JPS5864953A - 即開容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は血液成分による治療分野に関し、さらに詳細に
はアルブミン、グロブリンなどの血液成分にプロセス加
工を施すために血漿を採集、貯蔵かつ分配する装置に関
する。

血液成分による治療として知られろ比較的近代的な医療
技術は患者が実際に要求している最も適切な血液を与え
ることを含む。医師は、血液全体ではなく、血液のどの
部分または血液のどの成分が患者に必要かを判断してそ
の血液成分のみを患者に与えている。従って医師は血液
全体を使用することにともなう多くの危険を避けている
。この処置は血液全体を輸血することにともなうある種
の危険を減じる点で患者にとってより優れた方θ、であ
るばかりでなく、一単位の供給血液を一Å以上の患者に
用いることができる。例えば、結果的には分別される一
単位の血液全体からは血液細胞、血小板、新鮮な血漿、
冷凍または貯蔵された血漿、アルブミン、グロブリンな
どがでてくる。

さらにもつと近代的な医療技術にあっては、細胞分離器
は血液をその成分に分離する一方、供血者をそのまま供
血過程におく。昨今の医療技術では、血液銀行は患者に
とって必要な供給者の特定の成分をとり、他の成分を同
時に供給者に戻すことが可能である。

血漿搬出法として知られる治療技術では、血漿は血液の
細胞素子から分離し、細胞を供給者に戻している。血漿
はそれから後で貯蔵血漿または新鮮冷凍血液の形で血液
量を増加するのに用いられる。この血漿はまたアルブミ
ン、グロブリン、抗血及因子の如き有用な製品にいくつ
でもプロセス加工することができる。本発明はこの目的
のために提供される。

血液は供血者より連結かつシールされた採集系路内に採
集されてから遠心分離され細胞と血漿に分けられる。細
胞は供血者に戻され、血漿はその後採集袋で冷凍される
。冷凍状態で、血漿は血漿成分製造用に散出されるまで
何ケ月も貯蔵される。

その結果、大量の血漿すなわち多数の供血者からの血漿
なバッチプロセス加工する。

このバッチプロセスを通じての汚染は明らかに危険を伴
う。血痰全体は後になって遠心分離と冷凍を行ないなが
らシールされたままにされる採集系路内に先ず採集され
る。しかし採集袋は最終的には切断して開かねばならず
、また血漿は手で、または自動作用いずれかによって取
出さなければならない。この切断、取出作業中に血漿は
汚染されることになる。

現行の処置では供血者から血液を採集系路内に集めてこ
れを遠心分離して血漿が採集系路の採集袋の１つに採集
されるようにしている。血漿を入れた袋はそこで採集系
路の残りの部分から離されて冷凍、貯蔵されるが、これ
らはすべて数週後または数ケガ後のプロセス加工に優先
する。引続き。

多くの採集袋が開かれ、血漿をバッチブｏ−ｔ＝ス／ｌ
ｊの容器に入れる。本発明は血漿を取出すのに切断する
必要のない開は易い血漿袋を提供するものである。

血漿を保存する開は易い採集袋は可撓性の材質でできた
シール可能な入れ物である。採集袋は頂点で接合する解
離し易い継目（以下解離継目とい、）、、もつぇ本体つ
１．、−、っ（Ｊ’：’　６゜ｍｃｇｑ＋よ。

手で加えた力を頂点に直接向けて閉じ継目が頂点で破れ
、採集袋をナイフまたは何か他の道共で切断するの必要
なしに解離継目に沿って本体が引裂かれ、冷凍血漿から
取去るように構成される。特定の態様では、採集袋には
、これを切ったりまたさもなげれば穴をあけたりしない
で手で破断力を与えるための手段が設けられる。本発明
のさらに特定の態様によれば採集袋は、−２５℃から一
８０℃までの温度でも可撓性を保ち続けられる材質で作
られる。本発明の趣旨を逸脱しない限り、採集探はヒー
トシールまた吹付成形など数多くの方法で作ることがで
きる。

本発明のその他の特徴について図面を参照して以下に詳
述する。本発明を実施した特定の部間式容器は説明のた
めのみに図示するもので本発明を限定するものではない
。本発明の原理と特徴は本発明の範囲内で多くの実施例
に適用される。

第１図は本発明を実施した採集袋を示す。採集袋は多数
の袋による採集系路の一部をなしていたもので、転倒位
置にあって、いつでも開けられるようになっている冷凍
血漿を入れている。採集袋の本体ＩＯは可撓管１２より
供血袋（図示しない）に連通している。この可撓管は在
来のシール１４によって閉じられている。採集袋は供血
袋が充満したときに用いられる帛掛穴１６をもっている
。

採集袋は６ミルの厚さをもったポリオレフィンのような
可撓性プラスチック材のシール可能な容器でできている
。この６ミルの厚さは一２５℃から一８０℃までの温度
すなわち血漿を冷凍し、かつ貯蔵する温度範囲でζ撓性
を維持できるものでｋ・る。

