JP4386731B2 - 易開封性包装袋 - Google Patents

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Description

<技術分野>
本発明は、手で容易に袋の片面を直線状に所定の幅で引裂き開封することを可能にする易開封性包装袋に関する。
本発明は、食品、衣料品、医薬品、雑貨やその他多くの包装分野で用いられる包装袋に関し、さらには、流通段階では密封状態を保ち、消費者などによる開封後も必要により密封状態を再現できるジッパー付きで、易開封性の包装袋に関する。
<背景技術>
各種の合成樹脂を用いた密封性袋体が、食品、衣料品、医薬品、雑貨やその他多くの包装分野で利用されており、内容物を使用する際には、何らかの方法で袋を破ってから内容物を取り出す必要がある。
従来、平袋の密封袋では、鋏、包丁、ナイフなどを用いて袋の開封端部を切断して、充填された内容物を取出すように構成されているか、若しくは、これらの道具を用いずに手指で開封できるようにするために、袋のシール端部や折曲げ部にノッチや微細な傷痕を付与しそれを起点にして開封できるように構成されていた。
4方シール袋の従来の開封方法としては、シール部にノッチを設け、このノッチを起点として袋を引裂いて開封し、引き裂いた袋の開口部から内容物を取出すのが一般的である。しかし、内容物が和菓子やクッキーなどの形崩れし易いものや平たい物の場合は、袋を引裂く時に内容物が破壊したり変形したりしてしまう問題点があった。
これを防止するために、特開平10−230971号公報には、シールする辺の端部からシール部に至る部分に非接着部を形成し、非接着部のフィルム端部から接着部に一部に食込むノッチを間隔をおいて2箇所設け、この2ヶ所のノッチ間を指で摘んで、袋の片面のみをノッチの間隔幅で帯状に開封できる易開封性包装袋が提案されている。この場合、開封に際してノッチを付与したシール部分の表裏のフィルムを切り離す必要があり、シール部を易剥離性にすることによって表裏のフィルムを剥離して切り離す。そのためには、袋全面のシール部を易剥離性にするかノッチ部分のみを易剥離性にする必要があるが、シール全面を易剥離性にした場合は、流通段階でのシール部の破損の心配がある。また、部分的に開封に必要な分だけ易剥離性にするには、その部分のみ易剥離加工処理する必要があった。
また、特開2001−55248号公報には、ピロー包装袋であるが合掌シール部に間隔をおいてノッチを2ヶ所設け、ノッチ間の合掌シール部を摘んで引き裂くことによって袋を円周状に開封する方法が提案されている。しかし、この場合も、合掌シール部の根元で左右のフィルムを切り離す必要があり、開封を進行させるフィルムと反対側のフィルムの合掌シール部の根元に当たる部分に微細な傷痕を設けることによって、反対側のフィルムをその部分で切断して切離すようになっている。そのため、フィルムに微細な傷痕を付与する工程が別途必要となり、また、傷痕を付与した部分の強度が低下する問題点があった。
つまり、上記のような開封方法では、袋の形状によらずにシール部で一方のフィルムをもう一方のフィルムから切離す必要がある。つまり、弱接着の易剥離性シールにして剥離によるか、易裂性にしてフィルム切断によるかの違いはあるが、いずれにせよ、この切り離す必要性のために上記のような問題点が発生していた。
ところで、内容物によっては、袋を開封した後に小出しに使用するが、開封後も内容物を再密封しておきたい場合があり、この目的に適合した再密封可能な咬合開閉機能を有するジッパーを付与した包装袋が知られている。
従来のジッパー付き包装袋では、袋の表裏2枚のフィルムを、開封の際に同じように引裂いて使用する。この場合、図8に記載したように、引裂いた袋の表裏のフィルム端19−1及び19−2が開封部分の全長に渡ってほぼ重なり合って同一線状になるため、包装袋の開封後又は再封後にジッパーを開いて内容物を取出すに当って袋の引裂き口の表裏のフィルムを分けるための指掛かりがなく、表裏のフィルムを左右に引き離す口開き性が悪いという問題点があった。
