    されたエネルギ差分像内の投影されたコントラスト媒体
    の強度を表わすゾーンを選択し且つディスプレイされた
    ポストコントラスト差分像のシーケンスにおいて破棄す
    ることを正当化する様な程度の人為的構造を表わす像を
    判別することによって前記整合フィルタ係数を決定し、
    前記ポストコントラストエネルギ差分像内の前記ゾーン
    における強度(h)を決定づると共に前記強度(h)を
    前記エネルギ差分像が採取された引き続く時間<1)に
    おける(h)に夫々略比例する整合フィルタ係数へ変換
    し、前記係数をストアすると共にアクセスされたエネル
    ギ差分像データの前記乗nを行なう為に前記係数を順番
    にアクセスし且つ前記人為的信認を有するものとして判
    別されているエネルギ差分像に乗算される前記係数をゼ
    Oにセットすると共にそれと対応するエネルギ差分像を
    ゼロにセットし、且つ前記係数の幾つかに負の値を与え
    て前記係数の全ての和をゼロとすることを特徴とする方
    法。 25、体内の血管を造影する方法であって、X梓コント
    ラス1−媒体の塊が血管に到着する前の期間をブレコン
    トラスト期間と呼び、前記」シトラス1〜1体が前記血
    管を流れている間の期間をポストコントラスト期間と呼
    び、前記コントラスト媒体が通り過ぎた後の期間をポス
    トコントラスト経過後の期間と呼び、xIl源が付勢さ
    れると身体を通してビームを投射してX線像を発生し且
    つヒデオカメラを具備した手段が動作されて夫々の像を
    表わすデータ4発生する血管造影方法において、前記ブ
    レコントラスト期聞中に前記血管の一連の近接して引き
    続く交互の低及び高X線エネルギ露光を開始すると共に
    前記ポストコン1−ラスト期間及びポストコントラスト
    経過後の期間に亘って前記露光を継続して行ない、各低
    及び高エネルギ像が採取されると爾後に記憶手段から順
    番にアクセ   ′スする為に前記像を表わす前記デー
    タの組をストアし、プレコントラスト低エネルギ像を表
    わす所定数のデータの組の1つ又はその積分したものを
    低エネルギマスク像として使用すると共に同所定数のプ
    レコン1〜ラスト高エネルギ像の1つ又はその積分した
    ものを高1ネルギマスク像として使用し、全露光シーケ
    ンスに対して前記低エネルギマスク像データの組を爾後
    の夫々の低エネルギ像データの組の各1つ又はその積分
    したものから減算すると共に交互に前記高エネルギマス
    ク像データの組を雨後の夫々の高エネルギデータの組の
    各1つ又はその積分したものから減算して一連の交互の
    低及び高時間的差分像を形成し、前記時間的減算により
    前記一連の像に貝って一定の状態で存在する全てのもの
    が相殺されると共に前記コントラスト媒体及び変化する
    全てのものを表わすデータが残存され、前記引き続く低
    エネルギ時間的差分像データに整合フィルタ係数を夫々
    乗粋し且つ前記引き続く高エネルギ時間的差分像データ
    に夫々整合フィルタ係数を乗算し、前記像に乗算される
    前記整合フィルタ係数は時間(1)における前記XS*
    コントラスト媒体の投影強度(h ’)に略比例してお
    り且つ前記ポストコントラスト時間的差分像と略時間的
    に整合しており従って前記係数の選択した1つが最大の
    コントラスト媒体を有しており対応するポストコントラ
    スト時間的差分像へ与えられると共に前記プレコントラ
    スト時間的差分像及びポストコントラスト経過後の時間
    的差分像へ与えられる前記係数が前記係数の全ての和か
    略ゼロと等しいように選択されており、夫々の整合フィ
    ルタ係数で乗算された後に前記低エネルギ時間的差分像
    データの結果を加算すると共に別途前記係数で乗算され
    た後に前記高エネルギ時間的差分像データの結果を加算
    して整合フィルタ処理された低エネルギ時間的差分像を
    表わす1組のデータと整合フィルタ処理された高エネル
    ギ時間的差分像を表わす別の1組のデータとを発生し、
    前記低エネルギ時間的差分像データの組に定数(kシ)
