JPS5841048Y2 - スロ−アウエイチツプ - Google Patents
スロ−アウエイチツプInfo
- Publication number
- JPS5841048Y2 JPS5841048Y2 JP1979028997U JP2899779U JPS5841048Y2 JP S5841048 Y2 JPS5841048 Y2 JP S5841048Y2 JP 1979028997 U JP1979028997 U JP 1979028997U JP 2899779 U JP2899779 U JP 2899779U JP S5841048 Y2 JPS5841048 Y2 JP S5841048Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ridge
- breaker groove
- height
- cutting edge
- cut
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、スローアウェイチップに関するものであシ、
とくに切込みおよび送りの変動が大きい切削条件下にお
いても安定でかつ優れた切屑処理を行なうことの出来る
スローアウェイチップに関するものである。
とくに切込みおよび送りの変動が大きい切削条件下にお
いても安定でかつ優れた切屑処理を行なうことの出来る
スローアウェイチップに関するものである。
従来のスローアウェイチップを第１図および第２図に示
す。
す。
第１図は平面図、第２図は第１図のＡ−Ａ断面拡大図で
ある。
ある。
従来のスローアウェイチップはその上面又は上下面上に
切刃部に沿ってブレーカ溝が形成されておシ、その溝幅
αおよび曲率半径γによって切屑のカール径を調節して
いる。
切刃部に沿ってブレーカ溝が形成されておシ、その溝幅
αおよび曲率半径γによって切屑のカール径を調節して
いる。
一般に、ブレーカ溝幅αば、切込みが大きく送りが多い
重切削条件では広くとｂ１切込みが小さく送りが少ない
軽切削条件では、狭くとることが望會しい事は知られて
いる通シである。
重切削条件では広くとｂ１切込みが小さく送りが少ない
軽切削条件では、狭くとることが望會しい事は知られて
いる通シである。
しかしながら、通常一つのチップに形成されるブレーカ
溝幅αおよび曲率半径γは一定であるため、切込みが大
きく送シが多い重切削条件では第３図に示されるように
切屑のカールする径が小さ過ぎ、切屑の排出が円滑に行
なわれない。
溝幅αおよび曲率半径γは一定であるため、切込みが大
きく送シが多い重切削条件では第３図に示されるように
切屑のカールする径が小さ過ぎ、切屑の排出が円滑に行
なわれない。
また切込みが小さく送りが少ない軽切削条件では第４図
に示されるように、切屑が十分にカールせず直線的に排
出され、切削作業に支障をおこす問題があつ九従って、
本考案は、前記の従来のスローアウェイチップの欠点制
余去し、旋削加工における倣い切削等のように、切込み
および送りの変動が大きい切削条件に対して切屑処理を
広範囲にわたって有効に行なうことの出来るブレーカ溝
を有するスローアウェイチップの提供を目的とする。
に示されるように、切屑が十分にカールせず直線的に排
出され、切削作業に支障をおこす問題があつ九従って、
本考案は、前記の従来のスローアウェイチップの欠点制
余去し、旋削加工における倣い切削等のように、切込み
および送りの変動が大きい切削条件に対して切屑処理を
広範囲にわたって有効に行なうことの出来るブレーカ溝
を有するスローアウェイチップの提供を目的とする。
以下本考案スローアウェイチップの一実施例について図
を参照して説明する。
を参照して説明する。
第５図および第６図は、本考案の一実施例のスローアウ
ェイチップの平面図と側面図であり、第７図、第８図お
よび第９図は各々第５図のＢ−Ｂ断面、Ｃ−Ｃ断面、Ｄ
−Ｄ断面の拡大図である。
ェイチップの平面図と側面図であり、第７図、第８図お
よび第９図は各々第５図のＢ−Ｂ断面、Ｃ−Ｃ断面、Ｄ
−Ｄ断面の拡大図である。
これらの図において１は３角形板状をなすスローアウェ
イチップであり、切削に使用する片面である上面には、
切刃部２に連続して隣接するブレーカ溝３を全周囲にわ
たって有し、該ブレーカ溝形状は切刃部からブレーカ溝
３の形成によう残存する領域にある陵部４に向かいフシ
ー力溝最深部付近で凹から凸へ変わってお９、かつ陵部
４は外周面６に垂直なる任意断面における底面７からの
高さｈが切刃稜中央部付近で切刃部２の高さＨより低く
位置（第９図を参照）シ、ノーズ部付近でＨよシ高く位
置（第８図参照）シ、更に陵部４の内側枠５はノーズ部
付近においてノーズ先端９に向って突出している。
イチップであり、切削に使用する片面である上面には、
切刃部２に連続して隣接するブレーカ溝３を全周囲にわ
たって有し、該ブレーカ溝形状は切刃部からブレーカ溝
３の形成によう残存する領域にある陵部４に向かいフシ
ー力溝最深部付近で凹から凸へ変わってお９、かつ陵部
４は外周面６に垂直なる任意断面における底面７からの
高さｈが切刃稜中央部付近で切刃部２の高さＨより低く
位置（第９図を参照）シ、ノーズ部付近でＨよシ高く位
置（第８図参照）シ、更に陵部４の内側枠５はノーズ部
付近においてノーズ先端９に向って突出している。