本発明は、比較的簡単な加工のみで実現でき、かつ包装袋のシール強度や包装袋自体の強度を低下させることなく、流通段階でシール部分が剥離するおそれがないにもかかわらず、手で容易に開封できる包装袋を提案することを課題とする。また、包装袋の開封後の再密封が可能で、しかも口開き性が良好なジッパー付き包装袋を提供することを課題とする。
<発明の開示>
本発明は、表側と裏側の2枚のフィルムの周辺部が互いに接着されて密封された袋であり、表側フィルムの一方向における直線カット性が裏側フィルムのいずれの方向における直線カット性より大きく、かつ、前記の一方向と交差する接着周辺部の一部に、前記一方向に沿って表側フィルムの切断を開始できる処理部が設けられた包装袋に関する。この構成により、流通段階でシール部分が剥離したりするおそれが無く、しかも簡単に開封することができる包装袋が得られる。
更に本発明は、表側と裏側の2枚のフィルムの周辺部が互いに接着されて密封された袋本体部と、及び袋本体部の開封端側の前記接着周辺部より内側に再密封可能に設けられたジッパー部とを有するジッパー付き包装袋であり、表側フィルムの一方向における直線カット性が裏側フィルムのいずれの方向における直線カット性より大きく、前記ジッパー部が前記の一方向に沿って設けられており、かつ、袋本体部の開封端側の接着周辺部と前記ジッパー部との間にあって、前記の一方向と交差する接着周辺部の一部に、前記一方向に沿って表側フィルムの切断を開始できる処理部が設けられた包装袋に関する。この構成により、流通段階でシール部分が剥離したりするおそれが無く、しかも簡単に開封することができ、さらに、再密封する際に口開き性のよいジッパー付き包装袋が得られる。
また、前記の包装袋の表側フィルムが、一方向における直線カット性が裏側フィルムのいずれの方向における直線カット性より大きい直線カット性フィルム層と熱融着性樹脂フィルム層とを含む積層フィルムからなり、裏側フィルムは、熱融着樹脂フィルム層を含む積層フィルムからなり、かつ表側フィルムと裏側フィルムの熱融着性樹脂フィルム層どうしが対向するように設けられていることが好ましい。この構成により、接着剤を用いることなく、上記の袋を密封することが可能となる。
また、表側フィルムが直線カット性のあるフィルム層と熱融着性樹脂フィルム層とを含む積層フィルムからなり、裏側フィルムは、直線カット性を有すフィルムを含まない熱融着性樹脂フィルム層を含む積層フィルムからなるフィルム構成であってもよい。
前記接着周辺部は袋の周辺に、熱融着や接着などにより設けられるが、袋の4方に熱融着で設けられていると好ましい。
前記処理部は、包装袋の接着周辺部の外縁端に設けられた少なくとも2箇所の近接したノッチであると好ましい。この構成により、ノッチを設ける簡単な加工のみで、開封を開始することができる。
また処理部は、包装袋の接着周辺部域に設けられたツマミ形状の切込みであってもよい。この構成により、流通段階で袋が誤って開封される事故のおそれが小さくなる。
処理部近傍の接着周辺部の幅が、他の接着周辺部の幅より広く構成されていることが好ましい。この構成により、さらに、流通段階の開封事故が生じるおそれが小さくなる。
尚、上記の処理部は複数箇所に設けられていてもよい。
直線カット性フィルム層は、一軸延伸ポリオレフィン系フィルム、二軸延伸ポリアミド系フィルム、または二軸延伸ポリエステル系フィルムのいずれかにより構成されていることが好ましい。
<発明を実施するための最良の形態>
本発明の包装袋の例を、図面を参照しながら説明する。
図1は、4方シール袋の一部の断面図であり、表側フィルム2と裏側フィルム3のそれぞれの積層構成と、包装袋1を構成する際のその相対的な配置とが図示されている。ここで、表側の積層フィルム2は、直線カット性を有するフィルムである。裏側の積層フィルム3は、直線カット性がないか若しくは積層フィルム2より直線カット性が小さいフィルムである。
