JPS6034479B2 - 人工木質単板の製法 - Google Patents
人工木質単板の製法Info
- Publication number
- JPS6034479B2 JPS6034479B2 JP5787477A JP5787477A JPS6034479B2 JP S6034479 B2 JPS6034479 B2 JP S6034479B2 JP 5787477 A JP5787477 A JP 5787477A JP 5787477 A JP5787477 A JP 5787477A JP S6034479 B2 JPS6034479 B2 JP S6034479B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wood
- manufacturing
- artificial wood
- wood veneer
- veneers
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Finished Plywoods (AREA)
- Veneer Processing And Manufacture Of Plywood (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は主として床材、壁材等の建築用板や、家具、建
具等の化粧用板の表面化班用として使用される、人工的
に木目模様を現出せしめた人工木質単板の製法に関する
ものであり、その目的とするところは、木質単板への簡
便な染色処理により極めて変化に富んだ深み感を見る人
に与える人工木質単板を得ることの出来る製法を提供し
もって斯界の発展に寄与することにある。
具等の化粧用板の表面化班用として使用される、人工的
に木目模様を現出せしめた人工木質単板の製法に関する
ものであり、その目的とするところは、木質単板への簡
便な染色処理により極めて変化に富んだ深み感を見る人
に与える人工木質単板を得ることの出来る製法を提供し
もって斯界の発展に寄与することにある。
人工木質単板を作る際には、従来は同一樹種の木材から
得られる厚み0.2肋乃至2.物肋の木質単板をそれぞ
れ異つた染色処理、すなわち濃色や淡色、若しくは異つ
た色彩に、それぞれ別の染色工程にて染色した後、それ
ぞれの染色木質単板を交互に、若しくは適宜に組み合わ
せ、接着剤を介して多数枚穣層し、圧統一体化してフリ
ッチを形成し、次に該フリッチを厚み0.2肋乃至2.
仇吻で切削加工して得ていた。
得られる厚み0.2肋乃至2.物肋の木質単板をそれぞ
れ異つた染色処理、すなわち濃色や淡色、若しくは異つ
た色彩に、それぞれ別の染色工程にて染色した後、それ
ぞれの染色木質単板を交互に、若しくは適宜に組み合わ
せ、接着剤を介して多数枚穣層し、圧統一体化してフリ
ッチを形成し、次に該フリッチを厚み0.2肋乃至2.
仇吻で切削加工して得ていた。
上記従来の製法により得られた人工木質単板は、極めて
変化に富んだ、深み感を有している反面、その製造過程
において、それぞれ異なった染色処理を行なわねばなら
ず、その為に要する費用、工数は多大であり、この種の
人工木質単板コストを高いものとする重要な一因をなし
ていた。
変化に富んだ、深み感を有している反面、その製造過程
において、それぞれ異なった染色処理を行なわねばなら
ず、その為に要する費用、工数は多大であり、この種の
人工木質単板コストを高いものとする重要な一因をなし
ていた。
更に本発明の先行技術例としては特公昭52−836y
号公報及び特公昭52−6327号公報があるが、かか
る先行技術例には「導管径の異なる木質単板」を用いる
ことに関する言己敷は皆無であり、当然にして「導管径
の異なる木質単板」ゆえに奏する本発明の如き自然感も
表出はしない。本発明は上記従来の人工不質単板の製法
におけるかかる欠点を改善する目的でなされたものであ
る。
号公報及び特公昭52−6327号公報があるが、かか
る先行技術例には「導管径の異なる木質単板」を用いる
ことに関する言己敷は皆無であり、当然にして「導管径
の異なる木質単板」ゆえに奏する本発明の如き自然感も
表出はしない。本発明は上記従来の人工不質単板の製法
におけるかかる欠点を改善する目的でなされたものであ
る。
本発明は導管径の異なる厚み0.2柳乃至2.仇倣の木
質単板、例えば導管径の小さいアガチス材、パロサピス
材等より得られる。
質単板、例えば導管径の小さいアガチス材、パロサピス
材等より得られる。
