JP2000304121A - トロイダル形無段変速装置 - Google Patents

トロイダル形無段変速装置

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JP2000304121A
JP2000304121A JP11113562A JP11356299A JP2000304121A JP 2000304121 A JP2000304121 A JP 2000304121A JP 11113562 A JP11113562 A JP 11113562A JP 11356299 A JP11356299 A JP 11356299A JP 2000304121 A JP2000304121 A JP 2000304121A
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JP
Japan
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output
continuously variable
variable transmission
output gear
toroidal
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JP11113562A
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English (en)
Inventor
Shinji Miyata
慎司 宮田
Shigenobu Abe
重信 阿部
Takashi Imanishi
尚 今西
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NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】小型化を図ることが可能なトロイダル形無段変
速装置を提供する. 【解決手段】トロイダル形無段変速装置30はケーシン
グ4と入力軸1と一対の入力ディスク2a,2bと一対
の出力ディスク3a,3bと出力歯車34と3点接触玉
軸受41とを備えている。入力軸1と入力ディスク2
a,2bとは駆動源Eによって回転される。出力ディス
ク3a,3bは背面5a,5bを互いに相対した状態で
配されている。出力歯車34は出力ディスク3a,3b
の間に配されている。出力歯車34と出力ディスク3
a,3bとは連動して回転する。出力歯車34は一つの
3点接触玉軸受41によってケーシング4内に回転自在
に支持されている。3点接触玉軸受41は内輪42と外
輪43と玉44と保持器45とを備えている。内輪42
は第1及び第2の輪部材46,47を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、自動車
などの車両の動力の伝達などに用いられるトロイダル形
無段変速装置と、トロイダル形無段変速装置を備えた自
動車用トランスミッションと、トロイダル形無段変速装
置に用いられる転がり軸受に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車などの車両の動力の伝達などに用
いられる変速装置として、例えば、特許公報第2638
896号や、特公平7−96901号公報に示されたト
ロイダル形無段変速装置が用いられる。
【0003】この種のトロイダル形無段変速装置は、ケ
ーシングと、このケーシング内に配されるエンジンを含
む駆動源により回転駆動される入力軸と、この入力軸に
連動して回転するように支持された一対の入力ディスク
と、これらの入力ディスクそれぞれに相対して配された
一対の出力ディスクと、これらの入出力ディスクの間に
設けられたパワーローラと、入出力ディスクを互いに近
付ける方向に入出力ディスクのうち少くとも一方を押圧
する押圧機構と、を備えている。
【0004】前記一対の入力ディスクは、エンジンを含
む駆動源によって回転駆動される。前記一対の出力ディ
スクは、互いに、背面が相対した状態で配されている。
出力ディスクは、入力ディスクの回転に基く動力をパワ
ーローラなどを介して伝達される。出力ディスクは、入
力軸に対し回転自在に支持されているとともに、出力歯
車と連動して回転する。