    を乗算すると共に前記他方の高エネルギ時間的差分像デ
    ータの組に定t(k+−+)を東線し、前記定数は前記
    乗算された像データの組が減算された場合に特定の部分
    の運動を表わすデータが略相殺される様に選択されてお
    り、前記乗算を行なった後にその結果前られるデータの
    組を減算して前記血筐内の前記コントラスト媒体の像を
    表わす1組のデータを発生することを特徴とする方法。 2、特許請求の範囲第25項において、前記コントラス
    小媒体が注入された1つ又はそれ以上の特性的人体の血
    管内に前記コントラスト媒体が存在する期間中に前記血
    管内の成る点において前記コントラスト媒体の時間に関
    する投影強度を測定することによって前記係数を決定し
    、次いで任意の時間において前記強度と略比例する係数
    を使用して対応する時間において採取された像を表わす
    低エネルギ時間的差分像データ及び高エネルギ時間的差
    分像データを乗算することを特徴とする方法。 2、特許請求の範囲第25項において、ストアされてい
    る一連の時間的差分像データを順番にディスプレイする
    と共に前記コン1〜ラスト媒体が前記血管内を流動して
    いる間に採取した引き続くポストコントラスト像内の対
    応するゾーンであって夫々のディスプレイされた時間的
    差分像内の投影されたコントラスト媒体の強度を゛表わ
    すゾーンを選択する事によって前記係数を決定し、前記
    ポストコントラスト時間的差分像の各々の内の前記ゾー
    ンにおける強度(h )を決定すると共に前記強度(h
    )を前記時間的差分像が採取された引き続く時間([)
    において(h)に夫々略比例する整合フィルタ係数へ変
    換させ、前記係数をストアすると共にアクセスされた低
    エネルギ時間的差分像データの前記乗算とアクセスされ
    た高エネルギ時間的差分像データの前記乗算を行なう為
    に順番に前記係数をアクセスすることを特徴とする方法
    。 2、特許請求の範囲第23項において、前記ゾーンにお
    ける強度(h)は前記ポストコントラスト時間的差分像
    の各々において決定され、ゼロの強度値(11)がプレ
    コントラスト時間的差分像及びポストコントラスト経過
    後の時間的差分像に対して仮定されており、測定又は仮
    定された強度値(h)の全体の組の平均的強度(h)が
    決定され、時間(1)における整合フィルタ係数の値が
    その時間(【)において測定又は仮定されている強度(
    11)と平均的強度(丁)との間の差と比例する様にセ
    ラ1〜され−Cいることを特徴とする方法。 2、特許請求の範囲第25項乃至第28項の内の何れか
    1項に於いて、前記コントラスト媒体が前記血管内に存
    在している間の時間中に採取された夫々の低エネルギ時
    間的差分像データ及び夫々の高上ネルギ時間的差分像デ
    ータへ与えられる前記係数は正の係数であり、且つ前記
    プレコントラスト期間中及びポストコントラスト期間中
    に採取された低エネルギ及び高エネルギ時量的差分像f
    −夕に与えられる前記係数は負の係数であり、前記係数
    の全ての和がU口と等しくその結果引続く像に於いて一
    定の状態を維持する全てのものが相殺されることを特徴
    とJ゛る方法。 30、特許請求の範囲第25項に於いて、ストアされて
    いる一連の低エネルギ時間的差分像データを順番にテレ
    ビモニタ上にディスプレイすると共に前記コントラスト
    媒体が前記血管を流れている間に採取された引続くポス
    トコントラスト像内の対応するゾーンであって夫々のデ
    ィスプレイされた時間的差分像内の投影されたコン1〜
    ラスト媒体の強度を表わすゾーンを選択すると共に一連
    のディスプレイされたポストコントラスト差分像内に於
    いて破棄することを正当化する様な程度に人為的構造を
    表わす像を判別することによって前記整合フィルタ係数
    を決定し、前記ポストコントラスト時間的差分像内の前
    記ゾーンに於ける強度(h)を決定すると共に前記強度
    (h)を前記時間的差分像が採取された引続く時間(1
    )に於ける(h )に夫々略比例する整合フィルタ係数
