JPS5853694B2 - 優れた磁気特性を有する面内無方向性高珪素鋼薄帯の製造方法 - Google Patents

優れた磁気特性を有する面内無方向性高珪素鋼薄帯の製造方法

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JPS5853694B2
JPS5853694B2 JP55107745A JP10774580A JPS5853694B2 JP S5853694 B2 JPS5853694 B2 JP S5853694B2 JP 55107745 A JP55107745 A JP 55107745A JP 10774580 A JP10774580 A JP 10774580A JP S5853694 B2 JPS5853694 B2 JP S5853694B2
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    • C21D8/12Modifying the physical properties by deformation combined with, or followed by, heat treatment during manufacturing of articles with special electromagnetic properties
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    • C21D8/1211Rapid solidification; Thin strip casting

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、優れた磁気特性を有する(100)面内無方
向性高珪素鋼薄帯の製造方法に関するものである。
Siを3%程度含有する珪素鋼板は優れた軟磁気特性を
有するので、トランス、回転機、発電機等の電気機器の
鉄心材料として広(使用されている。
しかしながらこのような珪素鋼板は通常熱間圧延と冷間
圧延とを経て製造されるので、その製造工程が多段階に
なり、かつより高品質のものを製造するにはそれなりに
複雑で精密な焼鈍などを施す必要があるので、その製造
コストは他鋼種の鋼板のそれに比して格段に高価となる
ことは避られない。
近時溶鋼を円孔状あるいはスリット状ノズルから高速回
転する冷却体例えばローラなどの外周表面に噴出させ、
急冷凝固させて薄帯を製造する方法が公開されている。
なかでもSi2〜8%、好ましくは6〜7%を含有する
薄帯を上記方法によって製造することは技術的にも容易
であり、かつ製造コストは格段に低下することが知られ
ている。
このようにSiを多く含有する珪素鋼素材、特にSi
5%以上を含有する素材は従来の圧延方法によっては薄
帯となすことは困難であり、工業的に従来製造されたこ
とはなかった。
ところで前記急冷凝固して製造される薄帯は、製造され
たままの状態では歪が大きく、また集合組織的にも好適
な状態ではないので磁気特性は従来の珪素鋼に比して一
般的には劣っている。
しかしながらこの薄帯を1000〜1300℃の高温で
焼鈍すると歪が除去されるばかりでなく板面に平行な(
100)面を有する粒が異常成長して粒径の大きな(1
00)面内無方向組織が形成されることが知られており
、このような組織をもつ薄帯は優れた磁気特性を有する
ので応用面から極めて好ましい。
さて本発明者等は特願昭54−164693号(特開昭
56−87627号)によって、急冷凝固後の薄帯に1
050〜1300℃の温度範囲内で1×10 〜5×1
O−7Torrの真空中に3分間以上裸出させつつ焼鈍
を施すことを特徴とする極めて磁気特性の優れた(10
0)面内無方向性珪素鋼薄帯の製造方法を提案し、また
この方法において焼鈍を施す際に800〜1050’C
までの平均昇温速度を100’C/hr以上とするとさ
らに良い磁気特性が得られることも提案した。
しかしながら前記方法における真空焼鈍あるL・は高速
昇温焼鈍は工業技術的に困難であるばかりでなく、コス
ト高になるという不利が残っていた。
本発明は、本発明者等が先に提案した特願昭54−16
4693号記載の方法を改良することを目的とし、特許
請求の範囲記載の方法によって前記目的を達成すること
ができる。
次に本発明の詳細な説明する。
本発明者等は、溶融珪素鋼を冷却体の移動冷却面上にノ
ズルより噴出させ、急冷凝固させて薄帯を製造する前に
前記溶融珪素鋼中に結晶粒−次成長抑匍膝能を有する元
