JPS5833692B2 - 固体電解コンデンサの製造方法 - Google Patents
固体電解コンデンサの製造方法Info
- Publication number
- JPS5833692B2 JPS5833692B2 JP50135924A JP13592475A JPS5833692B2 JP S5833692 B2 JPS5833692 B2 JP S5833692B2 JP 50135924 A JP50135924 A JP 50135924A JP 13592475 A JP13592475 A JP 13592475A JP S5833692 B2 JPS5833692 B2 JP S5833692B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- capacitor
- pellet
- capacitor pellet
- manufacturing
- anode lead
- Prior art date
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- Expired
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- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は固体電解コンデンサの製造方法の改良に関する
ものである。
ものである。
一般にこの種コンデンサは例えば第１図に示すようにタ
ンクル、ニオブ、アルミニウムなどのように弁作用を有
する金属粉末を円柱状に加圧成形し焼結してなるコンデ
ンサペレットＡに予め弁作用を有する金属線を陽極リー
ドＢとして植立し、この陽極リードＢに第１の外部リー
ド線Ｃを溶接すると共に第２の外部リード線りをコンデ
ンサペレットＡの周面に酸化層、半導体層を介して形威
された電極引出し層に接続し、然る後コンデンサペレッ
トＡの全周面を樹脂材Ｅにて被覆して横取されている。
ンクル、ニオブ、アルミニウムなどのように弁作用を有
する金属粉末を円柱状に加圧成形し焼結してなるコンデ
ンサペレットＡに予め弁作用を有する金属線を陽極リー
ドＢとして植立し、この陽極リードＢに第１の外部リー
ド線Ｃを溶接すると共に第２の外部リード線りをコンデ
ンサペレットＡの周面に酸化層、半導体層を介して形威
された電極引出し層に接続し、然る後コンデンサペレッ
トＡの全周面を樹脂材Ｅにて被覆して横取されている。
ところで、陽極リードＢはコンデンサペレットＡを形成
する金属粉末中に植立した状態で上、下パンチにて加圧
操作することによってコンデンサペレットＡに一体化さ
れているが、パンチの構造上、陽極リードＢの周辺部分
の金属粉末の加圧密度はペレット周縁部分に比べると小
さくなり、これに伴って機械的強度も弱くなる傾向にあ
る。
する金属粉末中に植立した状態で上、下パンチにて加圧
操作することによってコンデンサペレットＡに一体化さ
れているが、パンチの構造上、陽極リードＢの周辺部分
の金属粉末の加圧密度はペレット周縁部分に比べると小
さくなり、これに伴って機械的強度も弱くなる傾向にあ
る。
従って、特に化成工程以降において、コンデンサペレッ
トＡに押圧力などが作用すると、陽極リードＢとコンデ
ンサペレットの金属粉末との接続境界部分には亀裂が生
じ、時として陽極リードＢがコンデンサペレットＡより
抜けてしまうことがある。
トＡに押圧力などが作用すると、陽極リードＢとコンデ
ンサペレットの金属粉末との接続境界部分には亀裂が生
じ、時として陽極リードＢがコンデンサペレットＡより
抜けてしまうことがある。
このために、上記境界部分に形成されている酸化層が破
壊され、陽極と陰極とが短絡されたり、或いは漏洩電流
が著しく増大するという欠点がある。
壊され、陽極と陰極とが短絡されたり、或いは漏洩電流
が著しく増大するという欠点がある。
本発明はこのような点に鑑み、化成工程以降においてコ
ンデンサペレットに押圧力などが作用しても陽極リード
と金属粉末との接続境界部分に形成された酸化層の損傷
を著しく軽減しうる固体電解コンデンサの製造方法を提
供するもので、以下第２図を参照してその製造方法につ
いて説明する。
ンデンサペレットに押圧力などが作用しても陽極リード
と金属粉末との接続境界部分に形成された酸化層の損傷
を著しく軽減しうる固体電解コンデンサの製造方法を提
供するもので、以下第２図を参照してその製造方法につ
いて説明する。
まず、タンクル、ニオブ、アルミニウムなどのように弁
作用を有する金属粉末を円柱状に加圧成形し焼結してな
るコンデンサペレット１に予め弁作用を有する金属線よ
りなる陽極リード２を植立する。
作用を有する金属粉末を円柱状に加圧成形し焼結してな
るコンデンサペレット１に予め弁作用を有する金属線よ
りなる陽極リード２を植立する。
次にコンデンサペレット１より突出する陽極リード２の
根元部分にノツチ３を形威し、陽極リード２を局部的に
縮径する。
根元部分にノツチ３を形威し、陽極リード２を局部的に
縮径する。
尚、このノツチ３ハ例えばコンデンサペレット１を金属
板に一定のピッチ間隔にて固定する工程において、陽極
り一ド２の左右より位置規正するために前後動するＶ字
状の凹部を有するギャザ刃にて位置修正と同時に形成す
ることが望ましい。
板に一定のピッチ間隔にて固定する工程において、陽極
り一ド２の左右より位置規正するために前後動するＶ字
状の凹部を有するギャザ刃にて位置修正と同時に形成す
ることが望ましい。
次にコンデンサペレット１の表面に化成操作による酸化
層、半導体層、電極引出し層を順次に形成した後、ノツ
チ３より上方の陽極リード部分に例えばＬ形に屈曲され
た第１の外部リード線４を溶接する。
層、半導体層、電極引出し層を順次に形成した後、ノツ
チ３より上方の陽極リード部分に例えばＬ形に屈曲され
た第１の外部リード線４を溶接する。
そして第２の外部リード線５の下端をコンデンサペレッ
ト１の電極引出し層に半田付けする。
ト１の電極引出し層に半田付けする。
然る後、コンデンサペレット１の全周面を樹脂材６にて
モールド成形して固体電解コンデンサを得る。
モールド成形して固体電解コンデンサを得る。
尚、コンデンサペレット１の外装は樹脂材の他金属ケー
ス、樹脂ケースを用いることもできる。
ス、樹脂ケースを用いることもできる。
このように陽極リード２の突出部分には化成工程前にノ
ツチ３が形成されているので、化成工程以降においてコ
ンデンサペレット１に押圧力などが作用してもコンデン
