JPS5838836B2 - オンパオ デンドウスル バイタイノ カンシホウホウオヨビ ソウチ - Google Patents

オンパオ デンドウスル バイタイノ カンシホウホウオヨビ ソウチ

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JPS5838836B2
JPS5838836B2 JP49073481A JP7348174A JPS5838836B2 JP S5838836 B2 JPS5838836 B2 JP S5838836B2 JP 49073481 A JP49073481 A JP 49073481A JP 7348174 A JP7348174 A JP 7348174A JP S5838836 B2 JPS5838836 B2 JP S5838836B2
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Cerberus AG
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Publication date
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Publication of JPS5838836B2 publication Critical patent/JPS5838836B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08BSIGNALLING OR CALLING SYSTEMS; ORDER TELEGRAPHS; ALARM SYSTEMS
    • G08B13/00Burglar, theft or intruder alarms
    • G08B13/16Actuation by interference with mechanical vibrations in air or other fluid
    • G08B13/1609Actuation by interference with mechanical vibrations in air or other fluid using active vibration detection systems

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Burglar Alarm Systems (AREA)
  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)
  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、音波を伝導する媒体のある場所において音響
信号が生成され、この媒体を通って伝導された音響信号
が他の場所において受信され、受信された音響信号の予
定された偏差の場合に警報信号が発生されるようにした
音波を伝導する媒体の監視方法およびこの方法を実施す
るための装置に関するものである。
この種類の装置は、例えば、ショウウィンドー陳列窓ま
たは金庫室の侵入保護のために役立つことができる。
この場合、音波伝導媒体として塊状の境界、例えば、板
ガラスまたは金属製の金庫壁等が役立つ。
これには、少なくとも1個の超音波の送信トランスデユ
ーサが取付けられ、これは、好ましくは超音波領域の固
体伝導音波を板ガラスまたは金庫壁に与える。
他のある場所には、少なくとも1個の受信トランスデユ
ーサが取付けられこれは板ガラス、壁または面を経て伝
導される超音波振動を受信する。
受信トランスデユーサには電気的警報装置が接続され、
これが適当な信号系を制御する。
しかしながら、本発明は板ガラスまたは壁のような平面
状対象物の保護に対するこの利用に限定されるものでは
なく、同様に、任意の音波を伝導する媒体の防護または
監視のために、例えば、美術館またはショウウィンドー
の中に配置された物体の防護または監視のために、垣の
防護または監視のために、あるいは、超音波空間防護と
しても利用されることができ、この場合、物体それ自体
、垣の材料または室内にある空気が音波を伝導する媒体
として役立ち、′また、この室内における何らかの変化
が音波の壜のある変化に導く。
ドイツ公開公報第1,913,161号によって開示さ
れた空間および物体のための監視装置は、超音波領域に
おける固体伝導音波か監視されるべき物体に伝導され、
測定場所に到着した超音波が記録されるようにした一つ
の装置を既に記載している。
振幅の減衰の際に警報装置が作動される。それ故、警報
附与が、物体の破壊の際にだけではなく、同様に既に接
触の際にも生ずる。