素を添加含有させると上記の真空焼鈍あるいは高速昇温
焼鈍を必ずしも施さなくても、尖鋭な(100)面内無
方向組織が得られ、また真空焼鈍を付加するとさらに尖
鋭な(100)面内無方向組織を得ることができ、磁気
特性の優れた高珪素鋼薄帯をより容易に低コストで安定
して製造することができることを新規に知見して本発明
を完成した。
さてSi 2%以上を含有する珪素鋼は、γ変態がない
ので高温で焼鈍することにより結晶粒を犬き(すること
ができ、またSiはFe中に含有されると電気抵抗を高
くするので、Siは電気鋼板には最も好ましい元素のI
つである。
Siが約6.5%Fe中に含有されると、磁歪ははg消
失し、従って鉄損は大巾に減少するので最良の特性が得
られることが知られている。
一方Siが8%を超えると飽和磁束密度が1.8T以下
になり、トランスなどの鉄心として用いることができな
くなるばかりでなく、著しく脆くなり、さらに磁歪が大
きくなるため鉄損が増大することが知られている。
本発明によれば、以上の理由から基本組成としてSi
2〜8%を含有させ、Siのほかに磁気特性ならびに機
械加工性を向上させるため、Ni、Cu、Mo、W、C
o、Crのなかから選ばれる何れか1種または2種以上
を小量含有させることもできる。
しかしながら0.S、N、Cなどの不可避的不純物は結
晶粒成長を抑制する作用を有するのみならず、最終成品
に残留すると介在物あるいは析出物として磁気特性、特
に鉄損を劣化させるので、S、N、Cなどが除去される
1 000 ’C以上の高温焼鈍あるいは特別な脱炭焼
鈍を通常族さない無方向性珪素鋼にあっては、これらの
元素の含有を製鋼時に極力低くなるように抑える必要が
あるが、本発明においてもOは可能な限り低くすること
が望ましい。
またCの高い溶鋼を用いると、成品になるまでの工程で
、脱炭焼鈍工程を設ける必要があるので、可能な限り低
くすることが好ましく、今日の製鋼技術においてもOは
30 ppm以下に、Cは50 ppm以下にすること
ができる。
ところで本発明によれば結晶粒−次成長抑制元素を積極
的に添加、含有させるのであるが、このような元素とし
ては、S、Se、Te、As、Sb。
Bi、B、可溶性AI(以下Al5olと記す)を用い
ることができ、さらにMnあるいはNを含有させると前
記元素の結晶粒−次成長抑!l職能を向上させることが
できる。
次に本発明を実験データに基いて説明する。
CrO,02%、CuO,01%を含み、さらに前記第
1表に示す成分組成を有するそれぞれの溶鋼を0.8m
m厚×20朋巾の直方形スリットを有するノズルより5
00〜600 rpmで回転する直径500mmの双ロ
ールの外周面のロール噛込部附近に噴出させて厚さ10
0〜150μ肌の薄帯をそれぞれ製作した。
これらの薄帯にA12o3、Mgo、CaO粉末などの
層間剥離剤を塗布してコイル状に巻き、1150℃×6
0MILの箱焼鈍を施した。
900℃までの加熱はN2雰囲気中で、900〜115
0℃の間の加熱および500℃までの冷却はH2雰囲気
中で行なった。
800℃から1050℃までの平均昇温速度は60℃/
hr であった。
これらの薄帯のコイルを巻き戻して剥離剤を除去した後
、各鋼種について直流のB −Hループから保磁力Hc
を求めた。
測定での最大磁束密度Bmは1.0〜1,5Tとしたが
、H値はこの範囲のBrnの変化によって殆んど変化し
なかった。
測定結果を第1および2図に示す。
不可避的不純物を低く抑え、さらに特別に添加元素を加
えない組成(例えば第1図において、AI、Sの含有量
が極めて少ない範囲)の薄帯ではH6は約200m0e
であるのに対して適当量のAI、As、B、Bi、S、
Sb、Se、Teを添加、含有させた組成の薄帯では、
Heが200m0e 以下になり、100 mOe 程
度にまで低くなる。
一般に応用土量も重要な特性である鉄損は、ヒステリシ
ス損と渦電流損から成る。
本発明の高珪素鋼薄帯では、Si量が多いので電気抵抗
が高く、又、厚みが薄いので、渦電流損は従来の珪素鋼
に比して、本質的に小さくなっている。
したがって、ヒステリシス損が、鉄損の大部分を占める
このヒステリシス損は、Heにはg正確に比例するので
、結局、本発明の対象である高珪素鋼薄帯においてはH
eO値が低い程、鉄損が低く、商品価値の高い電磁鋼帯
であると言える。
第1,2図から明らかなように、80.005〜0.0
60%、Se O,002〜0.060%、Te0.0
02〜0.010%、As0.005〜0.200%、
SbO,005〜0.200%、Bio、003〜0.
