JPS5874747A - 常圧加硫可能な導電性ウレタンゴム組成物 - Google Patents

常圧加硫可能な導電性ウレタンゴム組成物

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JPS5874747A
JPS5874747A JP56173369A JP17336981A JPS5874747A JP S5874747 A JPS5874747 A JP S5874747A JP 56173369 A JP56173369 A JP 56173369A JP 17336981 A JP17336981 A JP 17336981A JP S5874747 A JPS5874747 A JP S5874747A
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urethane rubber
carbon black
vulcanization
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JP56173369A
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Masahiro Suzuki
雅博 鈴木
Hiromi Funabashi
博美 船橋
Shigetaka Watanabe
渡辺 茂隆
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Hitachi Cable Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は過酸化物で架橋可能な導電性ウレタンゴム組
成物、特に常圧加硫可能(無加圧、熱雰囲気中での加硫
可能)なゴム組成物に関するものである。
従来過酸化物で架橋可能なウレタンゴムば、ジアルキル
、ジアシル等の過酸化物とカーボンブラック又はシリカ
、炭酸カルシウム等の充填剤と可塑剤、老化防止剤環t
オープンロール、バンバリーミキサ−等で混練りした組
成物を通常140 ”C以上、加圧下で加硫している。
加圧法としてはプレスにて加圧する方法と、加硫雑巾に
刃口圧空気を加え加圧する方法等があり、プレス加硫は
ゴム板、パツキン0リング等のモールド品に、ノ用硫雑
巾での加硫は、ホース類の製造に利用されている。
この方法はモールド品の製造には適した方法であるが、
ホース類の製造では、ホースを布パ、ゴム等で外巻きす
る必要があり、さらに製造できるホース長さが加硫端の
容量に限定される製造工程が断続的になり生産性が悪い
等の欠点がある。この欠点を解消する方法としては、シ
リコンゴムの加硫に利用されている常圧の熱空気中での
加硫方法が考えられるが、ウレタンゴムにこの方法を応
用すると多孔質のスポンジのようなものしか得られない
そこで本発明者はウレタンの研究中、導電性カーボンブ
ラックを配合したゴム゛組成物がSRF、SAF、HA
F成るいはFEF等の通常のファネスブラックやMT、
FT等のサーマルブラック等を配合したゴム組成物に比
べ、モールド時に金型よりオーバーフローした部分、す
なわち加圧されていない部分の発泡が著しく少ないこと
に気付き、よって導電性カーボンブラックの種類と発泡
の程度を鋭意検討したところ、特定の吸油量と表面積を
有する導電性カーボンブラックを配合すると1、常圧で
も発泡することなく加硫できることを見い出した。しか
しそれによって得られたものの引張強さ、伸び、硬さ等
は常圧加硫でもプレス加硫と同等であり良好な特性が得
られるが、導電性を比較すると、常圧加硫したものとプ
レス加硫したものとでは大きな差があり、常圧加硫では
良好な導電性が得られない。そのため通常のウレタンゴ
ムとしては使用できるが、帯電防止、電気接続等の導電
性あるいは半導電性を要求されるものには、常圧加硫の
ものは使用できない。
また、導電性を向上させるためこのカーボンブラックを
43phr以上配合しようとすると、配合物の粘度が高
くなり、ロール練り作業ができなくなる。本発明者らは
粘度を下げる目的でアルコキン残基を有する有機チタン
化合物を検討したところ驚くべきことは粘度を下げる効
果よりも、導電性を著しく向上させることを見い出し、
本発明を完成することに至ったのである。
なく、良好な特性を示し、しかも導電性を有する加硫ゴ
ムを得ることができる新規なウレタンゴム組成物を提供
することにあり、すなわち本発明の要旨とするところは
、過酸化物で架橋可能なエステル系ウレタンゴムに、A
sTMD2414による吸油量が250m/l0CI以
上で窒素吸着法による表面積が500d/を以上の導電
性カーボンブラックとアルコキシ残基を有する有機チタ
ン化合物を配合して成る常圧加硫可能な導電性ウレタン
ゴム組成物Kl)る。しかも、上記カーボンブラックは
上記ウレタンゴム100重量部に対し5〜35重量部好
ましくは8〜30重量部、上記アルコキシ残基を有する
有機チタン化合物を上記カーボンブラック100重量部
に対し0.05〜5重量部好ましくは0.1〜4重量部
配合して成る点にある。
ここでこの発明においてカーボンブラックの配合量を5
〜35重量部と限定した理由は、5重量部1 置部以上ではオープンロール又は密閉式混合機″9Il
エババンバリーミキサ−(ファーレルバーミングハム社
商品名)等で混練りするとき、配合物の粘度が高くなり
作業が困難になるからであり、また吸油量を250d1
1001以上および表面積を500−71以上としたの
はいずれもそれより小さいと結果的に発泡してしまうた
めである。
またこの発明において、有機チター化合物を0.05〜
5重量部と限定した理由は、0.05重量部以下では導
電性を向上させる効果がなく、また5重量部以上では導
電性向上効果がそれ以下と変わらず。
さらに多く配合すると、加硫ゴムのその他の特性を損す
ることになるからである。
またこの発明において、アルコキシ残基を有する有機チ
タン化合物としては、イノプロピルトリイソステアロイ
