JPS5856402Y2 - アキユムレ−タ - Google Patents

アキユムレ−タ

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Publication number
JPS5856402Y2
JPS5856402Y2 JP1975149909U JP14990975U JPS5856402Y2 JP S5856402 Y2 JPS5856402 Y2 JP S5856402Y2 JP 1975149909 U JP1975149909 U JP 1975149909U JP 14990975 U JP14990975 U JP 14990975U JP S5856402 Y2 JPS5856402 Y2 JP S5856402Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bladder
shell
wall
bottom wall
gas
Prior art date
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Expired
Application number
JP1975149909U
Other languages
English (en)
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JPS5262513U (ja
Inventor
信義 高橋
Original Assignee
エヌオーケー株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by エヌオーケー株式会社 filed Critical エヌオーケー株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はアキュムレータに係り、特にそのブラダのガス
浸透漏洩防止性の改良を図ったアキュムレータを提供す
ることを目的とする。
一般に、アキュムレータのブラダはゴム様弾性材で形成
されていることから常に耐ガス浸透漏洩が問題となり、
従来、これに対しては第4図に示すごとくものが広く知
られているが、その構成によると、アキュムレータaは
ふた用のキャップ部片す、 cを各端部に締付けた円
筒形のケーシングdを備え、該ケーシングd内にピスト
ン部片eが滑動自在に嵌入されるとともに該ピストン部
片eと上記一方のキャップ部片す間にブラダfが挿入さ
れている。
また前記ピストン部片eの周側面には前記他方のキャッ
プ部片Cに穿設された開孔gより流入する流体をシール
する0 1Jングhが嵌着されており、該シール部と実
質的に弾性および通気性を持たない材料になる前記ブラ
ダfによってガス浸透漏洩の阻止を図っている(特公昭
40−26067号)。
しかしながら、かかる従来技術によると前記ピストン部
片eが金属製になることから過大の重量を有し、当該ア
キュムレータの応答性に難点を生ずるのみでなく、前記
ブラダfが収縮した際に不自然な変形を生じ、ゆえに該
ブラダfの破損の一因ともなっていた。
本考案は上述の問題点に鑑み威されたもので、その目的
は、ダイアフラムの耐久性を飛躍的に向上させることに
ある。
このため本考案は以下のように構成されている。
即ち、密閉上蓋を有する有底筒状の金属製から成る第1
シエル内の上端周壁側と筒状壁と底壁とを有する有底筒
状のゴム様弾性材製のブラダの開口縁部とを固着して、
ブラダにより第1シエルの内部空間を気体室と液体室に
区分し、ブラダの液体室側底壁全面に板状の剛体より戒
るガス浸透阻止材を張設すると共に、ガス浸透阻止材の
外周側の筒状壁に第1シエルの内周面と密接して摺動可
能なリップ部を一体に有し、ブラダの筒状壁の内面と対
向するように形成された外周面を有する有底筒状の第2
のシェルをブラダと相似形状にブラダ内に配置すると共
に底壁に貫通孔を穿設したものである。
上述のように構成された本考案は以下の1jな特有の効
果を奏する。
■ 第1シエルの内周面とブラダの筒状壁の内面と対向
するように形成された外周面を有する第2シエルとの間
に間隙が形成され、ブラダの筒状壁がこの間隙に配置さ
れているがら、ブラダが第2シエルに接面したときには
、ブラダは流体圧力により変形されようとしても、第2
シエルにより支持されるから、変動流体圧力によりブラ
ダが変形されて亀裂するのを効果的に防止する。
このとき、ブラダは第2シエルに密着するので、ブラダ