実際には、例えば、通行人による偶然の接触が回避され
ないショーウィンドーガラスの場合には、誤警報の余り
にもひんばんな発生となることであろう。
他のドイツ公開公報第2,056,015号によって公
知である警報確保方法においては、防護される物体、特
に、板ガラスがトランスデユーサによって共振振動を受
け、振動は受信トランスデユーサによって捕えられる。
この場合にも、振幅減衰の際に警報信号が発生される。
この方法もまた、振幅変化、従って、警報発生が唯板ガ
ラスの破損によるだけではなく、接触によっても現われ
るという欠点を有している。
他の例は、破損の際における板ガラスの共振周波数の変
化を警報附与に利用している。
しかしながら、これに対しても板ガラスが共振する共振
周波数が一定でないので複雑な帰還回路が振動周波数の
変化された共振状態への調節のために必要とされる。
この場合にも、振幅減衰は防害を生じさせる。
本発明の目的は、前記の方法および装置の上記の欠点を
除くことにあり、特に、振幅減衰による誤警報の発生か
回避され、また、警報発生が監視される媒体の中におけ
る一定の変化の際にだけ行なわれる作用の確実な、故障
のない監視される媒体の中における音波伝導による監視
および防護方法および装置を得ることにある。
本発明は、受信された音響信号の送信された音響信号に
対する時間的移行を測定し、この時間的移行が所定の制
限だけ変化した場合に警報信号が発生されることとを特
徴とするものである。
従って、本発明による方法および装置は、防護される物
体の損傷または破壊の際に必然的に現われるが、前記の
ように単に接触によっても生ずることのあり得る振幅変
化を利用しない。
むしろ受信された信号の媒体に与えられた音波信号に対
する時間移行もしくは時間遅延を利用する。
音響信号が正弦状振動であるか、または、周期的パルス
振動である場合には、この時間移行は受信された振動な
いしはパルスと、送信された振動ないしはパルスとの間
における位相差に相当する。
例えば、板ガラスの損傷の場合のように、媒体における
音波振動の伝送特性が変化したならば、受信機および送
信機間の音波振動の経路も変化し、媒体中の波の通過時
間も変化し、従って、位相差も変えられ、位相移行とな
る。
振動振幅の変化は、これに対して、位相移行に対して何
らの影響をも与えない。
本発明によれば信号は、搬送周波数を周波数変調した信
号である。
媒体が分散を有する場合、例えば、媒体の共振周波数の
領域内に搬送周波数が含まれるよう選ばれる場合には、
振動技術において公知の群速度現象(group v
elocityphenomena)か生じ、本発明は
この現象を利用している。
”群速度″は、マグロ−ヒル科学技術用語辞典(Mc
Graw−Hi 11 Dict 1onary of
Scientific and Technical
Terms)に、「わずかに異なった振動数と位相速度
をもった−群の干渉波が、全体として伝搬していく速度
」として定義されている。
この現象を要約すれば次のように説明できる。
すなわち、変調された信号は、純粋な搬送波信号に対し
て追加の時間遅延を受け、この追加の時間遅延は、送信
機、受信機間で媒体中を伝播する、変調されていない純
粋な搬送波自身の位相移行もしくは位相遅延よりも非常
に大きい。
媒体中のわずかな変化の際にも、例えば、板ガラスの任
意の箇所(この箇所は、送信機と受信機との間に横たわ
る必要はないが)における小さな損傷の場合にも、共振
点は、変調された信号における群速度の変化をはっきり
と表わすまで変化する。
この変調された信号の群速度の変化は、純粋な正弦波振
動の位相移行よりも実質的により大きい。
変調された信号は、媒体への妨害が受信機、送信機間の
通路中になく、任意の位置にあるとしても、送信された
信号と受信された信号との間の変化は相当のものである
という利点を有する。
このことは、システムの監視能力の有用性を妨げること
なく、監視または保護されるべき媒体に対する送信機お
よび受信機の物理的な取付は位置において、広い範囲を
許容する。
変調された信号の利用の際には、送信箇所と受信箇所と
の間に横たわる媒体の領域が監視されるだけではなく、
振動を受ける媒体全体、すなわち送信信号に対して受信
信号上に影響を表わす全周囲も監視される。
それ故、板ガラスの監視の場合には、送信機と受信機と
を板ガラスの同じ側に取付けることができ、それらの間
の距離は厳密なものではなく、従ってそれらの取付は本
質的に簡単化される。
板ガラスがいずれの位置で損傷されたとしても変調され
た信号の時間移行は相当なものとなり、それ故、時間移
行を検出する警報回路は簡単であると共に、信頼性のあ
る警報信号を発生するために臨界値は比較的高く設定す
ることができ、従って、例えば板ガラスの素手の接触の
