JPS5836217A - 風合の改良されたセルロ−ス系繊維の製造法 - Google Patents
風合の改良されたセルロ−ス系繊維の製造法Info
- Publication number
- JPS5836217A JPS5836217A JP13209181A JP13209181A JPS5836217A JP S5836217 A JPS5836217 A JP S5836217A JP 13209181 A JP13209181 A JP 13209181A JP 13209181 A JP13209181 A JP 13209181A JP S5836217 A JPS5836217 A JP S5836217A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fibers
- cellulase
- fabric
- solution
- texture
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、風合の改良されたセルロース系繊維の製造法
に関し、更に詳しくは、絹様の風合を有するセルロース
系繊維を穏和な条件で容易に製造し得る方法に係るもの
である。
に関し、更に詳しくは、絹様の風合を有するセルロース
系繊維を穏和な条件で容易に製造し得る方法に係るもの
である。
合成繊維において酸、アルカリ或いはその他の特殊な薬
剤で処理して繊維表面部分を剥皮ないしは表面構造を変
化することにより特殊な風合を持つ布帛に変化せしめる
ことが一般に行なわれている。例えばポリエステル繊維
のアルカリ処理は、いわゆる減量加工と称し市場に出て
いる。
剤で処理して繊維表面部分を剥皮ないしは表面構造を変
化することにより特殊な風合を持つ布帛に変化せしめる
ことが一般に行なわれている。例えばポリエステル繊維
のアルカリ処理は、いわゆる減量加工と称し市場に出て
いる。
一方、セルロース系繊維、即ち綿などの天然セルロース
、ビスコースレーヨン、又ハ銅アンモニアレーヨンなど
の再生セルロース繊維の場合には鉱酸（例えば塩酸又は
硫酸）もしくはアルカリ（例えば水酸化ナトリウム）を
用いると加水分解を起し、その重量が減少することは古
くから知られているところである。しかるにセルロース
系繊維の風合改良のためにこれら鉱酸、アルカリを用い
る加水分解法を適用すると繊維は過度に加水分解され、
分解生成物に起因する着色や著しい強度低下が見られ実
用性に乏しい。又、これらの薬品の使用下で有効な風合
改良を行なうためには装置および材質の制約などに問題
がある。
、ビスコースレーヨン、又ハ銅アンモニアレーヨンなど
の再生セルロース繊維の場合には鉱酸（例えば塩酸又は
硫酸）もしくはアルカリ（例えば水酸化ナトリウム）を
用いると加水分解を起し、その重量が減少することは古
くから知られているところである。しかるにセルロース
系繊維の風合改良のためにこれら鉱酸、アルカリを用い
る加水分解法を適用すると繊維は過度に加水分解され、
分解生成物に起因する着色や著しい強度低下が見られ実
用性に乏しい。又、これらの薬品の使用下で有効な風合
改良を行なうためには装置および材質の制約などに問題
がある。
本発明の目的は上述したごとき酸、アルカリ加水分解法
におけるいわゆるセルロース系繊維の減量加工にみられ
る諸問題を解決すべくなされたものであって繊維への着
色や強度低下を伴なわず、かつ、装置、機材への損傷も
起さずに風合の改良されたセルロース系繊維を製造する
方法を提供することである。
におけるいわゆるセルロース系繊維の減量加工にみられ
る諸問題を解決すべくなされたものであって繊維への着
色や強度低下を伴なわず、かつ、装置、機材への損傷も
起さずに風合の改良されたセルロース系繊維を製造する
方法を提供することである。
本発明者は上記の観点に鑑み、鋭意検討した結果、セル
ロース系繊維をセルラーゼで処理すると、その繊維表面
が分解により剥皮され絹様風合になることを見い出し、
本発明を完成したものである。
ロース系繊維をセルラーゼで処理すると、その繊維表面
が分解により剥皮され絹様風合になることを見い出し、
本発明を完成したものである。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明はセルロース系繊維をセルラーゼで処理すること
を特徴とする。更に詳しくはセルロース系繊維をセルラ
ーゼ溶液で処理し、該繊維の外表面を加水分解する工程
、セルラーゼ回収工程、セルラーゼ活性停止工程、洗浄
工程、乾燥工程の組み合わせによって風合の改良された
セルロース系繊維を製造する方法である。
を特徴とする。更に詳しくはセルロース系繊維をセルラ
ーゼ溶液で処理し、該繊維の外表面を加水分解する工程
、セルラーゼ回収工程、セルラーゼ活性停止工程、洗浄