また陵部４には少くとも１個以上の窪み１０を有する。
窪み形状としては第５図、第７図に示すようにスローア
ウェイチップ底筒に垂直な方向にブレーカ溝最深部に達
するようにすると良好である。
ウェイチップ底筒に垂直な方向にブレーカ溝最深部に達
するようにすると良好である。
なおノーズ部付近から切刃稜中央部付近へかけての陵部
４の高さの変化は連続もしくは非連続な直線的変化でも
曲線的変化でもよい。
４の高さの変化は連続もしくは非連続な直線的変化でも
曲線的変化でもよい。
また上下両所を切削に使用する場合は、中央陸部８を陵
部４の最大高さよジも高くするか、同一の高さの平面部
として支持面を形成すればよい。
部４の最大高さよジも高くするか、同一の高さの平面部
として支持面を形成すればよい。
即ち片崩のみを切削に使用する場合は第６図に示すよう
に中央陸部８を陵部４の最大高さよシも高い平面部とし
てもよいし又低くしてもよいが、上下両面を使用する場
合は中央陸部８を陵部４の最大高さと同一か、これよシ
高い平面部とする必要がある。
に中央陸部８を陵部４の最大高さよシも高い平面部とし
てもよいし又低くしてもよいが、上下両面を使用する場
合は中央陸部８を陵部４の最大高さと同一か、これよシ
高い平面部とする必要がある。
本考案スローアウェイチップによる切込みが大きく送り
が多い重切削条件での切屑排出状態を第９図に、切込み
が小さく送ジが少ない軽切削条件での切屑排出状態を第
１０図に示す。
が多い重切削条件での切屑排出状態を第９図に、切込み
が小さく送ジが少ない軽切削条件での切屑排出状態を第
１０図に示す。
更に切込みが小さく送シが少ない微少切削条件での切屑
排出状態を第１１図に示す。
排出状態を第１１図に示す。
本考案によるスローアウェイチップでは、切込みが大き
く送りが多い重切削条件では、第７図のように陵部４に
ブレーカ溝最深部に位置する窪みを設けると、ブレーカ
溝幅が広がり、切屑をカールさせるための拘束面となる
陵部４が分断される為切屑は陵部４に不連続に接するこ
とになシ拘束力が緩和され、かつ切屑の方向性を与える
ことも可能となう第１０図のように切屑を無理なくカー
ルさせ排出させることが出来る。
く送りが多い重切削条件では、第７図のように陵部４に
ブレーカ溝最深部に位置する窪みを設けると、ブレーカ
溝幅が広がり、切屑をカールさせるための拘束面となる
陵部４が分断される為切屑は陵部４に不連続に接するこ
とになシ拘束力が緩和され、かつ切屑の方向性を与える
ことも可能となう第１０図のように切屑を無理なくカー
ルさせ排出させることが出来る。
又、切込みが小さく送りが少ない軽切削条件では第８図
のように陵部４は切刃部２より高く位置しておシ、ブレ
ーカ溝幅を狭めることと同じ効果を与えるため、第１１
図のように切屑を十分にカールさせて排出させることが
出来る。
のように陵部４は切刃部２より高く位置しておシ、ブレ
ーカ溝幅を狭めることと同じ効果を与えるため、第１１
図のように切屑を十分にカールさせて排出させることが
出来る。
第５図のノーズ部の拡大平面図を第１３図に、第１１図
のＥ−Ｅｌ！？直図を第１４図に示す。
のＥ−Ｅｌ！？直図を第１４図に示す。
切込みが小さい微少切削条件では、ノーズ部の陵部４の
内側枠５はノーズ先端９に向って突出しているため第１
１図よりブレーカ溝幅が狭く形成されるので第１２図の
ように薄い切屑も十分にカールさせて排出させることが
出来る。
内側枠５はノーズ先端９に向って突出しているため第１
１図よりブレーカ溝幅が狭く形成されるので第１２図の
ように薄い切屑も十分にカールさせて排出させることが
出来る。
以上の実施例においては、ノーズ部の突出している内側
枠の形状が円弧である例を示したが、第１５図に示すよ
うに楕円の一部でもよく、その他任意の形状をとること
が出来る。
枠の形状が円弧である例を示したが、第１５図に示すよ
うに楕円の一部でもよく、その他任意の形状をとること
が出来る。
また陵部４としてはノーズ部付近から切刃稜中央部付近
へかけての陸＠４の高さを変化させると同時に、陵部４
の内側枠を切刃稜中央部付近でわん曲するようにしても
よいし、平行であっても良い。
へかけての陸＠４の高さを変化させると同時に、陵部４
の内側枠を切刃稜中央部付近でわん曲するようにしても
よいし、平行であっても良い。
會た、スローアウェイチップの上下両面を同一形状とす
ることによって切刃数を増加させることも可能であり１
加えて三角形板状のスローアウェイチップに限らず四角
形、菱形等の多角形板状のものでもよへ
ることによって切刃数を増加させることも可能であり１
加えて三角形板状のスローアウェイチップに限らず四角
形、菱形等の多角形板状のものでもよへ
第１図は従来のスローアウェイチップ平面図、第２図は
第１図のＡ−Ａ断面の拡大図、第３図は従来のスローア
ウェイチップで切込みが大きく送シが多い場合の切屑排
出状態を示す図、第４図は同じく切込みが小さく送りが
小さい場合の図、第５図および第６図は本考案によるス
ローアウェイチップの平面図と側面図、第７図、第８図
および第９図は各々第５図のＢ−Ｂ断面、ｃ−ｃ断面お
よびＤ−Ｄ断面の拡大図、第１０図は本考案スローアウ
ェイチップによる切込みが大きく送シが多い重切削条件
での切屑排出状態を示す図、第１１図は同じく切込みが
小さく送りが少ない軽切削条件での切屑排出状態を示す