【0005】前記出力歯車は、ケーシング内に二つのア
ンギュラ玉軸受によって回転自在に支持されている。ア
ンギュラ玉軸受は、入力軸に軸線に沿って併設されてい
る。
【0006】パワーローラは、入力ディスクと出力ディ
スクとの間に揺動自在に設けられかつ双方のディスクに
転接する。パワーローラが、その傾き角度を変化させる
ことで、トロイダル形無段変速装置の減速比を変化させ
ることができる。
【0007】前記押圧機構は、前記入出力ディスクを互
いに近づける方向に押圧して、前記駆動源から供給され
る回転駆動力を、入力ディスク、パワーローラ及び出力
ディスクなどを介して出力軸に伝達する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前述した
特許公報第2638896号や、特公平7−96901
号公報に示されたトロイダル形無段変速装置は、入力軸
の軸線に沿って併設された二つのアンギュラ玉軸受を用
いて出力歯車を回転自在に支持している。このため、入
力軸の軸線に沿って寸法が大きくなる傾向となってい
た。
【0009】特に、比較的高排気量のエンジンのトラン
スミッションとして用いようとすると、この高排気量の
エンジンに対応するため入出力ディスクなどの各部材の
厚さを厚くする必要がある。このため、より一層軸線に
沿った寸法が大きくなる傾向となっていた。例えば、前
記出力ディスクの軸線に沿った厚さが最も薄肉となる部
分を厚くする必要がある。
【0010】また、特公平7−96901号公報に示さ
れたトロイダル形無段変速装置は、前記一対の出力ディ
スクのうち一方の出力ディスクに、背面から凹に形成さ
れた座ぐり部を形成している。前記アンギュラ玉軸受
は、座ぐり部内に挿入された状態で出力ディスク及び出
力歯車を支持する。前記一対の出力ディスクの外形が互
いに異なっている。
【0011】このため、これらの出力ディスクを製造す
る際のコストが高騰する傾向となる。また、前記押圧機
構が入出力ディスクを互いに近づける方向に押圧する際
に出力ディスクに軸線に沿ったスラスト荷重が作用す
る。このスラスト荷重が作用すると、出力ディスクの形
状が互いに異なるため、これらの出力ディスクが互いに
異なった形状に弾性変形する。
【0012】とくに、これらの出力ディスクとパワーロ
ーラとが互いに接触する箇所における変形の状況が互い
に異なってしまう。このため、入力軸の軸線に沿って配
されたキャビティ間の動力の伝達が同期しにくくなり、
前後のキャビティにおけるそれぞれのトラニオンの挙動
が不安定となり、最悪の場合は制御不能となる。また、
座ぐり部を出力ディスクに形成すると、前述したスラス
ト荷重に対する耐久性が低下する傾向となる。
【0013】また、前記出力歯車には、この出力歯車と
互いにかみ合う歯車などからスラスト方向の荷重が作用
するとともに、このスラスト荷重によって生じるモーメ
ントが作用する。この種のモーメントが作用すると、出
力歯車を支持するアンギュラ玉軸受の玉が、前記軸線に
沿って微少に移動しながら周方向に沿って回転する。
【0014】このため、アンギュラ玉軸受の転動体を保
持する保持器と転動体とが互いに衝突し、保持器が破損
することがある。また、転動体が軸線に沿って微少に移
動しながら周方向に沿って回転するため、保持器が転動
体の運動を拘束することとなり、転動体が転動する際に
すべりが生じ、軸受の寿命が短くなる傾向となってい
た。
【0015】したがって本発明の第1の目的は、小型化
を図ることが可能なトロイダル形無段変速装置と、トロ
イダル形無段変速装置を備えた自動車用トランスミッシ
ョンと、を提供することにある。第2の目的は、トロイ
ダル形無段変速装置に用いられた際に寿命の低下を抑制
することができる転がり軸受を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し第1の
目的を達成するために、請求項1に記載の本発明のトロ
イダル形無段変速装置は、ケーシングと、前記ケーシン
グ内に配されかつ駆動源から回転駆動される入力軸と、
前記駆動源からの回転駆動力が伝達されかつ互いに背面
が相対した状態で前記入力軸に回転自在に支持された一
対の出力ディスクと、一対の出力ディスクの背面間に配
されかつこれらの出力ディスクと連動する出力歯車と、