工程、乾燥工程の組み合わせによって風合の改良された
セルロース系繊維を製造する方法である。
本発明によるとセルロース系繊維の外表面に高分子蛋白
質であるセルラーゼが作用し、表面を優先的に分解剥皮
することができる。
質であるセルラーゼが作用し、表面を優先的に分解剥皮
することができる。
本発明におけるセルロース系繊維としては、綿などの天
然セルロース及びビスコースレーヨン、銅アンモニアレ
ーヨンなどの再生セルロース繊維等のいずれをも使用で
き、セルロース系１００％あるいは混用の場合、混用率
２０チ以上（セルロース比率）が望ましい。又例えば混
紡、交線等の混用の相手としての合成繊維はポリアミド
系繊維（例えばナイロン６、ナイロン６６）、ポリアク
リロニトリル系繊維、ポリエステル系繊維〔例えばポリ
エチレンテレフタレート〕、ポリビニルアルコール系繊
維（例えばビニロン）、ポリオレフィン系繊維（例えば
ポリプロピレン繊維、ポリエチレン繊維）、ポリ塩化ビ
ニル系繊維、ポリ塩化ビニリデン系繊維、ポリウレタン
系繊維、ポリ尿素系繊維、ポリフルオロカーボン系繊維
などすべての合成繊維が使用できる。
然セルロース及びビスコースレーヨン、銅アンモニアレ
ーヨンなどの再生セルロース繊維等のいずれをも使用で
き、セルロース系１００％あるいは混用の場合、混用率
２０チ以上（セルロース比率）が望ましい。又例えば混
紡、交線等の混用の相手としての合成繊維はポリアミド
系繊維（例えばナイロン６、ナイロン６６）、ポリアク
リロニトリル系繊維、ポリエステル系繊維〔例えばポリ
エチレンテレフタレート〕、ポリビニルアルコール系繊
維（例えばビニロン）、ポリオレフィン系繊維（例えば
ポリプロピレン繊維、ポリエチレン繊維）、ポリ塩化ビ
ニル系繊維、ポリ塩化ビニリデン系繊維、ポリウレタン
系繊維、ポリ尿素系繊維、ポリフルオロカーボン系繊維
などすべての合成繊維が使用できる。
セルロース系繊維を処理するために用いるセルラーゼと
しては例えばドリセツーゼ、セルラーゼオノズカ、スミ
チームＣなどの市販セルラーゼ製剤のほかに例えばトリ
コデルマ属、アスペルギルス属、イルペックス属、スポ
ロトリカム属などのセルラーゼ生産菌の液体培養ｒ液も
しくは固体培養抽出液などがあげられ、これらを単独あ
るいは混合して用い得る。これらセルラーゼは当然のこ
とながら装置、機材に損傷を与えることはない。
しては例えばドリセツーゼ、セルラーゼオノズカ、スミ
チームＣなどの市販セルラーゼ製剤のほかに例えばトリ
コデルマ属、アスペルギルス属、イルペックス属、スポ
ロトリカム属などのセルラーゼ生産菌の液体培養ｒ液も
しくは固体培養抽出液などがあげられ、これらを単独あ
るいは混合して用い得る。これらセルラーゼは当然のこ
とながら装置、機材に損傷を与えることはない。
セルロース系繊維部分分解工程において、これらセルラ
ーゼを用いて繊維を処理する方法は色々あるが例えばあ
らかじめ活性温度に保温されたセルラーゼ溶液に布帛を
浸漬し保持するか、或いはセルラーゼ溶液を用いて布帛
に含浸処理した後、布帛を絞り、温度調節されたゾーン
を通過せしめたり、又は、ロール状に巻き上げるなどし
て水分蒸散を防止しながら保温し、酵素反応させること
により行なう。
ーゼを用いて繊維を処理する方法は色々あるが例えばあ
らかじめ活性温度に保温されたセルラーゼ溶液に布帛を
浸漬し保持するか、或いはセルラーゼ溶液を用いて布帛
に含浸処理した後、布帛を絞り、温度調節されたゾーン
を通過せしめたり、又は、ロール状に巻き上げるなどし
て水分蒸散を防止しながら保温し、酵素反応させること
により行なう。
上記セルラーゼ溶液処理における温度ならびにｐＨ条件
は、使用するセルラーゼの種類、すなわち酵素の起源に
より多少異なるが、一般には温度範囲２５°Ｃ〜６０°
Ｃ，ｐＨ範囲３．５〜Ｚ口が好ましい。
は、使用するセルラーゼの種類、すなわち酵素の起源に
より多少異なるが、一般には温度範囲２５°Ｃ〜６０°
Ｃ，ｐＨ範囲３．５〜Ｚ口が好ましい。
ｐＨの調整には、例えば適宜酢酸緩衝液、クエン酸緩衝
液、リン酸緩衝液などの緩衝液が適宜使用される。例え
ばセルラーゼとしてスミチームＣを用いた場合、温度４
００Ｃ，Ｍ／１０酢酸緩衝液ｐＨ４，０である。また、
酵素濃度、反応時間は処理されるセルロース系繊維の種
類、繊度及び目的とする風合度、強度及びセルラーゼの
活性を考慮して決定することができる。セルラーゼ濃度
は、処理時間、酵素回収効率、洗浄効率等から３０００
〜６０００単位（スミチームＣ，オノズカ３８など）の
酵素標品であれば１０チ以下、例えばスミチームＣを１
チ溶液で用いた場合、ｐＨ４，０、温度、４０°Ｃで１
時間から６時間の処理時間である。
液、リン酸緩衝液などの緩衝液が適宜使用される。例え
ばセルラーゼとしてスミチームＣを用いた場合、温度４
