JPS585258A - 枚葉紙輪転印刷機の排紙装置における裏面印刷機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、排紙装置の排紙バイルに向かって延びていて
印刷機と同期的に駆動されるエンドレスなチェーンコン
ベヤを備えた枚葉紙輪転印刷機の排紙装置における裏面
印刷機構であって、インキ装置、湿し装置、版胴、ゴム
胴及び圧胴から成っている形式のものに関する。

印刷機において排紙装置のチェーンコンベヤ若しくはそ
の一部を活用して、すでに印刷した枚葉紙を付加的に印
刷する装置はすでに公知である。

西ドイツ国特肝第５４１６８３号明細書に記載された枚
葉紙オフセット印刷機は枚葉紙の印刷された側に後から
印刷するだめの凸版印刷Ｆ〜楡を有している。この凸版
印刷機構は、印刷惨の排紙装置内に取付けられ、排紙装
置のチェーンコンベヤと協働する。図示の印刷形式を活
用するために、印刷機構から排紙装置への軌道に付加的
な２つ７のグリッパ間引渡し箇所が必要であり、まず枚
葉紙をチェーンコンベヤのチェーン上側区分にもたらし
、次いで枚葉紙を凸版印刷機械による印刷の後に本来の
排紙コンベヤに引き渡すようになっている。それという
のはチェーンコンベヤが２つの部分に分割されているか
らである。第１の部分の排紙胴は凸版印刷機構のための
圧胴としても用いられ、グリッパを案内するために特別
な構造を必要とする。

西ドイツ国特許８８１０４３号明細書に記載された枚葉
紙輪転印刷機は２つの印刷機構を備えており、これらの
うちの一方の印刷機構は表面印刷にかつ他方は裏面印刷
に適している。この場合表面印刷機構の後方の排紙装置
チェーンコンベヤの引渡し胴は裏面印刷機構のための圧
胴として構成されている。このような構成は付加的なグ
リッパ間引渡し箇所を避けるものであるが、チェーンコ
ンベヤのグリッパを裏面印刷機構の圧胴内で案内するこ
とは困難である。この場合印像展開（転写）の際の困難
を避けるためには高い費用がかかる。さらにこのような
融通性のない印刷機構造は変化する印すリ条件にとって
は高価でかつ不確実である。それというのはこの場合に
も印刷間にグリッパ間引渡し箇所が位置しているからで
ある。

さらに西ドイツ国特許出願公開第２０１３６８６号明細
書に記載された枚葉紙オフセット印刷機は枚葉紙の両面
印刷に適している。このために、表面印刷機構の近くに
裏面印刷用の別の印刷機構が設けられている。表面印刷
機構は固有の印刷機架台内に取付けられているのに対し
て、裏面印刷機構は排紙装置の架台内に配置されている
。裏面印刷機構は裏面印刷が引渡し胴として作用する圧
胴の上に展開されるように構成されている。中間胴が表
面印刷機構から裏面印刷機構へのチェーンコンベヤと本
来の排紙コンベヤとを接続している。従ってこの場合に
は付加的な５つの胴が必要であり、枚葉紙が搬送に際し
て付加的な２つのグリッパ間引渡し箇所を通る。さらに
第１のコンベヤの引渡し胴が裏面印刷機構の圧胴として
構成されており、高価である。

スイス国特許第５５６７４０号明細書に記載された枚葉
紙輪転印刷機はチェーン排紙装置の軌道内に作業ステー
ションを有している。この場合チェーンコンベヤは特別
な構造を有している。チェーンコンベヤは離反旋回可能
であらねばならず、そうでなければ部分的に印刷板の操
作空間に存在することになるからである。このような理
由から付加的な作業ステーションがチェーンコンベヤの
寸法及び構造を考慮することなしにはコンベヤの枚葉紙
保持側区分にしか組み込まれない。もちろんチェーン案
内は可動であり、かつ作業ステーションの半径に適合さ
せられていなければならない。

