JPS5852067Y2 - ハンマ−ドリルの切換機構 - Google Patents

ハンマ−ドリルの切換機構

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JPS5852067Y2
JPS5852067Y2 JP12493780U JP12493780U JPS5852067Y2 JP S5852067 Y2 JPS5852067 Y2 JP S5852067Y2 JP 12493780 U JP12493780 U JP 12493780U JP 12493780 U JP12493780 U JP 12493780U JP S5852067 Y2 JPS5852067 Y2 JP S5852067Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
drive system
clutch ring
hammer drill
spring
Prior art date
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Expired
Application number
JP12493780U
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English (en)
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JPS5748084U (ja
Inventor
隆夫 横田
友重 出張
Original Assignee
リョービ株式会社
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Publication date
Application filed by リョービ株式会社 filed Critical リョービ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ビットに回転力と打撃力を同時に与えてハン
マードリルとして又は、回転力のみを与えて通常のドリ
ルとして多目的に使用できるようにした動カバンマード
リルの切換機構に関するものである。
上述ハンマードリルは、モータ軸の回転力を、歯車伝達
機構を介して打撃駆動系と回転駆動系の周駆動系に伝達
するようにしておき、切換機構にてモータ軸の回転力が
打撃駆動系に伝達されないように切換え操作して通常の
ドリルとしても使用できるように構威しであるが、従来
の上述切換機構は、クラッチ軸に減速歯車を回転、かつ
、軸方向へ摺動自在に遊嵌し、該減速歯車を切換えレバ
ーにより移動してクラッチ軸と一体に結合し、又はその
結合を釈放可能に構成したもの、又はクラッチ軸に減速
歯車を回転自在に遊嵌すると共に、該歯車と結合、釈放
可能にクラッチ板を遊嵌し、該クラッチ板を切換えレバ
ー操作により軸方向へ移動して減速歯車とクラッチ軸を
一体に結合し、又はその結合を釈放可能に構成したもの
であって、上記減速歯車は、打撃駆動系への動力伝達を
“断″とした時も回転駆動系に動力伝達を行なう構成で
ある為、ハンマードリルからドリルに切換えた場合に減
速歯車を介してクラッチ軸に回転トルクが作用して、減
速歯車及びクラッチ軸相互が摩耗し易かったり、又はク
ラッチ軸に振動が発生して、コンロッド、ピストンを介
してビットが微振動する難点があった。
そこで、本考案は上述従来の難点に鑑みて検討の結果、
打撃駆動系への回転力断・続を確実ならしめることがで
きて、ドリルとしての使用時ビットに微振動を生じるこ
とがなく、又クラッチリングの僅かな移動によってハン
マードリルとドリル相互の切換えを可能にして全体的に
小型化をはかり得ることを目的としたハンマードリルの
切換機構を得たものである。
以下本考案の実施例を示した図面について詳述すれば、
第1図において、モータ軸1に設けた歯車2に、打撃駆
動系3の歯車4と、回転駆動系5の中間歯車6を夫々噛
合して歯車伝達機構7は形成され、モータ軸1の回転力
は上記打撃駆動系3と回転駆動系5に夫々独立して伝達
されるようにしである。
ここで、ハンマードリルはハウジング8に内装されたシ
リンダ9と、上記歯車6を設けた中間軸10をベベルギ
ヤ11.12で相互に連動連結し、該シリンダ9に内装
したピストン13は、上記打撃駆動系3におけるクラン
ク軸14の偏心したクランクビン15とコンロッド16
で連結し、上記シリンダ9の先端に内装しであるビット
アダプタ17に回転力と打撃力を与えるように構成しで
ある。
かくして、上記ビットアダプタ17に回転力と打撃力の
双方と、回転力のみを与えるべく切換える為の切換機構
Aは第1図ないし第3図に示したように、上記クランク
軸14に打撃駆動系3の上記歯車4を定位置にて回転自
在に遊嵌すると共に該歯車4には単数ないし複数本のビ
ン4a・・・を軸方向へ突設し、このビン4aと係脱自
在に対応して係合穴18a・−・を設けたクラッチリン
グ18を第4図に示した如く上記クランク軸14の一部
に設けたスプライン軸部14aに同軸と一体回転にかつ
、軸方向へ移動自在に嵌合させ、上記ビン4aと係合穴
18aとが相対的に係合することで上記歯車4とクラッ
チリング18が軸回り方向に結合可能に設けると共に、
クラッチリング18には、クランク軸14の軸受19と
の間にスプリング20を介在して上記歯車4と係合する
方向へ弾撥付勢し、該スプリング20の弾撥力に抗して
クラッチリング18を移動可能に、上記ハウジング8に
回転自在に支承配置し現切換えレバー21の内端に関与
して構成したものである。
ここで、上記切換レバー21は、ハウジング8の取付孔
8aに貫通して止めリング22により回転自在に支承し
て内端には、上記ビン4aの突出長さより僅かに大きい
偏心量をもって、偏心軸21aを形成し、一方上記クラ
ッチリング18は外周に鍔部18bを設けて形成し、該
鍔部18bに上記偏心軸21aを係合し、切換えレバー
21を軸回り方向に回転することで偏心軸21aの偏心
量によりクラッチリング18をスプリング20の弾撥力
に抗して移動させ、上記歯車18との結合を解くように
形成しである。
又、切換えレバー21の外端に設けた回転ノブ21bに
凹穴21Cを設け、該凹穴21Cにスプリング23を内
装して鋼球24を弾装し、一方上記鋼球24を係嵌可能
な複数個の凹穴25・・・をハウジングに適当な間隔に
設けて、上記クラッチリング18を歯車4と結合した第
1図、第2図の状態と、上記結合が釈放された第3図の