００Ｃ，Ｍ／１０酢酸緩衝液ｐＨ４，０である。また、
酵素濃度、反応時間は処理されるセルロース系繊維の種
類、繊度及び目的とする風合度、強度及びセルラーゼの
活性を考慮して決定することができる。セルラーゼ濃度
は、処理時間、酵素回収効率、洗浄効率等から３０００
〜６０００単位（スミチームＣ，オノズカ３８など）の
酵素標品であれば１０チ以下、例えばスミチームＣを１
チ溶液で用いた場合、ｐＨ４，０、温度、４０°Ｃで１
時間から６時間の処理時間である。
更にセルラーゼ活性停止ないしはセルラーゼ回収工程で
は布帛の加熱処理、例えば熱水洗浄や水蒸気ふん霧によ
る酵素の失活、布帛の酸又はアルカリ溶液への浸漬或い
はふん霧による酵素の活性低下、酵素阻害作用を持つ金
属イオン溶液（例えば硫酸鋼、酢酸調水溶液）への浸漬
或いはふん霧による酵素活性の阻害等、従来より酵素反
応を停止する為に用いられている方法、或いは布帛の乾
燥により水分を除去する方法等が効果的に用いられる。
は布帛の加熱処理、例えば熱水洗浄や水蒸気ふん霧によ
る酵素の失活、布帛の酸又はアルカリ溶液への浸漬或い
はふん霧による酵素の活性低下、酵素阻害作用を持つ金
属イオン溶液（例えば硫酸鋼、酢酸調水溶液）への浸漬
或いはふん霧による酵素活性の阻害等、従来より酵素反
応を停止する為に用いられている方法、或いは布帛の乾
燥により水分を除去する方法等が効果的に用いられる。
上記の如き処理を経たセルロース系繊維に残存するセル
ラーゼ及び可溶性分解物を除去するために布帛を洗浄し
た後、乾燥する。上記の洗浄に際し、界面活性剤を用い
て洗浄し、風合の差異をもたらすことができる。界面活
性剤としては例えば、脂肪酸アルカリ塩、高級アルコー
ル硫酸エステル化塩、アルキルベンゼン硫酸化ソーダ塩
などの陰イオン界面活性剤、１級アミン塩、２級アミン
塩、３級アミン塩、４級アンモニウム塩、ピリジニウム
塩などの溺イオン界面活性剤、モノグリセライド型台ソ
ルビトール型１ンルビタン型・シュガーエステル型界面
活性剤、酸化エチレン重合付加系界面活性剤などの非イ
オン界面活性剤、両性界面活性剤が用いられる。
ラーゼ及び可溶性分解物を除去するために布帛を洗浄し
た後、乾燥する。上記の洗浄に際し、界面活性剤を用い
て洗浄し、風合の差異をもたらすことができる。界面活
性剤としては例えば、脂肪酸アルカリ塩、高級アルコー
ル硫酸エステル化塩、アルキルベンゼン硫酸化ソーダ塩
などの陰イオン界面活性剤、１級アミン塩、２級アミン
塩、３級アミン塩、４級アンモニウム塩、ピリジニウム
塩などの溺イオン界面活性剤、モノグリセライド型台ソ
ルビトール型１ンルビタン型・シュガーエステル型界面
活性剤、酸化エチレン重合付加系界面活性剤などの非イ
オン界面活性剤、両性界面活性剤が用いられる。
以上、述べた方法で処理されたセルロース系繊維は一般
にセルロース系繊維の外表面のみ分解、剥皮されたもの
になる。又、引裂強度、光沢はほとんど変らずに柔軟度
は上昇し、絹様風合に改良される。
にセルロース系繊維の外表面のみ分解、剥皮されたもの
になる。又、引裂強度、光沢はほとんど変らずに柔軟度
は上昇し、絹様風合に改良される。
以上述べた如く、本発明によりセルロース系繊維の表面
のみを分解、剥皮し、酸・アルカリ加水分解法ではとう
てい不可能であった上記セルロース系繊維の風合改良を
着色や強度低下を起こさずに行なうこと赤できる。
のみを分解、剥皮し、酸・アルカリ加水分解法ではとう
てい不可能であった上記セルロース系繊維の風合改良を
着色や強度低下を起こさずに行なうこと赤できる。
本発明による風合改良に於ける特徴、作用効果は：■
処理する繊維の種類・繊度、使用するセルラーゼの種類
・濃度及び処理時間、洗浄処理度合を調節することで好
みに応じた絹様風合を付与することができる。 ■ 酸
・アルカリ加水分解におけるような耐薬品性の反応器を
必要としない。
処理する繊維の種類・繊度、使用するセルラーゼの種類
・濃度及び処理時間、洗浄処理度合を調節することで好
みに応じた絹様風合を付与することができる。 ■ 酸
・アルカリ加水分解におけるような耐薬品性の反応器を
必要としない。
■ 常温に近い温度で処理でき省エネルギー型加工であ
る。 ■ 処理により生成する可溶性物はグルコース及
びセロオリゴ糖などの糖類が主体であり、濃縮分離して
有効に利用することができる。
る。 ■ 処理により生成する可溶性物はグルコース及
びセロオリゴ糖などの糖類が主体であり、濃縮分離して
有効に利用することができる。
以下に本発明を実施例により具体的に説明する。
実施例１
スミチームＣ（新日本化学工業製）をＭ／１０酢酸緩衝
液（ｐＨ４，０）に溶解し、１．０％のセルラーゼ溶液
を調整した。このセルラーゼ溶液により銅アンモニアレ
ーヨン［ａ７５ｄ（３６ｆ）、ビスコースレーヨンｌｌ