    へ変換し、前記係数をストアすると共に前記低エネルギ
    時間的差分像データの前記乗算とアクセスされた高エネ
    ルギ時間的差分像データの前記乗算とを行なう為前記係
    数を順番にアクセスし且つ前記人為的構造を有するもの
    として判別されている低エネルギ時間的差分像へ乗算さ
    れる前記係数をゼロにセットすると共にそれと対応する
    高エネルギ時間的差分像をゼロにセットし、次いで前記
    係数の幾つかに負の値を与えて前記係数の全ての和がゼ
    ロとなる様にすることを特徴とする特許31、体内の血
    管を造影する方法であって、X線コントラスト媒体の塊
    が前記血管に到達する前の期間をプレコントラスト期間
    と呼び、前記コントラスト媒体が前記血管を流れている
    間の期間をボストコン]〜ラスト期間と呼び、前記コン
    トラスト媒体が前記血管を通り過ぎた後の期間をコント
    ラス]・経過後の期間と呼び、XIII源が付勢される
    ことにより身体を通してビームを投射しX線像を形成す
    ると共にビデオカメラを具備した手段が動作して前記像
    を表わすデータを発生する血管造影り法に於いて、前記
    プレコントラスト期間とポストコントラスト期間とポス
    トコントラスト経過後の期間とに亘って前記血管の一連
    の近接して引続き且つ交互的な低及び高X線エネルギ露
    光を開始して各露光によって採取された像を表わすデー
    タの組を形成し且つデータの組が採取されるに従い一連
    の交互的な低及び高エネルギ像データの組を記憶装置内
    にストアし、前記記憶装置をアクセスし8対が低エネル
    ギ像データの組の1つ又は所定数の引続く低エネルギ像
    データの組の積分したものを有すると共に8対が対応す
    る高エネルギ像データの絹の1つ又は対応する同所定数
    の引続く高エネルギ像データの相の積分したものを有す
    る様に低及び高エネルギ像データの対を取出し且つ8対
    に於けるこれらのデータに重み付けを行なって1個の対
    に於ける低エネルギデータと高エネルギデータとの減締
    を行なつ1=場合に柔らかい組織が略相殺され且つ骨及
    びコントラスト媒体が残存する様にエネルギ減界された
    像データが得られ、全体の露光シーケンスに対して低及
    び高エネルギ像データの対を取出し前記データの重み付
    けを行ない且つ前記データの対を減算することを繰返し
    行なって一連のエネルギ減界した像を発生させ、これら
    のデータに夫々の整合フィルタ係数を乗算し、前記像デ
    ータに乗算される前記整合フィルタ係数は時間(1)に
    於けるX線コントラスト媒体の投影強度(h)と略比例
    すると共に前記ポストコン    ゛トラスト時間的差
    分像と略時間的に整合しており従って前記係数の選択し
    た1つが最大のコン1〜ラスト媒体を有しており対応す
    るポストコントラスト時間的差分像へ与えられると共に
    前記プレコントラスト時間的差分像及びポストコントラ
    スト経過後の時間的差分像へ与えられる前8[l!係数
    (ま前n己係数1の全ての和か略ゼロとなる様に選択さ
    れて(Xで前記整合フィルタ工程が行なわれた場合番こ
    時間的減界が行なわれたのと均等の効果を発生し、前記
    エネルギ差分像データに夫々の係数を乗算して各乗算の
    結果前られる像データを加算して前M[l!血管内の前
    記コントラスト媒体のみを略表わす単一のハイブリッド
    減律され且つ整合フィルり処理された像を表わすデータ
    を発生することを特徴とする方法。 32、特許請求の範囲第31項に於いて、前記コントラ
    ス]〜媒体がそれが注入された1個又番まそれ以上の特
    性的人体の体内に存在して(する期間中に前記血管内の
    成る点に於いて前記コントラスト媒体の時間に関づる投
    影強度を測定することによって前記係数を決定し、次い
    で任意の時間に於OC前記強疾と略比例Jる係数を使用
    して対応する時間に於いて採取された像を表わすエネル
    ギ差分像データを乗算することを特徴とする方法。 33、特許請求の範囲第31項に於0て、ストアされて
    いる一連のエネルギ差分像データを順番にディスプレイ
    すると共に前記コントラスト媒体が前記血管内を流動し
