JPS585592A - 圧力流体の脈動吸収用ホ−ス - Google Patents

圧力流体の脈動吸収用ホ−ス

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JPS585592A
JPS585592A JP10195581A JP10195581A JPS585592A JP S585592 A JPS585592 A JP S585592A JP 10195581 A JP10195581 A JP 10195581A JP 10195581 A JP10195581 A JP 10195581A JP S585592 A JPS585592 A JP S585592A
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JP
Japan
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hose
pressure fluid
pulsation
pressure
flexible
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Pending
Application number
JP10195581A
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English (en)
Inventor
武 片岡
植田 捨男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Publication date
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Publication of JPS585592A publication Critical patent/JPS585592A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は圧力流体の伝達に使用されるホースに関する
ものであシ、更に詳しくは圧力流体供給へ の脈動吸収用ホースの改良に関するものである。
一般に自動車のパワーステアリング装置、各種油圧装置
または各種空圧装置などの圧力流体装置は第1図にブロ
ック図で示すようにポンプのような圧力流体供給装置1
と、その圧力流体によって作動する作動装置2と、これ
らの装置を連続する圧力伝達用配管3及び排出管4より
構成されている。しかし乍ら吐出口Aから吐出されてる
供給口Bに供給される圧力流体は圧力脈動が生じている
ため、圧力伝達用配管3が振動して騒音が発生し、ハ 人口りに送り戻される。
このため、供給装置1の吐出口Aと作動装置2の供給口
Bとを連通ずる圧力伝達用配管3としては、第2図に示
すように圧力脈動吸収のためにある程度体積膨張な編組
補強層が補強されていると共に両端にソケット5、ニッ
プル6及び口金7よりなる継手金具を持ち、しかも一端
がニップル6内に固定されたフレキシブル螺旋状鋼管8
が挿入配置されて成るゴムホース3などが提案されてい
た。
この場合、このゴムホース3構造は音響学的に考えた場
合、膨張形消音器(主にして断面の不連続部における音
のエネルギの反射を利用してその伝搬を防ぐもの)に相
当するものと想定される。
□1 つまり、この場合の音響学的に言う膨張形消音器とは第
3図の(a)に模型的に示すように、膨張部である空胴
体の長さをt1空胴体内に挿入された人力管の長さをt
a、入力管と尾管の孔断面積をS、および空胴体の孔断
面積を82とすれば、減衰量(△)は、 20tog Iaoskta l で示され、減衰の周波数特性は第3図の(b)にみられ
るように、膨張形消音器の基本形の持つ周波数特性(点
線で示したところ)に比べて減衰の悪い周波数の谷間(
減衰量−0)が少々少なくなり、これは空胴体内に人力
管の一部を挿入してtaを形成したことが有効に効いて
いるからであり、第2図のゴムホース3を第3図の(a
)に示す膨張形消音器にあてはめた場合第6図の(b)
に示すような脈動吸収に役立っていると想定されるとい
うことである。しかし乍らそのように想定した場合、第
6図の(b)において効き目のない谷間の周波数も存在
することから、例えば自動車のパワーステアリング装置
の油圧ポンプ(第1図で示せば、圧力流体供給装置1を
言う。)などでは、エンジンの駆動のために回転数が変
動し、それについて脈動圧力の周波数も変動するため、
前記した膨張形消音器として作用するゴムホース3では
脈動吸収にムラが生ずる恐れがあり、その対策が望まれ
ている。
しかも長いゴムホース3構造の場合、フレキンプル螺旋
管8も長くなる傾向にあり、可撓性が悪くなると共に高
価になりがちである。更にはゴムホース3長さが変わる
毎に適切なフレキシブル螺旋管8の長さを見い出す実験
を必要とした。
この発明は以上のような点に鑑み、圧力流体供給装置か
ら吐出される圧力流体の脈動圧力を効率よく吸収するこ
とのできる新規な圧力流体の脈動吸収用ホースを提供す
ることを目的として為されたもので、その要旨とすると
ころは両端に継手金具を持つホースにおいて、そのホー
ス内には一端が前記一方の継手金具のニップル内に固定
された圧力流体による膨張が不可能なしかも前記ホース
より短かいフレキシブル管が挿入されて成り、しかも前
記フレキシブル管の自由端である他端側には前記他端と
適当な空間を隔てたところのホース内にはオリフィスが
設けられてなる圧力流体の脈動吸収用ホースにある。
以下この発明の脈動吸収用ホースの一実施例を図面を参
照して説明すれば、第4図においてホースは第2図に示
すゴムホースと同様に、その壁内に繊維補強層成るいは
全屈補強層などが埋め込まれており、第2図と同様にそ
の両端には継手金具が取り付けられている。しかも第2
図と同様にゴムホース乙の内径よりも小さい外径から成
ると共に圧力流体による膨張が不可能なフレキシブル螺
旋状鋼管9がこの場合は第2図のフレキシブル管8よシ
短かい状態で取り付けられた構造と成っており、この発