本発明にいう直線カット性とは、以下の測定方法で定義される性質を言うこととした。すなわち、フィルム製造時の流れ方向及び流れ方向に直角方向に沿って、250mm四方の正方形にフィルムを切り出す。直線カット性を試験する方向と垂直な切出し片の縁端に30mmの間隔をおいて2箇所のノッチを入れる(図9)。30mmの切れ目を指で掴んで直線カット方向と平行な方向にフィルムを引裂く(図9の点線のようにフィルムが切れる)。一般にフィルムは、分子の配向やブレンド成分の配向の方向によっては、フィルムの切れ具合がフィルムの引裂き方向によって異なることがあるため、上記の引裂き試験をフィルムの左方向、右方向それぞれについて行い、引裂いたときに引裂きの先端が細くなった方のフィルムの先端“X”の幅をもって直線カット性を判断する。Xの値が30mmに近い程直線カット性が良好である。Xの値が5mm未満又は引裂き端が対向する端縁まで至らないものを直線カット性がないフィルムと言う。
図1の4方シール袋は、表側積層フィルム2と裏側積層フィルム3の2種類のフィルムから構成される。
表側積層フィルム2は、基材フィルム層4−1、直線カット性を有するフィルム層5及び熱融着性フィルム層6−1からなる。袋の要求特性によっては、基材フィルム層4−1と直線カット性を有するフィルム層5の積層の順番は逆でも良いし、基材フィルム層4−1は無くてもよい。また、図示はしていないが、このほかの中間フィルム層が積層されていても良い。
さらに、図1の表側積層フィルム2は、直線カット性のあるフィルムを層構成の一部に用いて積層フィルムに直線カット性を付与しているが、この他の方法として例えば、特開平9−156649号報に記載されているフィルムの分子配向性が相違する2枚のフィルムを背中合せに積層した、即ち2枚のフィルムが1組になって直線カット性を発揮するような組合せのフィルム層を層構成の一部に用いて表側積層フィルムに直線カット性を付与しても良い。
裏側積層フィルム3は、基材フィルム層4−2、中間フィルム層7及び熱融着性フィルム層6−2からなる。ただし、中間フィルム層7は無くても良い。
基材フィルム層4−1及び4−2には、ポリプロピレンなどのポリオレフィン系樹脂フィルム、ナイロン6、ナイロン66、ナイロン12などのポリアミド系樹脂フィルム、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレートなどのポリエステル系樹脂フィルムなどの二軸延伸フィルムが好ましく用いられる。
直線カット性を有するフィルム層5には、一軸延伸ポリエチレンフィルム、一軸延伸ポリプロピレンフィルムなどの縦一軸又は横一軸延伸ポリオレフィン系樹脂フィルムや、例えば特開平7−113015号公報に記載されたような、ナイロン6樹脂にポリメタキシリレンアジパミド樹脂を混合して層分離構造と延伸条件を工夫した二軸延伸ポリアミド系フィルム、又例えば特開平11−300916号公報に記載されたような、ポリエチレンテレフタレート樹脂にポリブチレンテレフタレート系樹脂を混合して層分離と延伸条件を工夫した二軸延伸ポリエステル系フィルムなどがある。
熱融着性樹脂フィルム層6−1および6−2としては、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、エチレンと共重合可能なビニル化合物との共重合樹脂、或いはポリプロピレン系樹脂のフィルムが用いられる。なお、フィルム層6−1と6−2の樹脂の種類は同一であることが好ましい。
袋に充填した内容物を保存する上で積層フィルムに水蒸気、ガスバリア性やアロマバリア性などを要求される時は、基材フィルム層4−1、4−2にポリ塩化ビニリデン樹脂層もしくはエチレンビニルアルコール樹脂を主体とする樹脂層をコーティングしたフィルムや、金属酸化物、金属などを蒸着したフィルムを選択するか、中間フィルム層7として、ガスバリア性を有するフィルム、例えばアルミニウムなどの金属箔、ポリ塩化ビニリデン樹脂フィルム、エチレンビニルアルコール樹脂フィルムやこれらと他の樹脂との共押出しフィルムなどのフィルムを積層することが出来る。また、フィルムに剛性、意匠性などが要求される時は、紙を積層することも出来る。
表側積層フィルム2と裏側積層フィルム3は、熱融着性フィルム層6−1と6−2とを対向させて、常法に従って4方シール袋に製袋される。積層フィルムの製造方法は特に制限されるものではなく、フィルム同士を接着剤を用いて積層するドライあるいはウェットラミネーション法、Tダイスから溶融ポリエチレンなどを押出すことによって積層するサンドラミネーション法、Tダイスから溶融ポリエチレンなどを押出して積層する押出しラミネーション法、低融点の熱融着性樹脂を用いたサーマルラミネーション法などが目的に応じて用いられる。