ルチタネート、イソグロビルトリトテシルベンゼンヌル
ホニルチタネート、イングロヒルトリス(ジオクチルパ
イロホースフェート)チタネート、テトライノグロピル
ビス(ジオクチルホスファイト)チタネート、テトラオ
クチルビス(ジトリデシルホスファイト)チタネート、
テトラ(2,2−ジアリルオキシメチル−1−ブチル)
ビス(ジ−トリデシル)ボスファイトチタネート、ビス
(ジオクチルパイロポスフェート)オキシアセテートチ
タネート、ビス(ジオクチシバ10ホースフエート)エ
チレンチタネートなどが用いられる。
以下この発明の常圧加硫可能な導電性ウレタンゴム組成
物をいくつかの実捲例により更に具体的に説明する。
実施例1〜5 次表に示す通り、夫々の配合材を種々の重量部で配合し
て成る配合物をオープンロールで十分混練りした後、押
出機にて内径40mで厚さ7澗のホース状物を押出し、
これをただちに温度250℃に保たれた円筒状の常圧加
硫管(この加硫管は押出されたホースが入ってから出る
までに1分間を要する長さのものであり、連続的に加硫
することが可能な構造となっている。)に導入させ、加
硫さハたホースを製造し、更にその加硫されたホース切
り開き、ダンベル状3号形の打ち抜き型で打ち抜くこと
によりJISK6301 (加硫ゴムの試験方法)の方
法に適した試料を作成し友。次にその試料の外観につい
てはその表面および切断面を目視により発泡の有無を観
察し、しかも引張強さ、伸びおよび硬さについてはJI
SK6301の方法で、更に体積抵抗率(Ω・cIn)
についてはJE0148(日本電気学会規定)に準じて
測定し、それぞれの結果につ帆ては次表に示す。
比較例1゜ 次表にも示す通り、この場合は有機チタン化合物を除去
し九以外は実施例1と同様と方法にて試料を作成し、し
かも実施例と同様な観察および測定を行ない、それぞれ
の結果については次表に示す。
比較例2゜ 次表に示す通り、この場合はカーボンブランク(2)を
4.0重量部とした以外は実施例と同様な方法にて試料
を作成し、実施例と同様な観察および測定を行ない、そ
れぞれの結果については次表に示す。
比較例3゜ 次表に示す通り、この場合はカーボンブラック(2)を
40.0重量部および有機チタン化合物を5重量部以上
とした以外は実施例と同様な配合としたが、ロールによ
る十分な混練り作用を行なってもロール巻きにならず(
配合物が一体的に連らなない)、よって試料を作成する
ことができないことから観察および測定ができず、結局
特性を見ることはできなかった。ロール巻きができなか
った原因はカーボン量の増量が影響したと思われる。
比較例4゜ 次表に示す通り、有機チタン化合物を5重量部よりも増
量とした以外は実施例1と同様としたものであり、しか
も実施例と同様な観察および測定を行ない、それぞれの
゛結果を次表に示す。
比較例5゜ 次表に示す通り、カーボンブラック(2)の代わりに表
面積が500 d/lよりも少ないカーボンブラック(
3)および(4)を配合したことおよび有機チタン化合
物を配合した以外は実施例と同じである。
比較例6゜ 次表に示す通り、この場合は比較例1と同じ配合から成
る配合物を実施例の場合と同様な押出方法でホース状物
を押出し、ただちにその押出されたホースを冷却し、そ
の後そのホースを切り開き、これを100X110a+
で厚さ1.5m金型に入れ、熱板を有するプレスにて1
00に9/m[加aEL、しかも160℃にて15分加
熱した後加硫シートを製造し、これを前述した場合と同
様に、08K6301の方法に用いることに適した試料
を作成し実施例と同様な観察および試験を行ない、その
結果を次表に示す。
尚、上記表において配合材(配合量におけるに)付きの
番号)の具体的な材質は下記の通りである。
(1)−−m一つレバン640(***バイエル社製)(
2)−−−一ヶノチェンフ゛ラックEC(日本イージー
■製)DBP吸油量350m/1009表面積(窒素吸
着法)950−/V (3)−−−−ジースト3(東海電極製カーボンプラレ
ク[HAF]) DBP/吸油量102m/100f 表面積(窒素吸着法) I DO−?/y(4)−−−
−コナイテドMT(コナイテドカーボン社製カーボンブ
ラック(MTI) DBP吸油量350m/100F 表面積(窒素吸着法16m’/f (5)−−−−イノブロビルトリイノステアロイルチタ
CH3−C!H−0−T 1+0−C−C(7Hす3(
6)−−−−テトライソプロピルビス(ンオクチルホス
ファイト)チタネート (7)−−−−テトラオクチルビス(ジトリデシルホス
ファイト)チタネート (08H170+4T i・CP  (OC!13H2
7)20 H)2(8)−−−−Di−Cup40C(
Hercules  PowderCo、U、S、A) (9)−−−−ジプチルフタレート(DBP )以上の
結果を総括に述べると、実施例はカーボンブラックの配
合量にもよるが、導電性は体積抵抗率で102〜106
Ω硼の特性を有しており、引張強さ伸びとも良好な特性
を示している。これに対し比較例1は引張強さ、伸び、
硬さは実施例1と同等であるものの、体積抵抗率が10
70・儂と大きく、導電性あるいは半導電性ゴムとして
は不十分である。比較列2はカーボンブラックが少ない
場合、3は多い場合であるが、いずれも良好な加硫ゴム
は得られない。
比較例4は実施例1の有機チタン化合物は5重量部以上
にしたものであるが、引張強さが低下し、実用に供し得
ない。比較例5は、特許請求の範囲より表面積の小さな
カーボンブラックを使用したものであるが、常圧加硫で
は発泡し、良好な外観のものが得られない。比較例6は
比較例1と同じ配合をプレス加硫したものであるが、体
積抵抗率引張強さ、伸び等からみて本発明によるものは
、常圧加硫でも、通常のプレス加硫と同等の特性が得ら
れることがわかる。
従って本発明によれば従来のプレス加硫や加硫罐での加
硫に比べ設備費も安く、シかも常圧の熱空気中モ連続加
硫が可能であり、その工業的価値は大な゛るものがある