前記出力歯車をケーシング内に入力軸の軸線回りに回転
自在に支持する転がり軸受と、を備えたトロイダル形無
段変速装置において、前記転がり軸受が、互いに接触し
かつ前記軸線に沿って併設される第1の輪部材と第2の
輪部材とを有するとともに前記出力歯車に固定される内
輪と、ケーシングに固定される外輪と、前記内輪と外輪
との間に転動自在に設けられた転動体と、前記転動体を
内輪と外輪との間に保持する保持器とを備え、前記転が
り軸受を一つのみ用いて前記出力歯車を回転自在に支持
することを特徴としている。
【0017】同様に第1及び第2の目的を達成するため
に、請求項2に記載の本発明のトロイダル形無段変速装
置は、請求項1記載のトロイダル形無段変速装置におい
て、前記転がり軸受の内輪の第1の輪部材と第2の輪部
材との互いに接触する端面のうち少なくとも一方の端面
にこれらの端面から凹に形成され、内輪と外輪との間に
潤滑剤を導く第1の潤滑剤導入路と、前記出力歯車に形
成されかつ前記第1の凹溝内に潤滑剤を供給する第2の
潤滑剤導入路と、を備えたことを特徴としている。
【0018】同様に第1及び第2の目的を達成するため
に、請求項3に記載の本発明のトロイダル形無段変速装
置は、請求項2記載のトロイダル形無段変速装置におい
て、前記転がり軸受の保持器が、転動体を転動自在に保
持するポケットを備え、前記ポケットが、前記軸線に沿
った長穴に形成されたことを特徴としている。
【0019】同様に第1の目的を達成するために、請求
項4に記載の本発明のトロイダル形無段変速装置は、請
求項1記載のトロイダル形無段変速装置において、前記
転がり軸受の内輪の第1の輪部材と第2の輪部材とがぞ
れぞれ、互いに接触して併設された際に対向合致する第
1の軌道溝と第2の軌道溝と、を備え、前記第1の輪部
材の第1の軌道溝と、第2の輪部材の第1の軌道溝との
曲率半径が互いに異なって形成されたことを特徴として
いる。
【0020】請求項1に記載されたトロイダル形無段変
速装置は、出力歯車をケーシングに対し回動自在に支持
する際に、転がり軸受を一つのみ用いるので、入力軸の
軸線方向に沿った寸法が大きくなることを抑制できる。
また、前記転がり軸受の内輪が、互いに接触しかつ前記
軸線に沿って併設される第1の輪部材と第2の輪部材と
を備えている。このため、前記転がり軸受は、内輪が軸
線に対し直交する平面に沿って二分割された3点接触玉
軸受となっている。
【0021】したがって、転がり軸受は、出力歯車など
を介して入力軸の軸線に沿った荷重が作用しても、この
スラスト方向の荷重を支持でき、出力歯車を所定の位置
に位置決めして支持することができる。
【0022】請求項2に記載されたトロイダル形無段変
速装置は、内輪を構成する第1の輪部材と第2の輪部材
とのうち少なくとも一方が内輪と外輪との間に潤滑剤を
導く第1の凹溝と、出力歯車が前記第1の凹溝内に潤滑
剤を導く第2の凹溝と、を備えている。このため、潤滑
剤を内輪と外輪との間に確実に導くことができ、この転
がり軸受が焼き付くことが抑制でき、寿命の低下を抑制
することができる。
【0023】請求項3に記載されたトロイダル形無段変
速装置は、転がり軸受の保持器のポケットが、軸線に沿
った長穴に形成されている。このため、出力歯車などを
介してスラスト荷重が作用して、転動体が周方向に沿っ
て転動する際に軸線に沿って微少に変位しても、この転
動体の軸線に沿った変位を妨げない。このため、保持器
と転動体とが互いに接触して、保持器が破損することが
抑制される。したがって、保持器及び転がり軸受の寿命
の低下を抑制することができる。
【0024】請求項4に記載されたトロイダル形無段変
速装置は、前記第1の輪部材の第1の軌道溝と第2の輪
部材の第2の軌道溝の曲率半径が互いに異なっている。
なお、このとき、第1及び第2の輪部材のうち前記出力
歯車などから作用するスラスト荷重を支持する頻度が少
ない方の輪部材の軌道溝の曲率半径を大きくし、かつ前
述したスラスト荷重を支持する頻度が少ない方の輪部材
の軌道溝の曲率半径を小さくするのが望ましい。
【0025】この場合、前記スラスト荷重を支持する頻
度が少ない輪部材の軌道溝における玉との接触面積が小
さくなり、かつスラスト荷重を支持する頻度が多い輪部
材の軌道溝における玉との接触面積が大きくなる。この
