JPH0591994A - X線撮影装置 - Google Patents

X線撮影装置

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Publication number
JPH0591994A
JPH0591994A JP3280609A JP28060991A JPH0591994A JP H0591994 A JPH0591994 A JP H0591994A JP 3280609 A JP3280609 A JP 3280609A JP 28060991 A JP28060991 A JP 28060991A JP H0591994 A JPH0591994 A JP H0591994A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
code
image pickup
ray
apr
Prior art date
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Pending
Application number
JP3280609A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Furuyama
誠 古山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP3280609A priority Critical patent/JPH0591994A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 断層撮影時の撮影条件を自動的に最適なもの
とする。 【構成】 断層撮影時と同様にX線照射手段等を移動さ
せて透視を行ない、その移動の全期間、像変換手段から
の可視光像の輝度を検出して得た電気信号を積分し、こ
の積分値よりアナトミカルプログラムのコードを算出す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、X線撮影装置に関
し、とくに断層撮影機能を有するX線撮影装置の改良に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の断層撮影機能を有するX線撮影装
置では、断層撮影時の撮影条件は次のようにして求めて
いる。被写体に対して一方向からのX線を照射し、イメ
ージインテンシファイアに被写体を透過したX線を入射
させてこのイメージインテンシファイアによりX線透過
像を可視光像に変換し、その可視光像の輝度を検出し、
その輝度を一定値に保つような透視条件に基づいて断層
撮影時の撮影条件を計算している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ように、被写体の一方向からの透視状態におけるイメー
ジインテンシファイアにより変換された可視光像の輝度
に基づいて断層撮影時の撮影条件を求めるのでは、被写
体に対する一方向からの透視状態における可視光像の輝
度と、断層撮影を行なったときの全方向からの透視状態
における可視光像の輝度の平均値とが、被写体によって
は大きく異なることがあり、断層撮影時の最適撮影条件
を求めることができないという問題がある。
【0004】この発明は、上記に鑑み、断層撮影時の撮
影条件を自動的に最適なものとすることができるように
改善した、X線撮影装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明によるX線撮影装置においては、断層撮影
時と同様にX線照射手段等を移動させて透視を行ない、
その移動の全期間、像変換手段からの可視光像の輝度を
検出して得た電気信号を積分し、この積分値よりアナト
ミカルプログラムのコードを算出し、そのコードに基づ
いて、記憶されたアナトミカルプログラムを読み出し、
これによって撮影条件を設定した上で、フィルム撮影手
段による断層撮影を行なうようにしており、透視時にも
断層撮影時と同様に種々の方向からX線を照射し、その
すべての方向での可視光像の輝度の積分値によって、フ
ィルム撮影による断層撮影時の撮影条件を求めている。
したがって、透視時と断層撮影時とではまったく同じ方
向からX線を照射することになり、透視時の輝度から断
層撮影時の最適撮影条件を求めることができる。
【0006】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照しながら詳細に説明する。図1において、断層機能付
透視撮影台10には、X線管11と、イメージインテン
シファイア12とが備えられており、被写体20に対し
てこれらが相対的に移動(たとえば直線移動)して種々
の方向から被写体20に対してX線を透過させることが
できるようになっている。イメージインテンシファイア
12には被写体20を透過したX線が入射するようにな
っており、イメージインテンシファイア12でこのX線
透過像が可視光の像に変換される。この可視光の像は、
イメージインテンシファイア12の出力面に結合された
TVカメラによって電気的な映像信号に変換される。こ
の映像信号をモニター装置(図示しない)に送って表示
させればいわゆる透視による観察が行なえる。断層撮影
時にはX線フィルム15がイメージインテンシファイア
12の前面に挿入され、イメージインテンシファイア1
2とともに動く。断層撮影時には被写体20に関する各
方向からのX線透過像がフィルム15に多重露光される
ことにより、断層像が得られる。
【0007】X線管11には、撮影条件設定器33や透
視条件設定器34において設定された条件に基づいて高
圧発生器36から高電圧が供給され、これによりX線管
11からX線が照射される。
【0008】フィルム15による断層撮影に先だって、
それと同じにX線管11、イメージインテンシファイア
12を動かして透視を行なう。この場合、フィルム15
はイメージインテンシファイア12の前面に挿入されな
い。すなわち、X線曝射スイッチ31を押してX線曝射
信号をマイクロコンピュータ32に送ると、マイクロコ
ンピュータ32が透視条件(120KV、1mA、2s