サペレット１がノツチ３を中心に変形回転し押圧力を緩
和する。
ツチ３が形成されているので、化成工程以降においてコ
ンデンサペレット１に押圧力などが作用してもコンデン
サペレット１がノツチ３を中心に変形回転し押圧力を緩
和する。
従って、陽極リード２と金属粉末との接続境界部分に形
成されている酸化層の損傷は著しく軽減でき、漏洩電流
特性を改善できる。
成されている酸化層の損傷は著しく軽減でき、漏洩電流
特性を改善できる。
又、押圧力の作用によって陽極リード２の上方部分とコ
ンデンサペレット１の軸線が不一致状態に至っても、コ
ンデンサペレット１に逆方向の押圧力を作用させること
によって容易に修正することができる。
ンデンサペレット１の軸線が不一致状態に至っても、コ
ンデンサペレット１に逆方向の押圧力を作用させること
によって容易に修正することができる。
しかも、この修正によって陽極ＩＪ−ド２と金属粉末と
の接続境界部分の酸化層がｔＪ４されることばないので
、工程中にコンデンサペレット１の位置修正操作回数を
増加させて第１及び第２の外部リード線の接続作業を改
善することができる。
の接続境界部分の酸化層がｔＪ４されることばないので
、工程中にコンデンサペレット１の位置修正操作回数を
増加させて第１及び第２の外部リード線の接続作業を改
善することができる。
その上、陽極リード２に第１の外部リード線４を溶接し
た後において、コンデンサペレット１が偏心しても、上
述の操作によって酸化層を損傷させることなく容易に修
正できる。
た後において、コンデンサペレット１が偏心しても、上
述の操作によって酸化層を損傷させることなく容易に修
正できる。
さらにはノツチ３をコンデンサペレット１の位置修正と
同時に形成するようにすれば、一層作業性を向上させる
ことができる。
同時に形成するようにすれば、一層作業性を向上させる
ことができる。
尚、本発明において、ノツチの形状は陽極ＩＪ−ドに局
部的に機械的強度の弱い部分が形成できれば、特に制約
されない。
部的に機械的強度の弱い部分が形成できれば、特に制約
されない。
又、コンデンサペレットは必要に応じ成形時の加圧力を
省略したり、焼結を省略したりすることもできる。
省略したり、焼結を省略したりすることもできる。
以上のように本発明によれば、製造工程においてコンデ
ンサペレットに作用する押圧力などに起因する特性劣化
を効果的に抑制できる。
ンサペレットに作用する押圧力などに起因する特性劣化
を効果的に抑制できる。
第１図は従来コンデンサの正断面図、第２図は本発明に
係るコンデンサの正断面図である。
係るコンデンサの正断面図である。
Claims (1)
- １ 弁作用を有する金属粉末を所望形状に成形してなる
コンデンサペレットより延びる陽極リードにノツチを形
成する工程と、次に、コンデンサペレットに酸化層、半
導体層、電極引出し層を順次に形成する工程と、次に、
陽極リードに外部リード線を、ノツチがコンデンサペレ
ットと外部リード線との間に位置するように溶接する工
程とを具備したことを特徴とする固体電解コンデンサの
製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50135924A JPS5833692B2 (ja) | 1975-11-12 | 1975-11-12 | 固体電解コンデンサの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50135924A JPS5833692B2 (ja) | 1975-11-12 | 1975-11-12 | 固体電解コンデンサの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5259842A JPS5259842A (en) | 1977-05-17 |
| JPS5833692B2 true JPS5833692B2 (ja) | 1983-07-21 |
Family
ID=15163022
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP50135924A Expired JPS5833692B2 (ja) | 1975-11-12 | 1975-11-12 | 固体電解コンデンサの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5833692B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57160117A (en) * | 1981-03-27 | 1982-10-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Method of producing solid electrolyte condenser |
| JPS5865457U (ja) * | 1981-10-26 | 1983-05-04 | 富士通テン株式会社 | 負荷制御回路 |
| JPS5866411U (ja) * | 1981-10-28 | 1983-05-06 | 日立建機株式会社 | 減圧弁型パイロツトバルブ |
| JPS5878626U (ja) * | 1981-11-25 | 1983-05-27 | 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 | 固体電解コンデンサ |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4929449A (ja) * | 1972-07-19 | 1974-03-15 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5651312Y2 (ja) * | 1975-06-10 | 1981-12-01 |
-
1975
- 1975-11-12 JP JP50135924A patent/JPS5833692B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4929449A (ja) * | 1972-07-19 | 1974-03-15 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5259842A (en) | 1977-05-17 |
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