図2から図5は、ジッパー付き4方シール袋8の例で、袋8は、表側積層フィルム2と裏側積層フィルム3(図では、紙面の表側に表側積層フィルムが位置するものとする)が、開封端側の横シール9−1と閉鎖端側の横シール、二本の縦シール9−2で袋の4方がシールされている。つまり、開封端側の横シール9−1と閉鎖端側の横シール、二本の縦シール9−2で包装体もしくはフィルムの周辺部を形成している。横シール9−1とジッパー10の間の縦シールの融着部には、たやすく切断が開始できるようにするための処理部11が設けられている。袋8は、通常、一旦3方がシールされ1方が開口した状態に成形された袋に内容物を充填した後開口面をシールして得られる。
図2の袋8は、表側積層フィルム2が横シール9−1と平行な矢印で示した方向の直線カット性を有しており、この方向と直角方向の縦シール9−2の端部に矢印の直線カット方向に表側積層フィルム2を引裂くための引裂き開始部位となるコ又はU、V字等の切り込み12が設けられている。切り込み12は、フィルムの直線カット性の方向と略平行に切り込み12の対称軸が配置されるようになされ、かつ、切り込み12は、直線カット性の方向に沿って袋の外縁に最も近い部分が切り込まれるようになされる一方、直線カット性の方向に沿って袋の外縁から最も離れた部分には切り込みがなされずにフィルムにつながったままとなるようになされている。その結果、切り込み部分が手指でつまみ得るツマミ形状を形成する。このツマミ形状部分が処理部11となる。
図3においては、シール部(周辺部)のうち、処理部11の近傍に位置する縦シール9−2の一部が袋の内部側に突出した部分13−1を設けている。したがって、シール部分の幅を局部的に他のシール部より広幅としている。この様にすることによって、袋のシール部分の内側の端縁と切込み12の先端との間隔が短くなることによる、意図しない処理部11からの破袋事故の可能性を減少できる。なお、図3は、処理部11の突出部13−1が、横シール9−1に跨っている例で、図4は突出部分13−2が横シール9−1に跨ってない例である。図3及び図4の突出シール部13−1、13−2の形状は角張った形状を示しているが、これ以外の例えば角部が丸い形状でも良い。
図5は、処理部11としてシール部の外縁端にノッチ14−1および14−2を、一定間隔をおいて近接して2箇所設けた例である。この図では、大きなノッチ14を2箇所設けた例を示したが、ノッチ14の代わりに微細な傷痕をシール外縁端に沿って設けても良い。 図5の処理部11において、直線カットのきっかけとなるノッチ若しくは傷痕は、少なくとも2ヶ所あることが望ましく、しかもその2ヶ所は直線カット方向に対して直角方向にある程度の距離を有することが望ましい。この2か所からスタートする二本の略平行の引き裂き線により裂けた開封片により、袋の他の部分に影響することなく開封することができる。
具体的には、図2から図5の処理部11の切込み12の大きさ、ノッチ14の間隔は、指先で切込み部をつまんで引張ることが出来る大きさであれば良く、具体的には5mmから15mm程度であれば良い。この切込み12の大きさやノッチ14の間隔は、袋を開封した時の表側フィルム2の引き裂きの幅を規定し、引裂き幅を変更したい時はこの長さを変更すれば良い。なお、ノッチ14の方向は、直線カット方向に略平行に設けている。処理部11の切込み12やノッチ14などは、袋を製袋する時に施される。
図6は、図2の4方シール袋8の開封の途中状態を表わしたもので、開封は図2の処理部11の切込み12を指で起こしてつまみ、袋の表側積層フィルム2の矢印で示した直線カット方向、即ち処理部11を設けた縦シール9−2と直角方向(図6の矢印引張り方向)に引張る。表側積層フィルム2は、直線カット性を有するフィルム5が積層されているため切込み12の間隔幅の開封片として略直線状の引裂き線15で引裂ける。
一方、裏側積層フィルム3は直線カット性を有さないか小さいため、表側積層フィルム2の直線方向の引裂き力に影響されて直線方向の引裂き力が付与されるものの、袋の内側のシール端縁から少し中に入った個所で引裂き線16の様に先細り状になって引裂けて裏側積層フィルムの内表面の一部が切り取られ、その一部は開封片17と一緒に裏側積層フィルムから分離する。その結果、表側積層フィルム2のみを開封片17として切取ることが出来る。