容器の本体１０には（第１図でみて）頂部から底部まで
のびている１対の解離継目２ｏが多）る。

これらの解離継目は頂点２２で合致する。

第２図と第３図（採集袋の開放端につぃ−（のみ多少斜
視画法に基づいている）に示すように解＾ＩＬ継目２０
は本体ｌＯの両側で、かつ本体を２等分する面上にある
。解離継目２００頂点２２を横方向に交叉する閉じ継目
２４は解離継目の巾より広い巾をもっている。第１図、
第２図、第３図に示す構造では、１対の耳２６は、解離
継目２０と向き合う閉じ継目２４０反対側（この例では
１６部）で頂点２２の側方に横たわっている。耳２６の
−＼りは丸くされ頂点２２に向けてのびている。閉じ継
目２４は本来的には採集袋の頂部をシールし、かつ本体
の内側部分を耳２６から分けている直線をなしている。

第１図および第２図に再び示すように、リブ２８（第３
図では隠れている）は本体に形成され、閉じ継目より頂
点２２から本体１ｏの端縁にかけて末広がりの方向にの
びている。リプ２８は頂点２２の側方にある本体の一部
分３ｏを形成する。

この一部分は本体の内側部分からシールされるので血漿
は入っていない。

本体を開けるのには、耳２６のみを、または耳と閉じ継
目２４およびまたは一部分３ｏをつまんで第２図または
第３図いずれかに示すように引離して力を頂点２２に向
ける。採集袋は頂点２２で引離され本体１０を解離継目
２０に沿って引裂き、これによって可撓性のポリオレフ
ィンは採集袋内の冷凍血漿からはがされ、血漿はナイフ
または他は裂開用具あるいはまた手を触れることなく採
集容器に落下することができる。採集袋はそこで第１図
、第２図および第３図に示した位置から反ｚ・４にされ
る。第２図と第３図には素手で引裂かれた可読性の袋が
示されているが、冷却された中味から絶縁を行なうもの
として手袋を着用してもよい。

いくつかの公知の構造にあっては、袋を開けるのにはナ
イフで袋な切って開き血漿を露出させたり、外部から内
に向けて袋を多少暖めて袋の内面から冷凍血漿を放出す
ることが必要とされていた。

本発明の構成によれば、袋は切る必要がなくなる。

袋は本来的に冷凍血漿からはがされるので、袋を′開け
るのに先立って皮膚で暖める必要はない。

第４図は採集袋の開放部分の他の構造を示す。

第１図の構造における閉じ継目２４は解離継目２００頂
点２２を交叉する本来的には採集袋の頂部を通る直線を
なす。閉じ継目２４には頂点２２と整合する切欠３４が
あり、頂点２２で破断力を集中させろ。本体には耳はな
いが、血漿を入れていないシールされた小部分３０を画
定するリブ２８を設けることは任意である。

第５図には本体のまた別の構造が示される。この構造で
は、閉じ継目２４は頂点２２に向けて収斂する継目部分
２４α、２４ｂからなるＶ字形状をなしている。リブ２
８は第１図の構造に、おける同じ符号の部分と同じ領域
、すなわち小部分３０を形成している。リブ２８とこの
充填されない小部分３０を設けることもまた任意である
。しかしここでは耳がないので、つままれて引離され破
断力を頂点に集中させて解離継目２０の引裂きを開始す
るのは小部分３０と継目部分２４α、２４ｂである。

第６図と第７図にはさらにまた別の構造が示されている
。第５図示のものと同様の継目２４は解離継目２００頂
点に収斂するＶ字形状をなしている。リブ２８α、２８
ｂもまた頂点２２で収斂し前述の構造におけるのと同様
に充填されない領域すなわち小部分３０を形成している
。

構造な簡単にするため、リブ２８α、２８ｂは頂点で収
斂させている。閉じ継目部分２４αとリブ２８αは閉じ
継目部分２４ａとリブ２８ｂの場合と同様に互に整合し
た直線延長部をなしている。

この形状によってほぼ三角形の部分４０は符号４２で示
す袋の一部を折畳んで重ねた隅からなる小部分３０と向
き合う閉じ継目部分２４α、２．１ｂの反対側におかれ
る。これらの隅は結合継目４４によって互いに定着させ
られる。

三角部分４０はいつでも開けられるようになるまで採集
袋に定着させたままである。第６図に明らかなように、
直線をなす打抜き４６が閉じ継目部分２４α、２４６に
沿ってのびている。三角部分４０を設けることによって
採集袋に付加的な強度を与え頂点２２での早目の破断が
生じな（・ようにしている。