印刷機において、チェーンコンベヤの枚葉紙を印像展開
に適合させ印刷機構を通して若しくは印刷機）から案内
する装置も公知である。

西ドイツ国特許第１３３０３１７号明細書には、枚葉紙
をチェーンコンベヤを用いて１回のグリツノク引渡しで
複数の印刷機構を通して順次案内スルことが記載されて
いる一チェーンコンベヤは枚葉紙を給紙装置から印刷区
域を通して排紙コンベヤへ搬送して、次いで大きな変向
車を介して印刷機構の下側を支持されずに戻されるよう
になっている。チェーンコンベヤの戻す側区分の戻り案
内は高い費用を必要とする。さらに前後して位置する複
数の印刷機構のために、遊びを伴う１つのチェーンを用
いることは問題である。それというのはチェーンの摩耗
及び緊張状態に応じて最初の印刷機構と最俵の印刷機構
との間に見当合わせの大きな誤差が生じるからである。

これを避けるだめの費用は、著しく高い。

西ドイツ国特訂２１１１０４９号明細書にけ枚葉紙輪転
印刷機において印像展開中の枚葉紙区域と、枚葉紙排紙
装置のチェーンコンベヤを用いた枚葉紙始端部の搬送運
動との間の速度差を補償する装置が記載されている。こ
のような速度調節は高い費用を必要とする。チェーン循
環系を印刷機構伝動車のピッチ円直径に配置することに
よって簡単に同じ効果が得られるが。

これによってチェーンコンベヤがチェーン車の直径拡大
に応じて延長され、すなわちスペースを必要とする。

従って本発明の目的は、表面印刷機構で印刷された枚葉
紙を裏面印刷するための簡単かつ申し分なく操作可能な
装置を提供して、この装置が付加的な空間及び構成部材
を用いることなしに枚葉紙輪転印刷機の排紙装置内に組
み込まれ得るようにすることである。この場合、付加的
な枚葉紙引渡し１枚葉紙案内における迂回、印像展開に
おける速度調整若しくは圧胴として作用する排紙胴又は
引渡し胴のように特別に形成された構成部分を必要とし
ないようにすることである。

この目的を達成するために本発明の構成では、圧胴がチ
ェーンコンベヤの排紙バイル間に向かって運動するチェ
ーン区分と排紙バイルから戻るチェーン区分との間に胴
周壁で以って、チェーンコンベヤの排紙バイルに向がっ
て運動するチェーン区分のグリッパのグリッツぞ支持部
の通過する軌道の高さに配置されており、ゴム胴が圧胴
及び版胴に当付は可能に、排紙バイルに向かって運動す
るチェーン区分の外側に配置されてお凱版胴がゴム胴に
対して調節可能にゴム胴の下側で排紙装置の架台内に配
置されており、圧胴が周壁に軸線方向に延びる切欠きを
備えていて、グリッパが圧胴の回転中に排紙バイルに向
かう方向及び排紙ノミイルから戻る方向です」欠きを通
過できるようになっており、最後の裏面印刷機構から致
来する枚葉紙がゴム胴と圧胴との間の軌道に浴って通過
させられ、見当合わせの正確な状態で裏面印刷されるよ
うにした、。

本発明の構成により、版胴、ゴム胴及び圧胴は表面印刷
機構の胴に対して小さい同一直径を有している。圧胴は
周壁に胴溝の形の軸線方向に延びる切欠きを有している
。エンドレスな−ｆチェーンコンベヤチェーン軌道内に
おける胴の配置及び大きさによって、枚葉紙を保持して
排紙バイルに向かって走行するグリッパも排紙バイルか
ら戻るグリッパも特別な同期機構なしに圧胴の胴溝を確
実に通過することができる２、このために、裏面印刷機
構の胴がチェーンコンベヤと同様に印刷機と同期的に駆
動させられるたけでよい。これによって圧胴の構造が極
めて間単になる。圧胴とゴム胴の軸線及びゴム胴と版胴
の軸を結ぶ線が排紙バイルに向かって１８（１”より小
さい角αを成して交差していると、申し分なく操作でき
る接近可能な特にコンパクトな構造が得られる。裏面印
刷機構における枚葉紙の引渡しが不必要になる。それと
いうのはチェーンコンベヤが枚葉紙を直接にゴム胴と圧
胴との間を通して案内するからである。

