JPS587039B2 - ジドウサツエイソウチ - Google Patents
ジドウサツエイソウチInfo
- Publication number
- JPS587039B2 JPS587039B2 JP49059011A JP5901174A JPS587039B2 JP S587039 B2 JPS587039 B2 JP S587039B2 JP 49059011 A JP49059011 A JP 49059011A JP 5901174 A JP5901174 A JP 5901174A JP S587039 B2 JPS587039 B2 JP S587039B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- imaging
- ray
- tube voltage
- fluoroscopy
- subject
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- X-Ray Techniques (AREA)
- Closed-Circuit Television Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、被検体の透過度などの変化にかXわらず常に
最適画像が得られるように撮影条件を設定してX線撮影
を行なう自動撮影装置に関する。
最適画像が得られるように撮影条件を設定してX線撮影
を行なう自動撮影装置に関する。
X線写真の最適画像を得るためには最適撮影条件を決定
しなければならない。
しなければならない。
この撮影条件を自動的に設定する装置としては従来から
フォトタイマを使用する方法、被検体の厚さをあらかじ
め測定し、その測定結果から撮影条件を決定する方法な
どが用いられていた。
フォトタイマを使用する方法、被検体の厚さをあらかじ
め測定し、その測定結果から撮影条件を決定する方法な
どが用いられていた。
フォトタイマを使用する方法は、X線を可視光に変換し
たのち適宜な受光素子を用いて受光し、被検体を透過し
たX線量を測定することによって、この値が一定値に達
したときにX線の照射を遮断するものである。
たのち適宜な受光素子を用いて受光し、被検体を透過し
たX線量を測定することによって、この値が一定値に達
したときにX線の照射を遮断するものである。
すなわち、あらかじめX線装置の管電圧、管電流を設定
しておき、照射時間をフォトタイマによって決定するこ
とにより最適フイルム濃度を得ようとするものである。
しておき、照射時間をフォトタイマによって決定するこ
とにより最適フイルム濃度を得ようとするものである。
被検体の厚さにより動作条件を設定する方法は、管電流
と照射時間との積を一定とし、最適フイルム濃度を得る
被検体厚さと管電圧との関係によって管電圧を決定する
方法が一般的に用いられている。
と照射時間との積を一定とし、最適フイルム濃度を得る
被検体厚さと管電圧との関係によって管電圧を決定する
方法が一般的に用いられている。
ところでこれらの方法は必ずしも最適画像を得るもので
はなく、また種々な点で不便さを伴っている。
はなく、また種々な点で不便さを伴っている。
すなわち、フォトタイマを用いる方法は、フイルム上の
特定部分の最適濃度が得られるのみであって、全体的な
濃度、また写真の鮮明さが決定される訳ではない。
特定部分の最適濃度が得られるのみであって、全体的な
濃度、また写真の鮮明さが決定される訳ではない。
また照射時間があらかじめわからないので、管電圧、管
電流の設定いかんによっては運動ボケの多い写真になっ
たり、極端に撮影時間が短くなってX線装置の限界動作
時間以下となり、適正濃度が保てなくなる場合がある。
電流の設定いかんによっては運動ボケの多い写真になっ
たり、極端に撮影時間が短くなってX線装置の限界動作
時間以下となり、適正濃度が保てなくなる場合がある。
被検体の厚さにより動作条件を設定する方法は、撮影毎
に被検体厚さをチェックしなければならずめんどうであ
るし、また被検体の厚さと造影剤、骨などのX線が透過
しにくい部分の多少による透過度の大小とは必ずしも相
関関係にあるわけではない。
に被検体厚さをチェックしなければならずめんどうであ
るし、また被検体の厚さと造影剤、骨などのX線が透過
しにくい部分の多少による透過度の大小とは必ずしも相