    ている間に採取された弓1続くポストコントラスト像内
    の対応するゾーンであって夫々のディスプレイされたエ
    ネルギ差分像内の投影されたコントラスト媒体の強度を
    表わすゾーンを選択することによって前記係数を決定し
    、前記ポストコントラストエネルギ差分像の各々の中で
    前記ゾーンに於ける強1(h)を決定すると共に前記強
    度(h)を前記エネルギ像が採取された引続く時間(1
    )に於ける(h )に夫々略比例する整合フィルタ係数
    へ変換し、前記係数をストアすると共にアクセスされた
    エネルギ差分像データの前記乗算を行なう為に前記係数
    を順番にアクセスすることを特徴とする方法。 34、特許請求の範囲第33項に於0て、前3己ゾーン
    に於ける強度(h )は前記ポストコントラストエネル
    ギ差分像の各々に於し)で決定され、ゼ口の強度II(
    Inがプレコンt・ラストエネルギ差分像及びポストコ
    ントラスト 分像に対して仮定され一Ua3す、測定又は仮定された
    強度値(t+)の全体の組の平均的強度(h)が決定さ
    れ、時間(1)に於ける整合フィルタ係数の値がその時
    間(1 )に於いて測定又は仮定されている強度(’h
     )と平均的強度(−1)との間の差に比例する様にセ
    ットされていることを特徴とする方法。 35、特許請求の範囲第32項乃至第34項の内の何れ
    か1項に於いて、前記コントラスト媒体が前記血管内に
    存在している時間中に採取された夫々のエネルギ差分像
    データに与えられる前記係数は正の係数であり、且つ前
    記プレコントラスト期間及びボス1〜コントラスト期間
    の間に採取されたコーネルギ差分像へ与えられる前記係
    数は負の係数であり、前記係数の全ての和がゼロと等し
    くその結果引続く像に於いて一定の状態を維持する全て
    のものが相殺されることを特徴とする方法。 36、特許請求の範囲第31項に於いヱ、ストアされて
    いる一連のエネルギ差分像データをテレビモニタ上に順
    番にディスプレイすると共に前記コントラスト媒体が前
    記血管内を流れている間に採取された引続くポストコン
    トラスト像内の対応するゾーンであって夫々のディスプ
    レイされた1ネルギ差分像に於ける投影されたコントラ
    スト媒体の強度を表わすゾーンを選択し且っ一連のディ
    スプレイされたポストコントラスト差分像に於いて破棄
    することを正当化する様な程度に人為的な構造を表わす
    像を判別することによって前記整合フィルタ係数を決定
    し、前記ポストコントラストエネルギ差分像内の前記ゾ
    ーンに於ける強度(h)を決定すると共に前記強度(h
    )を前記エネルギ差分像が採取された引続く時間(1)
    に於ける(h)に夫々略比例する整合フィルタ係数へ変
    換し、前記係数をストアすると共に前記エネルギ差分像
    データの前配乗吟を行なう為に前記係数を順番にアクセ
    スし且つ前記人為的構造を有するものとして判別されて
    いる前記エネルギ差分像へ乗絆される前記係数をゼロに
    セットし次いで前記係数の幾つかに負の値を与えて前記
    係数の全ての和をゼロとなる様にすることを特徴とする
    方)ム。 31、体内の面惰を造影する方法であって、X線コント
    ラスト媒体の塊が前記血管に到達する前の期間をプレコ
    ントラスト期間と呼び、前記コントラスト媒体が前記血
    管を通して流れている間の期間をポストコントラスト期
    間ど呼び、前記コントラスト媒体が前記血管を通り過ぎ
    た後の期間をポストコントラスi・経過後の期間と呼び
    、X線源が付勢されることにより身体を通しでビームを
    役割してX線像を形成覆る血管造影方法に於いて、前記
    プレコントラスト期間中に前記血管の一連の近接して引
    続く低及び高X線エネルギ露光を開始すると共に前記ポ
    ストコントラスト期間及びポストコン]・ラスト経過後
    の期間に亘っても前記露光を引続き行なって前記露光か
    ら得られる像を表わすデ、−夕を供給し、前記低xmエ
    ネルギに於けるプレコントラス1〜露光から(すられる
    像を表わすデータを低エネルギマスク像データと呼び且