ための振幅減衰による誤警報をなくする。
音波を伝導する物体の共振周波数か狭くなるように周波
数範囲を選んだ場合には、特に良好な結果を得ることが
できる。
板ガラスまたは金庫の壁の場合には、この範囲は一般的
に100 KHz以上である。
極めて接近した非常に多くの共振周波数を包合するよう
に周波数範囲を選択し、これによって従来のシステムで
は必要であった、成る特定の共振周波数への正確な調節
が不必要となるようにするのが好ましい。
特定の物体に対する周波数範囲を正当に選ぶことは簡単
である。
物体の中における波長が非常に小さく、それ故それが予
期される損傷の空間的床がり以下にあるように、物体に
送信される音波周波数を選択することが好ましい。
この周波数が充分に高い場合には、送信された音波エネ
ルギの波長と同程度の小さい損傷領域でも相当の群速度
遅延の移行もしくは変化となる。
一般的に、数のの波長を使用することで充分であり、1
00キロヘルツ以上の超可聴周波数が好ましい。
搬送波を変調した周波数によって振幅変化の影響を完全
に除外することができ、従って、監視装置もしくは防護
装置は防護される物体への単に素手による接触とは完全
に無関係となる。
周波数変調の特に適した方法は、2個の固定周波数値の
間で単に周波数を変えることである。
このような条件下で時間移行は容易に決定されることが
でき、すなわち、受信機における周波数の跳躍の群速度
の移行は、送信機における同様の周波数跳躍に対して容
易に調べることができる。
以下、本発明を第1〜3図に基づいて詳細に説明する。
第1図において、本発明の利用に対する例として、ショ
ウウィンドーまたはショウケース等の板ガラス1のよう
な監視されるべき媒体が示されている。
この板ガラス1には、送信機もしくは送信トランスデユ
ーサ2が取付けられるが、これは、圧電素子によって電
気エネルギーを板ガラス1における超音波振動に変換す
るものであるのが望ましい。
板ガラスには受信機もしくは受信トランスデユーサ3も
取付けられるが、これも同様に圧電による振動変換器で
あることが望ましい。
送信トランスデユーサ2及び受信トランスデユーサ3は
、発生、制御兼評価回路4に接続され、この回路4は警
報装置5を制御する。
第2図は、発生兼制御回路4を一層詳細に示すものであ
る。
送信トランスデユーサ2は、信号発生装置すなわち超音
波発生器7からの超音波エネルギを供給される。
この超音波発生器7の振動周波数は、例えば商店のショ
ウウィンドの板ガラスを監視する場合には約120ヘル
ツ〜180キロヘルツの範囲が適当である。
周波数パルス発生器6によって、発生器7から発生され
る周波数は周期的に小さな値、例えば、±100ヘルツ
だけ変えられ、これによって、発生器7は周波数を変調
された波動エネルギを送信トランスデユーサ2に与え、
その変調信号は第3a図に示すようにく形波である。
第3b図には、このようにして周波数を変調された、送
信トランスデユーサ2からガラスパネルもしくは板ガラ
ス1に与えられる振動の時間的経過が、略図で示されて
いる。
この振動によって、今や板ガラス1は振動を与えられ、
板ガラス内の振動は波節および波腹を有するある所定の
振動パターンをもたらすが、これは伝導経路(送信機−
媒体−受信機)の最も近い共振周波数に相当している。
板ガラス内では極めて隣接した多くの共振周波数か異な
った振動パターンに対応して生ずるが、振動の充分な振
幅を生成するためには、搬送周波数をそれら共振周波数
が生ずる周波数範囲内に置くべきである。
実験によると、普通の大きさのショウウィンドの板ガラ
スにおいては、有効周波数は120ヘルツから180キ
ロヘルツ程度の範囲内であることが分かった。
受信トランスデユーサ3が固着された特定箇所において
生ずる、媒体1内の戻り振動が受信トランスデユーサ3
によって、例えば、第3c図に示されるように記録され
る。
この戻り振動は第3b図に示されるように、搬送波を変
調した周波数変化が、所定の時間遅延を受けている変調
信号である。
それ故、変調包絡線は第3d図に示されるように、第3
a図の変調包絡線対して時間的にシフトもしくは移行さ
れている。
この時間遅延もしくは時間的移行(シフト)は単純な正
弦状音波振動の場合には、媒体の伝播速度および送信機
、受信機間の幾何学的距離によって決められ、送信機2
と受信機3との間における振動の走行時間に相当する。
しかし、搬送周波数、シフト周波数(すなわち第3a図
に示された波の周波数)および周波数変化の範囲の適当
な選択によって、時間差は実質的に数倍大きいことがあ
り得る。
この理由は、波理論で既知の群速度遅延効果と呼ばれる
現象に見つけられる。
例えば、狭い帯域フィルタのような共振特性を有する伝