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 過酸化物で架橋可能なエステル系ウレタンゴムに、AS
    TMD2414によるD B’ P吸油量が25041
    00を以上で窒素吸着法による表面積が500m’/f
    以上の導電性−カーボンブラックを前記ウレタンゴム1
    00重量部に対して5〜35重量部およびアルコキシ残
    基を有する有機チタン化合物を前記導電性カーボンブラ
    ック100重量部に対し095〜5重量部をそれぞれ配
    合して成ることを特徴と′する常圧加硫可能な導電性ウ
    レタンゴム組成物。
JP56173369A 1981-10-29 1981-10-29 常圧加硫可能な導電性ウレタンゴム組成物 Expired JPS6050383B2 (ja)

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JPS5874747A true JPS5874747A (ja) 1983-05-06
JPS6050383B2 JPS6050383B2 (ja) 1985-11-08

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6392669A (ja) * 1986-10-08 1988-04-23 Three Bond Co Ltd 導電性樹脂組成物
US5147573A (en) * 1990-11-26 1992-09-15 Omni Quest Corporation Superparamagnetic liquid colloids

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6392669A (ja) * 1986-10-08 1988-04-23 Three Bond Co Ltd 導電性樹脂組成物
US5147573A (en) * 1990-11-26 1992-09-15 Omni Quest Corporation Superparamagnetic liquid colloids

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