    つ前記高X線エネルギに於いてプレコントラスト露光か
    ら得ら得られるデータを高エネルギマスク像データと呼
    び、前記低及び高エネルギマスク像データを採取した後
    に前記低エネルギマスク像データをその後の低エネルギ
    像の各々に一2対するデータから減梓すると共にその結
    果書られる一連の低エネルギ時間的差分像データが発生
    される毎に記憶装置へ供給し且つ交互に前記高エネルギ
    マスク像データをその後の高エネルギ像の各々に対する
    データから減筒すると共にその結果書られる一連の高エ
    ネルギ詩間的差分浄データをそれが発生されると共に記
    憶装置へ供給し、前記時間的減算により前記一連の像に
    亘って一定の状態を維持する全てのものを相殺させると
    共に前記コントラスト媒体及び変化する全てのものを表
    わすデータを残存させ、前記記憶装置から低エネルギ及
    び高エネルギ像データの引続く対をアクセスすると共に
    8対を有するデータの重み付けを行ない次いで一方の像
    に対するデータを他方のものから減算して特定の部分の
    運動を表わすデータのみが略相殺されている一連のエネ
    ルギ減算した像データを発生し、前記エネルギ減樟した
    像データに整合フィルタ係数を乗算し、前記像データに
    乗算される前記整合フィルタ係数は時間(1)に於ける
    X線コントラスト媒体の投影強度(11)と略比例する
    と共に前記ポストコントラスト時間的差分像と略時間に
    関し整合しており従って前記係数の選択した1つが最大
    のコントラスト媒体を有しており対応するポストコン1
    −ラスト時間差分像へ与えられると共にプレコントラス
    ト時間的差分IS及びポストコントラスト経過後の時間
    的差分像へ与えられる前記係数は前記係数の全ての和が
    一8ゼUと等しくなる様に選択されており従って前記整
    合フィルタ工程が行なわれることにより時間的減粋が行
    なわれたのと均等な効果を発揮し、前記エネルギ差分像
    データに夫々の係数を乗律して各乗算から得られる像デ
    ータを加算して前配血管内の前記コントラスト媒体のみ
    を表わす単一のハイブリッド減峠され且つ整合フィルタ
    処理された像を表わすデータを発生することを特徴とす
    る′h法。 38、特許請求の範囲第37項に於いて、前記コントラ
    スト媒体がそれが注入された1つ又(まそれ以上の特性
    的な人体の血管内に存在しCいる期間中に前記血管内の
    成る点に於いて前記コントラスト媒体の時間に関する投
    影強度を測定することによって前記係数が決定され、次
    いで任意の時間に於ける前記強度と略比例する係数を使
    用して対応する時間に於いて採取された像を表わす低エ
    ネルギ時間的差分像データ及び高エネルギ時間的差分像
    データを乗算することを特徴とする方法。 39、特許請求の範囲第37項に於いて、ストアされC
    いる前記一連の時間的差分像データを順番にディスプレ
    イすると共に前記コントラスト媒体が前記血管内を流動
    している間に採取された引続くポストコントラスト像内
    の対応するゾーンであって夫々のディスプレイされた時
    間的差分像内の投影されたコントラスト媒体の強度を表
    わすゾーンを選択Jることによって前記係数を決定し、
    前記ポストコントラスト時間的差分像の各々の中で前記
    ゾーンに於ける強度(11)を決定すると共に前記強度
    (1))を前記時間的差分像が採取された引続く時間(
    [)に於ける(h)に夫々略比例する整合フィルタ係数
    へ変換し、且つ前記係数をス1−アすると共にアクセス
    された低エネルギ時間的差分像データの前記乗算及びア
    クセスされた高エネルギ時間的差分像データの前記乗算
    を行なう為に前記係数を順番にアクセスすることを特徴
    とする方法。 40、特許請求の範囲39項に於いて、前記ゾーンにb
    eける強U(h)は前記ポストコントラスト時間的差分
    1!内の各々に於いて決定され、ゼロの強度値(11)
    がプレコン1〜ラスト時間的差分像及びボストコンi・
    ラスト経過後の時間的差分像に対して仮定され゛(おり