図、第１２図は同じく更に切込みが小さく送シが少ない
微小切削条件での切屑排出状態を示す図、第１３図は第
５図のノーズ部の拡大平面図、第１４図は第１３図のＥ
−Ｅ断面図、第１５図は、変形例のノーズ部の拡大平面
図である。 １ニスローアウエイチツプ、２：切刃部、３：ブレーカ
溝、４：陵部、５：内側枠、６：外周面、１：底面、８
：平直部、９：ノーズ先端、１０：窪み、Ｈ：底面から
切刃部２壕での高さ、ｈ：底面から陵部４１での高さ。
第１図のＡ−Ａ断面の拡大図、第３図は従来のスローア
ウェイチップで切込みが大きく送シが多い場合の切屑排
出状態を示す図、第４図は同じく切込みが小さく送りが
小さい場合の図、第５図および第６図は本考案によるス
ローアウェイチップの平面図と側面図、第７図、第８図
および第９図は各々第５図のＢ−Ｂ断面、ｃ−ｃ断面お
よびＤ−Ｄ断面の拡大図、第１０図は本考案スローアウ
ェイチップによる切込みが大きく送シが多い重切削条件
での切屑排出状態を示す図、第１１図は同じく切込みが
小さく送りが少ない軽切削条件での切屑排出状態を示す
図、第１２図は同じく更に切込みが小さく送シが少ない
微小切削条件での切屑排出状態を示す図、第１３図は第
５図のノーズ部の拡大平面図、第１４図は第１３図のＥ
−Ｅ断面図、第１５図は、変形例のノーズ部の拡大平面
図である。 １ニスローアウエイチツプ、２：切刃部、３：ブレーカ
溝、４：陵部、５：内側枠、６：外周面、１：底面、８
：平直部、９：ノーズ先端、１０：窪み、Ｈ：底面から
切刃部２壕での高さ、ｈ：底面から陵部４１での高さ。
Claims (1)
- 多角形板をなすスローアウェイチップ１において、その
多角形を構成する少なくとも一面に切刃＠２に連続して
隣接するブレーカ溝３を全周囲にわたって有し、該ブレ
ーカ溝３の形状は切刃部２からブレーカ溝３の形成によ
う残存する領域にある陵部４に向かいブレーカ溝最深部
付近で凹から凸へ変わっており１前記陸＠４は外周面６
に垂直なる任意断面における底面７からの高さｈが切刃
稜中央部付近で切刃部２の高さＨよう低く位置しノーズ
部付近でＨよシ高く位置し、該陵部４の内側稜５はノー
ズ部付近でノーズ先端９に向って突出して訃り、かつ該
陵部４に少くとも１個以上の窪み１０を有し、更に前記
陸＠４の最大高さよりも高いか、同一の高さの平面部を
構成する中央部８を有することを特徴とするスローアウ
ェイチップ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979028997U JPS5841048Y2 (ja) | 1979-03-07 | 1979-03-07 | スロ−アウエイチツプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979028997U JPS5841048Y2 (ja) | 1979-03-07 | 1979-03-07 | スロ−アウエイチツプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55129705U JPS55129705U (ja) | 1980-09-13 |
| JPS5841048Y2 true JPS5841048Y2 (ja) | 1983-09-16 |
Family
ID=28876013
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1979028997U Expired JPS5841048Y2 (ja) | 1979-03-07 | 1979-03-07 | スロ−アウエイチツプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5841048Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5898104U (ja) * | 1981-12-25 | 1983-07-04 | 日立超硬株式会社 | スロ−アウエイチツプ |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5233838A (en) * | 1975-09-11 | 1977-03-15 | Maeda Seisakusho | Ladle moving device in open type electric furnace |
-
1979
- 1979-03-07 JP JP1979028997U patent/JPS5841048Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5233838A (en) * | 1975-09-11 | 1977-03-15 | Maeda Seisakusho | Ladle moving device in open type electric furnace |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55129705U (ja) | 1980-09-13 |
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| JPH0329046Y2 (ja) |