JPS583768Y2 - パ−ツフイ−ダ - Google Patents

パ−ツフイ−ダ

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Publication number
JPS583768Y2
JPS583768Y2 JP5258277U JP5258277U JPS583768Y2 JP S583768 Y2 JPS583768 Y2 JP S583768Y2 JP 5258277 U JP5258277 U JP 5258277U JP 5258277 U JP5258277 U JP 5258277U JP S583768 Y2 JPS583768 Y2 JP S583768Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vibrating
magnet
base
parts feeder
mounting
Prior art date
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Expired
Application number
JP5258277U
Other languages
English (en)
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JPS52148684U (ja
Inventor
伊藤潔
藤崎英雄
Original Assignee
セイコ−精機株式会社
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Publication date
Application filed by セイコ−精機株式会社 filed Critical セイコ−精機株式会社
Priority to JP5258277U priority Critical patent/JPS583768Y2/ja
Publication of JPS52148684U publication Critical patent/JPS52148684U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、電磁振動パーツフィーダに関し、とくに、
部品を収納するボウルの振動にアンバランスがなく、ボ
ウル全周が均等な搬送特性をもち、しかも、組立調整容
易な電磁振動パーツフィーダを提供することを目的とし
ている。
一般に振動パーツフィーダが振動のアンバランスを生ぜ
ず経時変化もなく、安定して信頼性の高い作動をするた
めの構成的要件は第1図および第2図によって説明する
と、第1に上部振動ブロック2と、ベース1側にこれと
対向して固設しであるマグネット5との両対向面は互に
平行であり、すなわち間隙tが一定であり、しかもこの
取付方法は経時変化しないように信頼性の高いものであ
ること、第2に振動ブロック2をベース1上に支える傾
斜した複数個の板ばね3の取付寸法tが何れも同じで誤
差が極めて少ないばかりでなく振動ブロック2と、マグ
ネット5を含むベース1の軸心が一致していること、第
3にベース1にマグネット5との固着方法も信頼性が高
く経時変化を起こさないことであることが知られている
従来振動体の組立に際しては、第1図に示す如くおおよ
その水平が出るようにベース1と振動ブロック2とを複
数個の板ばね3により一体に連結し、次にベース1に取
付げた高さ調整ねじ4を操作して、振動体2に対するマ
グネット5のギャップ寸法を及び両者の対向面の平行度
をマグネット取付板7を介して調節し、しかる後、締付
ねじ6によりマグネット取付板7を下方に引張って締付
は固定している。
また他の実施例としては、第2図に示すように振動ブロ
ック2を板バネ3によってベース1に第1図と同様に取
付け、且つマグネット5を、ベース1に垂直に植設した
スタンド8とこれニ螺合スる高さ調節ナンド9及び締付
ナツト9′とにより、マグネット取付板7を介して支持
固定するようにしていた。
しかし、これらの方式はいずれもベース1と振動ブロッ
ク2との間の寸法tと、板ばね3の取付寸法tと、マグ
ネット5およびベース1に対する振動ブロック2の中心
のずれとは相互に影響し合っているので、トライアル方
式で時間をかげて慎重に調整しても1個所を要求値に入
れると他の値が外れてしまう等、これらの値を総て要求
値に入れることは殆んど不可能であり、またこの固着方
法は信頼性がなく経時変化が起り易かった。
よって振動のアンバランスが生じて振動体を偏心振動さ
せ、一定した部品の搬送ができなくなるとともに時には
全く振動の生じない場合もある。
また、マグネットのギャップ寸法tをねじにより調整す
ることは極めて困難で熟練を要するほか、その調整にも
正確性がなく、さらにねじ、あるいはナツトの弛みによ
ってパーツフィーダ自体に経時変化が生じ、振動不良や
アンバランスの原因となり、設計通りの振動は得られな
かった。
この考案は上記の振動体組立上の3つの基本的数値であ
るベースと振動ブロックとの間の寸法tとその平行度、
複数個の板ばね取付寸法の均一性、およびベースと振動
ブロックの中心の一致の何れをも煩雑な調整をすること
なく、1回で設計許容誤差内に組上げ、その誤差も部品
の加工誤差に近い極く僅かなものにするとともに、各構
成部品の固着方法も信頼性の高い経時変化の起り難い確
実な組立調整方法を採用できるパーツフィーダを提供し
て、上述の従来の欠点を解決したものである。
以下この考案の実施例を第3図および第4図について説
明する。
第3図はこの考案パーツフィーダの振動体部分を組立治
具を用いて組立てた状態の正面図で、第1図と対応する
部品は同一符号で示しである。
パーツフィーダ振動体のベース1上には中間部材10を
介してマグネット5が複数個のボルト17で固着されて
固定部分21を形成し、上記ベース1の下面は上記振動
体の基準底面1aとなっており、その中央に位置決め基
準穴1′が穿たれている。
上記振動体の振動部分22は上記マグネット5の上側に
所望間隔tをへだてて配設された振動ブロック2で、こ
の振動ブロック2はベース1から傾斜して突出する複数
個の板ばね3により支えられるようになっている。
上記振動ブロック2の上面は振動ブロックの下面と上記
マグネット5の上面とが平行になったとき、上記基準底
面1aと平行な基準上面2aに形成され、その中央に位