ため、第1の輪部材がスラスト荷重を支持する際の軌道
溝と玉との間に生じる圧力と、第2の輪部材がスラスト
荷重を支持する際の軌道溝と玉との間に生じる圧力と
が、互いに近づくこととなって、転がり軸受における動
力の損失を抑制することが可能となる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
ないし図5参照して説明する。
【0027】図1はトロイダル形無段変速装置としての
ダブルキャビティ式ハーフトロイダル形無段変速装置3
0を備えた自動車用トランスミッション31の一部を示
す断面図である。
【0028】自動車用トランスミッション31は、図1
に示すように、ダブルキャビティ式ハーフトロイダル形
無段変速装置30を備えている。ダブルキャビティ式ハ
ーフトロイダル形無段変速装置30は、図1に示すよう
に、ケーシング4と、エンジン等を含む駆動源Eによっ
て回転駆動される入力軸1と、一対の入力ディスク2
a,2bと、一対の出力ディスク3a,3bと、複数の
パワーローラ10と、押圧機構としてのローディングカ
ム機構6と、を備えている。
【0029】ケーシング4は、その内部にトロイダル形
無段変速装置30などを収容する。なお、図1において
は、ケーシング4の一部のみ示している。入力軸1は、
ケーシング4内に収容されている。入力軸1は円管状に
形成されている。入力軸1は、その内周に、一端部1a
から潤滑剤が供給される。
【0030】入力ディスク2a,2bは、入力軸1に、
この入力軸1の軸線Pに沿って互いに間隔を有して配さ
れている。入力ディスク2a,2bは、互いに対向した
状態で支持されている。入力ディスク2a,2bは互い
に同軸的に配されている。
【0031】入力ディスク2a,2bは、入力軸1と同
軸的に配されている。入力ディスク2a,2bは、ボー
ルスプライン係合部によって入力軸1に取付けられてお
り、入力軸1と連動して回転する。入力ディスク2a,
2bは、入力軸1の軸線Pに沿って摺動自在に設けられ
ている。
【0032】出力ディスク3a,3bは、前記一対の入
力ディスク2a,2bの間に、入力ディスク2a,2b
それぞれと対向して設けられている。出力ディスク3
a,3bは、互いの背面5a,5bを相対させた状態で
配されている。出力ディスク3a,3bは、入力軸1に
対して遊嵌した状態で支持されている。出力ディスク3
a,3bは、互いに同軸的に配置されかつ互いに同期し
て回転する。
【0033】これら出力ディスク3a,3bの背面5
a,5bの間には、出力歯車34が配されている。出力
歯車34は、出力ディスク3a,3bと同軸的でかつ入
力軸1に対して遊嵌した状態で配されている。出力歯車
34は、入力軸1に遊嵌する円筒部35と、この円筒部
35から外周に向かって突出しかつ歯36を有する歯部
37と、を備えている。出力歯車34は、出力ディスク
3a,3bとスプライン係合によって連結されている。
出力ディスク3a,3bと出力歯車34とは互いに連動
して回転する。
【0034】出力歯車34は、ケーシング4内に転がり
軸受としての3点接触玉軸受41によって、入力軸1の
軸線P回りに回動自在に支持されている。出力歯車34
は、3点接触玉軸受41一つによって回転自在に支持さ
れている。3点接触玉軸受41は、円環状に形成された
内輪42と、内輪42の外径より大きな内径を有する円
環状に形成された外輪43と、転動体としての玉44
と、保持器45などを備えている。
【0035】内輪42は、それぞれ円環状に形成された
第1の輪部材46と、第2の輪部材47と、を備えてい
る。第1の輪部材46と第2の輪部材47とは、互いの
内径及び外径が略同径に形成されている。第1の輪部材
46と第2の輪部材47とは、図2に示すように、端面
46a,47aを互いに接触させかつ出力歯車34の円
筒部35の外周に嵌合して配されている。
【0036】第1の輪部材46と第2の輪部材47と
は、端面46a,47aを互いに接触させた際に、互い
に対向合致する第1の軌道溝48と、第2の軌道溝49
と、を備えている。第1の軌道溝48は、第1の輪部材
46の外周面と端面46aとに亘って、第1の輪部材4
6の全周に亘って形成されている。第1の軌道溝48
は、断面円弧状に形成されている。
【0037】第2の軌道溝49は、第2の輪部材47の