本発明による裏面印刷機構は簡単な形式でかつ枚葉紙輪
転印刷機の排紙装置の状態を大きく変更させることなし
に排紙装置内に組み込まれる。この場合裏面印刷機構は
チェーンコンベヤ内に完全統合される。裏面印刷機構は
必要に応じて迅速に運転させられ、かつ不作用時には個
々のユニットを成す表面印刷機構及び裏面印刷機構にお
けるようには裏面印刷機構の大部分は不必要に運動させ
られることはない。従って印刷機が自在に利用される。

次に図面を用いて本発明の実施例を具体的に説明する： 第１図には枚葉紙輪転印刷機の排紙装置１の配置形式が
示されている。この場合、エンドレスなチェーンコンベ
ヤ３が印＠１１された枚葉紙１６を搬送するために最後
の表面印刷機構Ｓ（詳細には図示せず）から排紙パイル
２に向かって延びている。排紙装置ｌの架台内には表面
印刷された枚葉紙１６を裏面印刷するだめの印刷機構が
配置されている。この場合ゴム胴５．Ｊｉ胴４゜インキ
装置８及び湿し装置７はチェーンコンベヤの下側で排紙
装置１のスタンド内に配置さｔしている。裏面印刷のた
めの印刷機構の胴の配置形式は第２図に正確に示されて
いる。

圧Ｍ６はエンドレスなチェーンコンベヤ３のチェーン案
内軌道１３間に不動に支承されている。この場合、枚葉
紙を搬送するチェーン下側区分１４と空で戻るチェーン
上側区分１５とは圧胴６の近くを、チェーンコンベヤ３
のグリッパｌＯが圧胴６の切欠き９内に進入できるよう
に通過する。

別の胴は圧胴６の下側で排紙装置１のスタンド内に支承
されており、ゴム胴５が偏心体１１を介して版胴４及び
圧胴６に対して当付は可能であり、かつ版胴４が偏心体
１２を介してゴム胴５に対して当付けられ得る。圧胴６
及びゴム胴５の軸を結ぶ線と版胴４及びゴム胴５の軸を
結ぶ線とは排紙ノ々イル２の方向でかるく角αを成して
互いに交差して延びている。従ってゴム胴５は容易に当
付けられるが離反旋回もさせられ得る。インキ装置８及
び湿し装置７は作用順序で版胴４に接触している。

枚葉紙裏面印刷装置の胴の幾何学的形状はチェーンコン
ベヤ３に適合せしめられている。圧胴６は一チェーンコ
ンベヤ３におけるグリッパ１゜を通過させるために切欠
き９を有している。圧胴６の外周はチェーンコンベヤ３
の隣接するグリッパ１０間の間隔に正確に相応している
。圧胴６は、チェーン下側区分４０１つのグリッパ１０
とチェーン上側区分５の１つのグリッノソ１゜が回転毎
に順次に圧胴の切欠き９を通過するように配置されてｈ
る。従って圧胴６の切欠き９カヘルトの一方の側の区分
で１つのクリッパ１゜とちょうど合致した場合に、ベル
トの他方の側の区分ではちょうど互いに隣接する２つの
グリッパ１０が圧胴６に対して互いに等しい距離をおい
て位置する。裏面印刷機構の胴（４，５ｔ６）は胴溝若
しくは切欠きが転動に際して互いに合致するように配置
されている。