維７５ｄ（３３ｆ）！りなる織物を下記の方法でセルラ
ーゼ処理したのち、ただちに布帛を５分間熱水（９０℃
）で洗浄し次いで充分に流水で洗浄し脱水後、７０°Ｃ
にて乾燥させ、セルラーゼ処理織物を得た。比較として
同一処理を水のみで行なった。捷だ、同一織物を９８係
硫酸水溶液中、９５°Ｃで加水分解させ、比較した。
液（ｐＨ４，０）に溶解し、１．０％のセルラーゼ溶液
を調整した。このセルラーゼ溶液により銅アンモニアレ
ーヨン［ａ７５ｄ（３６ｆ）、ビスコースレーヨンｌｌ
維７５ｄ（３３ｆ）！りなる織物を下記の方法でセルラ
ーゼ処理したのち、ただちに布帛を５分間熱水（９０℃
）で洗浄し次いで充分に流水で洗浄し脱水後、７０°Ｃ
にて乾燥させ、セルラーゼ処理織物を得た。比較として
同一処理を水のみで行なった。捷だ、同一織物を９８係
硫酸水溶液中、９５°Ｃで加水分解させ、比較した。
セルラーゼ処理方法（１）：４０°Ｃのセルラーゼ溶液
２２中に５０ｍＸ５０ｃｏの織物を浸漬し、４時間保持
する。
２２中に５０ｍＸ５０ｃｏの織物を浸漬し、４時間保持
する。
セルラーゼ処理方法（２）： セルラーゼ溶液を５０
Ｑ％ Ｘ ５０ （ｇの布帛に含浸処理し、ピックア
ップ１５０％となるように絞り、直径３ｃｎのステンレ
ス円筒に巻きつけ、非透湿性フィルムにて包み、４０℃
に４時間保温する。
Ｑ％ Ｘ ５０ （ｇの布帛に含浸処理し、ピックア
ップ１５０％となるように絞り、直径３ｃｎのステンレ
ス円筒に巻きつけ、非透湿性フィルムにて包み、４０℃
に４時間保温する。
剥皮率は処理布帛全体の重量減少率で、柔軟度はＪＩＳ
−Ｌ−１０７９カンチレバー法で、引き裂き強さはＪＩ
Ｓ−Ｌ−１０７９エルメンドルフ法で測定した。結果を
表１に示す。
−Ｌ−１０７９カンチレバー法で、引き裂き強さはＪＩ
Ｓ−Ｌ−１０７９エルメンドルフ法で測定した。結果を
表１に示す。
表１より明らかな如く、未処理布帛に比較して本発明加
工布は引き裂き強さの低下を押えながら柔軟度を付与し
、腰のある絹様の風合となる。処理方法（２）において
は処理方法（１）より処理時間が若干、長くなるが剥皮
率と効果の関係には全く差が認められない。
工布は引き裂き強さの低下を押えながら柔軟度を付与し
、腰のある絹様の風合となる。処理方法（２）において
は処理方法（１）より処理時間が若干、長くなるが剥皮
率と効果の関係には全く差が認められない。
一方、硫酸で加水分解した布帛は柔軟度を付与できず、
引き裂き強さは著しく低下し、布帛としての使用に耐え
ることができない。
引き裂き強さは著しく低下し、布帛としての使用に耐え
ることができない。
実施例２
オノズカ３Ｓ（近畿ヤクルト製）をＭ／１０酢酸緩衝液
（ｐＨ４，５）に溶解し、１％のセルラーゼ溶液を調整
した。このセルラーゼ溶液により実施例１と同様に銅ア
ンモニアレーヨン織物を処理した。４時間後、１）流水
（２５°Ｃ）により洗浄、２）熱水（９０°Ｃ）にょシ
洗浄、３）界面活性剤（アルキルベンゼンスルホン酸ナ
トリウム）２％水溶液により洗浄、の３条件で洗浄し、
乾燥後の風合を検討した。
（ｐＨ４，５）に溶解し、１％のセルラーゼ溶液を調整
した。このセルラーゼ溶液により実施例１と同様に銅ア
ンモニアレーヨン織物を処理した。４時間後、１）流水
（２５°Ｃ）により洗浄、２）熱水（９０°Ｃ）にょシ
洗浄、３）界面活性剤（アルキルベンゼンスルホン酸ナ
トリウム）２％水溶液により洗浄、の３条件で洗浄し、
乾燥後の風合を検討した。
表２
流水処理したセルロースのｔ当りの残留窒素量を１００
としたとき、熱水処理及び界面活性剤処理したセルロー
スにおける残留窒素量は表の如くであった。手ざわりの
微妙な差異と残留窒素すなわち残留タンパク質との間に
相関性のあることが認められた。
としたとき、熱水処理及び界面活性剤処理したセルロー
スにおける残留窒素量は表の如くであった。手ざわりの
微妙な差異と残留窒素すなわち残留タンパク質との間に
相関性のあることが認められた。
この結果、布帛上に残留するセルラーゼ蛋白質の量を界
面活性剤により調節することで風合に様々の変化を与え
ることができた。
面活性剤により調節することで風合に様々の変化を与え
ることができた。
出願人 旭化成工業株式会社
代理人 豊 １）善 雄
Claims (1)
- （１） セルロース系繊維をセルラーゼで処理するこ
とを特徴とする風合の改良されたセルロース系繊維の製
造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13209181A JPS5836217A (ja) | 1981-08-25 | 1981-08-25 | 風合の改良されたセルロ−ス系繊維の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13209181A JPS5836217A (ja) | 1981-08-25 | 1981-08-25 | 風合の改良されたセルロ−ス系繊維の製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5836217A true JPS5836217A (ja) | 1983-03-03 |
