JPS5852092B2 - イツポウクラツチ - Google Patents

イツポウクラツチ

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JPS5852092B2
JPS5852092B2 JP50037752A JP3775275A JPS5852092B2 JP S5852092 B2 JPS5852092 B2 JP S5852092B2 JP 50037752 A JP50037752 A JP 50037752A JP 3775275 A JP3775275 A JP 3775275A JP S5852092 B2 JPS5852092 B2 JP S5852092B2
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JP
Japan
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rotating body
ring
rings
raceway surfaces
outer ring
Prior art date
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Expired
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JP50037752A
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English (en)
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JPS5260367A (en
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信夫 高田
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Publication of JPS5852092B2 publication Critical patent/JPS5852092B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、円すいころ軸受状に形成した内輪と外輪とを
備え、該内輪及び外輪の軌道面間にスプラグとして働く
回転体が設けられ、該回転体の回転軸線を前記軌道面母
線に対して適当に傾け、自由回転時に前記回転体を案内
する案内鍔を内又は外輪の軌道面端部に設け、その際内
輪及び外輪の軌道面と前記回転体とが該回転体の長手方
向で少くとも2箇所以上接触する一方クラッチに関する
この種の一方クラッチは例えば特公昭第46−2112
6号公報に記載されている。
この周知例の場合、内外輪の同体化は内外輪相互がその
軌道面を近付ける方向に軸方向に運動し、回転体を介し
てその軌道面間にくさび作用を発揮させることによって
行われ、他方この状態から自由回転する場合、内輪及び
外輪相互がその軌道面を離隔する方向に運動する。
この場合、このかん合運動を容易にするために内輪及び
外輪の軌道面が常時回転体に適当なモカで接触している
ことが望ましい。
上記の周知例では内外輪はある範囲内で自由に相対変位
可能となっているため、時として回転体が内外輪軌道面
のいずれかに適当な圧力で圧接せず空転して内外輪が容
易にかん合せず、クラッチの掛りが不安定になるおそれ
がある。
この欠点の他、内外輪それぞれの相対位置が変化するの
で、駆動又は被動軸のどちらか一方に、この相対位置の
変化量に応じた遊びを考慮しなければならない。
更にこの周知例の場合、一方クラッチのかん金時にその
かん合を促進し且っかん合容量、即ち伝達トルク量を限
定するために、内外輪倒れか一方の軌道面端に鍔を設け
ている。
しかしながらこの鍔は伝達トルクが過大になると回転体
を介在させて内外輪が相対的に回転し、従って回転体と
内又は外輪軌道面間に滑りが生じ、この結果回転体がそ
の面に摩耗部分を形成し、従って自由回転時には平滑な
回転を行えず、従って通常の軸受の機能を損うという結
果を生じる。
従って本発明は上述周知例の欠点を除いた一方クラッチ
を提供することを課題とする。
この課題は本発明により次の様にして解決する。
周知例の一方クラッチの衝突鍔を外した単位一方クラッ
チの偶数個を同軸上に一列に配列し、隣接する一対の単
位クラッチは内輪及び外輪の軌道面の傾斜が面対称にな
るように配置し、内輪同志又は外輪同志のうちの互いに
近付けた場合に単位一方クラッチの内外軌道面が近付く
方の輪同志を相互に固定し、他方の輪同志間にこれらを
互いに離隔する方向に付勢することにより回転体を内外
軌道面に適当な圧力で圧接させる予圧装置を設ける。
この様に構成した本発明による一方クラッチは次の利点
を有している。
即ち、(1)1対の単位一方クラッチを面対称に配置し
、内輪又は外輪のいずれか一方を互いに固定したため、
かん金時に内外輪の中心平面が相対的に移動せず、駆動
又は被動軸のいずれにも遊びを考慮する心安がない。
(2)上記の予圧により駆動軸かかん合方向に回転した
時は内外輪は直ちに確実にかん合してくさび作用が発生
し、クラッチの掛りが安定する。
(3)回転体案内用案内鍔を設けていることにより。
自由回転時の回転体の姿勢制御を容易にしている一方、
かん金時にトルク容量に応じて内外輪が相対的に接近す
るので、確実でしかもやわらかいかん合が生じ、更に回
転体表面に損傷を与えない。
次に図面に示した実症例に従い本発明の詳細な説明する
第1図に示した本発明による一方クラッチはスリーブ1
の外側に内輪2を対向して(内輪2の大端側を隣接して
)スリーブ1上軸方向可動に設けられている。
両内輪2の回転運動は共通に設けられたキーBを介して
スリーブ1に伝達される。
従って両内輪2は常にキーB及びスリーブ1を介して共
転する。
両内輪2間には予圧装置としてバネ3が設けられ1両内
輪2が離隔する方向に押圧されている。
内輪2の外周に形成された軌道面にはスプラグとして働
く回転体4がその回転軸線を軌道面の母線に対して適当
に傾けて設けられ、該回転体の外側の軌道面を有する外
輪6がそれぞれ配置されている。
この場合外輪6相互間は締結ボルト7によって相互に固
定されている。
外輪6の端面側にはスラスト受カバー9が締結され、そ
のスリーブ側で一方をスリーブ1の端面で支持されたス
ラスト軸受10.11を支持している。
従って、内輪2の軸方向運動に伴うスリーブの軸方向運
動を支持している。