    、測定又は仮定された強度値(h )の全体の組の平均
    的強度(h )が決定されてa5す、時間(1)に於け
    る整合フィルタ係数の値がその時間(1)に於いて測定
    又は仮定されている強度(h)と平均的強洟(h)との
    間の差に比例する様にセットされていることを特徴とす
    る方法。 41、特許請求の範囲第37項乃至第40項の内の何れ
    か1項に於いて、前記コントラスト媒体が前記血管内に
    存在している時間中に採取された夫々の低エネルギ時間
    的差分像データ及び夫々の高エネルギ時間的差分像デー
    タへ与えられる前記係数は正の係数であり、且つ前記プ
    レコントラスト期間及びポストコントラスト期間中に採
    取された前記低エネルギ及び^エネルギ時間的差分像へ
    与えられる前記係数は負の係数であり、前記係数の全て
    の和がゼロと等しくその結果引続く像に於いて一定の状
    態を維持する全てのものが相殺されることを特徴とする
    方法。 42、特許請求の範囲第37項に於いて、ストアされて
    いる一連の低エネルギ時間的差分像データをテレビモニ
    タ上に順番にディスプレイすると共に前記コントラスト
    媒体が前記血管内を流れている間に採取された引続くポ
    ストコントラス1へ仰向の対応するゾーンであって夫々
    のディスプレイされた時間的差分像内の投影されたコン
    トラスト媒体の強度を表わすゾーンを選択し且つ一連の
    ディスプレイされたポストコントラスト差分像内に於い
    C破棄することを正当化する様な程度に人為的な構造を
    表わす像を判別することによって前記整合フィルタ係数
    を決定し、前記ポストコントラスl〜時間的差分像内の
    前記ゾーンに於ける強度(11)を決定プると共に前記
    強度(h)を前記時間的差分像が採取された引続く時間
    (1)に於ける(11)に夫々略比例する整合フィルタ
    係数へ変換し、前記係数をストアすると共に前記低エネ
    ルギ時間的差分像の前記乗算及びアクセスされた高エネ
    ルギ時間的差分像データの前記乗算を行なう為に前記係
    数を順番にアクセスし且つ前記人為的構造を有するもの
    として判別された低エネルギ時間的差分像へ乗算される
    前記係数をゼロにセットJると共に対応する高エネルギ
    時間的差分像をゼUにセットし次いで前記係数の幾つか
    に負の値を与えて前記係数の全ての和をゼロとすること
    を特徴とする方法。 43、体内の血管を造影する方法であって、X線コント
    ラスト媒体の塊が前記血管に到達する前の期間をプレコ
    ントラスト期間と呼び、前記コンミルラスト媒体が前記
    血管を介して流れている間の期間をポストコントラスト
    期間と呼び、前記コントラスト媒体が前記血管を通り過
    ぎた後の期間をポストコントラスト経過後の期間と呼び
    、Xll源が付勢されることにより身体を通してビーム
    を投射しX線像を形成し且つビデオカメラを具備した手
    段が動作されて夫々の像を表わすデータを発生する血管
    造影方法に於いて、前記プレコン]・ラスト期間中に前
    記m管の一連の近接して引続く低及び高X線エネルギ露
    光の対を開始すると共に前記ポストコントラスト期間及
    びポストコントラスト経過後の期間に亘って前記露光を
    継続して行なって前記露光から得られる像を表わすデー
    タを供給し、8対に於ける各低エネルギ像を表わすデー
    タに重み係数(kl)を乗算すると共に同一の対に於け
    る各高エネルギ像を表わすデータに重み係数(k2)を
    泉算し且つ前記像が採取される順番に乗算行ない、前記
    重み係数は8対に於ける像に対する重み付けしたデータ
    が減算された場合に柔らかい#gNを表わすデータが略
    相殺され且つ骨及びX線コントラスト媒体を表わづデー
    タが残存する様に選択されており、8対に於ける前記像
    の一方に対する重み付()したデータを他方のものから
    減算して一連の1ネルギ減nした像データを発生し、各
    々が異なった時定数(K及びKlを有すると共に各々が
    1に等しい直流応答を有している第1及び第2反復フィ
    ルタ回路へ前記一連のエネルギ減算した像データを同時
