JPS5855264Y2 - ジエツトル−ムにおける補助ノズルの配列構造 - Google Patents

ジエツトル−ムにおける補助ノズルの配列構造

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JPS5855264Y2
JPS5855264Y2 JP9894979U JP9894979U JPS5855264Y2 JP S5855264 Y2 JPS5855264 Y2 JP S5855264Y2 JP 9894979 U JP9894979 U JP 9894979U JP 9894979 U JP9894979 U JP 9894979U JP S5855264 Y2 JPS5855264 Y2 JP S5855264Y2
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JP
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weft
auxiliary nozzles
auxiliary
guide
arrangement structure
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JP9894979U
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JPS5615788U (ja
Inventor
浩 荒川
Original Assignee
株式会社豊田自動織機製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はジェットルームにおける補助ノズルの配列構造
に関するものである。
通常、ジェットルームにおいて緯入れ動作は、第1図に
示すようにスレー1上の筬2が織布3の緯口へ緯糸を筬
打ちし、その後後退し、緯糸ガイド4が経糸5の開口内
に進入すると、緯入れ用の主ノズルから空気とともに緯
糸が前記緯糸ガイド4の通路4aに向かって噴出され、
緯入れ動作が開始される。
ところが、この緯糸が緯糸ガイド4の通路4a内に完全
に挿入され、緯糸の先端が主ノズルと反対側で吸引把持
装置により吸引把持されるか、把持経糸で把持されて緯
入れ動作が終了するまでには、1回の織成動作時間すな
わち1サイクルの約キの緯入れ動作時間が必要であり、
これを第2図によりクランク角で示すと、クランクが1
20°から180°まで回動される間に、緯糸ガイド4
は第1図実線位置から同図二点鎖線で示す筬2の最後退
位置まで距離りだけ後退し、クランクが180°から2
40°まで回動される間に、緯糸ガイド4は第1図二点
鎖線位置から同図実線位置まで前進されることになる。
従って、クランクが120°から180°まで回動する
緯入れ動作前半においては緯糸ガイド4の通路4a内の
空気流及び緯糸が緯糸ガイド4に対して相対的に前方へ
移動されることになり、反対にクランクが180°から
240°回動する緯入れ動作後半においては緯糸ガイド
4の通路4a内の空気流及び緯糸が緯糸ガイド4に対し
て相対的に後方へ移動され、このために緯糸がその慣性
により緯糸ガイドに当って緯入れミスになるという欠陥
があった。
一方、緯糸ガイド4と筬2の間には緯入れ動作を助勢す
るための補助ノズル6が等ピッチで配列されており、緯
入れ動作後半では前述した空気流及び緯糸の相対移動を
打ち消すように前記補助ノズル6が作用するので問題は
ないが、緯入れ動作前半において補助ノズル6が前述し
た空気流及び緯糸の慣性力による相対移動を助長する方
向に作用するので、緯入れミスが起り易くなるという欠
陥があった。
本考案は上記欠陥を解消したものであって、その目的は
緯入れ動作前半及び後半のいずれにおいても主ノズルか
ら噴射される空気流の相対移動を打ち消すように補助ノ
ズルを配列することにより、緯入れをスムーズに行うこ
とができるジェットルームにおける補助ノズルの配列構
造を提供することにある。
以下、本考案を具体化した一実施例を第3図〜第5図に
ついて説明すると、図面中7はスレースウオード8によ
り揺動運動するスレー、9は筬、10は綜絖11により
開口運動される経糸である。
12は前記スレー7の上面に固定した横長四角柱状の取
付バーであって、その上面には長手方向に取付溝12
aを形威し、同じく長手方向に一対の平行な空気通路1
2bを形威し、さらに同通路12bと連通する通路12
Cを等ピッチで上面へ開口するように設けている。
13は前記取付バー12の取付溝12 aの基端部を挿
入して接着剤により接着固定した多数の緯糸ガイドであ
って、緯入れ用の主ノズル14から噴射される空気及び
この空気に乗って飛走される緯糸の通路13aを形成し
ている。
そして、これらの緯糸ガイド13のうち後記前半補助ノ
ズル15群及び後半補助ノズル16群のいずれにも対応
しない緯糸ガイド13を第5図aに示すように上側部を
若干開口するのみのクローズドタイプとし、前半補助ノ
ズル15と対応する緯糸ガイド13′は第5図すに示す
ようにその通路13a′を直立部のみのオープンタイプ
とし、さらに後半補助ノズル16と対応する緯糸ガイド
13″は第5図Cに示すようにその通路13a′を直立
部を切欠いて側方へ開口するオープンタイプとしている
15は取付バー12の織前側の通路12C′に挿入した
緯入れ用の補助ノズルであって、第3図に示すように主
ノズル14側の前半緯糸ガイド群F側において等ピッチ
(本実施例では緯糸ガイド6個分)で複数本配列されて
いる。