外周面と端面47aとに亘って、第2の輪部材47の全
周に亘って形成されている。第2の軌道溝49は、断面
円弧状に形成されている。
【0038】なお、図示例において、第1及び第2の輪
部材46,47のうち駆動源Eに近い第1の輪部材46
はフロント側輪部材をなしており、駆動源Eから離れた
側に位置する第2の輪部材47はリヤ側輪部材をなして
いる。
【0039】外輪43は、ケーシング4に嵌合して配さ
れている。外輪43は、その内周面に断面円弧状の軌道
溝50を備えている。玉44は、内輪42と外輪43と
の間に転動自在に配されている。玉44は、内輪42の
第1及び第2の軌道溝48,49及び外輪43の軌道溝
50内を転動自在となっている。
【0040】保持器45は、円環状に形成されており、
玉44を内輪42と外輪43との間に転動自在に保持し
ている。保持器45は、図3に示すように、周方向に沿
って等間隔に配されたポケット51を備えている。ポケ
ット51は、保持器45を貫通している。ポケット51
は、その内周に玉44を転動自在に保持する。ポケット
51は、図3など示すように、入力軸1の軸線Pに沿っ
た長穴に形成されている。
【0041】図3(A)に示した場合では、ポケット5
1は、軸線Pに沿った平行部52と、この平行部52の
両端に設けられた円弧部53とを備えた長穴に形成され
ている。図3(B)に示した場合では、ポケット51
は、長手方向が軸線Pに沿った楕円形状の長穴に形成さ
れている。前述した構成によって、玉44は、軸線Pに
沿って移動自在にポケット51内に保持されている。
【0042】また、第1の輪部材46の端面46aと、
第2の輪部材47の端面47aと、のうち少なくとも一
方には、図2に示すように、これらの端面46a,47
aから凹に形成された凹溝54が形成されている。図示
例において、凹溝54は、端面46a,47a双方に形
成されている。これらの凹溝54は、前記端面46a,
47aが互いに接触した際に、互いに対向合致する。こ
れらの凹溝54は、内輪42と外輪43との間に潤滑剤
を導くことができるようになっている。凹溝54は、第
1の潤滑剤導入路をなしている。
【0043】また、前記出力歯車34及び入力軸1に
は、第2の潤滑剤導入路55などが形成されている。こ
の第2の潤滑剤導入路55は、入力軸1の内周面から3
点接触玉軸受41の内輪42の凹溝52とに亘って潤滑
剤を導く。
【0044】出力歯車34の歯部37の歯36には、従
動歯車38が噛んでいる。この従動歯車38は、入力軸
1と平行に配された出力軸39に支持されている。出力
軸39は、前記入力軸1に基づく回転駆動力を取り出
す。従動歯車38と出力軸39とは、スプライン係合な
どによって互いに固定されている。従動歯車38と出力
軸39とは、互いに連動して回転する。前述した構成に
よって、出力歯車34は、出力軸39と連動して回転す
る。
【0045】また、出力歯車34と従動歯車38は、そ
れぞれはすば歯車となっている。このため、出力歯車3
4と従動歯車38は、互いに噛み合って連動して回転す
る際に、前記軸線Pに沿いかつ互いに逆向きのスラスト
荷重T1,T2が作用する。
【0046】なお、図示例において、出力歯車34に
は、図中の矢印T1に沿う駆動源Eから離れた方向に指
向したスラスト荷重が作用する。従動歯車48には、図
中の矢印T2に沿う駆動源Eに近づく方向に指向したス
ラスト荷重が作用する。
【0047】このため、前述したスラスト荷重T1が出
力歯車34に作用すると、出力歯車34が内輪42とと
もに、スラスト荷重T1に沿って駆動源Eから離れた方
向に摺動しようとする。すると、内輪42を構成する第
1の輪部材46と第2の輪部材47とのうち主に第1の
輪部材46の軌道溝48が玉44と接触することによっ
て、前述したスラスト荷重T1を支持することとなる。
このため、主に第1の輪部材46の第1の軌道溝48が
スラスト荷重T1を支持して、出力歯車34を所定の位
置に位置決めして支持する。
【0048】したがって、図示例では、第1の輪部材4
6と第2の輪部材47とのうち、第1の輪部材46の方
が玉44と接触する頻度が多くなる。第2の輪部材47
は玉44と接触する頻度が少なくなる。
【0049】パワーローラ10は入力ディスク2a,2
bと出力ディスク3a,3bとのそれそれの間に揺動自