関関係にあるわけではない。
本発明はこの実情に鑑みなされたもので、被検体の厚さ
、透過度などの変化にかSわらず、フイルム全体の濃度
、写真の明確さなどが加味された最適画像が常に得られ
、しかも操作が簡単な自動撮影装置を提供することを目
的とする。
、透過度などの変化にかSわらず、フイルム全体の濃度
、写真の明確さなどが加味された最適画像が常に得られ
、しかも操作が簡単な自動撮影装置を提供することを目
的とする。
この目的を達成するために本発明は、透視時に最適輝度
の像が得られる透視輝度自動調整装置によって設定され
る最適透視動作条件にもとすいて撮影動作条件の最適管
電圧を設定することを特徴としている。
の像が得られる透視輝度自動調整装置によって設定され
る最適透視動作条件にもとすいて撮影動作条件の最適管
電圧を設定することを特徴としている。
以下、第1図及び第2図を参照しなから一実施例につい
て詳しく説明する。
て詳しく説明する。
第1図は本発明にかかる自動撮影装置のブロック線図を
示している。
示している。
この自動撮影装置は、X線装置2、透視制御装置1、撮
影制御装置10、変換装置、信号処理装置9などから構
成されている。
影制御装置10、変換装置、信号処理装置9などから構
成されている。
透視制御装置1は、X線装置2によって被検体4の透視
を行なう場合の管電圧、管電流などの透視動作条件を設
定し制御するものであり、管電圧は信号処理装置9から
の帰還によって制御されている。
を行なう場合の管電圧、管電流などの透視動作条件を設
定し制御するものであり、管電圧は信号処理装置9から
の帰還によって制御されている。
透視時に被検体4を透過したX線はX線輝度増倍管6に
よって可視光線像に変換され、輝度増倍され、更にテレ
ビカメラ7によって映像電気信号に変換される。
よって可視光線像に変換され、輝度増倍され、更にテレ
ビカメラ7によって映像電気信号に変換される。
このX線輝度増倍管6及びテレビカメラ7がX線像を映
像電気信号に変換する変換装置である。
像電気信号に変換する変換装置である。
映像電気信号は一方においてモニターテレビ用ブラウン
管8に送られ、再び可視光線像に変換されて画像が再現
される。
管8に送られ、再び可視光線像に変換されて画像が再現
される。
したがってこのモニターテレビ用ブラウン管8によって
被検出体4の透視像が観察されることとなる。
被検出体4の透視像が観察されることとなる。
テレビカメラ7からの映像電気信号は他方において信号
処理装置9に送られる。
処理装置9に送られる。
信号処理装置9は映像電気信号からその特定部分の信号
を抽出し適宜な信号処理をすることによって透視制御装
置1を制御している。
を抽出し適宜な信号処理をすることによって透視制御装
置1を制御している。
すなわち、例えばピーク値制御を行なう場合には、ピー
ク値整流をしてこの整流値と基準電圧とを比較し、その
偏差を透視制御装置1に帰還すれば、偏差にもとずいて
透視管電圧が調整される。
ク値整流をしてこの整流値と基準電圧とを比較し、その
偏差を透視制御装置1に帰還すれば、偏差にもとずいて
透視管電圧が調整される。
したがってピーク値制御が行なわれた場合は、被検体4
の厚さ、透過度の変化にかかわりなく、モニター用テレ
ビブラウン管8の最大輝度が常に一定に保たれることと
なる。
の厚さ、透過度の変化にかかわりなく、モニター用テレ
ビブラウン管8の最大輝度が常に一定に保たれることと
なる。
たとえ画像中に造影剤、骨などの暗い部分の面積が増し
ても、明るい部分の最大値が変化しなければ透視管電圧
は変わらず鮮明な画像が得られる。
ても、明るい部分の最大値が変化しなければ透視管電圧
は変わらず鮮明な画像が得られる。
これが透視輝度自動調整といわれているものであるが、
ピーク値制御の他に明暗差に応じて調整するものなど種
々の方式が考えられる。
ピーク値制御の他に明暗差に応じて調整するものなど種
々の方式が考えられる。
撮影制御装置10は、X線装置2によって被検体4の撮
影を行なう場合に、管電圧、管電流、照射時間などの撮
影動作条件を設定して制御するもので、菅電圧は透視管
電圧にもさすいて決定される。
影を行なう場合に、管電圧、管電流、照射時間などの撮
影動作条件を設定して制御するもので、菅電圧は透視管
電圧にもさすいて決定される。
