JPS5835764Y2 - 上下階の外壁パネルと床パネルとの結合装置 - Google Patents

上下階の外壁パネルと床パネルとの結合装置

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JPS5835764Y2
JPS5835764Y2 JP17084678U JP17084678U JPS5835764Y2 JP S5835764 Y2 JPS5835764 Y2 JP S5835764Y2 JP 17084678 U JP17084678 U JP 17084678U JP 17084678 U JP17084678 U JP 17084678U JP S5835764 Y2 JPS5835764 Y2 JP S5835764Y2
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JP
Japan
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floor
panel
wall panel
piece
exterior wall
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Expired
Application number
JP17084678U
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JPS5586802U (ja
Inventor
治衛 川越
Original Assignee
松下電工株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、上下階の外壁パネルと床パネルとの結合装置
の改良に関するものである。
従来上下階の外壁パネルと床パネルとを結合するに当っ
ては第1図に示すように略コ字状のコ字状金具11にて
上下階の外壁パネル8,7と床パネル6とを結合してい
た。
しかしながらこの従来例にあっては床パネル6の肉厚と
コ字状金具11の縦片の長さがほぼ等しく、下階の外壁
パネル7の上端と床パネル6の下面の位置が同じとなり
、この結果床パネル6の下側に天井野縁9及び天井板1
2を貼った場合下階の外壁パネルγの成より天井高さが
低くなり、天井高さを確保するには1階の外壁パネル7
の或を大きくしなければならないという欠点があり、ま
た床パネル6と天井野縁9とは直接液するか又はほとん
どすき間ができず、配線等が困難であるばかりでなく、
断熱性や遮音性が釦とるという欠点があった。
このため床パネル6の肉厚を薄くすることも考えられる
が、床パネル6の肉厚を薄くすると床パネル6の側部が
一種の梁の役目をしているのでこれを薄くすることは強
度上問題があった。
本考案は上記の点に鑑みて考案したものであって、その
目的とするところは接合金物の縦片の高さを床パネルの
肉厚よりも長くすることで下階の外壁パネルの戊を太き
くとらなくても床パネルと天井野縁との間に大きな隙間
を形成でき、この隙間の存在によって天井裏配線及び天
井裏よシ下階の外壁パネル内に配線ができ、更に断熱、
遮音効果があり、また接合金物の縦片の高さを長くした
にもかかわらず、補強縦片を設けることにより接合金物
の耐圧縮強度が向上し、床パネルの肉厚を薄くしないで
よいことと相まって強度が低下しない上下階の外壁パネ
ルと床パネルとの結合装置を提供するにある。
本考案を以下実施例により詳述する。
図中5は横方向に短尺の接合金物であって、縦片1の上
下に上下の横片2,3を連出し且つ上下の横片2゜3間
に補強縦片4を立設して接合金物5が形成しである。
補強縦片4は第5図の実施例にあっては上下の横片2の
片側の端部間にのみ立設しである。
また第6図の実施例にあっては上下の横片2の両側の端
部間に立設しである。
ここで接合金物5の縦片1の高さは床パネル6の肉厚よ
りも長くなっている。
床パネル6は溝型鋼のような外周の枠14の上下に構造
用合板のような板材15を張設し、上下の板材15間に
ハニカムコアのような芯材16をサンドイッチした構造
のもので、コ字状をした枠14の側端にコ字状の端部材
17を嵌め込んで固着しである。
下階の外壁パネル7及び上階の外壁パネル8の内部は中
空部分となって釦り、外面側には石綿セメント板のよう
な外装材18が取着してあり、内面側には石膏ボードに
金属箔19を裏打ちしたような内装材20が取着しであ
る。
また図中21は下階の外壁パネル7の上枠であって溝型
鋼のような材料で形成してあり、22は上階の外壁パネ
ル80下枠であって溝型鋼のような材料で形威しである
しかして下階の外壁パネル7の上枠21上に接合金物5
の下の横片3を載置して下の横片3に設けた孔23より
ボルト24を挿入して上枠21の裏面側に固着したナツ
ト25に螺着し、上の横片2上に上階の外壁パネル8の
下枠22を載置して上の横片2に設けた孔26よりボル
ト21を挿入して下枠22の裏面側に固着したナツト2
8に螺着し、縦片1の上部に設けた孔29よりボルト3
0を挿入して端部材1γの内側に設けたナツト31に螺
着する。
このとき端部材17の内側のナツト31は端部材1γに
溶接などで固着して訃いてもよく、あるいは端部材1T
に固着せずボルト30を螺入する際端部材17の内側に
沿わせるようにしてもよい。
また上下階の外壁パネル1,8は短尺の接合金物5によ
ってのみ接合されていて、短尺の接合金物5による接合
部分以外に訃いては上下階の外壁パネルフッ8間はすき
間となっている。
床パネル6の下方には天井野縁9が配設され、天井野縁
9には天井板12が貼着される。
更に廻り縁32は天井板12と下階の外壁パネル7との
コーナ部分の仕舞を釦こなうものである。
ここで廻り縁32が下階の外壁パネルγの内側上端に位
置することにより下階の外壁パネル7の戒を大きくしな
くても下階の天井板12の位置を高くして天井高を高く
することができるが、接合金物5の縦片1の高さを床パ
ネル6の肉厚より長くしであるので床パネル6と天井野
縁9との間の間隔をひろげることができ、床パネル6と
天井野縁9との間に広い隙間10が形成される。
この隙間10は配線用の空間として利用され、天井裏配
線や、天井裏より下階の外壁パネルγ又は上階の外壁パ
ネル8への配線がトこなわれる。