と第1シエルの内周面間に微小の流体が浸入してこの油
膜がブラダの摺動に於ける潤滑作用をする。
次に、ブラダが第1シエルの底面側に移行するときには
、ブラダのリップが第1シエルの内周面に密接して摺動
しながら第1シエルの底面側に移動するので、リップと
第1シェル内周面との接触面は密封される。
その結果、第1シエルの内周面とブラダの筒状壁との間
には油膜を密閉して介在しながら、ブラダの筒状壁は、
第1シエルの内周面に支持されて伸びることができるの
で、ブラダの伸び過程に於ける圧力変動を受けても変形
して亀裂するのを効果的に防止する。
、更に、ブラダの筒状壁は第1シエルの内周面との間に
油膜を介在させているから摺動抵抗を小さくすることが
期待できる。
従って、本考案のブラダは摩耗や損傷が防止されて耐久
性を有する。
■ ブラダの全底壁にガス浸透阻止材を張設すると共に
、ブラダの筒状壁は、第1シエルの内周面又は第2シエ
ルの外周面に接面するから、ブラダが第2シエルに接面
中はこの接面と共にガス浸透阻止材によりガスの浸透が
阻止される。
特に、ブラダの筒状壁が第1シエルと第2シエルとの間
に挿入状態にあるから、筒状壁からのガスの浸透を効果
的に防止される。
更に、ブラダが第1シエルの底面側に移行中はガス浸透
阻止材と、筒状壁が第1シエルの内周面に接面すること
から、ガスの浸透が効果的に阻止される。
従って、気体室のガスが液体室に浸透するのを効果的に
防止する。
■ ブラダは底部に板状のガス浸透阻止材のみをはり付
けたものであるから、軽くすることができると共に、ブ
ラダの筒状壁は第1シエルの内周面又は第2シエルの外
周面により支持されるように構成されて他の部材が接着
されずに、円筒壁の軸方向に伸びやすいように構成され
ているから、ブラダの作動流体に対する応答性にすぐれ
た効果が期待できる。
以下に本考案を図示の一実施例について説明すると、有
底筒状をなす金属製の第1シエル1は底壁中心部に形成
されたオイルポート2および上端開口部に被嵌溶着した
密閉上蓋3のそれぞれを有しており\該密閉上蓋3の略
中心部には開閉弁4が取付けられている。
また前記第1シエル1はゴム様弾性材で有底筒状に形成
されたブラダ5を内蔵していて該ブラダ5により内部が
気体室7と液体室8に区分され、かつ前記ブラダ5は上
端周壁に一体連設された支持リング6を第1シエル1の
上端周壁と密閉上蓋3の相互間に介入溶接することによ
り取付けられ、その支持リング6の溶接は前記密閉上蓋
3の第1シエル1に対する溶接と同時に行なわれている
更に前記ブラダ5は、その底壁における液体室8側の全
面に張設一体化した鋼板もしくは合成樹脂等の剛体から
なるガス浸透阻止材9と、筒状壁の前記底壁側外周面に
一体形成して第1シエル1の内周面に密接させたリップ
部10とを有している。
また第1シエル1は、気体室7内に位置してブラダ5の
内壁全面と対応する有底筒状をなした金属等剛性の第2
シエル11を有し、この第2シエル11は上端開口縁部
が密閉上蓋3に溶接されているもので、底壁略中心部に
貫通孔12が穿設され、かつ外底壁層縁側にブラダ5の
底壁側へ突出する環状突起13が一体形成しである。
そして前記第1シエル1の気体室7内には窒素ガスが、
ある圧力で充満密封され、かつ液体室8内にはオイルポ
ート2からオイル圧が掛けられる。
しかして気体室7内の窒素ガス圧力以上のオイル圧力が
液体室8内に作用し、しかも前記オイル圧力がマキシマ
ムであると、ブラダ5は第1図に示すごとく第2シエル
11側に収縮して該第2シエル11の環状突起13にブ
ラダ5の内底壁が、かつ該ブラダ5のリップ部10が第
1シエル1の内周面にそれぞれ密接したシール状態とな
り、その状態でのブラダ5は第2シエル11の環状突起
13内に対応する底壁部分だけが前記窒素ガスとの接触
部分となり、しかも該接触部分を含むブラダ5底壁の全
面が前述のごとくガス浸透阻止材9で密に覆われている
ことから前記ブラダ5より耐ガスの浸透漏洩現象を見る
ことは殆んどない。
また液体室8内のオイル圧力が無くなると、ブラダ5は
窒素ガス圧力の作用により底壁部が第2図に示すごとく
第1シエル1の内底壁に到達するまで伸びる。
この到達過程では、リップ部10が第1シェル1内周面
に案内されたスライドするようにして進むと共に、第1
シエル1の内周面とブラダ5の筒状壁との間に存在する
薄い油膜をも密閉する。
そして、ブラダ5の筒状壁は第1シエル1との間に介在
された油膜により第1シェル1内周面と直接摺動接触し