置決め基準ねじ穴2′が穿たれている。
このように構成したパーツフィーダ振動体の組立調整項
を次に説明する。
まず、2枚の円盤状の板11.12の対向面11b、1
2bが上記振動体の基準上面2aおよび基準底面1aに
密着させるべく精密に平行に仕上加工されている。
さらに該基準面には、第4図aおよびbに示すように円
形の同寸法で各板と同心の溝11Cおよび12cが刻設
されていて、第4図Cに示した複数の間隔片14の上下
両端部と係合し、円盤11と12を振動体組上り寸法H
なる間隔に平行に第3図に示すように保持するものであ
る。
またベース1を取付ける下側板11の中央取付面にはそ
の中心に前記固定部分21と振動部分22との同心性を
保つためのセンサーピン11aが先端を突出して植設さ
れ、その突出部は上記位置決め基準穴1′に軽く精密に
嵌合し、上記基準底面1aと取付面11bが隙間なく密
着し得るよう構成しである。
他方上部板12の取付対向面12bの中央部には、ネジ
ピン13の首部に堅く精密に嵌合する貫通穴12aが穿
たれ、上記ネジピン13の先端ネジ部は取付面12bに
突出し振動ブロック2の上記位置決め基準ネジ穴2′と
固くネジ結合し、プロツタ2の上面と取付面12bは隙
間なく密着して取付けられる。
こうして、振動部分22と固定部分21とは、マグネッ
ト5の上面と振動ブロック2の下側対向面との平行度お
よびその間隙寸法tは各構成部品の加工誤差内に入れら
れ、また上下の取付部材は各中心にあるセンタピン11
aとネジピン13で位置決めされているから両部材の心
ズレも加工誤差範囲内になる。
次に上側板12を適宜回転させて板ばね3の取付座が取
付角度位置に来るよう調整して、複数個のばね3をボル
トによって取付ける。
この際その取付寸法tは、上記の場合と同様各構成部品
の加工誤差範囲内に入れられることは当然である。
よってネジピン13を弛めて組立装置を取りはずせば、
何ら調整することなしに1回で設計許容範囲内に入る振
動体の組立を完了するものである。
1度組立作業で再調整をすることを要しないので、ベー
ス1に中間部材10を介してマグネット5を固着してい
るボルト17も板ばねの取付ボルトも再び弛めたり締め
直したりすることは無いから適宜な弛み止め手段(図示
省略)を用うろことが可能で、このことは経時変化のな
い信頼性のある振動性能を保証するものである。
なおまた従来の振動体においては第1図および第2図に
示す如く、上記3つの数値を要求範囲内に入れるために
トライアル方式に何回も調整しなげればならないから、
その調整が便利なようにマグネット5は板状の取付板I
とともにベース1上に空間を介在させた状態で、複数個
のネジ棒上に調整可能に支持する構成を採っている。
かかる構成は剛性上極めて信頼性の低いもので、本考案
では1回の組立作業でその後調整を要しないから、マグ
ネット5は中間部材10を介してベース1上に直接に何
等空間を介在させることなく一体固定化できるので、極
めて信頼性の良い構成を採用することができる。
以上のようにして組立調整された振動体の基準上面2a
に、図示は省略したが搬送部品を収納する、いわゆる、
ボウルをねじ締めにより取り付けてパーツフィーダ゛を
完成する。
以上の実施例においては、振動部分上面の位置決め基準
穴としてねじ穴を用いたが、円盤12と振動ブロック2
との締結手段として振動ブロックの上面数ケ所に設けた
ボウル取付用ねじその他の締結手段を用い、基準穴は固
定部分と同じように相手ピンとしつくり嵌合する穴を用
いるようにしても、この考案を実施できることは明らか
である。
以上のように、この考案によれば、1回の組立で再調整
の必要なく、経時変化によって特性劣化することのほと
んどないパーツフィーダを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はそれぞれ従来のパーツフィーダ振
動体の正面図、第3図はこの考案にかかるパーンフィー
ダの組立工程を示す正面図、第4図は第3図の組立工程
に用いた組立治具の説明図である。 1・・・・・・ベース、2・・・・・・振動フロック、
1′、2′・・・・・・位置決め基準穴、3・・・・・
・板ばね、5・・・・・・マグネット、11,12・・
・・・・円盤、11a・・・・・・ピン、13・・・・
・・ねじピン、21・・・・・・振動体固定部分、22
・・・・・・振動体振動部分。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 振動体のマグネットをベースに一体固定した固定部分に
    基準底面を、上記振動体の振動部分に基準上面をそれぞ
    れ備え、かつ、上記固定部分の底面および上記振動部分
    の上面に位置決め基準穴を備えたことを特徴とするパー
    ツフィーダ。
JP5258277U 1977-04-25 1977-04-25 パ−ツフイ−ダ Expired JPS583768Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5258277U JPS583768Y2 (ja) 1977-04-25 1977-04-25 パ−ツフイ−ダ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5258277U JPS583768Y2 (ja) 1977-04-25 1977-04-25 パ−ツフイ−ダ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS52148684U JPS52148684U (ja) 1977-11-11
JPS583768Y2 true JPS583768Y2 (ja) 1983-01-22

Family

ID=28511660

Family Applications (1)

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JP5258277U Expired JPS583768Y2 (ja) 1977-04-25 1977-04-25 パ−ツフイ−ダ

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JPS52148684U (ja) 1977-11-11

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