胴の周速度は表面印刷された枚葉紙１６の搬送速度に相
応して・おり、これによって圧胴６とゴム胴５との間の
印刷区域における正確な印像展開（転写）が行われる。

この裏面印刷機構の胴の周速度は表面印刷機構の印像展
開速度に相応していない。表面印刷された枚葉紙１６は
最後の表面印刷機構Ｓの排紙胴からチェーン車のピッチ
円より大きい中間胴に引き渡される。

搬送区域では枚葉紙１６は遅いチェーン速度で搬送され
る。従って裏面印刷機構の胴は表面印刷機構の胴と同じ
回転数ではあるが低い搬送速度に適合させられた比較的
小さい直径を有している。これにより胴がよりコンノゼ
クトに構成される。このようにして裏面印刷機構はチェ
ーンコンベヤ３を大きく変更することなしに排紙装置１
内に組み込まれ得る。チェーンコンベヤ３の下側の空間
の適当な形状によって、裏面印刷機構に十分に接近可能
であり、」一方からの接近性も得られる。

第３図から明らかなように、ゴム胴５は圧胴６と版胴４
との間の空間からｐ：Ｉ４．反旋回させられ得るように
なっている。ゴム胴５け裏面印刷を行わない場合には枚
葉紙案内１７の切欠き２・１から外方へ旋回させられて
いる。不都合な空気力作用が生じることｆ：避けるため
に、ゴム胴５は圧胴６に対して少なくとも２０ｍ＋ｎの
間隔を有しておく必要がある。このためにゴム胴５はト
グルレノニー１８に支承されており、軸１９を中心とし
てトグルレバーに係合する空気カシリンダ２０を用いて
破線で示した位置２１へ旋回させられる。ゴム胴５を旋
回させた後に、空気カシリンダ２２に取付けられたガイ
ドセグメント、２３が枚葉紙案内２７の切欠き２１１内
へ移動させられる５、従って表面印刷された枚葉紙１６
が前記箇所を表面印刷の行われない場合でも影％１を受
けることなしに通過できる。

裏面印刷機構における印刷過程はオフセット印刷法で通
常の条件に基づき行われる１、しかしなから前記裏面印
刷機構は付加的な央面印５ｌｉｌｌのような変更が印ｆ
ｒｉ１１過程中に迅速に実施されイ（Ｉる印刷過程は圧
胴６、ゴム胴５及び版胴Ｉをｒｙいに当＋１けることに
よって制御される。ゴム胴５の直径を変えることによっ
て運動学的な影響を及ぼすことも可能である。この可能
性はゴｌ、胴５におけるブランケットの厚さを変化させ
ることによって実現される。例えばプランケットか０、
１　ｍｍ厚くされると、すなわち直径が０２□ｍ’にき
くなると、周囲はほぼ０．６３　ｍｍ延長して、周速度
がわずかに大きくなり、印刷された枚葉紙１６がゴム胴
５によっていくらか押される　これに対応して、ゴム胴
５の直径を減少させることによって、印刷された枚葉紙
１６をグリッパ１０に対して緊張することもできる。