配線に当っては上枠21、下枠22の配線用の貫通孔3
4を利用してトこなうものである。
またこの際下階の外壁パネルγ上に従来のように頭継ぎ
を載設することなく、直接接合金物5を載設固着するの
で、接合金物5を載設していない部分に配線することで
従来のように頭継ぎに電線挿通孔を穿孔する必要がない
と共に下階の外壁パネル70貫通孔との孔の位置合せな
どのめんどうなことをする必要がない。
図中33は配線である。
なト下階の外壁パネル1と上階の外壁パネル7との間の
すき間は外方にカバーを取付けてトドわれるものである
本考案にあっては、叙述のように接合金物の縦片の高さ
を床パネルの肉厚よりも長くしであるので、床パネルの
肉厚を薄くしたり、あるいは下階の外壁パネルの或を大
きくすることなく床パネルと天井野縁との間のすき間を
ひろげることができて、この部分を利用して天井裏配線
や、天井裏より上下階の外壁パネルへの配線ができ、特
に短尺の接合金物を下階の外壁パネル上に載置して下の
横片を下階の外壁パネルに固着すると共に上の横片に上
階の外壁パネルを載設固着して下階の外壁パネルと上階
の外壁パネルとを短尺の接合金物によってのみ接合し、
短尺の接合金物による接合部分以外の部分に訃いては上
下階の外壁パネル間がすき間となって訃り、縦片に床パ
ネルの側端を固着すると共に下階の天井野縁と床パネル
との間に隙間を設けたので、短尺の接合金物による接合
部分以外の部分にトける上下階の外壁パネル間のすき間
及び下階の天井野縁と床パネルとの間の隙間を利用して
天井裏より上下階の外壁パネルの端面をへて上下階の外
壁パネル内へ到る配線ができるものであり、更にすき間
の存在によって断熱、遮音効果がすぐれたものとなり、
また接合金物の縦片の高さを床パネルの肉厚よりも長く
するということは接合金物の耐圧縮力を弱めることにな
るが本考案にあっては上下の横片間に補強縦片を立設し
ているので縦片を長くしたにもかかわらず耐圧縮力が向
上するという利点がある。
な訃第6図のように両側に縦片を設けたものはより耐圧
縮力が向上し、第5図のように片側にのみ縦片を設けた
ものは第6図のものにくらべて耐圧縮力は劣るが、−側
方が開口していることでボルト締めなどの作業がいっそ
う容易となるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の一部破断せる斜視図、第2図は従来例
の分解斜視図、第3図は本考案の断面図、第4図は同上
の下階の外壁パネル上に接合金物を載設した状態の斜視
図、第5図a、bは同上に用いる接合金物の前方よりの
斜視図及び後方よりの斜視図、第6図は同上の接合金物
の他の実施例の斜視図であって、1は縦片、2は上の横
片、3は下の横片、4は補強縦片、5は接合金物、6は
床パネル、7は下階の外壁パネル、8は上階の外壁パネ
ル、9は天井野縁、10は隙間である。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1) 縦片の上下に上下の横片を連出し且つ上下の
    横片間に補強縦片を立設した横方向に短尺の接合金物を
    形成し、接合金物の縦片の高さを床パネルの肉厚よりも
    長くし、短尺の接合金物を下階の外壁パネル上に載置し
    て下の横片を下階の外壁パネルに固着すると共に上の横
    片に上階の外壁パネルな載設固着して下階の外壁パネル
    と上階の外壁パネルとを短尺の接合金物によってのみ接
    合し、短尺の接合金物による接合部分以外の部分に釦い
    ては上下階の外壁パネル間がすき間となっており、縦片
    に床パネルの側端を固着すると共に下階の天井野縁と床
    パネルとの間に隙間を設けて成る上下階の外壁パネルと
    床パネルとの結合装置。
  2. (2)実用新案登録請求の範囲第1項記載の上下階の外
    壁パネルと床パネルとの結合装置に訃いて、補強縦片を
    上下の横片の片側の側端間にのみ立設したもの。
  3. (3)実用新案登録請求の範囲第1項記載の上下階の外
    壁ハネルと床パネルとの結合装置にトいて、補強縦片を
    上下の横片の両側の側端間に設けたもの。
JP17084678U 1978-12-11 1978-12-11 上下階の外壁パネルと床パネルとの結合装置 Expired JPS5835764Y2 (ja)

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JP17084678U JPS5835764Y2 (ja) 1978-12-11 1978-12-11 上下階の外壁パネルと床パネルとの結合装置

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JP17084678U JPS5835764Y2 (ja) 1978-12-11 1978-12-11 上下階の外壁パネルと床パネルとの結合装置

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Publication Number Publication Date
JPS5586802U JPS5586802U (ja) 1980-06-16
JPS5835764Y2 true JPS5835764Y2 (ja) 1983-08-12

Family

ID=29174203

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JP17084678U Expired JPS5835764Y2 (ja) 1978-12-11 1978-12-11 上下階の外壁パネルと床パネルとの結合装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS624082Y2 (ja) * 1980-08-22 1987-01-29
JP2804603B2 (ja) * 1990-05-29 1998-09-30 ナショナル住宅産業株式会社 建築物

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JPS5586802U (ja) 1980-06-16

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