Family
ID=15073273
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13209181A Pending JPS5836217A (ja) | 1981-08-25 | 1981-08-25 | 風合の改良されたセルロ−ス系繊維の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5836217A (ja) |
Cited By (20)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62215077A (ja) * | 1985-11-14 | 1987-09-21 | 鹿児島県 | 織物の製造方法 |
| JPH04281063A (ja) * | 1991-02-28 | 1992-10-06 | Kanebo Ltd | セルロース系繊維布帛の風合改良方法 |
| US5232851A (en) * | 1990-10-16 | 1993-08-03 | Springs Industries, Inc. | Methods for treating non-dyed and non-finished cotton woven fabric with cellulase to improve appearance and feel characteristics |
| US5246853A (en) * | 1990-10-05 | 1993-09-21 | Genencor International, Inc. | Method for treating cotton-containing fabric with a cellulase composition containing endoglucanase components and which composition is free of exo-cellobiohydrolase I |
| US5290474A (en) * | 1990-10-05 | 1994-03-01 | Genencor International, Inc. | Detergent composition for treating cotton-containing fabrics containing a surfactant and a cellulase composition containing endolucanase III from trichoderma ssp |
| US5320960A (en) * | 1992-04-03 | 1994-06-14 | Genencor International, Inc. | Method of preparing solution enriched in xylanase using low molecular weight alcohol, organic salt and inorganic salt |
| US5328841A (en) * | 1990-10-05 | 1994-07-12 | Genencor International, Inc. | Methods for isolating EG III cellulase component and EG III cellulase in polyethylene glycol using inorganic salt and polyethylene glycol |
| WO1994019527A1 (en) * | 1993-02-18 | 1994-09-01 | Meiji Seika Kabushiki Kaisha | Cellulase preparation and method of treating cellulosic fiber therewith |
| US5445747A (en) * | 1994-08-05 | 1995-08-29 | The Procter & Gamble Company | Cellulase fabric-conditioning compositions |
| US5525507A (en) * | 1990-10-05 | 1996-06-11 | Genencor International, Inc. | Methods for treating cotton-containing fabric with cellulase composition containing endoglucanase component and which is free of all CBH I component |