    的に入力し従って一方の回路内に於ける反復フィルタ動
    作の結果を他方の回路に於ける結果から減算した場合に
    前記像データの直流成分が相殺されその際に一連の像に
    於いて一定の状態を維持する全てのものを表わすデータ
    が相殺されると共に前記コントラスト媒体を表わ1デー
    タが残存されることによって特轡付けられる時間的像域
    nと等しい効果を発揮し、最後に一方の回路に於ける反
    復フィルタ動作の結果を他方の回路に於ける結果から減
    葬してディスプレイ覆ることの可能な像に対する単一の
    差分像データの組を発生づることを特徴とする方法。 44、体内の血管を造影覆る装置に於いて、関心のある
    血管を有している身体領域を一連の近接して引続く交互
    の低及び高エネルギビームへ露呈させる様に動作可能な
    X線源を有しており、前記一連のビームはX線コントラ
    スト媒体が前記血管内に存在しない間のプレコントラス
    ト期間に開始されると共に前記X線コントラスト媒体が
    前記血管を介し゛【流れる間のポストコントラスト期間
    の間継続させ更に前記X線コントラスト媒体が前記血管
    を略通り過ぎた後のポストコントラスト経過後の期間に
    於いて継続させて行なうちのであり、前記交互の高及び
    低X線エネルギ露光によって発生される夫々のX線像を
    表わす対応する一連の像データの組を発生する手段を有
    しており、前記プレコントラスト期間中に採取される1
    個の低エネルギ像データの組を低エネルギマスク像デー
    タの組と呼び且つ前記プレコントラスト期間中に採取さ
    れた1個の高エネルギ像データの組を高エネルギマスク
    像と呼び、全露光シーケンスに対して前記低エネルギマ
    スク像データの組をそれに引続く各低エネルギ像データ
    の組から減算′すると共に前2高1ネルギマスク像デー
    タの組をそれに引続く各高エネルギ像データの組から減
    牌する手段を有しており、それによってLtエネルギ時
    間的差分像データの組と高エネルギ時間的差分像データ
    の組の夫々の交互のシーケンスを発生させ、前記低エネ
    ルギ時間的差分像データの組のシーケンスに夫々の整合
    フィルタ係数を乗算づると共に前記対応する高エネルギ
    時間的差分像データの組のシーケンスに対応する整合フ
    ィルタ係数を乗算する手段を有しており、各低エネルギ
    時間的差分像データの組に整合フィルタ係数を乗算した
    結果を加柿する手段と各高エネルギ時間的差分像データ
    に整合フィルタ係数を乗算した結果を加算する手段とを
    有しており、前記低エネルギ時間的差分像加算データの
    セットに1個の重み定数を乗算すると共に前記高エネル
    ギ時間的差分像加算データの組に別の重み定数をMnす
    る手段を有しており、前記定数は一方の加算データの絹
    を他方の組から減葬した場合に前記コントラスト媒体を
    含有する血管を表わづデータが残存する様に選択されて
    おり、前記血管内の前記コントラスl−媒体の像を発生
    する為の最終的なデータの組を発生する為に前記重み付
    けされたデータの一方の組を他方の組から滅篩する手段
    を有することを特徴とする装置。 45、特許請求の範囲第44項に於いて、低エネルギX
    線露光から得られた像を表わす所定数の連続するデータ
    の相を積分すると共に交互に高エネルギXPil露光か
    ら得られた同所定数の連続するデータの組を積分する手
    段を有しており、従つC729代どして使用する為の積
    分した低及び高エネルギ像データの組を提供覆ると共に
    前記重及び高エネルギマスク像データの組が夫々減算さ
    れるそれに引続く積分された低及び高エネルギ像データ
    の組を提供し、且つ前記積分する手段を前記マスク作を
    それに引続く低及び高エネルギ像の積分された像データ
    の組から減算する手段へ接続させる手段を有することを
    特徴とする装置。 46、体内の血管を造影する装置に於いて、関心のある
    血管を有する身体領域を一連の近接して引続く交互の低
    及び高エネルギビームへ露呈さLるべく操作することの
    可能なXi源を有しており、前記一連のビームはxI!
