JPS5847562Y2 - テ−プレコ−ダの定速度制御装置 - Google Patents
テ−プレコ−ダの定速度制御装置Info
- Publication number
- JPS5847562Y2 JPS5847562Y2 JP1977143070U JP14307077U JPS5847562Y2 JP S5847562 Y2 JPS5847562 Y2 JP S5847562Y2 JP 1977143070 U JP1977143070 U JP 1977143070U JP 14307077 U JP14307077 U JP 14307077U JP S5847562 Y2 JPS5847562 Y2 JP S5847562Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reel
- tape
- motor
- speed detection
- detection roller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はテープ速度検出手段によって供給又は巻取リー
ル用モータを制御してテープ走行速度を一定にするよう
にしたテープレコーダの定速度制御装置に関する。
ル用モータを制御してテープ走行速度を一定にするよう
にしたテープレコーダの定速度制御装置に関する。
従来、キャプスタンを用いないでテープを定速度に走行
させる手段として、テープ速度検出ローラを用いたもの
が特公昭４１−６８６０に記載されているが、この方式
の場合テンションアーム等のコンプライアンス成分が走
行経路に含まれていないため、供給側巻取側いずれのリ
ールモータを制御しても特に問題になることは無かった
。
させる手段として、テープ速度検出ローラを用いたもの
が特公昭４１−６８６０に記載されているが、この方式
の場合テンションアーム等のコンプライアンス成分が走
行経路に含まれていないため、供給側巻取側いずれのリ
ールモータを制御しても特に問題になることは無かった
。
しかし一般的にテープテンションの変動を吸収する目的
でテープのバッファとしてテンションアームを用いるこ
とは当然であり、又テープテンションを一定にさせよう
とするときにテンションアームをそのま＼テープテンシ
ョン制御用検出アームとすることもごく当然である。
でテープのバッファとしてテンションアームを用いるこ
とは当然であり、又テープテンションを一定にさせよう
とするときにテンションアームをそのま＼テープテンシ
ョン制御用検出アームとすることもごく当然である。
すなわちテンションアームはテープレコーダとして不可
欠の要素の一つである。
欠の要素の一つである。
本考案はこの様にテープ速度検出手段によって供給又は
巻取リール用モータを制御してテープ速度を一定にさせ
、且つテンションアームをその走行経路中に有するテー
プレコーダを対称とするものであり、この様に走行経路
内にテンションアーム等にコンプライアンス成分が内在
している場合、その両リールのいずれかのモータを制御
するかによって問題が生ずる。
巻取リール用モータを制御してテープ速度を一定にさせ
、且つテンションアームをその走行経路中に有するテー
プレコーダを対称とするものであり、この様に走行経路
内にテンションアーム等にコンプライアンス成分が内在
している場合、その両リールのいずれかのモータを制御
するかによって問題が生ずる。
第１図に於てテープがＡ方向に走行しているとすると、
速度検出ローラ４でテープ速度を検出し、その出力にて
供給リール１のモータ８の逆トルクを制御してテープ速
度を一定にしようとした場合、仮りに外部の負荷変動に
よって速度検出ローラ４が変動してその変動周波数がテ
ンションアーム３のコンプライアンスと供給リール系の
質量で定まる固有振動数以上の高い周波数で振動したと
すると速度検出ローラ４に対する供給リール１０位相は
逆相になり発振する。
速度検出ローラ４でテープ速度を検出し、その出力にて
供給リール１のモータ８の逆トルクを制御してテープ速
度を一定にしようとした場合、仮りに外部の負荷変動に
よって速度検出ローラ４が変動してその変動周波数がテ
ンションアーム３のコンプライアンスと供給リール系の
質量で定まる固有振動数以上の高い周波数で振動したと
すると速度検出ローラ４に対する供給リール１０位相は
逆相になり発振する。
これは好ましくない現象である。
すなわち振動源の振動周波数が上記固有振動数迄は同相
であるがそれ以上の場合は出力側は逆相になる。
であるがそれ以上の場合は出力側は逆相になる。
本考案は上述の如き好ましくない発振現象を除去する為
に速度検出ローラの出力にて制御するり一ルモータを該
制御ループ内にテンションアーム等のコンプライアンス
成分が含まない方のリールモータを制御させる方式を提
供するものである。
に速度検出ローラの出力にて制御するり一ルモータを該
制御ループ内にテンションアーム等のコンプライアンス
成分が含まない方のリールモータを制御させる方式を提
供するものである。