在に設けられている。パワーローラ10は、双方のディ
スク2a,2b,3a,3bに転接する。パワーローラ
10はそれぞれ入力ディスク2a,2b及び出力ディス
ク3a,3bに転接するトラクション部10aを備えて
いる。
【0050】入力ディスク2a,2bと出力ディスク3
a,3bとの間に、それぞれトラニオン8が設けられて
いる。トラニオン8は、枢軸7を中心として図1中の矢
印Rで示す方向に揺動することができる。トラニオン8
の中心部に変位軸9が設けられている。変位軸9それぞ
れにパワーローラ10が回転自在に支持されている。こ
れらのパワーローラ10は、入力ディスク2a,2bと
出力ディスク3a,3bとの間において、その傾き角度
をトロイダル形無段変速装置30の変速比に応じて変化
させる。
【0051】トラニオン8とパワーローラ10との間
に、パワーローラ軸受として機能するスラスト玉軸受1
1が設けられている。スラスト玉軸受11は入力ディス
ク2a,2b及び出力ディスク3a,3bからパワーロ
ーラ10に加わるスラスト方向の荷重を支承し、かつパ
ワーローラ10の回転を許容する。スラスト玉軸受11
を構成する複数個の玉12は、円環状の保持器14によ
って保持されている。保持器14は、トラニオン8に設
けた円環状の外輪13と、回転部としてのパワーローラ
10との間に設けられている。
【0052】ローディングカム機構6は、図1に示すよ
うに、一対の入力ディスク2a,2bのうち一方の入力
ディスク2aの背面15a側に設けられている。
【0053】ローディングカム機構6は、前記入力軸1
に支持されたディスク状のローディングカム21と、カ
ムローラ22と、を備えている。ローディングカム21
は、前記入力ディスク2aの背面15a側に設けられて
いる。ローディングカム21の入力ディスク2aに相対
する面には、周方向に沿って凹凸に形成されたカム面2
3が形成されている。ローディングカム21は、駆動源
Eと連動して回転する。ローディングカム21は、玉軸
受24によって入力軸1に対し回転自在に支持されてい
る。
【0054】カムローラ22は、ローディングカム21
と入力ディスク2aとの間に配されている。カムローラ
22は、入力軸1の軸線Pに関し放射方向に沿った軸線
Q回りに回転自在に設けられている。カムローラ22
は、入力軸1の軸線P回りに複数配されている。
【0055】前述した構成によって、ローディングカム
機構6は、エンジンを含む駆動源Eによってローディン
グカム21が連動して回転すると、ローディングカム2
1のカム面23が複数のカムローラ22を入力ディスク
2aに向かって押圧する。そして、入出力ディスク2
a,2b,3a,3bを互いに近づける方向に、カムロ
ーラ22を介して入力ディスク2aが押圧される。
【0056】前述した構成によれば、本実施形態のダブ
ルキャビティ式ハーフトロイダル形無段変速装置30
は、一つの3点接触玉軸受41によって、出力歯車34
がケーシング4内に回転自在に支持されている。このた
め、入力軸1の軸線Pに沿った寸法が大きくなることが
抑制される。また、3点接触玉軸受41が出力歯車34
を支持するので、出力歯車34と従動歯車38との噛み
合いによって生じるスラスト荷重T1を確実に支持でき
る。
【0057】また、3点接触玉軸受41の内輪42と外
輪43との間に、入力軸1の一端部1aから供給される
潤滑剤が第2の潤滑剤導入路55及び凹溝54を介して
導かれる。このため、3点接触玉軸受41が焼き付くこ
とを抑制でき、この3点接触玉軸受41の寿命の低下を
抑制できる。
【0058】さらに、前述したスラスト荷重T1が出力
歯車34に作用しかつ出力歯車34は3点接触玉軸受4
1によって位置決めされている。このため、図4(A)
に示すように、出力歯車34の従動歯車38が噛み合っ
た側に位置する歯部37が駆動源Eからはなれる方向に
付勢されかつ出力歯車34の従動歯車38から離れた側
に位置する歯部37が駆動源Eに近づく方向に付勢され
て、図中の矢印Mに沿う曲げモーメントが出力歯車34
に作用する。
【0059】すると、図4(B)に示すように、3点接
触玉軸受41の玉44が、対向合致した第1及び第2の
軌道溝48,49または外輪43の軌道溝50の中心線
Cから軸線Pに沿って変位しながら、前述した軌道溝4