030%、Bo、0003〜0.0100%、A 18
o10.008〜0.100%のなかから選ばれる何れ
か1種を上記成分組成範囲内で添加含有させれば、この
ようは結晶粒−次成長抑制元素を含有しない薄帯に比べ
て、より優れた磁気特性を有する薄帯を製造することが
できる。
よって本発明によれば、上記のような添加添素の何れか
少なくとも1種を添加含有させることが必要であり、そ
の量は単独添加および複合添加の場合とも上記含有量の
範囲とすることが肝要であるが、とりわけ複合添加の場
合はそれぞれの含有量をバランスさせて、He値が10
0m0e 附近の保磁力とすることがより好ましい。
第2表に多種の添加元素を含有する薄帯を種々の条件で
焼鈍した時のHe値を示す。
Siを6.5%含有し、他の成分を低く抑えた削記特開
昭54−164693号記載の珪素鋼薄搦(例えば第2
表中Aの如き)に比べてSiが同一量の本発明による薄
帯は一般的にHe値が低くなることが判り、この傾向は
特に昇温速度が遅(、かつガス雰囲気を用いる焼鈍した
薄帯において著しい。
またSi2.8%あるいは7.5%を含有する薄帯にあ
っても本発明によるものはHe値が低くなることが判る
さらに本発明者等は、S、Se、Te なとの第■族元
素を添加した時に、Heの特性値がMn含有量によって
大きく変化することを新規に知見した。
Si 6.3〜6.8%含有し、MnとS以外の不可
避的不純物元素としてC0,006%、NO,004%
、00.003%を含有する薄帯を前述の方法で焼鈍し
た時の8%とMn量との関係によるHe値の変化を第3
図に示す。
同図によれば、S O,005〜0.060%の範囲内
で、かつMn0.01〜0.15%の範囲内ではHe値
が200m0e 以下となり、優れた磁性を有する薄帯
を製造することのできることが判る。
またSeあるいはTeを添加した薄帯にあっても、Mn
量とHe値との関係は同様であった。
しかしながら、S、Se、Te以外の結晶粒−次成長抑
制元素を含有する薄帯にあっては、Mnの含有量によっ
て実質的に特性の変化は認められなかった。
”sol とNのそれぞれの含有量の変化とHe値と
の関係を第4図に示す。
この場合のSiおよび不可避的不純物の含有量ならびに
焼鈍方法は上記の場合と同様である。
同図より明らかなようにAl5olを添加含有させた場
合にはN含有量を20〜90 ppmの範囲内に調整す
ると、優れた特性を有する薄帯を得ることができること
が判る。
一方AI以外の元素を添加含有させた場合には、このよ
うな関係は認められず、一般的にはN含有量を低く抑え
た方がHe値は低くなる傾向にあった。
以上述べたようにS、Se、Te、As、Sb、Bi、
B、 A15olの何れか1種または2種以上、きには
さらにはMn、Nを適当量添加含有させることによりH
e値の低い、すなわち鉄損値の低い高珪素鋼薄帯を得る
ことができることが判る。
これら薄帯の高温焼鈍後の組織は前記諸元素を含有しな
い高珪素鋼薄帯に比べて結晶粒が大きく、しかも個々の
結晶粒の(100)面が板面に高度に平行になるように
配夕1ルている。
すなわち上記の添加元素を含有させると粒径の大きな(
100)面内無方向組織になっており、このためにHe
値は低下するのであるが、従来このような現象は3次再
結晶現象として知られている。
しかしながら、上記3次再結晶は例えば真空中などでの
1050〜1300℃の高温焼鈍によって生起するので
、その技術管理が困難であった。
例えば先に引用した特願昭54−164693号に記載
の結晶粒−次成長抑制元素を含有しない珪素鋼薄帯にあ
っては、■×10−2〜5×1O−7Torrの真空中
で焼鈍し、しかも800℃から1050 ’Cまでの平
均昇温速度を100℃/ hr以上にしないと磁気特性
の優れた(100)面内無方向性珪素鋼薄帯を製造する
ことができず、しかもこのような高温下での真空焼鈍あ
るいは急速加熱焼鈍は今日でも技術的に容易ではないの
みならず、コストが高くなるので、工業的メリットも少
ないということができる。
これに対して本発明によれば、微量の元素を添加含有さ
せるだけで通常のガス雰囲気と箱焼鈍炉による焼鈍によ
って優れた珪素鋼薄帯を製造することができる点におい
て、工業的メリットは極めて犬である。
ところで本発明によれば、所定の成分組成の溶鋼を適当
な形状のノズルを経て冷却体の移動冷却面上に噴出させ
て急冷、凝固させると一挙に薄帯を製造することができ
る。
冷却体としては単ロール、双ロール(2つのロール直径