導媒体を通って伝導される変調信号は時間遅延を受ける
が、その大きさは、共振周波数の幅及びそれに対しての
変調された電気的信号のフーリエ周波数スペクトルに依
存する。
時間遅延は、相、すなわち群速度遅延である。
機械的音波振動も、それが搬送周波数範囲に固有の共振
周波数を有する音波伝導媒体の中を伝導される時には、
同じ効果を示すことが解っている。
共振器として、前記の実施例の場合には、全体の板ガラ
ス1が作用するが、特に、多くの自由度を可能とする、
より高い周波数が選ばれた場合には、多数の共振点すな
わち共振周波数が生ずるのが解る。
例えば、1つの片の破損、切断または穴あけのような板
ガラスのわずかな損傷でも、送信機2と受信機3との間
の明白な遅延時間が実質的に変化するような、種々の共
振点における移行が生ずる。
板ガラスへの損傷は、板ガラス内に生じる振動の波長の
大きさと略々同程度の範囲内だけにあることが必要であ
る。
この場合板ガラスが受けた損傷に比較して、板ガラス上
のどの場所に送信機および受信機が取付けられたかは、
はとんど無関係である。
それ故、第1図に示されるように送信機と受信機とが1
つのかどに取付けられかつ損傷が対向する側の離れたか
どで生ずる時、すなわち破損が送信機と受信機との間に
おいて生じない時でも、共振点の著しい移行が生じ、こ
れは受信機で受信される変調信号の前述の時間シフトと
なる。
それ故、常に全体の媒体は、送信機および受信機の正確
な取付は場所には無関係に、そして送信機および受信機
に対する媒体内での故障もしくは妨害位置とは無関係に
監視される。
同様に、板ガラス内のどの場所においても板ガラスが穴
開けされたり破壊されたりすれば、共振点の変化を生じ
そして移行を生ずる。
板ガラスの素手による接触または雨等による濡れは、こ
れに対して、固有の共振点の移行とはならず、単に振幅
減衰となるだけである。
もっばら評価に関係される時間移行は、この場合には不
変のままである。
従って、板ガラスの接触の場合、または、例えば、板ガ
ラスの損傷のないノックによっては、送信信号に対する
受信信号の時間シフトだけが監視特性として使用されて
いるので、警報の発生とはならない。
それ故、板ガラス自体が損傷しないならば、接触、ノッ
ク、雨または、ひようなどによる誤警報は、この場合、
発生されない。
更に、本発明においては、送信機は板ガラス上の成る特
定の共振点に調節される必要はなく、それは本発明が完
全に振幅に無関係に作動するからである。
搬送周波数の近くに固有共振点があることで充分である
受信された信号は、好ましくは圧電クリスタルである受
信トランスデユーサ3(第2図)によって音波から電気
信号に変換され、この電気信号は電気回路8および9に
接続される。
圧電クリスタルに接続される回路8は、受信された信号
を選択的に増幅する増幅器であり、該増幅器8は増幅さ
れた信号を周波数復調器9に与え、それ故、周波数復調
器9の出力には変調信号だけが現われる。
回路8および9は、第2図に図示されているように、例
えば位相ロック・ループ(P、L、L、)であって良い
このような位相ロック・ループは事実上、自己同調フィ
ルタを有し、受信された搬送周波数にそれ自身自動的に
調節する。
そしてこの周波数およびその回りの周波数を有する信号
を所定の値まで自動的に増幅し、同時に復調信号を出力
し、従って事実上、周波数復調器9としても作用する。
回路9の出力は第3d図に示すような信号である。
入力が一力では周波数復調器9に、他方では周波数変調
装置、すなわち周波数パルス発生器6に接続されている
一致ゲート(例えばANDゲート)10によって、第3
d図に示す受信された変調信号は、第3a図に示される
送信された信号と比較される。
一致ゲート10の出力には、両方の信号が一致した時に
は、単に正が現われる。
しかしながら、周波数復調器9の信号は周波数パルス発
生器6のそれに比較して時間が移行されているので、第
3e図に示されるように、一致ゲート10の出力には、
周期的な矩形波信号が生ずる。
この信号は、積分器11によって積分され、平均値を形
成する。
ゲート10および積分器11は一緒になって時間移行を
検出するための時間検出装置を構成している。
積分器11からの出力信号すなわち平均値は警報装置に
与えられ、この警報装置は、平均値が所定量だけいずれ
かの方向に変わった時、すなわち、第3e図に81 お
よびS2 として示される上部のまたは下部の臨界値に
到達した時に、警報信号を発生する。
ANDゲート10からの出力を時間に対して平均すれば
、実際、重複部分の幅(すなわち、換言すれば、一致ま
たは非一致の程度)の測定値を出力し、それ故、送信ト
ランスデユーサ2および受信トランスデユーサ3間での
伝送における時間移行の測定値を出力することとなる。