明の一部を特徴づけている。1oがこの発明の一部を特
徴づけると共にフレキシブル管9の自由端側前方に適当
な空間を隔てて挿入された小孔11を有するオリフィス
にして、このオリフィスにより流体の流れを収縮させる
(いわゆる流体絞りの)働きをするように成っている。
しかもこの場合オリフィス10をゴムホース3の外側か
らソケット12を圧縮減径することによシ固定したもの
であるが、ホースバンドなどで位置を固定しても差し支
えなく、オリフィス1oだけで位置が移動が起こらない
場合はそれらのソケット12やホースバンドは必ずしも
必要ではない。
16は第2図と同様にフレキシブル管9の自由端がゴム
ホースの内周面を損傷しないようにその自由端部に被せ
た保護キャップである。
斯かる構成において、内圧流体が第4図にも示すように
矢印の方向からフレキシブル管9中を通ってキャップ1
6を通ってキャップ13の自由端に致って膨張した流れ
は、一部は対向しているオリフィス10の小孔11内部
へ一直線に進むものと、オリフィス1oの端面に当たっ
てゴムホース6の内周面とフレキシブル管9の外周面で
形成している空隙14に進むもの等に分流する。
この場合キャップ16の自由端を出た流体をオリフィス
10の小孔11によって収縮させる働きをすると共に空
隙14は音響学的には閉管として作用するので反射した
流れを更に反射させる働きをするのでオリフィス10を
出た屏林流体は脈動が小さくなり成るいは脈動成分がな
くなって作動装置に致るのである。
この発明に係るホースの脈動吸収効果をみるために行な
った試験の結果は次の通りである。
試験方法としては自動車用パワーステアリング装置で圧
力供給装置である回転数11000rp、流量6 t/
Xの油圧ポンプに有効長490mmのゴムホースの一端
を継ぎ、他端を作動装置であるパワーステアリングギヤ
に継ぎ、パワーステアリングギヤの圧力流体供給口に圧
力センサーを取り付けて脈動圧力の信号を取り出してア
ンプで増幅した後、周波数分析にかけて油圧ポンプに特
有な周波数成分の脈動圧力を得るようにした。その試験
結果は次表に示す通りであり、従来ホースの場合と比較
して本発明のホースを使用したときの脈動圧力のレベル
は8a可氏下し、すなわちi /2.5に小さくなった
この場合、表におけるtaは第3図(a)のtaに相当
するフレキシブル管のニップル先端面から自由端面まで
の長さである。
40dB=0.IKy/cJ 伺、この−例においてはフレキンプル管9として図示は
しないが断面が台形と三角形の二種類の細い銅帯を互い
に接触させた状態で螺旋巻き全することによって圧力流
体による膨張が不可能な螺旋管構造としたものを用いた
場合を示したが、このフレキシブル管としては可撓性を
有し、しかも圧力流体による膨張が不可能なものであれ
ば、その構造に限定されるものではない。
以上のように、この発明の圧力流体の脈動吸収用ホース
は、両端に継手金具を持つホースの内部にフレキシブル
管を一端を片方の継手金具に固定した形で挿入固定し、
しかもそのフレキシブル管の自由端前方には適宜な空間
を隔ててオリフィスを挿入固定した構造とすることによ
り、実験結果に示す如く圧力流体の脈動を緩和して脈動
圧力を従来ホースの1/2.5に低減させることができ
るものであり、そのために脈動による発生する騒音は減
少する。
また、従来のゴムホースのようにゴムホースの長短に合
わせてフレキシブル管の長さを変更するという必要性は
全く々く、そのために経済的でもある。従ってその工業
的価値は極めて犬なるものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、圧力流体装置を示すブロック図、第2図は従
来のホースを示す縦断面図、第3図の(a)および(b
)は挿入管膨張形消音器の概略図およびその消音器の減
衰特性を示すグラス、第4図はこの発明の一実施例を示
すホースの縦断面図である。 1:圧力流体供給装置、2:作動装置、3:圧力伝達用
配管(ゴムホース)、 4:排出管、5,12:ソケット、 6:ニップル、7:口金、 8.9=フレキシブル螺旋状鋼管、 10ニオリフイス、11:小孔、 16:保護キャップ、14:空隙。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 両端に夫々継手金具が接続一体化されたホースにおいで
    、そのホース内には一端が前記一方の継手金具のニップ
    ル内に固定された圧力流体による膨張が不可能なしかも
    前記ホースより短かいフレキシブル管が挿入されて成シ
    、シかも前記フレキシブル管の自由端である他端側には
    前記他端と適当な空間を隔てたところにオリフィスが設
    けられて成ることを特徴とする圧力流体の脈動吸収用ホ
    ース。
JP10195581A 1981-06-29 1981-06-29 圧力流体の脈動吸収用ホ−ス Pending JPS585592A (ja)

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Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59146694U (ja) * 1983-03-19 1984-10-01 日輪ゴム工業株式会社 脈動吸収ホ−ス
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JPH06342621A (ja) * 1993-06-01 1994-12-13 Shitan Yukiko タイマ装置
KR20040029615A (ko) * 2002-10-01 2004-04-08 엘지전선 주식회사 스파이럴 튜너 호스를 사용하는 맥동저감용 고압호스
JP2021085419A (ja) * 2019-11-25 2021-06-03 いすゞ自動車株式会社 オリフィス移動規制構造

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