採集袋がいつでも開けられるようにするには、三角部分
４０を直線をなす打抜き４６に沿って採集袋から引裂い
てこれを第７図に示すものにする。

それから小部分３０およびまたは閉じ一目部分２４α、
２４ｂをつかんで引離し、前述した構造の場合のように
破断力を頂点２２に集中させる。

種々の方法で各種の構造を作ることができる。

袋構造は連続する長尺筒からポリオレフィン材の生地を
切取ってヒートシールにより解離継目２０、底部３６、
閉じ継目２４およびリブを形成する。

折畳んだシート材から着手してヒートシールにより各種
のリブや継目な製作する方法もある。

吹込成形で袋全体を形成する方法も考えられる。

各種のリブや継目を成形キャビティで作って、吹込成形
でこれらを袋に取付けることもできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を実施した可撓性材料の部間のシール可
能な容器または袋のぞ１視図、第２図および第３図は第
１図の袋を開いて示すもの、第４図および第５図は第１
図示の袋の別の構造を示すもの、第６図および第７図は
第１図示の袋のまた別の構造を示す図である。 ｌＯ・・・本体、　　２０・・・解離継目、　　２２・
・・頂点、２４・・・閉じ継目、　　２６・・・耳、　
　２８・・・リブ、３０・・・小部分□ 革、４　図 ′″も５図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、本体と、頂点で接合された本体上の解離継目と、本
   体をシールするとともに頂点を横方向に交叉する閉じ継
   目と帝備えてなる可撓性材料の部間容器であって、該容
   器は、手で与えた力を頂点に向けることにより閉じ継目
   が頂点で引離され本体が引裂かれて本体を解離継目に沿
   ってその中味から取去るように構成されている部間容器
   。 ２、本体と、頂点で接合された本体上の解離継目と、本
   体をシールするとともに頂点を横方向に交叉する閉じ継
   目とを備えてなる可撓性材料のシール可能な容器であっ
   て、本体材料の一１部分が、頂点の横方向に配置さｉて
   解離継目の頂点で閉じ継目に破断力を与えるためのつか
   み手段を形成しているシール可能な容器。 ３、本体と、頂点で接合された本体上の解離継目と、本
   体をシールするとともに頂点を横方向に交叉する閉じ継
   目と、該閉じ継目からのび、かつ頂点から末広がる方向
   にのびるリブとを備え、該リプは解離継目の頂点で破断
   力を閉じ継目に与え゛るためにつかまれる本体の充填さ
   れていない領域を形成する可撓性材料で作られたシール
   可能な容器。 ４、閉じ継目が本実質的に直線をなしている特許請求の
   範囲第１項、第２項または第３項記載の容器。 ５、閉じ継目が頂点でＶ字形状に収斂している特許請求
   の範囲第１項、第２項または第３項記載の容器。 ６、閉じ継目が頂点に向けて収斂する方向に設けられた
   切欠を有している特許請求の範囲第１項記載の容器。 ７、　可撓性材料の一部が解離継目と向き合う閉じ継目
   の反対側の頂点の側方にあり、該側方部分が引離される
   とき破断力を頂点に向けるように形成されている特許請
   求の範囲第１項、第２項または第３項記載の容器。 ８０本体がシートから作られ、かつ本体の継目が熱シー
   ルによって形成される特許請求の範囲第１項、第２項ま
   たは第３項記載の容器。 ９、本体が吹込成形で形成される特許請求の範囲第１項
   、第２項または第３項記載の容器。 １０、プラスチック材が一２５℃から一８０’Ｃまでの
   温度範囲で可読性を維持できる特許請求の範囲第１項、
   第２項または第３項記載の容器。 １１５Ｔ撓性材料がポリオレフィンである特許請求の範
   囲第１項、第２項または第３項記載の容器。 １２、閉じ継目がその反対側に解離継目と向き合′つて
   早目に破断することがないようにする切離し可能な材料
   をもっている特許請求の範囲第１項、第２項または第３
   項記載の容器。 １３、本体と、頂点で接合された本体上の解離継目と、
   本体をシールし、かつ頂点を横方向に交叉するＶ字形状
   閉じ継目とを備えてなる可撓性材料のシール可能な容器
   であって、閉じ継目はＶ字形状本体材料が切離されると
   き引裂かれ本体をその中味から取去ることができるよう
   に解離継目と向き合う反対側に本体材料のＶ字形状の切
   離し部分を形成している容器。 １４　　打抜きが切離し部分を本体の残り部分から切離
   す特許請求の範囲第１３項記載の容器。 １５リプが閉じ継目からのびていて頂点から離れた方向
   に末広がり、解離継目の頂点で閉じ継目に破断力を与え
   るためつかまれる本体の充填されていない領域を形成す
   る特許請求の範囲第１３項記載の容器。 １６、リブが解離継目の頂点で収斂している特許請求の
   範囲第１５項記載の容器。 １７リブがＶ字形状閉じ継目の整合した直線延長部であ
   る特許請求の範囲第１５項記載の容器。