積分器11からの出力の上部および下部レベルを決定す
る臨界回路は、例えば、出力を上部および下部の基準値
と比較する二重比較器であって良く、また例えば二重シ
ュミットトリガであって良い。
例えば、温度の変動によって生じ得るゆっくりしたドリ
フトを補償するために、出力回路に微分器を含ませても
良く、この微分器は、平均値が所定の割合で変化した時
だけ、すなわち平均値が所定の時間内に所定の値だけ変
わって平均値の変化率が検出された時だけ警報信号を発
生する。
この方法は、周波数パルス発生器6の周波数の移行およ
び発生器7の搬送周波数を制御するための、そしてドリ
フトを避けるようそれぞれの周波数を調節するための、
閉じられた制御ループの必要性をなくす。
その上、周波数をある一定の共振周波数に正確に調節す
る必要はなく、P、L、L0回路がそれ自身自動的に搬
送周波数に調節されるので、事実上、雑音および妨害か
ら免れ、誤警報からも免れる。
それ故、特に積分された時間遅延の変化率が検出される
ので、複雑な安定装置および同期装置を無くすることが
できる。
微分器や変化率回路は既知であり、警報回路5内に含め
て良い。
ANDゲート10および積分器11を使用する代りに、
同様の出力効果を与える他の種々の回路を使用しても良
い。
例えばゲート10および積分器11は一致弁別器に結合
されても良い。
一致弁別器における出力信号は、それに与えられる2つ
の入力信号、すなわち回路6および9からANDゲート
10に与えられる信号の時間差に依存する。
同様に作用する他のゲート、例えばNANDゲート、差
形成回路、または電圧比較器等が使用されても良い。
このような比較回路は例えば演算増幅器の形に構成され
て良く、それにおいてそれぞれの入力はそれぞれ回路6
および9の出力に接続される。
本発明は単に板ガラス、壁、窓ガラス等の監視だけでは
なく、同じように、他の媒体、例えば、任意の音波伝導
物体に対しても応用可能であり、また、部屋や金庫のよ
うな空間、さらには囲いやへいのような音波の伝導する
細長いものの監視に対しても応用可能である。
部屋が監視される場合には、音波伝導媒体1は部屋内に
ある空気によって形成される。
空気を振動状態にするために部屋に放射される周波数は
、媒体に整合して複数個の共振点を提供するように選ば
れるべきであり、部屋内の空気の場合は、板ガラスの周
波数よりも低い周波数に選ばれなければならない。
本発明装置および方法は、送信された音波を受信された
振動と比較することによって送信された音波の評価を可
能とする。
回路のどこかある場所において機能障害が生じた時には
、ANDゲート10によって形成された比較回路への信
号は、標準のものから変化し、警報が与えられるだろう
従って、本発明による監視装置は、本質的にフェールセ
ーフである。
本発明は、周波数変調された信号の場合について説明し
てきたが、これに限定されるものではなく、任意の他の
変調形態であっても良い。
従って信号は位相変調されても良く、連続的に周波数変
調されても良く、また示されたようにパルス変調されて
も良く、さらは振幅変調も可能である。
そして回路は、変調された信号の時間移行の評価を可能
とするように変更されなければならない。
第4図に示されるように、多数の音波伝導物体G1.G
2.G3およびG4が唯1つの中央監視ステーションC
によって監視されることもできる。
この場合、変調された超音波信号は、まず、物体G、に
取付けられた送信トランスデユーサS1に与えられる。
同じ物体G1 内の振動を超音波の受信トランスデユー
サE1が受信し、トランスデユーサE1 は次に第2の
物体G2に取付けられた送信機もしくは送信トランスデ
ユーサS2に接続され、そこからの受信波は受信トラン
スデユーサ心から物体G3 上の送信トランスデユーサ
S3に接続される。
受信トランスデユーサE3での受信波は物体G4上の送
信トランスデユーサS4に接続され、受信トランスデユ
ーサE4は中央ステーションCに戻って接続されている
物体の1つを通る波または振動エネルギの各伝送におい
て、超音波信号は時間遅延を受ける。
種々の時間遅延もしくは時間移行が加えられ、全体の時
間移行もしくは時間遅延が中央ステーションCに戻され
る。
監視されるべき物体のいずれか1つに損傷や破壊、もし
くは時間移行の変化が生じた場合には、中央ステーショ
ンCに与えられる、送信信号に対する全体の時間移行は
変化し、変化された信号を評価して例えば警報を発生す
る。
同様の方式が超音波監視方式によって既に知られている
か、これにおいては、個々の物体01〜G4は共振振動
に附勢され、防護される物体の1つの振幅減衰が警報検
出に利用される。
しかしながら、この方式は、物体の全部が共振振動に導