状態で交互に係合するようにして、上記両状態を節度感
をもって切換えできてかつ、その位置に保持されるよう
にしである。
尚、上記スプリング20にはうず巻ばねが適用される。
而して上記構成において、回転ノブ21bをして切換え
レバー14を回転すると、その内端の偏心軸21aがク
ラッチリング18の鍔部18bを軸方向に押し上げてク
ラッチリング18はスプリング20の弾撥力に抗してク
ランク軸上を移動して歯車4と離間し、両者のビン4a
と係合穴18aとの係合は外れて第3図に示したように
結合は解かれる。
従って、かかる状態ではモータ軸1の回転力は歯車6を
介して、回転駆動系5に伝達され、一方打撃駆動系3は
、その歯車4がクランク軸14上で空転するのみである
ので回転力は伝達されず、ドリルの使用態様に切り変わ
る。
又、上記位置から切換えレバー21を順転又は逆転して
元位置にすると、これにつれてスプリング20によりク
ラッチリング18は歯車4方向に移動してビン4aと係
合穴18は係合し、両者は第1図、第2図に示すように
軸回り方向に対して結合され、モータ軸1の回転力は回
転駆動系4と打撃駆動系4の双方に伝達されるので、ハ
ンマードリルの使用態様に切り変わる。
以上説明したように本考案に係るハンマードリルの切換
機構によれば、モータ軸1の回転力を打撃、駆動系3と
回転駆動系5に伝達する為の歯車伝達機構7は、夫々の
歯車4と6をモータ軸1の歯車2と噛合して夫々は独立
して回転力が伝達されるので、切換えレバー21により
クラッチリング18を移動して歯車4との結合を解いた
ドリルとしての使用状態では、上記歯車4は空転するの
みであって、該歯車4を介することなく回転駆動系5は
回転されるので、クランク軸14に回転トルクが発生す
ることはなくなり、従ってコンロッド16やピストン9
は完全に停止して振動することはないから、ドリルとし
ての使用性を向上できると共に、ハンマードリル及びド
リルとしての切換えに際しては、歯車を移動するもので
はなく、クラッチリング18を移動する構成としたので
、その移動量を歯車の場合よりも小さくでき又、歯車4
と軸受19間の空間を利用してクラッチリング18とス
プリング20を介在できるから、従来の切換え機構をも
たないハンマードリルに、特にこれを改造することなく
切換機構の取付けができてハンマードリル全体の小型化
にも寄与することができ、更に歯車4とクラッチリング
18の結合手段としては夫々にビン4aと係合穴18a
を設ければたりるから、特別な歯車を使用することな〈
従来の平歯車を用いて簡単に形成することができ、更に
又、スプリング20によってクラッチリング18は歯車
4と結合する方向へ弾撥付勢させであるから、両者の結
合状を小さく設定して係合力を増大できるので、ハンマ
ードリルとした場合も充分な打撃力を得られる等の効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る切換機構をハンマードリルの一部
と共に示した縦断側面図、第2図、第3図は同機構のハ
ンマードリルとしての使用状態と、ドリルとしての使用
状態を夫々示した各縦断面図、第4図は第2図における
TV−IV線線断断面図ある。 1・・・・・・モータ軸、3・・・・・・打撃駆動系、
4,6・・・・・・歯車、4a・・・・・・ビン、5・
・・・・・回転駆動系、7・・・・・・歯車伝達機構、
8・・・・・・ハウジング、14・・・・・−クランク
軸、18・・・・・・クラッチリング、18a・・・・
・・係合穴、20・・・・・・スプリング、21・・・
・・・切換えレバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. モータ軸1の回転を、夫々の歯車4,6を介して打撃駆
    動系3と回転駆動系5に夫々伝達可能に歯車伝達機構7
    を形威し、上記打撃駆動系のクランク軸14には歯車4
    を回転自在に嵌合すると共に、クラッチリング18をク
    ランク軸と一体回転にかつ、軸方向へ移動自在に遊嵌し
    て、両者の対向部にビン4a・・・と係合穴18a・・
    ・を軸方向へ係脱自在に対応して設け、該クラッチリン
    グは上記歯車と結合する方向へスプリング20により弾
    撥付勢し、該スプリングに抗して上記歯車と釈放可能に
    ハウジング8に設けた切換えレバー21と上記クラッチ
    リングを関与させてなることを特徴とするハンマードリ
    ルの切換機構。
JP12493780U 1980-09-01 1980-09-01 ハンマ−ドリルの切換機構 Expired JPS5852067Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12493780U JPS5852067Y2 (ja) 1980-09-01 1980-09-01 ハンマ−ドリルの切換機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12493780U JPS5852067Y2 (ja) 1980-09-01 1980-09-01 ハンマ−ドリルの切換機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5748084U JPS5748084U (ja) 1982-03-17
JPS5852067Y2 true JPS5852067Y2 (ja) 1983-11-28

Family

ID=29485446

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12493780U Expired JPS5852067Y2 (ja) 1980-09-01 1980-09-01 ハンマ−ドリルの切換機構

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59191277U (ja) * 1983-06-02 1984-12-19 株式会社 マキタ電機製作所 ハンマ−ドリルにおける動作切換え装置
JP4757043B2 (ja) * 2006-01-27 2011-08-24 株式会社マキタ 作業工具

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Publication number Publication date
JPS5748084U (ja) 1982-03-17

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