すなわち、透視時における管電圧は前述したように透視
輝度自動調整によって最適透視画像が得られるよう調整
されている。
輝度自動調整によって最適透視画像が得られるよう調整
されている。
したがって、この調整された透視管電圧は被検体4の厚
さ、透過度についての指標を与えており、透視管電圧に
もとすいて撮影管電圧を決定すれば透視時と同様に鮮明
な写真画像が得られることとなる。
さ、透過度についての指標を与えており、透視管電圧に
もとすいて撮影管電圧を決定すれば透視時と同様に鮮明
な写真画像が得られることとなる。
更に撮影管電流と照射時間は次のようにして設定するこ
とができるし、また好ましい。
とができるし、また好ましい。
すなわち、管電流と照射時間との積は照射X線量を与え
るので、X線フイルム、被検体4の部位(例えば被検体
4が人であれば胸部、脚部、頭部など)によって一定に
定めてお匂そして透視時及び撮影時における管電圧と管
電流の関係を第2図に示すグラフのように設定しておく
。
るので、X線フイルム、被検体4の部位(例えば被検体
4が人であれば胸部、脚部、頭部など)によって一定に
定めてお匂そして透視時及び撮影時における管電圧と管
電流の関係を第2図に示すグラフのように設定しておく
。
第2図においてTは透視時、Sは撮影時における管電圧
と管電流との関係をそれぞれ示している。
と管電流との関係をそれぞれ示している。
そして透視時における管電流と撮影時における管電流と
の比を一定にしておく。
の比を一定にしておく。
すなわち、第2図においてA,:A3=A2:A4とな
るよう、外部回路(図示しない)を調整しておく。
るよう、外部回路(図示しない)を調整しておく。
したがって撮影動作条件は、透視管電圧にもとすいて撮
影管電圧が決定され、透視管電流にもとずいて撮影管電
流が決定され(第2図)、撮影管電流と照射時間との積
一定の条件から照射時間を決定されるので、自動的に設
定されることとなる。
影管電圧が決定され、透視管電流にもとずいて撮影管電
流が決定され(第2図)、撮影管電流と照射時間との積
一定の条件から照射時間を決定されるので、自動的に設
定されることとなる。
尚、撮影時には第1図に示すフイルムカセツテ5は破線
5で示された位置に配置される。
5で示された位置に配置される。
したがって本発明によれば、透視輝度自動調整によって
設定される透視管電圧にもとずいて撮影管電圧が設定さ
れるので、被検体の厚さ、透過度の変化にかかわらず、
透視像と同様に常に鮮明な写真画像が得られることとな
る。
設定される透視管電圧にもとずいて撮影管電圧が設定さ
れるので、被検体の厚さ、透過度の変化にかかわらず、
透視像と同様に常に鮮明な写真画像が得られることとな
る。
また、他の撮影動作条件、管電流、照射時間も透視動作
条件kもとすいて設定されるので、最適撮影条件をプロ
グラムすることが可能となり、撮影の完全な自動化が計
られる。
条件kもとすいて設定されるので、最適撮影条件をプロ
グラムすることが可能となり、撮影の完全な自動化が計
られる。
特に本発明は、透視速写撮影を行なう場合、或いは透視
装置が備えられているX線装置においては、透視ののち
たゾちに撮影が行なわれ、使用者にとってはきわめて便
利となる。
装置が備えられているX線装置においては、透視ののち
たゾちに撮影が行なわれ、使用者にとってはきわめて便
利となる。
更に透視時の照射野と撮影時の照射野とが一致する傾向
にある現在ζ串頂ま本発明は特に効果的である。
にある現在ζ串頂ま本発明は特に効果的である。
尚、本発明の趣旨は、透視輝度自動調整における透視時
の透視動作条件にもとすいて撮影管電圧を決定すること
にあるのであるから、上記一実施例に限定されることな
く、種々の変形例が考えられうろことはもちろんである
。
の透視動作条件にもとすいて撮影管電圧を決定すること
にあるのであるから、上記一実施例に限定されることな
く、種々の変形例が考えられうろことはもちろんである
。
第1図、第2図は本発明にがかる一実施例を示し、第1
図は自動撮影装置のブロック線図、第2図は管電圧と管
電流との関係を示すグラフである。 1・・・・・・透視制御装置、2・・・・・・X線装置
、3・・・・・・X線管、4・・・・・・被検体、5・
・・・・・フイルムカセツテ、6・・・・・・X線輝度
増倍管、7・・・・・・テレビカメラ、8・・・・・・