裏面印刷機構は有利には解離可能な連結部１１′介して
印刷機械駆動装置によって、駆動さｆｌるが、　　　　
１固有の駆動装置によって駆動することもできイ。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示すものであって、第１図は枚
葉紙輪転印刷機の排紙装置内に組み込まれた裏面印刷機
構の概略的な側面図、第２［ンｊは裏面印刷機構の胴の
配置形式を示す側面図、第３図はゴム胴を旋回させるた
めの装置及びガイドセグメントを移動させる装置を有す
る範囲の１１１１１而図である。 ｌ・・・排紙装置、２・・・排紙パイル、３・・・チェ
ーンコンベヤ、４・・・版胴、５・・・ゴム胴、６・・
・圧胴、７・・・湿し装置、８・・・インキ装置、９・
・・切欠き、１０・・・グリッパ、１１及び１２・・・
偏心体、ｌ：う・・・チェーン案内軌道、１４・・・チ
ェーン下側区分、１５・・・チェーン上側区分、１６・
・・枚葉紙、１７・・・枚葉紙案内、１８・・・トグル
レバー、１９・・軸、２０・・・空気力／リンダ、２１
・・・位置、２２−・空気カンリンダ、２３・・・ガイ
ドセグメント、２Ｉ・・切欠き、Ｓ・・・表面印刷 −３［ 手続補正書（方式） 昭和５７年８　月ノ３　　日 特許庁長官殿 １、事件の表示　昭和５７年特許願第７０５３７号２、
発明の名称 枚葉紙輪転印刷機の排紙装置における裏面印刷機構３、
補正にする者 事件との関係　特許出願人 ４、復代理人 別紙のとおり 但し図面の浄書（内容に変更なし）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　排紙装置の排紙ノ々イルに向かって延びていて印
   刷機と同期的に駆動されるエンドレスなチェーンコンベ
   ヤを備えた枚葉紙輪転印刷機の排紙装置における表面印
   刷機構であって、インキ装置、湿し装置、版胴、ゴム胴
   及び圧胴から成っている形式のものにおいて、圧胴（６
   ）がチェーンコンベヤ（３）の排紙バイハ２）に向かっ
   て運動するチェーン区分と排紙バイル（２）から戻るチ
   ェーン区分との間にそれも胴周壁で以って、チェーンコ
   ンベヤ（３）の排紙ノゼイル（２）に向かって運動する
   チェーン区分のグリッパ（１ｏ）のグリッパ支持部の通
   過する軌道の高さに配置されており、ゴム胴（５）が圧
   胴（６）及び版胴（４）に当付は可能に、排紙バイルに
   向かって運動するチェーン区分の外側に配置されておケ
   、版胴（４）がゴム胴（５）に対して調節可能にゴム胴
   の下側で排紙装置（１）の架台内に配置されており、圧
   胴（６）が周壁に軸線方向の切欠き（９）を備えていて
   、グリッパ（１０）が圧胴（６）の回転中に排紙バイル
   （２）に向かう方向並びに排紙バイルから戻る方向で圧
   胴の切欠き（９）を通過できるようになっており、最後
   の表面印刷機構（Ｓ）から到来する表面印刷された枚葉
   紙（１６）がゴム胴（５）と圧胴（６）との間の軌道に
   沿って通過させられ、正確に見当合わせされた状態で裏
   面印刷されるようになっている、枚葉紙輪転印刷機の排
   紙装置における裏面印刷機構１．２　圧胴（６）、ゴム
   胴（５）及び版胴（４）の軸を結ぶ線が排紙バイル（２
   ）に向かう方向で１８０’より小さい角（α）を成して
   いる特許請求の範囲第１項記載の裏面印刷機構。 ３、　圧胴（６）、ゴム胴（５）及び版胴（４）が同一
   直径を有している特許請求の範囲第１項若しくは第２項
   記載の裏面印刷機構。 ４、　圧胴（６）、ゴム胴（５）及び版胴（４）の直径
   が表面印刷機構（Ｓ）の胴の直径より小さくなっており
   、表面印刷された枚葉紙（６）の排紙装置（１）内にお
   ける搬送速度が裏面印刷機構の圧胴（６）、ゴム胴（５
   ）及び版胴（４）の周速度に相応している特許請求の範
   囲第３項記載の裏面印刷機構。 ５、　ゴム胴（５）が適当な機構によって圧胴（６）か
   ら少なくとも２０ｍ離れた位置へ離反旋回可能であり、
   ゴム胴の代りに枚葉紙ガイドセグメント（２３）が枚葉
   紙案内（１７）の切欠き（２４）内へ移動可能である特
   ′ｆｆ詩求の範囲第１項記載の裏面印刷機構。