が同一あるいは異なるロール)、ドラムあるいは連続回
転ベルト等が知られており、これらを用いて適当な条件
を選択すれば平滑で銀白色の金属光沢を呈した薄帯を製
造することができる。
しかし冷却体の表面が充分に平滑でないか、あるいは大
量の溶鋼を連続して噴出させて横帯を製造する場合には
、薄帯の表面粗度は粗くなることがあり、このようなと
きには、表面の酸化度に応じて酸洗処理などを施した後
に圧延を施すことが好ましい。
冷却、凝固したままの薄帯あるいはこの薄帯を圧延した
後の薄帯は通常磁気特性が悪いので、直ちには鉄心材料
として使用することはできない。
上記薄帯を焼鈍するため昇温すると、600 ’C附近
から歪の除去ならびに再結晶が始まり、800〜100
0℃の間では結晶粒成長が生起する。
しかしこのような低温焼鈍によっては結晶粒径も小さく
、また(ioo)面内無方向組織も充分には発達してい
ないから、磁気特性の改善は見られない。
特に本発明によれば、S、Se等の粒成長抑制元素が含
有された薄帯であるため低温焼鈍を施しても粒成長が抑
制され、また薄帯中に粒成長抑制元素が固溶するか、あ
るL・は析出物として残存しているため、かかる元素を
含まない薄帯に比べて鉄損値は通常劣ることになる。
しかしこのような薄帯を1050℃以上の温度で焼鈍を
施すといわゆる3次再結晶と呼ばれている異常粒成長が
生起し、(ioo)面内無方向組織が形成される。
この3次再結晶は前述のように本発明による粒成長抑制
元素を含有させることにより容易に生起するようになる
この3次再結晶のための焼鈍は、その目的を達成するこ
とができる限りどのような方法で実施しても良い。
工業的には連続焼鈍や箱焼鈍が慣用されているが、薄帯
の高温焼鈍という性格上箱焼鈍が技術的に容易である。
この焼鈍においては添加したS、Se、TeあるいはN
、B等の析出物形成元素を拡散によって表面層に濃縮さ
せ、適当な表面反応によって鋼中から除去することが必
要である。
これらの元素が多量に残存しているとMnS、FeS、
BN。
Fe2N等の微細な析出物が鋼中に分散し、鉄損値は劣
化する。
よって表面層に析出物形成元素を濃縮させるためには一
般に焼鈍温度を高くすることが好ましく・が、1300
℃以上での焼鈍は工業技術的に困難であるし、コストが
極めて高くなるので実用的でない。
一般的には1200℃程度の焼鈍でこれらの元素は除去
される。
本発明によれば、3次再結晶のための焼鈍を1050〜
1300℃の温度範囲内で施す。
かくして製作された高珪素鋼薄帯は使用される電気機器
に応じ、必要により絶縁コーチング処理等を施して鉄心
材料として用いることができる。
【図面の簡単な説明】
第1および2図は異種元素それぞれの添加量とHe (
moe )との関係を示す図、第3図はS量とMn量
との両者がHe(mOe)に及ぼす関係を示す図、第4
図はN量とAl5ol 量との両者がHc(mOe)
に及ぼす関係を示す図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 lSi2〜8%を含有する溶鋼を冷却体の移動冷却面上
    にノズルから連続的に噴出させ、急冷、凝固させて薄帯
    となし、次に焼鈍を施す高珪素鋼薄帯の製造方法におい
    て、前記溶鋼中に結晶粒成長抑制元素として0.005
    〜0.060%の810.002〜0.060%のSe
    、0.005〜0.20%のAs 、 0.005〜0
    .20%のSb 、 0.003〜0.030%のBi
    、0.0003〜o、oioo%のBおよびo、oos
    〜0.100%の可溶性AIのうちから選ばれる少くと
    も一種を含有せしめ、かつ急冷、凝固させてなる薄帯を
    そのままあるいは圧延を施した後1050〜1300°
    Cの温度範囲内で焼鈍を施すことを特徴とする優れた磁
    気特性を有する( 100)面内無方向性高珪素鋼薄帯
    の製造方法。 2Mn0.01〜0.15%を含有する溶鋼を用いる特
    許請求の範囲第1項記載の方法。 3 No、0020〜0.0090%を含有する溶鋼
    を用いる特許請求の範囲第1あるいは2項記載の方法。
JP55107745A 1980-08-07 1980-08-07 優れた磁気特性を有する面内無方向性高珪素鋼薄帯の製造方法 Expired JPS5853694B2 (ja)

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