スプラグとして働く回転体4の形状は、円筒形、円錐形
1球面コロ形、つづみ型、双球形にすることができ、回
転体の形状に対応させて、内外輪の軌道面を直線、一葉
双曲線を形成するようにする。
次に本発明による一方クラッチの動作を説明する。
内輪2.即ちスリーブ1がクラッチのかん合方向に回転
すると、内輪2の回転に伴う回転体4は直ちに自転、公
転を行い、回転体4の回転軸心が内外輪軌道面母線に適
当に傾けられているため、その傾きにより内輪軌道面が
外輪軌道面に接近するように、即ち、内輪2がスリーブ
1上を摺動し外輪6に接近し、側内外輪軌道面間にくさ
び作用が生じ、その接近と共にくさび作用が強化され内
外輪が回転体を介して共転し始める。
内輪、即ちスリーブがクラッチの自由回転方向に回転す
ると、即ち、クラッチのかん合方向とは逆方向に回転す
ると、先ず回転体の傾きにより、内外輪の軌道面を離隔
する方に回転体が自・公転し、クラッチは解放される。
この場合、回転体4と案内鍔Pを設けた内輪2との相互
運動を第2図に示している。
自由回転時には、内輪2は矢印Sの方向に回転し、これ
と共に回転体4はこの方向に公転するので、回転体4の
端面は案内鍔PのA点で接触し、この位置ですべり摩擦
が発生する。
このすべり摩擦は回転体4の傾きを更に増大させるよう
な偶力を生ぜしめる。
一方案内鍔Pを設けていない場合を仮定して回転体の形
状を撰択する。
即ち、内輪2の円錐頂点に対し、遥かに遠くその円錐頂
点を形成する回転体列を形成すると、回転体の傾きを減
少させる様に構成できる。
即ち、回転体4及び内輪2の軌道直径をそれぞれ、a、
b。
A、Bとすればそのときの公転比は b B となるので1回転体の傾きを減少させるにはb 〉− B とする。
この様に傾きを減少させるように構成した回転体と、案
内鍔の回転体に与える傾き増加作用とを釣合せることに
より、自由回転時には回転体の回転軸心と内外輪軸心と
は同一平面に置くことができ、ころがり軸受本来の機能
を満足させることができる。
更に、この場合回転体の案内用保持器を設けると更に安
定した回転かえられる。
上記実施例では、単位一方クラッチを2個、内輪の大端
側が隣接する如く配置した例を示したが、逆に小端側が
隣接する如く配置される場合は内輪同志を互いに固定し
、外輪同志の間にこれらを互いに離隔せしめる方向に付
勢する予圧装置を設ければよい。
又、伝達トルクを大きくする必要がある場合は、上記の
2個の単位一方クラッチより戒る一方クラッチを複数組
同軸的に接続して成る一方クラッチを使用することによ
り目的を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による一方クラッチの軸方向断面図であ
り、第2図は回転体と内輪案内鍔との相対運動関係を示
す説明図であり、第3図は内輪の1部を欠いた斜視図で
ある。 2・・・・・・内輪、3・・・・・・予圧装置、4・・
・・・・回転体、6・・・・・・外輪、7・・・・・・
外輪締結ボルト。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 円すいころ軸受状に形成した内輪と外輪とを備え、
    該内輪及び外輪の軌道面間にスプラグとして働く回転体
    が設けられ、該回転体の回転軸線を前記軌道面母線に対
    して適当に傾け、自由回転時に前記回転体を案内する案
    内鍔を内又は外輪の軌道面端部に設け、その際内輪及び
    外輪の軌道面と前記回転体とが該回転体の長手方向で少
    くとも2箇所以上接触する単位一方クラッチの偶数個を
    同軸上に1列に配設して成り、隣接する一対の単位一方
    クラッチは内輪及び外輪の軌道面の傾斜が面対称になる
    如く配置され、内輪同志又は外輪同志のうち互いに近づ
    けた場合に夫々の単位一方クラッチの内外輪の軌道面が
    近づくような輪同志を相互に固定し、他方の輪同志間に
    これらを互いに離間せしめる方向に付勢して上記回転体
    を内外輪の軌道面に圧接せしめる予圧装置を設けた一方
    クラッチ。
JP50037752A 1975-03-31 1975-03-31 イツポウクラツチ Expired JPS5852092B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP50037752A JPS5852092B2 (ja) 1975-03-31 1975-03-31 イツポウクラツチ

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JP50037752A JPS5852092B2 (ja) 1975-03-31 1975-03-31 イツポウクラツチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5260367A JPS5260367A (en) 1977-05-18
JPS5852092B2 true JPS5852092B2 (ja) 1983-11-19

Family

ID=12506193

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50037752A Expired JPS5852092B2 (ja) 1975-03-31 1975-03-31 イツポウクラツチ

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JP (1) JPS5852092B2 (ja)

Cited By (2)

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WO1992016766A1 (fr) * 1991-03-18 1992-10-01 Nobuo Takada Dispositif absorbeur de couple
WO1993004294A1 (fr) * 1991-08-13 1993-03-04 Nobuo Takada Accouplement pour absorber les variations de couple

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Publication number Publication date
JPS5260367A (en) 1977-05-18

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