以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第１図は本考案の一実施例の概略説明図で、供給リール
１より繰出されたテープ２はテンションアーム３、速度
検出ローラ４及びヘッド群５の前を通りガイド６を経由
して巻取りリール７へ巻取られる。
１より繰出されたテープ２はテンションアーム３、速度
検出ローラ４及びヘッド群５の前を通りガイド６を経由
して巻取りリール７へ巻取られる。
以上は巻取り状態における走行経路であり、テープ２は
図中矢印入方向に走行する。
図中矢印入方向に走行する。
又巻き戻し状態に於ても同様であり詳細な説明は省略す
るが、テープ２は図中矢印Ｂ方向に走行する。
るが、テープ２は図中矢印Ｂ方向に走行する。
次にテープ２を定速度で走行させる制御方式について説
明する。
明する。
前記説明の如く速度検出ローラと被制御用リール系間の
コンプライアンスと被制御用リール系の質量で定まる固
有振動数以上の高い振動源の周波数は制御しようとする
と相位が逆相のため発振するので制御できない。
コンプライアンスと被制御用リール系の質量で定まる固
有振動数以上の高い振動源の周波数は制御しようとする
と相位が逆相のため発振するので制御できない。
よって低い周波数のみゲインを持たせ、制御し、高い周
波数になれば成るほどゲインを下げ零に近すけ制御しな
い方向にすることが大切である。
波数になれば成るほどゲインを下げ零に近すけ制御しな
い方向にすることが大切である。
しかし既にテンションアームの如くコンプライアンス成
分が内在している場合一般的にＩＨｚ以下になりＩＨ２
以上は制御できないという事は実質的に定速度制御はで
きないということである。
分が内在している場合一般的にＩＨｚ以下になりＩＨ２
以上は制御できないという事は実質的に定速度制御はで
きないということである。
なぜならば早送り時等は変動要素の最つども大きいリー
ル系の変動回転周波数は１０数Ｈ２になるからである。
ル系の変動回転周波数は１０数Ｈ２になるからである。
そこで本考案は広範囲な変動周波数迄制御させるために
前記固有振動数を高くする必要があり、そのためにはテ
ンションアーム等のコンプライアンス成分が制御ループ
内に含まない側のリール系のモータを制御することが大
切である。
前記固有振動数を高くする必要があり、そのためにはテ
ンションアーム等のコンプライアンス成分が制御ループ
内に含まない側のリール系のモータを制御することが大
切である。
なぜならば一般的にテープのコンプライアンスとリール
系の質量との固有振動は２０数Ｈ２になるからである。
系の質量との固有振動は２０数Ｈ２になるからである。
よって周波数の制御範囲が広がり固有振動数の方が振動
源の周波数より高くなり定速度制御ができることになる
。
源の周波数より高くなり定速度制御ができることになる
。
このためには例えば入方向にテープ２が走行している場
合は速度検出ローラ４の出力にて巻取側リール７のモー
タ９の巻取りｌ・ルクを制御し、又Ｂ方向にテープ２が
走行している場合は同じく同リール７のモータ９の逆ト
ルクを制御することによって発振のない安定な速度制御
が得られる。
合は速度検出ローラ４の出力にて巻取側リール７のモー
タ９の巻取りｌ・ルクを制御し、又Ｂ方向にテープ２が
走行している場合は同じく同リール７のモータ９の逆ト
ルクを制御することによって発振のない安定な速度制御
が得られる。
又図示しないが公知の如くテンションアーム３の位置検
出によって走行時のテープテンションを一定にしたい場
合はＡ方向時もＢ方向時も前記モータの反対側のリール
１のモータ８の逆トルクあるいは巻取りトルクを制御す
ることによって得られる。
出によって走行時のテープテンションを一定にしたい場
合はＡ方向時もＢ方向時も前記モータの反対側のリール
１のモータ８の逆トルクあるいは巻取りトルクを制御す
ることによって得られる。
本考案は上述の如く構成させ、且つ動作させることによ
ってテープを高速で巻戻し又は巻取る時乱し巻きのない
きれいな仕上りが得られ、又一定テンションで巻き取る
ことによって段落ち、あるいは固巻きがなくなり、共に
テープ保護、保存に有効な手段となり得ることは実用的
な効果が極めて大きいものである。
ってテープを高速で巻戻し又は巻取る時乱し巻きのない
きれいな仕上りが得られ、又一定テンションで巻き取る
ことによって段落ち、あるいは固巻きがなくなり、共に
テープ保護、保存に有効な手段となり得ることは実用的
な効果が極めて大きいものである。
第１図は本考案のテープレコーダの概略的平面図である
。 ２はテープ、４は速度検出ローラ、９はモータである。
。 ２はテープ、４は速度検出ローラ、９はモータである。
Claims (1)
- 供給側リール及び巻取側リールに各々モータを具備し、
該一方のリールより他方のリールへテープを走行させ該
走行経路に速度検出ローラを設け、該速度検出ローラと
供給側リール間にテンションアーム等のコンプライアン
ス成分を設け、該速度検出ローラの出力にてリールモー
タを制御してテープを一定速度で走行させる装置におい
て、早送り時に制御ループ内に上記コンプライアンス成