かれることが必要であり、その理由は、もしそうでなけ
れば、伝導経路か中断されるからである。
それ故、正確に同じ大きさと同じ構成、種類の物体、従
って、正確に同じ共振周波数を有する物体を防護するこ
とだけが可能であった。
このことは実際には、はとんど決して達成されないので
、この方式は従来例ら実際的に応用されることができな
かった。
しかしながら、本発明は振幅には完全に無関係であり、
送信される周波数を共振点すなわち共振周波数へ正確に
調節することは伺ら必要としない。
物体01〜G4(一般にGn、nは任意の数)は異なっ
ていて良く、もっばら異なった共振スペクトルを有して
いて良く、そして異なった大きさ、形状、および材質で
あって良い。
唯1つの制御ステーションもしくは中央ステーションが
種々の物体に適用され、連続的に接続された送信および
受信トランスデユーサを監視するために使用され得る。
送信および受信トランスデユーサ間の伝送遅延時間をチ
ェックすることによって、そして送信された信号に対す
る受信された信号の時間(位相)移行(遅延)を使用す
ることによって、種々の型、種々の大きさおよび種々の
形状の多くの物体が唯1つの制御中央ステーションから
監視され得る。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図は本発明方法の原理と本発明装置の1実施例
とを示す略図で、第1図は原理図、第2図はその回路図
、第3図は波形図、第4図は多数の物体を監視するため
の方法を示す略図である。 1・・・音波伝導物体、2・・・送信機、3・・・受信
機、4・・・発生制御兼評価回路、5・・・警報装置、
6・・・周波数パルス発生器(周波数変調装置)、7・
・・発生器(信号発生装置)、8・・・増幅器、9・・
・周波数復調器、 10・・・一致ゲート、 11・・・積分器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 波形信号が発生され、発生された波形信号は、音波
    信号を媒体に与える送信機によって送信場所で前記媒体
    に与えられ、送信された音波信号は受信場所で受信機に
    より媒体から受信され、そして前記受信された信号に対
    する前記発生された信号の予定された特性変化が検出さ
    れた時に警報信号が発生される、音響的な伝導媒体にお
    ける音波の伝導を監視する方法において、音波搬送波を
    発生する段階と、周波数変調された音波信号を与えるよ
    うに前記搬送波を周波数変調する段階と、送信された信
    号の変調に対する、受信波の変調の移行を時間に対して
    感知する段階であって、この時間移行は信号の前記特性
    を定めるものである段階と、前記発生された変調信号に
    対する、前記受信された変調信号の時間移行の変化を決
    定し、前記媒体における波の群速度の変化を評価する段
    階と、送受信信号間の変調の時間的移行の変化が予定値
    をこえた時に前記警報信号を発生する段階とを含むこと
    を特徴とする音響的な伝導媒体における音波の伝導を監
    視する方法。 2 音響的な伝導媒体における音波の伝導を監視する装
    置において、音波或は超音波周波数の信号発生装置7と
    、前記信号発生装置7に接続され周波数変調された信号
    を与える周波数変調装置6と、送信場所におかれた送信
    トランスデユーサ2であって、監視されるべき媒体に、
    周波数変調されて発生した信号を送信し、前記媒体内に
    周波数変調された音波振動を導くものと、受信場所にお
    かれて前記送信トランスデユーサ2によってそこに送信
    された振動を前記媒体から受信し、電気的な受信信号を
    出力する受信トランスデユーサ3と、前記受信トランス
    デユーサ3に接続された周波数復調器9と、前記信号発
    生装置7および前記受信トランスデユーサ3のツカに接
    続され、送受信波の変調並びに復調包絡線間の相対的な
    時間変化を決定し、媒体内の波の群速度における変化を
    求める時間検出装置10.11と、前記時間検出装置1
    0.11により決定される前記送受信波の変復調包絡線
    間の相対的な時間変化が予定レベルをこえた時に警報を
    与える警報発生装置5とを備えたことを特徴とする音響
    的な伝導媒体における音波の伝導を監視する装置。
JP49073481A 1973-07-10 1974-06-28 オンパオ デンドウスル バイタイノ カンシホウホウオヨビ ソウチ Expired JPS5838836B2 (ja)

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