| US5599786A (en) * | 1993-08-12 | 1997-02-04 | The Procter & Gamble Company | Cellulase fabric-conditioning compositions |
| US5650322A (en) * | 1990-10-05 | 1997-07-22 | Genencor International, Inc. | Methods for stonewashing fabrics using endoglucanases |
| US5654193A (en) * | 1990-10-05 | 1997-08-05 | Genencor International, Inc. | Methods for treating cotton containing fabrics with cellulase |
| US5668009A (en) * | 1992-05-01 | 1997-09-16 | Genencor International, Inc. | Methods for treating cotton-containing fabrics with CBH I enriched cellulase |
| US5688290A (en) * | 1989-10-19 | 1997-11-18 | Genencor International, Inc. | Degradation resistant detergent compositions based on cellulase enzymes |
| US5721205A (en) * | 1994-04-29 | 1998-02-24 | The Procter & Gamble Company | Cellulase fabric-conditioning compositions |
| US6107265A (en) * | 1990-10-05 | 2000-08-22 | Genencor International, Inc. | Detergent compositions containing cellulase compositions deficient in CBH I type components |
| JP2006152469A (ja) * | 2004-11-26 | 2006-06-15 | Ochanomizu Univ | 染色繊維製品処理剤及び染色仕上げ処理方法 |
| JP4837092B2 (ja) * | 2006-05-18 | 2011-12-14 | グラフィック パッケージング インターナショナル インコーポレイテッド | 液密性レセプタクル付カートン |
| JP2012046832A (ja) * | 2010-08-24 | 2012-03-08 | Asahi Kasei Fibers Corp | 吸水速乾性織物 |
-
1981
- 1981-08-25 JP JP13209181A patent/JPS5836217A/ja active Pending
Cited By (23)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62215077A (ja) * | 1985-11-14 | 1987-09-21 | 鹿児島県 | 織物の製造方法 |
| US5688290A (en) * | 1989-10-19 | 1997-11-18 | Genencor International, Inc. | Degradation resistant detergent compositions based on cellulase enzymes |
| US5525507A (en) * | 1990-10-05 | 1996-06-11 | Genencor International, Inc. | Methods for treating cotton-containing fabric with cellulase composition containing endoglucanase component and which is free of all CBH I component |
| US5654193A (en) * | 1990-10-05 | 1997-08-05 | Genencor International, Inc. | Methods for treating cotton containing fabrics with cellulase |