16は取付バー12の後方の通路12 Cに挿入した補
助ノズルであって、第3図に示すように緯入れ動作後半
と対応する後半緯糸ガイド群B側において等ピッチ(本
実施例では緯糸ガイド6個分)で複数本配列されている
次に、前記のように構成した緯入れ装置についてその作
用を説明する。
第3図実線は緯糸ガイド13及び補助ノズル15.16
が経糸10の開口部から出て筬9による筬打ちが終了し
た状態を示すものである。
この位置からスレー7が後方へ移動するとともに、綜絖
11が上下動して経糸10が開口運動し緯糸ガイド13
及び補助ノズル15.16が第3図工点鎖線で示すよう
に経糸10の開口部に進入すると、主ノズル14から緯
糸が噴射された空気とともに緯糸ガイド13、13’、
13″の通路13 a 、13 a ’、13 a
”内に飛走され緯入れが行われる。
同時に補助ノズル15.16からの緯糸の飛走に同期し
て空気が噴射され緯糸の移送が促進される。
さて、本考案実施例においては、緯糸ガイド13が織布
から後退する緯入れ動作前半には、緯糸ガイド13の通
路13a内を通過する空気及び緯糸の前方への慣性力に
よる相対移動を打ち消すように補助ノズル15から空気
を噴射させ、反対に緯糸ガイド13が織布へと前進する
緯入れ動作後半には、緯糸ガイド13の通路13a内を
通過する空気及び緯糸の後方への相対移動を打ち消すよ
うに補助ノズル16がら空気を噴射させるようにしたの
で、緯糸が緯糸ガイド13の通路13aの中心部を飛走
することができ、安定した緯入れを行うことができる。
なお、本考案は次のような実施例で具体化することも可
能である。
(イ)第5図すに示す緯糸ガイド13′を省略し、又は
同図二点鎖線で示すように補助ノズル15の上部を彎曲
させてこのノズル15にガイドを兼用させること。
(ロ)補助ノズル15.16に代えて第6図a、l)に
示すように補助ノズル孔15a、16aを有する緯糸ガ
イド13を使用すること。
(ハ)補助ノズル15に代えて第7図aに示すように下
方への空気及び緯糸の慣性力による相対移動をも打ち消
す補助ノズル孔15 a 、15 bを有する緯糸ガイ
ド13を使用し、補助ノズル16に代えて第7図すに示
すように上方への空気及び緯糸の慣性力による相対移動
をも打ち消す補助ノズル孔16 a 、16 bを有す
る緯糸ガイド13を使用すること。
この場合には、第1図に示すように緯入れ動作時におけ
る緯糸ガイド4の上下移動による空気及び緯糸の上下方
向の相対移動L′を打ち消してより安定した緯入れ動作
を行うことができる。
(ニ)緯入れ動作の前半と後半の境において、補助ノズ
ル15.16を省略するか、又は前後にバランスをとっ
て配置するようにすること。
前者は緯入れ動作の前半と後半の境において空気及び緯
糸の慣性力による前後方向の相対移動が生しないことの
みを考慮した対策であるが、後者は緯入れ動作後半に緯
糸か゛失速し易いのでこれを防止するための対策である
このように本考案は1回の緯入れ動作中、緯入れ動作前
半に緯糸先端が通過する前半緯糸ガイド群については、
織前側に補助ノズルを配列し、緯入れ動作後半に緯糸先
端が通過する後半緯糸ガイド群については、流側に補助
ノズルを配列したことにより、緯入れ動作をスムーズに
行うことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の緯入れ装置の側面図、第2図は1サイク
ルの織成動作をクランク角で示す説明図、第3図は本考
案に係る緯入れ装置の側面図、第4図はスレーの平面図
、第5図a、l)、cは緯糸ガイド及び補助ノズルの拡
大斜視図、第6図a、l)及び第7図a、l)はそれぞ
れ補助ノズルを兼用した緯糸ガイドの別個を示す正面図
である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 11回の緯入れ動作中、緯入れ動作前半に緯糸先端が通
    過する前半緯糸ガイド群については、織前側に補助ノズ
    ルを配列し、緯入れ動作後半に緯糸先端が通過する後半
    緯糸ガイド群については、流側に補助ノズルを配列した
    ことを特徴とするジェットルームにおける補助ノズルの
    配列構造。 2 補助ノズルは前半、後半緯糸ガイド群の境付近にお
    いて、織前側及び流側にバランスして配列されている実
    用新案登録請求の範囲第1項記載のジェットルームにお
    ける補助ノズルの配列構造。 3 前半緯糸ガイド計測に配列された補助ノズルと対応
    する緯糸ガイドは省くか、又は直立部のみである実用新
    案登録請求の範囲第1項記載のジェットルームにおける
    補助ノズルの配列構造。 4 後半緯糸ガイド計測に配列された補助ノズルと対応
    する緯糸ガイドは側方へ開口するものである実用新案登
    録請求の範囲第1項記載のジェットルームにおける補助
    ノズルの配列構造。 5 補助ノズルは緯糸ガイドに形成された補助ノズル孔
    である実用新案登録請求の範囲第1項記載のジェットル
    ームにおける補助ノズルの配列構造。
JP9894979U 1979-07-17 1979-07-17 ジエツトル−ムにおける補助ノズルの配列構造 Expired JPS5855264Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5615788U JPS5615788U (ja) 1981-02-10
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