    i!コントラスト媒体が前記血管内に存在しないプレコ
    ントラスト期間に於いて開始すると共に前記X線コント
    ラスト媒体が前記血管を流れるボストコントラスト期間
    に於いて継続させ更に前記X線コントラスト媒体が前記
    血管を略通り過ぎた後のボストコントラスト経過後の期
    間に於いても継続させ、前記交互の低及び高Xf!!露
    光によって発生される夫々のX線像を表わ1対応する一
    連のデータの組を発生する手段を有しており、各低エネ
    ルギ像データの組に1個の重み定数を乗算すると共に前
    記一連の組に於ける低エネルギの組の次の各高エネルギ
    像データの組に別の重み定数を乗算させる手段を有して
    おり、前記重み定数はデータの組の連続する重み付けさ
    れた低エネルギ及び高エネルギの組が減算された場合に
    柔らかい組織を表わすデータが相殺されると共に骨及び
    コントラスト 存づる様に選択されており、前記重み付けされた低エネ
    ルギ像データの組の各々を前記一連の組に於ける前記低
    エネルギの組の次の重み付けされた高エネルギ像データ
    の組から減算する手段を有しており、それにより前記露
    光シーケンスに亘って延在する一連のエネルギ差分像デ
    ータの組を発生し、前記一連のエネルギ差分像データの
    組の各々に夫々の整合フィルタ係数を乗算する手段を有
    しており、前記血管内の前記X線コントラスト媒体の像
    を表わすデータを有するハイブリッド像データの組を表
    示させる為に前記最後の乗算の結果を加算する手段を有
    することを特徴とする装置。 47、特許請求の範囲第46項に於いて、全露光シーケ
    ンスに亘り繰返して所定数の連続する低エネルギ像デー
    タの組を積分する手段と同所定数の連続する交互の高エ
    ネルギ像データの組を積分する手段とを有しており、積
    分された低エネルギデータの組と積分された高エネルギ
    データの組の前記対を前記データの組に前記重み定数を
    乗算させる手段へ接続させる手段を有することを特徴と
    する装置。 48、体内の血管を造影する装置に於いて、関心のある
    血管を有する身体領域を一連の近接して引続く交互の低
    及び高エネルギビームへ露呈させる様に動作さけること
    の可能なX線源を有しており、前記一連のビームはX線
    コントラスト媒体が前記血管内に存在しない間のプレコ
    ントラスト期間に開始されると共に前記xmコントラス
    ト媒体が前記血管内を流れている間のポストコントラス
    ト期間に亘って継続し更に前記X線コントラスト媒体が
    略前記血管を通り過ぎた後のポストコントラス1〜経過
    後の期間に於いCも継続させ、前記交互の高及び低X線
    エネルギ露光によって発生された夫々のXI像を表わ1
    対応する一連の像データの組を発生させる手段を右して
    おり、前記シーケンスに於いて連続している前記重及び
    高エネルギ像データの組の各々を夫々重み係数(kl)
    及び重み係数(k2)によって乗算する手段を有してお
    り、前記重み係数は8対に於ける前記重み付けされた像
    データの組が減算された場合にその結果前られるエネル
    ギ差分データの組が柔らかい組織を表わすデータが略相
    殺されており且つ骨及び前記血管内のコントラスト媒体
    を表わすデータが残存する様に選択されており、全露光
    シーケンスに亘って延在する一連のエネルギ差分像を発
    生させる為に8対に於ける重み付けされた低エネルギ像
    データの組を重み付けされた高エネルギ像データの組か
    ら減算する手段を有しており、各々が入力手段と出力手
    段とを具備すると共に各々が異なった時定数を持った第
    1及び第2の反復フィルタ回路を有しており、前記第1
    及び第2反復フィルタ回路の前記入力手段へ前記一連の
    エネルギ差分像データの組を同時的に供給する手段と、
    前記重々のフィルタ回路の前記出力手段内に包含されて
    おり夫々の繰返しフィルタ処理されたエネルギ差分像デ
    ータの相の和によって構成されるデータの組をストアす
    る為の第1及び第2メモリ手段を有しており、略前記血
    管内の前記コントラスト媒体の像を表わすデータのみを
    有するデータの組を発生する為に前記加算したデータの
    組の一方を他方から減算する手段を有することを特徴と
    する装置。
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