| US5290474A (en) * | 1990-10-05 | 1994-03-01 | Genencor International, Inc. | Detergent composition for treating cotton-containing fabrics containing a surfactant and a cellulase composition containing endolucanase III from trichoderma ssp |
| US6162782A (en) * | 1990-10-05 | 2000-12-19 | Genencor International, Inc. | Detergent compositions containing cellulase compositions deficient in CBH I type components |
| US5328841A (en) * | 1990-10-05 | 1994-07-12 | Genencor International, Inc. | Methods for isolating EG III cellulase component and EG III cellulase in polyethylene glycol using inorganic salt and polyethylene glycol |
| US6107265A (en) * | 1990-10-05 | 2000-08-22 | Genencor International, Inc. | Detergent compositions containing cellulase compositions deficient in CBH I type components |
| US5419778A (en) * | 1990-10-05 | 1995-05-30 | Genencor International, Inc. | Detergent compositions containing substantially pure EG III cellulase |
| US5770104A (en) * | 1990-10-05 | 1998-06-23 | Genencor International, Inc. | Detergent compositions containing substantially pure EG III cellulase |
| US5246853A (en) * | 1990-10-05 | 1993-09-21 | Genencor International, Inc. | Method for treating cotton-containing fabric with a cellulase composition containing endoglucanase components and which composition is free of exo-cellobiohydrolase I |
| US5650322A (en) * | 1990-10-05 | 1997-07-22 | Genencor International, Inc. | Methods for stonewashing fabrics using endoglucanases |
| US5232851A (en) * | 1990-10-16 | 1993-08-03 | Springs Industries, Inc. | Methods for treating non-dyed and non-finished cotton woven fabric with cellulase to improve appearance and feel characteristics |
| JPH04281063A (ja) * | 1991-02-28 | 1992-10-06 | Kanebo Ltd | セルロース系繊維布帛の風合改良方法 |
| US5320960A (en) * | 1992-04-03 | 1994-06-14 | Genencor International, Inc. | Method of preparing solution enriched in xylanase using low molecular weight alcohol, organic salt and inorganic salt |
| US5668009A (en) * | 1992-05-01 | 1997-09-16 | Genencor International, Inc. | Methods for treating cotton-containing fabrics with CBH I enriched cellulase |