分が含まない巻取側リールのモータを該速度検出ローラ
よりの出力にて制御し、同じく巻戻し時に制御ループ内
；にコンプライアンス成分を含まない上記巻取側リール
モータの逆トルクを該速度検出ローラよりの出力で制御
して成るテープレコーダの速度制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977143070U JPS5847562Y2 (ja) | 1977-10-25 | 1977-10-25 | テ−プレコ−ダの定速度制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977143070U JPS5847562Y2 (ja) | 1977-10-25 | 1977-10-25 | テ−プレコ−ダの定速度制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5468811U JPS5468811U (ja) | 1979-05-16 |
| JPS5847562Y2 true JPS5847562Y2 (ja) | 1983-10-29 |
Family
ID=29120406
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1977143070U Expired JPS5847562Y2 (ja) | 1977-10-25 | 1977-10-25 | テ−プレコ−ダの定速度制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5847562Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS518907A (ja) * | 1974-07-11 | 1976-01-24 | Nippon Columbia | Jikirokuonsaiseisochi |
-
1977
- 1977-10-25 JP JP1977143070U patent/JPS5847562Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS518907A (ja) * | 1974-07-11 | 1976-01-24 | Nippon Columbia | Jikirokuonsaiseisochi |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5468811U (ja) | 1979-05-16 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS5853419B2 (ja) | ウエブユソウソウチ | |
| CA2101464C (en) | Tape transport system control device | |
| JPS5847562Y2 (ja) | テ−プレコ−ダの定速度制御装置 | |
| JPS5822272Y2 (ja) | テ−プレコ−ダの定速度制御装置 | |
| US5553800A (en) | Apparatus for winding a tape-like material | |
| US4677502A (en) | Turnaround tape transport apparatus with compensation for head-to-tape stick-slip action | |
| JPS5920179B2 (ja) | リ−ル制御方式 | |
| US3390840A (en) | Device for reeling wire, tape and the like | |
| JPS6230192Y2 (ja) | ||
| JPH0344854A (ja) | テープ案内機構 | |
| JPS61170944A (ja) | テ−プ駆動装置 | |
| JPS61104353A (ja) | テ−プ移送装置 | |
| JPH0215933B2 (ja) | ||
| JPH03160649A (ja) | テープ駆動制御装置 | |
| JPH08235823A (ja) | 磁気テープ巻き取り装置 | |
| JPH0278044A (ja) | テープテンション制御機構 | |
| JPH03168955A (ja) | テープ走行装置 | |
| JPH05128651A (ja) | テープテンシヨン制御回路 | |
| JPH03269856A (ja) | テープ駆動装置 | |
| JPH06150455A (ja) | テープテンション制御装置 | |
| JPS5845327A (ja) | ル−プ制御方法 | |
| JPH054735B2 (ja) | ||
| JPS59148175A (ja) | 磁気テ−プの張力変動抑制方式 | |
| JPS63113854A (ja) | 磁気記録再生装置のテ−プガイド | |
| JPS61117751A (ja) | 磁気テ−プ巻ゆるみの矯正方法 |