8,49,50内を転動する。このとき、保持器45の
ポケット51が軸線Pに沿った長穴に形成されているの
で、玉44の軸線Pに沿った変位を妨げることが抑制さ
れる。また、ポケット51の内周と玉44との接触も抑
制される。したがって、保持器45が破損することが抑
制されて、3点接触玉軸受41の寿命の低下が抑制され
る。
【0060】また、本実施形態において、図5に示すよ
うに、内輪42の第1の輪部材46の第1の軌道溝48
の曲率半径Rifと、第2の輪部材47の第2の軌道溝
49の曲率半径Rirとが互いに異なる曲率半径に形成
されるのが望ましい。この場合、軌道溝48,49の曲
率半径Rif,Rirのうち前述した出力歯車34と従
動歯車38との噛み合いによって生じるスラスト荷重T
1を支持して、玉44との接触する頻度が少ない方を大
きく形成して、頻度が多い方を相対的に小さく形成する
のが望ましい。すると、軌道溝48,49のうち玉44
と接触する頻度が多い方が玉44との接触面積が広くな
りかつ玉44と接触する頻度が少ない方が玉44との接
触面積が狭くなる。
【0061】なお、図示例では、フロント側輪部材とし
ての第1の輪部材46の第1の軌道溝48の方が玉44
との接触する頻度が多いため、第2の輪部材47の第2
の軌道溝49の曲率半径Rirを、第1の輪部材46の
軌道溝48の曲率半径Rifより大きく形成している。
このため、第2の軌道溝49の曲率半径Rirと第1の
軌道溝47の曲率半径Rifとは、以下に示す式1を満
たしている。
【0062】Rir>Rif………式1 このように、軌道溝48,49のうち、玉44との接触
する頻度が大きな方が玉44との接触面積が広くなりか
つ玉44との接触する頻度が小さな方が玉44との接触
面積が小さくなるので、玉44と接触する頻度が大きな
方の玉44との接触する際に生じる圧力と、玉44と接
触する頻度が少ない方の玉44との接触する際に生じる
圧力とが、近づくこととなる。したがって、内輪42の
輪部材46,47のうち玉44との接触する頻度が大き
な方が発する発熱量を抑制できかつ3点接触玉軸受41
全体が生じる発熱量も抑制できる。3点接触玉軸受41
の寿命の低下をより一層確実に抑制できる。
【0063】また、本発明において、前述した3点接触
玉軸受41の代わりに、深溝玉軸受を用いることが考え
られる。しかし、この深溝玉軸受は入力軸1の軸線Pに
沿ったがたが大きい。したがって、トロイダル形無段変
速装置30としては、エンジンブレーキなどの、入力軸
1から入力していたトルクが急激に変化して出力歯車3
4側から入力するようになる状況においては、前記出力
歯車34及び従動歯車28に発生するスラスト力の方向
が急激に変化する。
【0064】このため、出力ディスク3a,3bが入力
軸1の軸線Pに沿って移動してしまう。これらの出力デ
ィスク3a,3bが移動することによって、トロイダル
形無段変速装置30の安定性が崩れ、制御不安定な状況
に陥る可能性がある。したがって、深溝玉軸受を用いる
場合には、この制御不安定な状況が発生することを考慮
してトロイダル形無段変速装置30の変速制御を行う必
要がある。
【0065】
【発明の効果】請求項1に記載されたトロイダル形無段
変速装置によれば、出力歯車をケーシングに対し回動自
在に支持する際に、転がり軸受を一つのみ用いるので、
入力軸の軸線方向に沿った寸法が大きくなることを抑制
できる。
【0066】また、前記転がり軸受が3点接触玉軸受と
なっているため、出力歯車から作用するスラスト荷重を
支持でき、出力歯車を所定の位置に位置決めして確実に
支持することができる。
【0067】請求項2に記載されたトロイダル形無段変
速装置によれば、請求項1の効果にくわえ、潤滑剤を内
輪と外輪との間に確実に導くことができ、この転がり軸
受が焼き付くことが抑制できるので、寿命の低下を抑制
することができる。
【0068】請求項3に記載されたトロイダル形無段変
速装置によれば、請求項2の効果にくわえ、転動体が周
方向に沿って転動する際に軸線に沿った変位を妨げない
ため、保持器と転動体とが互いに接触して、保持器が破
損することが抑制される。したがって、保持器及び転が
り軸受の寿命の低下を抑制することができる。
【0069】請求項4に記載されたトロイダル形無段変