ないようにされると共に、第1シエル1の内周面に支持
されて伸縮することができる。
その状態でもなお前記ブラダ5には窒素ガス圧力が作用
することから該ブラダ5の筒状壁は第1シエル1の内周
面に密着し、従ってブラダ5は第1シエル1の筒状壁と
ガス浸透阻止材9による剛体で囲まれた状態となって第
1図の場合と同様、ガスの浸透漏洩を見ることは殆んど
ない。
更に気体室7内の窒素ガスと液体室8内のオ、イル相互
の圧力関係で第3図に示すごとくブラダ5の底壁が第1
シエル1底壁と第2シエル11底壁との中間部にあると
き、前記ブラダ5は液体室8内のオイルをリップ部10
でシールすることがらブラダ5の筒状壁と第1シエル1
の内周面との間に、ブラダ5が第2シエル11に密着し
たとき浸入した微小のオイルを密閉する。
そして、このオイルにより、前記筒状壁と内周面との間
に油膜を形成する。
そして、リップ部10は第1シエル1の内周面に案内さ
れるごとく摺動して移動する。
このとき、気体室7から液体室8にガスが浸透しようと
しても、ブラダ5の筒状壁は第1シエルの内周面に密接
しているから、この密接により筒状壁からガスが浸透す
るのを効果的に阻止する。
その他の個所からガスが浸透するのはガス浸透阻止材9
により阻止される。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図はアキュ
ムレータの半裁断面図、第2図および第3図は同作用説
明図、第4図は従来のアキュムレータの正断面図である
。 1・・・第1シエル、2・・・オイルポート、3・・・
密閉上蓋、4・・・開閉弁、5・・・ブラダ、6・・・
支持リング、7・・・気体室、8・・・液体室、9・・
・ガス浸透阻止材、10・・・リップ部、11・・・第
2シエル、12・・・貫通孔、13・・・環状突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 密閉上蓋3を有する有底筒状の金属製からなる第1シエ
    ル1の上端周壁側に筒状壁及び底壁を有する有底筒状の
    ゴム様弾性材製のブラダ5の開口縁部を固着して当該ブ
    ラダ5により前記第1シエル1の内部空間を気体室7と
    液体室8に区分し、前記ブラダ5の前記液体室8側底壁
    全面に板状夕aはふた用のガス浸透阻止材9を張設する
    と共に当該ガス浸透阻止材9の外周側の前記筒状壁に前
    記第1シエルの内周面と密接して摺動可能なリップ部1
    0を一体に有し、前記ブラダ5の筒状壁の内面と対向す
    るように形成された外周面を有する有底筒状の第2シエ
    ル11を前記ブラダ5と相似形状に当該ブラダ5内に配
    置すると共に底壁に貫通(L12を穿設しであるアキュ
    ムレータ。
JP1975149909U 1975-11-05 1975-11-05 アキユムレ−タ Expired JPS5856402Y2 (ja)

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JP1975149909U JPS5856402Y2 (ja) 1975-11-05 1975-11-05 アキユムレ−タ

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JPS5262513U JPS5262513U (ja) 1977-05-09
JPS5856402Y2 true JPS5856402Y2 (ja) 1983-12-26

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS507534U (ja) * 1973-05-18 1975-01-25

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5125202Y2 (ja) * 1972-03-13 1976-06-28

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS507534U (ja) * 1973-05-18 1975-01-25

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JPS5262513U (ja) 1977-05-09

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