ec程度)を透視条件設定器34に設定し、その条件に
基づいて高圧発生器36よりX線管11に高電圧が供給
され、X線の曝射が開始される。このX線曝射信号は断
層機能付透視撮影台10にも送られて、X線管11とイ
メージインテンシファイア12とが移動を開始する。
【0009】このとき、イメージインテンシファイア1
2の出力画像はフォトマルチプライア14に導かれ、光
電流に変換され、光電流積分器41に送られて積分され
る。この積分動作は断層撮影時の動作と同様の動作が終
了するまで行なわれ、X線が遮断されて積分動作が終了
する。その積分値はA/D変換器42でデジタル信号に
変換された後、アナトミカルプログラムのコード(AP
Rコードという)を算出するAPRコード算出器43に
送られる。これにより算出されたAPRコード(5ビッ
ト)はマイクロコンピュータ32に送られ、そのAPR
コードに基づき、APRメモリ35より撮影条件が読み
出される。
【0010】ここで、APRメモリ35には、装置の据
え付け調整時等に、人体ファントム等を使用し断層撮影
時の移動動作を行なって測定することにより求められた
アナトミカルプログラム(部位ごとの撮影条件)があら
かじめ書き込まれている。このアナトミカルプログラム
は図2に示すように、パネル上に配置した表示器51に
よって表示される。この表示器51の近傍にはアナトミ
カルプログラムボタン52が配置されている。この実施
例のような自動的な撮影条件設定を行なわない場合に
は、アナトミカルプログラムボタン52の、対応する番
号のものを押すことにより、所望のアナトミカルプログ
ラムを設定することができる。
【0011】こうしてAPRメモリ35から読み出され
た撮影条件は撮影条件設定器33に設定される。そし
て、X線フィルム15がイメージインテンシファイア1
2の前面に挿入されて断層撮影の準備が整う。このとき
X線曝射スイッチ31を押せば、上記の設定された撮影
条件に基づいて高圧発生器36から高電圧がX線管11
に印加され、X線の照射が開始する。同時に、断層機能
付透視撮影台10において、フィルム15が挿入された
状態で、X線管11とイメージインテンシファイア12
(及びフィルム15)の移動が開始させられる。こうし
てフィルム15に対する多重露光が行なわれて断層撮影
がなされる。
【0012】なお、撮影部位ごとに術式ボタンを設け
て、そのボタンで撮影部位の設定ができるようにし、し
かもその撮影部位ごとに最適撮影条件をアナトミカルプ
ログラムとして記憶させておけば、多種多様な部位の断
層撮影を最適撮影条件で簡単に行なうことができる。ま
た、フィルム15を挿入しないで断層撮影時と同様の動
きをさせる場合に、イメージインテンシファイア12か
らの可視光像をTVカメラ13で映像信号とし、これを
図示しないモニター装置で表示するようにすれば、断層
深さの合否の判定ができ、フィルム15による再撮影を
行なわなければならない事態を避けることができる。
【0013】
【発明の効果】以上実施例について説明したように、こ
の発明のX線撮影装置によれば、フィルムを用いないで
像変換手段とX線照射手段を断層撮影時と同様に移動さ
せ、その像変換手段の出力像よりフィルムによる断層撮
影時の撮影条件を計算するため、最適な撮影条件を求め
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例のブロック図。
【図2】同実施例におけるアナトミカルプログラムの表
示例とアナトミカルプログラムボタンとを示す図。
【符号の説明】
10 断層機能付透視撮影台 11 X線管 12 イメージインテンシファイア 13 TVカメラ 14 フォトマルチプライア 15 フィルム 20 被写体 31 X線曝射スイッチ 32 マイクロコンピュータ 33 撮影条件設定器 34 透視条件設定器 35 APRメモリ 36 高圧発生器 41 光電流積分器 42 A/D変換器 43 APRコード算出器 51 表示器 52 アナトミカルプログラムボタン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 X線を照射するX線照射手段と、X線に
    よる像を可視光の像に変換する像変換手段と、X線によ
    る像をフィルムに露光するフィルム撮影手段と、上記X
    線照射手段、像変換手段及びフィルム撮影手段を断層撮
    影のために移動させる手段と、透視条件下での上記移動
    中の可視光の像の輝度を検出し電気信号に変換する光電
    変換手段と、該電気信号を上記の移動期間積分する手段
    と、該積分値からアナトミカルプログラムのコードを算
    出する手段と、該コードに基づいて記憶されたアナトミ
    カルプログラムを読み出して撮影条件を設定し、フィル
    ム撮影手段による断層撮影を行なうよう制御する手段と
    を備えることを特徴とするX線撮影装置。
JP3280609A 1991-09-30 1991-09-30 X線撮影装置 Pending JPH0591994A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3280609A JPH0591994A (ja) 1991-09-30 1991-09-30 X線撮影装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP3280609A JPH0591994A (ja) 1991-09-30 1991-09-30 X線撮影装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0591994A true JPH0591994A (ja) 1993-04-16

Family

ID=17627425

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JP3280609A Pending JPH0591994A (ja) 1991-09-30 1991-09-30 X線撮影装置

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