この様にして、このたやすく開封できる4方シール袋は、シール部を易剥離性としたり、裏側のフィルムのシール際に易裂性加工をする必要がないため袋の強度を損なうことなく、表側積層フィルム2のみを所定の幅で引裂いて開封することが出来る。
また、開封片17による引き裂きは、開封を開始したシール部から、直線カット性方向に沿って相対するシール部に達して停止する。このため、開封片17は袋に付いたまま残り塵として散乱することが無い。図7は、図6のA−A矢視図で開封部の袋の断面図である。3は裏側積層フィルム、2は表側積層フィルム、9−1は横シール部、10はジッパー、18は開封片17を引裂いたあとの表側積層フィルム2が取り去られた空間である。
内容物を取出すには、表側積層フィルム2の開封片17を取り去った空間部18に指を突っ込むことによって簡単に表側積層フィルム2の切断端に指を掛けて表側積層フィルム2と裏側積層フィルム3を左右に開くことができ、ジッパー10の噛み合せを外して開くことができる。
なお本発明の包装袋には、もちろんジッパー10を設けなくてもよい。
このようにして本発明の易開封性包装袋は、シール部を易剥離性としたり、裏側のフィルムのシール際に易裂性加工を施すこと無く、4方シール袋8の表側積層フィルム2のみを開封できる。
上記の包装袋には、消費者が袋の開封開始部分を認知したり開封方法を理解するための説明図や文章が印刷されていても良い。包装袋に充填する内容物は特に限定されないが、和菓子、洋菓子、ケーキの様に形崩れし易いものや、薄焼き煎餅、クッキー、ウェハス、棒菓子などの割れたり折れたりし易いもの、ウェットティシュー、ナプキン、スライスハム、スライスチーズなどの平たいもの、乾物などの包装には特に適する。
<実施例>
[実施例1]
表側積層フィルムとして、ユニチカ株式会社製の厚み12μmの縦方向直線カット性ポリエチレンテレフタレートフィルムのエンブレットPCと、厚み7μmのアルミニウム箔をアンカーコート剤を介して、Tダイスより密度0.920g/cmで厚み15μmの低密度ポリエチレンを押出すことによりサンドラミネーション法により貼り合わせ、次いでアルミニウム箔側にTダイスより厚み30μmの上記の低密度ポリエチレンを押出して積層した。裏側積層フィルムとして、直線カット性ポリエチレンテレフタレートフィルムの替りに直線カット性を有さない厚み12μmの通常のポリエチレンテレフタレートフィルムを用いた以外は上記と同様にして積層フィルムを得た。
製袋機で、この袋の表裏になるフィルムを低密度ポリエチレンフィルム面同士を対向させて2軸繰出し機から連続的に繰出すと伴にジッパー帯を繰出すことによって、製袋機の流れ方向に平行なジッパーを付与した側と反対側の袋の1辺が開口し3方がシールされたシール幅10mmでフィルムの流れ方向(袋の横方向)の長さが100mm、流れと直角方向(袋の縦方向)の長さが150mmの所謂横取り製袋の袋を得た。ジッパー帯はその上端が横シールの内端縁から15mmの位置になる様に設け、図3の様な幅(図3紙面上における縦方向長さ)10mm、長さ(図3紙面上における横方向長さ)5mmのコの字型の、フィルムとつながっている部分が袋の内側に向いた処理部11となるように、切込み12を横シールとジッパー間の中央位置の縦シールのシール外端縁から3mm入った位置に付与した。
次に、この袋に、袋の開口部から内容物として幅20mm、厚さ10mmのウェハスを3個並べて挿入し開口部をシールして4方シール袋とした。コの字型の切り込みを摘んで図6の矢印方向に引張って開封したところ、裏側積層フィルムが袋の内側のシール端縁から10mmの所で図6の15の様に先端が先細り状になって開封片17から切り取られ、内容物を壊すこともなく、安定して表側積層フィルムの約10mmの幅のみを引裂き開封することができた。また、開封片17が切取られた後の空間部18に指先を突っ込んで袋の表裏フィルムを容易に引き離すことができ、さらに、ジッパーを開いて内容物をスムースに取出すことができた。
[実施例2]