モニター用テレビブラウン管、9・・・・・・信号処理
装置、10・・・・・・撮影制御装置。
図は自動撮影装置のブロック線図、第2図は管電圧と管
電流との関係を示すグラフである。 1・・・・・・透視制御装置、2・・・・・・X線装置
、3・・・・・・X線管、4・・・・・・被検体、5・
・・・・・フイルムカセツテ、6・・・・・・X線輝度
増倍管、7・・・・・・テレビカメラ、8・・・・・・
モニター用テレビブラウン管、9・・・・・・信号処理
装置、10・・・・・・撮影制御装置。
Claims (1)
- 1 被検体にX線を照射するX線装置と、被検体を透過
したX線による透視像を映像電気信号に変換する変換装
置と、前記映像電気信号が送られてX線透視像を表示す
るモニタ装置と、前記映像電気信号を帰還する信号処理
装置と、前記帰還された映像電気信号き設定された透視
動作条件とにより最適管電圧を定めて前記モニタ装置に
表示されるX線透視像の輝度を自動調整するよう前記X
線装置の透視時の動作を制御する透視制御装置と、撮影
時に前記透過X線により露光されるよう移動するフイル
ムと、前記透視時の最適管電圧にもとすいて前記フイル
ムへの撮影のための最適管電圧を定めて前記X線装置の
撮影時の動作を制御する撮影制御装置とからなる自動撮
影装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP49059011A JPS587039B2 (ja) | 1974-05-25 | 1974-05-25 | ジドウサツエイソウチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP49059011A JPS587039B2 (ja) | 1974-05-25 | 1974-05-25 | ジドウサツエイソウチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS50151488A JPS50151488A (ja) | 1975-12-05 |
JPS587039B2 true JPS587039B2 (ja) | 1983-02-08 |
Family
ID=13100909
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP49059011A Expired JPS587039B2 (ja) | 1974-05-25 | 1974-05-25 | ジドウサツエイソウチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS587039B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2647075B2 (ja) * | 1985-06-15 | 1997-08-27 | 株式会社東芝 | デイジタル・フルオログラフイ装置 |
JP2540498B2 (ja) * | 1986-04-17 | 1996-10-02 | 株式会社 日立メデイコ | 自動輝度調整装置 |
JPH01261626A (ja) * | 1988-04-13 | 1989-10-18 | Tokyo Electron Ltd | 撮影装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4217497Y1 (ja) * | 1967-02-20 | 1967-10-09 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4846569U (ja) * | 1971-09-30 | 1973-06-18 |
-
1974
- 1974-05-25 JP JP49059011A patent/JPS587039B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4217497Y1 (ja) * | 1967-02-20 | 1967-10-09 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS50151488A (ja) | 1975-12-05 |
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