JPS5893890A - 物品の部分メツキ法およびこの方法で生産した物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この出願の発明は、物品の部分メッキ法およびこの方法
で生産した物にか＼る発明である。

従来ノ部分メッキ法では、単一材質の合成樹脂で成形し
、メッキしない部分を塗料又は被膜でマスキングした後
、メッキ浴に浸漬しメッキを施し、水洗い後、マスキン
グを取りはずしていた。このマスキングの着脱に要する
工程が煩わしく、生産性を低くしていた。

この発明では、マスキングを不要とすることに着眼し、
メッキ容易性の合成樹脂とメッキ難易性の合成樹脂とを
順次、先又は後の工程で同′−物品に一体的に成形し、
該物品をメッキ浴に浸漬し、メッキすることをこの発明
の核心とするものである。

第１項の発明は、メッキ難易性合成樹脂物質と、メッキ
容易性合成樹脂物質とを一体に成形し、メッキ容易性の
部分にのみメッキをする方法の発明である。

第２項の発明は、第１項の発明の実施の１態様であり、
第１工程においてメッキ難易性合成樹脂物質を成形し、
その成形物が高熱の間に、第２工程において、該第１工
程で成形した周辺にメッキ容易性合成樹脂物質を一体と
して成形した物品の、メッキ容易性物質の部分にのみメ
ッキする方法の発明である。

第６項の発明は、第２項の発明の第１工程と第２工程の
順序を逆にしたものである。即ち、第１工程においてメ
ッキ容易性合成樹脂物質を成形し、第２工程において、
該第１工程で成形した成形物が高温の間に、その周辺に
一体としてメッキ難易性合成樹脂物質を成形した物品の
メッキ容易性物質の部分にのみメッキする方法の発明で
ある。

以上に述べた発明を実施することにより、物品の部分メ
ッキにおいて、マスキングにより、非メッキ部分を覆う
必要がなく、該部分メッキ物品の生産性の向上において
顕著な技術効果を有するものである。

第４項の発明は、第１項ないし第６項の発明によって生
産された物の発明である。

例えば自動車の運転席に設けられたグリル内又は周辺の
スラッチの把手又はぎタン部分の物品で二色に配色され
、そのうちの−色を金属色とする場合に、金属色該当部
分をメ゛ノ・キ容易性合成樹脂で成形し、メッキ浴に浸
漬、鍍金することにより、容易に好適な物が得られ、生
産性の向上は著しい。就中、中心部に複雑な文字、図形
、記号を擁し、周辺部を他の一色とする場合、マスキン
グ不要な点が、生産性を飛躍的に向上する。各種シラス
チックの二色の配色中の一色を金属色とする物品には、
すべて容易に適用できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は第２項の方法の発明で生産した物。 第２図は第３項の方法の発明で生産した物。 第３図は第６項の方法の発明で生産した物。 図中の符号 ｆｌｌはメッキ難易性合成樹脂の部分 （２）はメッキ容易性合成樹脂の部分 発　　明　　者　　　稲　　葉　　　　　誠特許出願人
　　高木工業株式会社 ＩＧ　２ ＩＧ３

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　メッキ難易性合成樹脂物質と、メッキ容易性合成
   ｆ１脂物質とを一体に成形し、メッキ容易性の部分にの
   みメッキをする方法。 ２、第１項の発明を実施するに当り、第１工程において
   メッキ難易性合成樹脂物質を成形し、第２工程において
   、前工程で成形した周辺にメッキ容易性合成樹脂物質を
   一体として成形した物品の、メッキ容易性物質部分にの
   みメッキする方法。 ６、　第２項の発明において、第１工程においてメッキ
   容易性合成樹脂物質を成形し、第２工程においてメッキ
   難易性合成樹脂物質を成形した物品のメッキ容易性物質
   の部分にのみメッキする方法。 ４、　物品のメッキを施す部分をメッキ容易性合成樹脂
   で成形し、非メッキ部分をメッキ難易性合成樹脂で一体
   として成形し、メッキ浴中でメッキ容易性部分のみをメ
   ッキした物品０