表側積層フィルムとして、出光ユニテック株式会社性の厚み15μmの縦方向直線カット性ポリアミドフィルムのユニアスロンTB1000と厚み50μmの直鎖状低密度ポリエチレンフィルムを、2液性ポリウレタン接着剤を用いてドライラミネート法により積層した。裏側積層フィルムとして、直線カット性ポリアミドの替りに直線カット性を有さない厚み15μmの通常のナイロン6フィルムを用いた以外は実施例1と同様にして積層フィルムを得た。これらの積層フィルムを実施例1と同様にして製袋しジッパー付き袋を得た。但し、処理部は、シール端部を図3の13−1の様に包装袋の内部側に5mm突出させてシール部の幅を局部的に15mmの広幅としてそのシール外端部から5mm入った位置に実施例1と同様の切込みを付与した。
次に、実施例1と同様にして袋を評価したところ、裏側積層フィルムが袋の内側のシール端縁から13mmの所で、やはり先端が先細り状になって開封片17から切り取られており、内容物を壊すこともなく安定して表側積層フィルムの約10mmの幅のみを引裂き開封することができた。さらに、ジッパーの口開き性も良好であった。
[実施例3]
表側積層フィルムとして、実施例2の裏側積層フィルムに用いた直線カット性を有さない厚み15μmのナイロン6フィルムと、厚み25μmの東レ株式会社製の横一軸延伸ポリプロピレンフィルムYT22及び厚み30μmの直鎖状低密度ポリエチレンフィルムを2液性ポリウレタン系接着剤を用いて、この順番に積層した。また、裏側フィルムには実施例2と同様の裏側フィルムを用いた。
この袋の表裏になる積層フィルムを2軸繰出し機を有する製袋機で製袋し製袋機の流れ方向の袋の1辺が開口し3方をシールした縦150mm、横100mm、シール幅10mmの袋を得た。このとき、実施例1,2で設けたようなジッパーは設けなかった。
この袋の製袋機の流れ方向のシール部に袋の端から25mmの位置にシール端縁と直角方向に長さ5mmの第1のIノッチを付与し、そこからシール端縁方向に10mmの距離離して第2のIノッチを付与した。
[比較例1]
実施例1の表側積層フィルムを袋の裏側にも用いて、即ち袋の表裏とも直線カット性のある積層フィルムを用いた袋を用い、実施例1と同様にして製袋した。
次に、実施例1と同様にして袋の評価を行なった。この袋は、裏側積層フィルムを開封片から切り離すことができず、開封できなかった。
[比較例2]
実施例2の裏側積層フィルムを袋の表側にも用いて、即ち袋の表裏とも直線カット性では無い積層フィルムを用いた袋を実施例2と同様にして製袋した。
次に、実施例1と同様にしてこの袋を評価したところ、切込みのつまみ部分を指で摘んで引つ張る時の力の入れ方とその方向で裏側積層フィルムの切り取られ方が変化して不安定なために、スムースな開封ができなかった。
本発明を詳細にまた特定の実施態様を参照して説明したが、本発明の精神と範囲を逸脱することなく様々な変更や修正を加えることができることは当業者にとって明らかである。
本出願は、2001年12月26日出願の日本特許出願(特願2001−393707)、2002年6月27日出願の日本特許出願(特願2002−187442)、に基づくものであり、その内容はここに参照として取り込まれる。
<産業上の利用可能性>
開封開始個所となる処理部を設ける他には特別な加工を必要とせず、手で容易に袋の片面を直線状に所定の幅で引き裂き開封することが可能である。また、ジッパーを有している場合には、開封後のジッパーの口開き性が良好である。
【図面の簡単な説明】
図1は、包装袋と、それを構成する積層フィルムの一部の断面の概念図である。
図2は、ジッパー付き包装袋の1例の表側平面図である。
図3は、ジッパー付き包装袋の他の例の表側平面図である。
図4は、ジッパー付き包装袋のさらに他の例の表側平面図である。
図5は、ジッパー付き包装袋のさらに他の例の表側平面図である。
図6は、ジッパー付き包装袋の開封状況を示す概念図である。
図7は、ジッパー付き易開封性包装袋の開封状況を示す断面の概念図である。
図8は、従来のジッパー付き包装袋の開封状態の断面の概念図である。
図9は、直線カット性の概念を示す模式図である。