導管径40乃至110仏の太質単板と、導管径の大きい
ホワイトセラャ材、マンガシノロ材等より得られる。導
管径140仏乃至400仏の木質単板とを、酸性染料、
塩基性染料等の染料を用いて同一染色処理条件で染色し
た後、それぞれ導管径の異なる染色木質単板を交互に若
しくは適宜組み合せて、各別毎にュニア樹脂接着剤、フ
ェノール樹脂接着剤等の接着剤を介して多数枚積層し、
上下方向より凹凸形状を有する型板で圧締して一体化し
、凹凸形状のフリッチを形成した後、該フリツチをスラ
イス切削加工して厚み0.2肋乃至2.仇肋の人工木質
単板を得るものである。尚、本発明において染色すると
は上記実施例の如く染料を用いて行う場合の他に、着色
剤を用いて着色する場合も含む。
ホワイトセラャ材、マンガシノロ材等より得られる。導
管径140仏乃至400仏の木質単板とを、酸性染料、
塩基性染料等の染料を用いて同一染色処理条件で染色し
た後、それぞれ導管径の異なる染色木質単板を交互に若
しくは適宜組み合せて、各別毎にュニア樹脂接着剤、フ
ェノール樹脂接着剤等の接着剤を介して多数枚積層し、
上下方向より凹凸形状を有する型板で圧締して一体化し
、凹凸形状のフリッチを形成した後、該フリツチをスラ
イス切削加工して厚み0.2肋乃至2.仇肋の人工木質
単板を得るものである。尚、本発明において染色すると
は上記実施例の如く染料を用いて行う場合の他に、着色
剤を用いて着色する場合も含む。
本発明は上記の如く構成されており、染色処理条件が同
一であっても、それぞれの木質単板の導管径が異るので
、その染色度合は異なる、すなわち導管径の大きい木質
単板は、表層部分は染色されるが、内部は均一には染色
されずに、染色ムラが生じ、又、導管径の小さい木質単
板は内部迄均一に染色され易いので、簡単容易な染色処
理を行うのみで作られた染色木質単板を用いて作ったフ
リッチを切削加工して得られる人工木質単板は極めて変
化に富んだ、深み感にあふれた効果を有したものとなる
。
一であっても、それぞれの木質単板の導管径が異るので
、その染色度合は異なる、すなわち導管径の大きい木質
単板は、表層部分は染色されるが、内部は均一には染色
されずに、染色ムラが生じ、又、導管径の小さい木質単
板は内部迄均一に染色され易いので、簡単容易な染色処
理を行うのみで作られた染色木質単板を用いて作ったフ
リッチを切削加工して得られる人工木質単板は極めて変
化に富んだ、深み感にあふれた効果を有したものとなる
。
Claims (1)
- 1 導管径の異なる木質単板をそれぞれ染色した後、そ
れぞれの染色木質単板を組み合わせ、接着剤を介して多
数枚積層し、圧締一体化してフリツチを形成した後、該
フリツチを切削加工することを特徴とする人工木質単板
の製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5787477A JPS6034479B2 (ja) | 1977-05-18 | 1977-05-18 | 人工木質単板の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5787477A JPS6034479B2 (ja) | 1977-05-18 | 1977-05-18 | 人工木質単板の製法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53142509A JPS53142509A (en) | 1978-12-12 |
JPS6034479B2 true JPS6034479B2 (ja) | 1985-08-08 |
Family
ID=13068118
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5787477A Expired JPS6034479B2 (ja) | 1977-05-18 | 1977-05-18 | 人工木質単板の製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6034479B2 (ja) |
-
1977
- 1977-05-18 JP JP5787477A patent/JPS6034479B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53142509A (en) | 1978-12-12 |
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