| WO1994019527A1 (en) * | 1993-02-18 | 1994-09-01 | Meiji Seika Kabushiki Kaisha | Cellulase preparation and method of treating cellulosic fiber therewith |
| US5599786A (en) * | 1993-08-12 | 1997-02-04 | The Procter & Gamble Company | Cellulase fabric-conditioning compositions |
| US5721205A (en) * | 1994-04-29 | 1998-02-24 | The Procter & Gamble Company | Cellulase fabric-conditioning compositions |
| US5445747A (en) * | 1994-08-05 | 1995-08-29 | The Procter & Gamble Company | Cellulase fabric-conditioning compositions |
| JP2006152469A (ja) * | 2004-11-26 | 2006-06-15 | Ochanomizu Univ | 染色繊維製品処理剤及び染色仕上げ処理方法 |
| JP4837092B2 (ja) * | 2006-05-18 | 2011-12-14 | グラフィック パッケージング インターナショナル インコーポレイテッド | 液密性レセプタクル付カートン |
| JP2012046832A (ja) * | 2010-08-24 | 2012-03-08 | Asahi Kasei Fibers Corp | 吸水速乾性織物 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS5836217A (ja) | 風合の改良されたセルロ−ス系繊維の製造法 | |
| JPH0123591B2 (ja) | ||
| JP2749203B2 (ja) | セルラーゼを用いたセルロース布帛の処理方法 | |
| JPH0240787B2 (ja) | Fuainokairyosaretaseruroosukeisenikozobutsunoseizoho | |
| CA2125989C (en) | Strength loss resistant methods for improving the softening of cotton toweling and related fabrics | |
| JP2844292B2 (ja) | 新規なアセテート繊維含有織編物の製造方法 | |
| JPH06506027A (ja) | 繊維の捺染後捺染糊増粘剤および過剰の染料の除去 | |
| JP3065850B2 (ja) | 複合糸の改質方法 | |
| CN105803809A (zh) | 一种防静电可除臭羽绒的处理方法 | |
| JPH05125661A (ja) | 繊維材料を前処理する方法 | |
| CN1884682A (zh) | 一种应用葡萄糖氧化酶制剂的棉织物酶法煮炼的方法 | |
| JPH0219235B2 (ja) | ||
| CN107034526B (zh) | 棉杆处理工艺及棉杆皮纤维制备工艺 | |
| JP2844293B2 (ja) | アセテート繊維含有織編物の加工方法 | |
| CN105780500A (zh) | 一种表面接枝聚苯乙烯微球羽绒的处理方法 | |
| JPH0280673A (ja) | セルロース系繊維の糊抜きおよび柔軟化方法 | |
| JP2829815B2 (ja) | 新規なアセテート繊維含有複合糸織物の製造方法 | |
| JPH04352881A (ja) | セルロース系繊維構造物の連続減量加工方法 | |
| JP2895690B2 (ja) | セルロース系繊維構造物の減量加工方法 | |
| CN108560268A (zh) | 羊毛衫的缩绒工艺 | |
| JPH02216282A (ja) | セルロース系繊維構造物の減量加工方法 | |
| JPS6099084A (ja) | 凹凸感のあるセルロ−ス系繊維の製造方法 | |
| JPH03241076A (ja) | ジーンズ製品の製造方法 | |
| JPH0357205B2 (ja) | ||
| DE60038368T2 (de) | Enzymatisches behandlungsverfahren |