速装置によれば、請求項1の効果にくわえ、第1の輪部
材がスラスト荷重を支持する際に生じる圧力と、第2の
輪部材がスラスト荷重を支持する際に生じる圧力とが、
互いに近づくので、転がり軸受における動力の損失を抑
制することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のダブルキャビティ式ハー
フトロイダル形無段変速装置を用いた自動車用トランス
ミッションの一部を示す縦断面図。
【図2】図1に示されたトロイダル形無段変速装置の3
点接触玉軸受の内輪を周方向に沿って展開して示す展開
図。
【図3】図1に示されたトロイダル形無段変速装置の3
点接触玉軸受の保持器を周方向に沿って展開して示す展
開図。
【図4】図1に示されたトロイダル形無段変速装置の出
力歯車に曲げモーメントが作用する状態を示す図。
【図5】図1に示されたトロイダル形無段変速装置の3
点接触玉軸受の変形例を示す断面図。
【符号の説明】
1…入力軸 2a,2b…入力ディスク 4…ケーシング 3a,3b…出力ディスク 5a,5b…出力ディスクの背面 30…ダブルキャビティ式トロイダル形無段変速装置
(トロイダル形無段変速装置) 34…出力歯車 41…3点接触玉軸受(転がり軸受) 42…内輪 43…外輪 44…玉(転動体) 45…保持器 46…第1の輪部材 46a…端面 47…第2の輪部材 47a…端面 48…第1の軌道溝 49…第2の軌道溝 51…ポケット 54…凹溝(第1の潤滑剤導入路) 55…第2の潤滑剤導入路 E…駆動源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今西 尚 神奈川県藤沢市鵠沼神明一丁目5番50号 日本精工株式会社内 Fターム(参考) 3J051 AA03 AA08 BA03 BB02 BE09 CA05 CB07 ED08 FA02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケーシングと、 前記ケーシング内に配されかつ駆動源から回転駆動され
    る入力軸と、 前記駆動源からの回転駆動力が伝達されかつ互いに背面
    が相対した状態で前記入力軸に回転自在に支持された一
    対の出力ディスクと、 一対の出力ディスクの背面間に配されかつこれらの出力
    ディスクと連動する出力歯車と、 前記出力歯車をケーシング内に入力軸の軸線回りに回転
    自在に支持する転がり軸受と、を備えたトロイダル形無
    段変速装置において、 前記転がり軸受が、互いに接触しかつ前記軸線に沿って
    併設される第1の輪部材と第2の輪部材とを有するとと
    もに前記出力歯車に固定される内輪と、ケーシングに固
    定される外輪と、前記内輪と外輪との間に転動自在に設
    けられた転動体と、前記転動体を内輪と外輪との間に保
    持する保持器とを備え、 前記転がり軸受を一つのみ用いて前記出力歯車を回転自
    在に支持することを特徴とするトロイダル形無段変速装
    置。
  2. 【請求項2】前記転がり軸受の内輪の第1の輪部材と第
    2の輪部材との互いに接触する端面のうち少なくとも一
    方の端面にこれらの端面から凹に形成され、内輪と外輪
    との間に潤滑剤を導く第1の潤滑剤導入路と、 前記出力歯車に形成されかつ前記第1の凹溝内に潤滑剤
    を供給する第2の潤滑剤導入路と、を備えたことを特徴
    とする請求項1記載のトロイダル形無段変速装置。
  3. 【請求項3】前記転がり軸受の保持器が、転動体を転動
    自在に保持するポケットを備え、 前記ポケットが、前記軸線に沿った長穴に形成されたこ
    とを特徴とする請求項2記載のトロイダル形無段変速装
    置。
  4. 【請求項4】前記転がり軸受の内輪の第1の輪部材と第
    2の輪部材とがぞれぞれ、互いに接触して併設された際
    に対向合致する第1の軌道溝と第2の軌道溝と、を備
    え、 前記第1の輪部材の第1の軌道溝と、第2の輪部材の第
    1の軌道溝との曲率半径が互いに異なって形成されたこ
    とを特徴とする請求項1記載のトロイダル形無段変速装
    置。
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