なお、図中の符号、1は包装袋、2は表側積層フィルム、3は裏側積層フィルム、4−1は表側積層フィルムの基材フィルム層、4−2は裏側積層フィルムの基材フィルム層、5は直線カット性フィルム層、6−1は表側積層フィルムの熱融着性フィルム層、6−2は裏側積層フィルムの熱融着性フィルム層、7は中間フィルム層、8は4方シール袋、9−1は横シール、9−2は縦シール、10はジッパー、11は処理部、12は切込み、13−1,13−2はシール突出部、14−1,14−2はノッチ、15は表側積層フィルムの引裂き線、16は裏側積層フィルムの引裂き線、17は開封片、18は開封片17を取り去ったあとの開封空間、19−1,19−2は従来の包装袋のフィルムの切断端面である。

Claims (7)

  1. 表側と裏側の2枚のフィルムの周辺部が互いに接着された接着周辺部により密封された袋であり、前記表側フィルムは一方向に直線カット性を有するフィルムであり、前記裏側フィルムはフィルム製造時の流れ方向及び流れ方向に直角方向に沿って250mm四方の正方形にフィルムを切り出し、直角方向直線カット性を試験する方向と垂直な切出し片の端縁に30mm間隔をおいて2箇所のノッチを入れ、該30mmの切れ目を指で掴んで直線カット性を試験する方向と平行な方向にフィルムを引き裂いた時、前記端縁と対向する端縁における引裂きの先端幅が5mm未満であるか又は引裂きが対向する端縁まで至らないフィルムであり、かつ、前記の一方向と交差した接着周辺部の一部に、前記一方向に沿って、接着した表裏フィルムを貫通した切断開始処理部が設けられ、前記処理部は、前記接着周辺部の外縁端に設けられた少なくとも2箇所の近接したノッチであるか、または前記接着周辺部域に設けられたツマミ形状の切込みである包装袋。
  2. 表側フィルムが、一方向における直線カット性が裏側フィルムのいずれの方向における直線カット性より大きい直線カット性フィルム層と熱融着性樹脂フィルム層とを含む積層フィルムからなり、裏側フィルムは、熱融着樹脂フィルム層を含む積層フィルムからなり、かつ表側フィルムと裏側フィルムの熱融着性樹脂フィルム層どうしが対向するように設けられている請求の範囲第1項に記載の包装袋。
  3. 表側フィルムが、直線カット性を有するフィルムと熱融着性樹脂フィルム層とを含む積層フィルムからなり、裏側フィルムは、直線カット性を有するフィルムを含まない熱融着性樹脂フィルム層を含む積層フィルムからなり、かつ表側フィルムと裏側フィルムの熱融着性樹脂フィルム層どうしが対向するように設けられている請求の範囲第1項または第2項に記載の包装袋。
  4. 袋の4方に接着周辺部が設けられた請求の範囲第1項〜第3項の包装袋。
  5. 処理部近傍の接着周辺部の幅が、他の接着周辺部の幅より広く構成されている請求の範囲第1項〜第3項に記載の包装袋。
  6. 直線カット性フィルム層が、一軸延伸ポリオレフィン系フィルム、二軸延伸ポリアミド系フィルム、または二軸延伸ポリエステル系フィルムのいずれかにより構成されている請求の範囲第1項〜第3項に記載の包装袋。
  7. 表側と裏側の2枚のフィルムの周辺部が互いに接着されて接着周辺部により密封された袋本体部と、及び袋本体部の開封端側の前記接着周辺部より内側に再密封可能に設けられたジッパー部とを有するジッパー付き包装袋であり、表側フィルムは一方向に直線カット性を有するフィルムであり、前記裏側フィルムはフィルム製造時の流れ方向及び流れ方向に直角方向に沿って250mm四方の正方形にフィルムを切り出し、直角方向直線カット性を試験する方向と垂直な切出し片の端縁に30mm間隔をおいて2箇所のノッチを入れ、該30mmの切れ目を指で掴んで直線カット性を試験する方向と平行な方向にフィルムを引き裂いた時、前記端縁と対向する端縁における引裂きの先端幅が5mm未満であるか又は引裂きが対向する端縁まで至らないフィルムであり、前記ジッパー部が前記の一方向に沿って設けられており、かつ、袋本体部の開封端側の接着周辺部と前記ジッパー部との間にあって、前記の一方向と交差する接着周辺部の一部に、前記一方向に沿って接着した表裏フィルムを貫通した切断開始処理部が設けられ、前記処理部は、前記接着周辺部の外縁端に設けられた少なくとも2箇所の近接したノッチであるか、または前記接着周辺部域に設けられたツマミ形状の切込みである包装袋。
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